JP5344873B2 - 炭化珪素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化珪素半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5344873B2
JP5344873B2 JP2008219554A JP2008219554A JP5344873B2 JP 5344873 B2 JP5344873 B2 JP 5344873B2 JP 2008219554 A JP2008219554 A JP 2008219554A JP 2008219554 A JP2008219554 A JP 2008219554A JP 5344873 B2 JP5344873 B2 JP 5344873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon carbide
substrate
oxygen
film
carbide semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008219554A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010056285A (ja
Inventor
成久 三浦
達夫 大森
史郎 日野
永輔 ▲徳▼光
仁 守谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Institute of Technology NUC
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Institute of Technology NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Tokyo Institute of Technology NUC filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008219554A priority Critical patent/JP5344873B2/ja
Publication of JP2010056285A publication Critical patent/JP2010056285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5344873B2 publication Critical patent/JP5344873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Description

この発明は、炭化珪素半導体装置の製造方法に関する。
既存のSiデバイスに取って代わる次世代の高耐圧低損失スイッチングデバイスとして、炭化珪素半導体装置が、特に、炭化珪素を基板に用いたMOS構造を有する電界効果型トランジスタ(MOSFET:Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が、近年、注目されている。
この電界効果型トランジスタに於いては、オン動作時に素子に流れる電流路の電気抵抗を減らすことで、発熱による損失を極力減らしていくことが、素子の高性能化のために必要である。
ところで、従来は、主として、熱酸化法によって炭化珪素基板の表面を直接に酸化することで形成される酸化珪素が、ゲート酸化膜として利用されている。しかしながら、熱酸化法によって形成された酸化珪素と炭化珪素との間のMOS界面の品質が良くないために、この点が素子の高性能化を阻害していることが問題視されている。即ち、熱酸化法によって炭化珪素を直接に酸化して酸化珪素より成るゲート酸化膜を形成すると、炭化珪素を構成する炭素が酸化珪素中及び炭化珪素と酸化珪素との界面に残留することによって、非常に高密度の界面準位が発生し、この高密度の界面準位が当該界面に沿って流れる電流の導電性に悪影響を及ぼす。その結果、チャネル移動度が極端に小さくなり、抵抗が大きくなってしまうという問題点が生じていた。そこで、炭化珪素を酸化させずにゲート酸化膜を形成する方法として、熱酸化法よりも低い温度でプロセスを行う堆積法が有望と考えられている。
この様な堆積法としては、TEA(トリエチルアルミニューム)をアルミニュームの原料とし、且つ、水(H2O)を酸素の原料(酸素剤)として用いて、基板温度が低温度で、MOCVD法により、酸化アルミニューム(Al23)の膜をゲート酸化膜として炭化珪素基板の表面上に蒸着させる製造方法が、提案されている(非特許文献1参照)。この製造方法により、炭化珪素基板の表面を直接に熱酸化させる方法と比較して、界面準位を少なくして、移動度を高め得ることが、報告されている。
2007年(平成19年)春季 第54回応用物理学関係連合講演会予稿集 第1分冊、社団法人 応用物理学会、2007年3月27日、p.443、29a−N−3
しかしながら、炭化珪素を基板に用いたMOSFETのMOS界面の品質を更に一層高めることが要求されている。即ち、界面準位をより一層少なくすることにより、より移動度の高いSiC−MOSFETの実現化が求められている。
本発明は、斯かる技術的要求に応えるべく成されたものであり、その目的は、炭化珪素基板の表面に於ける酸化層の生成をより一層抑制して、界面準位がより一層少ない炭化珪素と酸化アルミニュームとのMOS界面を形成可能とすることにある。
本発明の主題は、炭化珪素半導体装置の製造方法であって、炭化珪素基板上の酸化アルミニュームによるゲート絶縁膜の形成に際して、地上気圧よりも低い圧力環境下に於いて、トリエチルアルミニュームをアルミニューム原料、酸素ガスを酸素原料として、前記酸化アルミニュームを堆積することを特徴とする。

以下、この発明の主題の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本発明の主題によれば、水(H2O)を酸化原料(酸化剤)として用いる場合と比較して、界面準位をより一層少なくして、より一層高い移動度を実現可能な、良好な炭化珪素と酸化膜との界面を得ることが出来る。
(実施の形態1)
本実施の形態の中核は、地上気圧(約1013ヘクトパスカル)よりも低い圧力環境の下で、酸素ガスを原料として、酸化アルミニュームを炭化珪素基板の表面上に堆積することで、MOS構造に於けるゲート絶縁膜を形成する点にある。以下、図面を参照して、本実施の形態を詳述する。
本実施の形態に係る炭化珪素半導体装置の一例である横型MOSFETの製造方法を、図1〜図3の各縦断面図に示す。尚、本実施の形態では、不純物の導電型に関して、n型を第1導電型として、p型を第2導電型として、それぞれ定義するが、その逆の定義による構成であっても良い。
先ず、図1を参照して、第2導電型の炭化珪素半導体基板1を用意する。炭化珪素半導体基板1の面方位及びポリタイプは如何なるものでも構わないし、炭化珪素半導体基板1は特定の方位に傾斜した基板であっても良い。但し、好ましくは、[11-20]方向に8°以下に傾斜された(0001)面を主面とする炭化珪素半導体基板を用いるのが良い。そして、エピタキシャル結晶成長法等により、第2導電型の炭化珪素から成る第2導電型のエピタキシャル成長層2を、炭化珪素半導体基板1に形成する。エピタキシャル成長層2の厚さは5μm〜10μmの範囲内にあれば良く、第2導電型の不純物濃度は1×1015cm-3 〜 1×1018cm-3の範囲内であれば良い。尚、以下では、炭化珪素半導体基板1とその上のエピタキシャル成長層2とを併せて、「炭化珪素基板」と総称する。
そして、写真製版と、窒素又はリン等の第1導電型と成る不純物のイオン注入との処理を順次に行った上で、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下若しくは真空中に於いて、1700℃以上の温度での熱処理を行うことによって注入不純物を活性化することで、ソ−ス/ドレイン領域3を、エピタキシャル成長層2の表面下に形成する。その際のソース/ドレイン領域3中の第1導電型の不純物濃度は1×1018cm-3〜1×1021cm-3の範囲内の値であれば良く、その深さは0.1um〜1umの範囲内の値であれば良い。
次に、犠牲酸化又はエッチングによって、最表面の変質層を除去して清浄な面を形成する。その上で、図2に示す様に、堆積法によって、好ましくはCVD法(化学気相成長法:Chemical Vapor Deposition)によって、10nm〜150nm程度の膜厚を有する酸化アルミニューム4の膜をエピタキシャル成長層2の表面上に堆積する。尚、酸化アルミニューム4の膜の堆積方法に関しては、後に詳述する。
次に、図3に示す様に、酸化アルミニューム4の膜上に、Al、Ti、Mo等の金属又は多結晶珪素等の製膜とそのパターニングによって、ゲート電極5を形成する。そして、ソース/ドレイン領域3の表面上の酸化アルミニューム4の膜の一部をエッチングにより除去した上で、ソース/ドレイン領域3の被露出表面の内の一部分上に、ソ−ス/ドレイン電極6を形成する。その際、写真製版と、Al又はNi等の金属膜堆積によるリフトオフ法又はエッチングとによって、ソース/ドレイン電極6のパターニングを行う。尚、ソース/ドレイン領域3の表面とソース/ドレイン電極6との界面にシリサイド層を形成するための熱処理を行っても良い。そして、最後に、炭化珪素半導体基板1の裏面側にオーミック電極7を形成することで、炭化珪素を基板として用いたMOSFETが形成される。
続いて、本実施の形態の製造方法に於ける特徴点である酸化アルミニューム4の膜の作製方法について記載すると共に、本実施の形態により作製された酸化アルミニューム4の膜と、当該酸化アルミニューム4の膜をゲート酸化膜として用いて作成されたMOSFETの電気特性との相関について、測定結果を示す図面を参照しつつ記載する。
炭化珪素を基板に用いたMOSFETに於けるゲート酸化膜には、耐電圧が高くなる禁制帯幅の大きい物質を用いることが好ましく、中でも、酸化アルミニューム(Al23)は、従来の酸化珪素(SiO2)と同等の十分に大きな、8.8eVもの禁制帯幅を有している。
そこで、酸化アルミニュームの膜を、炭化珪素を基板に用いたMOSFETに於けるゲート酸化膜として用いることとする。ここで、例えば、酸化アルミニュームの膜をCVD法等によって気相成長させる場合には、アルミニューム原料と酸素原料(酸化剤)とが必要となる。その内、アルミニュームの原料としては、有機金属を用いることが出来る。好ましくは、低温での熱分解が可能であるTEA(トリエチルアルミニューム)をアルミニューム原料として用いることが望ましい。その場合には、酸化アルミニューム中に取り込まれる炭素の量を減らして、品質の高い酸化アルミニュームの膜を製膜することが出来る。
他方、酸素原料(酸化剤)に関しては、一般的に用いられる水、酸素ガス又はオゾン等の酸素原料の内で、炭化珪素の酸化速度を最も小さくし得るものが、酸素ガスである。即ち、本願の発明者らの実験によると、酸素ガスの雰囲気中に於いて、基板温度が600℃の下で5時間の炭化珪素基板の酸化処理を行うことによって得られた酸化膜厚は1.2nmであり、炭化珪素表面の酸化速度は極めて小さくなることが判った。尚、この酸化速度は、後述する様に、酸素分圧にも依存している。ここで、図4は、基板温度(190℃)及び堆積される膜の厚みを同一に制御した上で、酸素原料に酸素ガス又は水(H2O)を用いて酸化アルミニュームを炭化珪素基板上に堆積して、堆積後の酸化アルミニュームの膜をゲート酸化膜として利用する場合に於ける、MOSFETのチャネル移動度及びドレイン電流の、酸化珪素に換算されたゲート電界の依存性を示す測定結果である。図4の測定結果より明らかな通り、非特許文献1に於いて酸化原料として採用された水を用いる場合よりも、酸素ガスを酸化原料として用いる場合の方が、チャネル移動度及びドレイン電流共により一層大きな値が得られており、従って、良好なゲート酸化膜/炭化珪素界面を得るためには、水よりも酸素ガスを、酸化アルミニュームの膜を形成するための酸素原料として用いることが好ましいことがわかる。
又、図5は、TEA及び酸素ガスをそれぞれアルミニューム原料及び酸素原料に用いて基板温度400℃の下で炭化珪素上に酸化アルミニューム4を製膜した場合に於ける、酸素分圧と、製膜速度及び作製されたMOSFETのチャネル移動度との相対関係を示す図である。図5に於いて、酸素分圧を5Paから50Paに上げることによって、製膜速度は減るものの、チャネル移動度は酸素分圧が5Paのときと較べて約1000倍にも大きくなっており、良好なゲート酸化膜/炭化珪素界面が得られていることがわかる。この様に、酸素分圧の上昇によっても、膜質の向上が成されている。
又、図6は、TEA及び酸素ガスをそれぞれアルミニューム原料及び酸素原料に用いて炭化珪素上に酸化アルミニューム4を製膜した場合に於ける、酸素分圧とMOSFETのチャネル移動度との相対関係を示す図である。図6に於いて、基板温度が400℃である場合に於いては上述の通りであるが、基板温度をこの温度よりも下げることによると、酸素分圧に対する依存性が小さくなる。即ち、基板温度が200℃程度である場合に於いては、およそ5Paの酸素分圧があれば、充分大きな値のMOSFETのチャネル移動度が得られることがわかる。
又、図7は、TEA及び酸素ガスを原料として用いて酸素分圧50Paの下で酸化アルミニューム4を炭化珪素基板上に製膜することで図3のMOSFETを作製した場合に於いて、MOSFET特性の、酸化アルミニューム4の製膜時の炭化珪素基板温度依存性を示す測定結果である。図7に示す様に、製膜時の基板温度を400℃に設定するよりも190℃に設定した上で酸化アルミニューム4を製膜した方が、MOSFETの特性が遥かに向上していることが理解される。又、図8は、TEA及び酸素ガスをそれぞれアルミニューム原料及び酸素原料に用いて炭化珪素上に酸化アルミニューム4を製膜した場合に於ける、酸素分圧が50Paである場合に於ける基板温度とMOSFETのチャネル移動度との相対関係を示す図である。図8に於いて、製膜時の基板温度を190℃に設定することで、チャネル移動度の値は極大値となる。即ち、基板温度を400℃よりも低温に設定した条件下で酸化アルミニューム4を製膜することが、具体的にはチャネル移動度の値がおよそ100cm2/Vsを超える、基板温度を320℃以下に設定した上で酸化アルミニューム4を製膜することが、より一層良好なMOS界面の形成にとって好ましいと、言える。これは、炭化珪素基板の温度を400℃よりも更に低温に設定したことにより、炭化珪素基板の表面上への酸化層の生成をより抑止することが出来、その結果、界面準位の生成をより一層少なく制御出来たことに起因するためと、考えられる。
以上の測定結果を踏まえるならば、炭化珪素基板を用いたMOSFETのゲート酸化膜は、酸素ガスとTEAとを原料に用いた気相成長によって、好ましくは、その際により高い酸素分圧の下で(但し、1気圧以下。)且つより低い基板温度の下で、酸化アルミニュームを炭化珪素基板の表面上に堆積させる手法で形成されるべきであり、この様な製造方法の適用により、界面準位の生成をより一層抑制し、より一層高いチャネル移動度を得ることが出来る。
一方、一酸化二窒素(N2O)の熱分解により生成される酸素ガスを酸素原料として用いる場合には、酸化アルミニューム形成時に生じる窒素が酸化アルミニュームの膜中に混入されることによって膜質の改善が更に促進されて、MOS界面に於ける炭素の窒素による不活性化と界面特性の向上との効果が期待される。
又、本手法により生成される酸化アルミニューム4より成るゲート酸化膜を、図7に示す様な縦型高耐圧MOSFETへ応用することが可能である。図79は、縦型MOSFETの構造を示す縦断面の一部を示す図であり、実際には図7の構造がミラー対称に複数個並列接続されている。図7に於いて、8はソース電極として機能する配線金属、9はシリサイド層、10はウェルコンタクト領域、11はソース領域、12はウェル領域、13はエピタキシャル成長層、14は炭化珪素半導体基板、15は層間絶縁膜、16はドレイン電極である。図7の縦型MOSFETに於いて、既述した方法により生成された酸化アルミニューム4より成るゲート酸化膜を適用することで、より一層良好なゲート酸化膜/炭化珪素界面を実現してチャネル抵抗をより一層低減し、導通損失をより低減させて、ひいては低消費電力機器の実現に供することが出来る。その作製プロセスとしては、金属のシリサイド化反応プロセス及びフィールド酸化膜/層間酸化膜の焼き締め工程等の、高温熱処理が加わる工程を先に行っておいた上で、既述した方法による酸化アルミニューム4より成るゲート酸化膜の形成工程とゲート電極形成工程とを順次に行うことにより、より良好なMOS界面を有する縦型高耐圧MOSFETを実現することが出来る。
又、既述した方法による酸化アルミニューム4より成るゲート酸化膜を、同じくMOS構造を有するIGBTのゲート酸化膜にも適用可能である。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正や変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
この発明は、例えばMOS構造を有する半導体パワーデバイス(横型MOSFET,縦型MOSFET,IGBT等)の製造に適用して好適である。
本発明の実施の形態1に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る炭化珪素半導体装置の製造方法の一部を示す縦断面図である。 本実施の形態及び従来技術の各々に係る酸化アルミニュームの膜をゲート酸化膜に用いた電界効果形トランジスタに於ける、チャネル移動度及びドレイン電流の各々の酸化剤依存性の測定結果を示す図である。 本実施の形態に係る酸化アルミニュームの膜をゲート酸化膜に用いた電界効果形トランジスタに於ける、製膜速度及びチャネル移動度の各々のゲート酸化膜製膜時の酸素ガスの分圧依存性の測定結果を示す図である。 本実施の形態に係る酸化アルミニュームの膜をゲート酸化膜に用いた電界効果形トランジスタに於ける、チャネル移動度の各々のゲート酸化膜製膜時の酸素分圧及び基板温度依存性の測定結果を示す図である。 本実施の形態に係る酸化アルミニュームの膜をゲート酸化膜に用いた電界効果形トランジスタに於ける、ドレイン電流及びチャネル移動度の各々のゲート酸化膜製膜時の基板温度依存性の測定結果を示す図である。 本実施の形態に係る酸化アルミニュームの膜をゲート酸化膜に用いた電界効果形トランジスタに於ける、チャネル移動度の各々のゲート酸化膜製膜時の基板温度依存性の測定結果を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る炭化珪素を基板に用いた縦型MOSFETの構成の一部を示す縦断面図である。
符号の説明
1 第2導電型の炭化珪素半導体基板、2 第2導電型のエピタキシャル成長層、3 ソース/ドレイン領域、4 酸化アルミニューム、5 ゲート電極、6 ソース/ドレイン電極、7 裏面電極、8 配線金属(ソース電極)、9 シリサイド層、10 ウェルコンタクト領域、11 ソース領域、12 ウェル領域、13 第1導電形のエピタキシャル成長層、14 第1導電形の炭化珪素半導体基板、15 層間酸化膜、16 ドレイン電極。

Claims (4)

  1. 炭化珪素基板上の酸化アルミニュームによるゲート絶縁膜の形成に際して、地上気圧よりも低い圧力環境下に於いて、トリエチルアルミニュームをアルミニューム原料、酸素ガスを酸素原料として、前記酸化アルミニュームを堆積することを特徴とする、
    炭化珪素半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    堆積雰囲気の酸素分圧を5Pa以上として製膜することを特徴とする、
    炭化珪素半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    製膜時の基板温度を320℃以下とすることを特徴とする、
    炭化珪素半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
    前記酸素ガスに代えて、一酸化二窒素の熱分解により生成する酸素を酸素原料として前記酸化アルミニュームを形成することを特徴とする、
    炭化珪素半導体装置の製造方法。
JP2008219554A 2008-08-28 2008-08-28 炭化珪素半導体装置の製造方法 Active JP5344873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008219554A JP5344873B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 炭化珪素半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008219554A JP5344873B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 炭化珪素半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010056285A JP2010056285A (ja) 2010-03-11
JP5344873B2 true JP5344873B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=42071892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008219554A Active JP5344873B2 (ja) 2008-08-28 2008-08-28 炭化珪素半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5344873B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9173826B2 (en) 2010-02-16 2015-11-03 The Procter & Gamble Company Porous, dissolvable solid substrate and surface resident coating comprising a zync pyrithione
US9233055B2 (en) 2012-10-12 2016-01-12 The Procter & Gamble Company Personal care composition in the form of a dissolvable article
US9295859B2 (en) 2009-12-08 2016-03-29 The Procter & Gamble Company Porous, dissolvable solid substrate and surface resident coating comprising matrix microspheres
US9545364B2 (en) 2010-07-02 2017-01-17 The Procter & Gamble Company Dissolvable fibrous web structure article comprising active agents
US10717839B2 (en) 2014-04-22 2020-07-21 The Procter And Gamble Company Compositions in the form of dissolvable solid structures
US11142848B2 (en) 2010-07-02 2021-10-12 The Procter & Gamble Company Dissolvable fibrous web structure article comprising active agents
US11679066B2 (en) 2019-06-28 2023-06-20 The Procter & Gamble Company Dissolvable solid fibrous articles containing anionic surfactants
US11925698B2 (en) 2020-07-31 2024-03-12 The Procter & Gamble Company Water-soluble fibrous pouch containing prills for hair care
US11944693B2 (en) 2010-07-02 2024-04-02 The Procter & Gamble Company Method for delivering an active agent
US11944696B2 (en) 2010-07-02 2024-04-02 The Procter & Gamble Company Detergent product and method for making same
US11970789B2 (en) 2010-07-02 2024-04-30 The Procter & Gamble Company Filaments comprising an active agent nonwoven webs and methods for making same
US12029799B2 (en) 2017-05-16 2024-07-09 The Procter & Gamble Company Conditioning hair care compositions in the form of dissolvable solid structures

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115000197B (zh) * 2022-06-17 2023-12-29 太原理工大学 一种极高增益4H-SiC基宽谱光电晶体管及其制备方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10049257B4 (de) * 1999-10-06 2015-05-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Verfahren zur Dünnfilmerzeugung mittels atomarer Schichtdeposition
KR100323874B1 (ko) * 1999-12-22 2002-02-16 박종섭 반도체 소자의 알루미늄 산화막 형성 방법
EP2293322A1 (en) * 2000-06-08 2011-03-09 Genitech, Inc. Method for forming a metal nitride layer
JP2004336019A (ja) * 2003-04-18 2004-11-25 Advanced Lcd Technologies Development Center Co Ltd 成膜方法、半導体素子の形成方法、半導体素子、表示装置の形成方法及び表示装置
JP4549167B2 (ja) * 2004-11-25 2010-09-22 三菱電機株式会社 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP2007012684A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置とゲート酸化膜の製造方法
US20070065578A1 (en) * 2005-09-21 2007-03-22 Applied Materials, Inc. Treatment processes for a batch ALD reactor
JP2008117878A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の製造方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9295859B2 (en) 2009-12-08 2016-03-29 The Procter & Gamble Company Porous, dissolvable solid substrate and surface resident coating comprising matrix microspheres
US9173826B2 (en) 2010-02-16 2015-11-03 The Procter & Gamble Company Porous, dissolvable solid substrate and surface resident coating comprising a zync pyrithione
US11944693B2 (en) 2010-07-02 2024-04-02 The Procter & Gamble Company Method for delivering an active agent
US9545364B2 (en) 2010-07-02 2017-01-17 The Procter & Gamble Company Dissolvable fibrous web structure article comprising active agents
US11142848B2 (en) 2010-07-02 2021-10-12 The Procter & Gamble Company Dissolvable fibrous web structure article comprising active agents
US11944696B2 (en) 2010-07-02 2024-04-02 The Procter & Gamble Company Detergent product and method for making same
US11970789B2 (en) 2010-07-02 2024-04-30 The Procter & Gamble Company Filaments comprising an active agent nonwoven webs and methods for making same
US9233055B2 (en) 2012-10-12 2016-01-12 The Procter & Gamble Company Personal care composition in the form of a dissolvable article
US10717839B2 (en) 2014-04-22 2020-07-21 The Procter And Gamble Company Compositions in the form of dissolvable solid structures
US11352474B2 (en) 2014-04-22 2022-06-07 The Procter And Gamble Company Compositions in the form of dissolvable solid structures
US12029799B2 (en) 2017-05-16 2024-07-09 The Procter & Gamble Company Conditioning hair care compositions in the form of dissolvable solid structures
US11679066B2 (en) 2019-06-28 2023-06-20 The Procter & Gamble Company Dissolvable solid fibrous articles containing anionic surfactants
US11925698B2 (en) 2020-07-31 2024-03-12 The Procter & Gamble Company Water-soluble fibrous pouch containing prills for hair care

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010056285A (ja) 2010-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5344873B2 (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP4843854B2 (ja) Mosデバイス
JP4029595B2 (ja) SiC半導体装置の製造方法
TWI311814B (en) Silicon carbide semiconductor device and method for producing the same
JP3811624B2 (ja) 半導体装置
JP4857697B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP2005166930A (ja) SiC−MISFET及びその製造方法
JP5519901B2 (ja) 炭化珪素電界効果型トランジスタ及びその製造方法
JPWO2008056698A1 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2009194127A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2009266871A (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2011091186A (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
JP2012114104A (ja) 蓄積型絶縁ゲート型電界効果型トランジスタ
JP2017175115A (ja) 炭化珪素半導体素子および炭化珪素半導体素子の製造方法
JP2012160485A (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2009158788A (ja) 縦型mosfetおよび縦型mosfetの製造方法
JPH11297712A (ja) 化合物膜の形成方法及び半導体素子の製造方法
JP2007012684A (ja) 半導体装置とゲート酸化膜の製造方法
JP2009043880A (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法および炭化珪素半導体装置
TW201044587A (en) Mosfet and method for manufacturing mosfet
JP4869563B2 (ja) 窒化物半導体装置及びその製造方法
CN103681256A (zh) 一种新型碳化硅mosfet器件及其制作方法
JP5072482B2 (ja) 炭化珪素半導体装置の製造方法
TW201237960A (en) Production method for semiconductor device
JP2008004726A (ja) 半導体素子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20101105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5344873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533