JP5332805B2 - エレベーターの保守システム - Google Patents

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この発明は、エレベーターの保守を効率的に行うための保守システム関するものである。
エレベーターの保守や定期点検、故障修理等(以下、単に「保守」ともいう)を行う保守員は、一般に、PC等を利用した保守ツール(保守端末装置)を携帯し、その保守ツールをエレベーターの各現場に持ち込んで必要な作業を行っている。具体的に、保守員は、上記保守ツールをエレベーターの制御盤に有線接続することにより、エレベーターの保守に必要な動作指令を保守ツールから制御盤に対して送信している(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−56676号公報(図1)
特許文献1に記載されたもののように、保守ツールを制御盤に有線接続してエレベーターの保守を行う場合、保守員は、エレベーターに対する動作指令、即ち保守ツールに対する操作を、制御盤が設置されている機械室等において行わなければならなかった。例えば、複数台のエレベーターが備えられているビルにおいて、保守を行うために特定号機のみを最上階である10階に呼び寄せたい場合、保守員は、機械室で保守ツールから10階呼びを登録し、その後、実際の保守作業を行うために10階の乗場まで移動しなければならなかった。
なお、保守員が保守ツールを携帯しながら保守を行うことができるように、保守ツールと制御盤との間の通信を無線化することも考えられる。しかし、現在の保守ツールは高機能化及び大型化する傾向があり、携帯性に優れないといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、保守端末装置を使用してエレベーターの保守や定期点検、故障修理等を行う場合に、作業性を向上し、保守員の負担を大幅に軽減させることができるエレベーターの保守システム提供することである。
この発明に係るエレベーターの保守システムは、エレベーターの運行制御を司る制御盤と、第1認証プログラム及び第1保守プログラムを備え、エレベーターの保守時に現場に持ち込まれて制御盤に有線接続され、第1保守プログラムが起動している時に制御盤に保守動作指令を送信することにより、エレベーターに対して保守に必要な所定の動作を行わせる保守端末装置と、第2認証プログラム及び第2保守プログラムを備え、保守端末装置との間で無線通信を行い、第2保守プログラムが起動している時に保守動作の開始要求を保守端末装置に送信することにより、その開始要求に応じた保守動作指令を保守端末装置に送信させる携帯型端末装置と、を備え、保守端末装置は、第1表示部と、第1認証プログラムが起動した際に、一定の期間のみ有効な暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、暗号鍵生成手段によって生成された暗号鍵の情報を第1表示部に表示させる暗号鍵表示手段と、を備え、暗号鍵生成手段によって生成された暗号鍵を携帯型端末装置との間で通信を行う際の暗号鍵として設定し、携帯型端末装置は、第1表示部に表示された暗号鍵の情報を読み取るための暗号鍵読取手段と、を備え、第2認証プログラムが起動している時に暗号鍵読取手段によって読み取られた情報に基づいて、保守端末装置との間で無線通信を行う際の暗号鍵を設定するものである。
この発明によれば、エレベーターの保守や定期点検、故障修理等を行う場合に、作業性を向上し、保守員の負担を大幅に軽減させることができるようになる。
エレベーターの保守時の状態を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの保守システムを示す構成図である。 図2に示す保守システムの一機能を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの保守システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの保守システムの動作を示すフローチャートである。 保守ツール側の保守プログラムの具体的な動作例を示すフローチャートである。 保守ツール側の保守プログラムの具体的な動作例を示すフローチャートである。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はエレベーターの保守時の状態を示す図であり、エレベーターの専門技術者である保守員1が、エレベーターの保守や定期点検、故障修理等を行う時の状態を示したものである。なお、図1では、保守対象となるエレベーターのみを表している。
図1において、2はエレベーターの昇降路、3は建物の各階に設けられたエレベーターの乗場である、また、4は昇降路2内を昇降するエレベーターのかご、5はかご4とは互いに逆方向に昇降路2内を昇降するつり合いおもり、6はかご4とつり合いおもり5とを釣瓶式に懸架する主ロープ、7は主ロープ6が巻き掛けられた駆動綱車(図示せず)を回動させてかご4を昇降させる巻上機、8は巻上機7やかご4内機器の制御等、エレベーター全体の運行制御を司る制御盤である。上記巻上機7や制御盤8は、例えば、昇降路2の上方に備えられたエレベーター専用の機械室9に設置されている。
また、保守ツール10(保守端末装置)や携帯型端末11は、エレベーターの保守を行うために、保守員1がエレベーターの現場に持ち込んだものである。即ち、保守員1は、保守ツール10及び携帯型端末11の双方を利用してエレベーターの保守を行う。
以下に、図2乃至図7も参照して、本制御システム(即ち、保守ツール10及び携帯型端末11)の構成や機能、動作について具体的に説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの保守システムを示す構成図、図3は図2に示す保守システムの一機能を説明するための図、図4及び図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの保守システムの動作を示すフローチャート、図6及び図7は保守ツール側の保守プログラムの具体的な動作例を示すフローチャートである。
保守ツール10は、制御盤8に保守動作指令を送信することにより、エレベーターに対して保守に必要な所定の動作を行わせる機能と、携帯型端末11との間で、独自の暗号鍵を用いた無線通信を行う機能とを有している。なお、保守ツール10は、携帯型端末11から保守動作の開始要求を受信すると、その受信内容に応じた保守動作指令を制御盤8に対して送信する。また、その保守動作がエレベーターにおいて終了すると、その旨を携帯型端末11に通知する。なお、保守ツール10は、PC等を利用して構成され、制御ケーブル12によって制御盤8に有線接続されている。
上記機能を実現するため、保守ツール10及び携帯型端末11には、それぞれ、認証プログラムと保守プログラムとが備えられている。
保守ツール10側の認証プログラム(第1認証プログラム)は、携帯型端末11との間で無線通信を行う際に用いられる暗号鍵を設定するためのプログラムであり、保守プログラム(第1保守プログラム)は、携帯型端末11から受信した保守動作の開始要求に応じて、制御盤8に保守動作指令を送信するためのプログラムである。また、携帯型端末11側の認証プログラム(第2認証プログラム)は、保守ツール10との間で無線通信を行う際に用いられる暗号鍵を設定するためのプログラムであり、保守プログラム(第2保守プログラム)は、保守ツール10に対して保守動作の開始要求を送信するためのプログラムである。
なお、図2は上記各プログラムを実行するための具体的構成を示している。図2に示すように、保守ツール10は、表示部13、暗号鍵生成手段14、暗号鍵表示手段15、復号暗号手段16、無線通信手段17、制御手段18により、その要部が構成されている。
表示部13は、文字や図柄等を表示して情報を報知するためのものであり、例えば、液晶ディスプレイ等によって構成される。
暗号鍵生成手段14は、携帯型端末11との間で無線通信を行う際に用いられる暗号鍵を生成する機能を有している。この暗号鍵生成手段14は、例えば、乱数等を利用することにより、電文に付加するための独自の暗号を生成する。
暗号鍵表示手段15は、暗号鍵生成手段14によって生成された暗号鍵を表示部13に表示する機能を有している。例えば、暗号鍵表示手段15は、暗号鍵生成手段14によって暗号鍵が生成されると、先ず、その暗号鍵を二次元バーコードに変換し、その変換した二次元バーコードを表示部13に表示する。
復号暗号手段16は、暗号鍵生成手段14によって生成された暗号鍵を用いて、無線通信時の復号及び暗号化を行う機能を有している。なお、保守ツール10は、無線通信手段17により、Bluetooth(登録商標)や無線LANを用いた一般的な暗号化無線通信を行う。上記復号暗号手段16は、上記一般的な暗号化無線通信に加えて、更に、電文に独自の暗号を付加することにより、携帯型端末11との間で行われる無線通信のセキュリティ性を向上させるためのものである。具体的に、復号暗号手段16は、暗号鍵生成手段14によって生成された暗号鍵を用いて、無線通信手段17から携帯型端末11に送信する内容を暗号化し、その暗号鍵と同じ復号鍵を用いて、携帯型端末11から送信されてきた内容を復号する。
なお、制御手段18は、保守ツール10の各種動作を制御する機能を有している。
一方、携帯型端末11は、表示部19、表示手段20、暗号鍵読取手段21、復号暗号手段22、無線通信手段23、開始要求入力手段24、制御手段25により、その要部が構成されている。
表示部19は、文字や図柄等を表示して情報を報知するためのものであり、例えば、液晶ディスプレイ等によって構成される。なお、表示手段20は、表示部19の表示内容を制御する機能を有している。
暗号鍵読取手段21は、保守ツール10の表示部13に表示された暗号鍵を読み取るための機能を有している。例えば、上記暗号鍵表示手段15によって表示部13に二次元バーコードが表示される場合、暗号鍵読取手段21は、その二次元バーコードを撮影して読み取るコードリーダ等によって構成される。
復号暗号手段22は、暗号鍵読取手段21によって読み取られた暗号鍵を用いて、無線通信時の復号及び暗号化を行う機能を有している。即ち、復号暗号手段22は、暗号鍵読取手段21によって読み取られた暗号鍵を用いて、無線通信手段23から保守ツール10に送信する内容を暗号化し、その暗号鍵と同じ復号鍵を用いて、保守ツール10の無線通信手段17から送信されてきた内容を復号する。
開始要求手段24は、エレベーターに行わせたい動作(保守動作)の開始要求を入力するための手段である。即ち、保守員1がエレベーターに何らかの保守動作を行わせたい場合、所定の開始要求を開始要求入力手段24から入力し、無線通信手段23から保守ツール10に送信する。なお、保守ツール10では、携帯型端末11(無線通信手段23)から上記開始要求を受信することにより、対応する保守動作指令を制御盤8に送信し、保守員1が希望する保守動作をエレベーターに行わせる。
制御手段25は、携帯型端末11の各種動作を制御する機能を有している。
次に、図4及び図5に示す動作フローに基づき、上記構成を有する本保守システムの具体的な動作について説明する。
エレベーターの保守を行う場合、保守員1は、制御盤8が設置されている機械室9に保守ツール10と携帯型端末11とを持ち込み、制御ケーブル12を使用して保守ツール10を制御盤8に有線接続する。そして、エレベーターに対する保守作業を実際に開始する前に、事前準備として、図4に示す暗号鍵の設定フローを行う。なお、この設定フローは、保守ツール10と携帯型端末11との間で、所定期間のみ有効な暗号鍵を設定する(共有する)ために行うものである。
具体的に、保守員1は、先ず、機械室9において保守ツール10を立ち上げ、第1認証プログラムを起動させる(S101)。保守ツール10では、第1認証プログラムが起動されると、乱数等を利用することにより、暗号鍵生成手段14によって暗号鍵を生成する(S102)。また、S102で暗号鍵が生成されると、暗号鍵表示手段15によってその暗号鍵から二次元バーコードが生成され、生成された二次元バーコードが表示部13に表示される(S103、S104)。なお、S102で暗号鍵が生成されると、保守ツール10では、その暗号鍵が、携帯型端末11との間で無線通信を行う際の暗号鍵として設定される。
一方、携帯型端末11では、第2認証プログラムが起動されると(S201)、暗号鍵読取手段21による暗号鍵の読取モード(例えば、カメラによる撮影モード)に移行する。そして、保守ツール10の表示部13に表示された二次元バーコードを暗号鍵読取手段21によって読み取る(撮影する)と(S202)、その読み取った二次元バーコードから暗号鍵が生成され、生成されたその暗号鍵が、保守ツール10との間で無線通信を行う際の暗号鍵として設定される。即ち、上記手順により、保守ツール10と携帯型端末11との間で、同じ暗号鍵を共有することが可能となる(S105、S203)。
そして、保守ツール10では、暗号鍵を共有できたことによって第1認証プログラムを終了する(S106)。なお、この時、保守ツール10では、携帯型端末11から暗号鍵を設定した旨の信号を受けてから、第1認証プログラムを終了するようにしても良い。また、保守ツール10では、第1認証プログラムの終了により第1保守プログラムが起動され、上記開始要求の待ち受け状態に遷移する(S107)。
一方、携帯型端末11でも同様に、共有鍵を共有できたことによって第2認証プログラムを終了する(S204)。そして、携帯型端末11では、第2認証プログラムの終了により第2保守プログラムが起動され、上記開始要求の入力状態に遷移する(S205)。
図4に示す暗号鍵の設定フローが終了し、保守ツール10と携帯型端末11との双方に共有の暗号鍵が設定されると、保守員1は、保守ツール10を制御盤8に有線接続したままの状態で機械室9に残し、携帯型端末11を所持して、保守作業を実際に行う場所(以下、単に「作業場所」という)に移動する。
上記作業場所(例えば、最上階の乗場3)に到着すると、保守員1は、必要に応じて、携帯型端末11から保守ツール10に対して保守動作の開始要求を送信する。なお、この時の携帯型端末11及び保守ツール10間の無線通信には、上記設定フローで設定された暗号鍵が用いられる。そして、保守ツール10では、携帯型端末11から受信した開始要求の内容に応じて、制御盤8に対して保守動作指令を送信し、保守に必要な所定の動作をエレベーターに行わせる。
以下に、上記作業場所に到着した後の操作フローについて、具体的に説明する。
各保守プログラムが起動された状態では、保守ツール10は開始要求の待ち受け状態に、携帯型端末11は開始要求の入力状態に移行している。また、保守ツール10及び携帯型端末11間には、Bluetooth(登録商標)等を用いた一般的な暗号化無線通信が確立されている(S301、S401)。
エレベーターに所定の保守動作を行わせたい場合、保守員1は作業場所まで携帯してきた携帯型端末11を使用し、先ず、第2保守プログラムを操作して、保守動作の開始要求を入力する(S402)。開始要求が入力されると、携帯型端末11では、その入力内容(第2保守プログラムへの操作内容)を上記設定した暗号鍵で暗号化し(S403)、無線通信手段23から保守ツール10に送信する(S404)。
保守ツール10では、上記待ち受け状態の時に携帯型端末11から開始要求を受信すると(S302)、先ず、上記暗号鍵と同じ復号鍵を用いて受信内容を復号し、その復号した内容に応じて、事前に設定しておいた動作を実施する(S303、S304)。
なお、図6及び図7はS304における保守ツール10の具体的な動作を示している。
S303の復号により、第1保守プログラムが携帯型端末11側の入力「1*1*1」を受信した、即ち、保守員1がS402で「1*1*1」を入力した場合(S501)、保守ツール10は、予め登録されている内容に基づき、例えば、エレベーターの呼び登録機能を呼び出し、1号機のエレベーターに1階呼びを登録する(S502、S503)。即ち、第1保守プログラムは、エレベーターの呼び登録機能を呼び出して、1号機のエレベーターに1階呼びを登録するための保守動作指令を、制御盤8に対して送信する。
また、S303の復号により、第1保守プログラムが携帯型端末11側の入力「2*1」を受信した、即ち、保守員1がS402で「2*1」を入力した場合(S601)、保守ツール10は、例えば、エレベーターのかご位置移動機能を呼び出し、1号機のエレベーターを保守モードに変更した後、無人状態を確認してから、そのかご位置を指定位置(例えば、かご4の上に乗り易い位置)まで低速移動させる(S602乃至S605)。即ち、第1保守プログラムは、S602乃至S605に示す動作を行うための保守動作指令を、制御盤8に対して送信する。
そして、保守ツール10では、携帯型端末11からの受信内容に基づく動作がエレベーターにおいて終了すると、その操作結果(即ち、保守員1が第2保守プログラムを操作したことに対する結果)を上記暗号鍵で暗号化し(S305)、無線通信手段17から携帯型端末11に送信する(S306)。
携帯型端末11では、上記操作結果を無線通信手段23で受信すると(S405)、上記暗号鍵と同じ復号鍵を用いて受信内容を復号し、その内容を表示部19に表示させる(S406、S407)。なお、S402乃至S407(S302乃至S306を含む)の一連の動作を繰り返すことにより、エレベーターに対して種々の保守動作を行わせることができる。
そして、エレベーターに対する保守が終了すると、保守員1は、携帯型端末11に対して所定の操作を行い、第2保守プログラムを終了させる(S408)。また、第2保守プログラムが終了されることにより、携帯型端末11は、保守ツール10に対してその旨を送信するとともに、図4のS203で設定した暗号鍵を破棄して、以後の使用を不能にする(S409)。
一方、保守ツール10では、第2保守プログラムが終了した旨を携帯型端末11から受信すると(S307)、図4のS105で設定した暗号鍵を破棄して以後の使用を不能し、第1保守プログラムを終了させる(S308、S309)。
この発明の実施の形態1によれば、エレベーターの保守や定期点検、故障修理等を行う場合に、作業性を向上させ、保守員1の負担を大幅に軽減させることができるようになる。即ち、エレベーターの保守時、高機能化した大型の保守ツール10は、制御盤8に接続した状態のまま機械室9に設置しておくことができ、保守員1は、小型の携帯型端末11のみを所持していれば良い。なお、携帯型端末11は、保守動作の開始指令を送信する機能や保守ツール10から送信されてくる情報の表示機能等を備えていれば良く、小型化及び軽量化が可能である。このため、携帯型端末11は高機能である必要がなく、例えば、手持ちの携帯電話等によって構成することも可能である。
また、保守ツール10と携帯型端末11との間で、短い期間のみ有効な暗号鍵を用いて無線通信が行われるため、エレベーターの保守に必要な種々の情報が外部に漏れる恐れもない。
1 保守員、 2 昇降路、 3 乗場、 4 かご、 5 つり合いおもり、
6 主ロープ、 7 巻上機、 8 制御盤、 9 機械室、 10 保守ツール、
11 携帯型端末、 12 制御ケーブル、 13 表示部、
14 暗号鍵生成手段、 15 暗号鍵表示手段、 16 復号暗号手段、
17 無線通信手段、 18 制御手段、 19 表示部、 20 表示手段、
21 暗号鍵読取手段、 22 復号暗号手段、 23 無線通信手段、
24 開始要求入力手段、 25 制御手段

Claims (4)

  1. エレベーターの運行制御を司る制御盤と、
    第1認証プログラム及び第1保守プログラムを備え、エレベーターの保守時に現場に持ち込まれて前記制御盤に有線接続されるとともに、前記第1保守プログラムが起動している時に前記制御盤に保守動作指令を送信することにより、エレベーターに対して保守に必要な所定の動作を行わせる保守端末装置と、
    第2認証プログラム及び第2保守プログラムを備え、前記保守端末装置との間で無線通信を行うとともに、前記第2保守プログラムが起動している時に前記保守端末装置に保守動作の開始要求を送信することにより、前記保守端末装置にその開始要求に応じた保守動作指令送信させる携帯型端末装置と、
    を備え、
    前記保守端末装置は、
    第1表示部と、
    前記第1認証プログラムが起動した際に、一定の期間のみ有効な暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、
    前記暗号鍵生成手段によって生成された暗号鍵の情報を前記第1表示部に表示させる暗号鍵表示手段と、
    を備え、前記暗号鍵生成手段によって生成された暗号鍵を前記携帯型端末装置との間で通信を行う際の暗号鍵として設定し、
    前記携帯型端末装置は、
    前記第1表示部に表示された暗号鍵の情報を読み取るための暗号鍵読取手段と、
    を備え、前記第2認証プログラムが起動している時に前記暗号鍵読取手段によって読み取られた情報に基づいて、前記保守端末装置との間で無線通信を行う際の暗号鍵を設定する
    ことを特徴とするエレベーターの保守システム。
  2. 前記携帯型端末装置は、文字等を表示して情報を報知する第表示部を備え、
    前記保守端末装置は、前記携帯型端末装置からの開始要求に対応する保守動作がエレベーターにおいて終了すると、その旨を前記携帯型端末装置に送信して前記第表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの保守システム。
  3. 前記第1保守プログラムは、前記携帯型端末装置との間で通信を行う際の暗号鍵が設定された後に起動され
    前記第2保守プログラムは、前記保守端末装置との間で無線通信を行う際の暗号鍵が設定された後に起動される
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの保守システム。
  4. 前記暗号鍵表示手段は、暗号鍵の情報として二次元バーコードを前記第1表示部に表示させ、
    前記暗号鍵読取手段は、前記第1表示部に表示された二次元バーコードを撮影する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベーターの保守システム。
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