JP5344581B2 - タイヤ製造装置及びタイヤ製造方法 - Google Patents

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本発明は、被成形体にタイヤ構成部材を供給して先端部から巻き付けて未加硫タイヤを成形するタイヤ製造装置及びタイヤ製造方法に関する。
空気入りタイヤは、一般に、未加硫ゴム等からなる各タイヤ構成部材を被成形体に順次配置して未加硫タイヤを成形した後、加硫モールド内で加硫成型して製造される。また、このような未加硫タイヤを成形する装置として、従来、供給されるタイヤ構成部材の先端部を人手により成形ドラムに配置し、成形ドラムを回転させてタイヤ構成部材を巻き付ける等して、所定形状に形成する装置が知られている(特許文献1参照)。
ところで、この従来の装置のように、人手によりタイヤ構成部材の先端部を被成形体に配置するときには、先端部を見ながら、かつ作用する張力を直接感じながら、先端部を適正に引っ張り、或いは緩めつつ、先端部の位置を適宜調整等することで、所望の位置への配置が実現される。しかしながら、近年では、先端部の配置位置のバラツキを低減させて品質の更なる安定化を図る観点から、人手を要さずに、タイヤ構成部材の先端部を被成形体の配置位置に正確に安定して配置し、その配置精度を一層向上させることが要求されている。
これに対し、例えばロボットアームの先端に設けたハンド(ロボットハンド)により、タイヤ構成部材を厚さ方向に挟んで把持し、その状態で、ハンドを移動させてタイヤ構成部材の先端部を被成形体に配置することで、人手を要さない先端部の配置作業を実現することが考えられる。また、この場合には、ハンドを移動させて把持した先端部を引っ張る動作を実行させて、ハンドからタイヤ構成部材に張力を付加して直線状に配置等する。
ところが、未加硫ゴム等からなるタイヤ構成部材は、粘弾性挙動を示し、初期の形状を維持せずに変形し易い傾向がある。そのため、タイヤ構成部材は、ハンドにより最先端が把持して固定されると、被成形体への配置の間に、最先端から離れた自由な中間位置で、重力や自身の内部応力の影響で変形が生じ、全体の位置決めが正確に行えない虞がある。一方、この中間位置を把持すると、タイヤ構成部材は、把持されていない最先端側等で同様に変形が生じる虞がある。このように各位置に変形が生じると、タイヤ構成部材は、元の形状や寸法を維持できず、かつ、先端部を被成形体の所定位置に正確に配置するのが困難となる。
従って、タイヤ構成部材の先端部は、これら変形を防止しつつ、ハンド等からなる先端配置手段により、被成形体に正確に精度よく配置することが求められている。ただし、これにより、例えば上記した人手による配置動作と同様の動作を実行させるためには、人間と同様の複雑なセンサや制御が必要となり、装置全体が複雑化してコストも高くなる、という問題が生じる。
特開平1−285337号公報
本発明は、このような従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、未加硫タイヤを成形する際に、複雑なセンサや制御を必要とせずに、タイヤ構成部材の先端部を、変形を防止しつつ被成形体の所定の配置位置に正確に配置し、その被成形体への配置精度を向上させることである。
本発明は、被成形体に向かってタイヤ構成部材を供給する供給手段を備え、被成形体にタイヤ構成部材を供給して先端部から巻き付けて未加硫タイヤを成形するタイヤ製造装置であって、供給手段から供給されたタイヤ構成部材の先端部を誘導して被成形体に配置する先端配置手段と、被成形体に巻き付けたタイヤ構成部材の後端部を切断する手段と、タイヤ構成部材の後端部を被成形体に配置する手段と、を備え、先端配置手段が、タイヤ構成部材の側部に当接して供給手段側から先端部に向かって移動可能な当接体と、当接体をタイヤ構成部材の当接する側部に沿って先端部まで移動させてタイヤ構成部材の先端部を被成形体への配置位置に向けて誘導する誘導手段と、誘導したタイヤ構成部材の先端部を保持して被成形体の配置位置に押し付けて圧着する圧着手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、被成形体にタイヤ構成部材を先端部から巻き付けて未加硫タイヤを成形するタイヤ製造方法であって、被成形体に向かってタイヤ構成部材を供給手段から供給する工程と、供給されたタイヤ構成部材の側部に当接体を当接させて供給手段側から先端部に向かって移動させる工程と、当接体をタイヤ構成部材の当接する側部に沿って先端部まで移動させてタイヤ構成部材の先端部を被成形体への配置位置に向けて誘導する工程と、誘導したタイヤ構成部材の先端部を保持して被成形体の配置位置に押し付けて圧着する工程と、タイヤ構成部材を被成形体に巻き付けて、タイヤ構成部材の後端部を切断する工程と、タイヤ構成部材の後端部を被成形体に配置する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、未加硫タイヤを成形する際に、複雑なセンサや制御を必要とせずに、タイヤ構成部材の先端部を、変形を防止しつつ被成形体の所定の配置位置に正確に配置でき、その被成形体への配置精度を向上させることができる。
本実施形態のタイヤ製造装置の概略構成を模式的に示す要部斜視図である。 図1の双腕ロボットが有する一方のハンドを模式的に示す要部斜視図である。 タイヤ構成部材の巻き付け手順を模式的に示すタイヤ製造装置の要部斜視図である。 タイヤ構成部材の先端部を被成形体に配置する動作を模式的に示す要部斜視図である。 タイヤ構成部材の後端部の配置手順を模式的に示すタイヤ製造装置の要部斜視図である。
以下、本発明のタイヤ製造装置及びタイヤ製造方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のタイヤ製造装置は、回転する被成形体にタイヤ構成部材を供給して先端部から順に巻き付け、所定形状及び構造の未加硫タイヤを成形する装置であり、タイヤ構成部材の先端部を被成形体に自動で配置するようになっている。
図1は、このタイヤ製造装置の概略構成を模式的に示す要部斜視図である。
タイヤ製造装置1は、図示のように、軸線が水平に配置された支持体3と、支持体3を軸線周りに回転可能に支持する駆動部4と、支持体3の上方からタイヤ構成部材Gを供給する供給手段10とを備えている。また、タイヤ製造装置1は、支持体3の外周側に設けられたタイヤ構成部材Gの先端部を配置する先端配置手段2と、タイヤ構成部材Gを切断するためのカッター5と、駆動部4の先端配置手段2側の側面に取り付けられたカッター5の収納部6とを備えている。
支持体3は、未加硫タイヤの成形時に、被成形体Hを軸線周りに回転可能に支持する手段であり、例えば成形する未加硫タイヤの内面形状に応じた外面形状を有する剛体コアや、拡縮可能な円筒状の成形ドラム等からなる。ここでは、支持体3は、軸線周りに回転可能な成形ドラムからなり、その外周側にタイヤ構成部材Gが順に巻き付けや配置等されて被成形体Hが形成され、被成形体Hを同芯状に保持する。また、支持体3は、駆動部4に設けられたモータ等の駆動源や、その回転動力の伝達機構等からなる回転駆動手段(図示せず)により回転駆動され、被成形体Hを軸線周りに所定の回転速度で回転させて任意の回転角で停止させる。
ここで、被成形体Hは、未加硫タイヤの成形時にタイヤ構成部材Gが巻き付けられる対象物であり、支持体3上に配置された成形途中段階の未加硫タイヤや仕掛かり品、又は中間成形体等である。或いは、タイヤ構成部材Gを支持体3上へ直接貼り付けて巻き付けるときには、成形ドラムや剛体コアが被成形体Hを構成する。また、タイヤ構成部材Gは、タイヤ成形工程の所定段階で被成形体Hに巻き付けられる、例えばベルト、トレッドゴム、キャンバスチェーファ、又は各種補強部材等のタイヤ各部を構成する部材であり、未加硫ゴム等により所定厚さ、幅及び断面形状の帯状やシート状等に形成されて、供給手段10から供給される。なお、本実施形態では、タイヤ構成部材Gとして、長手方向の両端が斜めに切断されて平行四辺形状をなすベルト部材を例に採り説明するが、長方形状や台形状等の他の形状の部材も、以下と同様にして被成形体Hに巻き付けられる。
供給手段10は、長尺なタイヤ構成部材Gを搬送するサーバ11と、サーバ11の搬送終端部の上面に設けられた回転自在な円筒状の案内部材12とを有する。サーバ11は、複数のプーリに架け渡された無端状のベルト、及び、一端側のプーリを回転させてベルトを循環駆動するモータ等からなる駆動手段(それぞれ図示せず)等から構成され、搬送終端部が支持体3の上方に位置するように、その軸線方向と直交する方向に配置されている。供給手段10は、このサーバ11のベルトを循環駆動して、上面上のタイヤ構成部材Gを、所定の移動経路に沿って長手方向に移動させ、かつ、案内部材12により、タイヤ構成部材Gをサーバ11との間に挟み、タイヤ構成部材Gの幅方向位置を所定位置に維持して案内する。これにより、供給手段10は、タイヤ構成部材Gを被成形体Hの所定位置(ここでは上方部)に向かって連続して供給するとともに、その被成形体Hへの巻き付けに同期して、所定距離だけ移動させて予め設定された長さを供給する。
先端配置手段2は、タイヤ構成部材Gの被成形体Hへの配置や巻き付けを行う双腕ロボット20からなり、供給手段10によるタイヤ構成部材Gの供給方向下流側に、かつ、支持体3に対向して配置されている。先端配置手段2は、この双腕ロボット20により、供給手段10から供給されたタイヤ構成部材Gの先端部を誘導し、被成形体Hの所定位置に貼り付けて配置する。また、ここでは、双腕ロボット20により、被成形体Hに巻き付けたタイヤ構成部材Gの後端部の切断や、その被成形体Hへの配置も行うようになっている。
双腕ロボット20は、床面等に設置された基端部21と、基端部21を中心に旋回可能な胴体部22と、胴体部22の頂部に設けられたタイヤ構成部材Gを検知等するセンサ部23と、胴体部22の両側部に設けられた回動可能な一対の肩部24A、24Bとを有する。また、双腕ロボット20は、肩部24A、24Bに各々連結された一対の多関節ロボットアーム(以下、アームという)25A、25Bと、その各先端に回動可能に設けられたロボットハンド(以下、ハンドという)30A、30Bと、以上の各部をそれぞれに応じて駆動する各種アクチュエータ等からなる駆動手段(図示せず)とを有する。双腕ロボット20は、胴体部22の旋回、肩部24A、24Bの回動、アーム25A、25Bの複数箇所(ここでは3つ)の関節Kを中心にした回動(屈曲)、及びハンド30A、30Bの回動を組み合わせて、ハンド30A、30Bを、移動可能範囲内の任意の位置に移動させて任意の状態に配置する。
ここでは、ハンド30A、30Bは、サーバ11の搬送終端部と被成形体Hとの間を含む支持体3の周辺の所定範囲で移動するとともに、駆動部4側のハンド30Aが、アーム25Aにより、収納部6(カッター5)とサーバ11の搬送終端部との間で移動する。双腕ロボット20は、このようにして、ハンド30A、30Bを、被成形体Hに対するタイヤ構成部材Gの配置や巻き付けの各段階に応じて、予め設定された動作パターンに従って所定位置に移動させ、後述する各動作を実行する。また、先端配置手段2は、この双腕ロボット20のハンド30A、30Bにより、供給手段10からタイヤ構成部材Gが所定長さ供給されたときに、タイヤ構成部材Gの先端部を保持等して被成形体Hに配置する。その際、ハンド30A、30Bは、タイヤ構成部材Gを保持する保持手段としての機能に加えて、タイヤ構成部材Gをガイドするガイド部としても機能し、配置前のタイヤ構成部材Gの先端部を誘導及び保持して被成形体Hに貼り付ける。
図2は、一方のハンド30Aを模式的に示す要部斜視図であり、図2Aに開いた状態を、図2Bに閉じた状態を、それぞれ示す。また、図2では、図1の左方のハンド30Aを示しているが、右方のハンド30Bも左右対称な状態で同様に構成されている。以降、各ハンド30A、30Bの同様な構成には同一の番号を付し、それぞれ末尾にA、Bを付して区別する。
この先端配置手段2では、図示のように、ハンド30Aは、タイヤ構成部材G(図ではハンド30A近傍の一部を二点鎖線で示す)を厚さ方向の両面から挟んで把持する開閉可能な一対の把持部材31A、32Aと、それらの間に設けられた、タイヤ構成部材Gの側部に当接する当接体33Aとを有する。ハンド30Aは、アーム25A内の駆動手段により駆動されて、一対の把持部材31A、32Aを接近(図2B参照)及び離間(図2A参照)する方向に相対変位(図の矢印S)させ、タイヤ構成部材Gの把持部を開閉するとともに、双腕ロボット20の上記各部の作動に応じて全体として移動する。従って、双腕ロボット20は、把持部材31A、32Aと当接体33Aとを一体に移動させる移動手段を構成する。
本実施形態では、把持部材31A、32Aは、同じ大きさの矩形板状に形成され、互いに平行に対向した状態で、一方(図では下方)の把持部材31Aがアーム25Aに取り付けられ、この把持部材31Aに対して、他方(図では上方)の把持部材32Aが接近及び離間変位する。また、下方の把持部材31Aの上面には、アーム25A側の縁部に沿って、複数(図では6つ)の柱状部材Tが、上方に突出して等間隔で配置され、全体として櫛状(櫛歯状)をなすように並列している。これに対し、上方の把持部材32Aは、縁部に沿って、柱状部材Tが各々貫通する複数の貫通孔が形成され、貫通する柱状部材Tにより案内されて突出方向に沿って変位し、下方の把持部材31Aに平行な状態で接近及び離間する。このように、複数の柱状部材Tは、把持部材31A、32A同士を連結する連結部材であり、かつ、それらの間に位置する櫛状の側面が、ハンド30Aの内壁部となり、この内壁部がタイヤ構成部材Gの側部に当接する当接体33Aを構成する。
ハンド30Aは、この把持部材31A、32Aが離間(図2A参照)して開いた状態で、それらの間にタイヤ構成部材Gの幅方向の縁部が挿入され、その側部を当接体33Aに当接させて移動して、タイヤ構成部材Gを所定位置に誘導する。また、ハンド30Aは、把持部材31A、32Aが接近(図2B参照)して閉じた状態で、当接体33Aが当接する位置のタイヤ構成部材Gの縁部を挟んで厚さ方向に把持し、その位置を固定して保持する。ハンド30Aは、このように、開と閉の各位置で、それぞれタイヤ構成部材Gの誘導と保持との各機能を発揮する。
先端配置手段2は、双腕ロボット20により、両ハンド30A、30Bを移動や作動させて、供給手段10からの供給に同期して、タイヤ構成部材Gの先端部を被成形体Hに貼り付けて配置し、併せて、タイヤ構成部材Gを被成形体Hに巻き付けるための他の動作を実行させる。また、先端配置手段2は、タイヤ構成部材Gの先端部の配置時には、当接体33Aを、タイヤ構成部材Gの側部に当接させて供給手段10側(図1参照)から先端部に向かって移動させ、タイヤ構成部材Gを幅方向等に変位させて所定位置に誘導する。
次に、このタイヤ製造装置1により、タイヤ構成部材Gを被成形体Hに巻き付けて未加硫タイヤを成形し、タイヤを製造する手順や動作について説明する。以下の手順等は、制御装置(図示せず)により制御され、装置各部を予め設定されたタイミングや条件で関連動作させて実行される。この制御装置は、例えばマイクロプロセッサ(MPU)、各種プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、及びMPUが直接アクセスするデータを一時的に格納するRAM(Random Access Memory)等を備えたコンピュータから構成され、接続手段を介して装置各部が接続されている。これにより、制御装置は、装置各部と制御信号や各種データを送受信し、タイヤ成形に関する各動作を各々実行させる。
図3は、タイヤ構成部材Gの巻き付け手順を模式的に示すタイヤ製造装置1の要部斜視図であり、各巻き付け段階の状態を、図1に対応して順に示している。
このタイヤ製造装置1では、まず、支持体3(図3A参照)の回転を停止してサーバ11を駆動し、供給手段10から被成形体Hの所定位置に向かってタイヤ構成部材Gを供給する。続いて、供給手段10からタイヤ構成部材Gが所定長さ供給されたときに、タイヤ構成部材Gの供給を一旦停止し、或いは、その供給を継続しつつ同期して、先端配置手段2(図3B参照)により、タイヤ構成部材Gの先端部を被成形体Hに配置する。その際、先端配置手段2は、双腕ロボット20の両ハンド30A、30Bにより、タイヤ構成部材Gの先端部を誘導して被成形体Hの所定の配置位置に圧着する。
図4は、このタイヤ構成部材G(図では二点鎖線で示す)の先端部を配置する動作をハンド30A、30Bを抜き出して模式的に示す要部斜視図であり、図2に対応して、各段階のハンド30A、30Bの状態を順に示している。
先端配置手段2は、まず、ハンド30A、30B(図4A参照)の各把持部材31A、32A(31B、32B)を離して開いた状態で、ハンド30A、30Bを、タイヤ構成部材Gの側部に向かって予め定められた位置に移動させる。これにより、把持部材31A、32A(31B、32B)間に、供給されたタイヤ構成部材Gを挿入し、その供給手段10側の両側部に、ハンド30A、30Bに設けられた一対の当接体33A、33Bをそれぞれ当接させて、タイヤ構成部材Gを幅方向の両外側から挟んで幅方向位置を固定する。続いて、先端配置手段2は、これら側部に当接する少なくとも一方の当接体(33A及び/又は33B)を側部に沿って移動させ、タイヤ構成部材Gの先端部を誘導する。
その際、本実施形態では、一方(図では左方)のハンド30Aを移動させ、他方(図では右方)のハンド30Bは、タイヤ構成部材Gがハンド30A側に向かって幅方向に僅かに変位するように同方向に多少移動させ、その当接体33Bをタイヤ構成部材Gに押し付けて停止させる。また、ハンド30Aの当接体33A(図4B参照)を、タイヤ構成部材Gの側部に当接させてスライドさせつつ、設定された移動経路に沿って、タイヤ構成部材Gの供給方向上流側から下流側に向けて移動させる。この当接体33Aによりガイドして、タイヤ構成部材Gを当接体33Aの位置に合わせて幅方向等に変位させ、その幅方向位置を調整する。
先端配置手段2は、このようにして、供給されたタイヤ構成部材Gの側部に当接体33Aを当接させて、供給手段10側から先端部の所定位置に向かって移動させ、当接体33Aを、タイヤ構成部材Gの当接する側部に沿って、先端部の特定位置まで移動させる。この移動により、タイヤ構成部材Gの先端部を支持しつつ被成形体Hへの配置位置に向けて誘導し、その幅方向等の位置を、被成形体Hへの圧着動作に移行する設定位置に位置決めする。その際、この先端配置手段2では、ハンド30Aの一対の把持部材31A、32Aを開いた状態、即ち、タイヤ構成部材Gを把持しない状態で、当接体33Aを移動させ、移動後(図4C参照)に、把持部材31A、32Aを閉じてタイヤ構成部材Gを挟んで把持し、その先端部をハンド30Aにより保持する。
このハンド30Aの動作により、先端配置手段2は、誘導したタイヤ構成部材Gの先端部を着脱可能に保持し、続いて、双腕ロボット20によりハンド30Aを被成形体Hまで移動(図4Cの矢印参照)させる。これにより、保持したタイヤ構成部材Gの先端部を、被成形体Hに設定された所定の配置位置に接触させ、その外周面に所定圧力で押し付けて圧着する。ここでは、タイヤ構成部材Gのハンド30Aに隣接する供給手段10側(図4DのX範囲)を押し付けて圧着し、タイヤ構成部材Gの一方の縁部を被成形体Hに貼り付けて配置する。従って、本実施形態では、ハンド30A及び双腕ロボット20は、タイヤ構成部材Gの先端部を保持する保持手段や圧着手段であり、かつ、タイヤ構成部材Gの先端部を上記のように誘導する誘導手段でもある。
その後、タイヤ製造装置1は、ハンド30Aによるタイヤ構成部材Gの保持を解除し、両ハンド30A、30Bをタイヤ構成部材Gから離して(図3C参照)、それらによるタイヤ構成部材Gの幅方向の狭持も解除する。続いて、タイヤ製造装置1は、支持体3及び被成形体Hを回転させるとともに、その回転に合わせて、供給手段10からタイヤ構成部材Gを供給し、タイヤ構成部材Gを被成形体Hの外周に巻き付ける。これにより、タイヤ構成部材Gを、被成形体Hの配置位置(巻付位置)に沿って先端部から順に1周巻き付ける。次に、タイヤ製造装置1は、双腕ロボット20の一方のアーム25Aを延ばして、ハンド30Aによりカッター5を掴み、カッター5を収納部6から取り出して、タイヤ構成部材Gの後端部を切断して被成形体Hに配置する。
図5は、タイヤ構成部材Gの後端部の配置手順を模式的に示すタイヤ製造装置1の要部斜視図であり、各段階の状態を図1に対応して順に示している。
後端部の配置時には、タイヤ製造装置1は、まず、支持体3(図5A参照)の回転とタイヤ構成部材Gの供給を停止し、双腕ロボット20により、一方のハンド30Aのカッター5を供給手段10側に移動させる。また、他方のハンド30Bにより、タイヤ構成部材Gの後端部を切断位置近傍で保持し、カッター5をタイヤ構成部材Gに押し当てて所定の切断位置に沿って、ここでは斜めに移動させてタイヤ構成部材Gを切断する。
次に、カッター5を収納部6内(図5B参照)に戻して、ハンド30Aにより、タイヤ構成部材Gの後端部を切断位置近傍で保持し、両ハンド30A、30Bを被成形体Hに向かって移動させる。これにより、タイヤ構成部材G(図5C参照)の後端部を先端部に重ね合わせて被成形体Hに押し付け、両切断端同士を圧着及び接合して、被成形体Hに対する1つのタイヤ構成部材Gの巻き付けと配置を終了する。タイヤ製造装置1は、1又は複数のタイヤ構成部材Gを、以上と同様に回転する被成形体Hの所定位置に所定の順序で先端部から巻き付けて貼り付け、他のタイヤ構成部材と組み合わせる等して未加硫タイヤを成形する。続いて、成形した未加硫タイヤを加硫成型して製品タイヤが製造される。
以上説明したように、本実施形態では、当接体33Aをタイヤ構成部材Gの当接する側部に沿って先端部まで移動させて、その先端部を被成形体Hへの配置位置に向けて誘導した後、誘導した先端部を保持して被成形体Hの配置位置に圧着して配置する。そのため、供給されたタイヤ構成部材Gに角度や方向、位置のズレ等があっても、所定の配置位置に向けて正確に誘導でき、タイヤ構成部材Gの先端部を被成形体Hの配置位置に精度よく、かつ、繰り返し同じ状態に配置することができる。また、当接体33Aをタイヤ構成部材Gの側部に沿って移動させて、タイヤ構成部材Gを特定箇所で保持せずに、先端部に向かって徐々に誘導するため、その間のタイヤ構成部材Gに変形が生じるのを抑制することができる。
その結果、タイヤ構成部材Gの先端部を元の形状や寸法に維持して、その全体に亘って正確に位置決めできるため、先端部を精度よく容易に被成形体Hに配置でき、配置位置のバラツキを低減させて品質の安定化を図ることができる。同時に、タイヤ構成部材Gを比較的単純な動作で正確な位置に配置できるため、複雑なセンサを設けることなく、かつ簡単な制御により配置動作を実行でき、装置全体が複雑になるのを抑制して、コストを低く抑えることができる。これに伴い、人手を要さずに、タイヤ構成部材Gの先端部を被成形体Hの配置位置に正確に安定して配置して、配置毎の精度を高く維持することもできる。
従って、本実施形態によれば、未加硫タイヤを成形する際に、複雑なセンサや制御を必要とせずに、タイヤ構成部材Gの先端部を、変形を防止しつつ被成形体Hの所定の配置位置に正確に配置でき、その被成形体Hへの配置精度を向上させることができる。また、ここでは、タイヤ構成部材Gの先端部を保持する際に、その当接体33Aが当接する縁部を保持するため、当接体33Aにより誘導されたタイヤ構成部材Gを誘導位置に正確に保持して変位を抑制でき、先端部の配置精度を一層向上させることができる。更に、この先端配置手段2は、把持部材31A、32A間に当接体33Aを設けて、それらを一体にタイヤ構成部材Gの先端部まで移動させた後、把持部材31A、32Aにより先端部を保持するため、先端部の誘導と保持とを、簡単な構造で連続して行うことができる。
ここで、タイヤ構成部材Gは、両側面に当接する当接体33A、33Bの一方を移動させれば、充分正確に先端部を誘導することができる。ただし、両方の当接体33A、33Bを移動させて誘導するようにしてもよく、このようにすることで、先端部の誘導をより正確に行え、被成形体Hへの配置精度を一層向上させることができる。同様に、タイヤ構成部材Gの先端部の保持も、一方又は両方のハンド30A、30Bにより行ってもよく、両方で保持することで、先端部を被成形体Hに正確、確実に圧着して、配置精度を効果的に高めることができる。
また、本実施形態では、サーバ11を駆動してタイヤ構成部材Gを供給したが、双腕ロボット20により、タイヤ構成部材Gをサーバ11から引き出すようにしてもよい。更に、タイヤ構成部材Gの先端部の保持は、把持部材31A、32A(31B、32B)により挟んで把持する以外に、ハンド30A、30Bに当接体33A、33Bと共に吸着パッドを設け、この吸着パッドにより吸着して保持する等、把持手段以外の保持手段により保持してもよい。加えて、先端配置手段2は、双腕ロボット20を使用せずに、複数のアクチュエータや移動手段を組み合わせる等して、当接体33A、33Bや先端部の保持手段に、同期して、又は、互いに独立して、上記と同様の動作や移動を実行させる他の機構により構成してもよい。
なお、このタイヤ製造装置1は、生タイヤ(グリーンタイヤ)以外に、ベルトやトレッドゴム等を新たに巻き付けて成形する未加硫の更生タイヤ等、加硫前の各種タイヤの成形に使用することができる。従って、本発明で成形する未加硫タイヤには、生タイヤに加えて、タイヤ構成部材Gを巻き付けて成形する更生タイヤ等の各種タイヤを含む。また、本発明のタイヤ製造方法は、タイヤ構成部材Gの先端部を、自動で配置する場合に好適であるが、例えば人手により同様の動作を行うようにしてもよい。この場合には、人手により、その手を当接体として、タイヤ構成部材Gの側部に当接させて上記と同様に移動させ、タイヤ構成部材Gの先端部を手で掴んで被成形体Hに配置することで同様の動作を行え、これにより、上記した各効果を得ることができる。
以上、平行四辺形状のタイヤ構成部材Gを例に採り説明したが、タイヤ構成部材Gは、この本実施形態の一例に限定されず、その形状や種類等を問わず、被成形体Hに巻き付けられる、上記した各例を含む他の部材であってもよい。また、これら各種タイヤ構成部材Gの先端部を被成形体Hに配置した後は、上記と異なるようにしてタイヤ構成部材Gを被成形体Hに巻き付け等してもよく、この先端部配置後の動作や手順も、本実施形態の例に限定されるものではない。
1・・・タイヤ製造装置、2・・・先端配置手段、3・・・支持体、4・・・駆動部、5・・・カッター、6・・・収納部、10・・・供給手段、11・・・サーバ、12・・・案内部材、20・・・双腕ロボット、21・・・基端部、22・・・胴体部、23・・・センサ部、24A、24B・・・肩部、25A、25B・・・アーム、30A、30B・・・ハンド、31A、31B・・・把持部材、32A、32B・・・把持部材、33A、33B・・・当接体、G・・・タイヤ構成部材、H・・・被成形体、K・・・関節、T・・・柱状部材。

Claims (6)

  1. 被成形体に向かってタイヤ構成部材を供給する供給手段を備え、被成形体にタイヤ構成部材を供給して先端部から巻き付けて未加硫タイヤを成形するタイヤ製造装置であって、
    供給手段から供給されたタイヤ構成部材の先端部を誘導して被成形体に配置する先端配置手段と、被成形体に巻き付けたタイヤ構成部材の後端部を切断する手段と、タイヤ構成部材の後端部を被成形体に配置する手段と、を備え、
    先端配置手段が、タイヤ構成部材の側部に当接して供給手段側から先端部に向かって移動可能な当接体と、当接体をタイヤ構成部材の当接する側部に沿って先端部まで移動させてタイヤ構成部材の先端部を被成形体への配置位置に向けて誘導する誘導手段と、誘導したタイヤ構成部材の先端部を保持して被成形体の配置位置に押し付けて圧着する圧着手段と、を有することを特徴とするタイヤ製造装置。
  2. 請求項1に記載されたタイヤ製造装置において、
    先端配置手段が、タイヤ構成部材の両側部にそれぞれ当接してタイヤ構成部材を幅方向外側から挟む一対の当接体を有し、少なくとも一方の当接体を移動させてタイヤ構成部材の先端部を誘導することを特徴とするタイヤ製造装置。
  3. 請求項1又は2に記載されたタイヤ製造装置において、
    圧着手段が、当接体が当接するタイヤ構成部材の縁部を保持する手段を有することを特徴とするタイヤ製造装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載されたタイヤ製造装置において、
    先端配置手段が、タイヤ構成部材を厚さ方向の両面から挟んで把持する開閉可能な把持部材と、把持部材に設けられた当接体と、把持部材と当接体とを一体に移動させる移動手段とを有し、把持部材を開いた状態で当接体をタイヤ構成部材の当接する側部に沿って先端部まで移動させ、把持部材を閉じてタイヤ構成部材を把持して先端部を保持することを特徴とするタイヤ製造装置。
  5. 被成形体にタイヤ構成部材を先端部から巻き付けて未加硫タイヤを成形するタイヤ製造方法であって、
    被成形体に向かってタイヤ構成部材を供給手段から供給する工程と、
    供給されたタイヤ構成部材の側部に当接体を当接させて供給手段側から先端部に向かって移動させる工程と、
    当接体をタイヤ構成部材の当接する側部に沿って先端部まで移動させてタイヤ構成部材の先端部を被成形体への配置位置に向けて誘導する工程と、
    誘導したタイヤ構成部材の先端部を保持して被成形体の配置位置に押し付けて圧着する工程と、
    タイヤ構成部材を被成形体に巻き付けて、タイヤ構成部材の後端部を切断する工程と、
    タイヤ構成部材の後端部を被成形体に配置する工程と、
    を有することを特徴とするタイヤ製造方法。
  6. 請求項5に記載されたタイヤ製造方法において、
    タイヤ構成部材の両側部に当接体をそれぞれ当接させてタイヤ構成部材を幅方向外側から挟む工程を有し、
    前記移動させる工程が、タイヤ構成部材の側部に当接する少なくとも一方の当接体を移動させることを特徴とするタイヤ製造方法。
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