JP5338448B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

この発明は、トレンチゲート型MOSFETを用いた半導体装置に関する。
トレンチゲート型MOSFETはチャネル領域を縦方向に形成することから、特に大面積を要するパワーMOSFET等で大幅な素子面積縮小が図れるという利点を有する。
以下に、特許文献3に開示されている双方向トレンチ横型パワーMOSFETについて説明する。
図11は、従来の双方向トレンチ横型パワーMOSFETの要部平面図であり、図12は図11のB部の詳細図で同図(a)は要部平面図、同図(b)は同図(a)のX2−X2線で切断した要部断面図であり、図13は図11のX1−X1線で切断した要部断面図である。
図11では第1ソース領域7、第2ソース領域8およびpベースピックアップ領域9は省略されている。また図12(a)では第1ソース電極配線14、第2ソース電極配線15、第1ポリシリコンゲート配線19、第2ポリシリコンゲート配線20は省略されており、図12(b)ではトレンチ3を充填しプラグ13と第1、第2ゲート電極11、12を絶縁する層間絶縁膜は図示されていない。また図13でも層間絶縁膜は図示されていない。
この双方向トレンチ横型パワーMOSFETは、p基板1の表面層に形成されるnウェル領域2と、nウェル領域2の表面から内部に形成される閉ループ状の蛇行している第1トレンチ3と、第1トレンチ3と同時に形成され第1トレンチ3を囲む閉ループ状の第2トレンチ25(X1−X1線上で第2トレンチ24と第1トレンチ3との間隔を第1トレンチ3同士の間隔と同じにする)とを有する。
また、第1トレンチ3と第2トレンチ25に囲まれnウェル領域2の表面層に形成され
る第1pベース領域4と、第1pベース領域4と同時にnウェル領域2の表面層に形成さ
れ、第1トレンチ3に囲まれる第2pベース領域5と、第1pベース領域4の表面層に形
成され第1トレンチ3の側壁と接する第1nソース領域7と、第2pベース領域5の表面
層に形成され第1トレンチ3の側壁と接する第2nソース領域8と、第1nソース領域7
と接し第1pベース領域4の表面層に形成されるpベースピックアップ領域9と、第2n
ソース領域8と接し第2pベース領域5の表面層に形成される第2ベースピックアップ領
域9と有する。
また、第1トレンチ3の底部に形成されるnドレイン領域6と、第2トレンチ25の底
部にnドレイン領域6と同時に形成されるn領域26と、第1トレンチ3の側壁にゲート
絶縁膜10を介して第1pベース領域4側に形成されるポリシリコンの第1ゲート電極1
1と、第1トレンチ3の側壁にゲート絶縁膜10を介して第2pベース領域5側に形成さ
れるポリシリコンの第2ゲート電極12とを有する。
また、第2トレンチ25の側壁にゲート絶縁膜10と同時に形成された絶縁膜27を介
して第1pベース領域4側に形成されるポリシリコン膜28(ゲート電極11、12と同
時に形成される)と、nウェル領域2側に形成されるポリシリコン膜29(ゲート電極1
1、12と同時に形成される)とを有する。
また、図示しない層間絶縁膜に開けたコンタクトホール16と、第1nソース領域7お
よびpベースピックアップ領域9とタングステンなどで形成したプラグ13を介して接す
る第1ソース電極配線14と、第2nソース領域8およびpベースピックアップ領域9に
プラグ13を介して接する第2ソース電極配線15とを有する。
また、第1ゲート電極11およびポリシリコン膜28に接する第1ポリシリコンゲート
配線19と、第2ゲート電極12に接する第2ポリシリコンゲート配線と、第1ポリシリ
コンゲート配線19にコンタクトホール21を通して接する第1ゲート電極配線17と、
第2ポリシリコンゲート配線20にコンタクトホール21を介して接する第2ゲート電極
配線18と、第1ソース電極配線14に接続する第1ソース端子S1と、第2ソース電極
配線15に接続する第2ソース端子S2と、第1ゲート金属配線17に接続する第1ゲー
ト端子G1と、第2ゲート金属配線18に接続する第2ゲート端子G2とを有する。尚、
ポリシリコン膜29は他の箇所とは接続せず浮遊電位状態にある。
このように、本実施例の双方向トレンチ横型パワーMOSFETでは閉ループ状の蛇行
した第1トレンチ3は、その側壁に第1、第2ゲート電極11、12が形成され、その両
側のトレンチ残し部は双方向MOSFETの第1、第2nソース領域7、8となっている
。その最外周に閉ループ状の第2トレンチ25を形成し、第2トレンチ25で第1pベー
ス領域4とnウェル領域2を分離している。
本発明の構造では、第2トレンチ25を形成することで、nウェル領域2とpベース領
域4のpn接合が表面ではなくなるため、不活性領域を狭めることができる。
また、チップサイズを変えない場合には、活性領域を広げられるのでオン抵抗を低減す
ることができる。
前記トレンチは、閉ループの第1トレンチである主トレンチと、図11のC部のポリシリコン引き出し領域の引き出しトレンチと、最外周の第2トレンチであるダミートレンチからなる。このダミートレンチは、周辺デザインルールシュリンクおよびプロセス安定化の効果がある。
ここで、この双方向トレンチ横型MOSFETは、小面積で双方向MOSFETを形成するために、トレンチ両側壁のゲートを形成するポリシリコンはそれぞれ独立に駆動できるようになっており、2つのMOSFETでドレイン領域を共有化している。そのため、このトレンチ両側壁のポリシリコンに繋ぐ引き出し領域も各々設ける必要がある。
また、特許文献1によると、トレンチゲート型のMISFETを有する半導体装置のゲート電極用の複数の第1の溝の終端部を第2の溝で連結する。第1の溝と第2の溝内にはゲート絶縁膜とゲート部とが形成されている。ゲート引き出し用の導体膜とゲート部とは、同じ導体膜により一体的に形成されて電気的に接続されているが、第1の溝と第2の溝との連結部上にはゲート引き出し用の導体膜が形成されていない。この構成とすることで、トレンチゲート型のMISFETを有する半導体装置のゲート絶縁膜特性を向上させて、半導体装置の信頼性や性能を改善することができることが開示されている。
また、特許文献2によると、第1導電型の半導体基板の片面に第1導電型の第1の半導体層が設けられ、その上に第2導電型の第2の半導体層が設けられている。第2の半導体層の表層部に第1導電型の第3の半導体層が設けられ、第3の半導体層及び第2の半導体層を貫いて第1の半導体層に達するようにトレンチが設けられている。トレンチは複数ストライプ状に形成されている。トレンチ内にゲート酸化膜を介して設けられたゲート電極の電極引出し部に接続されるゲート配線が、トレンチの幅以上トレンチ端部から離れた位置に、トレンチと交差するように形成されている。ゲート配線の裏面と対応する箇所には第3の半導体層が設けられていない。この構成とすることで、隣接するトレンチの端部の間隔に関係なく、簡単な構成でゲート酸化膜の耐圧を向上させることができることが開示されている。
特開2004−221230号公報 特開2007−67249号公報 特開2008−172006号公報
しかしながら、図11〜図13に示した従来の双方向トレンチ横型MOSFETでは、図11のC部に示すトレンチ終端部にポリシリコン引き出し領域(第1、第2ゲートポリシリコン配線18、19が形成される領域)が存在することになる。
図14は、図11のC部のトレンチ終端部の詳細図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のZ−Z線で切断した断面図である。
図14のC部に示すトレンチ終端部はD部の直線部とE部の曲線部がある。D部の直線部は蛇行している第1トレンチ3の直線部の面方位と同一であるのに対し、E部の曲線部では様々な面方位が存在する。そのため、ゲート引き出し領域であるゲートポリシリコン配線18,19下に形成されたゲート酸化膜10はD部の直線部とE部の曲線部とで膜厚が異なることがわかっている。
E部の曲線部の側壁のG部では面方位の影響でゲート酸化膜10の厚みが薄くなる。その中でも特にF部のトレンチ開口部上端部ではシリコン形状が先鋭化するので、ゲート酸化膜10の薄膜化が特に起こりやすい。その結果、トレンチ終端部のE部の曲線部でゲート耐圧の低下やゲート破壊が多発するという問題が生じる。
また、前記した特許文献1および特許文献2には、ゲート引き出し領域を形成するトレンチに終端部を設けないでゲート耐圧低下を防止することについては記載されていない。
この発明の目的は、前記の課題を解決して、ゲート酸化膜の薄膜化が生じないようにして、ゲート耐圧の低下を防止することこができる半導体装置を提供することである。
前記の目的を達成するために、特許請求の範囲の請求項1記載の発明によれば、
第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域の表面層に形成された平面形状が閉ループ状の第1トレンチと、前記第1トレンチを囲むように形成された平面形状が閉ループ状の第2トレンチと、前記第1トレンチと前記第2トレンチとの間の前記第1半導体領域の表面層に形成された前記第1トレンチおよび前記第2トレンチよりも深さが浅い第2導電型の第2半導体領域と、前記第1トレンチにより囲まれた前記第1半導体領域の表面層に形成された前記第1トレンチよりも深さが浅い第2導電型の第3半導体領域と、該第3半導体領域の表面層に前記第1トレンチに接して形成された第1導電型の第4半導体領域と、前記第2半導体領域の表面層に前記第1トレンチに接して形成された第1導電型の第5半導体領域と、前記第1トレンチの前記第4半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成された第1ゲート電極と、前記第1トレンチの前記第5半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成された第2ゲート電極と、前記第3半導体領域と前記第4半導体領域とに電気的に接続される第1主電極と、前記第2半導体領域と前記第5半導体領域とに電気的に接続される第2主電極とを有し、前記第1トレンチが直線部と曲線部からなる蛇行した1条のトレンチで、該第1トレンチと前記第2トレンチを接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された第1接続トレンチと、前記第1トレンチ同士接続し該第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された第2接続トレンチと、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、前記第1トレンチ同士接続し該第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された第3接続トレンチとを有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記前記第1トレンチの曲線部と前記第1トレンチの直線部とを接続する前記第2接続トレンチのひとつである第4トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成された第1ゲート引き出し電極と、前記第4トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第2ゲート電極と接続して形成された第2ゲート引き出し電極と、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第3トレンチ側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成された第1ゲート引き出し電極と、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第2ゲート電極と接続して形成された第2ゲート引き出し電極と、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項5記載の発明によれば、請求項2記載の発明において、前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチの曲線部と前記第1トレンチの直線部を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第4トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された前記第3接続トレンチのひとつである第6トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成され、前記第6トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成された第1ゲート引き出し電極と、前記第4トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成され、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成された前記第2ゲート電極とそれぞれ接続する第2ゲート引き出し電極を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項6記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続する前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された前記第3接続トレンチのひとつである第6トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し形成され、前記第6トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成され前記第1ゲート電極とそれぞれ接続する第1ゲート引き出し電極と、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成された前記第2ゲート電極と接続する第2ゲート引き出し電極を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項7記載の発明によれば、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記第2トレンチの前記第2半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成され、前記第2ゲート電極と電気的に接続される第3ゲート電極を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項8記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域の表面層に形成された平面形状が閉ループ状の第1トレンチと、前記第1トレンチを囲むように形成された平面形状が閉ループ状の第2トレンチと、前記第1トレンチと前記第2トレンチとの間の前記第1半導体領域の表面層に形成された前記第1トレンチおよび前記第2トレンチよりも深さが浅い第2導電型の第2半導体領域と、前記第1トレンチにより囲まれた前記第1半導体領域の表面層に形成された前記第1トレンチよりも深さが浅い第1導電型の第3半導体領域と、該第3半導体領域の表面層に前記第1トレンチに接して形成された第1導電型の第4半導体領域と、前記第2半導体領域の表面層に前記第1トレンチに接して形成された第1導電型の第5半導体領域と、前記第1トレンチの前記第5半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1トレンチの前記第4半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成された第1導電膜と、前記第3半導体領域と前記第4半導体領域とに電気的に接続される第1主電極と、前記第5半導体領域に電気的に接続される第2主電極とを有し、前記第1トレンチが直線部と曲線部からなる蛇行した1条のトレンチで、該第1トレンチと前記第2トレンチを接続して形成された前記第1トレンチと同一深さで第2半導体領域を貫通して形成された第1接続トレンチと、前記第1トレンチ同士接続し該第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された第2接続トレンチと、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項9記載の発明によれば、請求項8記載の発明において、前記第1トレンチ同士接続し該第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された第3接続トレンチとを有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項10記載の発明によれば、請求項8記載の発明において、前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチの曲線部と前記第1トレンチの直線部とを接続して前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第4トレンチと、前記第3トレンチの側壁から該第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記ゲート電極と接続して形成されたゲート引き出し電極と、前記第4トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第2主電極と接続して形成された第2導電膜と、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項11記載の発明によれば、請求項8記載の発明において、前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記ゲート電極と接続して形成されたゲート引き出し電極と、前記第5トレンチの側壁を被覆する絶縁膜を介し前記第1導電膜および前記第2主電極と接続して形成された第2導電膜と、を有する構成とする。ことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
また、特許請求の範囲の請求項12記載の発明によれば、請求項9記載の発明において、前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチの曲線部と前記第1トレンチの直線部を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第4トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された前記第3接続トレンチのひとつである第6トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記ゲート電極と接続して形成され、前記第6トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成された第1ゲート引き出し電極と、前記第4トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成され、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1導電膜および前記第2主電極とそれぞれ接続する第2導電膜と、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項13記載の発明によれば、請求項9記載の発明において、前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続する前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された前記第3接続トレンチのひとつである第6トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記ゲート電極と接続して形成され、前記第6トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成された前記ゲート電極とそれぞれ接続するゲート引き出し電極と、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1導電膜および前記第2主電極と接続する第2導電膜と、を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項14記載の発明によれば、請求項8〜13のいずれかに記載の発明において、前記第2トレンチの前記第1トレンチと対向する側壁に絶縁膜を介して形成され、前記ゲート電極と電気的に接続される第3ゲート電極を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項15記載の発明によれば、請求項1〜14のいずれかに記載の発明において、前記第1トレンチおよび第2トレンチの底部に形成され、前記第2半導体領域および前記第3半導体領域に接する第1導電型の第6半導体領域を有する構成とする。
また、特許請求の範囲の請求項16記載の発明によれば、請求項8〜15のいずれかに記載の発明において、前記第1半導体領域が、第2導電型の半導体基板の表面層に形成された構成とする。
この発明によると、ゲート引き出し領域にトレンチの終端部を形成しないようにすることで、ゲート酸化膜の破壊を防止することができる。その結果、素子の歩留まりの向上によるコスト低減を図ることができる。
この発明の第1実施例の半導体装置の要部平面図である。 図1のA部の詳細図で(a)は要部平面図、(b)は(a)のX2−X2線で切断した要部断面図である。 図1のX1−X1線で切断した要部断面図である。 図1のK−K線で切断した要部断面図である。 この発明の第2実施例の半導体装置の要部平面図である。 この発明の第3実施例の半導体装置の要部平面図である。 この発明の第4実施例の半導体装置の要部平面図である。 この発明の第5実施例の半導体装置の要部平面図である。 図8のA部の詳細図で(a)は要部平面図、(b)は(a)のX2−X2線で切断した要部断面図である。 図8のX1−X1線で切断した要部断面図である。 従来の双方向トレンチ横型パワーMOSFETの要部平面図である。 図11のB部の詳細図で(a)は要部平面図、(b)は(a)のX2−X2線で切断した要部断面図である。 図11のX1−X1線で切断した要部断面図である。 図11のC部のトレンチ終端部の詳細図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のZ−Z線で切断した断面図である。
実施の形態を以下の実施例で説明する。従来構造の部位と同一部位には同一の符号を付した。
図1〜図4は、この発明の第1実施例の半導体装置の構成図であり、図1は要部平面図、図2は図1のA部の詳細図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(b)のX2−X2線で切断した要部断面図、図3は図1のX1−X1線で切断した要部断面図、図4は図1のK−K線で切断した要部断面図である。
図1の平面図と図11の従来の平面図との違いは、第1トレンチ3と第2トレンチ25が第3トレンチ71で接続されている点と、第1トレンチ3の曲線部とこれに対向する第1トレンチ3の直線部が第4トレンチ72で接続している点である。
また、図1のA部と図11のB部との違いは、図11ではゲートポリシリコン配線の引き出し領域にある第1トレンチ3に終端部があるが、図1では終端部がない点である。また、図3は、図13と同じであるので説明は省略した。ここに示す半導体装置としては双方向トレンチ横型MOSFETを例に挙げた。
この双方向トレンチ横型MOSFETは、p基板1上に形成されたnウェル領域2と、nウェル領域2の表面層に形成された平面形状が閉ループ状の第1トレンチ3と、この第1トレンチ3を囲むように形成された平面形状が閉ループ状の第2トレンチ25とを有する。
また、第1トレンチ3と第2トレンチ25との間のnウェル領域2の表面層に形成され、第1トレンチ3および第2トレンチ25よりも深さが浅い第1pベース領域4と、第1トレンチ3により囲まれnウェル領域2の表面層に形成された第1トレンチ3よりも深さが浅い第2pベース領域5とを有する。また、pベースピックアップ領域9がpベース領域4,5の表面層に選択的に形成されており、プラグ13とオーミックコンタクトしている。
また、第1pベース領域4の表面層に第1トレンチ3に接して形成された第1nソース領域7と、第2pベース領域5の表面層に第1トレンチ3に接して形成された第2nソース領域8と、第1トレンチ3の底部に形成されたnドレイン領域6と、第2トレンチ25の底部、第3トレンチ71の底部および第4トレンチ72の底部に形成されたn領域26と、第1トレンチ3の第1nソース領域7側(第1pベース領域4側)の側壁にゲート絶縁膜10を介して形成された第1ゲート電極11と、第1トレンチ3の第2nソース領域8側(第2pベース領域5側)の側壁にゲート絶縁膜10を介して形成された第2ゲート電極12とを有する。nドレイン領域6とn領域26は同時に形成した1つの領域として形成してもよい。尚、第3、第4トレンチ71,72の底部には必ずしもn領域26を形成しなくても構わない。
また、第1pベース領域4と第1nソース領域7とに電気的に接続される第1ソース電極配線14と、第2pベース領域5と第2nソース領域8とに電気的に接続される第2ソース電極配線15とで構成され、第1トレンチ3は直線部と曲線部からなる蛇行した1条のトレンチで構成される。
また、この第1トレンチ3と第2トレンチ25を接続し第1トレンチ3と同一深さで第1pベース領域4を貫通して形成される第3トレンチ71と、第1トレンチ3の曲線部とこれに対向する第1トレンチ3の直線部を接続し第1トレンチ3と同一深さで第2pベース領域5を貫通して形成された第4トレンチ72とを有する。
また、第3トレンチ71の側壁からこの第1pベース領域4上まで被覆しゲート絶縁膜10を延在して形成された絶縁膜を介し、第1ゲート電極11を延在して形成された第1ゲートポリシリコン配線19(第1ゲート引き出し電極)と、第4トレンチ72の側壁から第2pベース領域5上まで被覆しゲート絶縁膜10を延在して形成された絶縁膜を介し、第2ゲート電極12を延在して形成された第2ゲートポリシリコン配線20(第2ゲート引き出し電極)とを有する。尚、図1〜図4では各トレンチ内を充填している層間絶縁膜は省略されている。
前記の第1、第2ゲート電極11,12と第1、第2ゲートポリシリコン配線19,20は同一のポリシリコンで形成され、第1、第2ゲートポリシリコン配線19,20はゲート引き出し領域に形成される。また、第1、第2pベース領域4,5は第1、第2nソース領域7,8を貫通して表面に露出している。この表面に露出したpベース領域がpベースピックアップ領域9となる。このpベースピックアップ領域9と第1、第2nソース領域7,8はコンタクト内に形成されたバリアメタルおよびプラグ材を介して第1、第2ソース電極配線14,15と接続する。また、第1、第2ゲートポリシリコン配線19,20は、第1、第2ゲート金属配線17,18と接続する。
前記したトレンチ3,25,71、72は、閉ループの第1トレンチ3である主トレンチと、第3、第4トレンチ71,72であるポリシリコン引き出し領域に形成された引き出しトレンチと、最外周の第2トレンチ25であるダミートレンチ(耐圧確保用トレンチ)からなる。第3、第4トレンチ71,72である引き出しトレンチは、対向する第1トレンチ3である主トレンチもしくはダミートレンチである第2トレンチ25と結合し、トレンチ終端部を作らない構成となっている。
このように、第3トレンチ71および第4トレンチ72を形成することで、第1、第2ゲートポリシリコン配線19,20を形成するトレンチに従来のような終端部がなくなり、そのため、ゲート絶縁膜10(ゲート絶縁膜が延在した絶縁膜)が薄くなることもなく、ゲート耐圧の低下を防止できる。
図5は、この発明の第2実施例の半導体装置の要部平面図である。この図ではソース電極配線14,15やゲート金属配線17,18は省略されている。図1と違うのは、蛇行するトレンチパターンが2段になっている点である。
一段目の第1トレンチ3の曲線部とこれに対向する第2トレンチ25が第3トレンチ71で接続され、この第3トレンチ71に第1ゲートポリシリコン配線19を形成する。
また、一段目の第1トレンチ3と二段目の第1トレンチ3のそれぞれ対向する曲線部同士を第2pベース領域5を貫通して形成される第5トレンチ73で接続し、この第5トレンチ73に第2ゲートポリシリコン配線20を形成する。
また、二段目の第1トレンチ3の曲線部とこれに対向する第2トレンチ25が第3トレンチ71で接続され、この第3トレンチ71に第1ゲートポリシリコン配線19を形成する。この場合も第3、第5トレンチ71,73に終端部がないため、ゲート耐圧の低下は起こらない。
図6は、この発明の第3実施例の半導体装置の要部平面図である。この図ではソース電極配線14,15やゲート金属配線17,18は省略されている。図1と違うのは、蛇行するトレンチパターンが3段になっている点である。
一段目の第1トレンチ3の曲線部とこれに対向する第2トレンチ25が第3トレンチ71で接続され、この第3トレンチ71に第1ゲートポリシリコン配線19を形成する。
また、一段目の第1トレンチ3と二段目の第1トレンチ3のそれぞれ対向する曲線部同士を第2pベース領域5を貫通して形成される第5トレンチ73で接続し、この第5トレンチ73に第2ゲートポリシリコン配線20を形成する。
また、二段目の第1トレンチ3と三段目の第1トレンチ3のそれぞれ対向する曲線部同士を第1pベース領域5を貫通して形成される第6トレンチ74で接続し、この第6トレンチ74に第1ゲートポリシリコン配線19を形成する。
また、三段目の第1トレンチ3の曲線部とこれに対向する直線部を第2pベース領域5を貫通して形成される第4トレンチ72で接続し、この第4トレンチ72に第2ゲートポリシリコン配線20を形成する。
この場合も第3、第4、第5トレンチ71,72,73に終端部がないため、ゲート耐圧の低下は起こらない。
図7は、この発明の第4実施例の半導体装置の要部平面図である。この図ではソース電極配線14,15やゲート金属配線17,18は省略されている。図1と違うのは、蛇行するトレンチパターンが4段になっている点である。
一段目の第1トレンチ3の曲線部とこれに対向する第2トレンチ25が第3トレンチ71で接続され、この第3トレンチ71に第1ゲートポリシリコン配線19を形成する。
また、一段目の第1トレンチ3と二段目の第1トレンチ3のそれぞれ対向する曲線部同士を第2pベース領域5を貫通して形成される第5トレンチ73で接続し、この第5トレンチ73に第2ゲートポリシリコン配線20を形成する。
また、二段目の第1トレンチ3と三段目の第1トレンチ3のそれぞれ対向する曲線部同士を第1pベース領域5を貫通して形成される第6トレンチ74で接続し、この第6トレンチ74に第1ゲートポリシリコン配線19を形成する。
また、三段目の第1トレンチ3と第四段目の第1トレンチ3のそれぞれ対向する曲線部同士を第2pベース領域5を貫通して形成される第5トレンチ73で接続し、この第5トレンチ73に第2ゲートポリシリコン配線20を形成する。
また、四段目の第1トレンチ3の曲線部とこれに対向する第2トレンチ25を第1pベース領域4を貫通する第3トレンチ71で接続し、この第3トレンチ71に第1ゲートポリシリコン配線19を形成する。
この場合も第3、第5、第6トレンチ71,73,74に終端部がないため、ゲート耐圧の低下は起こらない。
尚、図1、図5、図6および図7の第1トレンチ3は一条の蛇行した閉ループで形成されているが、これらの一条のトレンチパターンを複数個組み合わせて半導体装置を形成してもよい。例えば、図6の3段のトレンチパターンを図1の1段の第1トレンチ3と図5の2段の第1トレンチ3を上下に曲線部が対向するように配置し、その間に第2トレンチ25を外周部に配置される第2トレンチから枝分かれして配置しても構わない。また、図7の4段のパターンを図5の2段の第1トレンチ3を2個上下に配置し、それらの間に第2トレンチ25を外周部に配置される第2トレンチ25から枝分かれして配置しても構わない。
また、前記の第3トレンチ71〜第6トレンチ74は、第1トレンチ3の直線部と第2トレンチ25の直線部および第1トレンチ3の直線同士を接続して形成してもよい。この場合、pベース領域4、5やnソース領域7、8は第3トレンチ71〜第6トレンチ74で分断された形状となり、ソース電極配線14、15やゲート金属配線17、18の配置が前記したものより複雑になる。
図8は、この発明の第5実施例の半導体装置の要部平面図であり、図9は図8のA部の詳細図で同図(a)は要部平面図、同図(b)は同図(a)のX2−X2線で切断した要部断面図であり、図10は図8のX1−X1線で切断した要部断面図である。この半導体装置は単方向トレンチ横型パワーMOSFETの例である。
図8では図9に記載されているソース領域37、ドレイン領域8およびpピックアップ領域39は省略されている。また図9(a)では図8で記載されているソース電極配線44、ドレイン電極配線45、ポリシリコンゲート配線49、ポリシリコン配線50は省略されており、図9(b)ではトレンチ33を充填しプラグ43と第1、第2ゲート電極41、42を絶縁する層間絶縁膜は図示されていない。
この単方向トレンチ横型パワーMOSFETの構成について説明する。この単方向トレンチ横型パワーMOSFETは、p基板31の表面層に形成されるnウェル領域32と、nウェル領域32の表面から内部に形成される閉ループ状の蛇行している第1トレンチ33と、第1トレンチ33と同時に形成され第1トレンチ33を囲む閉ループ状の第2トレンチ55とを有する。
また、第1トレンチ34と第2トレンチ55に囲まれnウェル領域52の表面層に形成されるpベース領域34と、nウェル領域32の表面層に形成され、第1トレンチ33に囲まれるn+領域35と、pベース領域34の表面層に形成され第1トレンチ33の側壁と接するnソース領域37と、n+領域35の表面層に形成され第1トレンチ33の側壁と接するn++領域37と、nソース領域37と接しpベース領域34の表面層に形成されるpベースピックアップ領域39とを有する。
また、第1トレンチ33の底部に形成されるnドレイン領域36と、第2トレンチ55の底部にnドレイン領域36と同時に形成されるn領域56と、第1トレンチ33の側壁にゲート絶縁膜40を介してpベース領域34側に形成されるゲート電極41とを有する。
また、第1トレンチ33の側壁にゲート絶縁膜40を介してn+領域35側にゲート電極41と同時に形成されるポリシリコン膜42と、第2トレンチ55の側壁にゲート絶縁膜40と同時に形成された絶縁膜57を介してpベース領域34側に形成されるポリシリコン膜58(ゲート電極41と同時に形成)と、nウェル領域32側に形成されるポリシリコン膜59(ゲート電極41と同時に形成)とを有する。
また、図示しない層間絶縁膜に開けたコンタクトホール46と、nソース領域37およびpベースピックアップ領域39にプラグ43を介して接するソース電極配線44と、ゲート電極41およびポリシリコン膜58に接するポリシリコンゲート配線49と、ポリシリコン膜42に接するポリシリコン配線50と、ポリシリコンゲート配線49にコンタクトホール51を通して接するゲート電極配線47と、ポリシリコン配線50にコンタクトホール51を介して接し、n++38とプラグ43を介して接するドレイン電極配線45とを有する。
また、ソース電極配線44に接続するソース端子Sと、ドレイン電極配線45に接続するドレイン端子Dと、ゲート金属配線47に接続するゲート端子Gとを有する。尚、ポリシリコン膜59は他の箇所とは接続せず浮遊電位状態にある。
この場合も第1実施例と同様に、第1トレンチ33と第2トレンチ55を接続する第3トレンチ71および第1トレンチ33の曲線部と直線部を接続する第4トレンチ72を形成することで、ポリシリコンゲート配線49およびポリシリコン配線50が形成されるトレンチ71,72に従来のような終端部がなくなり、この箇所でのゲート絶縁膜40をpベース領域34上まで延在させた絶縁膜の厚みが薄くならないので、ゲート耐圧の低下を防止できる。また、ソース・ドレイン耐圧の低下も防止できる。
尚、図8に示すトレンチパターンを図5、図6および図7のようなトレンチパターンにした場合にも第3、第4、第5、第6トレンチ71,72,73,74に終端部がないのでゲート耐圧およびソース・ドレイン耐圧の低下を防止できる。
1、31 p基板
2、32 nウェル領域
3、33 第1トレンチ
4 第1pベース領域
5 第2pベース領域
6、36 nドレイン領域
7 第1nソース領域
8 第2nソース領域
9、39 pベースピックアップ領域
10、40 ゲート絶縁膜
11 第1ゲート電極
12 第2ゲート電極
13、43 プラグ
14 第1ソース電極配線
15 第2ソース電極配線
16、21、46、51コンタクトホール
17 第1ゲート金属配線
18 第2ゲート金属配線
19 第1ポリシリコンゲート配線
20 第2ポリシリコンゲート配線
25、55 第2トレンチ
26、56 n領域
27、57 絶縁膜
28、29、58、59 ポリシリコン膜
34 pベース領域
35 n+領域
37 nソース領域
38 n++領域
41 ゲート電極
42 ポリシリコン膜
44 ソース電極配線
45 ドレイン電極配線
47 ゲート金属配線
49 ポリシリコンゲート配線
50 ポリシリコン配線
71 第3トレンチ
72 第4トレンチ
73 第5トレンチ
74 第6トレンチ

Claims (16)

  1. 第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域の表面層に形成された平面形状が閉ループ状の第1トレンチと、前記第1トレンチを囲むように形成された平面形状が閉ループ状の第2トレンチと、前記第1トレンチと前記第2トレンチとの間の前記第1半導体領域の表面層に形成された前記第1トレンチおよび前記第2トレンチよりも深さが浅い第2導電型の第2半導体領域と、前記第1トレンチにより囲まれた前記第1半導体領域の表面層に形成された前記第1トレンチよりも深さが浅い第2導電型の第3半導体領域と、該第3半導体領域の表面層に前記第1トレンチに接して形成された第1導電型の第4半導体領域と、前記第2半導体領域の表面層に前記第1トレンチに接して形成された第1導電型の第5半導体領域と、前記第1トレンチの前記第4半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成された第1ゲート電極と、前記第1トレンチの前記第5半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成された第2ゲート電極と、前記第3半導体領域と前記第4半導体領域とに電気的に接続される第1主電極と、前記第2半導体領域と前記第5半導体領域とに電気的に接続される第2主電極とを有し、前記第1トレンチが直線部と曲線部からなる蛇行した1条のトレンチで、該第1トレンチと前記第2トレンチを接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された第1接続トレンチと、前記第1トレンチ同士接続し該第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された第2接続トレンチと、を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1トレンチ同士接続し該第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された第3接続トレンチとを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記前記第1トレンチの曲線部と前記第1トレンチの直線部とを接続する前記第2接続トレンチのひとつである第4トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成された第1ゲート引き出し電極と、前記第4トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第2ゲート電極と接続して形成された第2ゲート引き出し電極と、を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第3トレンチ側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成された第1ゲート引き出し電極と、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第2ゲート電極と接続して形成された第2ゲート引き出し電極と、を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチの曲線部と前記第1トレンチの直線部を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第4トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された前記第3接続トレンチのひとつである第6トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成され、前記第6トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成された第1ゲート引き出し電極と、前記第4トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成され、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成された前記第2ゲート電極とそれぞれ接続する第2ゲート引き出し電極を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  6. 前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続する前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された前記第3接続トレンチのひとつである第6トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し形成され、前記第6トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成され前記第1ゲート電極とそれぞれ接続する第1ゲート引き出し電極と、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成された前記第2ゲート電極と接続する第2ゲート引き出し電極を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  7. 前記第2トレンチの前記第2半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成され、前記第2ゲート電極と電気的に接続される第3ゲート電極を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 第1導電型の第1半導体領域と、前記第1半導体領域の表面層に形成された平面形状が閉ループ状の第1トレンチと、前記第1トレンチを囲むように形成された平面形状が閉ループ状の第2トレンチと、前記第1トレンチと前記第2トレンチとの間の前記第1半導体領域の表面層に形成された前記第1トレンチおよび前記第2トレンチよりも深さが浅い第2導電型の第2半導体領域と、前記第1トレンチにより囲まれた前記第1半導体領域の表面層に形成された前記第1トレンチよりも深さが浅い第1導電型の第3半導体領域と、該第3半導体領域の表面層に前記第1トレンチに接して形成された第1導電型の第4半導体領域と、前記第2半導体領域の表面層に前記第1トレンチに接して形成された第1導電型の第5半導体領域と、前記第1トレンチの前記第5半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1トレンチの前記第4半導体領域側の側壁に絶縁膜を介して形成された第1導電膜と、前記第3半導体領域と前記第4半導体領域とに電気的に接続される第1主電極と、前記第5半導体領域に電気的に接続される第2主電極とを有し、前記第1トレンチが直線部と曲線部からなる蛇行した1条のトレンチで、該第1トレンチと前記第2トレンチを接続して形成された前記第1トレンチと同一深さで第2半導体領域を貫通して形成された第1接続トレンチと、前記第1トレンチ同士接続し該第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された第2接続トレンチと、を有することを特徴とする半導体装置。
  9. 前記第1トレンチ同士接続し該第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された第3接続トレンチとを有することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチの曲線部と前記第1トレンチの直線部とを接続して前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第4トレンチと、前記第3トレンチの側壁から該第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記ゲート電極と接続して形成されたゲート引き出し電極と、前記第4トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第2主電極と接続して形成された第2導電膜と、を有することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  11. 前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記ゲート電極と接続して形成されたゲート引き出し電極と、前記第5トレンチの側壁を被覆する絶縁膜を介し前記第1導電膜および前記第2主電極と接続して形成された第2導電膜と、を有することを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  12. 前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチの曲線部と前記第1トレンチの直線部を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第4トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された前記第3接続トレンチのひとつである第6トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記ゲート電極と接続して形成され、前記第6トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1ゲート電極と接続して形成された第1ゲート引き出し電極と、前記第4トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成され、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1導電膜および前記第2主電極とそれぞれ接続する第2導電膜と、を有することを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  13. 前記第1トレンチの曲線部と該曲線部と対向する前記第2トレンチとを接続する前記第1接続トレンチのひとつである第3トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続し前記第1トレンチと同一深さで前記第3半導体領域を貫通して形成された前記第2接続トレンチのひとつである第5トレンチと、前記第1トレンチで互いに対向する曲線部同士を接続する前記第1トレンチと同一深さで前記第2半導体領域を貫通して形成された前記第3接続トレンチのひとつである第6トレンチと、前記第3トレンチの側壁から前記2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記ゲート電極と接続して形成され、前記第6トレンチの側壁から前記第2半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介して形成された前記ゲート電極とそれぞれ接続するゲート引き出し電極と、前記第5トレンチの側壁から前記第3半導体領域上まで被覆する絶縁膜を介し前記第1導電膜および前記第2主電極と接続する第2導電膜と、を有することを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  14. 前記第2トレンチの前記第1トレンチと対向する側壁に絶縁膜を介して形成され、前記ゲート電極と電気的に接続される第3ゲート電極を有することを特徴とする請求項8〜13のいずれか一項に記載の半導体装置。
  15. 前記第1トレンチおよび第2トレンチの底部に形成され、前記第2半導体領域および前記第3半導体領域に接する第1導電型の第6半導体領域を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載された半導体装置。
  16. 前記第1半導体領域が、第2導電型の半導体基板の表面層に形成されたことを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の半導体装置。
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