JP5333011B2 - 固体電池およびその製造方法 - Google Patents

固体電池およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5333011B2
JP5333011B2 JP2009175582A JP2009175582A JP5333011B2 JP 5333011 B2 JP5333011 B2 JP 5333011B2 JP 2009175582 A JP2009175582 A JP 2009175582A JP 2009175582 A JP2009175582 A JP 2009175582A JP 5333011 B2 JP5333011 B2 JP 5333011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
active material
material layer
current collecting
collecting tab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009175582A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011029082A (ja
Inventor
賢司 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2009175582A priority Critical patent/JP5333011B2/ja
Publication of JP2011029082A publication Critical patent/JP2011029082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5333011B2 publication Critical patent/JP5333011B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

この発明は、固体電池およびその製造方法に関し、より特定的には、ラミネートフィルムを用いた固体電池およびその製造方法に関するものである。
従来、固体電池の製造方法は、たとえば特開平9−35724号公報(特許文献1)、特開2004−146297号公報(特許文献2)および特開2008−140633号公報(特許文献3)に開示されている。
特開平9−35724号公報 特開2004−146297号公報 特開2008−140633号公報
特許文献1では、加圧成形方法におけるリチウム二次電池の製造方法が開示されている。
特許文献2では、1対の電極が同じ方向に取出された固体電池であって、シリコン系膜で周囲を保護された構造が開示されている。
特許文献3では、1対の電極が同じ方向に取出されたバイポーラ電池であって、ラミネートフィルムで周囲を保護された構造が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、たとえば特許文献1では、プレスの圧力に耐えるための拘束部材が必要となり、固体電池の小型化が困難であるという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、小型化が可能な固体電池を提供することを目的とする。
この発明の1つの局面に従った固体電池の製造方法は、凹部を有する第一ラミネートフィルムを準備する工程と、凹部に、凹部の底部から開口部まで延在する第一集電タブを設置する工程と、その第一集電タブ上で凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、プレスされた第二活物質上に第二集電タブを設置する工程と、第一および第二集電タブの一部を露出させつつ、凹部の開口部を第二ラミネートフィルムで封止する工程とを備える。
このように構成された固体電池の製造方法では、プレス工程において凹部を型枠で外側から保持しているため、凹部内に拘束部材を設けなくてもプレスが可能となる。その結果、凹部およびこれを有する固体電池を小型化することができる。
この発明の別の局面に従った固体電池の製造方法は、互いに隣接する第一および第二凹部を有するラミネートフィルムを準備する工程と、第一凹部の底部から開口部まで延在する第一集電タブを設置する工程と、その第一集電タブ上で第一凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して第一凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、第二凹部の底部から開口部まで延在する第二集電タブを設置する工程と、その第二集電タブ上で第二凹部内に第二活物質層、固体電解質層および第一活物質層を積層して第二凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、第一凹部の開口部に位置するプレスされた第二活物質層および第二凹部の開口部に位置するプレスされた第一活物質層とが電気的に接続されるように第一凹部および第二凹部の境界部分を折り返す工程と、第一集電タブおよび第二集電タブの一部分を露出させつつ、折り返されて互いに対向する第一凹部および第二凹部の開口部が互いに密閉されるようにラミネートフィルムを封止する工程とを備える。
このように構成された固体電池の製造方法では、プレス工程において凹部を型枠で外側から保持しているため、凹部内に拘束部材を設けなくてもプレスが可能となる。その結果、凹部およびこれを有する固体電池を小型化することができる。
好ましくは、第一および第二凹部内に、第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を含むセルを複数積層する工程を備える。
この発明のさらに別の局面に従った固体電池の製造方法は、互いに隣接する第一および第二凹部を有するラミネートフィルムを準備する工程と、第一凹部の底部から開口部まで延在する第一集電タブを設置する工程と、その第一集電タブ上で第一凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して第一凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、第二凹部の底部から開口部まで延在して第一凹部の開口部に位置するプレスされた第二活物質層まで達する第二集電タブを設置する工程と、その第二集電タブ上で第二凹部内に第一活物質層、固体電解質および第二活物質層を積層して第二凹部を型枠で外側から保持してこれらを厚み方向にプレスする工程と、第二凹部の開口部に位置する第二活物質層に達する第三集電タブを設置する工程とを備える。
このように構成された固体電池の製造方法においては、プレス工程において凹部を型枠で外側から保持しているため、凹部内に拘束部材を設けなくてもプレスが可能となる。その結果、凹部およびこれを有する固体電池を小型化することができる。
好ましくは、第n(n≧3)の凹部の底部から開口部まで延在して第n−1の凹部の開口部に位置するプレスされた第二活物質層まで達する第n集電タブを設置し、第n集電タブ上で第nの凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して第n凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程をnがN(N≧4)となるまで繰返す工程をさらに備える。
上記の方法で製造された固体電池では、凹部の底部から開口部の間に位置する凹部の側面と第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層とが接触する。
この発明の実施の形態1に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態1に従った方法で製造された固体電池の断面図である。 この発明の実施の形態2に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態2に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態2に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態2に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態2に従った方法で製造された固体電池の断面図である。 実施の形態2に従った方法で製造される別の局面に従った固体電池の分解斜視図である。 この発明の実施の形態3に従った固体電池の製造方法を説明するための図である。 図9中のXで示す第一集電タブ51と第二集電タブ61との接続部分を拡大した断面図である。 図9で示す実施の形態3に従った固体電池の内部構造を説明するために示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態4に従った固体電池の製造方法を説明するための図である。 図12で示す実施の形態4に従った固体電池の内部構造を説明するために示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態5に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態5に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態5に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態5に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態5に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態5に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。 この発明の実施の形態5に従った方法で製造された固体電池の断面図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。また、各実施の形態を組合せることも可能である。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。図1を参照して、型枠200を準備する。型枠200には所定形状の第一窪み201が設けられている。第一窪み201はこの例では直方体形状である。第一窪み201で形成される空間内に、凹部43を有するラミネートフィルム40を挿入する。第一窪み201に嵌め合わせられた凹部43は、ラミネートフィルム40を加工することにより構成される。ラミネートフィルム40は、外周側に位置するアルミニウム膜41と、そのアルミニウム膜41の内側に設けられた絶縁性フィルム42とを有する。凹部43の底部43bから開口部43aへ延在するように第一集電タブ51を設置する。第一集電タブ51はたとえばアルミニウム合金から構成される。第一集電タブ51の一部分の表面には、絶縁層52,53が形成されている。第一集電タブ51上に、負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層する。第一活物質層としての負極活物質層30は、負極活物質31と固体電解質21とにより構成される。固体電解質層20は固体電解質21により構成される。第二活物質層としての正極活物質層10は、正極活物質11と固体電解質21とにより構成される。
正極活物質11として、たとえばコバルト酸リチウムを用いることができる。固体電解質21として、硫化物ガラスを用いることができる。負極活物質31として、たとえばカーボンを用いることができる。
この状態において、正極合材層としての正極活物質層10、固体電解質層20および負極合材層としての負極活物質層30は凹部43の側面43sに接触している。この状態で矢印130で示す方向から正極活物質層10の厚み方向に力を加えてプレスする。側面43sにおいては、第一集電タブ51の表面が絶縁層52,53で覆われているため、第一集電タブ51と正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30とが直接第一集電タブ51と接触することはない。
プレス時には、プレスの圧力がラミネートフィルム40の側面43sに伝わる。このとき、側面43sは型枠200に支持されているため、ラミネートフィルム40の側面43sの大幅な変形を防止することができる。これにより、拘束部材が不要となり体積を低減することができる。
なお、図1では、正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30の積層構造を1つだけ示しているが、これに限られず、正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30で構成されるセルを複数積層してもよい。
積層が終了した後に、正極活物質層10に接触するように第二集電タブ61を設ける。第一集電タブ51と第二集電タブ61の一部分を露出させ、残りの部分を凹部43内に封止するように、第二ラミネートフィルムとしてのラミネートフィルム140をラミネートフィルム40に接触させ、これらを密閉する。そして、型枠200からラミネートフィルム40を取出すことで、図2で示すような固体電池1が完成する。
なお、固体電解質21として硫化物系のものを使用する場合には、側面43sの拘束は非常に重要となる。なぜなら、硫化物は酸化物などと比べて軟らかいため、プレスすると横に広がりやすいからである。
図2は、この発明の実施の形態1に従った方法で製造された固体電池の断面図である。図1で示す工程の後、プレスされた正極活物質層10に接触するように、第二集電タブ61を接地する。ラミネートフィルム140とラミネートフィルム40とを4箇所(前後左右)で接合して凹部43内を密閉する。具体的には端部2においてラミネートフィルム40とラミネートフィルム140とを接着する。このとき、第一集電タブ51の一部分と第二集電タブ61の一部分とが外部に露出するようにする。これにより、図2で示す固体電池1が完成する。
図2を参照して、固体電池1では1つのセル101の正極活物質層10が第二集電タブ61と接続され、負極活物質層30が第一集電タブ51と接続されている。凹部43の側面43sに負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10が接触している。
すなわち、実施の形態1に従った固体電池1の製造方法は、凹部43を有する第一ラミネートフィルムとしてのラミネートフィルム40を準備する工程と、凹部43に、凹部43の底部43bから開口部43aまで延在する第一集電タブ51を設置する工程と、その第一集電タブ51上で凹部43内に第一活物質層としての負極活物質層30、固体電解質層20および第二活物質層としての正極活物質層10を積層して凹部43を型枠200で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、プレスされた正極活物質層10上に第二集電タブ61を設置する工程と、第一および第二集電タブ51,61の一部を露出させつつ、凹部43の開口部43aをラミネートフィルム140で封止する工程とを備える。
この発明に従った固体電池1は、凹部を有するラミネートフィルム40を備え、ラミネートフィルム40は、凹部43を規定する底部43bと側面43sとを有し、さらに、凹部43に収納されるように側面43sに接触して積層される負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10とを備える。
負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10はプレスされた形状を有する。固体電解質層20は硫化物ガラスを含む。
このように構成された固体電池の製造方法では、凹部43内に拘束部材を設置する必要がないため、固体電池1のサイズを小さくすることが可能となる。
(実施の形態2)
図3から図6は、この発明の実施の形態2に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。図3を参照して、実施の形態2に従った方法では、型枠200に第一窪み201から第四窪み204までが設けられている。各々の第一窪み201から204に嵌り合うような第一凹部431、第二凹部432、第三凹部433および第四凹部434を有するラミネートフィルム40が用いられる。ラミネートフィルム40は第一から第四窪み201,202,203,204に嵌り合う。第一から第四凹部431,432,433,434に、第一集電タブ51、第二集電タブ61、第一集電タブ51および第二集電タブ61を嵌め合わせる。第一および第三凹部431,433において、第一集電タブ51上に負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層する。第二凹部432および第四凹部434上に、正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30を積層する。そして各々の第一凹部431、第2凹部432、第三凹部433および第四凹部434に充填された正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30を矢印130で示す方向からプレスする。
第一凹部431、第二凹部432、第三凹部433および第四凹部434に充填される負極活物質層30の各々の組成は同じであってもよく、異なっていてもよい。
第一凹部431、第二凹部432、第三凹部433および第四凹部434に充填される正極活物質層10の各々の組成は同じであってもよく、異なっていてもよい。
第一凹部431、第二凹部432、第三凹部433および第四凹部434に充填される固体電解質層20の各々の組成は同じであってもよく、異なっていてもよい。
また、図3では第一凹部431と第三凹部433とにおいて正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30を同じ順に積層し、第二凹部432と第四凹部434とにおいて正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30を同じ順に積層しているが、これに限られず、第一凹部431と第四凹部434とにおいて正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30を同じ順に積層し、第二凹部432と第三凹部433とにおいて正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30を同じ順に積層してもよい。
図4を参照して、負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10からなるセル101を複数個積層する。これにより第一凹部431,第二凹部432,第三凹部433および第四凹部434内に1つのブロック102を形成する。なお、各ブロック102において、第一凹部431,433での正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30の積層順と、第二凹部432および第四凹部434における正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30の積層順は逆となっている。図4では、第一凹部431、第二凹部432、第三凹部433および第四凹部434において、3つのセル101が1つのブロック102を構成しているが、さらに多くの、または少ないセル101が1つのブロック102を構成していてもよい。
図5を参照して、2つのブロック毎にラミネートフィルム40を線110で示す位置で切断する。なお、あらかじめ線110で示す位置で切断されているラミネートフィルム40を用いてもよい。さらに、切断予定部位においてラミネートフィルムの厚みが薄くされていてもよい。
図6を参照して、2つのブロックのうちのいずれかの表面に集電体62を配置する。そして図6で示す例では第一凹部431を含むブロック102と、第2凹部432を含むブロック102とが接触するように、点線で示す位置でラミネートフィルム40を折り返す。なお、この位置でラミネートフィルムを切断してもよい。
図7で示すように、集電体62が第一凹部431の最表面に位置する正極活物質層10と、第二凹部432の最表面に位置する負極活物質層30とに接触する。そして、ラミネートフィルム40の端部2をシーラなどで密閉する。これにより図7で示す固体電池1が完成する。固体電池1では、複数のセルが直列に接続された組電池構造が形成されている。図7はこの発明の実施の形態2に従った方法で製造された固体電池の断面図である。図7で示されるように、実施の形態2に従った固体電池1では、複数のセルが直列的に接続されている。これにより、高電圧の固体電池1を提供することができる。図7における最下部の負極活物質層30が第一集電タブ51と接続され、最上部の正極活物質層10が第二集電タブ61と接続される。
なお、図6では、第一集電タブ51および第二集電タブ61が紙面の左右に描かれているが、実際には折り返して封止する場合には片側のタブを紙面の手前か奥側に設ける。
図8は、実施の形態2に従った方法で製造される別の局面に従った固体電池の分解斜視図である。図8で示すように、第一集電タブ51と第二集電タブ61とが非平行な方向に延びるように取出される。複数のブロック102が集合した組電池103の構成を採用している。この方法によれば、圧粉型固体電池の組電池の製造工程において、組電池を複数個まとめて作製することが可能となる。
具体的には、図4で示す凹部を30個作製すれば、組電池が15個得られる。その結果、製造時間を短縮することができる。特に積層数が増えれば増えるほど、実施の形態1のように単純に1層ずつ積層する場合と比べて製造時間を短縮するという効果を発揮することができる。また、この方法は、バイポーラ型およびモノポーラ型のいずれのタイプの組電池を製造する場合にも適用できる。
実施の形態2に従った固体電池1の製造方法は、互いに隣接する第一凹部431および第二凹部432を有するラミネートフィルム40を準備する工程と、第一凹部431の底部431bから開口部431aまで延在する第一集電タブ51を設置する工程と、その第一集電タブ51上で第一凹部431内に負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層して第一凹部431を型枠200で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、第二凹部432の底部432bから開口部432aまで延在する第二集電タブ61を設置する工程と、その第二集電タブ61上で第二凹部432内に正極活物質層10、固体電解質層20および負極活物質層30を積層して第二凹部432を型枠200で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、第一凹部431の開口部431aに位置するプレスされた正極活物質層10および第二凹部432の開口部432aに位置するプレスされた負極活物質層30とが電気的に接続されるように第一凹部431および第二凹部432の境界部分を折り返す工程と、第一集電タブ51および第二集電タブ61の一部分を露出させつつ、折り返されて互いに対向する第一凹部431および第二凹部432の開口部431a,432aが互いに密閉されるようにラミネートフィルム40を封止する工程とを備える。
このような方法では、複数のセルを含む固体電池を少ない工程で製造することができる。さらに、ラミネートフィルム40の1箇所を折り返すため、シーリングする場所が3箇所でよいという効果がある。
(実施の形態3)
図9は、この発明の実施の形態3に従った固体電池の製造方法を説明するための図である。図10は、図9中のXで示す第一集電タブ51と第二集電タブ61との接続部分を拡大した断面図である。図11は、図9で示す実施の形態3に従った固体電池の内部構造を説明するために示す分解斜視図である。図9から図11を参照して、容器125の各々の凹部に接続したいセル101を入れる。このセル101は実施の形態1で製造されたものである。そして、拘束板120でセル101を押さえて両端をボルト121およびナット122で締結する。第一集電タブ51および第二集電タブ61の端部が段差部51a,61aを有するようにこれらを加工しておき、接触部分での高さが均等になるようにする。両端をボルトで固定することにより、第一集電タブ51および第二集電タブ61同士の接触がとれるため、溶接を施すことなくセル101間の接続が可能となる。セル数が増えるに従い、溶接数は増えるため、この方法に従えば、溶接箇所を少なくすることができる。また、溶接がないので、電池のリサイクル、リビルトおよびリユースも可能である。図11で示すように、矢印150で示す方向から拘束板120および容器125に力を加えることでセル101を封止することができる。
電池は一般に作製した後寿命を確保するため加圧を必要とする場合が多い。この構成では、電池の加圧までを加味した構成となっている。容器125および拘束板120は絶縁材料の方が好ましく、また加圧を想定し、クリープ現象などによる荷重抜けを考慮すると熱硬化性樹脂(たとえばフェノールまたはエポキシ樹脂)が望ましい。
(実施の形態4)
図12は、この発明の実施の形態4に従った固体電池の製造方法を説明するための図である。図13は、図12で示す実施の形態4に従った固体電池の内部構造を説明するために示す分解斜視図である。図12および図13を参照して、拘束板120に、電圧を監視できるように第一集電タブ51および第二集電タブ61の接続部に合うようなばね123を実装する。さらに、拘束板120には、スルーホールとプリント配線124を作製する。最後にコネクタを接続し、監視ユニットで電圧監視を行なう。ばね123を使って第一集電タブ51および第二集電タブ61との接触をとることで電圧検出を行ない、拘束板120に電子機能を付与している。これにより、電池は一般に安全性確保や燃費向上のためセル毎の上下限電圧監視や、セル間の電圧のばらつきを抑えるため電圧均等化機能を必要とする。この実施の形態4では、実施の形態3の構成に加えて電圧監視機能を付与している。
(実施の形態5)
図14から図19は、この発明の実施の形態5に従った固体電池の製造方法を説明するための断面図である。
図14を参照して、第一窪み201、第二窪み202、第三窪み203および第四窪み204を有する型枠200の各々の窪みに嵌り合う第一凹部431、第二凹部432、第三凹部433および第四凹部434を有するラミネートフィルム40を嵌め合わせる。第一凹部431内に実施の形態1と同様の第一集電タブ51を設置する。第一集電タブ51か底部431bから開口部431aまで延在する。第一集電タブ51上に負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層する。そして矢印130で示す方向にプレスする。プレス時には、第一凹部431は型枠200の第一窪み201に保持されている。
図15を参照して、第一凹部431の開口部431a付近において正極活物質層10と接触し、かつ第二凹部432の底部432bまで延びる第二集電タブ61を設置する。第二集電タブ61では、第一集電タブ51と同様に側面に絶縁層52,53が形成されている。これにより、第二凹部432の側面における正極活物質層10と第二集電タブ61との接触を防止している。
図16を参照して、第二集電タブ61上に負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層する。そして矢印130で示す方向にこれらをプレスする。プレス時には、第二凹部432は第二窪み202に保持されている。
図17を参照して、第二凹部432の開口部432a付近において正極活物質層10と接触し、かつ第三凹部433の底部433bまで延びる第三集電タブ71を設置する。第三集電タブ71では、第一集電タブ51と同様に側面に絶縁層52,53が形成されている。これにより、第三凹部433の側面における正極活物質層10と第三集電タブ71との接触を防止している。
図18を参照して、第三集電タブ71上に負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層する。そして矢印130で示す方向にこれらをプレスする。プレス時には、第三凹部433は第三窪み203に保持されている。
図19を参照して、第三凹部433の開口部433a付近において正極活物質層10と接触し、かつ第四凹部434の底部434bまで延びる第四集電タブ81を設置する。第四集電タブ81では、第一集電タブ51と同様に側面に絶縁層52,53が形成されている。これにより、第四凹部434の側面における正極活物質層10と第四集電タブ81との接触を防止している。
第四集電タブ81上に負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層する。そして矢印130で示す方向にこれらをプレスする。プレス時には、第四凹部434は第四窪み204に保持されている。
図20は、この発明の実施の形態5に従った方法で製造された固体電池の断面図である。図20を参照して、第五集電タブ91を正極活物質層10上に載置する。そして各々の凹部の開口部をラミネートフィルム140で封止する。これにより、図20で示す固体電池1が完成する。実施の形態5の方法では、セル間の接続が不要であるため、実施の形態3のように拘束板とボルトなどで締結する必要がなくなる。仮に電池を加圧する必要がある場合は電池のみを拘束するだけでよい。
実施の形態5に従った固体電池1の製造方法は、互いに隣接する第一凹部431および第二凹部432を有するラミネートフィルム40を準備する工程と、第一凹部431の底部431bから開口部431aまで延在する第一集電タブ51を設置する工程と、その第一集電タブ51上で第一凹部431内に負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層して第一凹部431を型枠200で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、第二凹部432の底部432bから開口部432aまで延在して第一凹部431の開口部431aに位置するプレスされた正極活物質層10まで達する第二集電タブ61を設置する工程と、その第二集電タブ61上で第二凹部432内に負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10を積層して第二凹部432を型枠200で外側から保持してこれらを厚み方向にプレスする工程と、第二凹部432の開口部432aに位置する正極活物質層10に達する第三集電タブ71を設置する工程とを備える。
このように構成された固体電池の製造方法においては、プレス工程において凹部を型枠200で外側から保持しているため、凹部内に拘束部材を設けなくてもプレスが可能となる。その結果、凹部およびこれを有する固体電池を小型化することができる。
この実施の形態では、第四凹部434まで設けているが、第nの(n≧3)の凹部の底部から開口部まで延在して第n−1の凹部の開口部に位置するプレスされた第二活物質層まで達する第n集電タブを設置し、第n集電タブ上で第nの凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して第n凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程とをnがN(N≧4)となるまで繰返してもよい。この方法で製造された固体電池1では、第一から第四凹部431,432,433,434の底部431b、432b、433b、434bから開口部431a,432a,433a,434aの間に位置する第一から第四凹部431,432,433,434の側面431s、432s、433s、434sと負極活物質層30、固体電解質層20および正極活物質層10とが接触する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 固体電池、2 端部、10 正極活物質層、11 正極活物質、20 固体電解質層、21 固体電解質、30 負極活物質層、31 負極活物質、40 ラミネートフィルム、41 アルミニウム膜、42 絶縁性フィルム、43 凹部、43a,431a,432a,433a,434a 開口部、43b,431b,432b,433b,434b 底部、43s,431s,432s,433s,434s 側面、51 第一集電タブ、51a,61a 段差部、52,53 絶縁層、61 第二集電タブ、62 集電体、71 第三集電タブ、81 第四集電タブ、91 第五集電タブ、101 セル、102 ブロック、103 組電池、110 線、120 拘束板、121 ボルト、122 ナット、124 プリント配線、125 容器、130 矢印、140 ラミネートフィルム、200 型枠、431 第一凹部、432 第二凹部、433 第三凹部、434 第四凹部。

Claims (6)

  1. 凹部を有する第一ラミネートフィルムを準備する工程と、
    前記凹部に、前記凹部の底部から開口部まで延在する第一集電タブを設置する工程と、
    その第一集電タブ上で前記凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して前記凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、
    プレスされた第二活物質上に第二集電タブを設置する工程と、
    前記第一および第二集電タブの一部を露出させつつ、前記凹部の開口部を第二ラミネートフィルムで封止する工程とを備えた、固体電池の製造方法。
  2. 互いに隣接する第一および第二凹部を有するラミネートフィルムを準備する工程と、
    前記第一凹部の底部から開口部まで延在する第一集電タブを設置する工程と、
    その第一集電タブ上で前記第一凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して前記第一凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、
    前記第二凹部の底部から開口部まで延在する第二集電タブを設置する工程と、
    その第二集電タブ上で前記第二凹部内に前記第二活物質層、前記固体電解質層および前記第一活物質層を積層して前記第二凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、
    前記第一凹部の開口部に位置するプレスされた前記第二活物質層および前記第二凹部の開口部に位置するプレスされた前記第一活物質層とが電気的に接続されるように第一凹部および第二凹部の境界部分を折り返す工程と、
    前記第一集電タブおよび前記第二集電タブの一部分を露出させつつ、折り返されて互いに対向する前記第一凹部および前記第二凹部の開口部が互いに密閉されるように前記ラミネートフィルムを封止する工程とを備えた、固体電池の製造方法。
  3. 前記第一および第二凹部内に、前記第一活物質層、前記固体電解質層および前記第二活物質層を含むセルを複数積層する工程を備えた、請求項2に記載の固体電池の製造方法。
  4. 互いに隣接する第一および第二凹部を有するラミネートフィルムを準備する工程と、
    前記第一凹部の底部から開口部まで延在する第一集電タブを設置する工程と、
    その第一集電タブ上で前記第一凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して前記第一凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程と、
    前記第二凹部の底部から開口部まで延在して第一凹部の開口部に位置するプレスされた第二活物質層まで達する第二集電タブを設置する工程と、
    その第二集電タブ上で第二凹部内に第一活物質層、固体電解質および第二活物質層を積層して第二凹部を型枠で外側から保持してこれらを厚み方向にプレスする工程と、
    前記第二凹部の開口部に位置する第二活物質層に達する第三集電タブを設置する工程とを備えた、固体電池の製造方法。
  5. 第n(n≧3)の凹部の底部から開口部まで延在して第n−1の凹部の開口部に位置するプレスされた第二活物質層まで達する第n集電タブを設置し、前記第n集電タブ上で第nの凹部内に第一活物質層、固体電解質層および第二活物質層を積層して前記第n凹部を型枠で外側から保持した状態でこれらを厚み方向にプレスする工程をnがN(N≧4)となるまで繰返す工程をさらに備えた、請求項4に記載の固体電池の製造方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載に記載の方法で製造された固体電池であって、凹部の底部から開口部の間に位置する凹部の側面と第一活物質層、固体電解質層および第二
    活物質層とが接触する、固体電池。
JP2009175582A 2009-07-28 2009-07-28 固体電池およびその製造方法 Active JP5333011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009175582A JP5333011B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 固体電池およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009175582A JP5333011B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 固体電池およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011029082A JP2011029082A (ja) 2011-02-10
JP5333011B2 true JP5333011B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=43637590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009175582A Active JP5333011B2 (ja) 2009-07-28 2009-07-28 固体電池およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5333011B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001345121A (ja) * 2000-03-31 2001-12-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 非水電解質二次電池およびその製造方法
JP2003123844A (ja) * 2001-10-09 2003-04-25 Mitsubishi Cable Ind Ltd シート状電池の製造方法
JP2006120577A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Nissan Motor Co Ltd ポリマー電池
JP5167703B2 (ja) * 2007-06-20 2013-03-21 日産自動車株式会社 電池用電極
JP2009054484A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Seiko Epson Corp 全固体リチウム二次電池およびその製造方法
JP2009093968A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Seiko Epson Corp 全固体リチウム二次電池
JP5344418B2 (ja) * 2008-01-10 2013-11-20 出光興産株式会社 全固体リチウム二次電池およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011029082A (ja) 2011-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6582489B2 (ja) 角形二次電池及びそれを用いた組電池
JP5825436B2 (ja) 電極タブ接合性に優れた電極組立体、これを含む電池セル、デバイス及びその製造方法
JP7038964B2 (ja) 電極タブの溶接特性を改善した電極及びこれを含む二次電池
JP6572736B2 (ja) 角形二次電池の製造方法
US20080070111A1 (en) Sheet-type secondary battery and manufacturing method therefor
JP6891930B2 (ja) 角形二次電池及びそれを用いた組電池
KR101072681B1 (ko) 적층형 이차 전지
EP2747167B1 (en) Battery and method for manufacturing same
US20170279096A1 (en) Assembled battery
KR101517062B1 (ko) 이차전지의 제조방법
US11735743B2 (en) Power storage device and power storage device production method
JP2009004361A (ja) 積層型電池
JP6168167B2 (ja) 電池モジュール
JP2006054189A (ja) 自動車用電池
JP2018129153A (ja) 全固体電池
JP2018092717A (ja) 蓄電装置
KR101422925B1 (ko) 외부 연결에 필요한 탭 수용 체적을 감소시키는 방법에 따라 제조된 전극 조립체
JP2008016263A (ja) 蓄電機器
JP2011060556A (ja) 組電池
JP5343663B2 (ja) 双極型二次電池の製造方法および製造装置
JP2018018666A (ja) 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法
JP5459139B2 (ja) 組電池
JP5333011B2 (ja) 固体電池およびその製造方法
JP2018049794A (ja) 蓄電装置及び蓄電装置の製造方法
JP2006172911A (ja) 電池モジュールとその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130715

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5333011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151