JP2002149928A - 予約システム、予約方法及び記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、簡単かつ正確に予約を行う
ことができる予約システムを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 本発明の予約システムは、カレンダを表
示するための第１の領域（ＡＡ）と、検索条件を表示す
るための第２の領域（ＡＢ）と、第１の領域のカレンダ
を基に予約状況を検索可能であり、かつ第２の領域の検
索条件を基に予約状況を検索可能である検索手段と、検
索された予約状況を表示するための第３の領域（ＡＣ）
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、予約システム、予
約方法及び記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】会議室は、種々の会議等のために用いら
れる。会議室は、通常、限られた数しかないので、会議
室を使用したい場合には予約が必要になる。会議室が所
望の時間に空いていれば、会議室の予約が可能になる
が、空いていなければ予約ができない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらの予約は、紙媒
体やボード等に記載して管理することが多く、予約手続
きが煩雑であり、かつ誤って二重予約になってしまうこ
ともある。本発明の目的は、簡単に予約を行うことがで
きるようにすることである。本発明の他の目的は、正確
に予約を行うことができるようにすることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、カレンダを表示するための第１の領域と、検索条件
を表示するための第２の領域と、前記第１の領域のカレ
ンダを基に予約状況を検索可能であり、かつ前記第２の
領域の検索条件を基に予約状況を検索可能である検索手
段と、前記検索された予約状況を表示するための第３の
領域とを有する予約システムが提供される。

【０００５】本発明の他の観点によれば、予約なしを示
す第１の位置、他人の予約ありを示す第２の位置及び自
分の予約ありを示す第３の位置を含む予約状況を表示す
る表示手段と、前記第１の位置を指定すると予約入力画
面を表示し、前記第２の位置を指定すると該他人の予約
内容の画面を表示し、前記第３の位置を指定すると該自
分の予約の変更又は取消の画面を表示する表示制御手段
とを有する予約システムが提供される。

【０００６】本発明のさらに他の観点によれば、（ａ）
第１の領域にカレンダを表示し、第２の領域に検索条件
を表示するステップと、（ｂ）前記第１の領域のカレン
ダを基に予約状況を検索し、又は前記第２の領域の検索
条件を基に予約状況を検索するステップと、（ｃ）第３
の領域に前記検索された予約状況を表示するステップと
を有する予約方法が提供される。

【０００７】本発明のさらに他の観点によれば、（ａ）
予約なしを示す第１の位置、他人の予約ありを示す第２
の位置及び自分の予約ありを示す第３の位置を含む予約
状況を表示するステップと、（ｂ）前記第１の位置を指
定すると予約入力画面を表示し、前記第２の位置を指定
すると該他人の予約内容の画面を表示し、前記第３の位
置を指定すると該自分の予約の変更又は取消の画面を表
示するステップとを有する予約方法が提供される。

【０００８】本発明のさらに他の観点によれば、（ａ）
第１の領域にカレンダを表示し、第２の領域に検索条件
を表示する手順と、（ｂ）前記第１の領域のカレンダを
基に予約状況を検索し、又は前記第２の領域の検索条件
を基に予約状況を検索する手順と、（ｃ）第３の領域に
前記検索された予約状況を表示する手順とをコンピュー
タに実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体が提供される。

【０００９】本発明のさらに他の観点によれば、（ａ）
予約なしを示す第１の位置、他人の予約ありを示す第２
の位置及び自分の予約ありを示す第３の位置を含む予約
状況を表示する手順と、（ｂ）前記第１の位置を指定す
ると予約入力画面を表示し、前記第２の位置を指定する
と該他人の予約内容の画面を表示し、前記第３の位置を
指定すると該自分の予約の変更又は取消の画面を表示す
る手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供
される。

【００１０】本発明によれば、カレンダ又は検索条件を
基に予約状況を検索して表示することができるので、予
約状況を参照して、簡単かつ正確に予約を行うことがで
きる。また、予約なしの第１の位置を指定すると予約入
力が可能になり、他人の予約ありの第２の位置を指定す
るとその他人の予約内容を参照することができ、自分の
予約ありの第３の位置を指定するとその自分の予約の変
更又は取消を行うことができる。

【００１１】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態による
会議室予約システムの構成を示す。会議室予約システム
は、サーバ環境１０５及びクライアントパーソナルコン
ピュータ（以下、ＰＣという）群１０６を有する。サー
バ環境１０５は、Ｗｅｂサーバ１０２及びデータベース
サーバ１０３を含む。Ｗｅｂサーバ１０２は、会議室予
約処理プログラムを記憶し、そのプログラムに従って動
作する。データベースサーバ１０３は、データベース１
０７を管理及び制御する。データベース１０７は、ディ
レクトリ情報（ユーザＩＤ、氏名、所属等）、セキュリ
ティ情報（パスワード等）及び会議室予約情報を記憶す
る。

【００１２】クライアントＰＣ群１０６は、複数のクラ
イアントＰＣ１０１ａ，１０１ｂ，１０１ｃ等を含み、
ネットワークを介してＷｅｂサーバ１０２に接続されて
いる。各クライアントＰＣは、ＨＴＴＰに従い、Ｗｅｂ
サーバ１０２にアクセス可能であり、Ｗｅｂブラウザを
用いて画面上に表示することができる。

【００１３】図２は、図１のＷｅｂサーバ１０２、デー
タベースサーバ１０３及びクライアントＰＣ群１０６の
構成を示す。本体９０１は、ＯＳ用記憶装置９０２、Ｃ
ＰＵ９０９、ＲＯＭ９０４ａ、ＲＡＭ９０４ｂ、２次記
憶装置９０４ｃ及びネットワークインタフェース９０５
を有する。バスには、本体９０１の他、表示装置９０
６、表示制御部９１１、入力装置９０７、出力装置９１
０及び外部記憶装置９０８が接続されている。

【００１４】ＣＰＵ９０９は、ＲＯＭ９０４ａ又はＲＡ
Ｍ９０４ｂ内のコンピュータプログラムに従って演算又
は制御等を行う。ネットワークインタフェース９０５
は、ネットワークに接続するためのインタフェースであ
る。入力装置９０７は、キーボード及びマウスを含む。

【００１５】図３は、会議室予約システムのログイン画
面であり、Ｗｅｂサーバ１０２にアクセスしたクライア
ントＰＣ上に表示される。ログイン画面では、会社３０
１、ユーザＩＤ３０２及びパスワード３０３を入力した
後、「ログイン」ボタン３０４をマウスでクリックする
ことにより、ログインすることができる。なお、「パス
ワード変更」ボタン３０５をクリックすることにより、
パスワードを変更することができる。

【００１６】図４は、ログイン後に表示される画面であ
る。この画面には、第１領域ＡＡ、第２の領域ＡＢ及び
第３の領域ＡＣがある。第３の領域ＡＣ内の「会議室予
約システムの使い方」３１０をクリックすると、会議室
予約システムの使い方が表示される。

【００１７】次に、第１の領域ＡＡについて説明する。
「Ｍｅｎｕへ」ロゴ３１１をクリックすると、図３のロ
グイン画面に戻ることができる。事業所３１２及び種別
３１３には、予約対象の事業所及び会議室種別（例えば
一般会議室）を入力することができる。カレンダは、今
月（例えば７月）のカレンダを表示する。翌月（例えば
８月）ボタン３２２は、翌月のカレンダ（図５）を表示
するためのボタンである。週ボタン３２３は、その指定
した週の予約状況（図６）を表示するためのボタンであ
る。日ボタン３２４は、その指定した日の予約状況（図
７）を表示するためのボタンである。

【００１８】図５は、図４の翌月ボタン３２２をクリッ
クすることにより表示される画面である。第１の領域Ａ
Ａには、翌月（例えば８月）のカレンダが表示される。
ここでは、先月（例えば７月）のカレンダを表示させる
ための先月ボタン３２１、及び翌月（例えば９月）のカ
レンダを表示させるための翌月ボタン３２２が表示され
る。

【００１９】図６は、週ボタン３２３をクリックしたと
きの画面である。所望の週（例えば第３週）を指定して
週ボタン３２３をクリックすると、検索し、第３の領域
ＡＣにその週の週別予約状況を表示する。例えば、第３
週（７月９日〜７月１５日）の予約状況が各会議室毎に
表示される。この表示対象の会議室は、事業所３１２及
び種別３１３で入力指定したものに限られる。予約状況
において、「◎」は２時間以上の空き、「○」は１〜２
時間の空き、「△」は１５分〜４５分の空き、「×」は
空きなしを示す。予約状況は、１日を３つの時間帯に分
けて表示される。会議室名３３４をクリックすると、そ
の会議室の詳細な会議室情報（図１３）が表示される
が、詳細は後に説明する。

【００２０】図７は、日ボタン３２４をクリックしたと
きの画面である。所望の日（例えば７月１８日）を指定
して日ボタン３２４をクリックすると、検索し、第３の
領域ＡＣにその日の日別予約状況を表示する。例えば、
７月１８日の予約状況が各会議室毎に表示される。この
表示対象の会議室は、事業所３１２及び種別３１３で入
力指定したものに限られる。赤色表示エリア３３１は、
他人が予約済みの時間帯を示す。黄色表示エリア３３２
は、自分が予約済みの時間帯を示す。図３のログイン画
面で自分のユーザＩＤを入力しているので、自分の予約
か又は他人の予約かの判別が可能である。空白エリア３
３３は、予約なしの時間帯を示す。

【００２１】空白エリア３３３をクリックすると、その
時間帯の予約入力画面（図９）が表示される。この際、
予約を行う開始時間をクリックする必要がある。赤色表
示エリア３３１をクリックすると、その時間帯の他人の
予約状況表示画面（図８）が表示される。黄色表示エリ
ア３３２をクリックすると、その時間帯の自分の予約状
況表示画面（図１１）が表示される。

【００２２】会議室名３３４をクリックすると、上記と
同様に、その会議室の詳細な会議室情報（図１３）が表
示されるが、詳細は後に説明する。

【００２３】図８は、図７の赤色表示エリア３３１ａを
クリックしたときの画面である。他人が予約済みのエリ
ア３３１ａをクリックすると、その時間帯の他人の予約
状況が表示ウィンドウ３４１に表示される。表示ウィン
ドウ３４１には、例えば、その他人の予約日、予約時
間、予約者氏名、予約者所属、内線、電子メール（Ｅメ
ール）アドレス、会議名・内容が表示される。この表示
内容は、予約内容の一部のみであり、来客名３５８（図
９）は表示されない。「閉じる」ボタン３４２をクリッ
クすると、表示ウィンドウ３４１が閉じて消える。

【００２４】図９は、図７の空白エリア３３３をクリッ
クしたときの画面である。空白エリア３３３をクリック
すると、その時間帯の予約入力フレームが第３のエリア
ＡＣに表示される。第３のエリアＡＣには、例えば、そ
の自分の予約日付３５１、予約者氏名３５４、予約者所
属３５５が自動的に表示され、開始時間３５２、終了時
間３５３、会議名・内容３５６、人数（当事業所人数、
他事業所及び関連会社人数、お客様人数）３５７、及び
来客名３５８を入力することができる。これらの入力
後、「予約」ボタン３６１をクリックすると、その予約
情報がデータベース１０７（図１）に登録され、予約手
続きが完了する。「戻る」ボタン３６２をクリックする
と、図７の画面に戻る。

【００２５】図１０は、図９の画面で「予約」ボタン３
６１をクリックした後に、Ｗｅｂサーバ１０２（図１）
から予約者に送信される電子メール３６５を参照する画
面である。電子メール３６５は、新規予約を受け付けた
旨を予約者に知らせるためのものである。その電子メー
ル３６５には、上記の予約内容として、例えば、予約物
件（会議室名）、予約開始日・時刻、予約終了日・時刻
が記載される。

【００２６】図１１は、図７の画面で黄色表示エリア３
３２をクリックしたときの画面である。自分の予約済み
のエリア３３２をクリックすると、その時間帯の予約の
変更・取消フレームが第３のエリアＡＣに表示される。
第３のエリアＡＣには、図９と同様に、その自分の予約
日付３７１、予約者氏名３７４、予約者所属３７５が自
動的に表示され、開始時間３７２、終了時間３７３、会
議名・内容３７６、人数（当事業所人数、他事業所及び
関連会社人数、お客様人数）３７７、及び来客名３７８
を変更入力することができる。これらの入力後、「予約
変更」ボタン３８１をクリックすると、その変更された
予約情報がデータベース１０７（図１）に登録し直さ
れ、予約変更手続きが完了する。

【００２７】「予約取り消し」ボタン３８２をクリック
すると、上記の自己の登録済みの予約がデータベース１
０７（図１）から削除され、予約取り消し手続きが完了
する。また、「戻る」ボタン３８３をクリックすると、
図７の画面に戻る。

【００２８】図１２は、図１１の画面で「予約取り消
し」ボタン３８２をクリックした後に、Ｗｅｂサーバ１
０２（図１）から予約者に送信される電子メール３８５
を参照する画面である。電子メール３８５は、予約が取
り消されたことを予約者に知らせるためのものである。
その電子メール３８５には、取り消し内容として、例え
ば、予約物件（会議室名）、予約開始日・時刻、予約終
了日・時刻が記載される。

【００２９】図１３は、図６の会議室名３３４をクリッ
クしたときの画面である。図７の会議室名３３４をクリ
ックしたときも同様の画面が表示される。会議室名３３
４をクリックすると、その会議室の詳細情報が表示ウィ
ンドウ３９１に表示される。表示ウィンドウ３９１に
は、会議室名の他、例えば、会議室の位置、定員、内
線、外線、ネットワークアドレス、サブネットマスク、
ゲートウェイ、喫煙の可否、広さ、コメントが表示され
る。「戻る」ボタン３９２をクリックすると、表示ウィ
ンドウ３９１が閉じて消える。

【００３０】図１４は、図４と同一の画面であり、第２
のエリアＡＢに検索条件を入力する方法を示す。第２の
エリアＡＢに検索条件を入力し、所定の条件で会議室の
予約状況を検索することができる。第２のエリアＡＢで
は、予約開始日４０１及び終了日４０２を直接入力する
ことができる。また、「暦」ボタン４１１を用いて、開
始日４０１及び終了日４０２を入力することもできる。
「暦」ボタン４１１をクリックすると、暦ウィンドウ４
１２が表示される。暦ウィンドウ４１２は、所定の月の
カレンダを表示し、他の月のカレンダに表示を切り換え
ることもできる。そのカレンダ内の日ボタンをクリック
すると、それに対応する年月日が開始日４０１又は終了
日４０２に自動的に入力される。

【００３１】次に、図１５において、検索条件として、
人数４０３及び空き時間４０４を入力することができ
る。空き時間４０４は、例えば、１時間以上、２時間以
上、３時間以上、４時間以上、午前、午後、終日の中か
ら選択入力することができる。

【００３２】次に、図１６において、検索条件として、
時間帯４０５を入力することができる。時間帯４０５
は、例えば、午前、午後、終日の中から選択入力するこ
とができる。

【００３３】次に、図１７において、上記の検索条件４
０１〜４０５を入力した後、「空き検索開始」ボタン４
０６をクリックすると、検索条件４０１〜４０５を基に
検索を行う。第３の領域ＡＣの上段４２１には、検索条
件である事業所３１２、種別３１３、期間（開始日４０
１、終了日４０２）、人数４０３、空き時間４０４、時
間帯４０５が表示される。第３のエリアＡＣの下段に
は、検索結果が表示される。指定した条件に合致する空
き会議室がないときには、その旨が表示される。

【００３４】図１８は、指定した条件に合致する空き会
議室が見つかったときに表示される画面である。第３の
領域ＡＣの下段４２２には、検索条件に合致する空き会
議室、その日時及び人数が表示される。その中の所望の
予約項目をクリックすると、図７の画面が表示され、そ
の会議室の予約が可能になる。

【００３５】図１９において、第２のエリアＡＢの「自
分の予約一覧」ボタン４２５をクリックすると、検索条
件である事業所３１２及び種別３１３に合致する自分の
予約状況を、第３のエリアＡＣの一覧４２７に表示させ
ることができる。一覧４２７には、条件に合致する会議
室及びその予約日時が表示される。それらの中の所望の
予約項目をクリックすると、図７の画面が表示され、そ
の予約の変更又は取り消しが可能になる。

【００３６】図２０は、自分の予約を他人に譲渡すると
きの画面である。この画面は、図１１の画面の代わりに
表示される画面であり、「予約譲渡」ボタン４３１が追
加されている。自分の予約状況を第３のエリアＡＣに表
示した後、「予約譲渡」ボタン４３１をクリックする
と、図２１の画面が表示される。

【００３７】図２１において、予約者氏名３７４及び予
約者所属３７５の欄に譲受人の氏名及び所属を入力する
ことができる。その入力後、「譲渡」ボタン４３５をク
リックすると、図２２の画面が表示される。一方、「戻
る」ボタン４３６をクリックすると、図７の画面に戻
る。

【００３８】図２２において、上記で入力した譲受人
（他人）の氏名及び所属が予約者氏名３７４及び予約者
所属３７５の欄に表示され、譲渡人（自分）はその内容
を確認することができる。その後、「戻る」ボタン４４
１をクリックすると、図７の画面に戻る。

【００３９】図２３は、上記の会議室予約システムにお
ける第１の領域ＡＡであるカレンダフレーム４５１の操
作に応じた画面遷移を示す。カレンダフレーム４５１に
おいて、先月ボタンをクリックすると先月のカレンダフ
レームを表示し、翌月ボタンをクリックすると翌月のカ
レンダフレームを表示する。

【００４０】カレンダフレーム４５１において、カレン
ダ上の日ボタンをクリックすると、日別予約状況画面
（図７）４５２を表示する。カレンダ左側の週ボタンを
クリックすると、週別空き状況画面（図６）４５３を表
示する。メニューのロゴをクリックすると、メインメニ
ュー（図３）４５４を表示する。

【００４１】図２４は、上記の会議室予約システムにお
ける第２の領域ＡＢである検索条件設定フレーム４６１
の操作に応じた画面遷移を示す。検索条件設定フレーム
４６１において、「空き検索開始」ボタンをクリックす
ると、空き検索結果画面（図１７、図１８）４６２を表
示する。また、「自分の予約一覧」ボタンをクリックす
ると、検索結果画面（図１９）４６３を表示する。

【００４２】図２５は、上記の日別予約状況画面（図
７）４７１での操作に応じた画面遷移を示す。第１の領
域ＡＡであるカレンダフレーム４７２の日ボタンをクリ
ックすると、日別予約状況画面（図７）４７１を表示す
る。

【００４３】日別予約状況画面４７１において、空白エ
リアをクリックすると会議室予約画面（図９）４７３ａ
を表示し、黄色表示エリアをクリックすると会議室予約
変更画面（図１１）４７３ｂを表示する。また、赤色表
示エリアをクリックすると、予約確認画面（図８）４７
４を表示する。また、会議室名をクリックすると、会議
室詳細画面（図１３）４７５を表示する。

【００４４】図２６は、上記の週別空き状況表示画面
（図６）４８１での操作に応じた画面遷移を示す。第１
の領域ＡＡであるカレンダフレーム４８２の週ボタンを
クリックすると、週別空き状況表示画面（図６）４８１
を表示する。

【００４５】週別空き状況表示画面４８１において、予
約ボタンをクリックすると、日別予約状況画面（図７）
４８３を表示する。また、会議室名をクリックすると、
会議室詳細画面（図１３）４８４を表示する。

【００４６】図２７は、会議室予約システムの全体処理
を示すフローチャートである。ステップＳＡ１では、会
議室予約システムのログイン画面（図３）を呼び出して
表示させる。ステップＳＡ２では、ユーザの入力に応じ
て、会議室予約システムのログイン処理を行う。ステッ
プＳＡ３では、ログインの認証チェックを行う。認証エ
ラーの場合は、ステップＳＡ４で認証エラー画面を表示
し、ステップＳＡ２へ戻る。認証合格の場合には、ステ
ップＳＡ５へ進む。

【００４７】ステップＳＡ５では、会議室予約システム
のメインメニュー画面（図４）を表示する。ステップＳ
Ａ６では、処理の選択を行う。空き会議室のダイレクト
検索が指示されたときにはステップＳＡ７へ進み、予約
状況表示が指示されたときにはステップＳＡ９へ進む。

【００４８】ステップＳＡ７では、空き会議室のダイレ
クト検索を行う。ステップＳＡ８では、条件が一致した
会議室の一覧を表示し、ステップＳＡ１３へ進む。

【００４９】ステップＳＡ９では、予約状況表示の選択
を行い、ステップＳＡ１０，ＳＡ１１，ＳＡ１２の中の
いずれかに進む。ステップＳＡ１０では、自分の予約状
況の一覧を表示し、ステップＳＡ１３へ進む。ステップ
ＳＡ１１では、日別予約状況の一覧を表示し、ステップ
ＳＡ１３へ進む。ステップＳＡ１２では、週別予約状況
の一覧を表示し、ステップＳＡ１３へ進む。

【００５０】ステップＳＡ１３では、空き会議室を予約
するか否かを判断する。予約する場合には、ステップＳ
Ａ１４で会議室の予約処理を行って、ステップＳＡ１５
へ進む。予約しない場合には、直接ステップＳＡ１５へ
進む。

【００５１】ステップＳＡ１５では、会議室予約システ
ムのメインメニュー画面（図４）を表示する。ステップ
ＳＡ１６では、会議室予約システムのログアウト処理を
行う。

【００５２】図２８は、会議室予約システムの予約処理
を示すフローチャートである。ステップＳＢ１では、会
議室予約システムの図４の画面を表示する。ステップＳ
Ｂ２では、予約するか否かを判断する。予約するときに
は、ステップＳＢ４へ進む。予約しないときには、ステ
ップＳＢ３でその他の処理画面を表示する。

【００５３】ステップＳＢ４では、検索カテゴリを判別
する。週別の検索のときには、ステップＳＢ５へ進む。
日別の検索のときには、ステップＳＢ７へ進む。ステッ
プＳＢ５では、週別予約状況画面（図６）を表示する。
次に、ステップＳＢ６で、予約希望会議室の日時がクリ
ックされると、それに対応する処理を行う。その後、ス
テップＳＢ７へ進む。

【００５４】ステップＳＢ７では、日別予約状況画面
（図７）を表示する。ステップＳＢ８では、予約希望会
議室の日時がクリックされると、それに対応する処理を
行う。ステップＳＢ９では、予約する会議内容、人数等
を入力する処理を行う。ステップＳＢ１０では、上記の
入力された予約を登録する予約処理を行い、予約手続き
が完了する。

【００５５】図２９は、自分の予約状況を一覧表示する
処理を示すフローチャートである。ステップＳＣ１で
は、会議室予約システムの図４の画面を表示する。ステ
ップＳＣ２では、「自分の予約一覧」ボタンがクリック
されると、それに対応する処理を行う。ステップＳＣ３
では、自分の予約を検索して、検索結果一覧画面（図１
９）を表示する。ステップＳＣ４では、ユーザが該当日
時を確認することができ、クリックすると、その個別の
予約状況を表示する。

【００５６】ステップＳＣ５では、変更処理を行うか否
かを判断する。変更処理を行う場合には、ステップＳＣ
７へ進む。変更処理を行わない場合には、ステップＳＣ
６でその他の処理を行う。

【００５７】ステップＳＣ７では、予約取り消しを希望
するか否かを判断する。予約取り消しを行うときには、
ステップＳＣ８へ進む。予約取り消しを行わず、予約変
更を行うときには、ステップＳＣ１０へ進む。

【００５８】ステップＳＣ８では、予約取消ボタンがク
リックされると、それに対応する処理を行う。ステップ
ＳＣ９では、予約取消処理を行い、データベース内の予
約データを削除する。以上で、予約取消が完了する。

【００５９】ステップＳＣ１０では、予約変更ボタンが
クリックされると、それに対応する処理を行う。ステッ
プＳＣ１１では、予約の変更内容を入力する。ステップ
ＳＣ１２では、予約変更処理を行い、データベース内の
予約データを更新する。以上で、予約変更が完了する。

【００６０】以上のように、本実施形態による会議室予
約システムは、第１の領域ＡＡであるカレンダフレー
ム、第２の領域ＡＢである検索条件フレーム、及び第３
の領域ＡＣである予約状況表示フレームを画面内に表示
することができる。検索手段は、第１の領域ＡＡのカレ
ンダを基に予約状況を検索可能であり、かつ第２の領域
ＡＢの検索条件を基に予約状況を検索可能である。第３
の領域ＡＣには、その検索された予約状況を表示させる
ことができる。

【００６１】検索手段は、第１の領域ＡＡのカレンダ上
で日を指定して検索可能であり、かつ週を指定して検索
可能である。検索後、第３の領域ＡＣには、検索を基に
日別又は週別の予約状況が表示される。

【００６２】また、第３の領域ＡＣに表示される所定の
予約状況を指定すると、その予約状況の詳細情報が第３
の領域ＡＣに表示される。また、会議室の予約状況を検
索し、検索された会議室の予約状況を第３の領域ＡＣに
表示することができる。第３の領域ＡＣには、会議室の
詳細情報を表示することもできる。

【００６３】予約なしを示す空白エリア、他人の予約あ
りを示す赤色表示エリア及び自分の予約ありを示す黄色
表示エリアを含む予約状況が表示される。空白エリアを
指定すると予約入力画面を表示し、赤色表示エリアを指
定すると該他人の予約内容の画面を表示し、黄色表示エ
リアを指定すると該自分の予約の変更又は取消の画面を
表示する。

【００６４】空白エリアを指定すると、空いている時間
内で予約をすることができる。赤色表示エリアを指定す
ると、該他人の予約内容のうちの一部のみを表示し、来
客名を表示しない。また、黄色表示エリアを指定する
と、該自分の予約を他人に譲渡することができる。

【００６５】本実施形態によれば、カレンダ又は検索条
件を基に予約状況を検索して表示することができるの
で、予約状況を参照して、簡単かつ正確に予約を行うこ
とができる。また、予約なしの空白エリアを指定すると
予約入力が可能になり、他人の予約ありの赤色表示エリ
アを指定するとその他人の予約内容を参照することがで
き、自分の予約ありの黄色表示エリアを指定するとその
自分の予約の変更又は取消を行うことができる。

【００６６】なお、上記では会議室予約システムについ
て説明したが、会議室の予約に限定されず、ＯＨＰや音
響機器等の備品の予約に適用してもよい。

【００６７】上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、その会議室予約
システムのコンピュータ（ＣＰＵあるいはＭＰＵ）に格
納されたプログラムに従って動作させることによって実
施したものも、本発明の範疇に含まれる。

【００６８】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
コード自体が上述した実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば
かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を
構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体
としては、例えばフロッピー（登録商標）ディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ−Ｒ
ＯＭ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭ等
を用いることができる。

【００６９】上記実施形態は、何れも本発明を実施する
にあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎ
ず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈
されてはならないものである。すなわち、本発明はその
技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することな
く、様々な形で実施することができる。

【００７０】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
レンダ又は検索条件を基に予約状況を検索して表示する
ことができるので、予約状況を参照して、簡単かつ正確
に予約を行うことができる。また、予約なしの第１の位
置を指定すると予約入力が可能になり、他人の予約あり
の第２の位置を指定するとその他人の予約内容を参照す
ることができ、自分の予約ありの第３の位置を指定する
とその自分の予約の変更又は取消を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態による会議室予約システムの
構成を示す図である。

【図２】Ｗｅｂサーバ等のハードウエア構成を示すブロ
ック図である。

【図３】ログイン画面を示す図である。

【図４】ログイン後の画面を示す図である。

【図５】翌月のカレンダを表示する画面を示す図であ
る。

【図６】週別空き状況画面を示す図である。

【図７】日別予約状況画面を示す図である。

【図８】会議室予約確認ウィンドウを示す図である。

【図９】会議室予約画面を示す図である。

【図１０】新規予約受け付けの電子メール画面を示す図
である。

【図１１】会議室予約変更・取消画面を示す図である。

【図１２】予約取り消しの電子メール画面を示す図であ
る。

【図１３】会議室詳細ウィンドウを示す図である。

【図１４】暦ウィンドウを示す図である。

【図１５】検索条件の入力画面を示す図である。

【図１６】検索条件の他の入力画面を示す図である。

【図１７】空き検索結果画面を示す図である。

【図１８】他の空き検索結果画面を示す図である。

【図１９】自分の予約検索結果画面を示す図である。

【図２０】予約譲渡画面を示す図である。

【図２１】他の予約譲渡画面を示す図である。

【図２２】他の予約譲渡画面を示す図である。

【図２３】カレンダフレームでの操作に応じた画面遷移
を示す図である。

【図２４】検索条件設定フレームでの操作に応じた画面
遷移を示す図である。

【図２５】日別予約状況画面での操作に応じた画面遷移
を示す図である。

【図２６】週別空き状況表示画面での操作に応じた画面
遷移を示す図である。

【図２７】会議室予約システムの全体処理を示すフロー
チャートである。

【図２８】予約処理を示すフローチャートである。

【図２９】自分の予約一覧を表示する処理を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１０１ａ，１０１ｂ，１０１ｃ クライアントＰＣ １０２ Ｗｅｂサーバ １０３ データベースサーバ １０５ サーバ環境 １０６ クライアントＰＣ群 １０７ データベース ９０１ 本体 ９０２ ＯＳ用記憶装置 ９０４ａ ＲＯＭ ９０４ｂ ＲＡＭ ９０４ｃ ２次記憶装置 ９０５ ネットワークインタフェース ９０６ 表示装置 ９０７ 入力装置 ９０８ 外部記憶装置 ９０９ ＣＰＵ ９１０ 出力装置 ９１１ 表示制御部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B049 CC32 DD01 EE05 FF03 GG00 GG04 5E501 AC12 AC23 AC33 BA03 BA05 EA05 EA10 EA15 EA34 EB05 FA08 FA13

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 カレンダを表示するための第１の領域
   と、 検索条件を表示するための第２の領域と、 前記第１の領域のカレンダを基に予約状況を検索可能で
   あり、かつ前記第２の領域の検索条件を基に予約状況を
   検索可能である検索手段と、 前記検索された予約状況を表示するための第３の領域と
   を有する予約システム。
2. 【請求項２】 前記検索手段は、前記第１の領域のカレ
   ンダ上で日を指定して検索可能であり、かつ週を指定し
   て検索可能であり、 前記第３の領域には、前記検索を基に日別又は週別の予
   約状況が表示される請求項１記載の予約システム。
3. 【請求項３】 前記第３の領域に表示される所定の予約
   状況を指定すると、該第３の領域にその予約状況の詳細
   情報が表示される請求項１又は２記載の予約システム。
4. 【請求項４】 前記検索手段は会議室の予約状況を検索
   し、前記第３の領域は前記検索された会議室の予約状況
   を表示する請求項１〜３のいずれかに記載の予約システ
   ム。
5. 【請求項５】 前記第３の領域は、会議室情報を表示す
   ることができる請求項４記載の予約システム。
6. 【請求項６】 前記第３の領域は、予約なしを示す第１
   の位置、他人の予約ありを示す第２の位置及び自分の予
   約ありを示す第３の位置を含む予約状況を表示し、 さらに、前記第１の位置を指定すると予約入力画面を表
   示し、前記第２の位置を指定すると該他人の予約内容の
   画面を表示し、前記第３の位置を指定すると該自分の予
   約の変更又は取消の画面を表示する表示制御手段とを有
   する請求項１〜５のいずれかに記載の予約システム。
7. 【請求項７】 予約なしを示す第１の位置、他人の予約
   ありを示す第２の位置及び自分の予約ありを示す第３の
   位置を含む予約状況を表示する表示手段と、 前記第１の位置を指定すると予約入力画面を表示し、前
   記第２の位置を指定すると該他人の予約内容の画面を表
   示し、前記第３の位置を指定すると該自分の予約の変更
   又は取消の画面を表示する表示制御手段とを有する予約
   システム。
8. 【請求項８】 前記表示制御手段は、前記第１の位置を
   指定すると空いている時間内で予約を可能にする請求項
   ７記載の予約システム。
9. 【請求項９】 前記表示制御手段は、前記第２の位置を
   指定すると該他人の予約内容のうちの一部のみを表示す
   る請求項７又は８記載の予約システム。
10. 【請求項１０】 前記表示制御手段は、前記第３の位置
    を指定すると該自分の予約を他人に譲渡可能にする請求
    項７〜９のいずれかに記載の予約システム。
11. 【請求項１１】 前記表示手段は、会議室の予約状況を
    表示する請求項７〜１０のいずれかに記載の予約システ
    ム。
12. 【請求項１２】 （ａ）第１の領域にカレンダを表示
    し、第２の領域に検索条件を表示するステップと、 （ｂ）前記第１の領域のカレンダを基に予約状況を検索
    し、又は前記第２の領域の検索条件を基に予約状況を検
    索するステップと、 （ｃ）第３の領域に前記検索された予約状況を表示する
    ステップとを有する予約方法。
13. 【請求項１３】 （ａ）予約なしを示す第１の位置、他
    人の予約ありを示す第２の位置及び自分の予約ありを示
    す第３の位置を含む予約状況を表示するステップと、 （ｂ）前記第１の位置を指定すると予約入力画面を表示
    し、前記第２の位置を指定すると該他人の予約内容の画
    面を表示し、前記第３の位置を指定すると該自分の予約
    の変更又は取消の画面を表示するステップとを有する予
    約方法。
14. 【請求項１４】 （ａ）第１の領域にカレンダを表示
    し、第２の領域に検索条件を表示する手順と、 （ｂ）前記第１の領域のカレンダを基に予約状況を検索
    し、又は前記第２の領域の検索条件を基に予約状況を検
    索する手順と、 （ｃ）第３の領域に前記検索された予約状況を表示する
    手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
15. 【請求項１５】 （ａ）予約なしを示す第１の位置、他
    人の予約ありを示す第２の位置及び自分の予約ありを示
    す第３の位置を含む予約状況を表示する手順と、 （ｂ）前記第１の位置を指定すると予約入力画面を表示
    し、前記第２の位置を指定すると該他人の予約内容の画
    面を表示し、前記第３の位置を指定すると該自分の予約
    の変更又は取消の画面を表示する手順とをコンピュータ
    に実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。