JP5333237B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光装置に関し、より詳細には、表面実装型で小型及び薄型の発光装置に関する。
近年、高輝度、高出力の半導体発光素子及びこれを用いた小型の発光装置が開発され種々の分野に利用されている。このような発光装置は、小型、低消費電力や軽量等の特徴を生かして、例えば、携帯電話等の液晶バックライト用光源、各種メータの光源及び各種読みとりセンサー用等として(例えば、特許文献1)、種々利用されている。
特開2003−78172公報
前述の特許文献1には、発光装置のアウターリード電極の折り曲げ工程において、工程完了までパッケージを支持するリードをリードフレームの一部に設けることが開示されている。
図12は、特許文献1の発光装置の製造途中の状態を示す図である。図12において、パッケージ7は、パッケージの上面10に設けられるリード4b、4cと、パッケージ7の側面に設けられるリード4a、4dと、パッケージの下面に設けられるリード4eを有しており、リード4a〜4dの端部をパッケージ7に埋め込むことによりパッケージ7を支持している。
リード4eは、例えば、図中の破線部などで切断して折り曲げられ、アウターリード電極となる部分である。リード4eが破線部で切断されることにより、パッケージ7は、リード4a〜4dで支持される状態になる。この状態で、リード4eの折り曲げ加工を施す。その後、不要になったリード4a〜4dをパッケージから脱離することで、発光装置とすることができる。
しかし、パッケージの成形条件によっては、リード4a〜4dに沿ってパッケージの成形材料が流れ、リード4a〜4dの脱離時に、バリとなる。これにより、部分的にではあるが、パッケージ7の外形が設計寸法よりも大きくなる。特に、薄型の発光装置の場合、パッケージの厚さH1を薄くする必要があるため、上面にこのようなバリがあると好ましくない。発生したバリを、その後の工程で切削するなどの方法で取ることもできるが、工程を増加させることになって、生産効率が悪い。しかも、このバリはいつも同じ大きさに形成されるものではないため、取り除くにしてもプログラムなどで管理しにくく、量産には不向きである。
そのため、薄型の発光装置においては、パッケージを支持するリード(以下、支持リードという。)は、たとえバリが発生したとしても、この厚さに影響の少ない部分、すなわちパッケージの側面にのみ配置されることが多い。
また、発光装置の薄型化を図るために、パッケージの底面の側面側からアウターリード電極を延出させ、アウターリード電極が収納可能な凹部が設けられる。これにより、リードフレームの厚さによって発光装置が厚くなるのを抑制できるが、その分パッケージの側面の厚さが薄くなる。製造工程において、パッケージをリードフレームに安定に支持するためには、支持リードはある程度の幅が必要となる。
しかし、上述の発光装置をそのままの形状で小型化すると、パッケージの側面も薄くなるため、ここに埋め込まれる支持リードが細くなる。これにより、容易にねじれて変形し、パッケージが傾くなどの不良が発生しやすくなる。また、アウターリード電極を折り曲げる時にもパッケージにかかる応力により、幅の狭い支持リードがねじれ、パッケージが傾いてしまうことがある。パッケージが傾くと、発光素子の実装ができなくなり、不良品の発生原因となる。また、薄型の発光装置を基板などに実装する時に、アウターリード電極の高さの違いや、実装ランドパターンに塗布されるはんだ量の差が生じていると、はんだが溶融したときの表面張力の差、あるいは、はんだが固化するときの収縮応力などにより、一方の側のアウターリード電極が浮き上がった状態で固定される、いわゆるマンハッタン現象と言われる実装不良が起こることがある。
そこで、本発明は、従来から要望されているさらなる薄型化及び小型化を目的とし、特に、(1)製造工程において、リードフレームに固定されたパッケージを安定に支持でき、(2)発光装置を基板などに実装する時に、実装不良を抑制することができる発光装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明に係る発光装置は、正面に発光素子を載置する窓部を備えたパッケージと、前記パッケージの底面から突出したアウターリード電極を有する発光装置であって、前記パッケージは、前記底面に、側面側に設けられる側面凸部及び中央部に形成される中央凸部を有し、前記側面凸部と前記中央凸部によって形成される凹部に前記アウターリード電極が収納され、前記側面凸部の側面に溝部を有することを特徴とする。
この発光装置において、前記パッケージは、少なくとも2つの切り欠き部を有し、該2つの切り欠き部の直下に前記アウターリード電極が配置されていることが好ましい。
この発光装置においては、前記側面凸部と前記中央凸部の厚さと前記アウターリード電極の厚さが略同一であることが好ましい。
前記パッケージの厚さは1.5mm以下であることが好ましい。
本発明の発光装置によれば、製造工程においてパッケージを安定に支持でき、薄型、小型の発光装置を提供することができる。さらに、本発明の発光装置は、発光装置を基板などに実装する時に、実装不良を抑制することができる。
本発明の発光装置の斜視図である。 図1Aの正面図である。 図1Aの底面図である。 図1Aの部分拡大図である。 本発明の発光装置の一実施例を示す正面図である。 図2Aの背面図である。 図2Aの上面図である。 図2Aの右側面図である。 図2Aの左側面図である。 図2Aの底面図である。 図2Aを斜め上から見た斜視図である。 図2Aを斜め下から見た斜視図である。 図2Aの封止部材が充填されていない状態を示した正面図である。 本発明の発光装置の一実施例を示す正面図である。 図3Aの背面図である。 図3Aの上面図である。 図3Aの右側面図である。 図3Aの左側面図である。 図3Aの底面図である。 図3Aを斜め上から見た斜視図である。 図3Aを斜め下から見た斜視図である。 図3Aの封止部材が充填されていない状態を示した正面図である。 本発明の発光装置の一実施例を示す正面図である。 図4Aの背面図である。 図4Aの上面図である。 図4Aの右側面図である。 図4Aの左側面図である。 図4Aの底面図である。 図4Aを斜め上から見た斜視図である。 図4Aを斜め下から見た斜視図である。 図4Aの封止部材が充填されていない状態を示した正面図である。 本発明の発光装置の一実施例を示す正面図である。 図5Aの背面図である。 図5Aの上面図である。 図5Aの右側面図である。 図5Aの左側面図である。 図5Aの底面図である。 図5Aを斜め上から見た斜視図である。 図5Aを斜め下から見た斜視図である。 図5Aの封止部材が充填されていない状態を示した正面図である。 本発明の発光装置の一実施例を示す正面図である。 図6Aの背面図である。 図6Aの上面図である。 図6Aの右側面図である。 図6Aの左側面図である。 図6Aの底面図である。 図6Aを斜め上から見た斜視図である。 図6Aを斜め下から見た斜視図である。 図6Aの封止部材が充填されていない状態を示した正面図である。 本発明の発光装置の一実施例を示す正面図である。 図7Aの背面図である。 図7Aの上面図である。 図7Aの右側面図である。 図7Aの左側面図である。 図7Aの底面図である。 図7Aを斜め上から見た斜視図である。 図7Aの封止部材が充填されていない状態を示した正面図である。 本発明の発光装置の一実施例を示す正面図である。 図8Aの背面図である。 図8Aの上面図である。 図8Aの右側面図である。 図8Aの左側面図である。 図8Aの底面図である。 図8Aを斜め上から見た斜視図である。 図8Aを斜め下から見た斜視図である。 図8Aの封止部材が充填されていない状態を示した正面図である。 本発明の発光装置の製造方法を示す概略断面図である。 本発明の発光装置の製造方法を示す概略断面図である。 本発明の発光装置の製造方法を示す概略断面図である。 本発明の発光装置の製造方法を示す概略断面図である。 本発明のパッケージ付きリードフレームの概略上面図である。 本発明のパッケージ付きリードフレームの概略上面図である。 従来技術における発光装置の製造途中の状態を示す図である。
発明を実施するための形態
本発明を実施するための最良の形態を、以下に図面を参照しながら説明する。但し、以下に示す形態は、一例であって、本発明は、発光装置を以下の発光装置に限定するものではない。さらに、以下の説明において、同一の名称、符号については同一若しくは同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略する。
本発明の発光装置100は、図1A〜図1Iに示すように、正面に発光素子を載置する窓部101を備えたパッケージ102と、パッケージ102の底面から突出したアウターリード電極116を有する発光装置である。本発明において、パッケージ102は、その底面に、側面凸部103と、中央凸部104を有し、その側面凸部103及び中央凸部104によって形成される凹部107にアウターリード電極116が折り曲げられて収納されている。そして、側面凸部103の側面に溝部106を有する。
(溝部106)
溝部106は、発光装置の製造工程において、アウターリード電極116の折り曲げ工程が完了するまで支持リードが埋め込まれる部分である。図10に示すように、支持リード113は、パッケージ102の側面及び側面凸部103の側面に埋め込まれている。後の工程で支持リード113がパッケージ102から脱離された時に、支持リード113が埋め込まれていた部分が溝部となる。溝部となる部分は、パッケージ102内に配置されるインナーリード電極834と略同一平面上にあり、溝部の幅W2(図1Dに示す)は、インナーリード電極834の厚さと略同一である。
(側面凸部103)
図1Aに示すように、側面凸部103は、パッケージの底面の側面126側に設けられる。この構成をとることにより、パッケージの側面126だけではなく側面凸部103の側面にも溝部106を有することができ、図10に示すように、支持リード113の幅W1を狭幅にすることなく配置することができる。
さらに、発光装置100を基板などに実装する時に、側面凸部103によって、実装不良を抑制することができる。一方の側のアウターリード電極116が、浮き上がった状態ではんだによって固定される前に、浮き上がった側の側面に、側面凸部103が設けられる分、発光装置の重量が増え、重力が働く。これにより、アウターリード電極の浮き上がるのが抑制される。このようにして、実装不良を抑制することが可能となる。
図8Hに示すように、側面凸部803が、正面側の端部から背面側の端部まで連続して設けられていると、アウターリード電極が浮き上がるのを、より抑制することができる。また、図8Hに示すように、側面側から見て、アウターリード電極を覆うように凸部を設けることにより、発光装置の側面側から何らかの力が加わった場合であっても、アウターリード電極が押されて曲がるなどの不具合を回避することができる。アウターリード電極を保護するための凸部は、側面凸部103と一体的に設けられていてもよいし(図8Hの側面凸部803参照)、離れて別々に設けられていてもよい。この場合、少なくとも一方が側面凸部として機能し、他方の凸部はアウターリード電極を保護する役割を果たす。
図1Dに示すように、側面凸部103の側面の幅W3は、リード電極の厚さよりも広い方が好ましく、これにより、発光装置を基板などに実装する時に、安定に載置することができる。また、パッケージの正面から見た側面凸部103の幅W4は、溝部106の深さW5よりも広いことが好ましい。なぜなら、溝部106は、支持リードが埋め込まれる部分であるため、パッケージを強固にリードフレームに支持できるからである。なお、側面凸部103の幅W4が溝部の深さW5よりも広ければ側面凸部の側面とパッケージの側面126が同一平面上になくてもよい。すなわち、側面凸部103の側面がパッケージ102の側面126より突出して形成されてもよいし、凹んで形成されてもよい。
図1Bにおいて側面凸部103は、正面視が台形形状であるが、このような形状に限られず溝部106を形成することが可能であれば、どのような形状であってもよい。また、本発明において、側面凸部103は、各々略同一な厚さH2を有することが好ましい。ここで、厚さが略同一とは、実質的に厚さが同一であることを意味し、0〜0.05mm程度の高低差は許容される。このような形態をとることにより、発光装置を実装基板などに安定に載置することができる。
(中央凸部104)
中央凸部104は、発光装置100の正面視において中央部に形成されている。中央凸部104には窓部101が形成されている。また、中央凸部104の底面は、図1Aのように、面一に形成してもよいし、凹凸構造であってもよい。なお、側面凸部103及び中央凸部104は、アウターリード電極116が突出するパッケージの底面を基準面とし、この基準面から突出している部分を指す。側面凸部及び中央凸部は、図1B及び図1Cにおいて、網掛け領域として示される。
実装基板と発光装置との電気的接続を良好にするために、図1Bに示すように、側面凸部103及び中央凸部104の厚さH2とアウターリード電極116の厚さが略同一であることが好ましい。
ここで、厚さが略同一とは、アウターリード電極の表面の一部と、パッケージの底面にある側面凸部103及び中央凸部104との間に、高低差が実質的に生じていないことを意味する。ただし、高低差は、0〜0.05mmは許容される。
(凹部107)
凹部107は、側面凸部103及び中央凸部104に挟まれることにより形成される部分である。凹部107には、アウターリード電極116がパッケージの底面に沿って曲げられて収納されている。これにより、パッケージ底面にアウターリード電極を配置しつつ、発光装置全体の厚さを薄くすることができる。
(切り欠き部230)
図2Cに示すように、パッケージに、2つの切り欠き部230が形成されており、2つの切り欠き部230の直下に折り曲げられたアウターリード電極116が配置されていることが好ましい。言い換えると、アウターリード電極116が切り欠き部230によって、上面から見て露出される。これにより、アウターリード電極が配置されている箇所を確認することが可能となる。また、アウターリード電極116が上面から確認できるので、発光装置を実装基板に実装する際に、基板との実装状態を確認することが可能となる。
さらに、切り欠き部230とは別に、パッケージの背面に切り欠き部を形成してもよい。このような切り欠き部は、例えば、パッケージの成形材料を注入する注入口(以下ゲートとも言う)が設けられる箇所に形成することができる。これにより、ゲートがパッケージの背面の最外部よりも突出しないようにすることができる。
(パッケージ102)
本発明におけるパッケージ102は、前述の側面凸部103、中央凸部104、溝部106を有する。さらに、パッケージ102は、その正面に発光素子を載置する窓部101を備え、パッケージ102の底面から突出したアウターリード電極116等を固定保持する支持体として働き、発光素子を外部環境から保護する機能も有する。
本発明で用いられるパッケージの成形材料は特に限定されず、液晶ポリマー、ポリフタルアミド樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等、公知のあらゆる熱可塑性樹脂を用いることができる。また、公知の熱硬化性樹脂を用いることもできる。特に、ポリフタルアミド樹脂のように高融点結晶が含有されてなる半結晶性ポリマー樹脂を用いると、表面エネルギーが大きく、パッケージの窓部内に充填する封止部材(後述する)との密着性が良好なパッケージが得られる。これにより、封止部材を充填し硬化する工程において、冷却過程でのパッケージと封止部材との界面の剥離を防止することができる。
発光素子からの光を効率よく反射させるために、パッケージ成形材料中に酸化チタンなどの白色顔料などを混合してもよいし、白色顔料を混合せずにパッケージを透光性とすることで、配光の広い発光装置とすることもできる。
また、図10に示すように、パッケージ102の正面には、発光素子118を搭載するための窓部101が形成されている。この窓部の形状は特に限定されるものではなく、窓部内、好ましくは窓部の底面に、発光素子118を載置し、電気的な接続をとるインナーリード電極834の一部表面を露出させるものであれば、窓部の形状が、円、楕円、三角、四角又はこれらに近似する形状等いずれでもよい。窓部の内壁は傾斜されることが好ましい。これにより、発光素子からの光を窓部の内壁にて反射させ、効率よく正面方向へと取り出すことができる。また、窓部101の深さは、搭載する発光素子の数、ボンディング方法等によって適宜調整することができる。窓部101の大きさは、より広配光を得るため、大きい方が好ましい。なお、この窓部101の底面及び/又は内壁は、エンボス加工又はプラズマ処理などで、接着表面積を増加させ、後述する封止部材との密着性を向上させることが好ましい。
また、図4Aに示すように、パッケージの正面は面一で形成されてもよいし、図1Aに示すように、段差部を有するものであってもよい。
図3Iに示すように、窓部の底面に突起部332を設けることもできる。突起部332を設けることにより、発光素子318を接合部材(図示せず)を介して接合した際に、その接合部材がワイヤボンド領域まで漏れ出さないようにすることができる。
パッケージの厚さH3とは、図1Bに示すように、パッケージの上面とパッケージの側面凸部103の底面との距離のことを言い、本発明では薄型化を目的としていることより厚さが薄い方がより好ましい。本発明において、厚さH3は1.5mm以下であることが好ましい。
また、図2Hに示すように、パッケージ202に、正面側から背面側に向かって厚さを薄くするように、上面及び底面を形成することもできる。パッケージ202の底面において、パッケージの背面に連なるようにゲート234を形成することもできる。このような構成により、ゲート径を大きくすることができ、バリの発生を抑制した小型で量産性のよい発光装置200を実現することができる。
(リード電極)
リード電極は、図10に示すように、パッケージ102内部に配置されるインナーリード電極834と、後にリードフレーム117から切断されてアウターリード電極116となる部分からなる。
リード電極の材料は、導電性であれば特に限定されないが、発光素子と電気的に接続する部材である導電性ワイヤ等との接着性及び電気伝導性がよいことが求められる。具体的な電気抵抗としては、300μΩ・cm以下である。これらの条件を満たす材料としては、鉄、銅、鉄入り銅、錫入り銅及び銅、金、銀、パラジウムをメッキしたアルミニウム、鉄、銅等が好適に挙げられる。メッキの表面の光沢度は、光取り出し効率、製造コストの面から見て、0.2〜2.0の範囲が好ましい。メッキの厚さは、0.5μm〜10μmが好ましい。
(アウターリード電極116)
アウターリード電極116は、窓部101内に載置された発光素子118に外部からの電気を供給するために設けられる。本発明において、アウターリード電極116は、パッケージ102の底面から突出し、パッケージの底面に沿って折り曲げられて凹部107に収納される。
また、本発明において、アウターリード電極116は、先端部が2つに分岐する形態をとることもできる。例えば、図1Cに示すように、2つの先端部は互いに反対方向に延びており、1つの先端部はパッケージの側面126に向かって延びている形態をとることもできる。このような形態をとることにより、アウターリード電極116の表面積を増すことができ、薄型化されたパッケージにおいても、放熱性の高いアウターリード電極を得ることができる。
図6Hに示すように、アウターリード電極616は、先端部が3つに分岐する形態をとることもできる。
アウターリード電極は、図5Fに示すように、幅W6と幅W7とを略同じ幅にするなど、適宜変更することもできる。
本発明において、アウターリード電極は、パッケージの幅の最も広い部分より突出しないよう配置されることが好ましい。アウターリード電極をパッケージの背面側の側面326より突出しないよう配置すると、発光装置の実装時や発光装置の運搬時においても、アウターリード電極に外力がかかることを防止することができ、アウターリード電極の変形を防止することが可能となる。なお、アウターリード電極316がパッケージの背面側の側面より突出しないよう配置する場合は、上記したように、パッケージの背面に切り欠き部330(図3C参照)を設けることが好ましい。これにより、アウターリード電極316が配置される箇所を確認することが可能となり、実装時の接続を、上面から確認することができる。
(インナーリード電極834)
インナーリード電極834は、パッケージ102の内部に配置され、アウターリード電極116が外部から得た電気を発光素子に供給するために設けられる。
(発光素子118)
窓部101に載置される発光素子118は、いわゆる発光ダイオードと呼ばれる素子であればどのような半導体材料からなるものでもよい。例えば、基板上に、InN、AlN、GaN、InGaN、AlGaN、InGaAlN等の窒化物半導体、III−V族化合物半導体、I−VI族化合物半導体等、種々の半導体によって、活性層を含む積層構造が形成されたものが挙げられる。
本発明の発光装置においては、発光素子118は、一つのみならず、複数個搭載されていてもよい。この場合、光度を向上させるために、同じ発光色の光を発する発光素子を複数個組み合わせてもよい。また、例えば、RGBに対応するように、発光色の異なる発光素子を複数個組み合わせることにより、色再現性を向上させることができる。
これらの発光素子は、図10に示すように、パッケージ102の窓部101の底面又はインナーリード電極834表面に、接合部材(図示せず)によって固定される。このような接合部材は、例えば、絶縁性基板(サファイア基板など)上に窒化物半導体を成長させて形成された発光素子の場合には、エポキシ樹脂、シリコーン等を用いることができる。また、発光素子からの光や熱による劣化を考慮して、発光素子裏面にAlメッキをし、Au-Sn共晶などの半田、低融点金属等のろう材、導電性ペーストなどを接合部材として用いてもよい。また、導電性基板(GaAs等)からなり、赤色に発光する発光素子のように、両面に電極が形成された発光素子の場合には、銀、金、パラジウムなどの導電性ペースト等によって固定される。
(導電性ワイヤ112)
導電性ワイヤ112は、図10に示すように、発光素子118の正極及び負極とインナーリード電極834とをそれぞれ電気的に接続させるものである。
導電性ワイヤ112は、発光素子の電極とのオーミック性、機械的接続性、電気伝導性及び熱伝導性がよいものが求められる。熱伝導度としては0.01cal/(s)(cm)(℃/cm)以上が好ましく、より好ましくは0.5cal/(s)(cm)(℃/cm)以上である。また、作業性などを考慮して導電性ワイヤの直径は、好ましくは、Φ10μm以上、Φ45μm以下である。導電性ワイヤの直径は、25μm以上がより好ましく、発光素子の発光面積の確保や扱い易さの観点から35μm以下がより好ましい。このような導電性ワイヤとして具体的には、金、銅、白金、アルミニウム等の金属及びそれらの合金を用いた導電性ワイヤが挙げられる。
(封止部材)
本発明において、窓部101は封止部材によって封止されていてもよい。封止部材は、発光素子118や導電性ワイヤ112を外部環境から保護するものである。発光素子118や導電性ワイヤ112を覆うようにパッケージの窓部101内に充填した封止部材の材料を硬化させることにより発光素子118や導電性ワイヤ112を封止部材にて被覆する。
封止部材の材料は、特に限定されず、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、フッ素樹脂、および、それらの樹脂を少なくとも一種以上含むハイブリッド樹脂等、耐候性に優れた透光性樹脂を用いることができる。また、封止部材は有機物に限られず、ガラス、シリカゲルなどの耐光性に優れた無機物を用いることもできる。また、本発明の封止部材は、粘度増量剤、光拡散剤、顔料、蛍光物質など、用途に応じてあらゆる部材を添加することができる。光拡散剤として、例えば、チタン酸バリウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、二酸化珪素、炭酸カルシウム、及び、それらを少なくとも一種以上含む混合物などを挙げることができる。また、封止部材の光出射面側を所望の形状にすることによってレンズ効果を持たせることができる。具体的には、凸レンズ形状、凹レンズ形状さらには、発光観測面から見て楕円形状やそれらを複数組み合わせた形状にすることができる。
(蛍光物質)
本発明の発光装置は、封止部材中に発光素子からの光の波長を変換させる蛍光物質を含有させることができる。このような蛍光物質の一例として、以下に述べる希土類元素を含有する蛍光物質がある。
具体的には、Y、Lu、Sc、La、Gd、TbおよびSmの群から選択される少なくとも1つの元素と、Al、Ga、およびInの群から選択される少なくとも1つの元素とを有するガーネット(石榴石)型蛍光体が挙げられる。特に、アルミニウム・ガーネット系蛍光体は、AlとY、Lu、Sc、La、Gd、Tb、Eu、Ga、In及びSmから選択された少なくとも一つの元素とを含み、かつ希土類元素から選択された少なくとも一つの元素で付活された蛍光体であり、発光素子から出射された可視光や紫外線で励起されて発光する蛍光体である。例えば、イットリウム・アルミニウム酸化物系蛍光体(YAG系蛍光体)の他、Tb2.95Ce0.05Al12、Y2.90Ce0.05Tb0.05Al12、Y2.94Ce0.05Pr0.01Al12、Y2.90Ce0.05Pr0.05Al12等が挙げられる。これらのうち、特に本発明において、Yを含み、かつCeあるいはPrで付活され組成の異なる2種類以上のイットリウム・アルミニウム酸化物系蛍光体が利用される。
また、窒化物系蛍光体は、Nを含み、かつBe、Mg、Ca、Sr、Ba、及びZnから選択された少なくとも一つの元素と、C、Si、Ge、Sn、Ti、Zr、及びHfから選択された少なくとも一つの元素とを含み、希土類元素から選択された少なくとも一つの元素で付活された蛍光体である。窒化物系蛍光体として、例えば、(Sr0.97Eu0.03Si、(Ca0.985Eu0.015Si、(Sr0.679Ca0.291Eu0.03Si、等が挙げられる。
以下に本発明の発光装置100の製造方法を
1.パッケージ102の製造方法と
2.パッケージ102から発光装置100を製造する工程とに分けて説明する。
(1.パッケージ102の製造方法)
以下に、本発明の発光装置の製造方法を図9A〜図9Dを参照しながら説明する。
まず、金属平板に打ち抜き加工を施して、その表面に金属メッキを施して、インナーリード電極及び支持リード、後にアウターリード電極となる部分を有するリードフレームを形成する(図示せず)。
次に、図9Aに示すように、インナーリード電極834及び支持リード856、後にアウターリード電極となる部分を、上下に分割されたパッケージ成型用のモールド金型846、848の間に配置して、挟み込む。このとき、パッケージ内部に配置されるインナーリード電極834と、支持リード856とが、パッケージ102の形状を有するモールド金型846、848の空洞862の中に配置するように位置決めして、モールド金型846、848で挟み込む。支持リード856の端部はパッケージ102を脱離するまで、パッケージの側面に埋め込まれた状態となる。
上側モールド金型846は、パッケージの窓部を形成するための突出部866と、後の工程でパッケージの底面に形成される側面凸部103及び中央凸部104と対応する凹部(図示せず)を有する。また、下側モールド金型848には、後の工程でパッケージの底面に形成される側面凸部103及び中央凸部104と対応する凹部(図示せず)及び材料注入ゲート864が設けられている。
続いて、図9Bに示すように、下側モールド金型848の材料注入ゲート864から、モールド金型846、848の空洞862内に成形材料868を注入する。
次に、図2Cに示すように、成形材料868を硬化させ、図2Dに示すように、まず下側モールド金型848を外し、次いで上側モールド金型846を外す。
以上の一連の工程により、図9に示すようなパッケージ102付きリードフレーム117が得られる。すなわち、成型されたパッケージ102は、底面に側面凸部103を有し、窓部101内部に露出したインナーリード電極834を備えている。インナーリード電極834は、 リードフレームより切断されて後にアウターリード電極116となる部分と繋がっている。また、支持リード113は、パッケージ102の側面及び側面凸部103の側面に埋め込まれている。このような状態で、パッケージ102はパッケージの底面から突出し、後にアウターリード電極116となる部分と、支持リード113によりリードフレーム117に支持されている。
なお、図10では、パッケージ102を1つだけ用いて説明しているが、通常は、図11に示すように一枚のリードフレーム117に多数(この図では縦3個×横2個の計6個)のパッケージ102、102・・・が形成される。多数のパッケージ102、102・・・を製造する場合には、多数のパッケージ用空洞862を有するモールド金型846、848を使用してそれらの空洞862に同時に成形材料を注入することにより、全てのパッケージ102、102・・・を同時に形成することができる。
(2.発光装置100の製造方法)
上記の製造方法で得られたパッケージ102を用いて、図10、図11を参照しながら、発光装置100の製造方法を説明する。
パッケージ102の窓部101内に発光素子118を載置した後、発光素子118の正極及び負極と、パッケージ内部に配置されるインナーリード電極834とを、それぞれ導電性ワイヤ112により電気的に接続する。
次に、パッケージ102の窓部101を封止部材で充填して、発光素子118及び導電性ワイヤ112を封止する。
そして、リードフレーム117を図10の破線Xの位置で切り離すことにより、パッケージ102が支持リード113により支持されている状態となる。
次に、切り離されてアウターリード電極116となった部分を、パッケージ102の底面に沿って折り曲げる。このとき、アウターリード電極116を、さらに側面126に沿って折り曲げてもよい。
また、図11に示すように、1枚のリードフレーム117に複数のパッケージ102を形成することにより、複数のパッケージ102に対してアウターリード電極の折り曲げを同時に行えるので、発光装置の製造効率を向上させることができる。
最後に、パッケージ102を支持リード113から脱離することで、図1に示すような発光装置100とすることができる。
以下、本発明の発光装置の実施例について詳述する。なお、本発明は以下に示す実施例にのみ限定されない。
本実施例の発光装置100は、図1A〜図1Dに示すように、正面に発光素子を載置する窓部101を備えたパッケージ102と、パッケージ102の底面から突出したアウターリード電極116を有する発光装置である。本実施例において、パッケージ102は、その底面に、側面凸部103と、中央凸部104を有し、その側面凸部103及び中央凸部104によって形成される凹部107にアウターリード電極116が収納されている。そして、側面凸部103の側面に溝部106を有する。
本実施例において、まず、厚さ0.11mmの鉄入り銅からなる金属板の表面に銀メッキを施したリードフレームを形成する。そして、得られたリードフレームを金型内に配置し、成形材料として、ポリフタルアミド樹脂を注入、硬化させて金型を外す。
一連の工程より、形成されたパッケージ付きリードフレームは、図10に示すように、パッケージ102の側面及び側面凸部103の側面に、支持リード113が埋め込まれており、これにより、折り曲げ工程完了までパッケージを安定に支持することができる。このように形成されたパッケージ102の窓部101内部に露出したインナーリード電極834に、窒化物半導体からなる発光素子118をエポキシ樹脂により接着し固定する。
次に、固定された発光素子の電極と、パッケージ102の窓部の内部に配置されるインナーリード電極834とをそれぞれAuを主な材料とする導電性ワイヤ112にて接続する。
シリコーン樹脂に拡散剤を添加した封止部材を、パッケージ102の窓部101内に充填させ硬化する。
そして、アウターリード電極116となる部分をリードフレーム117から切り離し、パッケージの底面に沿って背面121方向に折り曲げ、凹部107に収納する。本実施例において、アウターリード電極116の先端部は、2つに分岐し、各々反対方向に延びており、1つの端部は、パッケージ102の側面126に向けて延びている。
最後に、パッケージ102の側面126に埋め込まれる支持リードを外すことにより、発光装置100をリードフレームから脱離する。この時、図1Aに示すように、パッケージの側面126と側面凸部103に溝部106が形成される。
このようにして形成された発光装置100は、側面凸部103の側面に溝部106を有し、凹部107にアウターリード電極116が収納されることにより、製造工程において、リードフレームに固定されたパッケージを安定に支持でき、基板などに実装するときに、実装不良を抑制することができる。
本発明の発光装置200の一実施例を、図2A〜図2Iに示す。
実施例2の発光装置200において、パッケージは、正面側から背面側に向かって厚さを薄くするように、上面及び底面が形成されている。そして、パッケージの底面において、パッケージの背面に連なるようにゲート234を形成している。これにより、ゲート径を大きくすることができ、低い金型内圧でも溶融樹脂を金型内に供給でき、成型性がよくなるので、バリの発生を抑制した小型で量産性のよい発光装置200を実現することができる。
実施例2の発光装置200においても、前述した実施例1の発光装置と同様の効果が得られる。
本発明の発光装置300の一実施例を、図3A〜図3Iに示す。
図3C、図3Fに示すように、実施例3の発光装置のアウターリード電極316は、パッケージの側面326から突出しないように、パッケージの底面にある凹部307に収納されている。また、実施例3の発光装置は、パッケージの背面に切り欠き部330を有し、切り欠き部330の直下にアウターリード電極316が配置される。これにより、アウターリード電極316が配置される箇所を上面方向から確認することが可能となる。
また、図3Iに示すように、窓部の底面に突起部332を有する。この突起部332により、発光素子318が接合部材(図示せず)を介して接合した際に、その接合部材がワイヤボンドの領域まで漏れ出さないようにすることができる。
実施例3の発光装置においても、前述した実施例1の発光装置と同様の効果を得ることが可能である。
本発明の発光装置400の一実施例を、図4A〜図4Iに示す。
実施例4の発光装置400は、図4Fに示すように、凹部407が正面まで設けられていない。
実施例4の発光装置400においても、前述した実施例1の発光装置と同様の効果を得ることが可能である。
本発明の発光装置500の一実施例を、図5A〜図5Iに示す。
図5Fに示すように、アウターリード電極516において、幅W6と幅W7を略同じ幅に形成されている。
実施例5の発光装置500においても、前述した実施例1の発光装置と同様の効果を得ることが可能である。
本発明の発光装置600の一実施例を、図6A〜図6Iに示す。
図6Hに示すように、アウターリード電極616において、先端部が3つに分岐する形態をとっている。
実施例6の発光装置600においても、前述した実施例1の発光装置と同様の効果を得ることが可能である。
本発明の発光装置700の一実施例を、図7A〜図7Hに示す。
図7Aに示すように、パッケージの側面凸部703は、正面視が長方形状である。
実施例7の発光装置700においても、前述した実施例1の発光装置と同様の効果を得ることが可能である。
本発明の発光装置800の一実施例を、図8A〜図8Iに示す。
図8Hに示すように、実施例8の発光装置では、パッケージの側面の側面凸部803が、パッケージの正面側端部から背面側端部まで設けられており、凹部807には、底面に沿って折り曲げられたアウターリード電極816が収納されている。
この実施例の発光装置では、図8C、図8Fに示すように、上面視、底面視において、アウターリード電極816がパッケージ側面から突出しないように形成されている。さらに、本実施例においては、図8Dおよび図8Eに示すように、側面視において、アウターリード電極816の大半が、パッケージ背面側の側面凸部803(図8H参照)によって覆われるように形成される。このように構成されることにより、側面方向から何らかの力を受けた場合であっても、アウターリード電極816が押されて曲がるなどの不具合が起こる可能性を低減することができる。
図8の発光装置800においても、側面凸部803により、前述した実施例1の発光装置と同様の効果を得ることができる。
本発明は、液晶ディスプレイのバックライト、パネルメーター、表示灯や携帯用電子機器などに用いられる光源として利用できる。
符号の説明
100、200、300、400、500、600、700、800 発光装置
101 窓部
102、202 パッケージ
103、703、803 側面凸部
104 中央凸部
106 溝部
107、307、407、807 凹部
112 導電性ワイヤ
113 支持リード
116、316、516、616、816 アウターリード電極
117 リードフレーム
118、318 発光素子
121 背面
126、326 側面
230、330、 切り欠き部
234 ゲート
332 突起部
834 インナーリード電極
846、848 モールド金型
856 支持リード
862 空洞
866 突出部
864 材料注入ゲート
868 成形材料

Claims (6)

  1. 正面に発光素子を載置する窓部を備えたパッケージと、前記パッケージの正面に隣接する底面から突出したアウターリード電極を有する発光装置であって、
    前記パッケージは、前記底面に、側面側に設けられる側面凸部及び中央部に形成される中央凸部を有し、前記側面凸部と前記中央凸部によって形成される凹部に前記アウターリード電極が収納され、
    前記側面凸部の側面に溝部を有することを特徴とする発光装置。
  2. 前記パッケージは、少なくとも2つの切り欠き部を有し、該2つの切り欠き部の直下に前記アウターリード電極が配置されている請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記側面凸部及び前記中央凸部の厚さと前記アウターリード電極の厚さが略同一である請求項1又は2に記載の発光装置。
  4. 前記パッケージの厚さは1.5mm以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載の発光装置。
  5. 前記アウターリード電極は、正面側から見て、パッケージの幅の最も広い部分より突出せずに配置されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光装置。
  6. 前記アウターリード電極は、少なくとも2つに分岐した先端部を有し、該2つの分岐した先端部は互いに反対方向に延びている請求項1〜5のいずれか一項に記載の発光装置。
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