JP5345602B2 - インクリボンカートリッジ及び印刷装置 - Google Patents

インクリボンカートリッジ及び印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5345602B2
JP5345602B2 JP2010259102A JP2010259102A JP5345602B2 JP 5345602 B2 JP5345602 B2 JP 5345602B2 JP 2010259102 A JP2010259102 A JP 2010259102A JP 2010259102 A JP2010259102 A JP 2010259102A JP 5345602 B2 JP5345602 B2 JP 5345602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink ribbon
ribbon
roll
print head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010259102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012111041A5 (ja
JP2012111041A (ja
Inventor
慎也 斎藤
Original Assignee
株式会社沖データ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社沖データ filed Critical 株式会社沖データ
Priority to JP2010259102A priority Critical patent/JP5345602B2/ja
Priority to EP11189658.5A priority patent/EP2455226B1/en
Priority to CN201110367807.5A priority patent/CN102529461B/zh
Priority to US13/300,400 priority patent/US9056513B2/en
Publication of JP2012111041A publication Critical patent/JP2012111041A/ja
Publication of JP2012111041A5 publication Critical patent/JP2012111041A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5345602B2 publication Critical patent/JP5345602B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J32/00Ink-ribbon cartridges
    • B41J32/02Ink-ribbon cartridges for endless ribbons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J31/00Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons
    • B41J31/14Renovating or testing ink ribbons
    • B41J31/16Renovating or testing ink ribbons while fitted in the machine using the ink ribbons

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

本発明は、インクリボンカートリッジ及び印刷装置に関するものである。
従来、印刷装置に使用される据え置き型インクリボンカートリッジは、メビウス状に形成されたエンドレスのインクリボンを収容するインクリボンカートリッジケースと、インクリボンを保護するインクリボンカートリッジカバーとを備えている。
インクリボンカートリッジケースの両端部には、インクリボンを印刷ヘッドと印刷媒体との間にガイドする一対のガイド部が前方に突出している。
インクリボンカートリッジケースの入口付近には、インクリボンをインクリボンカートリッジケースに引き込むための引き込み機構部が配置されている。
インクリボンカートリッジケースの出口付近には、インクリボンを引き出すための付勢部材と、インクリボンの反転箇所を決めるメビウス部とが配置されている。
据え置き型インクリボンカートリッジに関する技術は、例えば、次の特許文献1に記載されている。
特開平7−132668号公報
しかしながら、従来の据え置き型インクリボンカートリッジにおいては、インク供給機構を設けた場合、インクの利用効率が悪いという課題があった。
本発明のインクリボンカートリッジは、幅方向に2分割された第1及び第2の領域を有するメビウス状に形成されたエンドレスのインクリボンと、前記インクリボンを引き込む入口と前記インクリボンを引き出す出口とを有し、前記インクリボンの一部を収容する収容部と、前記出口から引き出されて前記入口に引き込まれる間の前記インクリボンの一部で、印刷ヘッドにより打撃される印刷領域と、前記入口より引き込まれた前記インクリボンを反転するメビウス部と、前記印刷ヘッド側における前記第1の領域に対してインクを供給するインク供給部と、を備え、前記インク供給部は、前記印刷領域よりも前記インクリボンの走行方向の上流側であって、且つ、前記メビウス部に対して前記インクリボンの前記走行方向の下流に配置され、前記第1の領域は、前記印刷ヘッドが打撃する領域であることを特徴とする。
本発明の印刷装置は、前記インクリボンカートリッジと、前記印刷ヘッドの打撃により前記インクリボンに保持された前記インクを前記印刷媒体に転写する印刷機構と、を備えたことを特徴とする
本発明のインクリボンカートリッジによれば、インク供給部により、第1の領域にインクを供給するようにしたので、インクの効率的な利用が可能になるという効果がある。
本発明の印刷装置によれば、前記インクリボンカートリッジを使用するので、インクを無駄なく使用できる。このため、コスト削減効果が期待できる。
図1は本発明の実施例1における図2中のインクリボンカートリッジ20を示す拡大分解斜視図である。 図2は本発明の実施例1における印刷装置10の全体を示す概略の斜視図である。 図3は図1中のインク供給部30付近を示す拡大平面図である。 図4は図1中のインク供給部30付近を示す拡大斜視図である。 図5は図1のインクリボンカートリッジ20との比較例を示す拡大分解斜視図である。 図6は図5中のメビウス部27付近を示す拡大平面図である。 図7は図5中のメビウス部27付近を示す拡大斜視図である。 図8は図1中のインク転写ローラ33の構成を示す拡大斜視図である。 図9は図1中のインクロール31及びインクロールホイール32の構成を示す拡大斜視図である。 図10は図1中のインク供給部30付近の構成を示す拡大断面図である。 図11は図2中のキャリッジ11付近の構成を示す拡大断面図である。 図12は図1中のインクリボン21における印刷範囲を示す図である。 図13は本発明の実施例2における図2中のインクリボンカートリッジ20Aを示す拡大分解斜視図である。 図14は図13中のインク供給部30A付近を示す拡大平面図である。 図15は図13中のインク供給部30A付近を示す拡大斜視図である。 図16は図13中のインクロール31A、インクロールホイール32、及びインクロールストッパ35の構成を示す拡大斜視図である。 図17は図13中のインク供給部30A付近の構成を示す拡大断面図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図2は、本発明の実施例1における印刷装置10の全体を示す概略の斜視図である。
印刷装置10は、例えば、コンピュータの出力装置であるワイヤドットインパクトプリンタであって、上位装置から印刷データを受信して、印刷媒体(例えば、印刷用紙)Pの所定の位置に印刷ワイヤを衝突させて印刷するように構成されている。
図2において、キャリッジ11の背面になっているため図示されないが、後述する図11に示す印刷ヘッド17がキャリッジ11に支持され、プラテン12に対向して配置されている。印刷ヘッド17は、文字や記号の他、図形の印刷を行うように構成されている。印刷ヘッド17とプラテン12との間には、後述する図11に示す印刷用紙Pがセットされ、プラテン12の回転によってプルアップガイド13の方向に搬送するように構成されている。プルアップガイド13は、印刷用紙Pが連続複写紙であった場合、層間ずれを軽減させる機能を有している。
キャリッジ11は、印刷ヘッド17を印刷用紙Pに対して横方向、即ち、プラテン12の長手方向に所定のピッチで移動させて順次印刷用紙Pに印刷を行うように構成されている。印刷ヘッド17と印刷用紙Pの間にインクリボン21が挟まるように、キャリッジ11の上部から据え置き型のインクリボンカートリッジ20が嵌め込まれている。
アッパーカバー14は、図示しないメカユニットを収容して保護するものである。アクセスカバー15は、印刷動作中にキャリッジ11に利用者の手が接触しないように保護するための保護カバーである。リヤシートガイド16は、手差し印刷を行う際に単票を給紙する部分である。
図1は、本発明の実施例1における図2中のインクリボンカートリッジ20を示す拡大分解斜視図である。
インクリボンカートリッジ20は、メビウス状に形成されたエンドレスのインクリボン21の冗長部21aを折りたたんだ状態で収容する収容部(例えば、インクリボン収容部)28を有するインクリボンカートリッジケース(以下単に「ケース」という。)22と、インクリボン21を保護するインクリボンカートリッジカバー23とを備えている。
ケース22の両端部の枠の部分には、インクリボン21を印刷ヘッド17と印刷用紙Pとの間にガイドするガイド部22a,22bが前方に突出している。ケース22の本体とガイド部22a及びガイド部22bとに囲まれた空間は、キャリッジ11がプラテン12の長手方向に自由に移動できるようにするためのものである。
インクリボン収容部28の入口28a付近には、インクリボン21をインクリボン収容部28に引き込むための引き込み機構部が配置されている。引き込み機構部は、インクリボン21を駆動するドライブギヤ24と、ドライブギヤ24に従動回転するアイドルギヤ25とから構成されている。
インクリボン収容部28の出口28b付近には、インクリボン収容部28からインクリボン21を引き出すため付勢部材(例えば、テンションスプリング)26と、インクリボン21の反転箇所を決めるメビウス部27と、メビウス部27に対してインクリボン21の走行方向の下流に配置され、インクリボン21にインクKを供給するインク供給部30とが配置されている。
インク供給部30は、インクKを供給するためにインクKを染み込ませたフェルトから構成されるインク含浸体(例えば、インクロール)31と、インクロール31を回転させるための回転軸であるインクロールホイール32と、インクロール31によって供給されるインクKをインクリボン21の第1の領域(例えば、下半分)に転写させるインク転写ローラ33とから構成されている。
図3は、図1中のインク供給部30付近を示す拡大平面図であり、図4は、図1中のインク供給部30付近を示す拡大斜視図である。
インクリボン収容部28とインク供給部30との間には、メビウス部27が配置されている。メビウス部27は、テンションスプリング26のテンションでインクリボン収容部28から引き出されたインクリボン21を、反転するように構成されている。
メビウス部27の下流には、インク供給部30を構成するインクロール31と、インクロール31を回転させるための回転軸であるインクロールホイール32と、インクロール31によって供給されるインクKをインクリボン21の下半分に転写させるインク転写ローラ33とが配置されている。インクロール31の回転面付近には、走行するインクリボン21がインクロール31に直接接触しないようにするためのリブ34が設けられている。
インクロール31に接触してインク転写ローラ33が配置されている。インク転写ローラ33は、インクリボン21に接触しており、インクリボン21の走行によって従動回転するように構成されている。インクロール31は、インク転写ローラ33の回転に従動回転するように構成されている。インクリボン収容部28の出口28b付近には、テンションスプリング26が設けられており、ドライブギヤ24の牽引力によって、インクリボン21をインクリボン収容部28から引き出すテンションをインクリボン21に加えている。
インクリボン収容部28から引き出されたインクリボン21は、メビウス部27で反転されて矢印の走行方向Xに走行する。その後、インクリボン21は、インク転写ローラ33に接触してインクKが転写され、ガイド部22bにより印刷ヘッド17及び印刷用紙Pの間にガイドされる。
図5は、図1のインクリボンカートリッジ20との比較例を示す拡大分解斜視図である。
図5に示す比較例のインクリボンカートリッジ20Aは、本実施例1のインクリボンカートリッジ20Aとほぼ同様の構成をしている。相違点は、インク供給部30が設けられていない点である。
図6は、図5中のメビウス部27付近を示す拡大平面図であり、図7は、図5中のメビウス部27付近を示す拡大斜視図である。
インクリボン収容部28の出口28b付近には、図4のインク供給部30が設けられておらず、インクリボン収容部28から引き出されたインクリボン21が、メビウス部27で反転されて直ちに、ガイド部22bにより印刷ヘッド17及び印刷用紙Pの間にガイドされるように構成されている。
図8は、図1中のインク転写ローラ33の構成を示す拡大斜視図である。
インク転写ローラ33は、略円筒状の回転体であって、インクロール31に接触して回転し、インクロール31からインクKを供給され、インクリボン21にインクKを転写する転写部33aと、転写部33aの直径より所定の長さだけ小さい直径を有する非転写部33bとを備えている。転写部33aの表面には、インクKの転写を円滑に行うためのローレットが刻まれている。印刷装置10にケース22が装填されるときには、インク転写ローラ33は、転写部33aが鉛直方向下方A1になり、非転写部33bが鉛直方向上方A2になるようにケース22に配置されている。
図9は、図1中のインクロール31及びインクロールホイール32の構成を示す拡大斜視図である。
インクロール31は、インクKを含浸させた円筒形状のフェルトから構成されている。このフェルトの表面からインクKをインク転写ローラ33に供給するようになっている。インクホイール32は、インクロール31の円筒形状の中心軸で嵌合してインクロール31と同軸で回転するように構成されている。インクロール31は、フェルトで構成されているため、適量のインクKをインク転写ローラ33に供給できる。更に、インクロール31の回転による遠心力によりフェルトの内部に含浸されているインクKは、次第に外側に移動するのでインクKを無駄なく使いきることができる。
図10は、図1中のインク供給部30付近の構成を示す拡大断面図である。
インクリボン収容部28の出口28b付近には、インクロール31がインクホイール32に軸支されて回転自在に配設されている。インクロール31の下側半分には、インクKが含浸されており、下側半分のインク濃度が濃くなっている。インクロール31の下半分にインクKを含浸させる理由は、図11において後に説明するように、印刷ヘッド17は、インクリボン21の下側半分を打撃するように構成されているため、下半分にのみインクKを含浸させることにより、インクKの効率的な利用が可能となるからである。インクロール31は、インク転写ローラ33の転写部33aと接触しているが、非転写部33bとは微小の間隙で離れている。
インク転写ローラ33は、インクリボン21の走行により従動回転する。インクロール31は、そのインク転写ローラ33の回転により、従動回転するように構成されている。インク転写ローラ33の転写部33aは、インクリボン21の下部と接触してインクKをインクリボン21に転写するようになっている。転写ローラ33の非転写部33bとインクリボン21との間には間隙があり、接触しないようになっている。
図11は、図2中のキャリッジ11付近の構成を示す拡大断面図である。
印刷ヘッド17は、図2中のキャリッジ11に支持され、印刷用紙Pの横方向に所定のピッチで移動してインクリボン21をワイヤで打撃し、インクリボン21に保持されたインクKを印刷用紙Pに転写するように構成されている。図3、図4のインク供給部30の付近を示す図から明らかなように、転写ローラ33によりインクリボン21に転写されたインクKは、インクリボン21の内側、即ち、印刷ヘッド17側に転写されるように構成されている。図11に示すように、印刷用紙Pの左側にインクリボン21が配置されており、インクリボン21において、印刷用紙Pと反対側の下部にインクKが転写されている。このインクKが転写されたインクリボン21の下部を印刷ヘッド17のワイヤが打撃し、インクKを印刷用紙Pに転写するように構成されている。このように構成したことにより、印刷用紙PをインクKによって汚すことがなくなる。
図12は、図1中のインクリボン21における印刷範囲を示す図である。
インクリボン21は、印刷ヘッド17に対し、幅方向に2分割され、その下部の第1の領域(例えば、印刷領域)21aと、その上部の第2の領域(例えば、印刷領域)21bとを有している。図11に示すように、印刷ヘッド17は、インクリボン21の下部の印刷領域21aを打撃するように構成されている。インクリボン21はメビウス状に形成されているので、インクリボン21が1周すると、印刷領域21bの反対側が印刷ヘッド17側で、且つ印刷領域21aがあった位置(インクリボン21の下部)になる。図12において、印刷領域21aの上部と下部、及び印刷領域21bの上部には、印刷不使用領域21c,21d,21eが設けられている。
(実施例1の動作)
図1において、インクリボン21は、インクリボン収容部28の入口28a付近に配置されたドライブギヤ24及びアイドルギヤ25によって牽引されて、インクリボン21の走行方向Xに移動する。ドライブギヤ24及びアイドルギヤ25による牽引力は、インクリボン収容部28の出口28b付近に配置されたテンションスプリング26にも働き、このテンションスプリング26のテンションにより、インクリボン21がインクリボン収容部28から引き出される。
図3及び図12において、引き出されたインクリボン21は、メビウス部27で反転され、リブ34を介してインク転写ローラ33と接触し、インクリボン21の下部である印刷領域21aにインクKが転写される。インクKが転写されたインクリボン21は、ガイド部22bにより印刷ヘッド17及び印刷用紙Pの間にガイドされる。
図10において、インクホイール32に軸支されて回転自在に配設されたインクロール31には、インクKが含浸されており、下の部分のインク濃度が濃くなっている。インクロール31がインク転写ローラ33の回転により従動回転し、インク転写ローラ33の転写部33aにインクKを転写する。
インク転写ローラ33は、インクリボン21の走行に従動回転するように構成されている。インク転写ローラ33の転写部33aは、インクリボン21の下部と接触してインクKをインクリボン21に転写する。
(実施例1の効果)
本実施例1のインクリボンカートリッジ20によれば、次の(1)〜(4)のような効果がある。
(1) インク供給部30を備えているので、インクリボンカートリッジ20のインクリボン21の濃度寿命が長くなり、インク供給部30がないインクリボンカートリッジ20よりも長期間印字を続けることができる。
(2) インク供給部30をインクリボン収容部28の出口28bと印刷ヘッド17との間に配置したので、インクKがインクリボン21に供給されてから直ちに印刷ができ、鮮明な印刷が可能となる。
(3) インクホイール32の含浸するインクKがインクホイール32の下方に集まることを考慮し、インク転写ローラ33の転写部33aをインクリボン21の幅方向下部に設けたので、インクKを無駄なく使用することができる。
(4) インク供給部30をメビウス部27に対して、インクリボン21の走行方向Xの下流で、且つ印刷ヘッド17の上流に設けたので、インク供給部30は、インクリボン21において印刷ヘッド17側にインクKを供給できる。このため、インクKが供給された面が印刷用紙Pと反対側になるので、印刷用紙Pの汚れを防止できる。
本実施例1の印刷装置10によれば、前記インクリボンカートリッジ20を使用しているので、インクリボン21の濃度寿命が長くなると共に、インクKを無駄なく使用でき、コスト削減効果が期待できる。更に、インクKがインクリボン21に転写されて直ちに印刷が行われる共に、印刷用紙Pの汚れを防止できるので、印刷品位の向上が期待できる。
(実施例2の構成)
図13は、本発明の実施例2における図2中のインクリボンカートリッジ20Aを示す拡大分解斜視図である。
本実施例2におけるインクリボンカートリッジ20Aの構成は、実施例1を示す図1の構成とほぼ同様である。本実施例2におけるインクリボンカートリッジ20Aは、実施例1と同様のインクリボン21、ケース22、インクリボン収容部28、ガイド部22a、22b、インクリボンカートリッジカバー23、ドライブギヤ24、アイドルギヤ25、テンションスプリング26、及びメビウス部27と、実施例1とは異なるインク供給部30Aとを有している。
図14は、図13中のインク供給部30A付近を示す拡大平面図であり、図15は、図13中のインク供給部30A付近を示す拡大斜視図である。
本実施例2におけるインク供給部30Aは、実施例1と同様のインクロールホイール32と、実施例1のインクロール31と異なるインクロール31Aと、実施例1のインク転写ローラ33に代えて追加されたインクロールストッパ35とから構成されている。インクロールホイール32とインクロールストッパ35とは、インクロール31Aを保持する保持部材を構成している。
図16は、図13中のインクロール31A、インクロールホイール32、及びインクロールストッパ35の構成を示す拡大斜視図である。
インクロール31Aは、インクロールストッパ35と、インクロールホイール32とによって同軸に保持されている。インクロール31Aは、実施例1のインクロール31に対し、約半分の厚みを有している。インクロール31Aは、インクリボン21に接触して従動回転し、インクロール31Aの表面からインクKをインクリボン21に供給するように構成されている。
インクロールストッパ35の直径は、インクロール31Aの直径より所定の長さだけ小さい直径を有している。印刷装置10にケース22が装填されるときには、インクロール31Aが鉛直方向下方B1になり、インクロールストッパ35が鉛直方向上方B2になるようにケース22に配置されている。
図17は、図13中のインク供給部30A付近の構成を示す拡大断面図である。
本実施例2におけるインク供給部30Aは、実施例1を示す図10の構成とほぼ同様である。本実施例2におけるインク供給部30Aは、実施例1と同様のインクロールホイール32と、実施例1のインクロール31とは異なるインクロール31Aと、実施例1のインク転写ローラ33に代えて追加されたインクロールストッパ35とから構成されている。
図13に示すインクリボン収容部28の出口28b付近には、インクロール31Aがインクホイール32に軸支されて回転自在に配設されている。インクロール31Aの上方には、インクロールストッパ35がインクロール31Aと同軸で設けられて、インクロール31Aを保持している。インクロール31Aには、インクKが含浸されている。インクロール31Aは、インクリボン21のほぼ下半分と接触してインクKをインクリボン21に転写するように構成されているが、インクロールストッパ35は、インクリボン21との間に微小の間隙を有して離間している。
インクロール31Aは、インクリボン21の走行により従動回転するように構成されている。
(実施例2の動作)
図13において、インクリボン21は、インクリボン収容部28の入口28a付近に配置されたドライブギヤ24及びアイドルギヤ25によって牽引され、インクリボン21の走行方向Xに移動する。ドライブギヤ24及びアイドルギヤ25による牽引力は、インクリボン収容部28の出口28b付近に配置されたテンションスプリング26にも働き、このテンションスプリング26のテンションにより、インクリボン21がインクリボン収容部28から引き出される。
図12及び図14において、引き出されたインクリボン21は、メビウス部27で反転されてリブ34を介してインクロール31Aと接触し、インクリボン21の下部の印刷領域21aにインクKが転写される。その後、インクKが転写されたインクリボン21は、ガイド部22bにより印刷ヘッド17及び印刷用紙Pの間にガイドされる。
図17において、インクホイール32に軸支されて回転自在に配設されたインクロール31Aには、インクKが含浸されており、インクロール31Aの上部には、インクロールストッパ35がインクロール31Aと同軸でインクホイール32に軸支されている。インクロールストッパ35の直径よりもインクロール31Aの直径が大きく構成されているので、インクロール31Aは、インクリボン21の下部に接触してインクKを転写する。インクロール31Aは、インクリボン21の走行により従動回転する。
(実施例2の効果)
本実施例2のインクリボンカートリッジ20によれば、実施例1の効果に加え、インク転写ローラ33を削除したので、インク転写ローラ33の摩耗、又は回転不具合によるインクKの転写時の不具合をなくすことができる。
本実施例2の印刷装置10によれば、インクリボンカートリッジ20からインク転写ローラ33を削除したので、インクKの転写時の不具合を防止でき、安定した印刷が期待できる。
(変形例)
本発明は、上記実施例1、2に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
(a) 実施例1、2では、印刷装置10として、コンピュータの出力装置であるワイヤドットインパクトプリンタを例に説明したが、印刷装置10は、現金預け払い機等の自動取引装置や、キャッシレジスタ等に内蔵され、レシート等を作成する印刷装置10であってもよい。
(b) 印刷装置10は、ワイヤドットインパクトプリンタでなくてもよい。例えば、印字ヘッドに活字を埋め込んだ活字プリンタであってもよい。
(c) 実施例1、2において、インク供給部30を着脱可能に装着することにより、インク供給機能ありのインクカートリッジ20と、インク供給機能なしのインクカートリッジ20とを選択的に使用することができる。
(d) 実施例1、2では、メビウス部27をインクリボン収容部28の出口28b付近に配置したが、入口28a付近に配置してもよい。
10 印刷装置
11 キャリッジ
12 プラテン
17 印刷ヘッド
20 インクリボンカートリッジ
21 インクリボン
22 インクリボンカートリッジケース
26 テンションスプリング
27 メビウス部
28 インクリボン収容部
28a 入口
28b 出口
30,30A インク供給部
31,31A インクロール
32 インクロールホイール
33 インク転写ローラ
33a 転写部
33b 非転写部
35 インクロールストッパ
K インク
P 印刷用紙

Claims (5)

  1. 幅方向に2分割された第1及び第2の領域を有するメビウス状に形成されたエンドレスのインクリボンと、
    前記インクリボンを引き込む入口と前記インクリボンを引き出す出口とを有し、前記インクリボンの一部を収容する収容部と、
    前記出口から引き出されて前記入口に引き込まれる間の前記インクリボンの一部で、印刷ヘッドにより打撃される印刷領域と、
    前記入口より引き込まれた前記インクリボンを反転するメビウス部と、
    前記印刷ヘッド側における前記第1の領域に対してインクを供給するインク供給部と、
    を備え、
    前記インク供給部は、前記印刷領域よりも前記インクリボンの走行方向の上流側であって、且つ、前記メビウス部に対して前記インクリボンの前記走行方向の下流に配置され、
    前記第1の領域は、前記印刷ヘッドが打撃する領域であることを特徴とするインクリボンカートリッジ。
  2. 前記インク供給部は、
    前記インクを供給する円筒状のインク含浸体と、
    前記インク含浸体に接触し、前記インク含浸体から前記インクの供給を受けて前記第1の領域に前記インクを転写するインク転写ローラと、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のインクリボンカートリッジ。
  3. 前記インク含浸体は、
    回転して表面から前記インクを前記インク転写ローラの下半分に供給することを特徴とする請求項2記載のインクリボンカートリッジ。
  4. 前記インク供給部は、
    前記インクリボンに接触して前記インクを前記インクリボンの前記第1の領域に供給する円筒状のインク含浸体と、
    前記インク含浸体を回転自在に保持する保持部材と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のインクリボンカートリッジ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクリボンカートリッジと、
    前記印刷ヘッドの打撃により、前記インクリボンに保持された前記インクを前記印刷媒体に転写する印刷機構と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
JP2010259102A 2010-11-19 2010-11-19 インクリボンカートリッジ及び印刷装置 Active JP5345602B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010259102A JP5345602B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 インクリボンカートリッジ及び印刷装置
EP11189658.5A EP2455226B1 (en) 2010-11-19 2011-11-18 Ink ribbon cartridge and printer
CN201110367807.5A CN102529461B (zh) 2010-11-19 2011-11-18 墨带盒及打印机
US13/300,400 US9056513B2 (en) 2010-11-19 2011-11-18 Ink ribbon cartridge and printer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010259102A JP5345602B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 インクリボンカートリッジ及び印刷装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2012111041A JP2012111041A (ja) 2012-06-14
JP2012111041A5 JP2012111041A5 (ja) 2012-10-11
JP5345602B2 true JP5345602B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=45217233

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010259102A Active JP5345602B2 (ja) 2010-11-19 2010-11-19 インクリボンカートリッジ及び印刷装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9056513B2 (ja)
EP (1) EP2455226B1 (ja)
JP (1) JP5345602B2 (ja)
CN (1) CN102529461B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6331774B2 (ja) * 2014-06-30 2018-05-30 ブラザー工業株式会社 セルフラミネート用テープカセットとテープ印刷装置、及びテープ印刷装置
CN112793296A (zh) * 2020-12-30 2021-05-14 海南金橡晨星塑料有限公司 一种塑料制品表面图案印刷机

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3977512A (en) * 1975-06-30 1976-08-31 The Singer Company Ribbon cassette and ribbon advance
DE2717076C3 (de) 1977-04-18 1981-11-12 Nixdorf Computer Ag, 4790 Paderborn Farbbandeinrichtung für Druckwerke
IT1115517B (it) * 1977-04-21 1986-02-03 Honeywell Inf Systems Cartuccia a nastro inchiostrato senza fine
JPS54122911U (ja) * 1978-02-16 1979-08-28
US4213013A (en) 1978-02-17 1980-07-15 Bunker Ramo Corporation Telephone network/subscriber interface device
US4279522A (en) 1978-12-07 1981-07-21 Data Packaging Corporation High speed printer cartridge
US4247209A (en) 1979-04-19 1981-01-27 Teletype Corporation Printer ribbon cartridge having lap spliced ribbon and reinking means
JPS59102363A (ja) 1982-12-01 1984-06-13 Toyo Suisan Kk 麺の製造方法
JPS59102363U (ja) * 1982-12-27 1984-07-10 富士通株式会社 リボンカセツト
JPH0222858A (ja) 1988-07-11 1990-01-25 Nec Corp 半導体装置
JPH0222858U (ja) * 1988-07-27 1990-02-15
DE4025758A1 (de) * 1990-08-14 1992-02-20 Buettner Ag Franz Farbband und verfahren zu dessen herstellung
JPH04107068U (ja) * 1991-02-26 1992-09-16 日本電気株式会社 インクリボンカセツト
JPH0516505A (ja) * 1991-07-09 1993-01-26 Tokyo Electric Co Ltd インクリボン装置
US5230575A (en) * 1992-05-20 1993-07-27 Mannesmann Tally Corporation Segmented ink reservoir
JPH0723557U (ja) * 1993-10-12 1995-05-02 三菱鉛筆株式会社 インクリボンサブカートリッジ
JPH07132668A (ja) * 1993-11-10 1995-05-23 Oki Electric Ind Co Ltd インクリボンカセット
US5511888A (en) * 1994-09-20 1996-04-30 Mannesmann Tally Corporation Apparatus for re-inking the ribbon of a printer ribbon cartridge
JPH08156377A (ja) * 1994-12-05 1996-06-18 General Kk インクリボンカートリッジ
US5746522A (en) * 1996-12-11 1998-05-05 Ncr Corporation Liquid tank re-inker using ball transfer mechanism
US5902057A (en) * 1997-09-09 1999-05-11 Genicom Corporation Print ribbon cartridge with re-inker assembly
US6017158A (en) * 1998-09-08 2000-01-25 Tally Printer Corporation Apparatus for reinking the ribbon of a printer ribbon cartridge
JP4491573B2 (ja) * 2000-07-19 2010-06-30 フジコピアン株式会社 インクリボンカセット
US20020064409A1 (en) * 2000-10-17 2002-05-30 Gtech Rhode Island Corporation Printer ribbon cartridge with reinking roller

Also Published As

Publication number Publication date
EP2455226A2 (en) 2012-05-23
CN102529461A (zh) 2012-07-04
CN102529461B (zh) 2016-10-05
US9056513B2 (en) 2015-06-16
EP2455226B1 (en) 2018-10-31
EP2455226A3 (en) 2013-01-23
US20120128398A1 (en) 2012-05-24
JP2012111041A (ja) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4153184B2 (ja) プリンタ
JP5988973B2 (ja) 印刷装置
EP2535198B1 (en) Platen gap adjustment mechanism and printer
US7173643B2 (en) Printing apparatus
JP5345602B2 (ja) インクリボンカートリッジ及び印刷装置
JP5228809B2 (ja) インクリボンカートリッジ
JP2003251904A (ja) 記録装置のリボンカートリッジ、及び記録装置
US6412995B2 (en) Printing apparatus and platen with a plurality of impact surfaces
JP6116377B2 (ja) プリンタ
KR20090084717A (ko) 프린터
JPS6359877B2 (ja)
JP3804435B2 (ja) 記録装置
JP3738648B2 (ja) 記録装置
JP5329179B2 (ja) インクリボンカートリッジ
JPS58151282A (ja) 印字ヘツドの揺動機構
JP5959411B2 (ja) プリンタ
JP3775492B2 (ja) 給紙装置及び該給紙装置を備えた記録装置
JP3885870B2 (ja) 給紙装置及び該給紙装置を備えた記録装置
JP3829922B2 (ja) 給紙装置及び該給紙装置を備えた記録装置
JP3874079B2 (ja) 給紙装置及び該給紙装置を備えた記録装置
JP2004074739A (ja) 記録装置のリボンカセット、及び記録装置
JP2009061658A (ja) 印字媒体押圧部材、印字媒体押圧機構および印字媒体押圧機構付きリボンカセット
JP3767686B2 (ja) 給紙装置及び該給紙装置を備えた記録装置
JP2000313126A (ja) レジ用インクジェットプリンタ
JP2004345201A (ja) インクリボンカセット及び画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120829

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5345602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350