JP5331843B2 - 電動オイルポンプの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータを動力源とする電動オイルポンプの制御装置に関する。
電動オイルポンプの空回りを判定する方法として、ポンプ作動中のモータ電流を用いるものが存在する。具体的には、ポンプ作動中にモータ電流(例えば、その駆動指令値)を検出し、これが所定値よりも小さい場合に、上記空回りの発生を判定するものである(下記特許文献1)。
特開2009−299665号公報
しかし、油圧系配管が大気開放されていたり、潤滑又は冷却を目的としていたりする場合等、ポンプ抵抗が小さい電動オイルポンプでは、温度の上昇によるオイル粘性の低下によってポンプ抵抗が減少し、正常時と空回り発生時とのポンプ負荷(モータ電流)の差が縮小することで、生じた負荷の減少が空回りによるものなのか、オイル粘性の低下によるものなのか判断が困難となる場合がある。
本発明は、このような問題を考慮し、電動オイルポンプの負荷に基づく判定が困難となる領域においても空回りの発生を容易に判定可能とすることを目的とする。
本発明は、空回りの発生を判定するために電動オイルポンプの回転数を意図的に上昇させることによって上記目的を達成する。本発明に係る電動オイルポンプの制御装置は、電動モータを動力源としてオイルを供給する電動オイルポンプの制御装置であって、その一形態において、前記電動オイルポンプの作動要求に応じた要求回転数よりも高い判定用目標回転数を設定し、前記電動オイルポンプの回転数を設定した判定用目標回転数にするための前記電動モータの制御を実行する判定時制御手段と、前記電動モータの制御を実行している間の前記電動オイルポンプの負荷を、ポンプ負荷として検出するポンプ負荷検出手段と、前記ポンプ負荷検出手段が検出したポンプ負荷に基づいて前記電動オイルポンプにおける空回りの発生を判定する空回り判定手段と、前記空回り判定手段による判定結果に応じた制御信号を出力する制御信号出力手段と、を備える。
本発明によれば、判定用目標回転数を設定して電動オイルポンプの回転数を上昇させることで、正常時と空回り発生時とのポンプ負荷の差を拡大させることができるので、オイル粘性が低下する領域においてもポンプ負荷によって空回りの発生を容易に判定することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る電動オイルポンプの制御装置を備えた車両用変速システムの構成図 同上制御装置が実行する空回り判定ルーチンのフローチャート 同上空回り判定ルーチンにおける目標回転数演算処理の流れを示すフローチャート 同上空回り判定ルーチンにおける診断開始判定処理の流れを示すフローチャート ポンプ作動要求検知処理の流れを示すフローチャート 相電流減少検知処理の流れを示すフローチャート ハンチング検知処理の流れを示すフローチャート 相電流エッジカウント処理の流れを示すフローチャート 目標回転数のオイル温度に対する変化の概略を示す説明図 ブラシレスモータの実際の回転数、ならびに正常時及び空回り発生時における相電流の変化の一例を示す説明図 本発明の他の実施形態に係る電動オイルポンプの制御装置を備えた車両用変速システムの構成図
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動オイルポンプ7の制御装置4を備えた車両用変速システムの構成図である。
本実施形態において、内燃機関(以下「エンジン」という)1は、自走車両の駆動源を構成しており、クランクシャフトは、発進クラッチ2及び車両の前進及び後退を切り換えるための図示しない前後進切換機構を介して無段変速機3に接続している。
発進クラッチ2は、本実施形態において湿式の多板クラッチ(図1は、説明の便宜上一対のクラッチプレートのみを示す)であって、車両発進時にオイルの供給を受けて入力側及び出力側のクラッチプレート2a,2bが締結し、エンジン1の出力トルクを無段変速機3に伝達させる。
無段変速機3は、プライマリプーリ31及びセカンダリプーリ32と、これらのプーリ31,32の間に掛け渡されたベルト33とからなり、プライマリプーリ31が受けたエンジントルクをベルト33を介してセカンダリプーリ32に伝え、車両駆動輪に繋がる軸部材を回転させる。無段変速機3の変速比は、各プーリ31,32へのオイルの供給圧力を調節することで変化させることが可能である。具体的には、それぞれのプーリ31,32においてオイル供給によって可動円錐板を軸方向に移動させることで、各プーリ31,32におけるベルト接触位置での半径を調節し、両プーリ31,32の回転比を変化させる。
コントロールユニット4は、本実施形態において「電動オイルポンプの制御装置」を構成し、「判定時制御手段」、「ポンプ負荷検出手段」、「空回り判定手段」、「制御信号出力手段」及び「オイル温度検出手段」としての機能を実現する。コントロールユニット4は、マイクロコンピュータを内蔵しており、車両の運転状態を示す各種のセンサ出力信号を入力して、これらのセンサ出力信号に基づいて発進及び変速制御信号を演算し、演算した制御信号を調圧装置5に出力する。
調圧装置5は、発進及び変速制御信号を入力し、これをもとにオイルポンプ6,7の吐出圧力を変速システム各部への目標供給圧力に調整して、調圧後のオイルを発進クラッチ2及び無段変速機3に供給する。
本実施形態に係るオイルポンプシステムは、エンジン1の出力トルクを受けて作動する機械駆動式ポンプ(機械オイルポンプ)6と、電源を有する電気駆動式ポンプ(電動オイルポンプ)7とを組み合わせて構成されている。電動オイルポンプ7は、機械オイルポンプ6をバイパスするオイル通路に介装されており、電動モータ(本実施形態では、ブラシレスモータ)71を動力源としている。機械オイルポンプ6及び電動オイルポンプ7は、同時又は個別に動作可能であり、図示しない変速機ハウジングに取り付けられたオイルパン8からオイルを汲み上げ、これを調圧装置5に供給する。本実施形態では、電動オイルポンプ7が設けられているオイル通路に逆止弁9を設置しており、この逆止弁9により、機械オイルポンプ6が汲み上げた高圧のオイルが電動オイルポンプ7側の通路に流入するのを防止している。
ここで、本実施形態では、エンジン1に関してアイドルストップ・スタート制御を実行し、アイドルストップ中に発進クラッチ2及び無段変速機3に電動オイルポンプ7によってオイルを供給し続けることで、アイドルストップ後の再発進に際して駆動輪へのトルク伝達を滑らかにし、エンジン1の再始動直後における機械オイルポンプ6の吐出圧力不足に起因するトルクショックの発生を抑制する。
このように、コントロールユニット4は、主に車両の発進及び変速制御を実行するものであるが、本実施形態ではこれに加えて、電動オイルポンプ7の作動中にその空回りの発生を判定し、空回りの発生を検知した場合に、運転者に対して警告を表示するとともに、アイドルストップ・スタート制御の実行を禁止する。表示装置21は、コントロールユニット4からの制御信号を受け、電動オイルポンプ7に空回りが発生していることを示す警告を表示する。以下に、電動オイルポンプ7の空回りを判定する制御(空回り判定ルーチン)について説明する。電動オイルポンプ7の空回りは、オイルパン8内の油量の減少、オイル通路への気泡の混入又は油圧系配管の接続不良部からのオイル漏れ等によって発生する。本実施形態では、判定すべき空回りとして、少なくともこれらの事象に起因する空回りを想定する。
図2は、本実施形態に係る空回り判定ルーチンのフローチャートである。このルーチンは、コントロールユニット4によって所定時間毎に実行される。
S101では、電動オイルポンプ7の作動要求があったか否かを判定する。ポンプ作動要求があった場合は、S102へ進み、それ以外の場合は、S113へ進む。
S102では、オイル温度Toilを読み込む。本実施形態において、オイル温度Toilは、オイルパン8に設けられた温度センサ11によって検出する。このステップでの処理が「オイル温度検出手段」としての機能を実現する。
S103では、電動オイルポンプ7の目標回転数tNsetを演算し、電動オイルポンプ7の実際の回転数Nを演算した目標回転数tNsetとするように、回転数のフィードバック制御を実行する。目標回転数tNsetは、図3に示す目標回転数演算処理によって演算する。
S104では、空回り判定開始フラグFstrが1に設定されているか否かを判定する。1に設定されている場合は、S105へ進み、それ以外の場合は、S113へ進む。空回り判定開始フラッグFstrは、図4〜8に示す処理(診断開始判定処理)によって設定する。
S105では、電動オイルポンプ7の実際の回転数Nを検出し、目標回転数tNsetと検出した回転数Nとの差が所定値SLn1以下であり、且つオイル温度Toilが所定値T1以下であるか否かを判定する。これらの条件が満たされた場合、即ちオイルが低温状態にある環境において電動オイルポンプ7の回転数Nが目標回転数tNsetに追従している場合は、S106へ進み、満たされない場合は、S108へ進む。
S106では、第1のタイマTIM1をカウントアップする(例えば、TIM1=TIM1+1)。
S107では、カウントアップ後のタイマTIM1が所定値SLt1に達しているか否かを判定する。達している場合は、S111へ進み、達していない場合は、このルーチンをリターンする。
S108では、電動オイルポンプ7を駆動するブラシレスモータ71の相電流Iiを検出し、検出した相電流(具体的には、相電流フィルタ値)Iiが所定値SLi1以下であるか否かを判定する。所定値SLi1以下である場合、即ちオイルが上記所定値T1よりも大きな値の温度にある環境において電動オイルポンプ7の負荷(ポンプ負荷)が所定値SLi1によって下限が定められる範囲を超えて減少した場合は、S109へ進み、それ以外の場合は、S113へ進む。本実施形態において、相電流フィルタ値Iiは、電流センサによって測定したブラシレスモータ71の相電流に一次フィルタ等の処理を施して得られる値である。相電流フィルタ値Iiは、ブラシレスモータ71に対する駆動指令値(電流指令値)で代用することも可能である。このステップでの処理が「ポンプ負荷検出手段」及び「空回り判定手段」としての機能を実現する。
S109では、第2のタイマTIM2をカウントアップする(例えば、TIM2=TIM2+1)。
S110では、カウントアップ後のタイマTIM2が所定値SLt2に達しているか否かを判定する。達している場合は、S111へ進み、達していない場合は、このルーチンをリターンする。ここで、S105〜107の処理とS108〜110の処理との順序を入れ替え、オイル温度Toilが所定値T1よりも高温側の領域にあり且つ相電流Iiが所定値SLi1以下であるか否かを先に判定し、この判定結果が否である場合に、上記回転数の差(=tNset−N)が所定値SLn1以下であるか否かを判定するようにしてもよい。
S111では、空回り判定確定フラグFjdgを1に設定し、電動オイルポンプ7に空回りが発生しているとの判定を確定する。コントロールユニット4は、この判断を受けて、表示装置21に対して警告表示信号を出力するとともに、図示しないエンジンコントロールユニットに対してアイドルストップ・スタート制御の実行を禁止するための制御信号を出力する。エンジンコントロールユニットは、エンジン1のアイドルストップ・スタート制御を実行する機能を有しており、コントロールユニット4からの上記制御信号を受けて、アイドルストップ・スタート制御の実行を保留する。このステップでの処理が「制御信号出力手段」としての機能を実現する。
S112では、空回り判定開始フラグFstrをリセットする(Fstr=0)。
S113では、第1及び第2のタイマTIM1,TIM2を夫々リセットする(TIM1=0,TIM2=0)。
図3は、目標回転数演算処理の流れを示すフローチャートである。
S201では、診断開始判定処理を実行し、空回り発生の疑い(又は前兆)がある場合に空回り判定開始フラグFstrを1に設定する。診断開始判定処理は、図4及び図5〜8のフローチャートに示す流れに従って行う。
S202では、空回り判定開始フラグFstrが1であるか否かを判定する。1である場合は、S203へ進み、それ以外の場合は、S205へ進む。
S203では、電動オイルポンプ7の目標回転数tNsetを判定用目標回転数に設定する。本実施形態において、判定用目標回転数は、オイル温度Toilに基づいて設定され、図9に示すように、温度想定域全体を通じた傾向としてオイル温度Toilの上昇に対して増大させて設定されるが、T1以下の低温域とT2以上の高温域とでは、これら以外の中間域(T1〜T2)と比較してより大きな値に設定される。具体的には、判定用目標回転数は、T1以下の低温域では、ブラシレスモータ71に関する作動制限の観点から電動オイルポンプ7について実用上許容される範囲(制御許容域)の上限値LMTnを超える値に設定される一方、T2以上の高温域では上限値LMTn以下の制御許容域の範囲内で設定される。本実施形態において、低温域について設定される判定用目標回転数は、ブラシレスモータ71の定格から定まる最大回転数である。これに対し、中間域(T1〜T2)では、電動オイルポンプ7の作動要求に応じた回転数(下に述べる要求回転数)tNreqに設定される。このステップでの処理及び先に述べたS103での処理(回転数のフィードバック制御)が「判定時制御手段」としての機能を実現する。
S204では、第3のタイマTIM3をカウントアップする(例えば、TIM3=TIM3+1)。
S205では、電動オイルポンプ7の目標回転数tNsetを、電動オイルポンプ7の作動要求に応じた回転数(要求回転数tNreq)に設定する。本実施形態において、要求回転数tNreqは、図9に二点鎖線で示すように、オイル温度Toilの上昇に応じて線形的に増加設定される。
S206では、第3のタイマTIM3をリセットする(TIM3=0)。
S207では、カウントアップ後のタイマTIM3が所定値SLt3に達しているか否かを判定する。達している場合は、S208へ進み、達していない場合は、このルーチンをリターンする。
S208では、空回り判定開始ルーチンFstrをリセットする(Fstr=0)。
S209では、電動オイルポンプ7の目標回転数tNsetを要求回転数tNreqに設定する。これにより、所定値SLt3によって定められる時間内に空回りの発生を検知しない場合は、電動オイルポンプ7の回転数を要求回転数tNreqに低下させることで、大きな負荷が掛かり続けることによるブラシレスモータ71の過剰な発熱を防止するのである。
S210では、第3のタイマTIM3をリセットする(TIM3=0)。
図4は、診断開始判定処理の流れを示すフローチャートである。
S301では、図5のフローチャートに示す流れに従ってポンプ作動要求検知処理を実行する。
S302では、図6のフローチャートに示す流れに従って相電流減少検知処理を実行する。
S303では、図7及び8のフローチャートに示す流れに従ってハンチング検知処理を実行する。
このように、本実施形態では、電動オイルポンプ7の作動要求が発生した場合及び電動オイルポンプ7の作動中に空回りの発生した疑い(又は前兆)のある場合に、空回りの判定を実行するが、所定時間毎に行うなど、定期的にこれを実行するようにしてもよい。
図5は、ポンプ作動要求発生検知処理の流れを示すフローチャートである。
S401では、電動オイルポンプ7の目標回転数tNset(判定開始前であるので、要求回転数tNreq)が増加しているか否かを判定する。例えば、現在の目標回転数tNsetと前回の(即ち1処理実行前のルーチンにおける)目標回転数tNsetn−1との差(=tNset−tNsetn−1)が所定値よりも大きいか否かを判定する。増加している場合は、S402へ進み、それ以外の場合は、診断開始判定処理の基本的な流れを示す図4のルーチン(以下「判定基本ルーチン」という)にリターンする。
S402では、前回の目標回転数tNsetn−1が0であるか否かを判定する。0である場合は、S403へ進み、それ以外の場合は、判定基本ルーチンにリターンする。
S403では、空回り判定開始フラグFstrを1に設定する。
図6は、相電流減少検知処理の流れを示すフローチャートである。
S501では、電動オイルポンプ7の目標回転数tNset(要求回転数tNreq)が一定であるか否かを判定する。例えば、現在の目標回転数tNsetと所定時間前の目標回転数tNsetn−mとの差の絶対値(=|tNset−tNsetn−m|)を計算し、これが所定値以下であるか否かを判定する。一定である場合は、S502へ進み、それ以外の場合は、判定基本ルーチンにリターンする。
S502では、現在の目標回転数tNsetが0よりも大きいか否かを判定する。0よりも大きい場合は、S503へ進み、それ以外の場合は、判定基本ルーチンにリターンする。
S503では、ブラシレスモータ71の相電流Iiが減少したか否かを判定する。相電流Iiの減少は、例えば、現在の相電流フィルタ値Iiが所定時間前の相電流フィルタ値Iin−mよりも所定値以上減少したことをもって判定する。減少した場合は、S504へ進み、それ以外の場合は、判定基本ルーチンにリターンする。このように、本実施形態では、相電流Iiを用いて空回り発生の疑いを判定するが、ポンプ負荷の減少を回転数制御のフィードバック補正量の変動によって検出し、フィードバック補正量が所定値を上回ったことをもってその疑いがあるとしてもよい。
S504では、空回り判定開始フラグFstrを1に設定する。
図7は、ハンチング検知処理の流れを示すフローチャートである。
S601では、ポンプ作動要求があったか否かを判定する。ポンプ作動要求があった場合は、S602へ進み、それ以外の場合は、S603へ進む。
S602では、第4のタイマTIM4をカウントアップする(例えば、TIM4=TIM4+1)。
S603では、第4のタイマTIM4をリセットする(TIM4=0)。
S604では、相電流エッジカウンタCNTをリセットする(CNT=0)。
S605では、カウントアップ後のタイマTIM4が所定値SLt4に達しているか否かを判定する。達している場合は、S606へ進み、達していない場合は、判定基本ルーチンにリターンする。
S606では、電動オイルポンプ7の相電流Iiを読み込む。
S607では、図8のフローチャートに示す流れに従って相電流エッジ判定処理を実行する。
S608では、第5のタイマTIM5をカウントアップする(例えば、TIM5=TIM5+1)。
S609では、カウントアップ後のタイマTIM5が所定値SLt5に達しているか否かを判定する。達している場合は、S610へ進み、達していない場合(換言すれば、ポンプ作動要求の発生から所定値SLt5によって定められる時間内にある場合)は、S612へ進む。
S610では、相電流エッジカウンタCNTをリセットする(CNT=0)。
S611では、第5のタイマTIM5をリセットする(TIM5=0)。
S612では、相電流エッジカウンタCNTが所定値SLc1に達しているか否かを判定する。達している場合は、S613へ進み、達していない場合は、判定基本ルーチンにリターンする。ポンプ作動要求の発生から所定時間内に所定値SLc1以上の回数に亘って相電流レベルフラグH,Lの切り換えが生じた場合に、ハンチングが発生していると判断するのである。相電流Iiのハンチングは、主にオイル通路への気泡の混入による圧力脈動に起因して生じ得るものである。従って、ハンチングの検知から、気泡の混入による空回り発生の疑いを判定することができる。
S613では、空回り判定開始フラグFstrを1に設定する。
図8は、相電流エッジカウント処理の流れを示すフローチャートである。
S701では、相電流Iiが上限側のレベル閾値(以下「高レベル閾値」という)よりも大きいか否かを判定する。高レベル閾値よりも大きい場合は、S702へ進み、それ以外の場合は、S703へ進む。
S702では、相電流レベルフラグを、高レベルを示す値Hに設定する。
S703では、相電流Iiが下限側のレベル閾値(以下「低レベル閾値」という)よりも小さいか否かを判定する。低レベル閾値よりも小さい場合は、S704へ進み、それ以外の場合は、S705へ進む。
S704では、相電流レベルフラグを、低レベルを示す値Lに設定する。
S705では、前回と今回とで相電流レベルフラグに変化が生じたか否かを判定する。変化が生じた場合は、S706へ進み、生じていない場合は、判定基本ルーチンにリターンする。
S706では、相電流エッジカウンタCNTを所定値(例えば、1)だけインクリメントする。
図10は、ブラシレスモータ71の実際の回転数N及び相電流Iiの、正常時及び空回り発生時における変化の一例を示す説明図である。以下に図10を参照しつつ、本実施形態によって得られる効果について、本実施形態の作用とともに説明する。同図中、回転数N及び相電流Iiの双方について、正常時のものを太い実線(Nnrm,Inrm)で、空回り発生時のものをこれよりも細い実線(Nidl,Iidl)で示す。
本実施形態では、図9に示すように、電動オイルポンプ7の目標回転数tNsetを、空回り判定の実施に際して、T1以下の低温域では上限回転数LMTnを超える値に設定する一方、T2以上の高温域では上限回転数LMTn以下の制御許容域の範囲内で設定し、これら以外の中間域では電動オイルポンプ7の作動要求に応じた値(要求回転数tNreq)に設定した。
このような設定により、中間域において消費電力を増大させることなく空回りの発生を判定することができることに加え、低温域及び高温域でも容易に空回りの発生を判定することが可能となる。そして、中間域に限らず、低温域及び高温域でも空回りの判定が可能であることで、空回りをその発生後速やかに検知して、油量又は油圧不足に起因する問題を回避するための措置を講ずることが可能となる。例えば、本実施形態では、発進クラッチ2及び無段変速機3における油圧不足による動作不良や、オイルの供給不足に対して不足分を補う増出力制御を行う場合の、電動オイルポンプ7及びブラシレスモータ71に対する過大な駆動要求の印加を回避することが可能である。電動オイルポンプ7等に対する駆動要求が過大となった場合は、電動オイルポンプ7及びブラシレスモータ71が過回転を生じ、これによって電動オイルポンプ7等において過剰な発熱が生じたり、ポンプ異常に関して誤った診断を下したりするおそれがある。以上に加え、後に述べるように電動オイルポンプ7が汲み上げるオイルによって摺動部の潤滑及び冷却を行う場合は、オイルの供給不足による焼き付きを回避することが可能となる。
図10を参照すると、T1以下の低温域では、オイル粘性の増大によるポンプ抵抗(オイルの粘性摩擦抵抗)の増大に対してブラシレスモータ71に関する作動制限の観点から相電流Ii(Inrm)の増大が抑えられるため、正常時と空回り発生時との相電流Iiの差(=Inrm−Iidl)が縮小し、相電流Iiに基づく判定が困難となる。ここで、目標回転数tNsetを制御許容域を超えて大幅に増大させることで、空回りが発生していない正常時には、相電流Inrmがその上限値に達し、これによって電動オイルポンプ7の回転数Nnrmが目標回転数tNsetに追従せず、目標回転数tNsetとの差が拡大する。他方で、空回り発生時には、相電流Iidlが上限値に到達せず、作動制限が働かないことから、電動オイルポンプ7の回転数Nidlが目標回転数tNsetに追従して変化する。従って、低温域では、目標回転数tNsetの増大に対する実際の回転数Nの変動を監視することで、空回りの発生を容易に判定することができる。
これに対し、T2以上の高温域では、オイル粘性の低下によってポンプ抵抗が減少することから、正常時と空回り発生時との相電流Iiの差が縮小し、相電流Iiに基づく判定が困難となる。ここで、ポンプ部クリアランスが大きく、同一回転数に対するオイル吐出流量が少ない電動オイルポンプ7では、この傾向が顕著である。具体的には、ポンプ部クリアランスが大きい電動オイルポンプ7では、空回りが生じていないとしてもポンプ吐出流量が少ない分、相電流Irefが比較的小さくなるため、ポンプ部クリアランスは小さいものの空回りが発生しているポンプ(相電流Iidl)との区別が困難となるのである。本実施形態によれば、空回りの判定に際して目標回転数tNsetを要求回転数tNreqよりも増大させて、電動オイルポンプ7の回転数Nを意図的に上昇させることで、正常時と空回り発生時との相電流Iiの差(=Inrm−Iidl)を拡大させ、空回りの発生を相電流Iiによって判定することができる。
中間域では、オイル粘性の影響も顕著ではなく、正常時と空回り発生時との間で相電流Inrm,Iidlにおいて判定にとって充分な差が生じるため、要求回転数tNreqで電動オイルポンプ7を作動させた場合のブラシレスモータ71の相電流Iiが所定値SLi1よりも大きいか小さいかで、空回りの発生を判定することが可能である。
当然のことながら、空回りの発生を判定するための所定値SLn1,SLi1は、いずれもオイル温度Toilに応じて最適な値に設定するのが好ましい。そして、相電流Iiによって判定する場合に、所定値SLi1は、オイル温度Toilの上昇に対して減少傾向をもって設定するとともに、T2よりも低温側の領域とこれよりも高温側の領域とのそれぞれについて、正常時と空回り発生時との相電流Inrm,Iidlを区別可能なように適合させるとよい。
以上の説明では、機械オイルポンプ6をバイパスするオイル通路に電動オイルポンプ7を設置し、電動オイルポンプ7によって発進クラッチ2の締結油圧を形成する場合について述べたが、これに限らず、機械オイルポンプ6と電動オイルポンプ7とを独立のオイル通路に設置する場合に適用することも可能である。例えば、図11に示す車両用変速システムは、機械オイルポンプ6によって発進クラッチ2の締結油圧及び無段変速機3の変速油圧を形成する第1の油圧系とは独立に、発進クラッチ2等の潤滑及び冷却用の第2の油圧系を配設し、この第2の油圧系に電動オイルポンプ7を設置したものである。オイル粘性が増大する低温域(Toil≦T1)では、空回りの判定に際して電動オイルポンプ7の目標回転数tNsetを制御許容域を超えて増大させることで、通常時と空回り発生時との回転数Nの差(=Nnrm−Nidl)を拡大させ、回転数Nによって判定する一方、オイル粘性が低下する高温域(Toil≧T2)では、目標回転数tNsetを要求回転数tNreqよりも上昇させることで、正常時と空回り発生時との相電流Iiの差(=Inrm−Iidl)を拡大させ、相電流Iiによって判定することができる。このように、要求回転数のもとでのポンプ負荷に基づく判定が困難となる低温域及び高温域でも空回りの判定が可能であることで、空回りをその発生後、中間域への移行を待たずに検知し、摺動部へのオイルの供給不良に起因する問題を回避するための措置を講ずることが可能となる。例えば、空回りの発生を判定した場合に、アイドルストップ・スタート制御の実行を禁止することで、潤滑及び冷却不足条件のもとでのアイドルストップの実施を回避し、発進クラッチ2における焼き付きを防止することができる。
また、クラッチ等に代表される摩擦性継手要素に限らず、潤滑若しくは冷却、又はその双方を必要とする各種の摺動部、発熱部にオイルを供給する電動オイルポンプに適用することが可能である。
更に、以上の説明では、低温域及び高温域の双方において要求回転数tNreqよりも高い判定用目標回転数を設定する場合について述べたが、オイルの温度使用域が狭い場合は、空回り判定のために目標回転数tNsetを上昇させる領域を低温域及び高温域のうちいずれか一方のみとし、それ以外の領域(低温域を除く比較的高温側の領域又は高温域を除く比較的低温側の領域)では要求回転数tNreqのもとでの相電流Iiの減少を監視することによって判定してもよい。なお、実際の適用では、回転数Nに基づく判定と相電流Iiに基づく判定とのいずれによっても可能な(誤診断のない)領域が存在する場合も想定されるが、そのような場合は、いずれの判定方法によってもよいし、その領域に判定方法を切り換えるための中間点を設定してもよい。
更に、以上の説明では、空回り判定の実施に際して、T2以上の高温域と中間域(T1〜T2)とで判定用目標回転数を切り換え、中間域では判定用目標回転数に要求回転数tNreqを設定する一方、高温域では要求回転数tNreqよりも高い判定用目標回転数を設定した。しかし、これに限らず、空回りの発生をポンプ負荷によって判定する領域(例えば、T1よりも高温側の領域)全体に亘って要求回転数tNreqよりも高い判定用目標回転数を設定してもよい(図9に示す点線を参照)。
更に、電動オイルポンプ7を組み付け、又は修理若しくは交換した場合は、その後初めての電源投入に際して電動オイルポンプ7が所定回数に亘って回転し、オイルがポンプ内部及び配管等に充填されるまで、空回りの判定を禁止するようにしてもよい。これにより、組み付け等の後、空状態での誤判定を防止することができる。
以上で述べた実施形態の説明から把握し得る、請求項記載のもの以外の技術的思想について、以下に記載する。
追加第1の形態において、電動オイルポンプの制御装置は、前記電動オイルポンプの作動要求に応じた要求回転数よりも高い判定用目標回転数を設定し、前記電動オイルポンプの回転数を前記判定用目標回転数にするための前記電動モータの制御を実行する判定時制御手段と、前記電動モータの制御を実行している間の前記電動オイルポンプの作動状態を検出するポンプ作動状態検出手段と、前記ポンプ作動状態検出手段が検出した作動状態検出値に基づいて前記電動オイルポンプにおける空回りの発生を判定する空回り判定手段と、前記空回り判定手段による判定結果に応じた制御信号を出力する制御信号出力手段と、を含んで構成される電動オイルポンプの制御装置である。
ここに、図3に示すフローチャートのS203の処理及び図2に示すフローチャートのS103の処理が「判定時制御手段」としての機能を実現し、図2に示すフローチャートのS105及び108の処理が「ポンプ作動状態検出手段」及び「空回り判定手段」としての機能を実現し、図2に示すフローチャートのS111の処理が「制御信号出力手段」としての機能を実現する。
前記電動オイルポンプの作動状態は、前記電動モータの制御を実行している間の前記電動オイルポンプの実際の回転数であってよく、ここに、前記判定時制御手段は、前記オイルが低温状態にある場合とそれ以外の場合とで前記判定用目標回転数を切り換え、低温状態にある場合にのみ前記要求回転数よりも高い判定用目標回転数を設定するものであるとよい。
前記電動オイルポンプの作動状態は、前記電動モータの制御を実行している間の前記電動オイルポンプの負荷であってよく、ここに、前記判定時制御手段は、前記オイルが高温状態にある場合とそれ以外の場合とで前記判定用目標回転数を切り換え、高温状態にある場合にのみ前記要求回転数よりも高い判定用目標回転数を設定するものであるとよい。
追加第2の形態において、電動オイルポンプの制御装置は、前記電動オイルポンプの作動要求に応じた要求回転数よりも高い判定用目標回転数を設定し、前記電動オイルポンプの回転数を前記判定用目標回転数にするための前記電動モータの制御を実行する判定時制御手段と、前記オイルの温度が第1の温度よりも低い第1の領域において、前記電動モータの制御を実行している間の前記電動オイルポンプの実際の回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段が検出した回転数に基づいて、前記第1の領域における前記電動オイルポンプでの空回りの発生を判定する第1の空回り判定手段と、前記オイルの温度が第2の温度よりも高い第2の領域において、前記電動モータの制御を実行している間の前記電動オイルポンプの負荷を、ポンプ負荷として検出するポンプ負荷検出手段と、前記ポンプ負荷検出手段が検出したポンプ負荷に基づいて、前記第2の領域における前記電動オイルポンプでの空回りの発生を判定する第2の空回り判定手段と、前記第1及び第2の空回り判定手段による判定結果に応じた制御信号を出力する制御信号出力手段と、を含んで構成される電動オイルポンプの制御装置である。
ここに、図3に示すフローチャートのS203の処理及び図2に示すフローチャートのS103の処理が「判定時制御手段」としての機能を実現し、図2に示すフローチャートのS105の処理が「回転数検出手段」及び「第1の空回り判定手段」としての機能を実現し、図2に示すフローチャートのS108の処理が「ポンプ負荷検出手段」及び「第2の空回り判定手段」としての機能を実現し、図2に示すフローチャートのS111の処理が「制御信号出力手段」としての機能を実現する。図9に示す所定値T1以下の領域が「第1の領域」に相当し、所定値T2以上の領域が「第2の領域」に相当する。
前記電動オイルポンプの制御装置は、前記オイルの温度を検出するオイル温度検出手段を更に備え、前記判定時制御手段は、前記オイル温度検出手段が検出したオイル温度に基づいて前記判定用目標回転数を設定するものであるとよい。図2に示すフローチャートのS102の処理が「オイル温度検出手段」としての機能を実現する。
前記第1の領域について設定する判定用目標回転数は、前記第2の領域について設定する判定用目標回転数よりも大きな値であってよい。
1…内燃機関、2…発進クラッチ、2a…入力側クラッチプレート、2b…出力側クラッチプレート、3…無段変速機、31…プライマリプーリ、32…セカンダリプーリ、33…ベルト、4…コントロールユニット、5…調圧装置、6…機械オイルポンプ、7…電動オイルポンプ、71…電動モータ(ブラシレスモータ)、8…オイルパン、9…逆止弁、11…温度センサ、21…表示装置。

Claims (3)

  1. 電動モータを動力源としてオイルを供給する電動オイルポンプの制御装置であって、
    前記電動オイルポンプの作動要求に応じた要求回転数よりも高い判定用目標回転数を設定し、前記電動オイルポンプの回転数を設定した判定用目標回転数にするための前記電動モータの制御を実行する判定時制御手段と、
    前記電動モータの制御を実行している間の前記電動オイルポンプの負荷を、ポンプ負荷として検出するポンプ負荷検出手段と、
    前記ポンプ負荷検出手段が検出したポンプ負荷に基づいて前記電動オイルポンプにおける空回りの発生を判定する空回り判定手段と、
    前記空回り判定手段による判定結果に応じた制御信号を出力する制御信号出力手段と、
    を含んで構成される電動オイルポンプの制御装置。
  2. 前記判定時制御手段は、前記オイルが高温状態にある場合とそれ以外の場合とで前記判定用目標回転数を切り換え、高温状態にある場合にのみ前記要求回転数よりも高い判定用目標回転数を設定する、
    請求項1に記載の電動オイルポンプの制御装置。
  3. 前記オイルの温度を検出するオイル温度検出手段を更に含んで構成され、
    前記判定時制御手段は、前記オイル温度検出手段が検出したオイル温度に基づいて前記判定用目標回転数を設定する、
    請求項1又は2に記載の電動オイルポンプの制御装置。
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