JP5343689B2 - グロメット - Google Patents
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Description
請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明は、車体又は車両部品に設けた取付凹部に対し、車両部品又は車体に設けた前記凸状体に嵌合されたグロメットのシール部が圧入されると、シール部が弾性変形して、取付凹部の内周面に圧接され、取付凹部とグロメットとの間に空間が形成される。グロメットの挿入過程においては、前記空間の圧力が高くなるので、該空間内の空気は連通路を通して外部に排出される。前記グロメットの挿入完了後に前記閉鎖弁により連通路が閉鎖されると、前記空間が密閉状態となる。このため、車体に対する車両部品の装着作業を容易に行うことができる。又、グロメットには車両部品の荷重が作用しないので、グロメットが磨耗したり、損傷したりすることが抑制される。
請求項7又は8に記載の発明によれば、車両部品の二つの構成部材の連結を容易に行うことができるとともに、磨耗や損傷を抑制することができる。
以下、本発明を具体化したグロメットの第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図3及び図4に示すように、前記本体ケース14の底面には凸状体としての円柱状をなす連結ロッド21が下方に指向するように一体に連結されている。図2(a)に示すように、前記取付筒12の取付凹部12aの内周面12bと、前記ロッド21の外周面21aとの間には、弾性変形可能な弾性材料としての例えばアクリルゴム等の合成ゴムあるいは合成樹脂よりなるグロメット22が介在されている。前記本体ケース14の下面には複数箇所に支持ロッド23が一体に連結され、各支持ロッド23の下端面は、前記マウント11の上面に配設されたゴム製の支持板24の上面に支持されている。
図2(a)は車両が停止されて、取付筒12及びエアクリーナ13が静止された状態を示す。車両が走行されると、マウント11及び取付筒12が振動され、前記マウント11を介して前記エアクリーナ13に振動が伝達される。この振動の振幅が小さい場合には、図2(a)において、取付筒12の内部でグロメット22が上下方向に往復動されると、前記環状シール部26が上下方向に弾性変形されて振動が許容される。
(1)上記実施形態では、前記エアクリーナ13のロッド21にグロメット22を嵌合し、このグロメット22をマウント11に形成された取付筒12の取付凹部12aに嵌入するようにした。又、この嵌入動作時に閉鎖弁27が開放されて連通路Tにより空間Rが大気と連通されるようにした。このため、マウント11側の取付筒12に対するエアクリーナ13側の連結ロッド21及びグロメット22の取付作業を、取付凹部12aの内周面12bに環状シール部26を弾性変形させてグロメット22を該シール部26のゴム摩擦抵抗に抗して、押し込むことにより容易に行うことができる。前記取付筒12の取付凹部12aへのグロメット22の挿入に先立って、グロメット22の環状シール部26の表面又は取付凹部12aの内周面12bに水を付着させて湿潤させることにより、グロメット22の取付凹部12aへの挿入作業をさらに容易に行うことができる。なお、この水は後で蒸発するので、取付筒12とグロメット22の結合力は低下することはない。
(第2の実施形態)
次に、図5及び図6に基づいて、この発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の各実施形態において、前記第1実施形態の構成と同様の構成については、同1の符号を付して説明を省略あるいは簡略化する。
(第3の実施形態)
次に、この発明の第3の実施形態を図7〜図10に基づいて説明する。
に、前記エアクリーナ13を図7(c)及び図8(b)に示す状態から図7(b)及び図8(a)に示す状態に回動することにより、連結ロッド21の閉鎖弁21dによる連通路Tの閉鎖状態が解除される。このため、空間Rが大気側と連通されるので、エアクリーナ13を上方向に移動することにより取付筒12から連結ロッド21及びグロメット22を容易に取り外すことができる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を図11及び図12に基づいて説明する。
(1)第4の実施形態では、取付筒32の取付凹部32aに対し、連結ロッド21に嵌合したグロメット22を挿入することにより、本体ケース14に対し蓋体ケース15をワンタッチで容易に連結することができる。
(変更例)
なお、前記各実施形態を次のように変更して具体化することも可能である。
・前記各実施形態において、前記グロメット22の閉鎖弁27に設けられた操作紐28を省略することも可能である。この場合には、例えば、工具を用いて前記閉鎖弁27を閉鎖位置から開放位置に移動させることができる。
Claims (8)
- 車体又は前記車体に取り付けられる車両部品に凹設された取付凹部に挿入され、かつ前記車両部品又は車体に設けられた凸状体が挿入されるように構成されたグロメットであって、
弾性材料よりなるグロメット本体に前記凸状体を圧入する挿入穴を設け、グロメット本体の外周面に、前記取付凹部の内周面に押圧接触される弾性変形可能な環状のシール部を設け、前記グロメット本体、前記シール部及び前記凸状体の少なくともいずれか一つの部材には、前記取付凹部の底部、グロメット本体及び前記シール部によって形成された空間と、大気とを連通する連通路を設け、前記連通路を閉鎖可能な閉鎖弁を設けたことを特徴とするグロメット。 - 請求項1において、前記閉鎖弁はグロメット本体又はシール部に弾性変形可能に設けられ、該閉鎖弁は前記取付凹部にグロメット本体を挿入する際に前記空間から連通路を通して外部に排出される空気の圧力により弾性変形されて連通路を開放し、グロメット本体の挿入完了後に弾性復元力により連通路を閉鎖するように構成されていることを特徴とするグロメット。
- 請求項1において、前記シール部には前記連通路がスリット状に切り込み形成され、前記閉鎖弁は前記連通路を形成する際にシール部に形成されたものであることを特徴とするグロメット。
- 請求項2又は3において、前記閉鎖弁には、該閉鎖弁を前記連通路の閉鎖位置から開放位置に弾性的に変形させるための操作部が設けられていることを特徴とするグロメット。
- 請求項1において、前記グロメット本体には、前記空間と大気とを連通するように前記挿入穴が貫通形成され、該挿入穴の内周面には、前記凸状体の外周面と協働して前記連通路を形成する凹状溝が形成され、前記凸状体の外周面には前記連通路を閉鎖可能な前記閉鎖弁が設けられ、該閉鎖弁は、前記凸状体を前記挿入穴内において、該挿入穴の軸線の周りで回動することにより閉鎖位置と開放位置との間で切り換えられるように構成されていることを特徴とするグロメット。
- 請求項5において、前記凸状体の外周面には、前記閉鎖弁と対応するように位置規制用の突起が設けられ、前記突起が凹状溝に係合されたとき、前記閉鎖弁が連通路を閉鎖する位置に移動されて、該閉鎖弁が閉鎖位置に保持されるように構成されていることを特徴とするグロメット。
- 車体に取り付けられる車両部品の二つの構成部材のうち、一方の構成部材に凹設された取付凹部に挿入されると共に、他方の構成部材に設けられた凸状体が挿入されて車両部品の構成部材が連結されるように構成されたグロメットであって、
グロメット本体の内部に前記凸状体を圧入する挿入穴を設け、グロメット本体の外周面に、前記取付凹部の内周面に圧接される弾性変形可能なシール部を設け、グロメット本体、前記シール部及び前記凸状体の少なくともいずれか一つの部材には、前記取付凹部の底部、グロメット本体及びシール部によって形成された空間と、大気とを連通する連通路を設け、前記連通路を閉鎖可能な閉鎖弁を設けたことを特徴とするグロメット。 - 請求項7において、前記車両部品は、エアクリーナであって、前記取付凹部は、該エアクリーナの一方の構成部材である本体ケース又は他方の構成部材である蓋体ケースに設けられ、前記蓋体ケース又は本体ケースには、前記取付凹部と対応するように凸状体が設けられていることを特徴とするグロメット。
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