JP5459139B2 - 組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のリチウムイオン二次電池と、これらのリチウムイオン二次電池を押圧しつつ拘束する拘束部材とを備える組電池に関する。
従来より、複数のリチウムイオン二次電池と、これらのリチウムイオン二次電池を押圧しつつ拘束する拘束部材とを備える組電池が知られている。このうち、リチウムイオン二次電池は、正極板及び負極板をセパレータを介して、扁平状に捲回してなるまたは積層してなる電極体を有する。そして、複数のリチウムイオン二次電池は、電極体をその厚み方向に押圧する形態で、拘束部材により拘束されている。このように電極体を押圧するのは、充電時に電極体が膨張し、電極間距離が大きくなって電池性能が低下するのを抑制するためである。
具体的には、例えば特許文献1に、このような組電池が開示されている。特許文献1の組電池は、扁平箱型筺体を有する複数のリチウムイオン二次電池と、複数の放熱金属板と、一対のエンドプレートと、拘束手段とを備える(特許文献1の請求項1、図1、図2
等を参照)。このうち、複数のリチウムイオン二次電池は、その側面同士が間隔をあけて対向する形態で整列・配置されており、隣り合うリチウム二次電池同士の間には、それぞれ放熱金属板が配置されている。この積層されたリチウムイオン二次電池及び放熱金属板の両端には、エンドプレートが配置されており、このエンドプレートと拘束手段により、積層されたリチウムイオン二次電池及び放熱金属板を、厚み方向に押圧しつつ拘束している。
特開2004−227788号公報
本発明者は、リチウムイオン二次電池の電池出力を向上させるために、正極活物質層の密度を小さくすることを考案した。正極活物質層を低密度にして空孔率を大きくすれば、正極活物質層内での電解液の拡散抵抗が小さくなると共に、正極活物質層内に保持可能な電解液量が多くなるので、電池出力を高くできると考えられるからである。
しかしながら、正極活物質層の密度を小さくするほど、荷重が掛かったときに正極活物質層に潰れ易くなる傾向にある。前述のような組電池では、一般に、0.5〜2MPa程度の大きな圧力を掛けてリチウムイオン二次電池(電極体)を拘束しているので、正極活物質層の密度を小さくすると、この拘束力(押圧力)により、正極活物質層が潰れてしまい、正極活物質層の空孔率が小さくなって、電池出力が低下する等の不具合が生じるおそれがある。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、リチウムイオン二次電池を押圧しつつ拘束してなる組電池において、リチウム二次電池の電池出力を高くできる組電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一態様は、正極板及び負極板をセパレータを介して、扁平状に捲回してなるまたは積層してなる電極体を有する複数のリチウムイオン二次電池と、前記電極体をその厚み方向に押圧する形態で、前記リチウムイオン二次電池を拘束する拘束部材と、を備える組電池であって、前記正極板は、正極集電箔と、この正極集電箔上に形成され、正極活物質を含む正極活物質層とを有し、この正極板の厚み方向の圧縮弾性率Kaを70MPa以上とし、かつ、前記正極活物質層の密度Daを2.4g/cm3 以下としてなる組電池である。
この組電池では、正極活物質層の密度Daを2.4g/cm3 以下の低密度としているので、正極活物質層の空孔率が大きく、正極活物質層内での電解液の拡散抵抗が小さくなると共に、正極活物質層内に保持可能な電解液量が多くなる。従って、リチウム二次電池の電池出力を高くできる。しかも、正極板の厚み方向の圧縮弾性率Kaを70MPa以上の高弾性としているので、拘束部材から受ける押圧力により、正極活物質層が潰れるをの抑制できる。従って、この潰れに起因して正極活物質層の空孔率が小さくなり、電池出力が低下する等の不具合を防止できる。
なお、圧縮弾性率Kaは、1000MPa以下とするのが好ましい。これより高い強度になると、電極体を形成する際(捲回時)に正極板や負極板に割れが生じ易くなるため、好ましくないからである。
また、密度Daは、1.4g/cm3 以上とするのが好ましい。これより小さくなると、容量密度の低下、導電性の確保が困難などの問題が生じ易くなるからである。
また、「圧縮弾性率Ka」は、次のようにして求める。即ち、正極板のうちの正極活物質層の厚みt(mm)を測定しておく。また、500μmφの圧子(面積S(mm2 ))により、正極板の厚み方向に毎秒2.4mNの割合で荷重を加えていき、荷重が240mNになるまで加圧する。その後は、毎秒2.4mNの割合で荷重を減らしていき、荷重を20mNとする。
次に、再び毎秒2.4mNの割合で荷重を加えていき、荷重が240mNになるまで加圧する。この2回目の加圧開始時の荷重をF0(N)、変位をX0(mm)とし、この2回目の加圧終了時の荷重をF1(N)、変位をX1(mm)とする。そして、歪みεを、ε=(X1−X0)/tにより求める。また、応力の変化σ(MPa)を、σ=(F1−F0)/Sにより求める。更に、圧縮弾性率Ka(MPa)を、σ/εにより求める。
また、「密度Da」は、次のようにして求める。即ち、正極板のうちの正極活物質層の厚みt(mm)を測定する。また、正極板の一部を切り出し(面積S0(cm2 ))、この切り出した正極板の重量W0(g)を測定する。その後、切り出した正極板から正極活物質層を剥離し、正極集電箔の重量W1(g)を測定して、剥離された正極活物質層の重量W2(g)を、W2=W0−W1により求める。そして、密度Da(g/cm3 )を、Da=W2/(t×S0)により求める。
また、拘束部材により電極体に掛かる圧力(拘束圧)は、拘束部材が電極体を押圧する押圧力を、電極体のうち、その厚み方向を向く平面部の面積で除することにより求められる。この圧力は、前述のように、一般に0.5〜2MPaである。
更に、上記の記載の組電池であって、前記正極活物質層に、タップ密度Eaが1.8g/cm3 以下の正極活物質を用いてなる組電池とすると良い。
この組電池では、正極活物質層に、タップ密度Eaが1.8g/cm3 以下の正極活物質を用いている。このような正極活物質を用いることで、前述の低密度かつ高弾性の正極活物質層を容易に形成できる。
なお、タップ密度Eaは、1.0g/cm3 以上とするのが好ましい。これよりも小さくなると、容量密度が低くなってしまうからである。
また、「タップ密度Ea」は、次のようにして求める。即ち、メスシリンダーに正極活物質を60g測りとり、落下距離を20mmとして、250回タップし、タップ後の体積を読みとる。そして、正極活物質の重量をタップ後の体積で除することによって、密度Ea(g/cm3 )を求めた。
更に、上記のいずれかに記載の組電池であって、前記正極活物質層に、層状構造を有するリチウム複合酸化物である正極活物質を用いてなる組電池とすると良い。
この組電池では、正極活物質層に、層状構造を有するリチウム複合酸化物である正極活物質を用いている。このような正極活物質を用いることで、前述の低密度かつ高弾性の正極活物質層を容易に形成できる。
なお、「層状構造を有するリチウム複合酸化物」としては、例えば、Li(NiMnCo)O3 、Li(NiCoAl)O3 、LiCoO3 、LiMgO3 などが挙げられる。
また、他の態様は、上記のいずれかに記載の組電池を搭載し、この組電池を構成する前記リチウムイオン二次電池に蓄えた電気エネルギを、駆動源の駆動エネルギの全部または一部として使用する車両である。
前述の組電池は、リチウム二次電池の電池出力を高くできるので、この組電池を搭載する車両の性能を高くすることができる。
なお、「車両」としては、例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド鉄道車両、フォークリフト、電気車いす、電動アシスト自転車、電動スクータなどが挙げられる。
実施形態1に係る組電池を示す説明図である。 実施形態1に係り、リチウムイオン二次電池を示す縦断面図である。 実施形態1に係り、捲回型電極体を示す斜視図である。 実施形態1に係り、正極板を示す平面図である。 実施形態1に係り、正極板の図4におけるA−A断面図である。 実施形態1に係り、負極板を示す平面図である。 実施形態1に係り、負極板の図6におけるB−B断面図である。 実施形態1に係り、セパレータを示す平面図である。 実施形態1に係り、セパレータの図8におけるC−C断面図である。 実施形態1に係り、正極板及び負極板をセパレータを介して互いに重ねた状態を示す部分平面図である。 実施形態1に係り、ケース蓋部材、正極電極端子部材及び負極電極端子部材等を示す分解斜視図である。 実施例1〜6及び比較例1〜3の組電池について、拘束圧Pkと抵抗Rとの関係を示すグラフである。 実施例1〜6及び比較例1〜3の組電池について、拘束圧Pkと抵抗Rとの関係を示すグラフであり、図12の縦軸のスケールを変更して示したグラフである。 実施形態2に係る車両を示す説明図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に、本実施形態1に係る組電池200を示す。また、図2に、この組電池200を構成するリチウムイオン二次電池100を示す。更に、図3に、このリチウムイオン二次電池100を構成する捲回型電極体(電極体)120を示す。また、この捲回型電極体120を構成する正極板121を図4及び図5に示し、負極板131を図6及び図7に示し、セパレータ141を図8及び図9に示す。また、図10に、正極板121及び負極板131をセパレータ141を介して互いに重ねた状態を示す。また、図11に、ケース蓋部材113、正極電極端子部材150及び負極電極端子部材160等の詳細を示す。
この組電池200は、図1に示すように、複数のリチウムイオン二次電池100,100,…と、これらを押圧しつつ拘束する拘束部材210とを備える。複数のリチウムイオン二次電池100,100,…は、自身の厚み方向(図1中、左右方向)に積層されており、互いに隣り合うリチウムイオン二次電池100,100同士は、バスバー220を介して互いに電気的に接続されている。
積層されたリチウムイオン二次電池100,100,…は、拘束部材210により厚み方向に押圧されている。これにより、リチウムイオン二次電池100内に収容された後述する捲回型電極体120も、その厚み方向に押圧されている。拘束部材210による拘束圧Pkは、0.5〜2MPa(具体的には1.0MPa)となっている。
各々のリチウムイオン二次電池100は、角型電池であり、電池容量は4Ahである。このリチウムイオン二次電池100は、図2に示すように、角型の電池ケース110、この電池ケース110内に収容された捲回型電極体120、電池ケース110に支持された正極電極端子部材150及び負極電極端子部材160等から構成されている。また、電池ケース110内には、図示しない電解液が注入されている。本実施形態1では、電解液に、1M LiPF6(EC/EMC/DMC=1/1/1)を用いている。
このうち、電池ケース110は、上側のみが開口した箱状のケース本体部材111と、このケース本体部材111の開口111hを閉塞する形態で溶接された矩形板状のケース蓋部材113とから構成されている。ケース蓋部材113には、電池ケース110の内圧が所定圧力に達した際に破断する安全弁部113jが設けられている(図2及び図11参照)。また、ケース蓋部材113には、電解液を電池ケース110内に注入する為の電解液注入口113dが設けられている。
また、ケース蓋部材113には、正極電極端子部材150及び負極電極端子部材160が、それぞれ3つの絶縁部材181,183,185を介して固設されている。これら正極電極端子部材150及び負極電極端子部材160は、それぞれ3つの端子金具151,153,155により構成されている。電池ケース110内において、正極電極端子部材150は、捲回型電極体120のうち正極板121(正極集電部121m)に接続され、負極電極端子部材160は、捲回型電極体120のうち負極板131(負極集電部131m)に接続されている。
捲回型電極体120は、絶縁フィルムを上側のみが開口した袋状に形成した絶縁フィルム包囲体170内に収容され、横倒しにした状態で、電池ケース110内に収容されている(図2参照)。この捲回型電極体120は、長尺状の正極板121(図4及び図5参照)と長尺状の負極板131(図6及び図7参照)とを、通気性を有する長尺状のセパレータ141(図8及び図9参照)を介して互いに重ねて軸線AX周りに捲回し、扁平状に圧縮したものである(図10及び図2参照)。捲回型電極体120の軸線方向一方側SA(図2中、左側、図3及び図10中、上方)には、正極板121のうち後述する正極集電部121mの幅方向の一部が、渦巻き状をなして突出している。一方、捲回型電極体120の軸線方向他方側SB(図2中、右側、図3及び図10中、下方)には、負極板131のうち後述する負極集電部131mの幅方向の一部が、渦巻き状をなして突出している。
このうち、正極板121は、図4、図5及び図10に示すように、芯材として、長尺状で厚み15μmのアルミニウム箔からなる正極集電箔122を有する。この正極集電箔122の両主面には、それぞれ、正極活物質層123,123が長手方向(図4及び図10中、左右方向、図5中、紙面に直交する方向)に帯状に設けられている。この正極活物質層123は、正極活物質、導電剤及び結着剤からなる。具体的には、正極活物質として粒径5μmのリチウムニッケルマンガンコバルト酸化物(Ni/Mn/Co=1/1/1)、導電剤としてアセチレンブラック、結着剤としてPVDFを用いている。
正極板121のうち、自身の厚み方向に正極活物質層123,123が存在する帯状の部位が、正極部121wである。この正極部121wは、捲回型電極体120を構成した状態において、その全域がセパレータ141を介して、後述する負極板131の負極部131wと対向している(図10参照)。また、正極板121に正極部121wを形成したことに伴い、正極集電箔122のうち、幅方向の一端(図4及び図10中、上方、図5中、左側)は、長手方向に帯状に延び、自身の厚み方向に正極活物質層123が存在しない正極集電部121mとなっている。
この正極板121(より具体的には、正極部121w)の厚み方向の圧縮弾性率Kaは、70〜1000MPa(本実施形態1では75MPa)である。また、正極活物質層123の密度Daは、1.4〜2.4g/cm3 (本実施形態1では1.7g/cm3 )である。更に、正極活物質層123は、後述するように、タップ密度Eaが1.0〜1.8g/cm3 (本実施形態1では1.45g/cm3 )の正極活物質を用いて形成されている。
また、負極板131は、図6、図7及び図10に示すように、芯材として、長尺状で厚み10μmの銅箔からなる負極集電箔132を有する。この負極集電箔132の両主面には、それぞれ、負極活物質層133,133が、長手方向(図6及び図10中、左右方向、図7中、紙面に直交する方向)に帯状に設けられている。この負極活物質層133は、負極活物質、結着剤及び増粘剤からなる。具体的には、負極活物質として粒径10μmの黒鉛、結着剤としてSBR、増粘剤としてCMCを用いている。
負極板131のうち、自身の厚み方向に負極活物質層133,133が存在する帯状の部位が、負極部131wである。また、負極板131に負極部131wを形成したことに伴い、負極集電箔132のうち、幅方向の他端(図6及び図109中、下方、図7中、右側)は、長手方向に帯状に延び、自身の厚み方向に負極活物質層133が存在しない負極集電部131mとなっている。
また、セパレータ141(図8〜図10参照)に示すように、多孔質のPE樹脂からなり、厚み20μmで長尺状をなす。
次に、拘束部材210について説明する(図1参照)。この拘束部材210は、一対の押圧板211,211と、これらを結ぶ複数の拘束ロッド213,213,…とからなる。押圧板211,211は、積層されたリチウムイオン二次電池100,100,…の両側にそれぞれ配置され、積層されたリチウムイオン二次電池100,100,…を間に挟んでいる。拘束ロッド213,213,…は、押圧板211,211がリチウムイオン二次電池100,100,…をその厚み方向(図1中、左右方向)に押圧するようにして、押圧板211,211同士の間を接続している。これにより、各リチウムイオン二次電池100,100,…内の捲回型電極体120,120,…もその厚み方向(図1中、左右方向)にそれぞれ押圧されている。
以上で説明したように、本実施形態1の組電池200では、正極活物質層123の密度Daを2.4g/cm3 以下の低密度としているので、正極活物質層123の空孔率が大きく、正極活物質層123内での電解液の拡散抵抗が小さくなると共に、正極活物質層123内に保持可能な電解液量が多くなる。従って、リチウム二次電池100の電池出力を高くできる。しかも、正極板121の厚み方向の圧縮弾性率Kaを70MPa以上の高弾性としているので、拘束部材210から受ける押圧力により、正極活物質層123が潰れるをの抑制できる。従って、この潰れに起因して正極活物質層123の空孔率が小さくなり、電池出力が低下する等の不具合を防止できる。
また、本実施形態1では、正極活物質層123に、タップ密度Eaが1.8g/cm3 以下の正極活物質を用いている。このような正極活物質を用いることで、前述の低密度かつ高弾性の正極活物質層123を容易に形成できる。更に、正極活物質層123に、層状構造を有するリチウム複合酸化物である正極活物質を用いている。このような正極活物質を用いることで、前述の低密度かつ高弾性の正極活物質層を容易に形成できる。
次いで、上記の組電池200の製造方法について説明する。
まず、リチウムイオン二次電池100の製造方法について説明する。最初に、正極板121を製造する。即ち、長尺状のアルミニウム箔からなる正極集電箔122を用意する。また、タップ密度Eaが1.45g/cm3 で粒径が5μmのリチウムニッケルマンガンコバルト酸化物(Ni/Mn/Co=1/1/1)を85重量部、アセチレンブラックを10重量部、PVDFを5重量部の割合でNMP溶媒にて混練し、正極活物質ペーストを作成する。
そして、正極集電箔122の一方の主面に、長手方向に延びる帯状の正極集電部121mを形成しつつ、上記の正極活物質ペーストを塗布し、熱風により乾燥させて、帯状の正極部121wを形成する。同様に、正極集電箔122の反対側の主面にも、帯状の正極集電部121mを形成しつつ、上記の正極活物質ペーストを塗布し、熱風により乾燥させて、帯状の正極部121wを形成する。その後、電極密度を向上させるために、加圧ロールにより正極活物質層123,123を圧縮(圧延)し、正極活物質層123,123の
密度Daを1.7g/cm3 とする。かくして、厚み方向の圧縮弾性率Kaが75MPa、正極活物質層123の密度Daが1.7g/cm3 の正極板121が形成される(図4及び図5参照)。
なお、厚み方向の圧縮弾性率Ka及び正極活物質層123の密度Daの値は、正極活物質のタップ密度Eaと加圧ロールによる正極活物質層123の圧縮具合を適宜変更することにより調整できる。
また別途、負極板131を製造する。即ち、長尺状の銅箔からなる負極集電箔132を用意する。また、粒径10μmの黒鉛を98重量部、SBRを1重量部、CMCを1重量部の割合で、水溶媒にて混練し、負極活物質ペーストを作成する。
そして、負極集電箔132の一方の主面に、長手方向に延びる帯状の負極集電部131mを形成しつつ、上記の負極活物質ペーストを塗布し、熱風により乾燥させて、帯状の負極部131wを形成する。同様に、負極集電箔132の反対側の主面にも、帯状の負極集電部131mを形成しつつ、上記の負極活物質ペーストを塗布し、熱風により乾燥させて、帯状の負極部131wを形成する。その後、電極密度を向上させるために、加圧ロールにより負極活物質層133を圧縮(圧延)する。かくして、負極板131が形成される
(図6及び図7参照)。
次に、長尺状のセパレータ141を用意し、正極板121と負極板131とをセパレータ141を介して互いに重ね(図10参照)、巻き芯を用いて軸線AX周りに捲回する。その後、これを扁平状に圧縮して、捲回型電極体120を形成する(図3参照)。
次に、ケース蓋部材113と、3種類の絶縁部材181,183,185と、3種類の端子金具151,153,155とを用意し(図11参照)、ケース蓋部材113に正極電極端子部材150及び負極電極端子部材160を固設すると共に、正極電極端子部材150を捲回型電極体120の正極集電部121mに接続し、負極電極端子部材160を捲回型電極体120の負極集電部131mに接続する。
次に、ケース本体部材111を用意し、捲回型電極体120をケース本体部材111内に挿入する。その後、レーザ溶接により、ケース蓋部材113とケース本体部材111とを溶接して、電池ケース110を形成する。次に、電解液注入口113dから電池ケース110内に電解液を注入し、その後、電解液注液口113dを封止する。その後は、高温エージングや各種検査を行う。かくして、リチウムイオン二次電池100が出来上がる。
次に、複数のリチウムイオン二次電池100,100,…をその厚み方向に並べ、積層したリチウムイオン二次電池100,100,…の両側に押圧板211,211を配置する。そして、拘束ロッド213,213,…を用いて、押圧板211,211同士の間を接続し、押圧板211,211が各リチウムイオン二次電池100,100,…をその厚み方向に押圧する形態に拘束する。かくして、組電池200が完成する。
(実施例)
次いで、本発明の効果を検証するために行った試験の結果について説明する。
本発明の実施例1〜6として、正極板121の厚み方向の圧縮弾性率Ka及び正極活物質層123の密度Daをそれぞれ変更して、6種類の組電池200等を製造した(表1参照)。また、比較例1〜3として、正極板の厚み方向の圧縮弾性率Ka及び正極活物質層の密度Daをそれぞれ変更して、3種類の組電池を製造した。
Figure 0005459139
具体的には、実施例3の組電池として、上記実施形態1で説明した組電池200(圧縮弾性率Ka=75MPa、密度Da=1.7g/cm3 )を用意した。
また、実施例1の組電池は、上記実施形態1の組電池200において、圧縮弾性率Ka=142MPa、密度Da=2.4g/cm3 とした。これら圧縮弾性率Ka及び密度Daの値は、加圧ロールによる正極活物質層の圧縮具合を変更することにより調整した。
実施例2の組電池は、上記実施形態1の組電池200において、圧縮弾性率Ka=106MPa、密度Da=2.1g/cm3 とした。これら圧縮弾性率Ka及び密度Daの値も、加圧ロールによる正極活物質層の圧縮具合を変更することにより調整した。
実施例4の組電池は、上記実施形態1の組電池200において、圧縮弾性率Ka=108MPa、密度Da=2.4g/cm3 とした。この実施例4では、タップ密度Eaが1.76g/cm3 の正極活物質を用い、更に、加圧ロールによる正極活物質層の圧縮具合を変更することにより、圧縮弾性率Ka及び密度Daの値を調整した。
実施例5の組電池は、上記実施形態1の組電池200において、圧縮弾性率Ka=75MPa、密度Da=2.1g/cm3 とした。この実施例5では、タップ密度Eaが1.76g/cm3 の正極活物質を用い、更に、加圧ロールによる正極活物質層の圧縮具合を変更することにより、圧縮弾性率Ka及び密度Daの値を調整した。
実施例6の組電池は、上記実施形態1の組電池200において、圧縮弾性率Ka=73MPa、密度Da=2.4g/cm3 とした。この実施例6では、タップ密度Eaが2.09g/cm3 の正極活物質を用い、更に、加圧ロールによる正極活物質層の圧縮具合を変更することにより、圧縮弾性率Ka及び密度Daの値を調整した。
一方、比較例1の組電池は、上記実施形態1の組電池200において、圧縮弾性率Ka=41MPa、密度Da=1.7g/cm3 とした。この比較例1では、タップ密度Eaが1.76g/cm3 の正極活物質を用い、更に、加圧ロールによる正極活物質層の圧縮具合を変更することにより、圧縮弾性率Ka及び密度Daの値を調整した。
比較例2の組電池は、上記実施形態1の組電池200において、圧縮弾性率Ka=192MPa、密度Da=2.7g/cm3 とした。この比較例2では、タップ密度Eaが1.45g/cm3 の正極活物質を用い、更に、加圧ロールによる正極活物質層の圧縮具合を変更することにより、圧縮弾性率Ka及び密度Daの値を調整した。
比較例3の組電池は、上記実施形態1の組電池200において、圧縮弾性率Ka=38MPa、密度Da=2.1g/cm3 とした。この比較例3では、タップ密度Eaが2.09g/cm3 の正極活物質を用い、更に、加圧ロールによる正極活物質層の圧縮具合を変更することにより、圧縮弾性率Ka及び密度Daの値を調整した。
これら実施例1〜6及び比較例1〜3の各組電池200等について、拘束部材210によるリチウムイオン二次電池100等の拘束圧Pkと、リチウムイオン二次電池100等の抵抗Rとの関係をそれぞれ調べた。
拘束圧Pkは、0.05〜4.0MPaの範囲で変更した。具体的には、拘束圧Pkを、0.05MPa、0.5MPa、1.0MPa、1.5MPa、2.0MPa、3.0MPaまたは4.0MPaとした。そして、各拘束圧Pkで拘束した場合について、常温環境下でリチウムイオン二次電池100等を開放電圧(OCV)=3.7Vになるまで充電し、その後、20C(200A)の定電流で放電させ、放電開始から10秒後の電池電圧を得、初期開放電圧(3.7V)との差から、内部抵抗による初期IV抵抗Rを求めた。その結果を図12及び図13のグラフに示す。
前述したように、組電池200等において、リチウムイオン二次電池100等は、一般に0.5〜2MPaの拘束圧Pkにて拘束される。図12及び図13のグラフより、実施例1〜6では、いずれも、拘束圧Pkが0.5〜2MPaの範囲において、抵抗Rが6Ω以下の小さな値に留まっている。従って、実施例1〜6の組電池200等では、いずれも電池出力を高くすることができる。
これら実施例1〜6に対し、比較例2では、拘束圧Pkの値に拘わらず、抵抗Rが8Ωを越えている。このため、比較例2の組電池は、電池出力を高くできないことが判る。
また、比較例1,3では、拘束圧Pkが1MPa程度までなら、抵抗Rが6Ω以下に留まっているものの、拘束圧Pkが1MPaを越えるあたりから急激に抵抗Rが増加し、拘束圧Pkを1.5MPaにすると、抵抗Rが8Ω程度まで大きくなる。更に、拘束圧Pkを2MPaとすると、抵抗Rが13Ωを越えるほど大きくなる。このため、比較例1,3の組電池は、拘束圧Pkを大きくする場合に、電池出力を高くできないことが判る。
ここで、拘束圧Pkを0.05MPaとした場合について、実施例1〜6及び比較例1〜3における抵抗Rを比較すると(図12及び図13参照)、実施例3及び比較例1の抵抗Rが最も小さく、次いで実施例2,5及び比較例3の抵抗Rが小さかった。更にこれらに次いで、実施例1,4の抵抗Rが小さく、次いで実施例6の抵抗Rが小さく、比較例2の抵抗Rが最も大きかった。
これらの結果は、正極活物質層の密度Daの大きさと関係している。即ち、正極活物質層の密度Daが最も小さい実施例3及び比較例1が、抵抗Rも最も小さいなど、正極活物質層の密度Daが小さいほど、抵抗Rも小さくなることが判る。正極活物質層の密度Daが小さいほど空孔率が大きく、正極活物質層内での電解液の拡散抵抗が小さくなると共に、正極活物質層内に保持可能な電解液量が多くなるため、抵抗Rが小さくなるものと考えられる。前述のように、比較例2(密度Da=2.7g/cm3 )だけは、拘束圧Pkの値に拘わらず、抵抗Rが8Ωを越え、比較例2以外では、少なくとも拘束圧Pkを小さくすれば、抵抗Rが6Ω以下の小さな値となる。このことから、抵抗Rを小さくするためには、正極活物質層の密度Daを2.4g/cm3 以下とするのが良いことが判る。
次に、拘束圧Pkを徐々に大きくした場合の抵抗Rの変化(増加具合)について、実施例1〜6及び比較例1〜3で比較すると(図12及び図13参照)、比較例2の抵抗Rの増加が最も小さく、次いで実施例1の抵抗Rの増加が小さかった。次いで実施例2,4の抵抗Rの増加が小さく、次いで実施例3,5,6の抵抗Rの増加が小さく、比較例1,3の抵抗Rの増加が最も大きかった。
これらの結果は、正極板の圧縮弾性率Kaと関係している。即ち、正極板の圧縮弾性率Kaが最も大きい比較例2が、抵抗Rの増加が最も小さいなど、正極板の圧縮弾性率Kaが大きいほど、逆に抵抗Rの増加が小さくなることが判る。圧縮弾性率Kaが大きいほど、拘束圧Pkによって正極活物質層が潰れるをの抑制できるために、この潰れにより正極活物質層の空孔率が低下して抵抗Rが増加するのを抑制できるものと考えられる。前述のように、比較例1,3は、拘束圧Pkを1MPa以上とすると抵抗Rが急激に増加するので、一般的な拘束圧Pkである0.5〜2MPaの範囲において、抵抗Rを6Ω以下の小さな値にするには、圧縮弾性率Kaを70MPa以上にするのが良いことが判る。
また、正極活物質のタップ密度Eaが小さいほど、正極板の圧縮弾性率Kaを高く形成し易い。圧縮弾性率Kaを70MPa以上にするには、正極活物質のタップ密度Eaを1.8g/cm3 以下とするのが好ましい。
(実施形態2)
次いで、第2の実施の形態について説明する。本実施形態2に係る車両700は、上記実施形態1の組電池200を搭載したものであり、図14に示すように、エンジン740、フロントモータ720及びリアモータ730を併用して駆動するハイブリッド自動車である。
具体的には、この車両700は、車体790、エンジン740、これに取り付けられたフロントモータ720、リアモータ730、ケーブル750、インバータ760を備える。更に、この車両700は、前述の組電池200を備え、この組電池200に蓄えられた電気エネルギを、フロントモータ720及びリアモータ730の駆動に利用している。
前述したように、組電池200は、電池出力を高くできるので、この組電池200を搭載する車両700の加速性能などの性能を高くすることができる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態1,2では、正極集電箔122の両主面に正極活物質層123,123を形成した正極板121を例示したが、正極活物質層123は、正極集電箔122の一方の主面にのみ形成することもできる。
また、上記実施形態1,2では、1つの正極板121と1つの負極板131とをセパレータ141を介して扁平状に捲回した捲回型電極体120を例示したが、電極体の形態はこれに限定されない。例えば、複数の正極板と複数の負極板とをセパレータを介して交互に積層した積層型電極体とすることもできる。
また、上記実施形態1,2では、複数のリチウムイオン二次電池100,100,…を互いに当接させて配置しているが、例えば、隣り合うリチウムイオン二次電池100,100同士の間に、放熱板などを介在させることもできる。
100 リチウムイオン二次電池
120 捲回型電極体(電極体)
121 正極板
122 正極集電箔
123 正極活物質層
131 負極板
132 負極集電箔
133 負極活物質層
141 セパレータ
200 組電池
210 拘束部材
211 押圧板
213 拘束ロッド
220 バスバー
700 車両

Claims (3)

  1. 正極板及び負極板をセパレータを介して、扁平状に捲回してなるまたは積層してなる電極体を有する複数のリチウムイオン二次電池と、
    前記電極体をその厚み方向に押圧する形態で、前記リチウムイオン二次電池を拘束する拘束部材と、を備える
    組電池であって、
    前記正極板は、
    正極集電箔と、この正極集電箔上に形成され、正極活物質を含む正極活物質層とを有し、
    この正極板の厚み方向の圧縮弾性率Kaを70MPa以上とし、かつ、前記正極活物質層の密度Daを2.4g/cm3 以下としてなる
    組電池。
  2. 請求項1に記載の組電池であって、
    前記正極活物質層に、タップ密度Eaが1.8g/cm3 以下の正極活物質を用いてなる
    組電池。
  3. 請求項1または請求項2に記載の組電池であって、
    前記正極活物質層に、層状構造を有するリチウム複合酸化物である正極活物質を用いてなる
    組電池。
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