JP2010228907A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. エレベーターの運行制御を司る制御盤と、
   エレベーターの保守時に現場に持ち込まれて前記制御盤に有線接続され、前記制御盤に保守動作指令を送信することにより、エレベーターに対して保守に必要な所定の動作を行わせる保守端末装置と、
   前記保守端末装置との間で無線通信を行う携帯型端末装置と、
   を備え、
   前記保守端末装置は、前記携帯型端末装置から保守動作の開始要求を受信すると、その受信内容に応じた保守動作指令を前記制御盤に送信することを特徴とするエレベーターの保守システム。
2. 前記携帯型端末装置は、文字等を表示して情報を報知する第１表示部を備え、
   前記保守端末装置は、前記携帯型端末装置からの開始要求に対応する保守動作がエレベーターにおいて終了すると、その旨を前記携帯型端末装置に送信して前記第１表示部に表示させる
   ことを特徴とする請求項１に記載のエレベーターの保守システム。
3. 前記保守端末装置は、
   前記携帯型端末装置と無線通信を行う際に用いる暗号鍵を設定するための第１認証プログラムと、
   前記携帯型端末装置から受信した保守動作の開始要求に応じて、前記制御盤に保守動作指令を送信するための第１保守プログラムと、
   を備え、
   前記第１保守プログラムは、前記第１認証プログラムが起動されて暗号鍵が設定された後に起動されることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のエレベーターの保守システム。
4. 前記携帯型端末装置は、
   前記保守端末装置と無線通信を行う際に用いる暗号鍵を設定するための第２認証プログラムと、
   前記保守端末装置に保守動作の開始要求を送信するための第２保守プログラムと、
   を備え、
   前記第２保守プログラムは、前記第２認証プログラムが起動されて暗号鍵が設定された後に起動されることを特徴とする請求項３に記載のエレベーターの保守システム。
5. エレベーターの制御盤に保守動作指令を送信するための保守端末装置を、エレベーターの保守時に現場に持ち込んで前記制御盤に有線接続するステップと、
   無線通信を行う前記保守端末装置と所定の携帯型端末装置との間で、所定期間のみ有効な暗号鍵を設定するステップと、
   前記設定した暗号鍵を用いて無線通信を行い、前記携帯型端末装置から前記保守端末装置に保守動作の開始要求を送信するステップと、
   を備え、
   前記保守端末装置は、前記携帯型端末装置から受信した保守動作の開始要求の内容に応じて、前記制御盤に対して保守動作指令を送信し、保守に必要な所定の動作をエレベーターに行わせることを特徴とするエレベーターの保守方法。
6. エレベーターの保守時に現場に持ち込まれてエレベーターの制御盤に有線接続されるとともに、前記制御盤に保守動作指令を送信することにより、エレベーターに対して保守に必要な所定の動作を行わせるエレベーターの保守端末装置であって、
   所定の携帯型端末装置と無線通信を行う際に用いる暗号鍵を設定するための認証プログラムと、
   前記認証プログラムが起動されて暗号鍵が設定された後に起動される保守プログラムと、
   を備え、
   前記保守プログラムの起動中に前記携帯型端末装置から保守動作の開始要求を受信すると、その受信内容に応じた保守動作指令を前記制御盤に送信することを特徴とするエレベーターの保守端末装置。