JP2004013267A - 情報共有システムと情報共有方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】プロジェクト管理システムでの共同作業により作成される成果物に関しての、蓄えられる知識、作業者間で行われる議論といった情報の管理を、電子会議室を利用して効率的に行う。
【解決手段】プロジェクトの作業項目に関連付けて成果物を管理するプロジェクト管理システム101と電子会議室システム102とを、会議室設置呼出し部112と会議室設置処理部118により連携させ、作業項目や成果物毎に電子会議室を用意し、作業工程や成果物およびそれらに付加された属性データ、キーワードなどを属性情報として発言に付加し発言属性情報として保持して、電子会議室に登録することにより、各発言に対して、予め設定してある情報を属性情報として自動的に付加する。また、会議室表示呼出し部113と会議室表示処理部120により、プロジェクト管理システムの工程・成果物から、該当する会議室の議論を表示する際、属性情報を基に検索することにより、関連する議論も一覧表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】プロジェクトの作業項目に関連付けて成果物を管理するプロジェクト管理システム101と電子会議室システム102とを、会議室設置呼出し部112と会議室設置処理部118により連携させ、作業項目や成果物毎に電子会議室を用意し、作業工程や成果物およびそれらに付加された属性データ、キーワードなどを属性情報として発言に付加し発言属性情報として保持して、電子会議室に登録することにより、各発言に対して、予め設定してある情報を属性情報として自動的に付加する。また、会議室表示呼出し部113と会議室表示処理部120により、プロジェクト管理システムの工程・成果物から、該当する会議室の議論を表示する際、属性情報を基に検索することにより、関連する議論も一覧表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数人で実施する共同作業をネットワークを介して支援するコンピュータ処理技術に係わり、特に、共同作業により作成される成果物、蓄えられる知識、作業者間で行われる議論といった情報の管理を効率的に行うのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、大規模なソフトウェア開発プロジェクトでは、最終的なプロジェクトの生成物としてのソフトウェアだけでなく、その開発プロセスの途中に多くのドキュメントなどがプロジェクトの成果物として作られる。また、これらの成果物を作成する際には、プロジェクトに多くの開発者が関わり、議論を繰り返している。
【0003】
このようなプロジェクトとしての共同作業においては、いかに情報を共有しておくかが重要となる。一般的に、ドキュメントなどの成果物は決められた保管場所に保管し、作業途中で議論された内容は議事録として保管し、誰もが参照できるようにしてある。
【0004】
また、ソフトウェアの開発などのように複数の場所で開発が行われるような場合は、ネットワークで参照できるような環境を構築することが多い。
【0005】
このような共同作業において、コンピュータを利用してネットワーク上で議論をするシステム(電子会議室)に関する従来技術が、例えば特開2000−105731号公報(「共同作業支援装置」)に記載されている。この技術は、ネットワーク上で共有している任意のドキュメントに関して議論・変更を行う作業において、コメントを貼り付けていき、コメント間の関係付けを行って効率よく作業を進めようとするものである。
【0006】
また、ネットワーク上でプロジェクト管理を支援するコンピュータシステム技術として、例えば特開2001−202405号公報に記載のものがある。この技術は、プロジェクト管理におけるスケジュール表、例えばガントチャート図の各タスク毎に対応する電子掲示板と共有フォルダを自動生成すると共に、そこへのリンクをも自動生成することにより、関与者間のコミュニケーション場を提供すると同時に、マネージャを含めた関与者全てにコミュニケーション場へ効率よく誘導するものである。
【0007】
しかしながら、これらの従来技術では、ドキュメントの形になる前や、ドキュメントにならないような開発工程での作業に関する議論の共有ができない。また、プロジェクト管理を支援するシステムと議論を共有する電子会議室がそれぞれ独立したシステムであるため、両方を使用する場合、別々に操作していく必要があるため、ドキュメントの内容を変更しようとしたときに、その影響を受ける他の工程(作業)のドキュメントやキーワード検索による議論の絞り込みに時間がかかってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の技術では、ドキュメントの形になる前や、ドキュメントにならないような開発工程での作業に関する議論を効率的に共有することができない点、また、ドキュメントの内容を変更しようとしたときに、その影響を受ける他の工程(作業)のドキュメントやキーワード検索による議論の絞り込みに時間がかかってしまう点である。
【0009】
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、プロジェクト管理システムにおける作業項目や成果物(ドキュメント)に関連する議論の支援を効率的に行うことを可能とすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、プロジェクト管理システムと電子会議室とを連携させ、作業項目や成果物毎に電子会議室を設置して、当該作業項目や当該ドキュメント毎に関連する議論を可能にする。また、電子会議室への発言登録時に、プロジェクト管理システムの作業項目や成果物などの属性情報を、当該発言に付加情報として付与して記憶・管理する。そして、その付加情報を検索することにより、複数の作業項目や複数の成果物にまたがって、関連する発言を抽出して表示できるようになる。
【0011】
例えば、プロジェクトの作業プロセスに関連付けて成果物を管理する情報共有システムにおいて、その工程や成果物毎に電子会議室の設置や発言を行うインタフェース(作業用画面)を用意する。そして、この作業用画面を使用して発言した際、その発言に関連する工程や成果物、および、それらに付加された属性データ、キーワードなどの属性情報を、当該発言に付加し内部に保持して、電子会議室に登録する。これにより、ユーザが意図することなく、発言に対して、予め設定してある属性情報を付加できる。また、発言は、情報共有システムの工程・成果物から、該当する会議室の議論を表示し、内容を検索するだけではなく、プロジェクト管理システムで設定された属性情報を基に検索することにより、関連する議論も一覧表示・参照等できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明に係わる情報共有システムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1における画面表示部で表示される画面例を示す説明図である。
【0014】
図1に示すように、本例のプロジェクト情報共有システム100は、ネットワーク130を介して複数の端末(図中「ユーザ1〜n」と記載)127〜129に接続されている。プロジェクト情報共有システム100は、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、外部記憶装置等を具備したコンピュータ構成からなり、CD−ROM等に記録されたプログラムやデータを光ディスク駆動装置等を介して外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、以下の各機能を構築する。
【0015】
プロジェクト情報共有システム100は、プロジェクト管理システム101と電子会議室システム102およびユーザ管理システム103からなり、このユーザ管理システム103は、本システムのユーザのログインや登録を行うユーザ管理処理部104、ユーザの情報を格納するユーザDB(データベース)105から構成される。
【0016】
また、プロジェクト管理システム101は、プロジェクトの成果物に関する処理を行う成果物登録処理部106と成果物取出処理部107、プロジェクトの作業項目に関する処理を行う作業項目登録処理部108と作業項目編集処理部109、各項目の属性情報に関する処理を行う属性情報登録処理部110、登録された情報を画面に表示する画面表示処理部111、電子会議室設置処理を呼び出すための会議室設置呼出し部112、設置されている会議室を呼び出す会議室表示呼出し部113、会議室の内容検索処理を呼び出す会議室検索呼出し部114、作業項目情報を格納する作業項目DB115、プロジェクトの成果物を格納する成果物DB116、および属性情報を格納する属性情報DB117から構成される。
【0017】
そして、電子会議室システム102は、会議室設置処理部118、会議室発言処理部119、会議室発言表示処理部120、会議室検索処理部121、発言属性設定処理部122、発言属性変更処理部123、会議室の設定内容を格納する会議室DB124、発言を格納する発言DB125、発言の属性を格納する属性DB126から構成される。
【0018】
このような構成により、本例の情報共有システム100では、プロジェクト管理システム101と電子会議室システム102とを連携させ、プロジェクト管理システム101における作業項目や成果物毎に電子会議室を設置して、当該作業項目や当該ドキュメント毎に関連して電子会議室での議論を可能にする。
【0019】
また、電子会議室への発言登録時に、プロジェクト管理システム101で管理する作業項目や成果物などの属性情報を付加情報として、当該発言に付与し、電子会議室システム102において記憶して管理する。この付加情報を検索することにより、複数作業項目や複数の成果物にまたがって、関連する発言を表示できる。
【0020】
例えば、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200のような構成の画面を、プロジェクトの作業プロセスに関連付けて成果物を管理する情報共有システムにおいて、その工程や成果物毎に電子会議室の設置や発言を行うインタフェースとして用意して、端末127〜129のユーザが、この作業用画面を使用して発言した際、その発言に関連する工程や成果物、および、それらに付加された属性データ、キーワードなどの属性情報を発言に付加し内部に保持して、電子会議室に登録する。
【0021】
これにより、ユーザは意図しなくとも、電子会議室における発言に対して、予め設定してある属性情報を付加できる。また、発言は、情報共有システムの工程・成果物から、該当する会議室の議論を表示し、内容を検索するだけではなく、プロジェクト管理システム101で設定された属性情報(付加情報)を基に検索することにより、関連する議論も一覧表示・参照等できる。
【0022】
図2のプロジェクト管理システムウィンドウ200は、画面表示処理部111により、各端末127〜129の画面上で表示されるプロジェクト管理システム101の作業操作画面例であり、作業項目ウィンドウ201と成果物表示ウィンドウ211からなる。
【0023】
作業項目ウィンドウ201に表示される作業項目は、作業項目設定・編集ボタン212により呼び出される図1の作業項目登録処理部108によって、各端末127〜129のユーザがプロジェクトに応じて設定・編集する。
【0024】
また、作業項目ウィンドウ201に表示されている作業項目のうち、ユーザが選択した作業項目が強調表示され、その作業項目に登録されている成果物の一覧が成果物表示ウィンドウ211に表示される。
【0025】
この成果物表示ウィンドウ211に表示される一覧は、項目202、期限203、担当者名204、当該項目のステータス205、当該項目で操作可能なアクション206で構成される。
【0026】
操作可能なアクション206に表示されるアクションには、項目属性情報設定ボタン(図中「属性設定」と記載)207のようなプロジェクト管理システム101の機能を操作するボタンと、会議室設置ボタン208、会議室表示ボタン209、会議室検索ボタン210のような、プロジェクト管理システム101と連携した電子会議室システム102の機能を呼び出すものから構成される。
【0027】
ここで、会議室設置ボタン208は、当該項目に対応する会議室を開設するために図1の電子会議室システム102の会議室設置処理部118を呼び出し、会議室表示ボタン209は、既設置会議室に発言するために電子会議室システム102の会議室表示処理部120を呼び出し、会議室検索ボタン210はユーザが指定したキーワードや属性情報をもとに登録してある発言を検索するために会議室検索処理部121を呼び出す。
【0028】
尚、会議室表示ボタン209および会議室検索ボタン210は、当該項目に会議室が設定されているときのみ、会議室設置ボタン208に変わって表示される。
【0029】
以下、このようなプロジェクト管理システムウィンドウ200からの作業操作について説明する。まず、ユーザによる項目属性情報設定ボタン207の押下に基づく処理動作を図3を用いて説明し、次に、図4を用いて会議室設定ボタン208の押下に基づく処理動作を説明する。
【0030】
図3は、図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの属性設定ボタンを押したときに表示される作業項目属性設定ウィンドウの画面例を示す説明図であり、図4は、図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの会議室設定ボタンを押したときに表示される会議室名称入力ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【0031】
図3に示す作業項目属性設定ウィンドウ300は、ユーザがログインしているプロジェクト名が表示されるプロジェクト名表示エリア301と、選択した作業項目が表示される作業項目表示エリア302、成果物名称表示エリア303、属性入力フィールド304、更新ボタン305、キャンセルボタン306から構成される。
【0032】
属性入力フィールド304には、属性情報となるキーワードが、「,(カンマ)」区切りにて入力され、更新ボタン305が押されたときに図1の属性情報DB126に反映される。
【0033】
図4に示す会議室名称入力ウィンドウ400は、会議室名称入力フィールド401、更新ボタン402、キャンセルボタン403から構成される。ユーザが会議室名称入力フィールド401に、設置する電子会議室の名称を入力し、更新ボタン402を押したとき、電子会議室システム102の会議室設置処理部118により会議室を設置する。
【0034】
図5は、電子会議室の画面例を示す説明図である。
【0035】
図5に示す電子会議室ウィンドウ500は、図1における各ユーザの端末127〜129で表示されるものであり、タイトル一覧表示エリア501と発言内容表示エリア502と属性情報表示エリア503と発言ボタン504、回答ボタン505、検索ボタン506、発言属性情報設定ボタン507、終了ボタン508からなる操作ボタンで構成される。
【0036】
タイトル一覧表示エリア501には、登録されている発言のタイトル、発言者、発言時間が表示される。ユーザがタイトル一覧表示エリア501に表示された発言の一つを選択したとき、その発言タイトルは強調表示され、選択した発言の内容が発言内容表示エリア502に表示され、同時にその発言の属性が属性情報表示エリア503に表示される。
【0037】
次に、図6を用いて、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200における会議室検索ボタン210の押下にともない図1の端末127〜129で表示される会議室検索ウィンドウについて説明する。
【0038】
図6は、図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの会議室検索ボタンを押したときに表示される会議室検索ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【0039】
図6に示す会議室検索ウィンドウ600は、検索キーワードを入力するキーワード入力フィールド601、検索範囲として指定する期日指定フィールド602、検索範囲として指定する会議室指定フィールド603、OKボタン604から構成される。
【0040】
ユーザがキーワード入力フィールド601に検索したいキーワードを入力し、OKボタン604を押したとき、図1における電子会議室システム102の会議室検索処理部121により、発言DB125に登録されている発言を検索し、該当する発言を選んで、図5に示す電子会議室ウィンドウ500を表示する。このとき、図5の電子会議室ウィンドウ500におけるタイトル一覧表示エリア501には、指定されたキーワードで絞り込まれた発言のみが表示される。
【0041】
また、会議室検索ウィンドウ600における期日指定フィールド602に期日が指定された場合、指定の期間に検索範囲を絞り込む。さらに、会議室指定フィールド603で会議室が指定された場合、指定された会議室の中の発言のみに検索範囲を絞り込む。尚、会議室指定フィールド603には、複数の会議室をリスト表示された中から指定でき、空指定の場合は、全会議室を検索範囲とする。
【0042】
次に、図5における電子会議室ウィンドウ500の発言ボタン504あるいは回答ボタン505の押下にともなう処理動作例を図7を用いて、また、同電子会議室ウィンドウ500の属性設定ボタン507の押下にともなう処理動作例を図8を用いて説明する。
【0043】
図7は、図5における電子会議室ウィンドウの発言ボタンあるいは回答ボタンが押されたときに表示される発言画面例の説明図であり、図8は、図5における電子会議室ウィンドウの属性設定ボタンが押されたときに表示される発言属性更新画面例の説明図である。
【0044】
図7に示す会議室発言画面700は、発言のタイトル入力フィールド701、発言者表示エリア702、発言内容入力フィールド703、発言属性情報入力フィールド704、OKボタン705、キャンセルボタン706から構成される。
【0045】
発言者表示エリア702には、本システムにログインしている図1の端末127〜129のユーザが発言者として表示される。本画面を開いたとき、発言属性情報入力フィールド704には、図3に示す作業項目属性設定ウィンドウ300で入力された作業項目属性情報が、引き継がれており、さらにユーザが指定したい属性情報を追加入力する。
【0046】
また、図5における電子会議室ウィンドウ500の回答ボタン505が押されて本会議室発言画面700を表示したときは、回答もとの発言のタイトルをタイトル入力フィールド701、発言の内容を発言内容入力フィールド703に表示する。
【0047】
図8に示す発言属性更新画面ウィンドウ800は、発言タイトル表示エリア801、発言者表示エリア802、発言内容表示エリア803、発言属性情報入力フィールド804、更新ボタン805、キャンセルボタン806から構成される。
【0048】
ここで発言タイトル表示エリア801、発言者表示エリア802、発言内容表示エリア803は、会議室発言の各内容が表示されるのみで、本発言属性更新画面ウィンドウ800の画面で更新はできない。また、発言属性情報入力フィールド804には、当該発言に設定されている属性情報が表示され、追加・削除の設定編集ができる。
【0049】
次に、図9から図15を用いて、図1における各データベースのデータ構造について説明する。
【0050】
図9は、図1におけるプロジェクト管理システムの作業項目DBのデータ構造例を示す説明図、図10は、図1におけるプロジェクト管理システムの成果物DBのデータ構造例を示す説明図、図11は、図1におけるプロジェクト管理システムの属性情報DBのデータ構造例を示す説明図、図12は、図1における電子会議室の会議室DBのデータ構造例を示す説明図、図13は、図1における電子会議室の発言DBのデータ構造例を示す説明図、図14は、図1における電子会議室の属性DBのデータ構造例を示す説明図、図15は、図1におけるユーザ管理システムのユーザDBのデータ構造例を示す説明図である。
【0051】
図9に示す作業項目DB115においては1つのデータは、プロジェクトID900、プロジェクト名称901、作業項目ID902、作業項目名称903、親作業項目ID904、子作業項目ID905、前作業項目ID906、次作業項目ID907、期限908、担当909、ステータス910、会議室設定フラグ911から構成される。
【0052】
図10に示す成果物DB116においては1つのデータは、プロジェクトID1000、作業項目ID1001、成果物ID1002、成果物名称1003、期限1004、担当者1005、ステータス1006、会議室設定フラグ1007、成果物1008から構成される。
【0053】
図11に示す属性情報DB117においては1つのデータは、プロジェクトID1100、プロジェクト名称1101、作業項目ID1102、作業項目名称1103、成果物ID1104、成果物名称1105、作業項目属性情報1106から構成される。
【0054】
図12に示す会議室DB124においては1つのデータは、会議室ID1200、会議室名称1201、プロジェクトID1202、作業項目ID1203、成果物ID1204、作業項目属性情報1205から構成される。
【0055】
図13に示す発言DB125においては1つのデータは、会議室ID1300、発言ID1301、ユーザID1302、発言日時1303、発言内容1304、親発言ID1305、子発言ID1306から構成される。
【0056】
図14に示す属性DB126においては1つのデータは、発言ID1400と、図11の属性情報DB117から内容を所得するプロジェクトID1401、プロジェクト名称1402、作業項目ID1403、作業項目名称1404、成果物ID1405、成果物名称1406、および発言属性情報1407から構成される。
【0057】
図15に示すユーザDB105においては1つのデータは、ユーザID1500、パスワード1501、ユーザ名1502から構成される。
【0058】
以下、これらの図9から図15における各DBおよび図2から図8における画面に基づく、図1における情報共有システムの処理動作例を、図16から図19を用いて説明する。
【0059】
図16は、図1における情報共有システムの第1の処理動作例を示すフローチャートであり、図17は、図1における情報共有システムの第2の処理動作例を示すフローチャート、図18は、図1における情報共有システムの第3の処理動作例を示すフローチャート、図19は、図1における情報共有システムの第4の処理動作例を示すフローチャートである。
【0060】
まず、図16に基づき、ユーザの行う手順を説明する。ユーザは、端末127〜129を操作してプロジェクト管理システム101を起動し、まず、ステップ1600において、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200上で、作業項目・成果物を選択する。
【0061】
次に、ステップ1601において、選択した作業項目・成果物に属性情報を設定・変更するか判断し、設定・変更しない場合はステップ1603に進み、設定・変更する場合は、ステップ1602において、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の項目属性情報設定ボタン207を押して、属性情報を設定・変更する。
【0062】
ステップ1603においては、選択した作業項目・成果物に対する会議室があるか判断し、会議室がない場合はステップ1604において会議室設置に関する処理を行い、会議室がある場合はステップ1606において会議室表示に関する処理を行う。
【0063】
すなわち、ステップ1604において、選択した作業項目・成果物に対する会議室を設定するか判断し、設置しない場合はステップ1600の作業項目・成果物の選択に戻り、設置する場合はステップ1605において、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室設置ボタン208を押して、図4に示す会議室名称入力ウィンドウ400を開き、名称を指定して会議室を設置する。
【0064】
ステップ1603において会議室がある場合、ステップ1606において会議室を表示するか判断する。会議室を表示しない場合、ステップ1608において会議室検索に関する処理を行う会議室を表示する場合、ステップ1607において図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室表示ボタン209を押して、選択した作業項目・成果物に対応した会議室を表示する。
【0065】
ステップ1608において、会議室の検索を行うか判断し、検索を行わない場合、ステップ1600の作業項目・成果物の選択に戻り、検索を行う場合、ステップ1609において図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室検索ボタン210を押して、作業項目・成果物に対応した会議室の検索画面(図6の会議室検索ウィンドウ600)を表示し、キーワードを指定して検索を行う。
【0066】
次に、ステップ1610において会議室に発言するか判断し、発言しない場合ステップ1614において電子会議室を終了してステップ1600の作業項目・成果物の選択に戻り、発言する場合ステップ1611において、図5に示す電子会議室ウィンドウ500の発言ボタン504、または回答ボタン505を押して、図7に示す会議室発言画面700を開き、発言を入力する。
【0067】
ステップ1612において、発言に対応した属性を設定・変更するか判断し、設定・変更しない場合ステップ1610に戻り、設定・変更する場合、ステップ1613において図7の会議室発言画面700における属性情報入力フィールド704に属性情報を設定・変更して、ステップ1610に戻る。
【0068】
次に、図17に基づき、図1におけるプロジェクト管理システム101から電子会議室を設置する際の処理手順について説明する。
【0069】
ステップ1700において、ユーザが図1の端末127〜129を操作して図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室設置ボタン208を押したとき、図1の会議室設置呼出し部112が起動する。
【0070】
ステップ1701において、会議室設置呼出し部112は、会議室を設置しようとしたプロジェクトID、作業項目ID、成果物IDをパラメータとして、図1の電子会議室システム102の会議室設置処理部118を呼び出す。
【0071】
ステップ1702において、会議室設置処理部118は、図4に示す会議室名称入力ウィンドウ400を表示し、ユーザに名称の入力を促す。
【0072】
さらに、会議室設置処理部118は、ステップ1703において、図4の会議室名称入力ウィンドウ400でユーザが入力した会議室名称を取得し、ステップ1704において、パラメータで渡されたプロジェクトID、作業項目IDをもとに、図9に示す作業項目DB115を検索し、該当するプロジェクト名称901、作業項目名称903を取得する。
【0073】
そして、会議室設置処理部118は、ステップ1705において、パラメータで渡された成果物IDをもとに、図10に示す成果物DB116を検索し、該当する成果物名称を取得し、ステップ1706において、図12に示す会議室DB124を検索し、割当てられていない会議室IDを取得する。
【0074】
その後、会議室設置処理部118は、ステップ1707において、会議室ID、会議室名称、プロジェクトID、作業項目ID、成果物IDを、それぞれ図12の会議室DB124における会議室ID1200、会議室名称1201、プロジェクトID1202、作業項目ID1203、成果物ID1204に出力し、それと同時に、プロジェクト名称、作業項目名称、成果物名称を属性情報として同会議室DB124の作業項目属性情報1205に出力して、会議室設置処理を終了する。
【0075】
次に、図18に基づき、図1におけるプロジェクト管理システム101から電子会議室を表示する際の処理手順について説明する。
【0076】
ユーザによる図1の端末127〜129における操作により、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室表示ボタン209が押されたとき、ステップ1800において、プロジェクト管理システム101における会議室表示呼出し部113が起動される。
【0077】
会議室表示呼出し部113は、ステップ1801において、ユーザが電子会議室を設置しようとしたプロジェクトID、作業項目ID、成果物IDをパラメータとして、図1における電子会議室システム102の会議室表示処理部119を呼び出す。
【0078】
会議室設置処理部119は、ステップ1802において、パラメータとして渡されたプロジェクトID、作業項目ID、成果物IDをもとに、図12に示す会議室DB124を検索し、該当する会議室ID1200、会議室名称1200、作業項目属性情報1205を取得する。
【0079】
また、会議室設置処理部119は、ステップ1803において、取得した会議室ID1200をもとに、図13に示す発言DB125から当該会議室の全ての発言データを取得し、ステップ1804において、発言があるか判断し、発言がある場合、ステップ1805〜1807を処理し、発言がない場合、ステップ1808を処理する。
【0080】
発言がある場合、まず、ステップ1805において、会議室設置処理部119は、取得した発言のユーザID1302をもとに図15に示すユーザDB105を検索し、対応するユーザ名1502を取得、また、発言の親発言ID1305、子発言ID1306をもとに関連する発言群にまとめ、ツリー形式に編集して、図1の当該端末127〜129の画面上に図5に示す会議室ウィンドウ500のタイトル一覧表示エリア501に表示する。
【0081】
次にステップ1806において、会議室ウィンドウ500のタイトル一覧表示エリア501に表示された発言のタイトルのいずれかを図1の端末127〜129においてユーザが選択したとき、会議室設置処理部119は、会議室ウィンドウ500の発言内容表示エリア502にその発言内容を(当該端末127〜129の画面上に)表示する。
【0082】
さらに、会議室設置処理部119は、ステップ1807において、選択した発言の発言ID1301をもとに、図14に示す属性DB126から発言属性情報1407を取得し、図5に示す会議室ウィンドウ500の属性情報表示エリア503に表示して、会議室の表示処理を終了する。
【0083】
また、ステップ1804において発言がない場合、会議室設置処理部119は、ステップ1808において、図5に示す会議室ウィンドウ500のタイトル一覧表示エリア501に何も表示しないで会議室ウィンドウ500を表示して、会議室の表示処理を終了する。
【0084】
次に、図19に基づき、ユーザが図1の端末127〜129を操作して会議室で発言する際の処理手順について説明する。
【0085】
図5に示す会議室画面500における発言ボタン504が押されたとき、ステップ1900において、プロジェクトID、作業項目ID、成果物IDを起動パラメータとして、図1における電子会議室システム102の会議室発言処理部119が起動される。
【0086】
会議室発言処理部119は、まず、ステップ1901において、システムログインしているユーザIDをもとに、図15に示すユーザDB105からユーザ名1502を取得し、ステップ1902において、起動パラメータとして渡されたプロジェクトID、作業項目ID、成果物IDをもとに、図12に示す会議室DB124から作業項目属性情報1205を取得する。
【0087】
さらに会議室発言処理部119は、ステップ1903において、所得したユーザ名1502を図7に示す会議室発言画面700における発言者表示エリア702に表示し、同じく取得した作業項目属性情報1205を発言属性情報入力フィールド704に初期入力値として表示し、会議室発言画面700を図1の端末127〜129の画面上に開く。
【0088】
そして会議室発言処理部119は、ステップ1904において、ユーザが、図1の端末127〜129を操作して図7における会議室発言画面700の発言内容入力フィールド703に入力した発言内容を図13に示す発言DB125に出力する。
【0089】
その後、会議室発言処理部119は、ステップ1905において、ユーザが図7の会議室発言画面700における発言内容入力フィールド703に入力した発言内容を、図13に示す発言DB125に出力したのち、発言属性情報フィールド704に入力された属性情報を、図14に示す属性DB126に出力し、発言処理を終了する。
【0090】
以上、図1〜図19を用いて説明したように、本例の情報共有システム100では、プロジェクトの作業項目に関連付けて成果物を管理するプロジェクト管理システム101と電子会議室システム102とを、会議室設置呼出し部112と会議室設置処理部118等により連携させ、プロジェクト管理システム101における作業項目や成果物毎に電子会議室を設置し、当該作業工程や当該成果物(ドキュメントなど)毎に関連して電子会議室での議論を可能にする。
【0091】
さらに、プロジェクト管理システム101における作業項目や成果物毎に付与された属性データ、キーワードなどを属性情報として、電子会議室での発言に対して付加し、電子会議室システム102において発言属性情報(付加情報)として管理する。これにより、ユーザは意図しなくとも、発言に対して、予め設定してある情報を属性情報として付加でき、システムが、その属性情報(付加情報)を検索することにより、複数作業項目や複数の成果物にまたがって、関連する発言を表示できる。
【0092】
尚、本発明は、図1〜図19を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例のプロジェクト情報共有システム100のコンピュータ構成例では、光ディスクをプログラムの記録媒体として用いているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
【0093】
【発明の効果】
本発明によれば、プロジェクト管理システムと電子会議室とを連携させ、プロジェクト管理システムにおける作業項目や成果物毎に電子会議室を設置し、議論可能なシステムを提供することにより、ドキュメントにならないような開発工程での作業項目や当該ドキュメントに関連する議論が可能となり、また、会議室への発言登録時に、プロジェクト管理システムの作業項目や成果物などの属性情報を当該発言に付与し、発言属性情報(付加情報)として管理して、その発言属性情報(付加情報)を検索することにより、複数作業項目や複数の成果物にまたがって、関連する発言を表示することができ、ドキュメントの内容を変更しようとしたときに、その影響を受ける他の工程(作業)のドキュメントやキーワード検索による議論の絞り込みを短時間に容易に行うことができ、プロジェクト管理システムにおける作業項目や成果物(ドキュメント)に関連する議論の支援を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる情報共有システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1における画面表示部で表示される画面例を示す説明図である。
【図3】図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの属性設定ボタンを押したときに表示される作業項目属性設定ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図4】図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの会議室設定ボタンを押したときに表示される会議室名称入力ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図5】電子会議室の画面例を示す説明図である。
【図6】図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの会議室検索ボタンを押したときに表示される会議室検索ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図7】図5における電子会議室ウィンドウの発言ボタンあるいは回答ボタンが押されたときに表示される発言画面例の説明図である。
【図8】図5における電子会議室ウィンドウの発言ボタンあるいは回答ボタンが押されたときに表示される発言画面例の説明図である。
【図9】図1におけるプロジェクト管理システムの作業項目DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図10】図1におけるプロジェクト管理システムの成果物DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図11】図1におけるプロジェクト管理システムの属性情報DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図12】図1における電子会議室の会議室DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図13】図1における電子会議室の発言DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図14】図1における電子会議室の属性DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図15】図1におけるユーザ管理システムのユーザDBのデータ構造例を示す説明図である。
【図16】図1における情報共有システムの第1の処理動作例を示すフローチャートである。
【図17】図1における情報共有システムの第2の処理動作例を示すフローチャートである。
【図18】図1における情報共有システムの第3の処理動作例を示すフローチャートである。
【図19】図1における情報共有システムの第4の処理動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100:プロジェクト情報共有システム、101:プロジェクト管理システム、102:電子会議室システム、103:ユーザ管理システム、104:ユーザ管理処理部、105:ユーザDB、106:成果物登録処理部、107:成果物取出処理部、108:作業項目登録処理部、109:作業項目編集処理部、110:属性情報登録処理部、111:画面表示処理部、112:会議室設置呼出し部、113:会議室表示呼出し部、114:会議室検索呼出し部、115:作業項目DB、116:成果物DB、117:属性情報DB、118:会議室設置処理部、119:会議室発言処理部、120:会議室発言表示処理部、121:会議室検索処理部、122:発言属性設定処理部、123:発言属性変更処理部、124:会議室DB、125:発言DB、126:属性DB、127〜129:端末(「ユーザ1〜n」)、130:ネットワーク、200:プロジェクト管理システムウィンドウ、201:作業項目ウィンドウ、202:項目、203:期限、204:担当者名、205:ステータス、206:操作可能なアクション、207:項目属性情報設定ボタン、208:会議室設置ボタン、209:会議室表示ボタン、210:会議室検索ボタン、211:成果物表示ウィンドウ、212:作業項目設定・編集ボタン、300:作業項目属性設定ウィンドウ、301:プロジェクト名表示エリア、302:作業項目表示エリア、303:成果物名称表示エリア、304:属性入力フィールド、305:更新ボタン、306:キャンセルボタン、400:会議室名称入力ウィンドウ、401:会議室名称入力フィールド、402:更新ボタン、403:キャンセルボタン、500:電子会議室ウィンドウ、501:タイトル一覧表示エリア、502:発言内容表示エリア、503:属性情報表示エリア、504:発言ボタン、505:回答ボタン、506:検索ボタン、507:発言属性情報設定ボタン、508:終了ボタン、600:会議室検索ウィンドウ、601:キーワード入力フィールド、602:期日指定フィールド、603:会議室指定フィールド、604:OKボタン、700:会議室発言画面、701:タイトル入力フィールド、702:発言者表示エリア、703:発言内容入力フィールド、704:発言属性情報入力フィールド、705:OKボタン、706:キャンセルボタン、800:発言属性更新画面ウィンドウ、801:発言タイトル表示エリア、802:発言者表示エリア、803:発言内容表示エリア、804:発言属性情報入力フィールド、805:更新ボタン、806:キャンセルボタン、900:プロジェクトID、901:プロジェクト名称、902:作業項目ID、903:作業項目名称、904:親作業項目ID、905:子作業項目ID、906:前作業項目ID、907:次作業項目ID、908:期限、909:担当、910:ステータス、911:会議室設定フラグ、1000:プロジェクトID、1001:作業項目ID、1002:成果物ID、1003:成果物名称、1004:期限、1005:担当者、1006:ステータス、1007:会議室設定フラグ、1008:成果物、1100:プロジェクトID、1101:プロジェクト名称、1102:作業項目ID、1103:作業項目名称、1104:成果物ID、1105:成果物名称、1106:作業項目属性情報、1200:会議室ID、1201:会議室名称、1202:プロジェクトID、1203:作業項目ID、1204:成果物ID、1205:作業項目属性情報、1300:会議室ID、1301:発言ID、1302:ユーザID、1303:発言日時、1304:発言内容、1305:親発言ID、1306:子発言ID、1400:発言ID、1401:プロジェクトID、1402:プロジェクト名称、1403:作業項目ID、1404:作業項目名称、1405:成果物ID、1406:成果物名称、1407:発言属性情報、1500:ユーザID、1501:パスワード、1502:ユーザ名。
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数人で実施する共同作業をネットワークを介して支援するコンピュータ処理技術に係わり、特に、共同作業により作成される成果物、蓄えられる知識、作業者間で行われる議論といった情報の管理を効率的に行うのに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、大規模なソフトウェア開発プロジェクトでは、最終的なプロジェクトの生成物としてのソフトウェアだけでなく、その開発プロセスの途中に多くのドキュメントなどがプロジェクトの成果物として作られる。また、これらの成果物を作成する際には、プロジェクトに多くの開発者が関わり、議論を繰り返している。
【0003】
このようなプロジェクトとしての共同作業においては、いかに情報を共有しておくかが重要となる。一般的に、ドキュメントなどの成果物は決められた保管場所に保管し、作業途中で議論された内容は議事録として保管し、誰もが参照できるようにしてある。
【0004】
また、ソフトウェアの開発などのように複数の場所で開発が行われるような場合は、ネットワークで参照できるような環境を構築することが多い。
【0005】
このような共同作業において、コンピュータを利用してネットワーク上で議論をするシステム(電子会議室)に関する従来技術が、例えば特開2000−105731号公報(「共同作業支援装置」)に記載されている。この技術は、ネットワーク上で共有している任意のドキュメントに関して議論・変更を行う作業において、コメントを貼り付けていき、コメント間の関係付けを行って効率よく作業を進めようとするものである。
【0006】
また、ネットワーク上でプロジェクト管理を支援するコンピュータシステム技術として、例えば特開2001−202405号公報に記載のものがある。この技術は、プロジェクト管理におけるスケジュール表、例えばガントチャート図の各タスク毎に対応する電子掲示板と共有フォルダを自動生成すると共に、そこへのリンクをも自動生成することにより、関与者間のコミュニケーション場を提供すると同時に、マネージャを含めた関与者全てにコミュニケーション場へ効率よく誘導するものである。
【0007】
しかしながら、これらの従来技術では、ドキュメントの形になる前や、ドキュメントにならないような開発工程での作業に関する議論の共有ができない。また、プロジェクト管理を支援するシステムと議論を共有する電子会議室がそれぞれ独立したシステムであるため、両方を使用する場合、別々に操作していく必要があるため、ドキュメントの内容を変更しようとしたときに、その影響を受ける他の工程(作業)のドキュメントやキーワード検索による議論の絞り込みに時間がかかってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、従来の技術では、ドキュメントの形になる前や、ドキュメントにならないような開発工程での作業に関する議論を効率的に共有することができない点、また、ドキュメントの内容を変更しようとしたときに、その影響を受ける他の工程(作業)のドキュメントやキーワード検索による議論の絞り込みに時間がかかってしまう点である。
【0009】
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、プロジェクト管理システムにおける作業項目や成果物(ドキュメント)に関連する議論の支援を効率的に行うことを可能とすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、プロジェクト管理システムと電子会議室とを連携させ、作業項目や成果物毎に電子会議室を設置して、当該作業項目や当該ドキュメント毎に関連する議論を可能にする。また、電子会議室への発言登録時に、プロジェクト管理システムの作業項目や成果物などの属性情報を、当該発言に付加情報として付与して記憶・管理する。そして、その付加情報を検索することにより、複数の作業項目や複数の成果物にまたがって、関連する発言を抽出して表示できるようになる。
【0011】
例えば、プロジェクトの作業プロセスに関連付けて成果物を管理する情報共有システムにおいて、その工程や成果物毎に電子会議室の設置や発言を行うインタフェース(作業用画面)を用意する。そして、この作業用画面を使用して発言した際、その発言に関連する工程や成果物、および、それらに付加された属性データ、キーワードなどの属性情報を、当該発言に付加し内部に保持して、電子会議室に登録する。これにより、ユーザが意図することなく、発言に対して、予め設定してある属性情報を付加できる。また、発言は、情報共有システムの工程・成果物から、該当する会議室の議論を表示し、内容を検索するだけではなく、プロジェクト管理システムで設定された属性情報を基に検索することにより、関連する議論も一覧表示・参照等できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明に係わる情報共有システムの構成例を示すブロック図であり、図2は、図1における画面表示部で表示される画面例を示す説明図である。
【0014】
図1に示すように、本例のプロジェクト情報共有システム100は、ネットワーク130を介して複数の端末(図中「ユーザ1〜n」と記載)127〜129に接続されている。プロジェクト情報共有システム100は、CPU(Central Processing Unit)や主メモリ、外部記憶装置等を具備したコンピュータ構成からなり、CD−ROM等に記録されたプログラムやデータを光ディスク駆動装置等を介して外部記憶装置内にインストールした後、この外部記憶装置から主メモリに読み込みCPUで処理することにより、以下の各機能を構築する。
【0015】
プロジェクト情報共有システム100は、プロジェクト管理システム101と電子会議室システム102およびユーザ管理システム103からなり、このユーザ管理システム103は、本システムのユーザのログインや登録を行うユーザ管理処理部104、ユーザの情報を格納するユーザDB(データベース)105から構成される。
【0016】
また、プロジェクト管理システム101は、プロジェクトの成果物に関する処理を行う成果物登録処理部106と成果物取出処理部107、プロジェクトの作業項目に関する処理を行う作業項目登録処理部108と作業項目編集処理部109、各項目の属性情報に関する処理を行う属性情報登録処理部110、登録された情報を画面に表示する画面表示処理部111、電子会議室設置処理を呼び出すための会議室設置呼出し部112、設置されている会議室を呼び出す会議室表示呼出し部113、会議室の内容検索処理を呼び出す会議室検索呼出し部114、作業項目情報を格納する作業項目DB115、プロジェクトの成果物を格納する成果物DB116、および属性情報を格納する属性情報DB117から構成される。
【0017】
そして、電子会議室システム102は、会議室設置処理部118、会議室発言処理部119、会議室発言表示処理部120、会議室検索処理部121、発言属性設定処理部122、発言属性変更処理部123、会議室の設定内容を格納する会議室DB124、発言を格納する発言DB125、発言の属性を格納する属性DB126から構成される。
【0018】
このような構成により、本例の情報共有システム100では、プロジェクト管理システム101と電子会議室システム102とを連携させ、プロジェクト管理システム101における作業項目や成果物毎に電子会議室を設置して、当該作業項目や当該ドキュメント毎に関連して電子会議室での議論を可能にする。
【0019】
また、電子会議室への発言登録時に、プロジェクト管理システム101で管理する作業項目や成果物などの属性情報を付加情報として、当該発言に付与し、電子会議室システム102において記憶して管理する。この付加情報を検索することにより、複数作業項目や複数の成果物にまたがって、関連する発言を表示できる。
【0020】
例えば、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200のような構成の画面を、プロジェクトの作業プロセスに関連付けて成果物を管理する情報共有システムにおいて、その工程や成果物毎に電子会議室の設置や発言を行うインタフェースとして用意して、端末127〜129のユーザが、この作業用画面を使用して発言した際、その発言に関連する工程や成果物、および、それらに付加された属性データ、キーワードなどの属性情報を発言に付加し内部に保持して、電子会議室に登録する。
【0021】
これにより、ユーザは意図しなくとも、電子会議室における発言に対して、予め設定してある属性情報を付加できる。また、発言は、情報共有システムの工程・成果物から、該当する会議室の議論を表示し、内容を検索するだけではなく、プロジェクト管理システム101で設定された属性情報(付加情報)を基に検索することにより、関連する議論も一覧表示・参照等できる。
【0022】
図2のプロジェクト管理システムウィンドウ200は、画面表示処理部111により、各端末127〜129の画面上で表示されるプロジェクト管理システム101の作業操作画面例であり、作業項目ウィンドウ201と成果物表示ウィンドウ211からなる。
【0023】
作業項目ウィンドウ201に表示される作業項目は、作業項目設定・編集ボタン212により呼び出される図1の作業項目登録処理部108によって、各端末127〜129のユーザがプロジェクトに応じて設定・編集する。
【0024】
また、作業項目ウィンドウ201に表示されている作業項目のうち、ユーザが選択した作業項目が強調表示され、その作業項目に登録されている成果物の一覧が成果物表示ウィンドウ211に表示される。
【0025】
この成果物表示ウィンドウ211に表示される一覧は、項目202、期限203、担当者名204、当該項目のステータス205、当該項目で操作可能なアクション206で構成される。
【0026】
操作可能なアクション206に表示されるアクションには、項目属性情報設定ボタン(図中「属性設定」と記載)207のようなプロジェクト管理システム101の機能を操作するボタンと、会議室設置ボタン208、会議室表示ボタン209、会議室検索ボタン210のような、プロジェクト管理システム101と連携した電子会議室システム102の機能を呼び出すものから構成される。
【0027】
ここで、会議室設置ボタン208は、当該項目に対応する会議室を開設するために図1の電子会議室システム102の会議室設置処理部118を呼び出し、会議室表示ボタン209は、既設置会議室に発言するために電子会議室システム102の会議室表示処理部120を呼び出し、会議室検索ボタン210はユーザが指定したキーワードや属性情報をもとに登録してある発言を検索するために会議室検索処理部121を呼び出す。
【0028】
尚、会議室表示ボタン209および会議室検索ボタン210は、当該項目に会議室が設定されているときのみ、会議室設置ボタン208に変わって表示される。
【0029】
以下、このようなプロジェクト管理システムウィンドウ200からの作業操作について説明する。まず、ユーザによる項目属性情報設定ボタン207の押下に基づく処理動作を図3を用いて説明し、次に、図4を用いて会議室設定ボタン208の押下に基づく処理動作を説明する。
【0030】
図3は、図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの属性設定ボタンを押したときに表示される作業項目属性設定ウィンドウの画面例を示す説明図であり、図4は、図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの会議室設定ボタンを押したときに表示される会議室名称入力ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【0031】
図3に示す作業項目属性設定ウィンドウ300は、ユーザがログインしているプロジェクト名が表示されるプロジェクト名表示エリア301と、選択した作業項目が表示される作業項目表示エリア302、成果物名称表示エリア303、属性入力フィールド304、更新ボタン305、キャンセルボタン306から構成される。
【0032】
属性入力フィールド304には、属性情報となるキーワードが、「,(カンマ)」区切りにて入力され、更新ボタン305が押されたときに図1の属性情報DB126に反映される。
【0033】
図4に示す会議室名称入力ウィンドウ400は、会議室名称入力フィールド401、更新ボタン402、キャンセルボタン403から構成される。ユーザが会議室名称入力フィールド401に、設置する電子会議室の名称を入力し、更新ボタン402を押したとき、電子会議室システム102の会議室設置処理部118により会議室を設置する。
【0034】
図5は、電子会議室の画面例を示す説明図である。
【0035】
図5に示す電子会議室ウィンドウ500は、図1における各ユーザの端末127〜129で表示されるものであり、タイトル一覧表示エリア501と発言内容表示エリア502と属性情報表示エリア503と発言ボタン504、回答ボタン505、検索ボタン506、発言属性情報設定ボタン507、終了ボタン508からなる操作ボタンで構成される。
【0036】
タイトル一覧表示エリア501には、登録されている発言のタイトル、発言者、発言時間が表示される。ユーザがタイトル一覧表示エリア501に表示された発言の一つを選択したとき、その発言タイトルは強調表示され、選択した発言の内容が発言内容表示エリア502に表示され、同時にその発言の属性が属性情報表示エリア503に表示される。
【0037】
次に、図6を用いて、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200における会議室検索ボタン210の押下にともない図1の端末127〜129で表示される会議室検索ウィンドウについて説明する。
【0038】
図6は、図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの会議室検索ボタンを押したときに表示される会議室検索ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【0039】
図6に示す会議室検索ウィンドウ600は、検索キーワードを入力するキーワード入力フィールド601、検索範囲として指定する期日指定フィールド602、検索範囲として指定する会議室指定フィールド603、OKボタン604から構成される。
【0040】
ユーザがキーワード入力フィールド601に検索したいキーワードを入力し、OKボタン604を押したとき、図1における電子会議室システム102の会議室検索処理部121により、発言DB125に登録されている発言を検索し、該当する発言を選んで、図5に示す電子会議室ウィンドウ500を表示する。このとき、図5の電子会議室ウィンドウ500におけるタイトル一覧表示エリア501には、指定されたキーワードで絞り込まれた発言のみが表示される。
【0041】
また、会議室検索ウィンドウ600における期日指定フィールド602に期日が指定された場合、指定の期間に検索範囲を絞り込む。さらに、会議室指定フィールド603で会議室が指定された場合、指定された会議室の中の発言のみに検索範囲を絞り込む。尚、会議室指定フィールド603には、複数の会議室をリスト表示された中から指定でき、空指定の場合は、全会議室を検索範囲とする。
【0042】
次に、図5における電子会議室ウィンドウ500の発言ボタン504あるいは回答ボタン505の押下にともなう処理動作例を図7を用いて、また、同電子会議室ウィンドウ500の属性設定ボタン507の押下にともなう処理動作例を図8を用いて説明する。
【0043】
図7は、図5における電子会議室ウィンドウの発言ボタンあるいは回答ボタンが押されたときに表示される発言画面例の説明図であり、図8は、図5における電子会議室ウィンドウの属性設定ボタンが押されたときに表示される発言属性更新画面例の説明図である。
【0044】
図7に示す会議室発言画面700は、発言のタイトル入力フィールド701、発言者表示エリア702、発言内容入力フィールド703、発言属性情報入力フィールド704、OKボタン705、キャンセルボタン706から構成される。
【0045】
発言者表示エリア702には、本システムにログインしている図1の端末127〜129のユーザが発言者として表示される。本画面を開いたとき、発言属性情報入力フィールド704には、図3に示す作業項目属性設定ウィンドウ300で入力された作業項目属性情報が、引き継がれており、さらにユーザが指定したい属性情報を追加入力する。
【0046】
また、図5における電子会議室ウィンドウ500の回答ボタン505が押されて本会議室発言画面700を表示したときは、回答もとの発言のタイトルをタイトル入力フィールド701、発言の内容を発言内容入力フィールド703に表示する。
【0047】
図8に示す発言属性更新画面ウィンドウ800は、発言タイトル表示エリア801、発言者表示エリア802、発言内容表示エリア803、発言属性情報入力フィールド804、更新ボタン805、キャンセルボタン806から構成される。
【0048】
ここで発言タイトル表示エリア801、発言者表示エリア802、発言内容表示エリア803は、会議室発言の各内容が表示されるのみで、本発言属性更新画面ウィンドウ800の画面で更新はできない。また、発言属性情報入力フィールド804には、当該発言に設定されている属性情報が表示され、追加・削除の設定編集ができる。
【0049】
次に、図9から図15を用いて、図1における各データベースのデータ構造について説明する。
【0050】
図9は、図1におけるプロジェクト管理システムの作業項目DBのデータ構造例を示す説明図、図10は、図1におけるプロジェクト管理システムの成果物DBのデータ構造例を示す説明図、図11は、図1におけるプロジェクト管理システムの属性情報DBのデータ構造例を示す説明図、図12は、図1における電子会議室の会議室DBのデータ構造例を示す説明図、図13は、図1における電子会議室の発言DBのデータ構造例を示す説明図、図14は、図1における電子会議室の属性DBのデータ構造例を示す説明図、図15は、図1におけるユーザ管理システムのユーザDBのデータ構造例を示す説明図である。
【0051】
図9に示す作業項目DB115においては1つのデータは、プロジェクトID900、プロジェクト名称901、作業項目ID902、作業項目名称903、親作業項目ID904、子作業項目ID905、前作業項目ID906、次作業項目ID907、期限908、担当909、ステータス910、会議室設定フラグ911から構成される。
【0052】
図10に示す成果物DB116においては1つのデータは、プロジェクトID1000、作業項目ID1001、成果物ID1002、成果物名称1003、期限1004、担当者1005、ステータス1006、会議室設定フラグ1007、成果物1008から構成される。
【0053】
図11に示す属性情報DB117においては1つのデータは、プロジェクトID1100、プロジェクト名称1101、作業項目ID1102、作業項目名称1103、成果物ID1104、成果物名称1105、作業項目属性情報1106から構成される。
【0054】
図12に示す会議室DB124においては1つのデータは、会議室ID1200、会議室名称1201、プロジェクトID1202、作業項目ID1203、成果物ID1204、作業項目属性情報1205から構成される。
【0055】
図13に示す発言DB125においては1つのデータは、会議室ID1300、発言ID1301、ユーザID1302、発言日時1303、発言内容1304、親発言ID1305、子発言ID1306から構成される。
【0056】
図14に示す属性DB126においては1つのデータは、発言ID1400と、図11の属性情報DB117から内容を所得するプロジェクトID1401、プロジェクト名称1402、作業項目ID1403、作業項目名称1404、成果物ID1405、成果物名称1406、および発言属性情報1407から構成される。
【0057】
図15に示すユーザDB105においては1つのデータは、ユーザID1500、パスワード1501、ユーザ名1502から構成される。
【0058】
以下、これらの図9から図15における各DBおよび図2から図8における画面に基づく、図1における情報共有システムの処理動作例を、図16から図19を用いて説明する。
【0059】
図16は、図1における情報共有システムの第1の処理動作例を示すフローチャートであり、図17は、図1における情報共有システムの第2の処理動作例を示すフローチャート、図18は、図1における情報共有システムの第3の処理動作例を示すフローチャート、図19は、図1における情報共有システムの第4の処理動作例を示すフローチャートである。
【0060】
まず、図16に基づき、ユーザの行う手順を説明する。ユーザは、端末127〜129を操作してプロジェクト管理システム101を起動し、まず、ステップ1600において、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200上で、作業項目・成果物を選択する。
【0061】
次に、ステップ1601において、選択した作業項目・成果物に属性情報を設定・変更するか判断し、設定・変更しない場合はステップ1603に進み、設定・変更する場合は、ステップ1602において、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の項目属性情報設定ボタン207を押して、属性情報を設定・変更する。
【0062】
ステップ1603においては、選択した作業項目・成果物に対する会議室があるか判断し、会議室がない場合はステップ1604において会議室設置に関する処理を行い、会議室がある場合はステップ1606において会議室表示に関する処理を行う。
【0063】
すなわち、ステップ1604において、選択した作業項目・成果物に対する会議室を設定するか判断し、設置しない場合はステップ1600の作業項目・成果物の選択に戻り、設置する場合はステップ1605において、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室設置ボタン208を押して、図4に示す会議室名称入力ウィンドウ400を開き、名称を指定して会議室を設置する。
【0064】
ステップ1603において会議室がある場合、ステップ1606において会議室を表示するか判断する。会議室を表示しない場合、ステップ1608において会議室検索に関する処理を行う会議室を表示する場合、ステップ1607において図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室表示ボタン209を押して、選択した作業項目・成果物に対応した会議室を表示する。
【0065】
ステップ1608において、会議室の検索を行うか判断し、検索を行わない場合、ステップ1600の作業項目・成果物の選択に戻り、検索を行う場合、ステップ1609において図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室検索ボタン210を押して、作業項目・成果物に対応した会議室の検索画面(図6の会議室検索ウィンドウ600)を表示し、キーワードを指定して検索を行う。
【0066】
次に、ステップ1610において会議室に発言するか判断し、発言しない場合ステップ1614において電子会議室を終了してステップ1600の作業項目・成果物の選択に戻り、発言する場合ステップ1611において、図5に示す電子会議室ウィンドウ500の発言ボタン504、または回答ボタン505を押して、図7に示す会議室発言画面700を開き、発言を入力する。
【0067】
ステップ1612において、発言に対応した属性を設定・変更するか判断し、設定・変更しない場合ステップ1610に戻り、設定・変更する場合、ステップ1613において図7の会議室発言画面700における属性情報入力フィールド704に属性情報を設定・変更して、ステップ1610に戻る。
【0068】
次に、図17に基づき、図1におけるプロジェクト管理システム101から電子会議室を設置する際の処理手順について説明する。
【0069】
ステップ1700において、ユーザが図1の端末127〜129を操作して図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室設置ボタン208を押したとき、図1の会議室設置呼出し部112が起動する。
【0070】
ステップ1701において、会議室設置呼出し部112は、会議室を設置しようとしたプロジェクトID、作業項目ID、成果物IDをパラメータとして、図1の電子会議室システム102の会議室設置処理部118を呼び出す。
【0071】
ステップ1702において、会議室設置処理部118は、図4に示す会議室名称入力ウィンドウ400を表示し、ユーザに名称の入力を促す。
【0072】
さらに、会議室設置処理部118は、ステップ1703において、図4の会議室名称入力ウィンドウ400でユーザが入力した会議室名称を取得し、ステップ1704において、パラメータで渡されたプロジェクトID、作業項目IDをもとに、図9に示す作業項目DB115を検索し、該当するプロジェクト名称901、作業項目名称903を取得する。
【0073】
そして、会議室設置処理部118は、ステップ1705において、パラメータで渡された成果物IDをもとに、図10に示す成果物DB116を検索し、該当する成果物名称を取得し、ステップ1706において、図12に示す会議室DB124を検索し、割当てられていない会議室IDを取得する。
【0074】
その後、会議室設置処理部118は、ステップ1707において、会議室ID、会議室名称、プロジェクトID、作業項目ID、成果物IDを、それぞれ図12の会議室DB124における会議室ID1200、会議室名称1201、プロジェクトID1202、作業項目ID1203、成果物ID1204に出力し、それと同時に、プロジェクト名称、作業項目名称、成果物名称を属性情報として同会議室DB124の作業項目属性情報1205に出力して、会議室設置処理を終了する。
【0075】
次に、図18に基づき、図1におけるプロジェクト管理システム101から電子会議室を表示する際の処理手順について説明する。
【0076】
ユーザによる図1の端末127〜129における操作により、図2に示すプロジェクト管理システムウィンドウ200の会議室表示ボタン209が押されたとき、ステップ1800において、プロジェクト管理システム101における会議室表示呼出し部113が起動される。
【0077】
会議室表示呼出し部113は、ステップ1801において、ユーザが電子会議室を設置しようとしたプロジェクトID、作業項目ID、成果物IDをパラメータとして、図1における電子会議室システム102の会議室表示処理部119を呼び出す。
【0078】
会議室設置処理部119は、ステップ1802において、パラメータとして渡されたプロジェクトID、作業項目ID、成果物IDをもとに、図12に示す会議室DB124を検索し、該当する会議室ID1200、会議室名称1200、作業項目属性情報1205を取得する。
【0079】
また、会議室設置処理部119は、ステップ1803において、取得した会議室ID1200をもとに、図13に示す発言DB125から当該会議室の全ての発言データを取得し、ステップ1804において、発言があるか判断し、発言がある場合、ステップ1805〜1807を処理し、発言がない場合、ステップ1808を処理する。
【0080】
発言がある場合、まず、ステップ1805において、会議室設置処理部119は、取得した発言のユーザID1302をもとに図15に示すユーザDB105を検索し、対応するユーザ名1502を取得、また、発言の親発言ID1305、子発言ID1306をもとに関連する発言群にまとめ、ツリー形式に編集して、図1の当該端末127〜129の画面上に図5に示す会議室ウィンドウ500のタイトル一覧表示エリア501に表示する。
【0081】
次にステップ1806において、会議室ウィンドウ500のタイトル一覧表示エリア501に表示された発言のタイトルのいずれかを図1の端末127〜129においてユーザが選択したとき、会議室設置処理部119は、会議室ウィンドウ500の発言内容表示エリア502にその発言内容を(当該端末127〜129の画面上に)表示する。
【0082】
さらに、会議室設置処理部119は、ステップ1807において、選択した発言の発言ID1301をもとに、図14に示す属性DB126から発言属性情報1407を取得し、図5に示す会議室ウィンドウ500の属性情報表示エリア503に表示して、会議室の表示処理を終了する。
【0083】
また、ステップ1804において発言がない場合、会議室設置処理部119は、ステップ1808において、図5に示す会議室ウィンドウ500のタイトル一覧表示エリア501に何も表示しないで会議室ウィンドウ500を表示して、会議室の表示処理を終了する。
【0084】
次に、図19に基づき、ユーザが図1の端末127〜129を操作して会議室で発言する際の処理手順について説明する。
【0085】
図5に示す会議室画面500における発言ボタン504が押されたとき、ステップ1900において、プロジェクトID、作業項目ID、成果物IDを起動パラメータとして、図1における電子会議室システム102の会議室発言処理部119が起動される。
【0086】
会議室発言処理部119は、まず、ステップ1901において、システムログインしているユーザIDをもとに、図15に示すユーザDB105からユーザ名1502を取得し、ステップ1902において、起動パラメータとして渡されたプロジェクトID、作業項目ID、成果物IDをもとに、図12に示す会議室DB124から作業項目属性情報1205を取得する。
【0087】
さらに会議室発言処理部119は、ステップ1903において、所得したユーザ名1502を図7に示す会議室発言画面700における発言者表示エリア702に表示し、同じく取得した作業項目属性情報1205を発言属性情報入力フィールド704に初期入力値として表示し、会議室発言画面700を図1の端末127〜129の画面上に開く。
【0088】
そして会議室発言処理部119は、ステップ1904において、ユーザが、図1の端末127〜129を操作して図7における会議室発言画面700の発言内容入力フィールド703に入力した発言内容を図13に示す発言DB125に出力する。
【0089】
その後、会議室発言処理部119は、ステップ1905において、ユーザが図7の会議室発言画面700における発言内容入力フィールド703に入力した発言内容を、図13に示す発言DB125に出力したのち、発言属性情報フィールド704に入力された属性情報を、図14に示す属性DB126に出力し、発言処理を終了する。
【0090】
以上、図1〜図19を用いて説明したように、本例の情報共有システム100では、プロジェクトの作業項目に関連付けて成果物を管理するプロジェクト管理システム101と電子会議室システム102とを、会議室設置呼出し部112と会議室設置処理部118等により連携させ、プロジェクト管理システム101における作業項目や成果物毎に電子会議室を設置し、当該作業工程や当該成果物(ドキュメントなど)毎に関連して電子会議室での議論を可能にする。
【0091】
さらに、プロジェクト管理システム101における作業項目や成果物毎に付与された属性データ、キーワードなどを属性情報として、電子会議室での発言に対して付加し、電子会議室システム102において発言属性情報(付加情報)として管理する。これにより、ユーザは意図しなくとも、発言に対して、予め設定してある情報を属性情報として付加でき、システムが、その属性情報(付加情報)を検索することにより、複数作業項目や複数の成果物にまたがって、関連する発言を表示できる。
【0092】
尚、本発明は、図1〜図19を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例のプロジェクト情報共有システム100のコンピュータ構成例では、光ディスクをプログラムの記録媒体として用いているが、FD(Flexible Disk)等を記録媒体として用いることでも良い。また、プログラムのインストールに関しても、通信装置を介してネットワーク経由でプログラムをダウンロードしてインストールすることでも良い。
【0093】
【発明の効果】
本発明によれば、プロジェクト管理システムと電子会議室とを連携させ、プロジェクト管理システムにおける作業項目や成果物毎に電子会議室を設置し、議論可能なシステムを提供することにより、ドキュメントにならないような開発工程での作業項目や当該ドキュメントに関連する議論が可能となり、また、会議室への発言登録時に、プロジェクト管理システムの作業項目や成果物などの属性情報を当該発言に付与し、発言属性情報(付加情報)として管理して、その発言属性情報(付加情報)を検索することにより、複数作業項目や複数の成果物にまたがって、関連する発言を表示することができ、ドキュメントの内容を変更しようとしたときに、その影響を受ける他の工程(作業)のドキュメントやキーワード検索による議論の絞り込みを短時間に容易に行うことができ、プロジェクト管理システムにおける作業項目や成果物(ドキュメント)に関連する議論の支援を効率的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる情報共有システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1における画面表示部で表示される画面例を示す説明図である。
【図3】図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの属性設定ボタンを押したときに表示される作業項目属性設定ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図4】図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの会議室設定ボタンを押したときに表示される会議室名称入力ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図5】電子会議室の画面例を示す説明図である。
【図6】図2におけるプロジェクト管理システムウィンドウの会議室検索ボタンを押したときに表示される会議室検索ウィンドウの画面例を示す説明図である。
【図7】図5における電子会議室ウィンドウの発言ボタンあるいは回答ボタンが押されたときに表示される発言画面例の説明図である。
【図8】図5における電子会議室ウィンドウの発言ボタンあるいは回答ボタンが押されたときに表示される発言画面例の説明図である。
【図9】図1におけるプロジェクト管理システムの作業項目DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図10】図1におけるプロジェクト管理システムの成果物DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図11】図1におけるプロジェクト管理システムの属性情報DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図12】図1における電子会議室の会議室DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図13】図1における電子会議室の発言DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図14】図1における電子会議室の属性DBのデータ構造例を示す説明図である。
【図15】図1におけるユーザ管理システムのユーザDBのデータ構造例を示す説明図である。
【図16】図1における情報共有システムの第1の処理動作例を示すフローチャートである。
【図17】図1における情報共有システムの第2の処理動作例を示すフローチャートである。
【図18】図1における情報共有システムの第3の処理動作例を示すフローチャートである。
【図19】図1における情報共有システムの第4の処理動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100:プロジェクト情報共有システム、101:プロジェクト管理システム、102:電子会議室システム、103:ユーザ管理システム、104:ユーザ管理処理部、105:ユーザDB、106:成果物登録処理部、107:成果物取出処理部、108:作業項目登録処理部、109:作業項目編集処理部、110:属性情報登録処理部、111:画面表示処理部、112:会議室設置呼出し部、113:会議室表示呼出し部、114:会議室検索呼出し部、115:作業項目DB、116:成果物DB、117:属性情報DB、118:会議室設置処理部、119:会議室発言処理部、120:会議室発言表示処理部、121:会議室検索処理部、122:発言属性設定処理部、123:発言属性変更処理部、124:会議室DB、125:発言DB、126:属性DB、127〜129:端末(「ユーザ1〜n」)、130:ネットワーク、200:プロジェクト管理システムウィンドウ、201:作業項目ウィンドウ、202:項目、203:期限、204:担当者名、205:ステータス、206:操作可能なアクション、207:項目属性情報設定ボタン、208:会議室設置ボタン、209:会議室表示ボタン、210:会議室検索ボタン、211:成果物表示ウィンドウ、212:作業項目設定・編集ボタン、300:作業項目属性設定ウィンドウ、301:プロジェクト名表示エリア、302:作業項目表示エリア、303:成果物名称表示エリア、304:属性入力フィールド、305:更新ボタン、306:キャンセルボタン、400:会議室名称入力ウィンドウ、401:会議室名称入力フィールド、402:更新ボタン、403:キャンセルボタン、500:電子会議室ウィンドウ、501:タイトル一覧表示エリア、502:発言内容表示エリア、503:属性情報表示エリア、504:発言ボタン、505:回答ボタン、506:検索ボタン、507:発言属性情報設定ボタン、508:終了ボタン、600:会議室検索ウィンドウ、601:キーワード入力フィールド、602:期日指定フィールド、603:会議室指定フィールド、604:OKボタン、700:会議室発言画面、701:タイトル入力フィールド、702:発言者表示エリア、703:発言内容入力フィールド、704:発言属性情報入力フィールド、705:OKボタン、706:キャンセルボタン、800:発言属性更新画面ウィンドウ、801:発言タイトル表示エリア、802:発言者表示エリア、803:発言内容表示エリア、804:発言属性情報入力フィールド、805:更新ボタン、806:キャンセルボタン、900:プロジェクトID、901:プロジェクト名称、902:作業項目ID、903:作業項目名称、904:親作業項目ID、905:子作業項目ID、906:前作業項目ID、907:次作業項目ID、908:期限、909:担当、910:ステータス、911:会議室設定フラグ、1000:プロジェクトID、1001:作業項目ID、1002:成果物ID、1003:成果物名称、1004:期限、1005:担当者、1006:ステータス、1007:会議室設定フラグ、1008:成果物、1100:プロジェクトID、1101:プロジェクト名称、1102:作業項目ID、1103:作業項目名称、1104:成果物ID、1105:成果物名称、1106:作業項目属性情報、1200:会議室ID、1201:会議室名称、1202:プロジェクトID、1203:作業項目ID、1204:成果物ID、1205:作業項目属性情報、1300:会議室ID、1301:発言ID、1302:ユーザID、1303:発言日時、1304:発言内容、1305:親発言ID、1306:子発言ID、1400:発言ID、1401:プロジェクトID、1402:プロジェクト名称、1403:作業項目ID、1404:作業項目名称、1405:成果物ID、1406:成果物名称、1407:発言属性情報、1500:ユーザID、1501:パスワード、1502:ユーザ名。
Claims (5)
- プロジェクト管理システムの作業項目毎あるいは成果物毎に属性情報を設定する手段と、
指定された前記作業項目あるいは前記成果物に対して電子会議室を設ける手段と、
前記電子会議室での前記作業項目あるいは前記成果物に対する発言を、当該作業項目あるいは当該成果物に設定された前記属性情報を付加情報として付与し記憶装置に登録する手段と、
前記付加情報を利用して少なくとも前記電子会議室での発言に対する絞込みもしくは関連する情報の検索を行う手段と
を有することを特徴とする情報共有システム。 - 請求項1に記載の情報共有システムであって、
前記発言に付与された付加情報を外部入力に基づき追加・編集する手段を有することを特徴とする情報共有システム。 - 請求項1に記載の情報共有システムであって、
前記作業項目あるいは前記成果物に付与された前記属性情報を、対応する会議室の属性情報として保持する手段と、前記会議室への発言に対して、付加情報として当該会議室に対応して保持した前記属性情報を追加する手段とを有することを特徴とする情報共有システム。 - プロジェクト管理システムの作業項目毎あるいは成果物毎に属性情報を設定する手順と、
指定された前記作業項目あるいは前記成果物に対して電子会議室を設ける手順と、
前記電子会議室での前記作業項目あるいは前記成果物に対する発言を、当該作業項目あるいは当該成果物に設定された前記属性情報を付加情報として付与し記憶装置に登録する手順と、
前記付加情報を利用して少なくとも前記電子会議室での発言に対する絞込みもしくは関連する情報の検索を行う手順と
を有し、
プロジェクト管理システムと電子会議室を連携することを特徴とする情報共有方法。 - コンピュータを、請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報共有システムにおける各手段として機能させるためのプログラム。
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