JP5345259B1 - 車両の車速検出装置および自転車 - Google Patents

車両の車速検出装置および自転車 Download PDF

Info

Publication number
JP5345259B1
JP5345259B1 JP2013509068A JP2013509068A JP5345259B1 JP 5345259 B1 JP5345259 B1 JP 5345259B1 JP 2013509068 A JP2013509068 A JP 2013509068A JP 2013509068 A JP2013509068 A JP 2013509068A JP 5345259 B1 JP5345259 B1 JP 5345259B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
vehicle speed
opening
axle
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013509068A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014061059A1 (ja
Inventor
将吾 桑原
哲郎 赤松
祐司 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5345259B1 publication Critical patent/JP5345259B1/ja
Publication of JPWO2014061059A1 publication Critical patent/JPWO2014061059A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/487Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J45/00Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
    • B62J45/40Sensor arrangements; Mounting thereof
    • B62J45/41Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by the type of sensor
    • B62J45/412Speed sensors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J45/00Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
    • B62J45/40Sensor arrangements; Mounting thereof
    • B62J45/42Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by mounting
    • B62J45/423Sensor arrangements; Mounting thereof characterised by mounting on or besides the wheel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62MRIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/45Control or actuating devices therefor
    • B62M6/50Control or actuating devices therefor characterised by detectors or sensors, or arrangement thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)

Abstract

中心部にハブ17を有する車輪と共に回転自在で且つ磁気発生体30を備えた保持部材31と、磁気発生体30の磁気を検出する検出体32とを有し、検出体32が車体2側に固定される車両の車速検出装置であって、保持部材31は取付手段34によってハブ17の鍔23に取り付けられている。

Description

本発明は、例えば自転車等の車速を検出する車速検出装置、および、車速検出装置を備えた自転車に関する。
従来、自転車等の車速を検出する車速検出装置としては、前車輪と共に回転する複数の磁石の磁気を検出し、これに基づいて走行速度を求める方式のものがある。これら複数の磁石は保持部材に設けられている。保持部材は、前車輪の車軸の軸心方向において、前車輪のスポークの外側に取り付けられている。また、磁石の磁気を検出する磁気検出装置が前ホークに固定されている。
保持部材は固定ブラケットとボルトとによりスポークに取り付けられている。固定ブラケットは、車軸の軸心方向においてスポークの内側に配置され、ボルトによって保持部材に連結されている。これにより、複数本のスポークが保持部材と固定ブラケットとの間に挟持され、保持部材が複数本のスポークに固定される。
尚、上記のように複数本のスポークを保持部材と固定ブラケットとの間に挟持する取付構造を有する車速検出装置については、例えば下記特許文献1に記載されている。
また、別の取付構造として、以下のようなものがある。
複数の磁石が保持部材に設けられ、保持部材は、前車輪の車軸の軸心方向において、前車輪のスポークの外側に取り付けられている。保持部材は、円環状のハブ嵌合部品と、ハブ嵌合部品の径方向外側に設けられた円環状の磁石エンコーダーとに2分割されている。磁石エンコーダーは帯状の結束タイによってスポークに締結されており、ハブ嵌合部品は磁石エンコーダーとスポークおよびハブフランジ部とによって挟持されている。
尚、上記のように結束タイによって磁石エンコーダーをスポークに締結する取付構造を有する車速検出装置については、例えば下記特許文献2に記載されている。
特開2010−179877 特開2010−164459
しかしながら上記各々の従来形式の車速検出装置では、保持部材を前車輪のスポークに取り付けているため、万一、自転車が転倒したり或は前車輪が障害物等に衝突してスポークが曲ったり又は折れた場合、保持部材とスポークとの取付部分に過大な力が生じて取付部分が損傷し、保持部材の一部がスポークから離脱し、保持部材の前車輪への取付けが不完全になるといった問題がある。このような場合、前車輪の回転時に保持部材が異常に振動し、車速の検出精度が低下する虞がある。
また、上記特許文献1に記載された複数本のスポークを保持部材と固定ブラケットとの間に挟持する取付構造を有する車速検出装置では、保持部材を取り付けるために、固定ブラケットとボルトといった2種類の取付用の部品が必要であり、保持部材以外の部品の種類が増えるといった問題や、保持部材の取り付けに手間を要するといった問題がある。
また、保持部材をスポークの外側に配置しているのに対し、固定ブラケットとボルトとをスポークの内側に配置しているため、保持部材とは反対側から固定ブラケットとボルトとを取り付けることになり、固定ブラケットとボルトの取り付けに手間を要するといった問題がある。
また、上記特許文献2に記載された結束タイを用いて磁石エンコーダーをスポークに締結する取付構造を有する車速検出装置では、結束タイの一端部を、外側から磁石エンコーダーの貫通孔に挿入してスポークに巻き付け、内側から磁石エンコーダーの隣の貫通孔に挿入して外側に引き出し、結束タイのヘッドに挿通している。このため、磁石エンコーダーをスポークに取り付けるのに手間を要するといった問題がある。
本発明は、保持部材の取り付けが容易であり、保持部材を取り付けるための取付用部品の種類を減らすことが可能であり、万一、車輪のスポークが曲ったり折れたりしても、保持部材が車輪から不用意に外れてしまうのを防止することができる車両の車速検出装置および自転車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、中心部にハブを有する車輪と共に回転自在で且つ磁気発生体を備えた保持部材と、磁気発生体の磁気を検出する検出体とを有し、
検出体が車体側に固定される車両の車速検出装置であって、
保持部材は取付手段によってハブの鍔に取り付けられており、
保持部材に、車軸の軸心方向における両側に開口する第1開口部が形成され、
取付手段は当接部と離脱防止部材とを有し、
当接部は、保持部材に設けられ、且つ、車軸の軸心方向におけるハブの鍔の外側に当接し、
離脱防止部材は、第1係合部を有し、且つ、保持部材に着脱自在に設けられ、
第1係合部は、第1開口部に挿入されて、車軸の軸心方向におけるハブの鍔の内側に係合
するものである。
これによると、保持部材は、車輪のスポークではなく、ハブの鍔に取り付けられているため、万一、スポークが曲ったり折れたりしても、保持部材がハブの鍔から離脱することはない。従って、保持部材が車輪から不用意に外れてしまうのを防止することができる。
また、保持部材の当接部をハブの鍔の外側に当接させ、離脱防止部材を保持部材に装着する。この際、離脱防止部材の第1係合部を第1開口部に挿入してハブの鍔の内側に係合させることにより、保持部材がハブの鍔から車軸の軸心方向における外側へ離脱するのを防止することができる。さらに、保持部材の当接部がハブの鍔の外側に当接しているため、保持部材がハブの鍔から車軸の軸心方向における内側へ離脱するのを防止することができる。
これにより、保持部材とは別の部材として、1種類の離脱防止部材を用いて、保持部材をハブの鍔に取り付けることができるため、取付用部品の種類を減らすことができ、保持部材を容易に取り付けることができる。
本第2発明における車両の車速検出装置は、離脱防止部材は第2係合部を有し、
保持部材に、第2係合部と係合する被係合部と、車軸の軸心方向における両側に開口する第2開口部とが設けられ、
第2係合部は、第2開口部に挿入され、車軸の軸心方向の内側から外側において、被係合部に係合するものである。
これによると、離脱防止部材の第1係合部を第1開口部に挿入してハブの鍔の内側に係合させ、第2係合部を第2開口部に挿入して被係合部に係合させることにより、離脱防止部材を保持部材に容易に装着して、保持部材をハブの鍔に容易に取り付けることができる。
本第3発明における車両の車速検出装置は、第1係合部の第1開口部への挿入方向と第2係合部の第2開口部への挿入方向とは、それぞれ、車軸の軸心方向における外側から内側の方向であるものである。
これによると、車軸の軸心方向における外側から離脱防止部材の第1係合部を第1開口部に挿入すると共に第2係合部を第2開口部に挿入することにより、車輪に対して保持部材と同じ側(すなわち外側)から離脱防止部材を保持部材に装着することができるため、離脱防止部材の装着が容易に行える。
本第4発明における車両の車速検出装置は、被係合部は第2開口部に形成されているものである。
これによると、離脱防止部材の第1係合部を第1開口部に挿入してハブの鍔の内側に係合させ、第2係合部を第2開口部に挿入して被係合部に係合させることにより、離脱防止部材を保持部材に容易に装着することができる。
本第5発明における車両の車速検出装置は、第2係合部は、ハブの鍔の径方向において拡縮自在であり、径方向において圧縮された状態で第2開口部へ挿入されて被係合部に係合するものである。
これによると、第2係合部が確実に被係合部に係合するため、第2係合部が第2開口部から車軸の軸心方向の外側へ不用意に脱抜されるのを防止することができる。
本第6発明における車両の車速検出装置は、取付手段は複数の保持爪を有し、
これら保持爪は、保持部材に設けられ、且つ、車軸の軸心方向におけるハブの鍔の内側から鍔の外周縁に係合するものである。
これによると、複数の保持爪がハブの鍔の内側から鍔の外周縁に係合することにより、保持部材がより強固に鍔に取付けられ、保持部材が鍔から車軸の軸心方向における外側へ離脱するのを、より確実に、防止することができる。また、複数の保持爪により保持部材が心出し(センタリング)されるため、保持部材の軸心を車軸の軸心に合わせることができる。
本第7発明は、上記第1発明から第6発明のいずれか1項に記載の車速検出装置が設けられていることを特徴とする自転車である。
これによると、自転車を走行させている際、車輪と共に保持部材の磁気発生体が回転し、検出体が磁気発生体の磁気を検出することにより、自転車の走行速度が検出される。
以上のように本発明によると、保持部材の取り付けが容易であり、保持部材を取り付けるための取付用部品の種類を減らすことが可能である。また、万一、車輪のスポークが曲ったり折れたりしても、保持部材が車輪から不用意に外れてしまうのを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態における電動自転車の側面図である。 同、電動自転車に備えられた車速検出装置の側面図である。 同、車速検出装置の斜視図である。 同、車速検出装置の裏側(反対側)の斜視図である。 同、電動自転車の前車輪のハブ部分の断面図である。 同、車速検出装置の保持部材の斜視図である。 同、車速検出装置の保持部材の裏側(反対側)の斜視図である。 同、車速検出装置の離脱防止部材の斜視図である。 同、車速検出装置の断面図である。 同、車速検出装置の離脱防止部材の取付手順を示す断面図である。 同、車速検出装置の離脱防止部材の取付手順を示す断面図である。 同、車速検出装置の離脱防止部材の取付手順を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態における車速検出装置の断面図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は車両の一例である電動自転車であり、電動自転車1は、車体2と、前車輪3と、後車輪4と、ペダル5の踏力を後車輪4に伝達するチェン6と、チェン6に補助駆動力を付与する電動式の補助駆動装置7と、車速検出装置8等を有している。
車体2は、フレーム体10と、フレーム体10の前部に設けられた前ホーク11とを有している。前ホーク11は、左右一対のホーク足12と、ホーク足12の下端部に設けられたホーク爪13(図2参照)とを有している。尚、ホーク爪13は、下部が開放されたスリット部(図示省略)を有している。また、フレーム体10は、ダウンパイプ10aと、立パイプ10bと、バックホーク10cと、チェーンステー10d等を有している。
前車輪3は、タイヤ15と、タイヤ15の内周に設けられたリム16と、中心部に設けられたハブ17と、車軸18と、ハブ17とリム16との間に放射状に設けられた複数のスポーク19とを有している。図5に示すように、ハブ17は、円筒部21と、円筒部21の両端に設けられた軸受ハウジング部22と、軸受ハウジング部22の外周に形成された左右一対の鍔23と、軸受ハウジング部22内に収納された複数の球体24と、球体24を軸受ハウジング部22内に押し付ける玉押し25と、玉押し25を車軸18の軸心方向Aにおける内側D1に向けて締め付けるロックナット26とを有している。
車軸18は円筒部21内に挿入され、玉押し25とロックナット26とは車軸18に螺合され、球体24は軸受ハウジング部22と玉押し25との間に挟まれている。図3に示すように、鍔23には複数の係止孔27が形成され、スポーク19の内端部が係止孔27に係止している。
車軸18の両端部はホーク爪13のスリット部に差し込まれ、車軸18の両端部に螺合されたナット28によって、車軸18がホーク爪13に連結され、これにより、前車輪3が前ホーク11に取り付けられる。
車速検出装置8は、複数の磁石30(磁気発生体の一例)を備え且つ前車輪3と共に回転自在な保持部材31と、磁石30の磁気を検出する検出体32とを有している。
図5に示すように、保持部材31は、取付手段34によって、ハブ17の左右いずれか片方の鍔23に取り付けられている。取付手段34は、以下に説明する複数の当接部36と複数の保持爪42と複数の離脱防止部材43とを有している。
図5〜図7に示すように、保持部材31は、中央部に円形状の軸挿通口37を有する樹脂製の円盤状の部材であり、軸挿通口37の周囲に、重複部35と四角形状の複数の第1および第2開口部38,39とを有している。これら軸挿通口37と第1および第2開口部38,39とはそれぞれ上記軸心方向Aにおいて保持部材31の内外両側に開口している。また、磁石30は保持部材31の内部にインサートされている。複数の当接部36は、重複部35から突出して形成され、上記軸心方向Aにおける鍔23の外側面に当接する。尚、保持部材31を取り付けた状態では、重複部35は上記軸心方向Aにおいて外側D2から所定間隔をあけて鍔23に対向する。
各第1開口部38の径方向内端部は軸挿通口37に連通している。また、各第2開口部39はそれぞれ径方向において第1開口部38の外側に形成され、第1開口部38と第2開口部39とは半径方向の同一直線上に位置している。
各第2開口部39の内部には被係合部40が形成されている。被係合部40は、第2開口部39内の径方向外側の面に形成された段差部であり、径方向内向きに突出している。
複数の保持爪42は、樹脂製であり、保持部材31に一体に設けられて軸挿通口37の周囲に配置され、上記軸心方向Aにおける鍔23の内側D1から鍔23の外周縁に係合可能である。尚、各保持爪42は、円周方向において、各第1開口部38間に位置している。
図4,図5に示すように、車軸18が保持部材31の軸挿通口37に挿通された状態で、保持爪42がいずれか片方の鍔23の外周縁に係合することにより、保持部材31が鍔23に取り付けられる。また、複数の離脱防止部材43は、保持部材31が鍔23から不用意に離脱することを防止する部材であり、保持部材31に着脱自在に設けられている。図8,図9に示すように、各離脱防止部材43は、金属製のチャンネル形状の部材であり、一端部に第1係合部44を有し、他端部に第2係合部45を有し、第1係合部44と第2係合部45との間に平板状の当板部46を有している。
離脱防止部材43の第1係合部44は保持部材31の第1開口部38に挿入される。尚、第1係合部44は、L形状に形成されており、その先端部に、鍔23の外周縁部の上記軸心方向Aにおける内側面に係合可能な第1係合片44aを有している。
また、離脱防止部材43の第2係合部45は保持部材31の第2開口部39に挿入される。尚、第2係合部45は、V形状に形成されており、その先端部に、上記軸心方向Aの内側D1から外側D2において被係合部40に係合可能な第2係合片45aを有している。第2係合部45は、径方向Cにおいて拡縮自在であり、径方向Cにおいて圧縮された状態で第2開口部39へ挿入されて被係合部40に係合する。
第1係合部44の第1開口部38への挿入方向Bと第2係合部45の第2開口部39への挿入方向Bとは、それぞれ、上記軸心方向Aにおける外側D2から内側D1の方向である。
図2,図3,図5に示すように、検出体32は、磁気を検出するリードスイッチ等の検出素子を有しており、固定部材33を介して前ホーク11(車体の一例)に固定されている。すなわち、検出体32は固定部材33に取付けられており、固定部材33には取付用孔47が形成され、車軸18の一端部が取付用孔47に挿通されている。固定部材33は、一方のホーク爪13とナット28との間に挟まれることで、一方のホーク足12に連結固定されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
前車輪3を前ホーク11から取り外した状態で、以下のようにして車速検出装置8を取り付ける。先ず、図9に示すように、磁石30が取り付けられた保持部材31の軸挿通口37に車軸18を挿通し、保持部材31の当接部36をハブ17の鍔23の外側面に当接させ、複数の保持爪42をハブ17の鍔23の内側D1から鍔23の外周縁に係合する。
次に、図10に示すように、離脱防止部材43の当板部46を車軸18の軸心18aに平行にし、図11に示すように、離脱防止部材43の第1係合部44を外側D2から保持部材31の第1開口部38に挿入し、その後、図12に示すように、第1係合部44を中心に離脱防止部材43の向きを90°倒して、当板部46を車軸18の軸心18aに直交させ、第2係合部45を外側D2から保持部材31の第2開口部39に挿入する。これにより、図9に示すように、第1係合部44の第1係合片44aが鍔23の外周縁部の内側面に係合するとともに、第2係合部45が径方向Cに圧縮されて、第2係合片45aが挿入方向Bにおいて被係合部40を通過し、その直後、第2係合部45が径方向Cに拡張されて、第2係合片45aが内側D1から被係合部40に係合する。
このように、前車輪3に対して保持部材31と同じ側(すなわち外側D2)から離脱防止部材43を保持部材31に装着することができるため、離脱防止部材43の装着が容易に行える。これにより、保持部材31を容易にハブ17の鍔23に取り付けることができる。
離脱防止部材43を保持部材31に装着した状態で、第1係合部44の第1係合片44aが鍔23の外周縁部の内側面に係合しているため、保持部材31がハブ17の鍔23から軸心方向Aにおける外側D2へ離脱するのを防止することができる。
さらに、複数の保持爪42が鍔23の外周縁に内側D1から係合しているため、保持部材31がより強固に鍔23に取付けられ、保持部材31が鍔23から軸心方向Aにおける外側D2へ離脱するのを、より確実に、防止することができる。また、複数の保持爪42により保持部材31が心出し(センタリング)されるため、保持部材31の軸心を車軸18の軸心18aに合わせることができる。
また、保持部材31の当接部36がハブ17の鍔23の外側面に当接しているため、保持部材31が鍔23から軸心方向Aにおける内側D1へ離脱するのを防止することができる。
また、第2係合部45は径方向Cにおいて圧縮された状態で被係合部40に係合しているため、第2係合部45が第2開口部39から軸心方向Aにおける外側D2へ不用意に脱抜されるのを防止することができる。
上記のように、保持部材31とは別の部材として、1種類の離脱防止部材43を用いて、保持部材31を前車輪3に取り付けることができるため、保持部材31を取り付けるための取付用部品の種類を減らすことができる。
その後、図5に示すように、検出体32を固定部材33に取付け、車軸18の両端部を両ホーク爪13のスリット部に差し込み、車軸18の一端部を固定部材33の取付用孔47に挿通し、ナット28を車軸18の両端部に螺合して締め込む。これにより、図2,図3に示すように、前車輪3がホーク爪13に連結されて前ホーク11に取り付けられるとともに、固定部材33が一方のホーク爪13とナット28との間に挟まれるため、検出体32が固定部材33を介して一方のホーク足12に固定され、車速検出装置8が電動自転車1に取り付けられる。
電動自転車1を走行させている際、前車輪3と共に保持部材31の各磁石30が回転し、検出体32が傍を通過する磁石30の磁気を検出することにより、電動自転車1の走行速度が検出される。
また、保持部材31は、前車輪3のスポーク19ではなく、ハブ17の鍔23に取り付けられているため、万一、スポーク19が曲ったり折れたりしても、保持部材31が鍔23から離脱することはない。従って、保持部材31が前車輪3から不用意に外れてしまうのを防止することができる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、図9に示すように、離脱防止部材43の第1係合部44をL形状にし、第2係合部45をV形状にしているが、これらの形状に限定されるものではなく、例えば、離脱防止部材43の第1係合部44の形状と第2係合部45の形状とを、上記第1の実施の形態とは逆になるように入れ替えてもよい。すなわち、第2の実施の形態として、図13に示すように、離脱防止部材43の第1係合部44の形状をV形状にし、第2係合部45の形状をL形状にしてもよい。
これによると、第1係合部44の第1係合片44aが鍔23の外周縁部の内側面に係合するとともに、第2係合部45の第2係合片45aが被係合部40に係合し、離脱防止部材43が保持部材31に装着される。
上記第1および第2の実施の形態では、図10〜図12に示すように、離脱防止部材43は、軸心方向Aにおける外側D2から保持部材31に取付け可能であるが、反対側すなわち内側D1から保持部材31に取付け可能にしてもよい。
上記第1および第2の実施の形態では、図2に示すように、固定部材33を用いて、検出体32を前ホーク11に取り付けているが、固定部材33を用いないで、検出体32を、直接、前ホーク11に取り付けてもよい。また、固定部材33を前ホーク11に一体に形成してもよい。
上記第1および第2の実施の形態では、図1に示すように、保持部材31が前車輪3に設けられ、検出体32を備えた固定部材33が前ホーク11に設けられ、前車輪3の回転速度から電動自転車1の走行速度を求めているが、保持部材31が後車輪4に設けられ、検出体32を備えた固定部材33がバックホーク10cに設けられ、後車輪4の回転速度から電動自転車1の走行速度を求めてもよい。
上記第1および第2の実施の形態では、車両の一例として電動自転車1を挙げたが、電動自転車1に限定されるものではなく、例えば電動式の補助駆動装置7を備えていない一般的な自転車や或は自動二輪車等に適用することもできる。

Claims (7)

  1. 中心部にハブを有する車輪と共に回転自在で且つ磁気発生体を備えた保持部材と、磁気発生体の磁気を検出する検出体とを有し、
    検出体が車体側に固定される車両の車速検出装置であって、
    保持部材は取付手段によってハブの鍔に取り付けられており、
    保持部材に、車軸の軸心方向における両側に開口する第1開口部が形成され、
    取付手段は当接部と離脱防止部材とを有し、
    当接部は、保持部材に設けられ、且つ、車軸の軸心方向におけるハブの鍔の外側に当接し、
    離脱防止部材は、第1係合部を有し、且つ、保持部材に着脱自在に設けられ、
    第1係合部は、第1開口部に挿入されて、車軸の軸心方向におけるハブの鍔の内側に係合
    することを特徴とする車両の車速検出装置。
  2. 離脱防止部材は第2係合部を有し、
    保持部材に、第2係合部と係合する被係合部と、車軸の軸心方向における両側に開口する第2開口部とが設けられ、
    第2係合部は、第2開口部に挿入され、車軸の軸心方向の内側から外側において、被係合部に係合することを特徴とする請求項1記載の車両の車速検出装置。
  3. 第1係合部の第1開口部への挿入方向と第2係合部の第2開口部への挿入方向とは、それぞれ、車軸の軸心方向における外側から内側の方向であることを特徴とする請求項2記載の車両の車速検出装置。
  4. 被係合部は第2開口部に形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車両の車速検出装置。
  5. 第2係合部は、ハブの鍔の径方向において拡縮自在であり、径方向において圧縮された状態で第2開口部へ挿入されて被係合部に係合することを特徴とする請求項4記載の車両の車速検出装置。
  6. 取付手段は複数の保持爪を有し、
    これら保持爪は、保持部材に設けられ、且つ、車軸の軸心方向におけるハブの鍔の内側から鍔の外周縁に係合することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両の車速検出装置。
  7. 上記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車速検出装置が設けられていることを特徴とする自転車。
JP2013509068A 2012-10-18 2012-10-18 車両の車速検出装置および自転車 Expired - Fee Related JP5345259B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/006655 WO2014061059A1 (ja) 2012-10-18 2012-10-18 車両の車速検出装置および自転車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5345259B1 true JP5345259B1 (ja) 2013-11-20
JPWO2014061059A1 JPWO2014061059A1 (ja) 2016-09-05

Family

ID=49764859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013509068A Expired - Fee Related JP5345259B1 (ja) 2012-10-18 2012-10-18 車両の車速検出装置および自転車

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5345259B1 (ja)
WO (1) WO2014061059A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4190584A1 (de) * 2021-12-01 2023-06-07 K.W.H. Ciclosport Vertriebs GmbH Magnethalter road

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6720094B2 (ja) * 2017-01-13 2020-07-08 株式会社シマノ 自転車用磁気発生装置およびディスクブレーキアダプタ
CN109018172A (zh) * 2018-09-05 2018-12-18 南京英狮澳车业有限公司 一种电动自行车脚踩来电传感器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144328A (ja) * 1992-11-06 1994-05-24 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の速度検出装置
JPH0976982A (ja) * 1995-09-11 1997-03-25 Yamaha Motor Co Ltd パワーアシスト車両

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06144328A (ja) * 1992-11-06 1994-05-24 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の速度検出装置
JPH0976982A (ja) * 1995-09-11 1997-03-25 Yamaha Motor Co Ltd パワーアシスト車両

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4190584A1 (de) * 2021-12-01 2023-06-07 K.W.H. Ciclosport Vertriebs GmbH Magnethalter road

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014061059A1 (ja) 2014-04-24
JPWO2014061059A1 (ja) 2016-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101878997B1 (ko) 자동차의 조향장치
US20110133046A1 (en) Wheel sensor mounting device
US7600824B2 (en) Method, arrangement and bracket for mounting a rim accessory on a vehicle
JP5345259B1 (ja) 車両の車速検出装置および自転車
US7416259B2 (en) Arrangement and method for mounting a wheel cap on a vehicle
US20160001429A1 (en) Hub puller
US7287819B2 (en) Vehicle wheel and adapter
JP2017124778A (ja) センターロックホイールの取付構造
JP2018522248A (ja) 検出部、検出ユニット、ホイール速度検出装置、および車両
JP6868850B2 (ja) 車両の速度検出装置および車両
JP6179715B2 (ja) 車両の車速検出装置および自転車
KR20150017733A (ko) 자동차의 샤프트 부분의 회전 상태의 특징인 변수를 측정하기 위한 센서 장치, 자동차 및 센서 장치 제조 방법
JP5345260B1 (ja) 車両の車速検出装置および自転車
JP2014012525A (ja) 車両の車速センサ及び該車速センサを備えた電動自転車
JPWO2019053940A1 (ja) シャシダイナモ装置用負荷モータ
JP6179705B2 (ja) 車両の車速検出装置および自転車
JP5936432B2 (ja) 位置決め部材および回転検出装置
JP6083792B2 (ja) 締付治具
US9039100B2 (en) Dual wheel axle assembly
WO2015033492A1 (ja) 自転車の車速検出装置および自転車
JP2004098839A (ja) アクスルハブの支持構造
JP6131784B2 (ja) 回転検出装置及び車輪軸受装置
JP5194879B2 (ja) 物理量測定装置付転がり軸受ユニット
KR20090055664A (ko) 차량용 휠너트 풀림 방지 장치
JP2016178741A (ja) ダイナモ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130716

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5345259

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250