JP5339570B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ周方向に沿って延びる細溝により、ショルダーリブをタイヤ幅方向内側の本体リブとタイヤ幅方向外側の細リブとに区分した空気入りタイヤに関する。
リブ基調のトレッドパターンを有する長距離トラックやバス用空気入りタイヤにおいては、トレッド中央部分に比べてショルダーリブが早期に摩耗するという偏摩耗が発生し易い。そのため、タイヤ全体としての摩耗はそれほど進行していないにもかかわらず、偏摩耗によりタイヤを交換しなければならないという問題があった。
これに対し、例えば下記特許文献1、2に開示されているように、タイヤ周方向に延びる細溝によりショルダーリブに低剛性の細リブを形成し、それによって偏摩耗の防止を図るタイヤが公知である。
ところで、かかるタイヤでは、変形時にタイヤ幅方向内側に倒れ込む細リブが本体リブで受け止められるが、この細溝の溝幅を広くすると変形時に細リブの撓み量が大きくなるため、細リブのエッジ部が本体リブのエッジ部よりも溝底側の本体リブ内壁面に当接する。これにより、タイヤの変形時に本体リブのエッジ部が露出するため、本体リブのエッジ部の保護性が低下し、本体リブのエッジ部欠損に繋がる。かかる本体リブのエッジ部欠損が発端になり、これを核としてショルダーリブ全体の偏摩耗に発展しうる。従って、細溝の溝幅が広いと偏摩耗の防止効果が低下する場合がある。
一方、細溝の溝幅を狭くすると、タイヤの変形時に細リブの撓み量が小さくなり、細リブがタイヤ幅方向内側に倒れこむ際、細リブのエッジ部が本体リブのエッジ部に近接する。これにより、本体リブのエッジ部の保護性が高くなり、本体リブのエッジ部欠損が防止されるため、ショルダーリブの偏摩耗の防止効果が向上する。しかしながら、細溝の溝幅を狭くすると、タイヤ製造用金型における細溝成形用ブレードも細くする必要があるが、それによりブレードの耐久性が低下するため、タイヤの脱型時にブレードの曲がりや折れが発生する恐れがある。このように、ショルダーリブの偏摩耗の防止と、細溝成形用ブレードの耐久性は二律背反する関係にある。
特開2004−268783号公報 特表2002−512575号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、細溝成形用ブレードの耐久性を良好に確保しつつ、ショルダーリブの偏摩耗を適切に防止することができる空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる細溝により、ショルダーリブをタイヤ幅方向内側の本体リブとタイヤ幅方向外側の細リブとに区分した空気入りタイヤにおいて、前記細溝は、溝幅が相対的に広い幅広部と狭い幅狭部とをタイヤ周方向に沿って交互に連ねてなり、且つ、前記幅広部の前記細リブ側の内壁が、前記幅狭部の前記細リブ側の内壁よりもタイヤ幅方向外側に配置され、前記幅広部が配されたタイヤ周方向位置に、前記細リブのタイヤ幅方向外側の稜線からタイヤ幅方向外側に隆起した隆起部が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、細溝が幅広部と幅狭部とをタイヤ周方向に沿って交互に連ねてなり、その幅広部の細リブ側の内壁が、幅狭部の細リブ側の内壁よりもタイヤ幅方向外側に配置される。このため、該細溝の成形用ブレードには幅広部に対応する厚肉部分が隔設され、これによって、細溝成形用ブレードの耐久性を良好に確保することできる。さらに、細溝が溝幅の狭い幅狭部を備えることにより、タイヤの変形時に細リブの撓み量が小さくなり、本体リブのエッジ部の露出を抑えることができる。これにより、本体リブのエッジ部欠損が防止されるため、ショルダーリブの偏摩耗の防止効果が向上する。
また、上記のように幅広部の細リブ側の内壁が幅狭部の細リブ側の内壁よりもタイヤ幅方向外側に配置されると、細リブのタイヤ幅方向外側の稜線を直線状とした場合に、細リブの剛性がタイヤ周方向で変化することにより細リブの変形が周上で不均一となり、本体リブに肩落ち等の局所的な摩耗が懸念される。そこで、本発明に係る空気入りタイヤでは、幅広部が配されたタイヤ周方向位置に、細リブのタイヤ幅方向外側の稜線からタイヤ幅方向外側に隆起する隆起部を設けることにより、接地時圧縮荷重による細リブの変形を周上で均一化し、ショルダーリブの局所的な摩耗を抑制するようにしている。
上記において、前記幅狭部は溝底での溝幅を前記細リブ側に拡大させていて、前記細溝の溝底での溝幅がタイヤ周方向に一定であることが好ましい。かかる構成によれば、幅狭部の溝底での溝幅を細リブ側に拡大させて、細溝の溝底での溝幅をタイヤ周方向に一定にしているため、幅広部だけでなく幅狭部でも溝底の曲率を大きくすることができる。このため、細リブが大きく変形した場合でも溝底への応力の集中を緩和し、溝底での耐クラック性をより向上することができる。
上記において、前記細溝のタイヤ周方向長さに対する前記幅広部のタイヤ周方向総長さの比率が0.2以上であることが好ましい。かかる構成によれば、細溝のタイヤ周方向長さに対する幅広部のタイヤ周方向総長さの比率が0.2以上であるため、細溝成形用ブレードの厚肉部分を0.2以上の比率で確保でき、細溝成形用ブレードの耐久性をより良好に確保することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る空気入りタイヤのトレッド面の展開図の一例であり、図2はそのショルダーリブの拡大図であり、図3はそのショルダーリブのタイヤ子午線断面の斜視図の一例である。
図1に示すように、この空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延びる複数の主溝1によって区分されたリブ2を含むリブ基調のトレッドパターンを有する。ショルダーリブ2Sは、複数の主溝1のうち、タイヤ幅方向の最外側に配された主溝1よりも外側に配され、タイヤ周方向に沿って延びる細溝3により、タイヤ幅方向内側の本体リブ4とタイヤ幅方向外側の細リブ5とに区分されている。ここで、細溝3は、タイヤのトレッド面の接地端を基準にしてトレッド接地幅の5%以内の領域に設けられたものであると、偏摩耗がより効果的に防止されるため好ましい。
また、図2及び図3に示すように、細溝3は、溝幅が相対的に広い幅広部6と狭い幅狭部7とをタイヤ周方向に沿って交互に連ねてなり、且つ、幅広部6の細リブ5側の内壁6Iが、幅狭部7の細リブ5側の内壁7Iよりもタイヤ幅方向外側に配置されている。このため、細溝3の成形用ブレードには幅広部6に対応する厚肉部分が隔設される。さらに、細溝3が溝幅の狭い幅狭部7を備えることにより、タイヤの変形時に細リブ5の撓み量が小さくなり、本体リブ4のエッジ部の露出を抑えることができる。これにより、本体リブ4のエッジ部欠損が防止されるため、ショルダーリブ2Sの偏摩耗の防止効果が向上する。
幅広部6の溝幅W6は、細溝成形用ブレードの幅広部6に対応する厚肉部分の幅を好適に設定し、該細溝成形用ブレードの耐久性を良好に確保するため、2.0mm以上であることが好ましく、3.0mm以上であることがより好ましい。一方、幅狭部7の溝幅W7は、ショルダーリブ2Sの偏摩耗を適切に防止するため、1.5mm以下であることが好ましく、1.0mm以下であることがより好ましい。また、幅広部6の溝幅W6と幅狭部7の溝幅W7との比率W6/W7は2.0〜4.0であると、上述した作用効果が好適にバランス良く得られる。
幅広部6のトレッド面での形状は特に限定されるものではなく、例えば図2に示すように、幅広部6の細リブ5側の内壁6Iと、該幅広部6の側端同士を結ぶ線とで形成される形状が台形状のものが挙げられる。
本発明では、細溝3の本体リブ4側の内壁が平坦面状であることが好ましい。これにより、本体リブ4の細溝3側の剛性が周上で同一となり、また、細リブ5を本体リブ4に寄り添わせ易くなるため、ショルダーリブの偏摩耗を適切に防止することができる。
図1〜図3に示すように、幅広部6が配されたタイヤ周方向位置には、細リブ5のタイヤ幅方向外側の稜線9からタイヤ幅方向外側に隆起した隆起部8が設けられている。このため、接地時圧縮荷重による細リブ5の変形が周上で均一化され、ショルダーリブ2Sの局所的な摩耗が抑制される。
本発明の空気入りタイヤでは、細リブ5のリブ幅がタイヤ周方向で一定である場合、接地時圧縮荷重による細リブ5の変形が周上で均一化され、ショルダーリブ2Sの局所的な摩耗が効果的に抑制される。従って、隆起部8を含めない細リブ5のリブ幅WOと隆起部8を含めた細リブ5のリブ幅W8との比率WO/W8が0.8〜1.2であることが好ましく、0.9〜1.1であることがより好ましい。
また、図4及び図5に示すように、本実施形態では幅狭部7の溝底での溝幅を細リブ5側に拡大させていて、細溝3の溝底での溝幅をタイヤ周方向に一定にしている。そのため、幅広部6だけでなく幅狭部7でも溝底の曲率を大きくすることができ、細リブ5が大きく変形した場合でも溝底への応力の集中を緩和し、溝底での耐クラック性をより向上することができる。ここで、幅狭部7が溝底での溝幅を本体リブ4側にも拡大させたものであると、本体リブ4の剛性が低下し、路面からの入力を受けて細リブ5が本体リブ4に倒れ込んだ際に本体リブ4が変形し易くなり、偏摩耗の防止効果が損なわれてしまう。従って、幅狭部7が溝底での溝幅を細リブ5側にのみ拡大させたものであることが好ましい。
また、細溝3のタイヤ周方向長さLに対する幅広部6のタイヤ周方向総長さnL6(幅広部6のタイヤ周方向長さL6の総計)の比率nL6/Lが0.2以上であると、細溝成形用ブレードの厚肉部分が0.2以上の比率で確保され、細溝成形用ブレードの耐久性をより良好に確保することができる。
ここで、細溝3のタイヤ周方向長さLに対する幅狭部7のタイヤ周方向総長さnL7(幅狭部7のタイヤ周方向長さL7の総計)の比率nL7/Lが0.3〜0.4、さらには0.5〜0.6であると、細リブ5が本体リブ4に寄り添って一体的に変形し易くなるため、ショルダーリブ2Sの偏摩耗を効果的に防止することができるとともに、細溝成形用ブレードの耐久性も良好に確保できる。
一方、幅広部6の比率nL6/Lが0.8を超えると、幅狭部7の比率nL7/Lが低くなるため、細リブ5が本体リブ4に寄り添って一体的に変形してショルダーリブ2Sの偏摩耗を防止する効果が低減される傾向にある。
また、幅広部6のタイヤ周方向長さL6と幅狭部7のタイヤ周方向長さL7の比率L6/L7は、0.25〜1.5であることが好ましい。かかる長さの関係にある幅広部6と幅狭部7とを交互に連ねることにより、細リブ5及びブレードの周方向の剛性バランスが良好に確保される。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして測定を行った。
(1)耐偏摩耗性
トラクタヘッドの前輪にテストタイヤを装着し、乾燥路面を内圧760kPa、荷重2800kgfの条件で15万マイル(24万km)走行後に、偏摩耗量を測定して評価した。評価基準は以下のとおりである。
◎;偏摩耗の発生なし
○;程度の軽い偏摩耗の発生があるものの、取り外しとはならない
△;取り外しの要因となりうる偏摩耗が発生している
(2)耐溝底クラック性
前記(1)のテスト終了後に、溝底クラックの発生の有無を目視により評価した。評価基準は以下のとおりである。
◎;15万マイル走行後においてもクラック発生なし
○;15万マイル走行後に許容クラックが発生している
△;10万マイル走行後にクラックが発生
(3)細溝成形用ブレードの耐久性
各細溝成形用ブレードを、長さ70mm×高さ23mmの形状に切り取った(実施例1及び比較例1については、中央に幅狭部、両端部に幅広部を有する形状となるように切り取った)サンプルブレード10を作製した。該サンプルブレード10を図6に示すようにAC7A(JIS H5202(1999版)に準拠)製母材11に5mm埋め込み、該サンプルブレード10の先端に、図6に示す加圧端子12を介して矢印方向に集中荷重を負荷し、0.2%耐力を測定した。一方、厚みが2.0mmで均一であり、かつ10000回加硫成形に使用後も変形が無かった細溝成形用ブレードを長さ70mm×高さ23mmの形状に切り取った標準サンプルを作製し、同様に0.2%耐力を測定した。この標準サンプルでの耐力に対する、各サンプルブレード10の耐力を比較することにより、各細溝成形用ブレードの耐久性を評価した。評価基準は以下のとおりである。なお、細溝成形用ブレード材として、実施例1及び比較例1〜3において全て同一のもの(SUS304−CSP(JIS G4313(1976版))に準拠)を使用した。
◎;標準サンプルに対し、耐力120%以上
○;標準サンプルに対し、耐力70%以上、120%未満
△;標準サンプルに対し、耐力70%未満
実施例1
細溝3の深さを14.5mm、幅広部6の溝幅W6を3.0mm、幅狭部7の溝幅W7を1.0mm、幅広部6のタイヤ周方向長さL6を20mm、幅狭部7のタイヤ周方向長さL7を30mm、細溝3のタイヤ周方向長さLに対する幅広部6のタイヤ周方向総長さnL6の比率nL6/Lを0.4、細溝3のタイヤ周方向長さLに対する幅狭部7のタイヤ周方向総長さnL7の比率nL7/Lを0.6、隆起部8を含めた細リブ5のリブ幅W8を3.0mm、隆起部8を含めない細リブ5のリブ幅WOとW8との比率WO/W8を0.98〜1.01に設定した図1〜3に示す構造の空気入りタイヤ(サイズ295/75R22.5)を準備し、上記の評価を行った。
比較例1
細リブ5のタイヤ幅方向外側の稜線9を直線状に設けたこと以外は実施例1と同じ構成である空気入りタイヤを比較例1とし、上記の評価を行った。
比較例2〜3
細溝の深さを14.5mm、細溝の溝幅をタイヤ周方向に一定(比較例2;0.5mm、比較例3;3.0mm)とし、さらに細リブのリブ幅を一定(比較例2:3.0mm、比較例3;3.0mm)に設けた空気入りタイヤを比較例2〜3とし、上記の評価を行った。その結果を表1に示す。
Figure 0005339570
表1の結果から、実施例1では良好な細溝成形用ブレードの耐久性及び空気入りタイヤの耐溝底クラック性を示すと共に、耐偏摩耗性に優れることがわかる。一方、比較例1では、細溝成形用ブレードに関して実施例1と同等の耐久性を示し、空気入りタイヤの耐溝底クラック性も同等であったが、比較例1の空気入りタイヤでは耐偏摩耗性が実施例1の空気入りタイヤに比べて悪化した。また、比較例2では、耐偏摩耗性には優れるものの、耐溝底クラック性が実施例1の空気入りタイヤに比べて低下し、さらに細溝成形用ブレードの耐久性も悪化した。一方、比較例3では、細溝成形用ブレードの耐久性には優れるものの、耐偏摩耗性は実施例1の空気入りタイヤに比べて悪化した。
本発明に係る空気入りタイヤのトレッド面の展開図の一例 本発明に係る空気入りタイヤのショルダーリブの拡大図 本発明に係る空気入りタイヤのショルダーリブでのタイヤ子午線断面の斜視図の一例 図2のA−A矢視断面図 図2のB−B矢視断面図 細溝成形用ブレードの耐久性の評価方法を示した図
符号の説明
1 主溝
2 リブ
2S ショルダーリブ
3 細溝
4 本体リブ
5 細リブ
6 幅広部
6I 幅広部の細リブ側の内壁
7 幅狭部
7I 幅狭部の細リブ側の内壁
8 隆起部
9 タイヤ幅方向外側の稜線
10 サンプルブレード
11 母材
12 加圧端子
L6 幅広部のタイヤ周方向長さ
L7 幅狭部のタイヤ周方向長さ
W6 幅広部の溝幅
W7 幅狭部の溝幅
W8 隆起部を含めた細リブのリブ幅
WO 隆起部を含めない細リブのリブ幅

Claims (3)

  1. タイヤ周方向に沿って延びる細溝により、ショルダーリブをタイヤ幅方向内側の本体リブとタイヤ幅方向外側の細リブとに区分した空気入りタイヤにおいて、
    前記細溝は、タイヤのトレッド面の接地端を基準にしてトレッド接地幅の5%以内の領域に設けられたものであって、溝幅が相対的に広い幅広部と狭い幅狭部とをタイヤ周方向に沿って交互に連ねてなり、且つ、前記幅広部の前記細リブ側の内壁が、前記幅狭部の前記細リブ側の内壁よりもタイヤ幅方向外側に配置され、
    前記幅広部が配されたタイヤ周方向位置に、前記細リブのタイヤ幅方向外側の稜線からタイヤ幅方向外側に隆起した隆起部が設けられ、
    前記細溝の本体リブ側の内壁が平坦面であり、
    前記隆起部を含めない前記細リブのリブ幅WOと前記隆起部を含めた前記細リブのリブ幅W8との比率WO/W8が0.8〜1.2であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記幅狭部は溝底での溝幅を前記細リブ側に拡大させていて、前記細溝の溝底での溝幅がタイヤ周方向に一定である請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記細溝のタイヤ周方向長さに対する前記幅広部のタイヤ周方向総長さの比率が0.2以上である請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
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