JP5331289B2 - センサノードを利用した作業管理支援方法および作業管理支援システム - Google Patents

センサノードを利用した作業管理支援方法および作業管理支援システム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信機能付きの電子回路を利用し、ビジネスコミュニケーションの活性化、作業者同士の連携の強化の支援を行う方法に関する。
近年のインターネット、電子メール、安価な長距離電話などの情報技術の革新に伴い、企業内の意思決定のあり方が、従来のトップダウン型から、分散化に変化しつつある。従来は経営に参画する上位レベルの人にしかえられなかったような情報が、誰にでも、瞬時に手に入れることができるようになってきたため、現場で働く作業者レベルの人ができるかぎり即座に意思決定し、活動できることが、他社との競争に必要不可欠となってきている。またそのためには、作業者間が柔軟に連携し、より最適な解に、より短時間でたどり着くことが重要となってきている。
意思決定を支援する手法として、BSC(Balance Score Card)や、コミットメントリストといった手法がとられる。BSCでは、財務、顧客、プロセス、成長といった各視点で考えるための手法である。これらのバランスを取って意思決定を行うことにより、偏った意思決定になることを防ぐ効果がある。また、売り上げや顧客数など、できる限り定量化できるものを評価指標とすることにより、成果を可視化することができる。
コミットメントリストは、ビジネスの達成目標を書面で表す一つの方法である。具体的には、会議や議論を通して決めた目標、約束事項であり、業務内容、担当、期日、他の業務との依存関係、状況、達成基準などが記される。これにより、誰がどのような目標達成にかかわっており、現状がどのようになっているかがわかる。そのため、定期的に項目、および状況をアップデートし、閲覧できるようにする必要がある。
また、作業者間の連携の強化という点では、作業員間のe-mailのやりとりを把握、解析し、そのつながりや頻度をグラフなどを用いて可視化し、組織改変の判断材料とするという手法が提案されている(非特許文献2)。具体的には、コミュニケーションの鍵になっている部署はどこか、逆に、コミュニケーション問題を起こしている部署はどこかなどの指標とすることができる。
近年、センサに無線通信機能を有する小型の電子回路を付加して、現実世界の様々な情報をリアルタイムに情報処理装置に取り込むネットワークシステム(以下、センサネットという)が検討されている。センサネットには幅広い応用が考えられており、例えば、無線回路、プロセッサ、センサ、電池を集積した指輪型の小型電子回路により、脈拍等を常
時モニタし、モニタ結果は無線通信により診断装置に送信され、モニタ結果に基づいて健
康状態を判定するといったような医療応用も考えられている(非特許文献1)。
(技術文献ではなさそうなので)Sokwoo Rhee他「Artifact-Resistant Power-Efficient Design of Finger-Ring Plethysmographic Sensors」, IEEE Transactions On Biomedical Engineering, Vol.48, No.7, July 2001, pp.795-805
IBM, 「組織コミュニケーション診断」,http://www-1.ibm.com/services/jp/index.wss/offering/bcs/a1011037、2005年10月4日検索
これに対し、従来のBSCやコミットメントリストは、マネージャの方針を示したり、作業員の作業状況を把握するという点では使うことができるが、リアルタイム性に問題がある。BSCやコミットメントリストの修正やチェック、伝達などを、人手のみで行うと、どうしても手間がかかってしまうため、週に1度や、月に1度という周期になってしまう。その結果、作業に何か問題がおきても、それが直ちに把握できず、対応が遅れてしまうといった問題が生じる。また、内部で問題が生じたとき、もしくは、外部環境に変化があったときに、マネージャが組織の方針、目標を変更したとしても、それが作業員に伝達されるまでにディレイがあるため、組織としては無駄な作業が生じる可能性がある。
また、作業者間の連携に関しては、従来技術にある単なるe-mailの量の解析では、その作業者が他の人とアクセスしている頻度しかわからない。連携を強化するには、より業務内容が近い人を連携させたり、より専門性が高い人、その業務内容により関心を持っている人との連携を強化することが重要である。
これらを達成するためには、具体的に下記の課題を解決する必要がある。まず管理者と、作業者の間で、双方向の情報のやり取りを、できる限りリアルタイムで行う必要がある。第1の課題として、作業者の従事業務を、管理者がリアルタイムに把握できることが挙げられる。特に、現在、コミットメントリストのどの項目に、誰がどれだけ関わっているかを把握できることが望ましい。
また第2の課題として、逆に、管理者から作業者へ、できる限りリアルタイムに、方針を伝達したり、従事業務の優先度を指示できることが挙げられる。
また一方で、作業者間での連携を強化する必要がある。具体的には、第3の課題として、業務中(たとえば会議中や、ドキュメント作成中、電話中など)に、リアルタイムに、その業務内容に関連の深い作業者を知ることができ、その作業者にすぐにアクセスできることが挙げられる。
第4の課題として、逆に、その業務(会議や電話による会話など)に関連のある作業者にとってみれば、自分に関係の深い業務が行われていることがリアルタイムに通知され、認識できることが挙げられる。
本発明の代表的なものは下記の通りである。
第1の課題に対し、センシングされたデータと、コミットメントリスト、および、センシングデータとコミットメントリストの項目の対応を定義する対応リストを用いることにより、作業者が従事している業務の種別および従事時間を自動で測定し、それを自動でコミットメントリストに反映する。ここでセンシングするデータとしては、各作業者について取得される、他の作業者と近接していることのセンシングや、マイクによる音声センシング、PC上で作成/閲覧するドキュメントのキーワード抽出、および、センサノード上での明示的な業務の指定などを含む。
第2の課題に対し、管理者がコミットメントリストに優先度、もしくは優先順序を与えた際、そこから該当する作業者および作業種別を特定し、その作業者が装着するセンサノードに優先度指示データを送信し、そのセンサノードの表示デバイスであるLCDにそれを表示する。
第3の課題に対し、各作業者が従事している業務種別や、キーワード、従事時間をコミットメントリストおよび対応リストで保持し、またあわせて、各作業者が興味のあるキーワードを関心リストに記録してもらい、それを保持する。その後、ある第1の作業者の行動を、マイク、もしくはPC上で作成/閲覧するドキュメントのキーワード抽出によりモニタリングし、また、センサノード上での明示的な業務の指定を受け付ける。そこから、業務種別もしくは関連キーワードを抽出する。その後、前述のコミットメントリスト、対応リスト、および関心リストから、抽出した業務種別およびキーワードに関連のある第2の作業者を検索し、存在した場合には、その第2の作業者に関する情報を、第1の作業者の装着するセンサノードに通知する。あわせて、第1の作業者の現在位置を、各部屋に設置された基地局、もしくは、作業者の椅子などに設置したセンサにより検出し、そこに最もちかい表示装置、つまり、各部屋のモニタや、作業者のPCに表示する。
第4の課題に対し、第3の課題において検索された第2の作業者のセンサノードに、関連の深い業務が現在行われていることを通知する。
本発明により、管理者と作業者の間の意思・情報伝達を促進し、それにより、より作業者レベルでの意思決定を可能にする。また、その際、管理者の意思を最大限尊重し、作業者間でできる限り協調して意思決定、行動を行うことができる。
また、作業者同士での連携を強化することにより、よりよい決定を、短時間で行うことが可能になる。また、当該業務により適した人材に、管理者を介さずにアクセスが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一符号を付
した構成要素は、同一または類似の構成を示すものである。
図1に、本システムの基本構成を示す。作業者WKR1は、腕輪や名札に実装されたセンサノードSN0を保持する。センサノードSN0は、プロセッサ回路CPU0、無線回路RF0、音・加速度・温度・脈拍などのセンサSNS0、経営支援プログラムMS2を格納するメモリMEM0、ボタンIN0,LCD・LED・ブザーなどの出力装置OUT0で構成される。センサノードSN0でセンシングした情報は無線通信WC1により、センサノードSN0で指定した情報は無線通信WC3により、基地局デバイスBS1もしくはBS2に送られる。また逆に、業務の優先度の指示や、業務に関連する情報は、無線通信WC2を介して、基地局デバイスBS1からセンサノードSN0に通知される。基地局BS1が受け取った情報は、有線ネットワークLAN1を介して、サーバSV1に格納される。サーバSV1には、センサデータSD1の他、後述のコミットメントリストCL1、関心リストCK1、対応リストRL1が格納される。また、後述の、検索条件を格納するリストFL1、表示項目を格納するリストDL1を格納する。また、有線ネットワークLAN1上には、管理者MNG1が閲覧・指示MA1を行うコンピュータPC1が接続される。PC1には、経営支援プログラムMS1が格納される。また、同じく有線ネットワークLAN1上には、作業者が利用するコンピュータPC2が接続される。PC2には、ドキュメントやコミットメントリスト等の作成WR1を行うためのキーボードKE1・マウスMO1の他、会話CV2を行うIP電話PH1、作業者が目視L1を行う、バーコード・タグ付媒体DO1から読み込みRD2を行うバーコード・ICタグリーダRD1が接続される。PC1にも同様の入出力装置が接続されていてもよい。
基地局BS1には、カメラCO1、マイクMI1が接続され、別な作業者WKR2との会話CV1は、マイクMI1によりセンシングSNS1される。あるいは、マイクを各センサノードSN0に含めるようにしてもよい。
以後、ここで説明したハードウェアおよびその上で動くソフトウェア、つまり、センサノードSN0,および、有線ネットワークLAN1に接続される、基地局BS1,各種センサ、サーバSV1,PCおよびその上で動く経営支援システムを総称し、センサネットシステムSSと呼ぶことにする。
図2で本実施例のコミットメントリストの例を示す。本例では作業者は、列RWに示されるA,B、Cの3人いる。作業者WKR1は、従事業務として、列RIのW1からW4までの4種を担当している。同様に作業者BはW1とW2の2種、作業者CはW1のみを担当している。本リストの各行には、各業務に関する項目を記載する。たとえば、前提となる項目が列RPに、後に影響を与える項目が列RAに、開始予定日が列RSTに、期日が列RDに記載される。以上の項目は、管理者または作業者により予め定義され、入力される。また、ある期間、例えばその週に該当業務に実際に携わった工数が列RHに、その合計が列RHT(これら2つのデータは、センサデータを分析することにより、適宜更新される)に、各項目のフェーズが列RPに入る。フェーズとしては例えば、未着手→定義→提案→交渉→同意→実行→報告→評価→受領or拒否→完了といったものがある。列RSには、該当業務の現状、変更などのステータスを意味するものが格納される。例えば、更新、遅延、新規掲載などの情報が入る。
図3に、本実施例で使用する、コミットメントリストCL1と、業務の関係を記すリスト(対応リストRL1)を示す。対応リストRL1は、作業者についてのセンサデータを分析してどの作業が行われているかを判断する場合などに参照される。図3は、作業者WKR1の作業を定義する表である。図3の第1の表RL11では、作業項目W1からW4までの4種の作業における、共同で作業を行う作業者、および、該当作業に関連の深いキーワードを定義する。たとえば図3の表RL11の1行目では、作業W1を定義する。ここでは列RCにWKR2というキーワードを記すことにより、作業者WKR1が、作業者WKR2と作業をしている場合は作業W1をしていると解釈することとする。同様に、列RKに書いたキーワードを検出した場合には、それはW1に関連する作業を行っていると解釈する。また、図3の第2の表RL12では、上記第1の表RL11で定義した共同作業者に関する詳細を定義する。ここでは、列RTには電話番号、列RMにはメールアドレス、列RRには所在、列RNNにはその作業者が装着する名札もしくは腕輪ノードの識別番号、列RCNにはその作業者が着席する着座ノードの識別番号を定義する。
図4に、本発明の実施の形態のひとつをしめす。まず作業者WKR1は、WA11において、サーバSV1のコミットメントリストCL1を作成する。作成したコミットメントリストCL1は、前述の図2に示すものである。次に作業者WKR1は、WA12において、コミットメントリストCL1の各項目と、自分が行う作業の関連を定義する対応リストRL1を定義する。ここまでを、実際の作業に取り掛かる前に行う。この後、実際の作業WA13を行う。たとえばここでは、作業者WKR2と作業を行ったとする。この場合にセンサネットシステムSSではまず、作業者WKR1の近くで作業を行っている別な作業者をSA11で探索する。作業者どうしが近くで作業を行っていることは、例えば、作業者WKR1のノードSN0が通信を行っている基地局を特定し、それと同じ基地局と通信を行っている別な作業者を探索することによって判定することができる。それによって作業者WKR2が作業者WKR1の近くで共同作業を行っていたと判定できたとする。次にセンサネットシステムSSでは、その作業者との作業が、コミットメントリストのどの作業にあたるものかをSA12で判定する。具体的には、対応リストRL1をチェックし、その共同作業者が登録されているかどうかを判定する。ここでは、作業者WKR1の対応リスト図4をチェックし、共同作業者WKR2との作業が、作業W1にあたることを確定できる。またセンサネットシステムSSでは同時に、作業者WKR1とWKR2が共同で作業した時間を測定しておく。その後センサネットシステムSSのSA13により、コミットメントリストCL2の、該当する行の実測工数RHおよびRHTを更新する。該当する行は、対応する作業者と、対応リストの項目で確定する。本例では、作業者WKR1の作業項目W1が該当するため、図4の1行目にあたる。こうして自動的に更新されるコミットメントリストCL2は、管理者の作業MA11によって閲覧される。
管理者MNG1が閲覧する閲覧画面の実施の形態を図5にしめす。W50はPC上に表示されるウィンドウである。W51は選択プルダウンボックスであり、閲覧対象となるのが個人か、それともチームかなどが選択できる。W52は対象者選択プルダウンボックスであり、作業者が選択できる。図4のコミットメントリストの場合、作業者WKR1,WKR2,WKR3の3名が選択可能である。W53は表示種別選択プルダウンボックスであり、グラフの表示を、業務種別で分類するか、人で分類するか、場所で分類するかが選択可能である。図5では業務種別で分類した場合の表示を示す。W54は、結果表示部である。作業者WKR1がある日に従事した業務が、時系列でグラフ化される。W55は、関連情報表示部であり、該当業務に従事していたときにセンサを介して得られた情報が表示される。たとえば図4に示した方法により、業務3を行っていたときの相手が作業者WKR2であり、場所は会議室Aであることがセンシングによりわかっているとする。また、会議室Aの各席には、マイクを取り付けておく。そのマイクにより、ある時間帯において、どのぐらいの割合の時間会話が行われていたかや、どの席についている人が会話を行っていたかを知ることができる。ここから、その時間帯の90%の時間で会話が行われており、そのうち、作業者WKR1は50%の頻度で発言を行ったとする。この場合の表示例が、図5のW55に示すものである。W56は表による表示であり、W54で表示したものが、表形式で表示される。
図6では図4の他の実施の形態として、作成している文書、もしくは発話から従事業務の判定を行う例を示す。図4と同様の手順により、コミットメントリストCL1と対応リストRL1を作成する。この後、実際の作業WA63を行うが、ここでは、PC上で報告書やe-mailなどのドキュメント作成を行うとする。この場合にセンサネットシステムSSではまず、SA61で、作業者WKR1の操作するPC上において、現在作成もしくは閲覧しているドキュメントからキーワードを抽出する。次にセンサネットシステムSSでは、その作業者との作業が、コミットメントリストのどの作業にあたるものかをSA62で判定する。具体的には、対応リストをチェックし、そのキーワードが登録されているかどうかを判定する。ここでは、たとえば作業者WKR1の対応リスト図4をチェックし、キーワード「腕輪ノード」に対応するのは、作業W2にあたることを確定できる。またセンサネットシステムSSでは同時に、作業者WKR1がそのドキュメントを編集していた時間を測定しておく。その後センサネットシステムSSのSA63により、コミットメントリストCL1の、該当する行の実測工数RHおよびRHTを更新する。こうして自動的に更新されるコミットメントリストCL1は、管理者の作業MA11によって閲覧することが可能になる。発話の場合でも同様であり、会話をマイクによりセンシングし、そこから音声解析によりキーワードを抽出し、同じように作業との対応付けを行う。
図7では同じく図4の他の実施の形態として、作業者が明示的に従事業務の指定を行う例を示す。図4と同様の手順により、コミットメントリストCL1と対応リストRL1を作成する。この後、実際の作業WA74を行うが、ここでは、作業の前に、作業者が装着するセンサノードを用いて、業務を選択WA73を行う。選択の実施例は図8に示す。その後のフローは図4と同様である。
また別な実施の形態として、作業者が読むドキュメントや、操作する機器に、キーワード情報または作業ID情報を示すRFID、もしくはバーコードを付加し、作業前にそれを読み出すことにより、従事業務の指定に変えることも可能である。
図8では、図7で作業者が従事業務を選択する画面および操作方法の実施の形態を示す。SN0は作業者が装着する腕輪型センサノードである。表示画面W8、および、決定・キャンセル等を行う決定ボタンB1、画面上でのカーソルの移動を行う移動ボタンB2がある。表示画面W8には、作業項目選択ウィンドウW81およびメッセージ表示ウィンドウW82がある。作業項目選択ウィンドウW81には、図2で示したコミットメントリストのうち、このノードを装着している人に関連する情報が、無線により基地局BS1から送信されており、それが表示されている。ここでは、従事業務、期日RD、各項目のフェーズRPHが入る欄がある。また、後述の優先度指定が表示される列RPRがある。また、現在どの業務に従事しているかを示す列RCがあり、現在の従事している業務には、マークがついている。ここで作業者が従事業務の変更を指定する場合、まずカーソルをウィンドウW81の列RCに移動し、決定ボタンB1を押す。これにより、マークが変更可能なようになる。次に、移動ボタンB2により、マークを上下に動かし、これから従事する業務にあわせて、そこで決定ボタンB1を押す。これにより、該当業務が選択できる。ここで決定した内容に合わせて、ウィンドウW82にメッセージが表示される。また、入力された情報は無線通信WC1によりサーバに通知される。
図9では、図4の方法において、マネージャの方針をタイムリーに浸透させる方法として、マネージャから優先度を指定する方法の実施例を示す。まず図4と同様の手順により作業者WKR1は、コミットメントリストCL1と対応リストRL1を作成する。この後、実際の作業WA93を行うが、その前に、マネージャMNG1はMA91でコミットメントリストCL1を閲覧し、各業務の優先度、優先順序を指定する。たとえば、図2のコミットメントリストに対し、優先させたいものにフラグをたてたり、優先順に番号をつけたりする。これが行われた場合、センサネットシステムSSでは、該当行の作業者を調べ、その作業者が装着するセンサノードSN0に、その業務の優先度が高いことを示すメッセージを送信する。このメッセージを受信したセンサノードSN0は、該当する業務を判定し、その業務の優先度が高いことを、センサノードSN0の表示画面に表示する。たとえば図8の例で示したように、優先度を表示する列RPRを設け、そこに、優先度、もしくは優先順序を表示できるようにする。
図10からは、本発明の別な実施の形態として、作業者同士の連携を深めるための方法を示す。まず図10では、作業者WKR1の作業を、WKR2がサポートする例を示す。まず作業者WKR1は,図4と同様の手順により、コミットメントリストCL1と対応リストRL1を作成する。同様に作業者WKR2も、コミットメントリストCL1に、自分の作業内容を作成する。また作業者WKR2は、業務上関連のある別な作業者や、もしくは、興味がある項目など、知りたい人・キーワードを、関心リストCK1に格納する。この後作業者WKR1はアクションWA10を行う。たとえば本例では会議を行うとする。この場合センサネットシステムSSでは、SA101でアクションWA10をセンシングし、そこでの会話やPCで作成されるドキュメント(会議の場合は特にプレゼンテーション資料や議事録)からキーワードを抽出する。ここでキーワードが特定できた場合、センサネットシステムSSは次にSA102で、コミットメントリストCL1、対応リストRL1、および、関心リストCK1の内容を参照し、特定したキーワードに関係の深い人、もしくは関心のある人を抽出する。具体的には、図3の対応リストRL1のキーワードの列RKを調べ、該当するキーワードが存在するかどうかをチェックする。また、関心リストCK1を参照し、そのキーワードが乗っているかどうかをチェックする。ここで該当するキーワードが存在した作業者に対し、次にSA103で、現在の所在、連絡先、現在の従事業務を調べる。具体的には、所在は、その作業者が装着するセンサノードSN0が現在通信している基地局デバイスにより、確定する。連絡先は対応リストから、メールアドレスや電話番号を抽出する。現在の従事業務は、図4等で示した方法で取得した、その作業者の現在の従事業務を抽出する。最後にSA104で、これら各作業者の現在の所在、連絡先、現在の従事業務を、基地局を介し、作業者WKR1のセンサノードSN0、もしくは作業者WKR1が所在する部屋のPCに送信する。受け取ったデバイスでは、その内容に従い、メッセージを表示する。表示の例は図11で示す。以上のことを行うことにより、作業者WKR1は、現在の従事業務に関連の深い人が誰か、および、その人が今どこでどのような業務に従事しているかを知ることができるようになる。
また、現在の作業に関連する人を数人抽出できた場合、関連のより深い人から順に表示することにより、その情報を受け取る側の利便性をあげることができる。たとえば、対応リストにキーワードが存在した場合、コミットメントリストCL1の対応する行の、該当業務に実際に携わった工数RHTを参照する。これにより、その作業者が、そのキーワードに関する仕事にどれぐらいの時間関わっているかを判定できる。各作業者の時間を比較し、従事時間の長い人を、より関連の深い人と判断し、優先的に表示するようにする。
また、ある作業者の対応リストや関心リストに該当するキーワードが存在する場合、その作業者と一緒に作業を行う作業者も、そのキーワードに関して何かしらの情報を持っている可能性がある。そこで、関連する作業者を列挙するときに、その作業者とともに作業を行っている作業者も列挙する。具体的には、対応リストRL1の共同作業者の列RCを見て作業者を特定し、また、対応するコミットメントリストCL1を見てその作業者との共同作業の時間を抽出し、その時間が長い人から順に表示する。
図11は、図10で示した、作業者が従事している業務種別から、それに関連する人をリストアップした場合である。現在、作業者WKR1が図11のデバイスを装着しており、業務W3に従事しているとする。このとき、センサネットシステムは、図10で説明した方法により、W3に関連の深い人を抽出し、作業者WKR1のセンサノードSNに送信する。その通信を受信したノードでは、メッセージ表示ウィンドウW82に、関連の深い作業者のリストが、関連順に表示される。この際、それらの作業者が作業の前に、現在の作業中に他の人の接触を許すか否か、また、電話や、メール、直接の面会など、どの様な手段で接触可能かを指定するインタフェースを設けることにより、それらの情報をあわせて表示することが可能である。インタフェースとしてはたとえばセンサノードSN上で、接触可能か否か、および、上記のような接触の方法を指定することも可能であるし、PC上で指定することも可能である。また、作業の際に逐一指定する以外にも、コミットメントリストCL1に、接触可能か否かを表す列や、接触方法を指定する列を設けることにより、特に指定がない場合にはその情報を表示することが可能である。
もしここで、作業者WKR1のセンサノードが会議室Aの基地局と通信しており、作業者WKR1が会議室Aにいることが推測できる場合、会議室AのPCもしくはプロジェクタ画面に、同様の内容を表示することも可能である。
もしここで、作業者WKR1が作業者WKR1の椅子に着席していることが、椅子に仕掛けられたセンサによってわかり、作業者WKR1のPCが操作されている場合、作業者WKR1のPC画面に、同様の内容を表示することも可能である。
図12は、図11と異なる実施の形態であり、図10において、作業者が従事している作業からキーワードを抽出し、それに関連する人をリストアップした場合である。図11と同様に、メッセージ表示ウィンドウW82に、関連の深い作業者のリストが、関連順に表示される。
次に図13、図14は、作業者同士の連携を深めるための方法のもう一方の側面である、関連する業務の通知の方法を示す。図10で作業者WKR1が会議していることを検出して、その会議に興味のありそうな作業者WKR2にそれを通知するフローである。図10と同様に、まず作業者WKR1は、コミットメントリストCL1と対応リストRL1を作成する。同様に作業者WKR2も、コミットメントリストCL1、関心リストCK1を作成する。この後作業者WKR1はアクションWA13を行う。たとえば本例では会議を行うとする。この場合センサネットシステムSSでは、SA101でアクションWA13をセンシングし、そこでの会話やPCで作成されるドキュメント(会議の場合は特にプレゼンテーション資料や議事録)からキーワードを抽出する。次にセンサネットシステムSSでは、抽出したキーワードが、関心リストに登録されているかどうかを検索・抽出SA112する。ここでもし存在する場合、例えば、作業者WKR2の関心リストに存在する場合、作業者WKR2の所在や現在の従事業務を抽出SA113し、会議が開催されていることを通知SA114する。具体的には、作業者WKR2のセンサノードに送信し、後述の図14に示すような表示を行う。
またこの際、作業者WKR2のセンサノードが通信している基地局から、作業者WKR2の所在を特定し、また、作業者WKR2が現在従事している業務を図4で説明した方法で取得し、それによって、作業者WKR2に送信すべきか否かを判定するということも可能である。例えば、作業者WKR2が会議室にいたり、他の人と会話中であった場合には、作業の妨げになる可能性もあるため、送信しない。
図14は、図13でセンサネットシステムSSが送信したデータを、作業者WKR2のセンサノードに表示する例である。図11と同様、メッセージ表示ウィンドウW82に、関連の深い業務が行われていること、その作業者名、場所、状態、アクセス方法などが表示される。
図15は、図10等で示した関心リストが、自動的に更新される例である。WA151で関心リストを作成した後、センシングSA101により、その作業者に関連するキーワードが抽出できた場合、それをSA151で自動的に関心リストに登録することが可能である。この際、キーワードが出てくる頻度に基準を設け、その頻度を上回って抽出されたときに限り、関心リストに追加することも可能である。これにより、あまり関係のないキーワードが関心リストに登録されることを回避できる。
図16は、図4においてコミットメントリストを閲覧する際の別な実施の形態である。図4同様の手順でコミットメントリストCL1を更新した際に合わせて、センサネットシステムSSにおいて、各作業者のコミットメントリストを、業務種別毎など、まとまった単位で集計SA161し、集計リストSL1として保管する。マネージャはそれを閲覧することにより、作業者個々の単位で作業を把握するのではなく、業務種別など、まとまった単位で状況を把握したい場合に効果がある。
またこの際、図4のコミットメントリストの各行に、対応する顧客情報や、対応する原価部門(予算コード)をあらかじめ記載しておけば、それを表示、もしくはその単位で集計することも可能である。図17に顧客および原価部門を表示する例を示す。
図18は、図4等に示すシステムにおいて、PCとセンサノードを組み合わせて活用する例である。図4と同様の手順により、作業者WKR1は,コミットメントリストCL1と対応リストRL1を作成する。その後、マネージャMNG1はMA181で、監視対象としたい作業項目や、人、フェーズ、キーワードを、検索条件として設定する。たとえば、(作業者WKR1 and 定義)or(作業者WKR1 and W2)という条件式により、作業者WKR1が定義のフェーズに入った場合か、作業者WKR1が業務W2に従事する場合を監視したい、という設定を行うことができる。その後、実際に作業者WKR1が定義のフェーズに入った場合、センサネットシステムSSにおいて、その条件式に該当するかどうかを判定する。例えばそこで条件式に該当した場合、そのことをマネージャのセンサノードSN0に送信し、後述の図19のように表示する。
これによりマネージャは、PCを閲覧することなく、リアルタイムに情報を取得することができる。また、すべての業務の情報をセンサノードに送信するのは、通信や表示に必要な消費電力の面や、小さい表示画面しか持たない面で、センサノードには不適切である。検索機能により、重要な情報のみ送信、表示することが可能である。
図19は、図18に示す方法にて検索、抽出された情報の表示の例である。メッセージ表示ウィンドウW82に、監視対象とした業務の開始や終了が通知される。
図20、図21は、図4等の方法において、コミットメントリストの作成指示および作成を、メールを用いて行うものである。メールに記載するキーワードをあらかじめ定めておき、それを解釈することにより、コミットメントリストおよび対応リストを生成することが可能となる。たとえば、list:というキーワードがあった場合、その後の文字列が業務種別であるというルールにする。また、deadline:というキーワードが合った場合、その後の文字列が締め切り日をあらわすとする。同様に、コミットメントリストおよび対応リストの各列に対応するキーワードと、その解釈方法を定義する。このルールを解釈するプログラムをセンサネットシステムSSに格納し、SSにメールが送信されてきた場合には、そのルールに従って解釈することにより、メールの送信者のコミットメントリストもしくは対応リストに、新しい行を追加することが可能になる。
具体的な使い方の例は図20の通りであり、マネージャMNG1はまずMA201で、作業者WKR1に対し、コミットメントリストに項目を追加する指示をメールで送信する。このメールの例を図21のM1に示す。行L1に業務種別を意味するキーワードがあり、同様に、行L2に期限日が記載される。行L3以降はメールの本文であり、自由なフォーマットで記載してよい。これに対し、受け取った作業者WKR1は、コミットメントリストおよび対応リストに他に必要な情報をMA201で付加し、MA202でセンサネットサーバSSに転送する。転送するメールがM2であり、ここでは共同作業者を意味する行L4、および、この業務に関連するキーワードを意味する行L5を付加している。このメールを送った結果、行L1のW5が図2のコミットメントリストCL1に新しい行として追加され、列RWにWKR1、列RIにW5、RPおよびRAになし、RDに9/31、RHおよびRHTに初期値の0、RPHに初期値の未着手が登録することができる。
図22は、コミットメントリストCL1を可視化する別な実施の形態である。完了予定リストFL1には、完了予定の近いものから順に、列挙する。また、開始予定リストSL1には、開始予定の近いものを順に列挙する。これらを参照することにより、どの業務に対して緊急にフォローすべきか、協力すべきかなどを判断することができる。
完了予定リストFL1、および開始予定リストSL1を提示する手段としては、ファイルとしてサーバに格納するほか、Webブラウザ等によりリアルタイムにPC上から参照できるようにしたり、巨大なスクリーンを部屋に設置してそれにリアルタイムに表示する方法が可能である。巨大なスクリーンに、例えば空港の発着掲示板のように、作業者全員が参照できるように表示すれば、作業者間で目的意識や協力意識を共有したり、各作業者の作業内容や成果を把握したりするといった効果も得られる。
図23は、センサノードデバイスを、コミットメントリストの表示だけでなく、様々な携帯機器のコントローラ、および、ビューワとして利用する実施の形態である。図1で示した実施例に加え、以下のような機能を実現する。コミットメントリストの表示、およびフェーズの変更、履歴の表示などは、図28のように表示することが可能である。また、ある特定の相手を選択し、その相手との連絡を取る、“エンカウンタサービス”が可能である。また、作業者WKR1が所有する携帯電話HP1、および、センサノードSN0は、Bluetoothなどの近距離無線で通信するための無線モジュールを具備することにより、図24で示すように、e−mailの受信および送信が可能である。また、通話の記録の参照、および、通話受信時のメッセージ返答などが可能である。また、作業者WKR1が所有する携帯音楽機器にも、同様の無線機能を具備することにより、図25に示すように、楽曲の選択、および、再生停止などの操作が可能である。また、作業者WKR1が所有するセンサノードSN0と通信している基地局デバイスから、現在作業者WKR1がどの環境にいるかを特定することができる。これを利用して、図26のように、その場所に特化したサービスを提供することができる。また、センサノードSN0に搭載されるCPUモジュールCPU0のタイマ機能を用いることにより、センサノードSN0に時計を表示することができる。特に、LCDを用いることで、図27のように、さまざまなデザインの中から選択し、表示することが可能である。
図28は、コミットメントリストに関する表示および操作、“エンカウンタサービス”に関する表示および操作の一実施の形態を示す図である。図中の2801から2811は、ある時間でのLCDの表示画面を意味する図である。画面2801は、起動後の画面、および、非実行状態で表示する画面であり、利用する機能を選択する。ここから項目ワークを選択することにより、画面2802に移行する。画面2802では、自分の担当作業に関連する担当者、コミットメントリスト、カテゴリーなどの、いずれがみたいかを選択する。ここで項目マイアクションを選択すると、画面2803で、その作業者がすべき作業項目、たとえば、コミットメントリストで期日の近いものを順に表示する。ここで項目をひとつ選ぶと、その項目に関する詳細が、画面2804のように表示される。次の画面2805では、その作業項目のフェーズを変更することができる。ここで項目履歴の表示を選択すると、履歴画面2806が表示される。その中から任意の項目を選択すると、その項目の詳細として、実施日や、担当者、評価者、評価者のコメント等が画面2807に表示される。
また、画面2801で項目エンカウンタを選択した場合、画面2808のように、接触したい相手をどのように選択するかという画面が表示される。ここで項目メンバリストを選択すると、接触できる相手のリストが表示される。ここでのリストは、コミットメントリストの中から抽出することができる。ここで対象者を選択すると、画面2810のように、センサネットシステムSSから抽出した対象者の現在の所在、および、予定表から抽出できる今後の予定などを表示できる。ここで項目設定を選ぶと、画面2811のように、その対象者との連絡方法を指定するための画面を表示できる。ここで例えば連絡が欲しいという項目を選択すると、対象者あてにe−mailを送信、および、所有するセンサノードにメッセージを送信し、表示することができる。
本発明により、ビジネスグループにおいて、作業者の従事業務のリアルタイムな把握が容易になるとともに、マネージャの方針・優先度指示を作業者にリアルタイムに通知することができ、また、従事業務に精通した作業者へのアクセスが容易になる。
経営支援システムの一実施形態を示す図である。 コミットメントリストの一実施形態を示す図である。 対応リストの一実施形態を示す図である。 他の作業者との共同作業をセンシングし、コミットメントリストに反映するフローを示す図である。 コミットメントリストの表示方法の一実施形態を示す図である。 PC上で作成する文書、もしくは会話からキーワードを抽出し、コミットメントリストに反映するフローを示す図である。 従事する業務をセンサノードを用いて明示的にし、コミットメントリストに反映するフローを示す図である。 センサノードで従事する業務指定する位置実施形態を示す図である。 コミットメントリストの項目に対して指定された優先度/優先順序に基づいて該当する作業者を特定し、指示を送信・表示するフローを示す図である。 コミットメントリスト、対応リスト、および、関心のあるキーワードを記録した関心リストに基づき、ある第1の作業者の現在の従事業務に関連の深い第2の作業者を抽出し、第1の作業者のセンサノードに第2の作業者の情報を通知するフローを示す図である。 図10における、第1の作業者のセンサノードに対する表示の、一実施形態を示す図である。 図10における、第1の作業者のセンサノードに対する表示の、一実施形態を示す図である。 コミットメントリスト、対応リスト、および、関心のあるキーワードを記録した関心リストに基づき、ある第1の作業者の現在の従事業務に関連の深い第2の作業者を抽出し、第2の作業者のセンサノードに第1の作業者の情報を通知するフローを示す図である。 図13における、第2の作業者のセンサノードに対する表示の、一実施形態を示す図である。 作業者の作業からセンシングした情報に基づき、関心リストを更新する一実施形態を示す図である。 コミットメントリストを集計し、表示可能にする、一実施形態を示す図である。 図16において集計したリスト、一実施形態を示す図である。 コミットメントリストに対する検索条件をPC上から指定可能にし、センシングした情報からコミットメントリストを更新する際に、検索条件との比較を行い、一致した場合に限り、センサノードに結果を送信し、表示を行う、一実施形態を示す図である。 図18における、表示結果の表示方法の一実施形態を示す図である。 コミットメントリストの作成手段として、電子メールを利用したフローを示す図である。 図20において利用する電子メールの形式の一実施形態を示す図である。 コミットメントリストの表示の一実施形態を示す図である。 コミットメントリストを表示するセンサノード端末を、携帯電話、携帯音楽機器など、各種携帯端末のリモコン、およびビューワとして用いる一実施形態を示す図である。 図23における、携帯電話のe−mailの表示および、電話の履歴および着信時の応答機能の一実施形態を示す図である。 図23における、センサノード着用者の所在に応じたサービスの表示および操作を実現する図である。 図23における、時計の表示、および時計のデザインの選択機能の一実施形態を示す図である。 図23における、コミットメントリストの表示および状態の変更、および、任意の人とのコンタクトを行うサービスの一実施形態を示す図である。 図23における、携帯電話のe−mailの表示および、電話の履歴および着信時の応答機能の一実施形態を示す図である。
符号の説明
WKR1…作業者、SN0…センサノード、CPU0…プロセッサ回路、RF0…無線回路、SNS0…音・加速度・温度・脈拍センサ、MS2…経営支援プログラム、MEM0…メモリ、IN0…ボタン,OUT0…LCD・LED・ブザー、WC1…無線通信、BS1、BS2…基地局デバイス、WC2…無線通信、LAN1…有線ネットワーク、SV1…サーバ、PC1…コンピュータ、MS1…経営支援プログラム、PC2…コンピュータ、WR1…ドキュメントやコミットメントリストの作成、KE1…キーボード、MO1…マウス、CV2…会話、PH1…IP電話、DO1…バーコード・タグ付媒体、RD2…バーコード・ICタグ読み込み、RD1…バーコード・ICタグリーダ、CO1…カメラ、MI1…マイク、WKR2…作業者、CV1…会話、SNS1…音声センシング、MNG1…管理者、MA1…閲覧・指示、WC3…無線通信、L1…目視、SD1…センサデータ、CL1…コミットメントリスト、CK1…関心リスト、RL1…対応リスト
RW…作業者を格納する列、RI…従事業務を格納する列、RP…前提となる項目を格納する列、RA…後に影響を与える項目を格納する列、RD…期日を格納する列、RH…その週に該当業務に実際に携わった工数を格納する列、RHT…該当業務に実際に携わった工数の累計を格納する列、RP…該当業務のフェーズを格納する列、RS…該当業務のステータスを格納する列、RST…該当業務の開始予定日を格納する列、
RL11…共同作業者とキーワードを定義する部分、RK…キーワードを格納する列、RL12…共同作業者の詳細情報を定義する部分、RT…電話番号を格納する列、RM…メールアドレスを格納する列、RR…所在を格納する列、RNN…作業者が装着する名札もしくは腕輪ノードの識別番号を格納する列、RCN…作業者が着席する着座ノードの識別番号を格納する列、
WA11…コミットメントリスト作成、WA12…対応リスト作成、WA13…作業者WKR2との共同作業、SS…センサネットシステム、SA11…作業者の探索、SA12…コミットメントメントリストの該当判定、SA13…コミットメントリストの実測工数およびその累計の更新、MA11…コミットメントリストの閲覧、
W50…PC上のウィンドウ、W51…選択プルダウンボックス、W52…対象者選択プルダウンボックス、W53…表示種別選択プルダウンボックス、W54…結果表示部、W55…関連情報表示部、W56…表形式表示部、
WA63…ドキュメント作成、SA61…キーワード抽出、SA62…コミットメントメントリストの該当判定、SA63…コミットメントリスト実測工数および累計の更新、
WA74…実際の業務、WA73…業務選択、
W8…表示画面、B1…決定・キャンセルボタン、B2…移動ボタン、W81…作業項目選択ウィンドウ、W82…メッセージ表示ウィンドウ、RPR…優先度指定を表示する列、RC…現在の業務を表す列、
WA93…実際の業務、MA91…コミットメントリスト閲覧および業務優先度・優先順序指定、
WA10…会議、SA101…センシングおよびキーワード抽出、SA102…関係者抽出、SA103…関係者の所在、連絡先、従事業務の調査、SA104…関係者情報を通知、
WA13…会議、SA112…関心リストからキーワードを登録した作業者を検索、SA113…作業者の現在の所在や従事業務を抽出、SA114…作業者に通知、
WA151…関心リスト作成、WA152…業務、SA151…関心リストにキーワード登録、
SA161…コミットメントリストの集計、SL1…集計リスト、MA161…集計リストの閲覧、
RC…顧客名を格納する列、RM…原価部門、予算コードを格納する列、
MA181…監視対象の検索条件指定、SA181…検索条件比較、SA182…検索結果の送信、MA182…コミットメントリストの閲覧、MA183…検索結果の閲覧、
MA201…コミットメントリスト追加指示メールの送信、WA201…メールに情報追加、WA202…メールをセンサネットシステムに転送
MD1…携帯音楽機器、HP1…携帯電話、BT1,BT2…センサノードSN0との近距離無線通信、PM1…楽曲の購入、DM1…楽曲のダウンロード、PH1…email受信、PH2…email送信
2401…トップ画面、2402…携帯電話メニュー、2403…メール操作表示画面、2404…受信メール操作画面、2405…受信BOX操作画面、2406…受信メール表示画面、2407…メール着信画面、2408…通話履歴表示画面、2409…通話履歴詳細表示画面、2410…電話受信通知画面、2411…応答メッセージ選択画面、
2501…トップ画面、2502…携帯音楽機器選択画面、2503…携帯音楽機器操作画面、2504…携帯音楽機器詳細操作画面、2505…アーティスト選択画面、2506…アルバム操作画面、2507…楽曲操作画面、2508…楽曲詳細表示画面、
2601…トップ画面、2602…電車内限定サービス表示画面、2603…路線情報表示画面、2604…アラーム設定画面、2605…店舗限定サービス表示画面、2606…商品情報表示画面、2607…見守りサービス注意事項画面、2608…子供所在履歴表示画面、2609…アラーム表示画面、2610…住宅限定サービス表示画面、2611…扉開錠施錠履歴表示画面、2612…リビング専用サービス表示画面、2613…電子機器操作履歴表示画面、
2701…トップ画面、2702…時計表示画面、2703…時計デザイン分野選択画面、2704…時計デザイン選択画面、2705…時計画面、
2801…トップ画面、2802…業務分類選択画面、2803…マイアクション表示画面、2804…業務詳細表示画面、2805…業務フェーズ変更画面、2806…業務フェーズ履歴表示画面、2807…業務フェーズ詳細表示画面、2808…エンカウンタサービス表示画面、2809…アクセス対象メンバ表示画面、2810…アクセス対象メンバ所在履歴およびスケジュール表示画面、2811…アクセス内容選択画面。

Claims (4)

  1. 作業者の作業を特定して作業の進捗状況を管理する作業管理システムであって、
    作業者と、前記作業者が行う作業の内容と、
    を対応付けて格納するコミットメントリストを記憶部に有する、ネットワークに接続して用いられるサーバと、
    第1作業者に装着される第1センサデバイスを含み、
    第1センサデバイスのセンシングした情報が前記ネットワークを介して基地局を経由し前記サーバに送信され、
    前記第1センサデバイスと前記基地局との通信状況から、
    前記第1センサデバイスの近傍に存する、
    前記サーバと前記基地局を経由した通信を行う第2作業者に装着される第2センサデバイスを探索するセンサネットシステムと、を備え、
    前記サーバは、前記探索した結果に基づいて、
    前記第1センサデバイスを装着した第1作業者と、前記第2センサデバイスを装着した前記第2作業者に共通する作業を前記コミットメントリストに基づき抽出し、
    前記共通の作業を第1作業者が行っている作業と特定し、
    前記サーバはさらに、前記共通する作業と、前記共通の作業を行う作業者の情報を対応付けて格納する対応リストを記憶部に有することを特徴とする作業管理システム。
  2. 請求項1記載の作業管理システムであって、
    前記サーバはさらに、作業者と、関心のあるキーワードと、を対応付けて格納する関心リストを記憶部に有し、
    前記関心リストに含まれる第又は第作業者に対応付けられた前記キーワードが、特定された前記第1作業者に対応付けられたキーワードと一致する場合に、前記サーバは、前記第又は第作業者に対して前記第1作業者の情報を通知することを特徴とする作業管理システム。
  3. 請求項1記載の作業管理システムであって、
    前記サーバはさらに、作業者と、関心のあるキーワードと、を対応付けて格納する関心リストを記憶部に有し、
    前記関心リストに含まれる第又は第作業者に対応付けられた前記キーワードが、特定された前記第1作業者に対応付けられたキーワードと一致する場合に、前記サーバは、前記第1作業者に対して前記第又は第作業者の情報を通知することを特徴とする作業管理システム。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の作業管理システムであって、
    前記サーバは、特定された第1作業者が行っている作業履歴を記憶部に記録することを特徴とする作業管理システム。
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