JP5465604B2 - ホースコネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ホースを接続するためのコネクタに関する。
アルミニウム等の金属からなる中間層の両側に合成樹脂製の外層及び内層を有する三層構造の管は、耐熱性、耐圧性、耐食性等に優れるため、近年、給水、給湯等の導管に使用される割合が高くなっている。
従来、三層管をコネクタに接続するために、コネクタが有する円筒部の外周に三層管の端部を嵌合させ、さらに、三層管の端部の外周に金属製の筒状カラーを嵌めて筒状カラーを加締め縮径することによって、三層管の端部をコネクタの円筒部に固着して抜け止め状態にしている(例えば特許文献1参照)。また、特許文献2の接続構造においては、フレア状に成形された三層管の端部が、コネクタの円筒部のテーパ状外周面部分と袋ナットのテーパ状内周面部分との間で挟持固定されている。
特開平10−185029 特開2008−2675
しかし、これらの接続構造においては、管の内周面と管に挿入された円筒部の外周面との間においてシールが形成されており、三層管の端面は外部環境から隔絶されていない。そのため、外部からコネクタ内に浸入した液体が三層管の端面に接触することによって、中間層の金属が腐食する恐れがあった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、コネクタに接続された三層管等のホースの端面を外部から隔絶することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るホースコネクタは次の手段を採用する。
本発明の第1の発明は、スリーブの内側にニップルが装着され、ニップルの外周面とスリーブの内周面とにより形成される差込部にホースが挿入された後に、ネジを介して袋ナットをスリーブに歯合させることでホースを締結するホースコネクタである。ニップルは外周に第1シール部材を備えており、第1シール部材の有する溝がホースの端部を受容してホースの外周面及び内周面に密着するホースコネクタを提供する。
第2の発明は、第1のホースコネクタであって、第1シール部材が、開口部に向けて拡開するテーパ状の溝、又は開口部に向けて縮径するテーパ状の外周の少なくとも一方を有するホースコネクタを提供する。
第3の発明は、スリーブの内側にニップルが装着され、ニップルの外周面とスリーブの内周面とにより形成される差込部にホースを挿入可能なホースコネクタである。ホースコネクタは挿入されたホースの外周面とスリーブの内周面との間に第2シール部材を有している。第2シール部材は弾性を有する鍔部を備えており、鍔部はホースを挿入する際にスリーブの端部に当接して弾性変形することで第2シール部材がホースの差込方向に移動することを許容するとともに、所定距離移動した後に停止する。また、第2シール部材は鍔部の反対側に膨出部を備えており、膨出部はホースが引っ張られるとスリーブの内周面に形成のテーパ部と密着してシールを形成するホースコネクタを提供する。
第4の発明は、第3の発明のホースコネクタであって、ニップルが第1シール部材を外周に備え、第1シール部材の有する溝がホースの端部を受容してホースの外周面及び内周面に密着するホースコネクタを提供する。
第5の発明は、第3又は第4の発明のホースコネクタであって、第2シール部材の膨出部に対応する内周面に凹凸が形成されたホースコネクタを提供する。
本発明のコネクタは、ホースの外周面又は内周面に対するシールを簡単に形成することができ、コネクタ外部に存在する流体がホースの端面に接触することを容易に防止できる。これにより、流体がホースの端面に接触することに起因するホースの劣化を効果的に防止することができる。
第1の実施形態に係るニップル本体の分解構成図である。 第1の実施形態に係るコネクタの分解構成図である。 コネクタにホースを組み付ける前の状態を表す図である。 コネクタにホースを組み付けた状態を表す図である。 第2の実施形態に係るコネクタを表す図である。 図5のコネクタにホースを組み付ける前の状態を表す図である。 コネクタにホースを途中まで挿入した状態を表す図である。 コネクタにホースを組み付けた状態を表す図である。
以下、本発明を実施するための第1の実施形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、各図は一点鎖線より上側を断面図で表し、一点鎖線より下側を外観図で表す。上下左右の方向を言う場合には、対象となる図面の記載を基準とする。
ホースコネクタ(以下、コネクタと呼ぶ)10は、アルミニウム等の金属からなる中間層の両側に合成樹脂からなる内層及び外層を有する三層構造のホース100等を産業機器に接続するために使用される。また、一般的な樹脂製ホースやゴム製ホース等にも使用可能である。
分解構成図である図1及び図2に示されるように、コネクタ10は、ニップル20及びスリーブ30からなるニップル本体40と袋ナット50とから構成されている。いずれの部材も円筒形状に形成されている。以下において、各部材の構成や機能等について説明する。
ニップル20は金属(例えばステンレス鋼)で形成されており、図1の左側から順に、機器取付用のネジ部21、凸部22、溝23、及び円筒部24を有している。ニップル20はネジ部21を介して産業機器に取り付けられる。凸部22は外形を多角形状(例えば六角形)に成形されており、溝23は、凸部22に隣接して周方向に延びて形成されている。ニップル20は凸部22及び溝23を介して後述するスリーブ30と係合する。円筒部24はホース100の内径と同等の寸法かあるいはやや小さい寸法を有しているため、円筒部24をホース100に容易に挿入することができる。
ニップル20は、円筒部24の外周面に周方向に延びる歯状凹凸部25を有し、歯状凹凸部25の凹部に弾性材料からなる二つのOリング26が装着されている。また、ニップル20は溝23と円筒部24との間に形成されたシールリング用溝27に透明の弾性材料からなるシールリング28を備える。シールリング28は、ホース100の端部を受容するために断面コの字状となるように円筒部24の先端方向に向かって開口している溝29を有しており、溝29は、開口部に向かって拡開するテーパ状になっている。また、溝29の幅は奥にいくにつれてホース100の厚さよりも小さくなるように設計されており、ホース100の端部を挿入する際には、テーパ面によって挿入しやすく、奥に行くに従って溝29の側壁に密着される。また、ホース100を溝29の内周面及び外周面に密着させるためには、シールリング28の溝29を開口部に向かって拡開するテーパ状に形成するほか、シールリング28の外周を開口部に向かって縮径するテーパ状に形成してもよく、両方の形状を兼ね備えていても良い。なお、シールリング28は本発明における「第1シール部材」に相当する。
スリーブ30は、内周面の左端にニップル20の凸部22が収まる嵌合部31を有し、嵌合部31に隣接してニップル20の溝23と係合する鍔32が形成されている。溝23と鍔32とが係合し、凸部22が嵌合部31と嵌合することによって、ニップル20はスリーブ30の内側に装着され、ニップル本体40が形成される。スリーブ30の嵌合部31はニップル20の凸部22の外形に対応する多角形(例えば六角形)の形状を有するため、スリーブ30がニップル20に装着されると、相互に相対回転不能に固定される。また、ニップル20及びスリーブ30からなるニップル本体40は、ニップル20の外周面とスリーブ30の内周面により形成される差込部Sを有し、差込部Sにはホース100を挿入することができる。
嵌合部31及び鍔32に対応する外周面には回動頭部33が形成されており、その右側にはネジ部34が形成されている。回動頭部33は、凸部22と同様に外形が多角形状に形成されており、ニップル本体40を産業機器に取り付ける際に、ニップル本体40全体を回転させるために工具(例えばスパナ)を嵌めることができる。ネジ部34は、後述する袋ナット50に備えられたネジ部51と歯合する。
スリーブ30には、複数のスリット35が回動頭部33と反対の端部から軸方向に延びており、複数の爪体36が形成されている。爪体36はその内向面に周方向に延びる凹凸部37を有している。
また、スリーブ30の回動頭部33とネジ部34との間には楕円形の窓38が形成されている。後述するように、ホース100が挿入された際に、スリーブ30内に位置するホース100をこの窓38を介して外部から視認することができる。
袋ナット50の内周面には、図2の左端から順に、ネジ部51、テーパ部52、及び小径部53が形成されている。ネジ部51はスリーブ30のネジ部34と歯合して、袋ナット50をニップル本体40に係合させる。テーパ部52はネジ部51から小径部53に向かって内径が小さくなるよう形成されており、袋ナット50がニップル本体40に取り付けられる際に、爪体36を中心方向に押圧する。一方、袋ナット50の外周面には、軸方向に延びる6個のリブが形成されており、袋ナット50を締め付ける際に手でねじ込みやすくなっているとともに、スパナ等でも締め付け可能になっている。
次に、図3及び図4を参照しながら第1の実施形態のコネクタ10の使用方法について説明する。
先ず、ニップル20の歯状凹凸部25の凹部及びシールリング用溝27にOリング26及びシールリング28をそれぞれ装着した後、ニップル20の凸部22をスリーブ30の嵌合部31に嵌合させるとともに、ニップル20の溝23にスリーブ30の鍔32を係合させる。上述したとおり、凸部22と嵌合部31とは対応する多角形状に形成されているため、これらが嵌合することによりニップル20とスリーブ30とは相対回転不能に固定される。このようにニップル20をスリーブ30の内側に装着することにより形成されたニップル本体40は、一つの部品として用いることができる。そして、ニップル20のネジ部21を介してニップル本体40を機器に取り付ける。次に、図3に示されるように、袋ナット50を外周に装着したホース100の先端をニップル20の外周面とスリーブ30の内周面とにより形成される差込部Sに挿入し、窓38からホース100の先端の位置を確認する。窓38の内側にはシールリング28が配置されているが、シールリング28は透明な弾性材料で形成されているため、窓38の内側に位置するホース100の先端を外部から視認することができる。
なお、スリーブ30のネジ部34と袋ナット50のネジ部51との先端同士を歯合させることによって、袋ナット50をニップル本体40に仮止めした状態で、ホース100を差込部に挿入することも可能である。
そして、図4に示すように、ホース100の先端がシールリング28の溝29に完全に進入し、溝29がホース100の外周面及び内周面に密着したら、ホース100を締結するためにスリーブ30のネジ部34と袋ナット50のネジ部51を歯合させて袋ナット50を締め付ける。袋ナット50を締め付けることによって、袋ナット50のテーパ部52及び小径部53が爪体36に乗り上げ、爪体36を中心方向に押圧する。そして、爪体36の内向面に形成された凹凸部37がホース100に食い込むことで、ホース100はコネクタ10に接続される。また、ホース100は爪体36によって中心方向に押圧されるため、ホース100の内周面は爪体36に対応する位置に形成されている歯状凹凸部25に食い込むとともに、歯状凹凸部25の凹部に配置されているOリング26に密着する。これにより、ホース100はコネクタ10から抜け止めされるとともに、ニップル20の外周面とホース100の内周面との間にシールが形成され、ホース100を流れる流体の漏洩を防止することができる。
なお、袋ナット50を完全に締め付けた状態においても、窓38は袋ナット50によって完全には覆われない位置に形成されているため、袋ナット50を締め付けた後にもホース100の先端の位置を外部から容易に確認できる。
上述したように、シールリング28の溝29は奥にいくにつれてホース100の厚さより小さくなるよう設計されているため、ホース100が溝29に挿入されると、シールリング28はホース100の先端の形状に合わせて変形する。これにより、ホース100の内周面及び外周面が溝29の側壁と密着するため、ホース100の端面を外部から隔絶することができる。したがって、ホース100の端面に液体等が接触することを阻止でき、中間層の金属が腐食することを防止できる。
次に、図5〜図8を参照しながら、第2の実施形態について説明する。
コネクタ60は、ニップル70とスリーブ80とからなっており、いずれも円筒状に形成されている。
ニップル70は、図5において左端から順に、機器に取り付けるためのネジ部71、工具用の回動頭部72、スリーブ80とネジ係合可能なネジ部73、及びホース100に挿入可能な円筒部74を有する。円筒部74の外周面に形成されたシールリング用溝75及び歯状凹凸部76の凹部に、シールリング77及び三個のOリング78がそれぞれ装着されている。
シールリング77は透明な弾性部材であり、ホースの端部を受容するために断面コの字状となるよう円筒部74の先端方向に向かって開口する溝79を有しており、溝79は開口部に向かって拡開するテーパ状になっている。また、溝79の幅は奥にいくにつれてホース100の厚さよりも小さくなるよう設計されており、ホース100を挿入する際には、テーパ面によって挿入しやすく、奥に行くにしたがって溝の側壁に密着する。また、ホース100を溝79の内周面及び外周面に密着させるためには、シールリング77の溝79を開口部に向かって拡開するテーパ状に形成するほか、シールリング77の外周を開口部に向かって縮径するテーパ状に形成しても良く、両方の形状を兼ね備えていても良い。なお、シールリング77は本発明の「第1シール部材」に相当する。
スリーブ80の内周面には、図5の左側から順に、ニップル70のネジ部73と係合するネジ部81、大径部82、テーパ部83、及び小径部84が形成されている。小径部84にはスリットリング85を装着するための凹部が形成されている。スリットリング85は、スリットリング85の外周に装着されており且つ弾性変形可能な環状部材からなるクッション部86、クッション部86に隣接しておりクッション部86より小さな内径を有する支持部87、支持部87からクッション部86の内向面に沿って延びる連結部88、および連結部88によって連結されており且つホース100と係合するための鋸歯状の凹凸を備える膨出部89を有する。膨出部89は外周面に形成されたテーパ面を介してスリーブ80のテーパ部83と密着している。なお、クッション部86及び支持部87が本発明における「鍔部」に相当しており、支持部87を弾性材料で形成することによって、クッション部86を省略して支持部87のみによって「鍔部」を構成することもできる。また、スリットリング85は本発明における「第2シール部材」に相当する。
次に、第2の実施形態のコネクタ60の使用方法について説明する。
図6はホース100を挿入する直前の状態を示している。まず、ニップル70をスリーブ80の内側に装着し、コネクタ60を形成する。コネクタ60は、ニップル70の外周面とスリーブ80の内周面とにより形成されるホース100を挿入可能な差込部Sを有する。ホース100をコネクタ60の差込部Sに挿入すると、ホース100の外周面とスリーブ80の内周面との間に位置するスリットリング85の膨出部89が鋸歯状の凹凸を介してホース100の外周面に係合する。そして、図7に示すようにさらにホース100を押し進めると、クッション部86がスリーブ80の端部に当接して圧縮されることによってスリットリング85全体がホースの差込方向に移動し、膨出部89はテーパ部83から離れてスリーブ80の大径部82の内側に移動する。これに伴い、膨出部89は半径方向外向きに移動し、スリットリング85とホース100との係合が外れるため、ホース100は更に挿入可能となる。また、スリットリング85はクッション部86がスリーブ80の端部に当接することによって、ホース100の差込方向への移動を規制され、所定距離移動した後に停止する。図8に示すように、ホース100が完全に挿入されると、圧縮されていたクッション部86が元の形状に復元することによって支持部87ひいては膨出部89が元の位置に戻される。元の位置に戻った膨出部89はテーパ部83と密着することによってテーパ部83との間にシールを形成するとともに、鋸歯状の凹凸を介して再びホース100の外周面と係合する。この状態においてホース100を引き抜く方向(図示右向き)に力を掛けた場合、膨出部89はさらに強くテーパ部83に押圧されてシールをなすとともに、テーパ部83により更に縮径され、ホース100の外周面に押圧されるため、膨出部89はより強くホース100に係合する。また、膨出部89は、ホース100に係合した状態では小径部84を通過できない寸法に設計されている。そのため、ホース100を引き抜く方向に力を掛けた場合に、ホース100が係合したスリットリング85ごと抜けることを防止できる。このように、コネクタ60に挿入されたホース100は、膨出部89と係合することによってコネクタ60に挿入された状態で維持される。なお、装着されたホース100の先端位置は、スリーブ80に形成された窓90を介して外部から確認可能である。
コネクタ60に接続されたホース100はスリットリング85の膨出部89により中心方向に押圧されるため、ホース100の内周面は膨出部89に対応する位置に形成されている歯状凹凸部76に食い込むとともに、歯状凹凸部76の凹部に配置されているOリング78に密着する。これにより、ホース100がコネクタ60から抜け止めされるとともに、円筒部74の外周面とホース100の内周面との間にシールが形成され、ホース100を流れる流体の漏洩を阻止することができる。また、ホース100の先端がシールリング77の溝79に進入する際に、シールリング77がホース100の形状に合わせて変形し、溝79の側壁がホース100の外周面及び内周面に密着するため、ホース100の端面を外部から隔絶することができる。したがって、ホース100の端面に液体等が接触することによりホース100の中間層の金属が腐食することを防止できる。更に、スリットリング85の膨出部89がホース100の外周面に押圧されるとスリットリング85はホース100の外周面に密着するため、外部からコネクタ60内に水等の液体が浸入することを防止できる。
上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
ホース100の先端がシールリング28、77の溝29、79に挿入されることで、ホース100の外周面及び内周面が溝29、79の側壁に密着するため、ホース100の端面を外部から隔絶することができる。これにより、外部からコネクタ10、60に浸入した液体がホース100の端面に接触して中間層の金属が腐食し、ホース100が劣化することを防止できる。更に、コネクタ60においては、スリットリング85がホース100の外周面及びスリーブ80のテーパ部83に密着することによって、液体が外部からコネクタ60内に浸入することを防止できる。
また、ホース100を挿入した状態でニップル本体40に袋ナット50を締め付ける、又はコネクタ60にホース100を挿入することによってホース100をコネクタ10、60に接続可能であり、コネクタ10、60にホース100を接続する際に特殊な工具を必要としない。そのため、配管現場における作業性を向上することができる。特にコネクタ60は、ホース100の挿入作業のみによって接続可能であるため、配管現場が狭く、工具が使用できない場合などにおいて作業性を著しく向上することができる。
また、コネクタ10、60は一つ又は二つの部品で構成されているため、部品紛失の恐れを軽減できるとともに、配管現場における作業工程を簡略化することで作業性を向上することができる。
なお、本発明に係るコネクタは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、その他の各種形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態においては、シールリング及びOリングを別途設けてあるが、シールリングがホースの端面の保護及びホースを通る流体の漏洩防止の両機能を担っても良い。
また、上記実施形態においては、ニップル20とスリーブ30とは、溝23及び鍔32を利用した圧着により係合されているが、ネジ係合などの他の係合方法によって組み立てても良い。同様に、コネクタ60のニップル70とスリーブ80とは、ネジ係合により固定されても良い。
10、60 コネクタ
20、70 ニップル
21、71 ネジ部
26、78 Oリング
28 シールリング(第1シール部材)
29 溝
30、80 スリーブ
33、72 回動頭部
38、90 窓
40 ニップル本体
50 袋ナット
77 シールリング(第1シール部材)
79 溝
83 テーパ部
85 スリットリング(第2シール部材)
86 クッション部(鍔部)
87 支持部(鍔部)
89 膨出部
100 ホース
S 差込部

Claims (5)

  1. ネジを形成のスリーブ及びスリーブの内側に装着されるニップルからなるニップル本体と、スリーブに形成のネジに歯合するネジを形成の袋ナットとを有し、ニップル本体はスリーブの内周面とニップルの外周面とにより形成されるホースを挿入可能な差込部を有し、差込部にホースを挿入したニップル本体に形成のネジと袋ナットに形成のネジとの歯合でホースを締結するホースコネクタであって、
    ニップルは、ホースの端部を受容してホースの外周面及び内周面に密着する溝を有する第1シール部材を外周に備えることを特徴とするホースコネクタ。
  2. 第1シール部材の溝を開口部に向けて拡開のテーパ状に形成するか、又は、第1シール部材の外周を開口部に向けて縮径するテーパ状に形成するか、少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1のホースコネクタ。
  3. スリーブとスリーブの内側に装着されるニップルとを有し、ニップルの外周面とスリーブの内周面とにより形成されるホースを挿入可能な差込部を有するコネクタであって、
    差込部に挿入されたホースの外周面とスリーブの内周面との間に第2シール部材を有し、
    第2シール部材はホースを挿入する際にスリーブの端部に当接して停止する鍔部を備えると共に、その鍔部の反対側には膨出部が形成しており、
    鍔部は弾性を有し、
    膨出部は、ホースが引っ張られるとスリーブの内周面に形成のテーパ部と密着してシールをなすことを特徴とするホースコネクタ。
  4. ニップルは、ホースの端部を受容してホースの外周面及び内周面に密着する溝を有する第1シール部材を外周に備えることを特徴とする請求項3に記載のホースコネクタ。
  5. 第2シール部材の膨出部に対応する内周面に凹凸を形成することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のホースコネクタ。
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