JP5338357B2 - メモリ制御装置及びその遅延量測定方法 - Google Patents

メモリ制御装置及びその遅延量測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、メモリにデータを書き込むメモリ制御装置及びその遅延量測定方法に関する。
大容量メモリとして使用されるDRAM(Dynamic Random Access Memory)は、同期式のDDR1−SDRAMやDDR2−SDRAM等のダブルデータレート方式が主流となっている。特に、DDR2−SDRAMは、クロックレートにつき400MHz〜800MHzの仕様がJEDEC(Joint Electron Device Engineering Council)により規格化されている。
今後、DDR−SDRAMの動作速度は更に速くなり、DDR3−SDRAMが主流となることが予想される。DDR3−SDRAMにはデータレートが800MHz(DDR3―800)から1.6GHz(DDR3−1600)までの仕様がJEDECにより規格化されている。同期式のメモリ、特に複数本のデータを持つパラレルバスであっても動作速度は新規格が出るたびに高速化している。この高速化の流れは、メモリやメモリ制御装置等の半導体装置自体の製造プロセスの進化があるからこそ実現できるものである。
ところが、メモリやメモリ制御装置を一つのボード上に配置した機器においては、メモリやメモリ制御装置の動作周波数が高速化されても、メモリとメモリ制御装置間インターフェースのボード上配線に関わる転送速度は高速化されているわけではない。そのため、メモリやメモリ制御装置等の半導体装置の高速化に伴い、ボード上の配線遅延の影響が動作上のボトルネックとなりつつある。
パラレルバス方式のインターフェース装置において、その動作周波数が100MHz以下の時代においては、ボード上の配線遅延にマージンを持った値を用いてACタイミングを満たすように、メモリ制御装置を搭載した半導体装置を作ることは可能であった。又、動作周波数が100MHzを超えるようになってからは、メモリ制御装置内にPLLを内蔵し、ボード上のタイミングと同期を図ることにより、或いは、ボード上の配線を等長配線することにより、メモリとメモリ制御装置間の動作の保証を行ってきた。
DDR3−SDRAMのデータレートは最大1.6GHzすなわち625psとなり、ボード上の配線遅延が1nsの場合、100MHzのデータレートでは無視できる程度であったが、DDR3−SDRAMにとっては動作周波数以上の遅延となり、PLLによる同期化やボード上の等長配線だけでは対処できないレベルとなっている。
DDR3−SDRAMの規格(JEDEC Standard No.79−3x)の新規機能として、メモリとメモリ制御装置間のタイミングを制御する機能が追加されている。ライトレベリング機能と、MPR(Multi Purpose Register)による固定値リードデータ出力機能がそれに該当する。
前者はメモリへ入力されるクロックと、メモリ制御装置がライト時に出力するDQS(データストローブ信号)のタイミング調整に関わり、後者は、メモリ制御装置が正しいリードデータを取り込むためのタイミング調整に関わるものである。DDR3−SDRAMの規格自体には、これらの機能の使い方については言及されておらず、どのように使うかはメモリ制御装置の仕様に依存する。
ライトレベリング機能と、MPRによる固定値リードデータ出力の機能をメモリ制御装置が使いこなすには、少なくともDQSの出力タイミングと、DQ(データ)/DQSの入力タイミングを調整する機能がメモリ制御装置に装備されていることが必須である。しかし、DQS出力とDQ/DQSの入力タイミングだけ調整できれば高速動作のDDR3−SDRAMに対応するメモリ制御装置が構成できるのではなく、メモリ制御装置の全ての入出力端子においてタイミング調整機能を持たなければ、DDR3−SDRAMの新規機能対応および高速動作を保証するのが難しいことは自明である。
入出力端子のタイミング調整を行う手法に、DLL(Delay Locked Loop)を用いたものがある。DLLに入力される基準クロックの周期に対応した値を遅延演算回路に設定することにより、安定した遅延を供給することができる。なお、基準クロックとメモリクロックとは、任意の関係である。例えば、基準クロック=メモリクロックの関係としてもよいし、メモリクロックを2逓倍したものを基準クロックとしてもよい。
図1は、従来のメモリ制御装置の構成を例示するブロック図である。図1を参照するに、メモリ制御装置100は、制御部101と、遅延回路102(1)〜102(i)と、バッファ103(1)〜103(i)と、入出力端子104(1)〜104(j)とを有する。なお、i及びjは自然数である。制御部101は、遅延回路102(1)〜102(i)に接続されている。遅延回路102(1)〜102(i)は、バッファ103(1)〜103(i)に接続されている。バッファ103(1)〜103(i)は、入出力端子104(1)〜104(j)に接続されている。
図2は、図1の遅延回路周辺部の構成を例示するブロック図である。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する場合がある。図2を参照するに、DLL(Delay Locked Loop)回路105へ基準クロックが入力され、DLL回路105の出力は遅延演算回路107に接続されている。遅延演算回路107へ遅延設定値が入力され、遅延演算回路107の出力は遅延回路102(1)に接続されている。ここでは、メモリクロック=基準クロックとし、その周期をtckとする。なお、遅延回路102(1)以外の各遅延回路周辺部の構成も図2と同様である。
図1及び図2に示すように、メモリ制御装置100は、入出力端子104(1)〜104(j)に遅延回路102(1)〜102(i)を装備しており、DLL回路105の出力と遅延設定値とを遅延演算回路107に入力することにより、遅延演算回路107の遅延設定ができるような構成となっている。すなわち、遅延設定回路107は、DLL回路105の出力と所望の遅延設定値を用いて遅延量を演算し、演算した遅延量を遅延回路102(1)〜102(i)に出力する。そして、遅延回路102(1)〜102(i)は、遅延設定回路107から入力された遅延量に基づいて遅延値を決定する。
例えば、遅延演算回路107に入力される遅延設定値がn値の場合、遅延演算回路107がn/32tCKの遅延量を持つように設定される。この構成により、遅延回路102(1)〜102(i)の出力信号の遅延量を、基準クロックに対応して個別に設定できる。
メモリ制御装置100を半導体装置で実現した場合、テストにより遅延回路が所望の遅延量を有することを確認して正常品の選別ができることが必要である。
しかしながら、例えばDDR3−1600の場合、メモリクロック(周期tCK)が800MHzであり、1/32tCKは39psの時間差に相当する。39psの時間差を量産に適用されるような汎用のテスタで測定することは不可能である。
上記の点に鑑みて、量産に適用されるような一般的なテスタでも遅延回路の遅延量の測定が可能なメモリ制御装置及びその遅延量測定方法を提供することを課題とする。
本メモリ制御装置は、半導体記憶装置にデータを書き込むメモリ制御装置であって、入力信号を遅延させて出力する複数の遅延回路を有し、通常動作時に、前記複数の遅延回路は、互いに独立し、個々の遅延回路に入力される信号を個々に遅延して出力し、テスト動作時に、前記複数の遅延回路は、テスト用入力信号が全ての遅延回路を経由し、それぞれの遅延量の合計分だけ遅延するように接続され、遅延後の前記テスト用入力信号は、テスト用出力信号として、前記メモリ制御装置の外部に出力されていることを要件とする。
本遅延量測定方法は、半導体記憶装置にデータを書き込むメモリ制御装置を構成する遅延回路の遅延量測定方法であって、テスト動作を行うテストモードに設定する第1ステップと、複数の遅延回路を、テスト用入力信号が全ての遅延回路を経由し、それぞれの遅延量の合計分だけ遅延するように接続する第2ステップと、前記複数の遅延回路のうち、任意の遅延回路に第1の遅延量を設定する第3ステップと、前記テスト用入力信号が全ての遅延回路を経由して出力された信号である第1のテスト用出力信号を観測する第4ステップと、前記任意の遅延回路に第2の遅延量を設定する第5ステップと、前記テスト用入力信号が全ての遅延回路を経由して出力された信号である第2のテスト用出力信号を観測する第6ステップと、前記第1のテスト用出力信号と前記第2のテスト用出力信号の遅延量の差分から前記任意の遅延回路の合計の遅延量を算出する第7ステップと、前記合計の遅延量と前記任意の遅延回路の個数とに基づいて、前記任意の遅延回路の個々の遅延量を算出する第8ステップと、を有することを要件とする。
本発明によれば、量産に適用されるような一般的なテスタでも遅延回路の遅延量の測定が可能なメモリ制御装置及びその遅延量測定方法を提供することができる。
従来のメモリ制御装置の構成を例示するブロック図である。 図1の遅延回路周辺部の構成を例示するブロック図である。 第1の実施の形態に係るメモリ制御装置の構成を例示するブロック図である。 遅延回路の遅延量を計測する方法を示すフローチャートの例である。 テストモード時の動作タイミングを例示する図(その1)である。 第2の実施の形態に係るメモリ制御装置の構成を例示するブロック図である。 テストモード時の動作タイミングを例示する図(その2)である。 変形例1に係るメモリ制御装置の構成を例示するブロック図である。 テストモード時の動作タイミングを例示する図(その3)である。
以下、図面を参照して、実施の形態の説明を行う。
〈第1の実施の形態〉
図3は、第1の実施の形態に係るメモリ制御装置の構成を例示するブロック図である。図3を参照するに、メモリ制御装置10は、制御部11と、DLL回路12と、遅延演算回路13(1)〜13(k)と、遅延回路14(1)〜14(k)と、バッファ15(1)〜15(k)と、入出力端子16(1)〜16(k)と、バッファ17(1)及び17(2)と、入出力端子18(1)及び18(2)とを有する。なお、kは自然数である。
制御部11は、クロックジェネレータ等を含んで構成されており、DLL回路12に基準クロックを、遅延演算回路13(1)〜13(k)に遅延設定値1〜kを、遅延回路14(1)〜14(k)に通常出力信号1〜kを出力する。なお、通常出力信号とは、例えば制御信号(アドレス、Ras#、Cas#、We# etc)やデータ信号(DQxx)、データストローブ信号(DQS)等である。
DLL回路12は、制御部11から入力される基準クロックに基づいて所定の遅延値を生成し、遅延演算回路13(1)〜13(k)に出力する遅延値生成回路である。ここでは、メモリクロック=基準クロックとし、その周期をtckとする。なお、図3においてDLL回路12の出力は遅延演算回路13(1)のみに入力されているが、実際には遅延演算回路13(1)〜13(k)に入力されている。
遅延演算回路13(1)〜13(k)は、DLL回路12から入力される遅延値と、制御部11から入力される遅延設定値1〜kに基づいて遅延量を演算し、演算した遅延量を遅延回路14(1)〜14(k)に出力する。例えば、遅延演算回路13(1)〜13(k)に入力される遅延設定値がn値の場合、遅延演算回路13(1)〜13(k)がn/32tCKの遅延量を持つように設定される。この構成により、遅延回路14(1)〜14(k)の出力信号の遅延量を、基準クロックに対応して個別に設定できる。
遅延回路14(1)〜14(k)には、制御部11からの通常出力信号1〜kと、メモリ制御装置10の外部からのテスト用入力信号とが入力される。遅延回路14(1)〜14(k)は、入力される通常出力信号1〜kとテスト用入力信号の何れか一方を選択し、遅延演算回路13(1)〜13(k)から入力された遅延量だけ遅延させて出力する。なお、通常出力信号1〜kとテスト用入力信号との選択回路を遅延回路14(1)〜14(k)の外部に設けても構わない。
ここで、遅延回路14(1)〜14(k)が通常出力信号を選択する場合を通常動作モードと称し、遅延回路14(1)〜14(k)がテスト用入力信号を選択する場合をテストモードと称する。又、通常動作モードで動作している場合を通常動作時と称し、テストモードで動作している場合をテスト動作時と称する。
通常動作モードとテストモードとは、例えば、メモリ制御装置10の外部に配置されたCPU等からコマンドを入力することにより切り替えることができる。又、メモリ制御装置10の所定の入出力端子を所定の電位に設定することにより切り替えても構わない。例えば、所定の入出力端子を電源に接続したときは通常動作モードに、基準電位に接続したときはテストモードに切り替えるが如くである。
通常動作モードにおいて、遅延回路14(1)〜14(k)は、制御部11から入力される通常出力信号1〜kを選択し、通常出力信号1〜kを遅延演算回路13(1)〜13(k)から入力された遅延量だけ遅延させて、バッファ15(1)〜15(k)を介して入出力端子16(1)〜16(k)に出力する。
テストモードにおいて、遅延回路14(1)〜14(k)は、メモリ制御装置10の外部からのテスト用入力信号を選択し、テスト用入力信号を遅延演算回路13(1)〜13(k)から入力された遅延量だけ遅延させて出力する。テストモードの場合には遅延回路14(1)〜14(k)の全てにおいてテスト用入力信号が選択されるため、遅延回路14(1)〜14(k)はチェーン状(直列)に接続されることになる。
すなわち、メモリ制御装置10の外部から入出力端子18(1)及びバッファ17(1)を介して遅延回路14(1)に入力されたテスト用入力信号は、所定量だけ遅延されて遅延回路14(2)に入力される。遅延回路14(2)に入力されたテスト用入力信号は、更に所定量だけ遅延されて遅延回路14(3)に入力される。テスト用入力信号は、同様に遅延回路14(4)〜14(k−1)を経由して、遅延回路14(k)に入力される。遅延回路14(k)に入力されたテスト用入力信号は、所定量だけ遅延されてバッファ17(2)及び入出力端子18(2)を介して、メモリ制御装置10の外部に出力される。
このように、遅延回路14(1)〜14(k)をチェーン状(直列)に接続し、メモリ制御装置10の外部から入力したテスト用入力信号を、遅延回路14(1)〜14(k)を経由させて遅延させ、テスト用出力信号としてメモリ制御装置10の外部に出力する。そして、メモリ制御装置10の外部に出力されたテスト用出力信号を用いて、遅延回路14(1)〜14(k)の遅延量を計測することができる。
図4及び図5を参照しながら、遅延回路14(1)〜14(k)の遅延量を計測する方法を具体的に説明する。図4は、遅延回路の遅延量を計測する方法を示すフローチャートの例である。図5は、テストモード時の動作タイミングを例示する図(その1)である。
始めにステップ100において、メモリ制御装置10をテストモードに設定する(S100)。メモリ制御装置10をテストモードに設定すると、遅延回路14(1)〜14(k)はテスト用入力信号を選択し、チェーン状に接続される。
次いでステップ110において、全ての遅延回路14(1)〜14(k)に第1の遅延量を設定する(S110)。ここでは、一例として、第1の遅延量を1/32tCKとする。次いでステップ120において、入出力端子18(1)からテスト用入力信号を入力し、入出力端子18(2)でテスト用出力信号1を観測する(S120)。図5に示すように、テスト用入力信号としてLからHに立ち上がる信号を入力した場合に、テスト用出力信号1はテスト用入力信号の立ち上がりに対して所定量t1だけ遅延してLからHに立ち上がる。観測したテスト用出力信号1は、任意の記憶装置で記憶される。
次いでステップ130において、全ての遅延回路14(1)〜14(k)に第2の遅延量を設定する(S130)。ここでは、一例として、第2の遅延量を2/32tCKとする。次いでステップ140において、入出力端子18(1)からテスト用入力信号を入力し、入出力端子18(2)でテスト用出力信号2を観測する(S140)。図5に示すように、テスト用出力信号2は、テスト用出力信号1の立ち上がりに対して所定量t2だけ遅延してLからHに立ち上がる(テスト用入力信号の立ち上がりに対して所定量t1+t2だけ遅延してLからHに立ち上がる)。観測したテスト用出力信号2は、任意の記憶装置で記憶される。
次いでステップ150において、記憶されたテスト用出力信号1とテスト用出力信号2の遅延量の差分t2から遅延回路14(1)〜14(k)の合計の遅延量を算出する(S150)。すなわち、差分t2が遅延回路14(1)〜14(k)の合計の遅延量であり、遅延回路14(1)〜14(k)の設定の差2/32tCK−1/32tCK=1/32tCKに遅延回路14(1)〜14(k)の総数kを掛けた値に相当する。
次いでステップ160において、遅延回路14(1)〜14(k)の合計の遅延量(t2)と、遅延回路14(1)〜14(k)の総数kとに基づいて、遅延回路14(1)〜14(k)の個々の遅延量を算出する(S160)。以下に遅延回路14(1)〜14(k)の個々の遅延量を算出する一例を示す。
例えばDDR3−1600の場合、メモリクロック(周期tCK)が800MHzであり、1/32tCKは39psの時間差に相当する。一般に、DDR方式のメモリ制御装置の信号の数は、データバス64ビットの場合、データ64ビット+アドレス15ビット+RAS/CAS/WE/CKE/CS/ODTで85個になる。更に、データバスの双方向分や出力イネーブルを考慮すると15個以上増えて、結局、メモリ制御装置の信号の総数kは100個以上となる。
従って、メモリ制御装置の信号のそれぞれが遅延回路を備えているとすると、遅延回路の総数も100個以上となる。仮に、遅延回路の総数kを100個とすると、t2=39ps×100=3.9nsとなる。遅延回路1個分の遅延量39psは量産に適用されるような一般的なテスタでは測定できないが、t2=3.9nsは量産に適用されるような一般的なテスタで測定可能な範囲である。すなわち、遅延回路100個分の遅延量である3.9nsを量産に適用されるような一般的なテスタで測定し、遅延回路の総数100で割ることにより、遅延回路1個分の遅延量3.9psを算出することができる。
このように、第1の実施の形態によれば、テストモードにおいて、遅延回路をチェーン状(直列)に接続することにより、量産に適用されるような一般的なテスタを用いても個々の遅延回路の遅延量の測定が可能となる。なお、第1の実施の形態では、DLL回路の出力を遅延演算回路を通して遅延回路に入力している。これは本来のメモリ制御装置が出力(又は入力)タイミングの設定を行う場合と同じ動作なので、メモリ制御装置の遅延制御のat speedテスト(実際の動作周波数における動作テスト)に相当する。
〈第2の実施の形態〉
図6は、第2の実施の形態に係るメモリ制御装置の構成を例示するブロック図である。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する場合がある。図6を参照するに、メモリ制御装置20は、遅延回路14(k)の出力がインバータ21(反転回路)を介して遅延回路14(1)に入力されている点、バッファ17(1)及び入出力端子18(1)が削除された点がメモリ制御装置10とは異なり、それ以外はメモリ制御装置10と同様の構成である。以下、メモリ制御装置20について、メモリ制御装置10と異なる部分を中心に説明する。
テストモードにおいて、遅延回路14(1)〜14(k)は、テスト用入力信号を選択し、テスト用入力信号を遅延演算回路13(1)〜13(k)から入力された遅延量だけ遅延させて出力する。テストモードの場合には遅延回路14(1)〜14(k)の全てにおいてテスト用入力信号が選択されるため、遅延回路14(1)〜14(k)はインバータ21を介してリング状に接続されることになる。
すなわち、テストモードにおいて、遅延回路14(1)〜14(k)及びインバータ21は発振回路を構成し自励発振する。そして、発振信号は、バッファ17(2)及び入出力端子18(2)を介してモニタすることができる。なお、自励発振とは、出力側から入力側に正帰環をかけることにより、その系で最も都合のよい安定した状態で自己発振する現象である。
このように、遅延回路14(1)〜14(k)をインバータ21を介してリング状に接続して発振回路を構成し自励発振させる。そして、メモリ制御装置20の外部で発振信号の波形をモニタすることによって、遅延回路14(1)〜14(k)の遅延量を計測することができる。
図4及び図7を参照しながら、遅延回路14(1)〜14(k)の遅延量を計測する方法を具体的に説明する。図7は、テストモード時の動作タイミングを例示する図(その2)である。
始めにステップ100において、メモリ制御装置20をテストモードに設定する(S100)。メモリ制御装置20をテストモードに設定すると、遅延回路14(1)〜14(k)はテスト用入力信号を選択し、インバータ21を介してリング状に接続され、テスト用入力信号を自励発振する発振回路を構成する。
次いでステップ110において、全ての遅延回路14(1)〜14(k)に第1の遅延量を設定する(S110)。ここでは、一例として、第1の遅延量を1/32tCKとする。次いでステップ120において、入出力端子18(2)でテスト用出力信号3を観測する(S120)。図7に示すように、テスト用出力信号3は周期t3の発振波形となる。観測したテスト用出力信号3は、任意の記憶装置で記憶される。
次いでステップ130において、全ての遅延回路14(1)〜14(k)に第2の遅延量を設定する(S130)。ここでは、一例として、第2の遅延量を2/32tCKとする。次いでステップ140において、入出力端子18(2)でテスト用出力信号4を観測する(S140)。図7に示すように、テスト用出力信号4は周期t4の発振波形となる。観測したテスト用出力信号4は、任意の記憶装置で記憶される。
次いでステップ150において、記憶されたテスト用出力信号3の周期t3とテスト用出力信号4の周期t4から遅延回路14(1)〜14(k)の合計の遅延量を算出する(S150)。すなわち、周期t3と周期t4の差分t5が遅延回路14(1)〜14(k)の合計の遅延量であり、遅延回路14(1)〜14(k)の設定の差2/32tCK−1/32tCK=1/32tCKに遅延回路14(1)〜14(k)の総数kを掛けた値に相当する。
次いでステップ160において、遅延回路14(1)〜14(k)の合計の遅延量(t5)と、遅延回路14(1)〜14(k)の総数kとに基づいて、遅延回路14(1)〜14(k)の個々の遅延量を算出する(S160)。以下に遅延回路14(1)〜14(k)の個々の遅延量を算出する一例を示す。
第1の実施の形態と同様に遅延回路の総数を100個とすると、t5=39ps×100=3.9nsとなる。遅延回路1個分の遅延量39psは量産に適用されるような一般的なテスタでは測定できないが、3.9nsは量産に適用されるような一般的なテスタで測定可能な範囲である。すなわち、遅延回路100個分の遅延量であるt5=3.9nsを量産に適用されるような一般的なテスタで測定し、遅延回路の総数100で割ることにより、遅延回路1個分の遅延量3.9psを算出することができる。
このように、第2の実施の形態によれば、テストモードにおいて、遅延回路をインバータを介してリング状に接続して発振回路を構成し自励発振させることにより、量産に適用されるような一般的なテスタを用いても個々の遅延回路の遅延量の測定が可能となる。なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様にDLL回路の出力を遅延演算回路を通して遅延回路に入力している。これは本来のメモリ制御装置が出力(又は入力)タイミングの設定を行う場合と同じ動作なので、メモリ制御装置の遅延制御のat speedテスト(実際の動作周波数における動作テスト)に相当する。
〈変形例1〉
変形例1は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態の変形例である。
図8は、変形例1に係るメモリ制御装置の構成を例示するブロック図である。同図中、図3及び図6と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する場合がある。図8を参照するに、メモリ制御装置30のDLL出力値レジスタ31、遅延量設定レジスタ32、及び遅延段数設定レジスタ33は、メモリ制御装置30の外部に配置されたCPUバス40を介して、メモリ制御装置30の外部に配置されたCPU50と接続されている。
又、遅延演算回路13(1)の出力及び遅延段数設定レジスタ33の出力は選択回路34に入力されており、選択回路34の出力は遅延回路14(1)に入力されている。なお、遅延回路14(2)〜14(k)の周辺部の回路構成は、遅延回路14(1)の周辺部の回路構成と同様であるため、図8においては省略されている。
DLL出力値レジスタ31は、DLL回路12で計算された遅延段数を保存するレジスタである。遅延段数は、DLL回路12に入力される基準クロックに応じた値、例えば、基準クロック周期に相当する必要遅延段数の値である。遅延量設定レジスタ32は、遅延量設定を保存するレジスタである。例えば、遅延演算回路13(1)を介して遅延回路14(1)に遅延段数を設定する場合、N/32tCKの設定ができるとする。その場合のNが遅延量設定レジスタの値に相当する。
遅延段数設定レジスタ33は、遅延回路14(1)に設定する値を保存するレジスタである。選択回路34は、遅延演算回路13(1)で計算した結果の値を遅延回路14(1)に設定するか、又は、遅延段数設定レジスタ33の値を遅延回路14(1)に設定するかを選択する回路である。
例えば、CPU50がDLL出力値レジスタ31の値=16(この値が基準クロックの周期を示す)を読み取り、読み取った値(=16)の1/4=4の設定を、遅延段数設定レジスタ33に書き込んだとする。この場合、選択回路34が遅延単数設定レジスタ33を選択していれば、遅延回路14(1)の遅延量は基準クロック周期の1/4となる。例えば、基準クロックがメモリクロックの2逓倍の関係だとすると、遅延回路14(1)には1/8tCKの遅延が設定される。
このように、変形例1によれば、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様の効果を奏するが、更に以下の効果を奏する。すなわち、CPU50はDLL出力値レジスタ31の値をCPUバス40を介して読み出すことができる。又、遅延回路14(1)の設定値を遅延演算回路13(1)の介入無しに設定することも可能である(遅延演算回路13(1)は存在しなくても構わない)。更に、テストモードと通常動作モードをCPU50からの指令により切り替えることができる。
〈変形例2〉
第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、全ての遅延回路に対して同一の遅延量(例えば1/32tCK)を設定する例を示した。変形例2では、各遅延回路に対して個別に
遅延量を設定する例を示す。個別に遅延量を設定することにより、テストの制御のバリエーションを増やすことができる。
遅延回路に個別に遅延量を設定できないと、例えば100個の遅延回路をもつ回路は常に100個の平均値としてしか測定できない。この場合には、1個では量産に適用されるような一般的なテスタの精度では正確に遅延特性の測定をすることはできないが、100個まとめれば量産に適用されるような一般的なテスタの精度でも測定可能になるという利点がある。しかしながら、将来、量産に適用されるような一般的なテスタの測定精度が上がっても100個まとめてしか測定できないことになる。遅延回路に個別に遅延量を設定できれば、将来、量産に適用されるような一般的なテスタの測定精度が向上した場合に、任意の個数の遅延回路に個別に遅延量を設定して、遅延量の測定をすることができる。
又、遅延量を100個の平均としてしか測定できない場合には、数個の遅延回路の特性が悪かったとしても判別できない虞がある。この場合にも、量産に適用されるような一般的なテスタの精度が許すなら、例えば100個の中からランダムに25個を選択して、選択した25個だけに遅延量を設定して遅延量の測定を行う。これを複数回繰り返し、遅延量の測定値が所定の閾値を超えたらNGと判断するようにすれば解決できる可能性がある。
以下に遅延回路に個別に遅延量を設定する例を示す。図9は、テストモード時の動作タイミングを例示する図(その3)である。図9において、テスト用出力信号5〜7は、メモリ制御装置20の遅延回路14(k)からバッファ17(2)及び入出力端子18(2)を介してメモリ制御装置20の外部に出力された信号を示している。
ただし、テスト用出力信号5は全ての遅延回路14(1)〜14(k)の遅延量を1/32tCKに設定した場合の出力信号であり、テスト用出力信号6は全ての遅延回路14(1)〜14(k)の遅延量を2/32tCKに設定した場合の出力信号である。又、テスト用出力信号7は遅延回路14(1)〜14(k)のうちk/2個の遅延量を1/32tCKに設定し、残りのk/2個の遅延量を3/32tCKに設定した場合の出力信号である。なお、k=100とする。
テスト用出力信号5とテスト用出力信号6の差分を遅延回路の個数=100で割ると、遅延回路1個あたりの遅延量を1/32tCKに設定したときの実測値の平均を求めることができる。テスト用出力信号5とテスト用出力信号7の差分は、50個の遅延回路に対し、(3/32tCK−1/32tCK)×50に相当する。従って、テスト用出力信号5とテスト用出力信号7の差分を100で割ると、遅延回路1個あたりの遅延量を1/32tCKに設定したときの実測値の平均を求めることができる。
これら何れの測定も、使用した遅延回路の個数や遅延量の設定は異なるが、遅延回路1個あたりの遅延量を1/32tCKに設定したとき遅延量の平均を測定したことに変わりはなない。図9のt6は、1/32tCKから2/32tCKへ設定変更した場合に増加する遅延量と、2/32tCKから3/32tCKへ設定変更した場合に増加する遅延量が、同じ1/32tCKであっても、測定結果が異なる場合があることを示している。すなわち、図9におけるt6は、遅延量のバラツキに相当する。遅延回路に個別に遅延量を設定することにより、例えば図9におけるt6のような遅延量のバラツキを測定することが可能となる。
このように、変形例2によれば、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様の効果を奏するが、更に以下の効果を奏する。すなわち、遅延回路に個別に遅延量を設定することにより、全ての遅延回路に同じ設定しかできない場合と比較して、テストのバリエーションを増やすことができる。
以上、好ましい実施の形態及びその変形例について詳説したが、上述した実施の形態及びその変形例に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態及びその変形例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10,20,30 メモリ制御装置
11 制御部
12 DLL回路
13(1)〜13(k) 遅延演算回路
14(1)〜14(k) 遅延回路
15(1)〜15(k),17(1),17(2) バッファ
16(1)〜16(k),18(1),18(2) 入出力端子
21 インバータ
31 DLL出力値レジスタ
32 遅延量設定レジスタ
33 遅延段数設定レジスタ
34 選択回路
40 CPUバス
50 CPU
t1〜t6 時間
特許第3483437号 特開2008−008720号公報 特開2007−124196号公報 特開2000−065902号公報 特開2008−071249号公報

Claims (12)

  1. 半導体記憶装置にデータを書き込むメモリ制御装置であって、
    入力信号を遅延させて出力する複数の遅延回路を有し、
    通常動作時に、前記複数の遅延回路は、互いに独立し、個々の遅延回路に入力される信号を個々に遅延して出力し、
    テスト動作時に、前記複数の遅延回路は、テスト用入力信号が全ての遅延回路を経由し、それぞれの遅延量の合計分だけ遅延するように接続され、
    遅延後の前記テスト用入力信号は、テスト用出力信号として、前記メモリ制御装置の外部に出力されていることを特徴とするメモリ制御装置。
  2. 前記テスト動作時に、前記複数の遅延回路は、一方の端部に配置された遅延回路に入力される前記テスト用入力信号が、前記テスト用出力信号として、他方の端部に配置された遅延回路から出力されるようにチェーン状に接続されることを特徴とする請求項1記載のメモリ制御装置。
  3. 前記テスト動作時に、前記複数の遅延回路は、反転回路を介してリング状に接続された発振回路を構成し、
    前記テスト用入力信号は、前記発振回路により自励発振した信号であることを特徴とする請求項1記載のメモリ制御装置。
  4. 更に、基準クロックに基づいて遅延値を生成する遅延値生成回路と、
    前記遅延値生成回路の出力及び入力される遅延設定値から、前記複数の遅延回路に遅延量の設定を行う遅延演算回路と、を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載のメモリ制御装置。
  5. 前記遅延値生成回路は、生成した前記遅延値を、前記メモリ制御装置の外部に配置されたCPUに出力可能に構成されており、
    前記遅延演算回路は、前記CPUが前記遅延値生成回路の出力した前記遅延値に基づいて設定した前記遅延設定値を入力可能に構成されていることを特徴とする請求項4記載メモリ制御装置。
  6. 前記遅延値生成回路は、生成した前記遅延値を、前記メモリ制御装置の外部に配置されたCPUに出力可能に構成されており、
    前記複数の遅延回路は、前記CPUが前記遅延値生成回路の出力した前記遅延値に基づいて設定した前記遅延設定値を、前記CPUから直接入力可能に構成されていることを特徴とする請求項4記載メモリ制御装置。
  7. 前記複数の遅延回路は、それぞれ異なる遅延量に設定できることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項記載のメモリ制御装置。
  8. 半導体記憶装置にデータを書き込むメモリ制御装置を構成する遅延回路の遅延量測定方法であって、
    テスト動作を行うテストモードに設定する第1ステップと、
    複数の遅延回路を、テスト用入力信号が全ての遅延回路を経由し、それぞれの遅延量の合計分だけ遅延するように接続する第2ステップと、
    前記複数の遅延回路のうち、任意の遅延回路に第1の遅延量を設定する第3ステップと、
    前記テスト用入力信号が全ての遅延回路を経由して出力された信号である第1のテスト用出力信号を観測する第4ステップと、
    前記任意の遅延回路に第2の遅延量を設定する第5ステップと、
    前記テスト用入力信号が全ての遅延回路を経由して出力された信号である第2のテスト用出力信号を観測する第6ステップと、
    前記第1のテスト用出力信号と前記第2のテスト用出力信号の遅延量の差分から前記任意の遅延回路の合計の遅延量を算出する第7ステップと、
    前記合計の遅延量と前記任意の遅延回路の個数とに基づいて、前記任意の遅延回路の個々の遅延量を算出する第8ステップと、を有することを特徴とする遅延量測定方法。
  9. 前記第2ステップにおいて、前記複数の遅延回路を、一方の端部に配置された遅延回路に入力される前記テスト用入力信号が、前記第1のテスト用出力信号又は前記第2のテスト用出力信号として、他方の端部に配置された遅延回路から出力されるようにチェーン状に接続することを特徴とする請求項8記載の遅延量測定方法。
  10. 前記第2ステップにおいて、前記複数の遅延回路を、反転回路を介してリング状に接続し、前記テスト用入力信号を自励発振する発振回路を構成するように接続することを特徴とする請求項8記載の遅延量測定方法。
  11. 前記第3ステップ及び前記第5ステップにおいて、前記第1の遅延量及び前記第2の遅延量は、前記メモリ制御装置の外部に配置されたCPUから、遅延演算回路を介して設定することを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項記載の遅延量測定方法。
  12. 前記第3ステップ及び前記第5ステップにおいて、前記第1の遅延量及び前記第2の遅延量は、前記メモリ制御装置の外部に配置されたCPUから、それぞれの前記遅延回路に直接設定することを特徴とする請求項8乃至10の何れか一項記載の遅延量測定方法。
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