JP2004206285A - 状況依存型リマインダー通知装置、方法、及びプログラム - Google Patents

状況依存型リマインダー通知装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の状況特定要因にもとづいて、複雑な条件に対するリマインダー通知を可能とする。
【解決手段】種々の状況特定要因から状況情報を検知し、状況収集手段に出力する複数の状況検知手段10−1〜10−4と、状況情報を記憶領域に格納するとともに、当該状況情報を状況分析手段に出力する状況収集手段10−5と、リマインダー通知条件及び通知データを記憶するリマインダー記憶手段10−7と、状況情報とリマインダー通知条件を比較して、リマインダー通知を行うか否かを判断し、状況情報がリマインダー通知条件を満たす場合に、通知データをリマインダー通知手段に出力する状況分析手段10−8と、通知データをリマインダー提示手段に出力するリマインダー通知手段10−9とを有することを特徴とする状況依存型リマインダー通知装置10。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の状況特定要因にもとづいて、リマインダー通知を実行する状況依存型リマインダー通知装置、方法、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リマインダー通知サービスは、電子メールクライアントの機能や、スケジュール管理プログラムの機能として提供されてきた。
このようなリマインダー通知サービスは、一般に通知条件として日時を選択し、通知する情報として電子テキストを入力することにより、ユーザに対して、指定された日時に、指定した電子テキストを表示するものであった。
また、このようなリマインダー通知サービスを発展させ、頻繁にスケジュール内容が通知されることを防止すべく、通知内容を編集してから通知する方法なども提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、所定の空間に対して、リマインダ機能を実行させるシステムなども提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−143936号公報
【特許文献2】
特開2001−197534号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしなから、このような従来の方法等では、指定された日時、又は場所においてリマインダー通知サービスを行うことができるものの、状況に応じた柔軟なリマインダー通知サービスを行うことはできない。
例えば、特定の日に、ある特定の人と、特定のレストランに入った場合に、過去の思い出を追憶させることのできるものではない。
従来の日付のみといったリマインダー通知サービスは、例えば、カレンダーを参照することなどの他の手段により、実行可能なものであり、これをより効率的に行うことを目的としたものである。
これに対し、上述のような複雑なリマインダー通知の提供は、これまで実現されておらず、このようなサービスを提供することができれば、大変有用であると考えられる。
【0005】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、複数の状況特定要因にもとづいて、複雑な条件に対するリマインダー通知を可能とする状況依存型リマインダー通知装置、方法、及びプログラムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載の状況依存型リマインダー通知装置は、複数の状況特定要因にもとづいて、リマインダー通知を実行する状況依存型リマインダー通知装置であって、種々の状況特定要因から状況情報を検知し、状況収集手段に出力する複数の状況検知手段と、状況情報を記憶領域に格納するとともに、当該状況情報を状況分析手段に出力する状況収集手段と、リマインダー通知条件及び通知データを記憶するリマインダー記憶手段と、状況情報とリマインダー通知条件を比較して、リマインダー通知を行うか否かを判断し、状況情報がリマインダー通知条件を満たす場合に、通知データをリマインダー通知手段に出力する状況分析手段と、通知データをリマインダー提示手段に出力するリマインダー通知手段とを有する構成としてある。
【0007】
状況依存型リマインダー通知装置をこのような構成にすれば、複数の状況特定要因から状況情報を取得することができるため、このような複数の状況が組み合さった複雑な状況に対して、リマインダー通知を行うことが可能となる。
すなわち、本発明の状況依存型リマインダー通知装置の利用者(以下、単に利用者と称する場合がある。)は、従来はリマインダー通知を行うことが不可能であったような状況、例えば、特定の日に、ある特定の人と、特定のレストランに入る場合というような複雑な状況に対するリマインダー通知を受けることが可能となる。
このため、利用者に対して、単なる物忘れ防止効果を与えるのみならず、より積極的な追憶効果等を与えることができ、より高度な利用形態を提供することが可能となる。
【0008】
本発明の請求項2記載の状況依存型リマインダー通知装置は、複数の状況検知手段が、時刻情報を取得するタイマーと、当該状況依存型リマインダー通知装置の位置情報を検知する位置情報検知手段と、当該状況依存型リマインダー通知装置の近くにある所定のオブジェクトを検知する近傍検知手段と、当該状況依存型リマインダー通知装置又は所定のオブジェクトの状態を検知するプレゼンス検知手段のうちの二以上を含む構成としてある。
【0009】
状況依存型リマインダー通知装置をこのような構成にすれば、複数の状況として、時刻情報、位置情報、近くにある所定のオブジェクトの検知情報(所定のオブジェクトが近くにあるか否かという近傍情報。以下、近傍情報と称する場合がある。)、及び状況依存型リマインダー通知装置又は所定のオブジェクトの状態情報(利用者の状況依存型リマインダー通知装置などが通話状態にあるか否かなどを示すプレゼンス情報。以下、プレゼンス情報と称する場合がある。)等にもとづいて、リマインダー通知を行うか否かの判断を行うことが可能となる。
このため、リマインダー通知条件として一般的な時刻情報のみならず、これに位置情報も加えて状況を判断することができるとともに、さらに近傍情報やプレゼンス情報も併せて、極めて複雑な状況に対してもリマインダー通知を行うことが可能となる。
【0010】
なお、「近くにある」とは、所定の装置を用いて状況依存型リマインダー通知装置により検知可能であるという意味であり、例えば、ブルートゥースを用いることにより検知可能な状態にあることである。その具体的基準は、運用形態に応じて適宜設定することのできるものである。
「オブジェクト」とは、例えば、他者が使用する携帯電話機やパーソナルコンピュータ、位置を特定可能な電波発信器等を意味する。
また、「状況依存型リマインダー通知装置又は所定のオブジェクトの状態」とは、状況依存型リマインダー通知装置やオブジェクトが、通話中であるか否か、インターネット等に接続中であるか否か等の状態を意味する。
【0011】
本発明の請求項3記載の状況依存型リマインダー通知装置は、状況依存型リマインダー通知装置が、状況収集手段から状況情報を入力し、この入力情報にもとづいて、リマインダー通知条件及び通知データを入力するための入力画面を表示するとともに、この入力画面を用いて入力されたリマインダー通知条件及び通知データを、リマインダー記憶手段に格納するリマインダー入力手段を有する構成としてある。
【0012】
状況依存型リマインダー通知装置をこのような構成にすれば、利用者に対して、リマインダー通知条件の入力にあたり、状況依存型リマインダー通知装置が検知した現在状況を表示し、この現在状況をリマインダー通知条件として選択可能とする入力画面を提供することができる。
このため、利用者は、リマインダー通知条件として、その入力画面に表示された現在状況から必要な状況を選択するとともに、さらに詳細な内容を付加することなどができ、リマインダー通知条件や通知データの入力を容易に行うことが可能となる。
【0013】
本発明の請求項4記載の状況依存型リマインダー通知装置は、状況分析手段が、状況情報にもとづいて、通知データの出力形式を決定し、この決定情報をリマインダー通知手段に出力し、リマインダー通知手段が、決定情報にもとづいて、通知データに必要な変換を加えるとともに、これに対応するリマインダー提示手段を特定し、当該変換した通知データを、この特定したリマインダー提示手段に出力する構成としてある。
【0014】
状況依存型リマインダー通知装置をこのような構成にすれば、この状況依存型リマインダー通知装置は、状況情報にもとづいて、利用者の現在の状況に適切な形態で、リマインダー通知を行うことが可能となる。
例えば、利用者の状況依存型リマインダー通知装置が、会議室に位置しているという状況情報が得られた場合、会議の邪魔にならないように、文字情報等の視覚情報によって、リマインダー通知を行うことができる。
また、利用者の状況依存型リマインダー通知装置が、自動車の近傍にある場合や、同一の場所に位置していると判断できるような場合は、利用者が車を運転中であると仮定して、音声によってリマインダー通知を行うようにすることが可能となる。
【0015】
本発明の請求項5記載の状況依存型リマインダー通知方法は、複数の状況特定要因にもとづいて、リマインダー通知を実行する状況依存型リマインダー通知方法であって、状況依存型リマインダー通知装置が、少なくとも時刻情報、位置情報、近くにある所定のオブジェクトの検知情報、及び当該状況依存型リマインダー通知装置又は所定のオブジェクトの状態情報のうちの二以上の状況情報を検知し、あらかじめ記憶しているリマインダー通知条件と状況情報を比較して、リマインダー通知を行うか否かを判断し、状況情報がリマインダー通知条件を満たす場合に、あらかじめ記憶している通知データの提示を行う方法としてある。
【0016】
状況依存型リマインダー通知方法をこのような方法にすれば、状況依存型リマインダー通知装置が検知可能な、複数の状況情報、すなわち、時刻情報、位置情報、近傍情報、及びプレゼンス情報から選択された二以上の状況情報にもとづいて、リマインダー通知条件を設定しておき、このリマインダー通知条件と、状況依存型リマインダー通知装置が検知した状況情報にもとづいて、リマインダー通知条件が満たされると判断される場合に、リマインダー通知を行うことが可能となる。
このため、極めて複雑な状況に対してもリマインダー通知を行うことが可能となる。
なお、通知データの提示とは、例えば、通知データを状況依存型リマインダー通知装置のディスプレイに表示させたり、あるいは状況依存型リマインダー通知装置のスピーカーから出力したりすることを意味する。
【0017】
本発明の請求項6記載の状況依存型リマインダー通知方法は、状況依存型リマインダー通知装置が、状況情報にもとづいて、リマインダー通知条件及び通知データを入力するための入力画面を表示するとともに、この入力画面を用いて入力されたリマインダー通知条件及び通知データを記憶する方法としてある。
【0018】
状況依存型リマインダー通知方法をこのような方法にすれば、利用者は、このような入力画面を用いて、状況依存型リマインダー通知装置が検知した現在状況にもとづき容易にリマインダー通知条件を入力することが可能となる。
このため、リマインダー通知条件が極めて複雑な場合であっても、利用者は容易にこれを入力することが可能となる。
【0019】
本発明の請求項7記載の状況依存型リマインダー通知プログラムは、複数の状況特定要因にもとづいて、リマインダー通知を実行させるための状況依存型リマインダー通知プログラムであって、状況依存型リマインダー通知装置に、少なくとも時刻情報、位置情報、近くにある所定のオブジェクトの検知情報、及び当該状況依存型リマインダー通知装置又は所定のオブジェクトの状態情報のうちの二以上の状況情報を検知させ、あらかじめ記憶しているリマインダー通知条件と状況情報を比較して、リマインダー通知を行うか否かを判断し、状況情報がリマインダー通知条件を満たす場合に、あらかじめ記憶している通知データを提示させる構成としてある。
【0020】
状況依存型リマインダー通知プログラムをこのような構成にすれば、状況依存型リマインダー通知装置に、複数の状況特定要因から状況情報を取得させることができるため、このような複数の状況が組み合さった複雑な状況に対して、リマインダー通知を行わせることが可能となる。
このため、利用者は、このような複雑な状況においても、適切にリマインダー通知サービスを受けることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
まず、本発明の実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置の構成を示すブロック図である。図2は、この状況依存型リマインダー通知装置のリマインダー入力画面を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置10は、タイマー10−1、位置情報検知手段10−2、近傍検知手段10−3、プレゼンス検知手段10−4、状況収集手段10−5、リマインダー入力手段10−6、リマインダー記憶手段10−7、状況分析手段10−8、リマインダー通知手段10−9、及びリマインダー提示手段10−10を有している。
【0022】
タイマー10−1は、現在時刻を取得して状況収集手段10−5に出力する。
位置情報検知手段10−2は、利用者の現在位置を検知して状況収集手段10−5に出力する。この位置情報検知手段10−2は、例えば、GPS(Global Positioning System)や、モバイル網(複数基地局からの電波伝搬遅延にもとづき位置を特定する。)により現在位置の検知を行うことができる。
【0023】
近傍検知手段10−3は、利用者が使用している状況依存型リマインダー通知装置の近くにある所定のオブジェクトを検知する。この近傍検知手段10−3としては、近辺のオブジェクトを検知可能な様々なものを用いることができる。
例えば、状況依存型リマインダー通知装置をブルートゥース(Bluetooth)対応とし、同じくブルートゥース対応のオブジェクトである端末などからそのIDを取得し、このIDをユーザ名に変換することにより行うことが可能である。
その具体的方法としては、例えば、ブルートゥースのインクエリー(inquiry)機能(近傍にあるブルートゥース端末を問い合わせるために電波を発信し、これに対する応答を受ける機能)を用いて、相手端末等のIDを取得し、そのIDを状況依存型リマインダー通知装置内に保有させたプログラムにより、あるいは、通信回線を介して変換サーバに問い合わせることによって、ユーザ名に変換することができる。
【0024】
また、より広い範囲を含めて近辺に存在するオブジェクトを検出する場合には、上述のようなGPSやモバイル網を用いることができる。この場合、周囲50m〜1kmといった範囲内にいる多数のオブジェクトを検知することが可能である。
例えば、オブジェクトが携帯端末であって、その利用者がお互いの位置情報を公開することを許可している場合に、それぞれの携帯端末をフィルタリングにより抽出し、状況依存型リマインダー通知装置に通知させることが可能である。
【0025】
さらに、近傍検知手段10−3として、IrDA(Infrared Data Association)やIrMC(IrDA Infrared Mobile Communication)等の規格を用いた赤外線通信手段を用いることもできる。
この場合、状況依存型リマインダー通知装置を、オブジェクトが有する赤外線ポートにかざすことにより、そのオブジェクトが近傍に存在することを認識させることができる。
【0026】
その他、状況依存型リマインダー通知装置に非接触型ICカードを備えるとともに、オブジェクトにカードリーダを備えることにより、状況依存型リマインダー通知装置をオブジェクトに接近させる、もしくは、触れさせることで、状況依存型リマインダー通知装置にオブジェクトが近傍に存在することを認識させることができる。
状況依存型リマインダー通知装置にカードリーダを備え、オブジェクトに非接触型ICカードを備える場合も、同様に認識させることが可能である。
しかしながら、これらのようなIrDAや非接触型ICカードによる場合は、利用者自身が、既にオブジェクトが近傍に存在することを認識していることがほとんどであると考えられるため、上述のブルートゥースやGPS等を用いた近傍検知手段10−3の方がより好ましい。
【0027】
プレゼンス検知手段10−4は、利用者の状況依存型リマインダー通知装置の状態を検知して状況収集手段10−5に出力する。この検知する状態としては、例えば、通話中/空き,ネットワーク接続中/切断中等を挙げることができる。
また、所定のオブジェクトの状態についても同様にして検知するようにすることもできる。この場合は、そのオブジェクトの電源のON/OFFを検知するようにすることもできる。
【0028】
さらに、このプレゼンス検知手段10−4として、例えば、照明のON/OFF,ガス元栓の開/閉,ドアや窓の開/閉,ドアや窓の鍵の開/閉等を検知させるようにすることもできる。
すなわち、これらをホームセキュリティシステムのセンサなどにより検知して、これをその管理サーバや、ホームサーバ等に通知させるとともに、プレゼンス検知手段10−4によって、その検知情報を受信するようにすることが可能である。
また、これと同様の方法を車に適用して、車にセンサを搭載し、各種状況を検知させるようにすることも好ましい。例えば、窓やドアの開/閉の他、車に鍵が差し込まれたことや、車の移動を検知して、状況依存型リマインダー通知装置に通知することも好ましい。
【0029】
なお、近傍検知手段10−3やプレゼンス検知手段10−4による検知対象を、リマインダー記憶手段10−7に登録されているリマインダー通知条件にもとづいて、制限することもできる。
すなわち、近傍検知手段10−3やプレゼンス検知手段10−4が、リマインダー記憶手段10−7からそれぞれに関連するリマインダー通知条件を抽出し、リマインダー通知条件として設定されているオブジェクトや、プレゼンスの検知対象についてのみの検知を行うようにすることも可能である。
【0030】
状況収集手段10−5は、上記各状況検知手段から出力された状況情報を入力して記憶領域に格納するとともに、これを状況分析手段10−8へ出力する。
リマインダー入力手段10−6は、利用者から入力されたリマインダー通知条件と通知データを、状況依存型リマインダー通知装置に入力して、リマインダー記憶手段10−7に格納する。
このとき、リマインダー入力手段10−6は、状況収集手段10−5から状況依存型リマインダー通知装置の現在の状況情報を入力して表示し、利用者からの選択入力を受けることによって、その選択された状況情報をリマインダー通知条件として、リマインダー記憶手段10−7に記憶するようにすることができる。
【0031】
例えば、リマインダー入力手段10−6は、図2に示すようなリマインダー入力画面を表示することができる。同図において、リマインダー入力手段10−6は、現在状況として、状況収集手段10−5から入力した時刻情報、位置情報、近傍情報、及びプレゼンス情報を表示している。
利用者が、このような入力画面を用いて、リマインダー通知条件として必要な条件を選択するとともに、リマインダー通知条件の詳細な内容や、通知データを入力して、登録ボタンを押下すると、リマインダー入力手段10−6は、このリマインダー通知条件を入力し、リマインダー記憶手段10−7に格納する。
【0032】
同図においては、現在状況として表示された状況情報うち、時刻情報である日付と、位置情報、及び近傍情報が選択されている。日付情報及び位置情報については、適宜修正することができるものとしている。
このとき、これらを直接入力可能とする他、例えば、日付情報については、カレンダーボタンを押下することによって、電子カレンダーを表示させ、これを用いて選択入力を可能とすることができる。
また、位置情報についても同様に、地図ボタンを押下することによって、電子地図を表示させ、これを用いて選択入力を可能とすることができる。
【0033】
近傍情報については、例えば、近傍検知手段10−3により検知されたオブジェクトをリスト表示させて、選択可能とすることができる。
図2において、リストに、「Aさん」,「自宅」等が表示されているが、実際に検知されるのは、例えば、Aさんの携帯電話や、自宅のサーバなどの装置である。
【0034】
プレゼンス情報については、自己の状況依存型リマインダー通知装置の各種状況を選択可能とすることができる。例えば、状況依存型リマインダー通知装置について、通話中/空き,ネットワーク接続中/切断中等の状態を選択し、状況依存型リマインダー通知装置がその状態となったことを、プレゼンス検知手段10−4が検知する。
また、図示しないが、その通話先や接続先を登録可能として、状況依存型リマインダー通知装置10が特定の通話先と通話中であることを、プレゼンス検知手段10−4に検知させるようにすることも好ましい。
さらに、近傍検知手段10−3により検出されたオブジェクトのそれぞれについて、各状態の選択を可能とすることも好ましい。
【0035】
また、上記各項目をそれぞれ複数もたせて、より詳細なリマインダー通知条件の設定を可能とすることも好ましい。
通知データは、図2においては、リマインダー通知を行う内容をテキスト入力する形態を示している。この他、通知データとして、画像や音楽、動画等を設定するようにすることも好ましい。
このようなリマインダー入力画面を用いることによって、利用者は、複雑なリマインダー通知条件であっても、容易に入力することが可能となる。
【0036】
なお、リマインダー通知条件の入力については、以上のような例に限定されるものではなく、リマインダー通知条件の設定が可能であるものであれば、どのようなものであってもかまわない。
また、リマインダー入力画面は、状況依存型リマインダー通知装置10に保有させる他、通信回線を介して、そのリマインダー入力画面の管理サーバにアクセスして取得するようにすることもできる。
このとき、その入力の度に管理サーバにアクセスして利用するようにする他、これを状況依存型リマインダー通知装置10にダウンロードして利用可能とすることもできる。
リマインダー記憶手段10−7は、リマインダー入力手段10−6から入力されたリマインダー通知条件を格納するデータベースなどにより構成される。
【0037】
状況分析手段10−8は、状況収集手段10−5から入力された状況情報をリマインダー記憶手段10−7に登録されているリマインダー通知条件と比較することによって、リマインダー通知を行うか否かを決定する。
例えば、リマインダー通知条件として、時刻情報「12月24日」、位置情報「レストランA」、及び近傍情報「Aさん」が設定されている場合、タイマー10−1が、現在日付として「12月24日」を検知し、位置情報検知手段10−2が、現在位置として「レストランA」を検知し、そして、近傍検知手段10−3が「Aさん」の携帯電話機を検出した場合、状況分析手段10−8は、状況収集手段10−5を介してこれらの状況情報を取得し、リマインダー通知条件を満たしていると判断する。
そして、リマインダー記憶手段10−7から通知データを抽出して、リマインダー通知手段10−9へ出力する。
なお、この場合は、検出された状況情報とリマインダー通知条件が一致しているが、条件を満たすという判断は、必ずしも条件が一致している場合に限られない。例えば、時刻情報が、特定の日付以降である場合や、位置情報が特定の範囲内である場合に、条件を満たすと判断するようにしてもよい。
【0038】
リマインダー通知手段10−9は、状況分析手段10−8から入力した通知データを、リマインダー提示手段10−10へ出力する。
また、リマインダー通知手段10−9は、通知データを利用者の状況に合わせて適切に変換して出力することができる。
この場合、状況分析手段10−8が、利用者の状況を分析して、通知データの出力形式を決定し、その決定情報を通知データと併せてリマインダー通知手段10−9に出力して、リマインダー通知手段10−9が、これにもとづき通知データを必要に応じて変換するようにすることができる。
【0039】
例えば、リマインダー通知条件が満たされたときに、近傍検知手段10−3や位置情報検知手段10−2によって、状況依存型リマインダー通知装置が会議室に存在すると判断される状況である場合は、状況分析手段10−8が、通知データとともに、これを文書にて通知すべきという指示をリマインダー通知手段10−9へ出力する。これに対して、リマインダー通知手段10−9は、通知データを、例えば状況依存型リマインダー通知装置が有するディスプレイ装置にテキスト情報として出力する。
これによって、利用者は、会議中に他人に迷惑をかけることなくリマインダー通知を受けることが可能となる。
【0040】
また、自動車にブルートゥース機能を有する端末を搭載し、近傍検知手段10−3により、状況依存型リマインダー通知装置が自動車に存在すると判断される状況である場合に、リマインダー通知条件が満たされると、状況分析手段10−8は、通知データに併せて、これを音声にて通知すべきという指示をリマインダー通知手段10−9へ出力する。
これに対して、リマインダー通知手段10−9は、通知データを、例えば状況依存型リマインダー通知装置が有するスピーカーに音声情報として出力する。
これによって、利用者が、自動車の運転中に状況依存型リマインダー通知装置を操作する危険を防止することが可能となる。
【0041】
リマインダー提示手段10−10は、リマインダーの通知データを出力するものであり、例えば、状況依存型リマインダー通知装置のディスプレイやスピーカーなどとすることができる。また、状況依存型リマインダー通知装置に接続されたディスプレイ等としてもよい。
このような本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置10としては、例えば、携帯電話機、PHS、PDA、モバイルツール、パーソナルコンピュータ等とすることができる。
【0042】
次に、本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置10における処理手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、状況依存型リマインダー通知装置10は、リマインダー通知条件を入力して登録する(ステップ10)。
そして、タイマー10−1、位置情報検知手段10−2、近傍検知手段10−3、プレゼンス検知手段10−4等の状況検知手段により取得される情報を監視する(ステップ11)。
【0043】
さらに、これらの状況検知手段により検知された状況情報を分析し(ステップ12)、リマインダー記憶手段10−7に登録されているリマインダー通知条件を満たすか否かを判断する(ステップ13)。
そして、状況情報がリマインダー通知条件を満たす場合、状況依存型リマインダー通知装置10は、リマインダー通知データを利用者に提示し(ステップ14)、再びステップ11の状況監視状態に戻る。
【0044】
また、状況情報がリマインダー通知条件を満たさない場合、状況依存型リマインダー通知装置10は、ステップ11の状況監視に戻る。
このようにして、状況依存型リマインダー通知装置10は、ステップ11からステップ14の動作を繰り返すことによって、リマインダー通知を実行する。また、新たなリマインダー通知条件を登録する場合は、ステップ10からの動作を実行する。
なお、ステップ11の状況監視としては、例えば、10秒ごとや、30秒ごと、5分ごと等の所定のタイミングで、ステップ12の状況分析に処理を依頼し、その他の時間は、待機するという処理等とすることができる。
【0045】
次に、本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置10によって、どのようなリマインダー通知が行われるのかにつき、図4を参照しながら具体例を挙げて説明する。
同図は、本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置10におけるリマインダー通知条件の具体例を示す図である。
【0046】
[条件1:時刻情報、近傍情報による通知]
まず、図4の条件1に示す時刻情報及び近傍情報を用いたリマインダー通知の例について説明する。
この例では、リマインダー通知条件における時刻情報として、「12月24日」を、近傍情報として「Aさん」(実際には、Aさんの携帯電話機)を、通知データとして「初めてデートした日です。」を、それぞれ登録したとしている。
この場合、利用者が、状況依存型リマインダー通知装置10を携帯して、12月24日に、Aさん(Aさんが携帯している携帯電話機)に近づいたとき、状況依存型リマインダー通知装置10から、「初めてデートした日です。」という通知を受けることができる。
【0047】
[条件2:時刻情報、プレゼンス情報による通知]
次に、図4の条件2に示す時刻情報及びプレゼンス情報を用いたリマインダー通知の例について説明する。
この例では、リマインダー通知条件における時刻情報として、「12月24日」を、プレゼンス情報として「Aさんと電話中」を、通知データとして「初めてデートした日です。」を、それぞれ登録したとしている。
この場合、利用者が、状況依存型リマインダー通知装置10を用いて、12月24日にAさんに電話すると、その電話中に、この状況依存型リマインダー通知装置10から、「初めてデートした日です。」という通知を、例えば音声情報として受けることが可能となる。
【0048】
[条件3:時刻情報、位置情報による通知]
次に、図4の条件3に示す時刻情報及び位置情報を用いたリマインダー通知の例について説明する。
この例では、リマインダー通知条件における時刻情報として、「12月24日」を、位置情報として「レストランA」を、通知データとして「以前のこの日、初めてデートしたレストランです。」を、それぞれ登録したとしている。
この場合、利用者が、12月24日に、例えばAさんと一緒にレストランAに入ったとき、状況依存型リマインダー通知装置10に、「以前のこの日、初めてデートしたレストランです。」という通知データを、利用者に提示させることができる。
【0049】
[条件4:時刻情報、近傍情報、位置情報による通知]
次に、図4の条件4に示す時刻情報、近傍情報及び位置情報を用いたリマインダー通知の例について説明する。
上述の条件3の例では、利用者が、12月24日にレストランAに入ったときにリマインダー通知を行うことができる一方で、一緒に入る人がAさんでなくても同メッセージが提示されてしまう。
このため、同伴者を特定するためのリマインダー通知条件をさらに追加することによって、一層適切で効果的なリマインダー通知を実現することができる。
条件4は、このようなリマインダー通知条件の設定例を示すものであり、リマインダー通知条件における時刻情報として、「12月24日」を、近傍情報として、「Aさん」(Aさんの携帯電話機)を、位置情報として「レストランA」を、通知データとして「以前のこの日、初めてデートしたレストランです。」を、それぞれ登録したとしている。
【0050】
この場合、利用者が、12月24日に、Aさんと一緒にレストランAに入ったとき、状況依存型リマインダー通知装置10に、「以前のこの日、初めてデートしたレストランです。」という通知データを、利用者に提示させることができる。また、Aさんが同伴していない場合には、リマインダー通知は実行されない。
このように、リマインダー通知条件を組合せることにより、詳細なリマインダー通知条件を設定することができ、適切かつ高度なリマインダー通知を実現することが可能となる。
【0051】
[条件5:近傍情報、プレゼンス情報による通知]
次に、図4の条件5に示す近傍情報及びプレゼンス情報を用いたリマインダー通知の例について説明する。
この例は、プレゼンス検知手段10−4が、ホームセキュリティシステムなどから、自宅のドアの鍵の開/閉などの情報を取得し、これにもとづくリマインダー通知を実行するものである。
このとき、リマインダー通知条件における近傍情報として、「自宅のサーバ」を、プレゼンス情報として「ドアの鍵の開/閉」を、通知データとして「ドアの鍵が開いたままです。」を、それぞれ登録したとしている。
この場合、利用者が自宅のドアの鍵をかけ忘れたまま家を離れると、状況依存型リマインダー通知装置10に、「ドアの鍵が開いたままです。」という通知データを提示させることが可能となる。
【0052】
以上説明したように、本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置10によれば、複数の状況特定要因から状況情報を取得することができるため、従来は実現することのできなかった複雑な状況に対するリマインダー通知を行うことが可能となる。
また、そのリマインダー通知において、利用者の状況を分析して、これに適した通知を行うことも可能となる。
さらに、状況依存型リマインダー通知装置10の現在状況にもとづいて、リマインダー通知条件の入力画面を表示することにより、このような複雑なリマインダー通知条件について、利用者は容易にその入力を行うことが可能となる。
【0053】
上記の実施形態における状況分析や、リマインダー提示等は、状況依存型リマインダー通知プログラムにより実行される。
この状況依存型リマインダー通知プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、状況分析処理や、リマインダー提示処理等を行わせる。
これによって、これらの処理は、状況依存型リマインダー通知プログラムとコンピュータとが協働した状況依存型リマインダー通知装置により実現される。
【0054】
なお、状況依存型リマインダー通知プログラムは、コンピュータのROMやハードディスクに記憶させる他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、例えば状況依存型リマインダー通知装置に外部接続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0055】
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのRAMにロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置の機能が実現される。
さらに、コンピュータで状況依存型リマインダー通知プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された状況依存型リマインダー通知プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。
このダウンロードされた状況依存型リマインダー通知プログラムも、CPUにより実行され、本実施形態の状況分析処理や、リマインダー提示処理等を実現する。
【0056】
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、状況依存型リマインダー通知装置における各構成要素の機能を、統合あるいは分離して、異なる構成要素としても、同一の機能を実行できる限りかまわない。
また、リマインダー通知において、通知データをそのまま提示するのではなく、所定の加工を施すことにより、通知を一層効果的にすることも好ましい。
さらに、上記実施形態においては、4つの状況検知手段を用いて、状況情報の取得を行っているが、これら以外の状況検知手段を設けたり、あるいは近傍検知手段及びプレゼンス検知手段については、それぞれ単独であっても複雑な状況が想定されることから、状況検知手段として、これらをそれぞれ単独で構成したりするなど適宜設計変更できるものである。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、複数の状況特定要因から状況情報を取得することができるため、従来は実現することのできなかった複雑な状況に対するリマインダー通知を行うことが可能となる。
また、そのリマインダー通知において、利用者の状況を分析して、これに適した通知を行うことも可能となる。
さらに、状況依存型リマインダー通知装置の現在状況にもとづいて、リマインダー通知条件の入力画面を表示することにより、このような複雑なリマインダー通知条件について、利用者は容易にその入力を行うことが可能となる。
【0058】
加えて、状況依存型リマインダー通知プログラムは、状況依存型リマインダー通知装置の各構成要素へ所定の指令を送ることにより、この状況分析機能や、リマインダー提示機能等を実現させることができる。
これによって、これらの機能等は、状況依存型リマインダー通知プログラムと状況依存型リマインダー通知装置とが協働して実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の状況依存型リマインダー通知装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の状況依存型リマインダー通知装置のリマインダー入力画面を示す図である。
【図3】本発明の実施形態の状況依存型リマインダー通知装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の本実施形態の状況依存型リマインダー通知装置におけるリマインダー通知条件の具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 状況依存型リマインダー通知装置
10−1 タイマー
10−2 位置情報検知手段
10−3 近傍検知手段
10−4 プレゼンス検知手段
10−5 状況収集手段
10−6 リマインダー入力手段
10−7 リマインダー記憶手段
10−8 状況分析手段
10−9 リマインダー通知手段
10−10 リマインダー提示手段

Claims (7)

  1. 複数の状況特定要因にもとづいて、リマインダー通知を実行する状況依存型リマインダー通知装置であって、
    種々の状況特定要因から状況情報を検知し、状況収集手段に出力する複数の状況検知手段と、
    前記状況情報を記憶領域に格納するとともに、当該状況情報を状況分析手段に出力する前記状況収集手段と、
    リマインダー通知条件及び通知データを記憶するリマインダー記憶手段と、
    前記状況情報と前記リマインダー通知条件を比較して、前記リマインダー通知を行うか否かを判断し、前記状況情報が前記リマインダー通知条件を満たす場合に、前記通知データをリマインダー通知手段に出力する前記状況分析手段と、
    前記通知データをリマインダー提示手段に出力する前記リマインダー通知手段とを有する
    ことを特徴とする状況依存型リマインダー通知装置。
  2. 前記複数の状況検知手段が、
    時刻情報を取得するタイマーと、
    当該状況依存型リマインダー通知装置の位置情報を検知する位置情報検知手段と、
    当該状況依存型リマインダー通知装置の近くにある所定のオブジェクトを検知する近傍検知手段と、
    当該状況依存型リマインダー通知装置又は前記所定のオブジェクトの状態を検知するプレゼンス検知手段のうちの二以上を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の状況依存型リマインダー通知装置。
  3. 前記状況依存型リマインダー通知装置が、
    前記状況収集手段から前記状況情報を入力し、この入力情報にもとづいて、前記リマインダー通知条件及び前記通知データを入力するための入力画面を表示するとともに、この入力画面を用いて入力された前記リマインダー通知条件及び前記通知データを、前記リマインダー記憶手段に格納するリマインダー入力手段を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の状況依存型リマインダー通知装置。
  4. 前記状況分析手段が、前記状況情報にもとづいて、前記通知データの出力形式を決定し、この決定情報を前記リマインダー通知手段に出力し、
    前記リマインダー通知手段が、前記決定情報にもとづいて、前記通知データに必要な変換を加えるとともに、これに対応するリマインダー提示手段を特定し、当該変換した通知データを、この特定したリマインダー提示手段に出力する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の状況依存型リマインダー通知装置。
  5. 複数の状況特定要因にもとづいて、リマインダー通知を実行する状況依存型リマインダー通知方法であって、
    状況依存型リマインダー通知装置が、
    少なくとも時刻情報、位置情報、近くにある所定のオブジェクトの検知情報、及び当該状況依存型リマインダー通知装置又は前記所定のオブジェクトの状態情報のうちの二以上の状況情報を検知し、
    あらかじめ記憶しているリマインダー通知条件と前記状況情報を比較して、前記リマインダー通知を行うか否かを判断し、前記状況情報が前記リマインダー通知条件を満たす場合に、あらかじめ記憶している通知データの提示を行う
    ことを特徴とする状況依存型リマインダー通知方法。
  6. 前記状況依存型リマインダー通知装置が、
    前記状況情報にもとづいて、前記リマインダー通知条件及び前記通知データを入力するための入力画面を表示するとともに、この入力画面を用いて入力された前記リマインダー通知条件及び前記通知データを記憶する
    ことを特徴とする請求項5記載の状況依存型リマインダー通知方法。
  7. 複数の状況特定要因にもとづいて、リマインダー通知を実行させるための状況依存型リマインダー通知プログラムであって、
    状況依存型リマインダー通知装置に、
    少なくとも時刻情報、位置情報、近くにある所定のオブジェクトの検知情報、及び当該状況依存型リマインダー通知装置又は前記所定のオブジェクトの状態情報のうちの二以上の状況情報を検知させ、
    あらかじめ記憶しているリマインダー通知条件と前記状況情報を比較して、前記リマインダー通知を行うか否かを判断し、前記状況情報が前記リマインダー通知条件を満たす場合に、あらかじめ記憶している通知データを提示させる
    ことを実行させるための状況依存型リマインダー通知プログラム。
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