JP5329179B2 - インクリボンカートリッジ - Google Patents

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本発明は、リボンに対してインクを適量を定量的に供給することができ、よって長寿命化を図ることが可能で、しかも9ピン構成及び24ピン構成のプリンタで共用することが可能なインクリボンカートリッジに関する。
いわゆるドットインパクトプリンタに用いられるインクリボンカートリッジは、少なくともインクを含浸させる長尺帯状の無端状のリボンと、このリボンにインクを供給するインク供給部を備えている。このインク供給部は、様々な構成が採用されているが、概ねインクを含浸させた含浸体に接触した転写ローラをリボンに接触させるようにしている。
こうしたインクリボンカートリッジは、例えば下記の特許文献1〜4が知られている。
特開昭57−128584号公報 特開平5−16506号公報 実開平2−104263号公報 実開平2−104265号公報
特許文献1は、含浸体とリボンとの間に転写ローラを介在させ、この転写ローラの含浸体に対する圧接力を変化させることで、リボンへのインク供給量を変更可能にしている。
特許文献2は、含浸体とリボンとの間の転写ローラを2個備え、これら転写ローラによりリボンに十分にインクを供給するようにしている。
特許文献3は、リボンを、複数備えた含浸体のうち少なくとも1つと、該リボンを一対の転写ローラ間を通過させ、転写ローラに対するこれら複数の含浸体の当接状態を変更することで、インクの供給を長寿命化するようにしている。
特許文献4は、複数の含浸体のうちの1の含浸体を固定的に一対の転写ローラのうちの1つに当接させ、他の含浸体はいずれかの転写ローラに対して独立的に当接と離間が可能な構成として、インクの供給を長寿命化するようにしている。
ところで、インクリボンカートリッジは、上記のとおり、リボンにインクを含浸させ、プリンタにおける印刷箇所を経由して循環させて使用する。インクリボンカートリッジ内において、インクはリボンに対して、少量に供給されても、多量に供給されても、下記のとおり良好な印刷が得られない。
インクが少量に供給される場合は、印刷がかすれたり、全体的に薄く印刷されることとなる。一方、インクが多量に供給される場合は、用紙にインクが滲んで不鮮明となったり、用紙が汚れたりする。
また、含浸体におけるインクの消費は、新しいインクリボンカートリッジの使用開始時に一時的な多量供給が行われた後に急激に少量供給となってしまうと、該インクリボンカートリッジ(含浸体)の消費寿命としては短くなるので望ましくはない。
一方、新しいインクリボンカートリッジの使用開始時から消費寿命まで少量供給が行われると、消費寿命を長くすることができるが、ユーザーが寿命をさほど意識しなくなるので、プリンタの印打によりリボンの生地が損傷すると共に、それに伴ってプリンタの印刷箇所が損傷する可能性があり、望ましくはない。
以上のことから、インクはリボンに対して少量でも多量でもない適量が供給されることが望ましく、また、含浸体におけるインクの消費は前記適量が定量的に供給されて消費寿命が近付いた段階で急激に少量供給となることが望ましいと言える。
また、一般的に、印刷される文字として例えば漢字等、構成が複雑な文字が用いられる地域においては、プリンタの印刷部位に24ピン構成が採用される。これは、例えば漢字の(画数の多い)複雑な文字を印刷するためである。よって、上記の他の例えばアルファベット等、構成が比較的簡単な文字が用いられる地域においては、プリンタの印刷部位に9ピン構成が採用される。
もっとも、9ピン構成が採用される地域におけるプリンタであっても、精密度印刷と簡略印刷とを使い分けるプリンタにおいては24ピンを備えている場合もあるが、おおむね、一般的には上記のような実情があり、そうしたプリンタにおける構成の相違は、インクリボンカートリッジにおけるリボンの生地に影響がおよぶ。
すなわち、24ピン構成のプリンタに用いられるインクリボンカートリッジは、リボン生地の損耗とインクの消費が激しいので、ピンの印打に対する耐久性があり、かつインクを多く含浸できる高密生地が採用される。9ピン構成のプリンタに用いられるインクリボンカートリッジは、リボン生地の損耗とインクの消費は上記24ピンの場合と較べてさほど激しくないので、高密生地ではなく通常の生地が採用される。
プリンタメーカーは24ピンか9ピンかといったプリンタ自体の構成について地域ごとのニーズに応える必要があるが、それに用いられるインクリボンカートリッジは、共用させることができるならば不要部材の削減などの観点から望ましいとされている。
24ピン構成のプリンタに用いられるインクリボンカートリッジを9ピン構成のプリンタに用いると、例えば1文字(アルファベット)の印刷にさほどインクを要しないプリンタ構成であるにも拘わらず、多量のインクが含浸されたリボンが用いられることで、プリンタに対するインクの多量供給が生じて印刷に滲む可能性がある。
一方、9ピン構成のプリンタに用いられるインクリボンカートリッジを24ピン構成のプリンタに用いると、例えば1文字(漢字)の印刷に多くのインクを要するプリンタ構成であるにも拘わらず、少ないインクが含浸されたリボンが用いられることで、プリンタに対するインクの少量供給が生じて印刷がかすれる可能性がある。
以上のことから、インクリボンカートリッジにおいては、9ピン構成、24ピン構成のいずれの構成のプリンタにおいても適切な印刷が可能であり、かつ共用できることが望まれていると共に、いずれの構成のプリンタで採用された場合においてもインクはリボンに対して適量が供給され、また、含浸体におけるインクの消費は定量的に供給されて消費寿命が近付いた段階で急激に少量供給となることが望まれている。
ところが、特許文献1〜4は、上記した望ましい状況とすることができなかった。特許文献1は、リボンを介した転写ローラと含浸体との圧接力を調節することができるものの、インクを供給する箇所が1箇所で固定されていたので、9ピン構成のプリンタに用いるインクリボンカートリッジのリボンに多量供給となる可能性があると共に寿命が短くなる可能性もある。
特許文献2は、インクを2箇所で供給する構成が開示されているものの、1箇所か2箇所かで切り替える構成ではないので、9ピン構成のプリンタに用いるインクリボンカートリッジのリボンに対しては多量供給となる可能性があると共に寿命が短くなる可能性もある。
特許文献3,4は、含浸体を複数有する点で特許文献1,2に較べて寿命は長くできるものの、特許文献1のようにインクを供給する箇所が1箇所であったため、9ピン構成のプリンタに用いるインクリボンカートリッジのリボンに多量供給となる可能性があると共に、含浸体を複数収納する必要があるので、筐体の大型化とコストアップとなる。
本発明が解決しようとする問題点は、特許文献1〜4では、9ピン構成のプリンタに用いるインクリボンカートリッジのリボンに採用すると多量供給となると共に寿命が短くなる可能性がある点、よって9ピン構成及び24ピン構成のプリンタで共用することが困難である点、及び特許文献3,4では、含浸体を複数有することで筐体の大型化とコストアップとなる点である。
本発明のインクリボンカートリッジは、含浸体を平面視円形とし、この含浸体の周囲に複数の転写ローラを設け、さらに、前記含浸体に対する接触と退避とを転写ローラの軸に形成された係合孔と筐体に設けられた係合孔とに挿入される二股の係合ピンによって切り替える切替部と、前記係合ピンを外すことでリボンのテンションにより転写ローラを含浸体側へ移動させるべく、転写ローラの含浸体と接触しない外側を通過するように立設したガイドピンとを設けたものである。
本発明に係るインクリボンカートリッジは、例えば1個の含浸体に対して接触する転写ローラの数を切替部により変更することで、リボンに対するインクの供給量の適切化と長寿命化、さらに、9ピン構成及び24ピン構成のプリンタにおける共用化を図ることができる。
すなわち、リボンの生地は、予め24ピン構成に用いる高密生地を採用しておき、そして、9ピン構成のプリンタにおいては初期使用時に例えば1個の転写ローラを含浸体に接触するように、24ピン構成のプリンタにおいては初期使用時に例えば少なくとも2個の転写ローラを含浸体に接触するように、切替部を操作する。
このようにしておくことで、9ピン構成、24ピン構成、いずれのプリンタにおいても適量のインクが供給されることとなる。そして、使用が進み、しだいに初期設定の転写ローラでのインク供給が不足してきた場合には、9ピン構成、24ピン構成、いずれにおいても少なくとも1個の転写ローラをさらに含浸体に接触するように切替部を操作する。
これにより、それまで不足がちであったインク供給状態に対して、別の箇所からのインクの供給により再度適量化される。このとき、同じ含浸体からの供給であるので、別の含浸体から新たに供給するときのように、一時に多量の供給が行われることがない。
含浸体からのインクの供給の特性は、本願の構成においても同様であるが、十分にインクを含浸した状態である使用開始時には、転写ローラに一時に多量にインクを供給する。ここで、例えば特許文献3,4のように複数の含浸体を切り替える構成では、どうしても新たな含浸体の切替時に使用開始時の多量供給が発生して、印刷結果が部分的に薄い(かすれた)部分と濃い(滲んだ)部分とが生じてしまう。
特許文献3,4のような構成に対して、本発明に係るインクリボンカートリッジであれば、含浸体を複数設けているのではなく、例えば1個の含浸体に対して転写ローラによってリボンにインクを供給する箇所を増やすようにしたので、含浸体からのインク供給量は使用中期に至る段階でもはや安定し、「含浸体」から多量供給が発生することはない。
このことから、本発明のインクリボンカートリッジは、安定したインクの供給量となった含浸体に、転写ローラをそれまでに対して増加して接触させるので、各々の転写ローラへのインクの供給量は安定した状態であり、よって、転写ローラからリボンへのインクの供給は、不足する分だけの適量が安定的に供給されることとなる。
また、本発明のインクリボンカートリッジは、多量供給が発生しないから、長寿命化が可能で、さらに、長寿命化が可能であるから含浸体は1個でよいと共に、筐体が小型化(それ以上の大型化は少なくとも抑制)され、また、筐体を大型化する分のコストアップを抑制することもできる。
本発明は、図1〜図6に示す形態により実施可能である。図1は本発明のインクリボンカートリッジの概略構成を示す。図2及び図3、図4及び図5は、転写ローラ切替状況を、各々示す。図6は、インクの供給量と印刷量の関係を示す図である。
本発明のインクリボンカートリッジ1は、筐体Cに、インクを含浸させる長尺帯状の無端状で高密生地のリボンRと、インクを含浸させた含浸体2と、この含浸体2に接触してリボンにインクを転写する転写ローラ3と、を有した構成を前提とし、以下、詳細を説明する。
図1において、筐体Cは、図示する紙面下方が不図示のプリンタに装着された際にプリンタのヘッドが位置する側であり、図示する紙面左側からリボンRが引き出され、紙面右側からリボンRが該筐体C内に送り戻される。筐体Cは、その内部がリボンRの送り戻し側から順に、ギヤ室S1、収納室S2、供給室S3、送出室S4(引き出し側)の各室に区画されている。
ギヤ室S1には、対をなすギヤG,Gが設けられており、リボンRはギヤG,G間を通過する経路とされている。すなわちギヤG,Gを回転させることで、該ギヤG,Gの噛合した歯によりリボンRが送られる。
収納室S2は、送り戻されたリボンRが特に規制されずにそのまま折り曲げられて収納する。供給室S3は、後に詳述する。送出室S4は、収納室S2から供給室S4を経て引き出されたリボンRを段階的に表裏を反転させるひねり凸部M1,M2,M3が設けられている。
ひねり凸部M1は、リボンRが当接することで該リボンRの幅方向一端側から他端側を45°傾斜させる。ひねり凸部M2は、リボンRが当接することで該リボンRの幅方向一端側から他端側をさらに45°傾斜させる。このときリボンRは送出室S4に入った当初の状態から90°傾斜した状態となる。
ひねり凸部M3は、リボンRが当接することで該リボンRの幅方向一端側から他端側をさらに45°傾斜させる。リボンRは、ひねり凸部M3を通過した時点で、リボンRは送出室S4に入った当初の状態から135°傾斜して、最終的に送出室S4から筐体C外へ引き出される際にさらに45°傾斜し、リボンRの幅方向が180°反転(つまり表裏が反転)した状態となる。
供給室S3は、平面視円形とされ、全体としては高さの小さい円柱状の、インクを含浸させた含浸体2を備えている。この含浸体2は、筐体Cに設けられた軸2aにより回転可能に枢支されている。含浸体2の周囲には、複数の、本例では例えば2個の転写ローラ3a,3b(総称する場合は転写ローラ3という)が設けられている。
転写ローラ3は、その軸3Aが、筐体C全体の表裏面に形成された長孔CAと、該筐体の表裏面の各々の内外面に形成されたレールCBとにより、回転可能に枢支されていると共に含浸体2に対して接触と離間が可能とされている。
軸3Aには、軸両端部のうちの一方端部に係合孔3Bが形成されている。また、係合孔3Bが設けられたと同じ側における筐体Cの片面にも係合孔CCが設けられている。軸3Aの係合孔3Bと、筐体Cの係合孔CCと、には、必要に応じて二股の係合ピンPが挿入される。すなわち、係合ピンP、係合孔3B、係合孔CC、により本発明における切替部4が構成される。
切替部4は、含浸体2に対して転写ローラ3を接触と離間とを切り替える。つまり、含浸体2に対して転写ローラ3を離間させるときには、転写ローラ3を長孔CAとレールCBに沿って該含浸体2の径方向外側へ移動させて、係合孔3Bと係合孔CCに対して係合ピンPを挿入する。
一方、含浸体2に対して転写ローラ3を接触させるときには、係合孔3Bと係合孔CCから係合ピンPを外すと、リボンRのテンションにより転写ローラ3が長孔CAとレールCBに沿って該含浸体2の径方向内側に移動する。
なお、本例では、転写ローラ3aを常時含浸体2に当接させるようにしている。一方、転写ローラ3bは、切替部4により含浸体2に対して接触と退避とが切り替えられるようにしている。
リボンRは、筐体Cの内面所定箇所に立設されたガイドピンCaによりテンションを付加されて、転写ローラ3の含浸体2と接触しない外側を通過するようにしている。したがって、特に本例の構成とした場合は、切替部4の係合ピンPを外すだけで、リボンRのテンションにより転写ローラ3は含浸体2側へと移動するから、転写ローラ3を含浸体2に対して接触と離間をさせるための部材を削減することができる。
上記構成のインクリボンカートリッジ1は、次のように使用して好適である。使用当初は、転写ローラ3aが含浸体2に接触しており、転写ローラ3bは切替部4により含浸体2から離間している。よって、転写ローラ3bからはリボンRにインクが供給されない。
使用開始すると、リボンRの引き出しにより転写ローラ3aが回転すると共に、該転写ローラ3aの回転に伴って含浸体2も回転する。含浸体2が回転することで、含浸体2の全域から定量的にインクを転写ローラ3に対して供給することができる。
含浸体2の残存インクが減って、転写ローラ3aによるインクの供給が不足がちになった場合は、切替部4により転写ローラ3bを含浸体2に接触させる。このとき、含浸体2の残存インクは上記のとおりすでに減っているから多量供給となる可能性はなく、かつリボンRに対しては転写箇所が転写ローラ3aと転写ローラ3bとによる2箇所となるから、少量供給が解消される。
また、含浸体2が回転して全体として均一的にインクが供給されているから、転写ローラ3bにより転写箇所が増加した場合においても、一時的な多量供給となる可能性もない。つまり、含浸体2は、当然に転写ローラ3と接触する箇所の周辺からインクが供給されるから、転写ローラ3との接触箇所から遠い箇所ほど、近い箇所より時間的に遅れて供給されることになる。つまり残存することになる。
含浸体2が回転しない構成であると、転写ローラ3aの常時接触する箇所周辺にはインクが残存していなくても、転写ローラ3bの接触予定箇所には残存している可能性がある。そして、使用途中から転写ローラ3bが含浸体2に接触した際に、未だ含浸状態のインクが一時的に転写ローラ3bに多量に供給される可能性がある。
よって、含浸体2が平面視円形とされたインクリボンカートリッジ1は、図4に示すように、転写ローラ3bを接触させてリボンRに対するインク供給箇所が2箇所に増えても若干の変動はあるとしても、急激に(印刷結果に悪影響をおよぼすような)多量供給となることはなく、使用末期に至るまで、定量的に供給することができる。
そして、使用末期になると、含浸体2から全体として均一的に供給してきたインクが真に残存しなくなるため、急激に印刷がかすれたり薄くなってユーザーが寿命を明確に把握することができる。このことから、ユーザーがいたずらにインクリボンカートリッジ1を使用し続けてリボンRの損耗を抑制することができるという副次的効果も得られる。
上記で説明した例は、切替部4を手動で切り替える例を示したが、例えば何らかの制御と機構により切替部4を作動させ、例えば使用開始当初から所定時間経過までと、所定時間経過後と、で含浸体2に接触させる転写ローラ3の数を増加させるように構成してもよく、このようにすることで容易かつユーザーが何ら配慮することなく適切にインクを消費することができる。
なお、本発明のインクリボンカートリッジ1は、本例ではインクの供給に関した使用例を示したが、印刷結果に関した使用例としては、例えばインク節約のためにドラフト印刷時などには転写ローラ3aだけ使用して、高品質印刷時などには(転写ローラ3aと)転写ローラ3bを含浸体2に接触させる切替を行うようにしてもよい。この場合においても含浸体2が回転する構成であるから、高品質印刷時に多量供給となることはない。
本発明のインクリボンカートリッジの概略構成を示す図である。 本発明のインクリボンカートリッジの供給室周辺の筐体の上面を開放した状態の、複数のうち一部の転写ローラを含浸体から離間させた状態を示す平面図である。 本発明のインクリボンカートリッジの供給室周辺の筐体の上面を透過した状態の、複数のうち一部の転写ローラを含浸体から離間させた状態を示す平面図である。 本発明のインクリボンカートリッジの供給室周辺の筐体の上面を開放した状態の、複数のうち全ての転写ローラを含浸体に接触させた状態を示す斜視図である。 本発明のインクリボンカートリッジの供給室周辺の筐体の上面を透過した状態の、複数のうち全ての転写ローラを含浸体に接触させた状態を示す斜視図である。 本発明のインクリボンカートリッジのインク供給状況を説明するための図である。
符号の説明
1 インクリボンカートリッジ
2 含浸体
2a 軸
3(3a,3b) 転写ローラ
3A 軸
3B 係合孔
4 切替部
C 筐体
CA 長孔
CB レール
CC 係合孔
P 係合ピン
R リボン

Claims (2)

  1. インクを含浸させる長尺帯状の無端状のリボンと、このリボンにインクを供給するためにインクを含浸させた含浸体と、この含浸体に接触して該リボンにインクを転写する転写ローラと、を有したインクリボンカートリッジにおいて、含浸体を平面視円形とし、この含浸体の周囲に複数の転写ローラを設け、さらに、前記含浸体に対する接触と退避とを転写ローラの軸に形成された係合孔と筐体に設けられた係合孔とに挿入される二股の係合ピンによって切り替える切替部と、前記係合ピンを外すことでリボンのテンションにより転写ローラを含浸体側へ移動させるべく、転写ローラの含浸体と接触しない外側を通過するように立設したガイドピンとを設けたことを特徴とするインクリボンカートリッジ。
  2. 切替部は、使用開始当初から所定時間経過までと、所定時間経過後と、で含浸体に接触させる転写ローラの数を増加させるよう切り替えることを特徴とする請求項1記載のインクリボンカートリッジ。
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