JP5333312B2 - 記録装置及びプログラム - Google Patents
記録装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5333312B2 JP5333312B2 JP2010074379A JP2010074379A JP5333312B2 JP 5333312 B2 JP5333312 B2 JP 5333312B2 JP 2010074379 A JP2010074379 A JP 2010074379A JP 2010074379 A JP2010074379 A JP 2010074379A JP 5333312 B2 JP5333312 B2 JP 5333312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resolution
- image
- dots
- liquid
- overlap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
次に、本発明に係る変形例1について説明する。上述の実施形態においては、ヘッド制御部43が、主走査方向及び副走査方向に関する解像度が互いに異なると判断したとき、所定領域において、プレコートドット82に係る主走査方向及び副走査方向に関する解像度を、主走査方向及び副走査方向に関する解像度のうち値が小さい解像度と同じにする構成であるが、印刷画像の濃度ムラを低減するという観点からは、図8に示すように、ヘッド制御部が、プレコートドット82と重なり合わない画像ドット81が主走査方向及び副走査方向に関して互いに隣接しないように、プレコートドット82を形成することが好ましい。これにより、所定領域におけるプレコートドット82と重なり合わない画像ドット81aの外径が大きくなり、当該画像ドット81aと、当該画像ドット81aの小さい解像度に関する方向に隣接する画像ドット81とが距離L2で離隔する。この間隔の中心が、大きい解像度に関する方向に沿って千鳥状に変位するため、画像ドット81の大きい解像度に関する方向に係る連続性を効率よく低下させることができる。
次に、本発明に係る変形例2について説明する。上述の実施形態においては、ヘッド制御部43が、主走査方向及び副走査方向に関する解像度が同じと判断したとき、全ての画像ドット81をプレコートドット82と重なり合わせる構成であるが、ヘッド制御部は、主走査方向及び副走査方向に関する解像度が同じと判断したとき、所定領域に係る一部の画像ドット81が、プレコートドット82と重なり合わないようにしてもよい。この場合、所定領域において、主走査方向及び副走査方向に関する解像度が互いに異なると判断したときのプレコートドット82と重なり合わない画像ドット81aにおける、プレコートドット82と重なり合う画像ドット81に対する比率が、主走査方向及び副走査方向に関する解像度が同じときの比率より大きくなっていればよい。これによると主走査方向及び副走査方向に関する解像度が同じ場合と比較して、画像ドット81aに対するプレコートドット82の割合が小さくなるので、ドットの連続性が強調されにくくなり、画像ムラの発生を抑制しやすくなる。
次に、本発明に係る変形例3について説明する。上述の実施形態においては、ヘッド制御部43が、所定領域に係る全ての画像ドット81に対するプレコートドット82と重なり合わない画像ドット81aの比率を一定とする構成であるが、ヘッド制御部は、主走査方向及び副走査方向に関する解像度が互いに異なると判断したときに、所定領域において、各画像ドット81の明度の平均値が低くなるに連れて、所定領域に係る全ての画像ドット81に対するプレコートドット82と重なり合わない画像ドット81aの比率を高くしてもよい。これによると、明度が低くなることによって濃度ムラの視認性が高く成るに連れて、外径が大きくなる画像ドット81の数が増えるため、印刷画像の濃度ムラの視認性を低くすることができる。
次に、本発明に係る変形例4について説明する。上述の実施形態では、インクジェットプリンタ101が、用紙Pの一方の面にのみ画像を印刷する構成であるが、インクジェットプリンタが、用紙Pの両面に画像を印刷することが可能な構成となっていれば、ヘッド制御部は、用紙Pの両面に画像を印刷する場合、主走査方向及び副走査方向が互いに異なっていても、全ての画像ドット81がプレコートドット82と重なり合うように、各インクジェットヘッド1とプレコートヘッド2のアクチュエータユニット21を制御することが好ましい。これによると、両面印刷において、用紙Pの裏までインクが浸透するのを防止することができる。
2 プレコートヘッド
16 制御装置
20 搬送ユニット
21 アクチュエータユニット
41 画像データ記憶部
42 印刷解像度記憶部
43 ヘッド制御部
44 調整領域画定部
45 エッジ領域抽出部
46 細線領域抽出部
47 搬送制御部
81 画像ドット
81a 画像ドット
82 プレコートドット
101 インクジェットプリンタ
108 吐出口
Claims (11)
- 記録媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送機構と、
記録媒体に記録する画像に係る画像データに基づいて、画像を構成する画像ドットを記録媒体上に形成するよう第1液体を吐出するための複数の第1吐出口と、
記録媒体上で前記画像ドットと重なり合う処理液ドットを記録媒体上に形成するよう前記第1液体に作用して前記第1液体中の成分を凝集又は析出させる第2液体を吐出するための複数の第2吐出口と、
前記複数の第1吐出口から第1液体を吐出させる第1吐出手段と、
前記複数の第2吐出口から第2液体を吐出させる第2吐出手段と、
前記画像に係る前記搬送方向に関する解像度である第1解像度と、前記搬送方向に直交する直交方向に関する解像度である第2解像度とを記憶する解像度記憶手段と、
前記第1及び第2吐出手段を制御する制御手段とを備えており、
前記制御手段は、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、前記画像の少なくとも一部の領域において、前記第1解像度と前記第2解像度のうち、値が大きい解像度に関する方向に配列された複数の前記画像ドットから成る複数の列のうち少なくとも1つに前記処理液ドットと重なり合わない前記画像ドットが一様に分布するよう前記第2吐出手段を制御することを特徴とする記録装置。 - 前記制御手段は、前記領域において、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときの前記処理液ドットと重なり合わない前記画像ドットの、前記処理液ドットと重なり合う前記画像ドットに対する比率が、前記第1解像度と前記第2解像度とが同じときの比率より大きくなるように前記第2吐出手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、前記領域において、前記第1解像度と前記第2解像度のうち、値が大きい解像度に関する方向の前記処理液ドットと重なり合う前記画像ドットに係る解像度が、前記第1解像度及び前記第2解像度のうち値が小さい解像度と同じになるように、前記第2吐出手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、前記領域において、前記搬送方向及び前記直交方向に関して、前記第1解像度及び前記第2解像度のうち値が小さい解像度に対応する単位距離未満で前記処理液ドットが互いに隣接しないように、前記第2吐出手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、前記領域において、一方向に関して延在しつつ所定値以下の幅を有する線領域を構成する前記画像ドットと、前記処理液ドットとが重なり合うように、前記第2吐出手段を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、前記領域において、互いに隣接すると共に濃度差及び明度差の少なくともいずれかが所定値以上となる2つの領域の境界部分を含むエッジ領域を構成する前記画像ドットと、前記処理液ドットとが重なり合うように、前記第2吐出手段を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、前記領域において、前記領域における前記画像ドットの明度の平均値が低くなるに連れて、前記処理液ドットと重なり合わない前記画像ドットの数が多くなるように、前記第2吐出手段を制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、前記領域において、前記搬送方向に関して互いに隣接する前記画像ドット同士の一部が互いに重なり合いつつ、前記直交方向に関して互いに隣接する前記画像ドット同士が所定値以下の距離で互いに離隔する領域を構成する少なくとも一部の前記画像ドットと、前記処理液ドットとが重なり合わないように、前記第2吐出手段を制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記制御手段は、記録媒体の両面に画像を記録する場合、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、全ての前記画像ドットと前記処理液ドットとが重なり合うように、前記第2吐出手段を制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記直交方向に関して前記第2解像度に対応する間隔で前記複数の第1吐出口が配列された第1ヘッドと、
前記直交方向に関して前記第2解像度に対応する間隔で前記複数の第2吐出口が配列された第2ヘッドとを有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の記録装置。 - 記録媒体を所定の搬送方向に搬送する搬送機構と、記録媒体に記録する画像に係る画像データに基づいて、画像を構成する画像ドットを記録媒体上に形成するよう第1液体を吐出するための複数の第1吐出口と、記録媒体上で前記画像ドットと重なり合う処理液ドットを記録媒体上に形成するよう前記第1液体に作用して前記第1液体中の成分を凝集又は析出させる第2液体を吐出するための複数の第2吐出口と、前記複数の第1吐出口から第1液体を吐出させる第1吐出手段と、前記複数の第2吐出口から第2液体を吐出させる第2吐出手段とを備える記録装置を制御するコンピュータを、
前記画像に係る前記搬送方向に関する解像度である第1解像度と、前記搬送方向に直交する直交方向に関する解像度である第2解像度とを記憶する解像度記憶手段、及び、
前記第1及び第2吐出手段を制御する制御手段として機能させるプログラムであって、
前記制御手段は、前記第1解像度と前記第2解像度とが互いに異なると判断したときに、前記画像の少なくとも一部の領域において、前記第1解像度と前記第2解像度のうち、値が大きい解像度に関する方向に配列された複数の前記画像ドットから成る複数の列のうち少なくとも1つに前記処理液ドットと重なり合わない前記画像ドットが一様に分布するよう前記第2吐出手段を制御することを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010074379A JP5333312B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 記録装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010074379A JP5333312B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 記録装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011206935A JP2011206935A (ja) | 2011-10-20 |
JP5333312B2 true JP5333312B2 (ja) | 2013-11-06 |
Family
ID=44938594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010074379A Active JP5333312B2 (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 記録装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5333312B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6235840B2 (ja) * | 2013-09-12 | 2017-11-22 | 理想科学工業株式会社 | インクジェット印刷装置 |
JP6714826B2 (ja) * | 2016-02-24 | 2020-07-01 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004314631A (ja) * | 2003-04-04 | 2004-11-11 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、印刷方法、及び、印刷ヘッド |
JP2005153435A (ja) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Ricoh Co Ltd | 液滴吐出ヘッド、液体カートリッジ及び画像形成装置 |
JP4765267B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2011-09-07 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷方法、およびプログラム |
JP4617772B2 (ja) * | 2004-08-20 | 2011-01-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像記録装置 |
JP4594902B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2010-12-08 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置、及び液体吐出方法 |
-
2010
- 2010-03-29 JP JP2010074379A patent/JP5333312B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011206935A (ja) | 2011-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4942075B2 (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP4844662B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
US8419146B2 (en) | Image recording apparatus | |
JP2014128945A (ja) | 液体吐出装置、液体吐出装置の制御方法、及び液体吐出装置の制御プログラム | |
JP3807506B2 (ja) | 液滴吐出装置及び画像形成装置 | |
JP2007044967A (ja) | 液滴吐出装置及び画像形成装置 | |
US7828403B2 (en) | Printer control system and method for changing print mask height | |
JP6514261B2 (ja) | インクジェットプリンタ及び印刷方法 | |
JP5333312B2 (ja) | 記録装置及びプログラム | |
JP2008238409A (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
JP5969294B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2005313635A (ja) | 打滴制御方法及び液吐出装置 | |
JP4042123B2 (ja) | 画像形成装置並びに打滴制御方法 | |
JP5041915B2 (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP3807429B2 (ja) | 画像形成装置並びに打滴制御方法 | |
JP5445383B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP6273975B2 (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP2005125762A (ja) | 画像形成装置及び方法 | |
JP5077382B2 (ja) | 液体吐出装置及びプログラム | |
JP2005313636A (ja) | 打滴制御方法及び液吐出装置 | |
JP5609212B2 (ja) | 液体吐出装置及びプログラム | |
JP2007216495A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP5321446B2 (ja) | 画像データ処理装置及び記録液体吐出装置 | |
JP2011251421A (ja) | 液体吐出装置及びプログラム | |
JP5644156B2 (ja) | 液体吐出装置及び制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130321 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5333312 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |