JP5342724B2 - 継手への二重管の接続構造及び接続方法 - Google Patents
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Description
請求項6の継手への二重管の接続構造は、内管の端部が、内側接続部と外側接続部との間隙に挿入されて該内側接続部に外挿されるものである。
請求項6の発明は、内管の端部が、内側接続部と外側接続部との間隙に挿入されて該内側接続部に外挿されるから、前記内管は前記内側接続部と外側接続部との間隙に挿入するだけで簡単に該内側接続部に外挿して継手に接続することができる。
以下、本発明の第一実施形態における継手への二重管の接続構造を図1乃至図9に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の第一実施形態における継手への二重管の接続構造を示す一部破断正面図、図2は図1の継手を示し、(a)はその正面図、(b)は底面図、図3は図2の継手の分解正面図、図4は図1の継手に二重管を接続した状態を示す一部破断正面図である。
まず、継手1の内側接続部5に流体管11を接続する。この際、外管である波付鞘管21は外面の凹凸を利用して長さ方向にある程度伸縮できるので、流体管11の接続に先立ち、端部を圧縮して押下げ、前記流体管11の端部を所定長さ外部に露出させる。この状態で、工具を使用するなどして前記流体管11を前記内側接続部5と外側接続部6との間に挿入しつつ該内側接続部5の外面5bに強制的に差し込み、先端を奥側突当部に当接させる。このとき、外側接続部6の内径d3は流体管11の外径d2より僅かに大きく形成されているので、前記流体管11は内側接続部5と外側接続部6との狭い間隙内に円滑に挿入し、内側接続部5に接続することができる。
継手1の外側接続部6の外面6cには、波付鞘管21の谷部23の内径D3と同一、厳密には前記内径D3より僅かに大きい外径d5を有する外周部6dが形成されているから、前記継手1の外側接続部6に端部が外嵌された前記波付鞘管21は谷部23が前記継手1の外側接続部6の外周部6dにおける外面6cと当接し、この部分で流体管11と波付鞘管21との間の空間が閉塞され、外部に臨まないものとなる。このため、流体管11と波付鞘管21との間の空気が外部に流出入するのが防止される。
次に、第二実施形態の二重管の接続構造を図10及び図11に基づいて説明する。第一実施形態では、外管としての波付鞘管21を外側接続部6に外嵌しているのに対し、第二実施形態では、外管として、断熱発泡層を備えた被覆管を使用し、この被覆管を外側接続部6に外接している点で相違する。以下、第一実施形態と相違する部分を中心に説明する。ここで、図10は第二実施形態における継手への二重管の接続構造を示す一部破断正面図、図11は図10の継手に二重管を接続した状態を示す一部破断正面図である。
なお、前記挿入目印線6h及び挿入確認窓6i等は第一実施形態の継手1の外側接続部6においても設けてもよい。
次に、第三実施形態の二重管の接続構造を図15及び図16に基づいて説明する。上記第一実施形態及び第二実施形態では、継手1の外側接続部6の外周部6dの外径を波付鞘管21或いは被覆管24の内径と略同一に形成しているのに対し、第三実施形態では、継手1の外側接続部6の外周部6dの外径が被覆管24の内径より小さいものであって、前記被覆管24の外側から締付部材によって締付けて該被覆管24を継手1に保持する点で相違する。以下、第一実施形態及び第二実施形態と相違する部分を中心に説明する。
次に、第四実施形態の二重管の接続構造を図17乃至図19に基づいて説明する。上記各実施形態では、内管としての流体管11は継手1の内側接続部5に外挿され、Oリング8が該流体管11の内面と当接して止水する内面止水構造となっており、外管としての波付鞘管21或いは被覆管24は外側接続部6に外挿されるのに対し、第四実施形態では、前記流体管11は継手1の内側接続部5に内挿され、Oリング8が該流体管11の外面と当接して止水する外面止水構造となっており、波付鞘管21は外側接続部6に内挿される点で相違する。以下、上記各実施形態の接続構造と相違する部分を中心に説明する。
まず、継手1の内側接続部5に流体管11を接続するには、予め前記流体管11の端部に先端の管口から図17に示す、端部に鍔部を有する円筒状の金属製のインコア32を挿入しておいてから、前記流体管11の端部を前記内側接続部5内に挿入する。前記流体管11が前記継手1の内側接続部5に内挿されると、Oリング8により流体管11の外面が封止されるとともに、ロックリング9によって前記流体管11の抜け外れが防止される。ここで、前記インコア32はこれを流体管11内に挿入することにより該流体管11の端部の剛性を大きくし、前記流体管11を内側接続部5内に挿入し易くするとともに、該流体管11を内側接続部5に内挿した後は該流体管11の外面を前記Oリング8及びコックリング9に強く押付けて止水効果を高める。なお、前記流体管11は所定の剛性を有すれば、直接前記内側接続部5内に圧入することも可能である。
次に、第五実施形態の二重管の接続構造を図20に基づいて説明する。第5実施形態は第四実施形態の変形例であり、以下、第四実施形態と相違する部分を中心に説明する。
上記各実施形態においては、継手1の外側接続部6等に他の部材、例えば、Oリングを嵌着することによって前記外側接続部6等と波付鞘管21或いは被覆管24との密閉性を高めることもできる。
4 接続部
5 内側接続部
5e 係合部
6、10 外側接続部
6d 外周部
6e、10f 係合部
6f、10g 環状凹溝
6g、10h 壁面
6j 係合突起
7 受口
11 流体管
21 波付鞘管
24 被覆管
25 断熱発泡層
31 締付部材
d1、d3、d8 内径
d2、d4、d5、d6、d7 外径
D1、D3、D5 内径
D2、D4、D6 外径
Claims (9)
- 可撓性を有する断熱発泡層を備えた被覆管からなる外管の内部に可撓性を有する内管が挿通された二重管を継手に接続する継手への二重管の接続構造であって、
前記内管の端部が、前記継手の内側接続部に接続されるとともに、
前記内側接続部に接続された内管の外面と前記外管の内面との間の空間が外部に臨まないように、前記外管の端部が、前記継手の内側接続部の外側に形成された外側接続部に接続されるものであり、
前記外側接続部の周壁に、前記内側接続部に接続された前記内管の先端部の挿入位置を確認するための確認窓が貫通して設けられており、
前記外管の端部は、少なくとも前記確認窓を覆っていることを特徴とする継手への二重管の接続構造。 - 前記外側接続部は、外管が外挿されるべく、継手の受口側に、該外管の内径と同一の外径を有する外周部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の継手への二重管の接続構造。
- 前記外側接続部は、前記外管が外挿されるべく、継手の受口側に、該外管の内径より小さい外径を有する外周部が形成されるとともに、該外周部に、外側から締付部材が締付けられる被締付部を有し、
前記外側接続部の外周部に外挿される外管は、外側から前記締付部材により締付けられて、該断熱発泡層が前記外側接続部の外周部の外面に密接し、前記外側接続部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の継手への二重管の接続構造。 - 前記外側接続部の外周部の外面に、外管の内面と係合する係合部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の継手への二重管の接続構造。
- 可撓性を有する少なくとも内面に断熱発泡層を備えた被覆管からなる外管の内部に可撓性を有する内管が挿通された二重管を継手に接続する継手への二重管の接続構造であって、
前記内管の端部が、前記継手の内側接続部に接続されるとともに、
前記内側接続部に接続された内管の外面と前記外管の内面との間の空間が外部に臨まないように、前記外管の端部が、前記継手の内側接続部の外側に形成された外側接続部に接続されるものであり、
前記外側接続部は、前記外管の内径より僅かに大きい外径を有し、
前記外管は、前記断熱発泡層の肉厚部が弾性的に圧縮されることで前記内面が拡径して前記外側接続部に外挿されその外周部に密着して保持されるよう形成されたことを特徴とする継手への二重管の接続構造。 - 前記内管の端部は、内側接続部と外側接続部との間隙に挿入されて該内側接続部に外挿されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の継手への二重管の接続構造。
- 前記内側接続部及び外側接続部は同一円筒部に形成され、
前記内管の端部は前記内側接続部に内挿されるとともに、前記外管の端部は前記外側接続部に外挿されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の継手への二重管の接続構造。 - 可撓性を有する断熱発泡層を備えた被覆管からなる外管の内部に可撓性を有する内管が挿通された二重管を継手に接続する継手への二重管の接続方法であって、
前記外管の端部を圧縮して押し下げて前記内管の端部を露出させ、その状態で前記内管を前記継手の内側接続部に接続した後、前記内側接続部に接続された内管の外面と前記外管の内面との間の空間が外部に臨まないように、前記外管の端部の圧縮を解除して該外管の端部を前記内側接続部の外側に形成された外側接続部に接続することを特徴とする継手への二重管の接続方法。 - 前記外管を前記外側接続部に接続した後、更に前記外管の端部を締付部材で締付けることを特徴とする請求項8に記載の継手への二重管の接続方法。
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