JP5330947B2 - 表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5330947B2
JP5330947B2 JP2009221462A JP2009221462A JP5330947B2 JP 5330947 B2 JP5330947 B2 JP 5330947B2 JP 2009221462 A JP2009221462 A JP 2009221462A JP 2009221462 A JP2009221462 A JP 2009221462A JP 5330947 B2 JP5330947 B2 JP 5330947B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
subtitle
displayed
subtitles
video
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009221462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011071769A (ja
Inventor
幸一 小野
晶子 齋藤
裕子 平林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009221462A priority Critical patent/JP5330947B2/ja
Publication of JP2011071769A publication Critical patent/JP2011071769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5330947B2 publication Critical patent/JP5330947B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、デジタルテレビ放送の表示技術に関するものであり、特に、字幕の表示技術に関するものである。
従来、映像と字幕とのオーバーラップを避けるための技術として特許文献1〜3に記載のようなものがある。
特許文献1には、図7に示すように、映像表示画面1000において、映像を全体に表示する代わりに、映像を縮小して右上に寄った映像表示領域1010に表示し、左辺および下辺においてL字型の字幕表示領域1020を設けることで、映像と字幕とを異なる位置に表示する技術が開示されている。字幕表示領域1020には、L字形状を有しているため、比較的長い文字列を表示することができる。
特許文献2には、図8に示すように、アンテナ1100、チューナー1110、情報提示制御装置1120、テレビモニタ1130、および情報提示表示装置1140からなる表示システムが開示されている。上記表示システムは、字幕をテレビモニタ1130とは異なる情報提示表示装置1140に表示することで、映像と字幕とのオーバーラップを避けることができる。
特許文献3には、図9に示すように、画面表示1200における各領域(例えば、仮想的な境界線DL1によって分割される領域)に字幕が表示される頻度分布に基づいて、詩膜を周辺領域に移動させる技術が開示されている。
また、非特許文献1に記載のデジタルテレビ放送のための規格では、字幕とテレビジョン放送画面内の文字テロップが重ならないで視聴することを目的に映像を縮小表示する機能として、字幕アウトスクリーン表示機能が規定されている。上記規格では、映像を縮小表示する際の配置もまた規定されている(図10参照)。
特開2001−24963(平成13年1月26日公開) 特開2001−24964(平成13年1月26日公開) 特開2008−172611(平成20年7月24日公開)
ARIB TR−B14 地上デジタルテレビジョン放送運用規定 技術資料(2002年1月24日策定)
しかしながら、非特許文献1に記載の規格では、字幕アウトスクリーン表示の際の、映像の表示方法については明確に規定されている一方、字幕をどのように表示するかについては一切記載されていない。特に、字幕アウトスクリーン表示の際に字幕をどの位置に表示するかについて報告および実装した例はない。
また、特許文献1〜3に記載の技術は、字幕アウトスクリーン表示を考慮したものではない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、字幕アウトスクリーン表示の際に、字幕を好適な位置に表示するための技術を提供することを主たる目的とする。
本発明に係る表示装置は、上記課題を解決するために、デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送を表示する表示装置であって、上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信部と、上記デジタルテレビ放送の映像を表示画面全体に表示するフルスクリーン表示、または該映像を縮小して表示する字幕アウトスクリーン表示の何れかを行う表示部と、上記表示部が字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、該表示部に表示される字幕の字幕表示位置を変更する字幕表示位置変更手段と、を備えており、上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を横書きで表示することを指定している場合、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも上側または下側であって、横方向の位置が上記放送データによって指定された位置と同一である位置に変更することを特徴としている。上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を縦書きで表示することを指定している場合、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも右側または左側であって、縦方向の位置が上記放送データによって指定された位置と同一である位置に変更するものであってもよい。
上記の構成によれば、字幕が横書きである場合には横方向の位置関係が、字幕が縦書きである場合には縦方向の位置関係が維持された状態で、上記映像が表示されていない部分に字幕表示位置が移動されることにより、上記デジタルテレビ放送の放送局の意図をできるだけ反映させながらも、字幕と映像とのオーバーラップをできるだけ避けて好適な表示を行うことができる。
上記表示装置では、上記字幕表示位置変更手段は、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも左側または下側の位置に変更するものであり、上記表示部が字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、上記字幕表示位置変更手段によって変更された字幕表示位置に、上記放送データによってそのときに表示することが指定された字幕のすべてを表示し得るか否かを判定する字幕表示判定手段を備えており、上記字幕表示判定手段が上記指定された字幕のすべてを表示し得ないと判定したとき、上記表示部は、表示している字幕を上記映像に重なる位置に移動して表示し、該表示している字幕の移動前の位置に、上記指定された字幕のうちの表示していない字幕を表示することが好ましい。
上記の構成によれば、上記字幕表示位置変更手段によって変更された字幕表示位置に、上記放送データによって表示が指定された字幕のすべてを表示し得ない場合、既に表示されている字幕を移動して表示し、それによって空いた領域に、表示されていない字幕を表示することにより、上記放送データによって表示が指定された字幕のすべてを表示することができる。
上記表示装置では、上記表示部は、字幕アウトスクリーン表示を行っているとき、上記映像を表示する映像表示領域が、該表示部の上部中央領域または下部中央領域であることが好ましい。このとき、上記表示装置では、上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を横書きで表示することを指定しているとき、上記映像表示領域が上記上部中央領域の場合には、該上部中央領域より下側に上記字幕表示位置を変更し、上記映像表示領域が上記下部中央領域の場合には、該下部中央領域より上側に上記字幕表示位置を変更することが好ましい。また、上記表示装置では、上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を縦書きで表示することを指定しているとき、上記映像表示領域より右側または左側に上記字幕表示位置を変更することが好ましい。また、上記表示装置では、上記字幕表示位置は、上記表示手段の表示領域の左上隅を原点とする座標系によって表されるものであり、上記上部中央領域および上記下部中央領域の該座標系における位置は予め定められており、上記字幕表示位置変更手段は、該位置に基づいて、上記字幕表示位置を変更することが好ましい。
上記表示装置では、上記表示部は、字幕アウトスクリーン表示を行っているとき、上記映像を表示する映像表示領域が、該表示部の上部中央領域または下部中央領域であることが好ましい。このとき、上記表示装置では、上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を縦書きで表示することを指定しているとき、上記映像表示領域が上記上部中央領域の場合には、該上部中央領域の下側に上記字幕表示位置を変更し、上記映像表示領域が上記下部中央領域の場合には、該下部中央領域の上側に上記字幕表示位置を変更することが好ましい。また、上記表示装置では、上記字幕表示位置は、上記表示手段の表示領域の左上隅を原点とする座標系によって表されるものであり、上記上部中央領域および上記下部中央領域の該座標系における位置は予め定められており、上記字幕表示位置変更手段は、該位置に基づいて、上記字幕表示位置を変更することが好ましい。
上記の構成によれば、本発明に係る表示装置が、非特許文献1に記載の規格に基づいて、上記表示部の上部中央領域または下部中央領域に上記映像を表示する場合、当該領域とオーバーラップせず、かつ、該表示部の表示画面からはみ出さない位置に字幕を容易に表示することができる。また、予め定められた上記領域の上記座標系における位置に基づけば、上記字幕表示位置を正確に決定することができる。
上記表示装置では、上記字幕表示位置変更手段は、上記表示部において表示される上記字幕の行間隔をさらに変更することが好ましい。
上記の構成によれば、上記字幕表示位置変更手段が、上記表示部において表示される上記字幕の行間隔を変更するため、字幕が横書きである場合の横方向の位置関係および字幕が縦書きである場合の縦方向の位置関係を維持した状態で、さらに好適に字幕と映像とのオーバーラップを防ぐことができる。
本発明に係る表示方法は、表示装置が、デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送を表示する表示方法であって、上記表示装置が、上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信工程と、上記表示装置が、上記デジタルテレビ放送の映像を表示画面全体に表示するフルスクリーン表示、または該映像を縮小して表示する字幕アウトスクリーン表示の何れかを行う表示工程と、上記表示装置が字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、該表示部に表示される字幕の字幕表示位置を変更する字幕表示位置変更工程と、を包含しており、上記字幕表示位置変更工程では、上記放送データが字幕を横書きで表示することを指定している場合、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも上側または下側であって、横方向の位置が上記放送データによって指定された位置と同一である位置に変更することを特徴としている。上記字幕表示位置変更工程では、上記放送データが字幕を縦書きで表示することを指定している場合、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも左側または右側であって、縦方向の位置が上記放送データによって指定された位置と同一である位置に変更してもよい。
上記の構成によれば、本発明に係る表示装置と同等の効果を奏することができる。
また、本発明に係る装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータに上記の各装置の機能を実現させるプログラムおよび該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明によれば、デジタルテレビ放送を受信し、該映像を縮小して表示する字幕アウトスクリーン表示を行う際に、字幕が横書きである場合には横方向の位置関係が、字幕が縦書きである場合には縦方向の位置関係が維持された状態で、上記映像が表示されていない部分に字幕表示位置を移動することにより、上記デジタルテレビ放送の放送局の意図をできるだけ反映させながらも、字幕と映像とのオーバーラップをできるだけ避けて好適な表示を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る表示装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の概略動作を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る表示装置の表示画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の表示画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の表示画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る表示装置の表示画面の例を示す図である。 従来技術に係る表示装置の表示画面の概略構成を示す図である。 従来技術に係る表示システムの概略構成を示す機能ブロック図である。 従来技術に係る表示装置の表示画面の概略構成を示す図である。 字幕アウトスクリーン表示の際の表示画面の構成を説明する図である。
本発明の一実施の形態について図1から図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施の形態に係るテレビ装置(表示装置)100は、デジタルテレビ放送を受信し、当該デジタルテレビ放送の映像を表示画面全体に表示するフルスクリーン表示、または該映像を縮小して表示する字幕アウトスクリーン表示の何れかを行うものである。そして、フルスクリーン表示では、受信したデジタルテレビ放送の放送データに含まれる字幕データに指定される位置に該字幕データに指定される内容の字幕を表示するが、字幕アウトスクリーン表示では、該字幕を表示する位置を、字幕が横書きの場合には上下に移動させ、字幕が縦書きの場合には左右に移動させることにより、映像が表示されていない位置に変更するものである。これにより、上記デジタルテレビ放送の放送局の意図をできるだけ反映させながらも、字幕と映像とのオーバーラップをできるだけ避けて好適な表示を行うことができる。
また、本実施の形態に係るテレビ装置100は、さらに、上記放送データによって、そのときに表示することが指定されている字幕のすべてを、上記映像が表示されていない位置に表示できない場合には、既に表示されている字幕を、映像が表示されている方向にスクロールさせ、空いた部分に、未だ表示されていない字幕を表示することにより、上記表示することが指定されている字幕のすべてを表示させるものである。これにより、上記放送データによって大量の字幕を表示することが指定されている場合であっても、そのすべてを見切れることなく表示することができる。これに対し、特許文献1等に記載される従来技術は、画面全体に表示されるような大量の字幕が放送データによって指定された場合に、これらをすべて表示することについて全く考慮されていない。
ここで、デジタルテレビ放送のデータ構造について説明する。デジタルテレビ放送の放送データは、基本的には、非特許文献1に記載の規格に基づいて構成される。具体的には、映像、音声、字幕およびそれらの管理データ等が符号化され、パケットに分割された状態で、放送ストリームに載せられる。それぞれのパケットは、表示タイムスタンプ(PTS)を含み得、デジタルテレビ放送を受信するテレビ装置は、該表示タイムスタンプを用いて映像、音声、および字幕を同期することができる。
字幕データは、各種制御文字を含み得る。制御文字としては、例えば、前景色または背景色の指定、縦書きまたは横書きの指定を含む書式の選択、動作位置(字幕表示位置)の座標指定、字間隔または行間隔の指定、字幕文の消去等が挙げられる。従って、字幕データによれば、制御文字によって字幕表示位置が指定され得る。なお、座標は、左上隅を原点(0,0)とする座標系で示される。
また、字幕の管理データとして、書式を含む情報が定期的に放送される。従って、テレビ装置100は、上記字幕管理データの有無を判断することにより、デジタルテレビ放送内に字幕データが含まれているか否かを判定することができる。上記書式は、非特許文献1に記載の規格に基づけば、解像度960×540の画面内に横書きで字幕を表示することを指定するもの、解像度960×540の画面内に縦書きで字幕を表示することを指定するもの、解像度720×480の画面内に横書きで字幕を表示することを指定するもの、および解像度720×480の画面内に縦書きで字幕を表示することを指定するものの4つから選択される。従って、放送データに含まれる上記管理データによれば、字幕が縦書きであるか横書きであるか指定され得る。なお、字幕が縦書きであるか横書きであるかは、上記制御文字によっても指定され得る。
また、字幕は、字幕文の消去が指定されるか、所定の時間が経過する等が起きるまで表示される。従って、そのときに表示することが指定された字幕とは、表示が指定され、消去が指定されるまで(または、所定の時間が経過するまで)の間の字幕文を指す。
次に、図1を用いて、テレビ装置100の要部構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るテレビ装置100の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、テレビ装置100は、デジタル放送チューナー部(受信手段)103、リモコン受信部104、映像/音声/字幕分離部105、OSD(on-screen display)表示部111、音声/映像デコード部112、映像信号作成部113、音声信号作成部114、表示部115、音声出力部116、および字幕制御部118を含む構成である。また字幕制御部118は、字幕デコード部106、アウトスクリーン設定保存部107、位置設定変更部(字幕表示位置変更手段)108、字幕表示部109、および領域オーバー判定部(字幕表示判定手段)110を含む構成である。
デジタル放送チューナー部103は、アンテナ101で受信した放送データから、リモコン受信部104によって指定された、特定の周波数の放送データを選び出し、映像/音声/字幕分離部105へ送信する。
リモコン受信部104は、リモコン102から取得した指示を示す情報をデジタル放送チューナー部103、アウトスクリーン設定保存部107、およびOSD表示部111に送信するものである。例えば、リモコン102から選局されたチャンネルを示す情報を取得すると、デジタル放送チューナー部103に該指示を示す情報を送信する。また、リモコン102から表示部115の表示設定に関する指示を取得すると、該指示を示す情報をアウトスクリーン設定保存部107へ送信する。また、リモコン102からテレビ装置100の各種設定を行うためのメニュー画面の表示等の指示を取得すると、該指示を示す情報をOSD表示部111へ送信する。なお、字幕アウトスクリーン表示を行うための画面例については後述する。
映像/音声/字幕分離部105は、デジタル放送チューナー部103から取得した放送データを、映像データ、音声データ、および字幕データに分離し、映像データおよび音声データを音声/映像デコード部112へ送信するととともに、字幕データを字幕デコード部106へ送信する。
OSD表示部111は、リモコン受信部104から、メニュー画面の表示等の指示を示す情報を取得すると、該メニュー画面を作成し、OSD表示データとして、映像信号作成部113へ送信する。
音声/映像デコード部112は、映像/音声/字幕分離部105から取得した映像データおよび音声データを復号化し、復号した映像データを映像信号作成部113は、復号化した音声データを音声信号作成部114へ送信する。
映像信号作成部113は、音声/映像デコード部112から取得した映像データ、字幕表示部109から取得した字幕データ、OSD表示部111から取得したOSD表示データを用いて、アウトスクリーン設定保存部107から取得した表示設定に基づいて表示部115に表示させる表示データを作成する。そして、作成した表示データを表示部115へ送信する。例えば、表示設定が、字幕アウトスクリーン表示であれば、映像データを表示部115の画面全体の大きさから縮小し、映像データが表示されなくなった領域に字幕データが表示されるように表示データを作成する。
ここで、図10を用いて、字幕アウトスクリーン表示画面の作成方法について説明する。図10は、字幕アウトスクリーン表示を行ったときの表示例を示す図である。
字幕アウトスクリーン表示を行う場合に、字幕の表示形式が「960×540」で、動画プレーンの解像度が「1920×1080」のとき、96/128にスケーリングし、「(120×2,0×2)−(840×2,405×2)または(120×2,135×2)−(840×2,405×2)」に動画を表示する。ここで、それぞれの座標は、表示画面上の左上の点を(0,0)としており、「−」は矩形を示すものである。
また、字幕の表示形式が、「720×480(16:9)」で、動画プレーンの解像度が「720×480(16:9)」のときは、96/128にスケーリングし、「(90,0)−(630,360)または(90,120)−(630,480)に動画を表示する。
また、字幕の表示形式が、「720×480(4:3)」で、動画プレーンの解像度が「720×480(4:3)」のときは、96/128 にスケーリングし、「(90,0)−(630,360) または(90,120)−(630,480)」に動画を表示する。
そして、上述したようにスケーリングを行い、表示位置を決定すると、図10に示すように、映像表示領域1310が縮小されるとともに、表示画面1300の上部中央領域、または下部中央領域に配置されるようになる。図10(a)は、表示画面1300の上部中央領域に映像表示領域1310が配置される状態を示し、図10(b)は、表示画面1300の下部中央領域に映像表示領域1310が配置される状態を示す。
字幕アウトスクリーン表示する際に、映像表示領域1310を、表示画面1300の上部中央領域に配置するか、表示画面1300の下部中央領域に配置するかは、テレビ装置100の製造時に予め定めておいてもよいが、ユーザがリモコン102を用いて選択可能であってもよい。この場合、リモコン受信部104は、リモコン102から字幕アウトスクリーン表示における映像表示領域1310の配置を指定する信号を受信すると、当該指定を示す情報をアウトスクリーン設定保存部107に保存する。
音声信号作成部114は、音声/映像デコード部112から取得した音声データから、音声出力部116で出力する音声を作成し、音声出力部116へ送信する。
表示部115は、映像信号作成部113から送信された表示データを表示する表示デバイスである。この表示部115としては、情報の表示が可能な表示装置であればどのような装置によって実現されてもよいが、具体的な例としては、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイが挙げられる。
音声出力部116は、音声信号作成部114から送信された音声を出力するものである。この音声出力部116の例としては、スピーカが挙げられる。
次に、字幕制御部118の各ブロックについて説明する。
アウトスクリーン設定保存部107は、表示部115の表示を字幕アウトスクリーン表示にするか否かを設定する。アウトスクリーン設定保存部107は、リモコン受信部104から取得したユーザの指示によって、字幕アウトスクリーン表示の設定を行う。
字幕デコード部106は、映像/音声/字幕分離部105から受信した字幕データを復号化して位置設定変更部108へ送信する。
位置設定変更部108は、字幕デコード部106から取得した復号化された字幕データの表示部115における字幕表示位置を、アウトスクリーン設定保存部107から取得した表示設定に応じて決定する。すなわち、上記表示設定が、表示部115がフルスクリーン表示中であることを示している場合、位置設定変更部108は、上記字幕データに従って、字幕表示位置を決定する。これに対し、上記表示設定が、表示部115が字幕アウトスクリーン表示中であることを示している場合、位置設定変更部108は、上記字幕データに従って決定される字幕表示位置に対して、以下に説明するような変更を加え、最終的な字幕表示位置を決定する。そして、決定した表示位置と復号化された字幕データとを字幕表示部109へ送信する。
位置設定変更部108による表示位置の変更を図3および4を参照して説明する。まず、字幕データによって字幕が横書きであることが指定されている場合について説明する。
図3(a)に、フルスクリーン表示において、放送データに表される表示位置に字幕を表示した場合の画面を示す。図3(a)に示すように、画面上には、2行の横書きの字幕「あ・・・」と「い・・・」とが表示されている。ここで、「あ・・・」と「い・・・」とは、左端が揃っている。
ここで、横書きにおける横方向の位置関係は、このように揃えることによって美観を生み出すこともできる他、例えば、発言者の位置によって横方向の位置を変えることによって、誰の発言に付された字幕であるかを把握し易くするなど、重要な働きを有する場合がある。そのため、できるだけ横方向の位置関係を維持することが好ましい。
位置設定変更部108は、字幕データによって字幕が横書きであることが指定されている場合、図3(b)(c)に示すように、字幕データによって指定された横方向の位置はそのまま変化させずに、縦方向の位置のみを、映像が表示される映像表示領域の上側または下側に移動させる。
図3(b)は、映像表示領域が、表示画面の上部中央領域にある場合であり、このとき、位置設定変更部108は、字幕表示位置を映像表示領域の下側に移動させる。上述したように、映像表示領域の座標は、非特許文献1に記載の規格において上述した種類に定まっており、この予め定まっている映像表示領域の座標を用いることにより、位置設定変更部108は、容易に、字幕表示位置の縦方向の位置を決定することができる。特に、位置設定変更部108が、字幕表示位置を、映像が表示されている領域よりも右側または下側の位置に変更する場合(図3(b)および図4(b)に示す場合)には、上記映像表示領域の座標に基づいて、位置の変更を行うことが好適である。
図3(c)は、映像表示領域が、表示画面の下部中央領域にある場合であり、このとき、位置設定変更部108は、字幕表示位置を映像表示領域の上側に移動させる。
図3に示すように、本実施形態では、位置設定変更部108によって、字幕表示位置が変更され、映像と字幕とがオーバーラップしない場合であっても、横方向の位置関係は維持される。
次に、字幕データによって字幕が縦書きであることが指定されている場合について説明する。図4(a)に、フルスクリーン表示において、放送データに表される表示位置に字幕を表示した場合の画面を示す。図4(a)に示すように、画面上には、2行の縦書きの字幕「古代・・・」と「港を・・・」とが表示されている。ここで、「古代・・・」と「港を・・・」とは、上端が揃っている。
ここで、縦書きにおける縦方向の位置関係は、このように揃えることによって美観を生み出すことができるなど、重要な働きを有する場合がある。そのため、できるだけ縦方向の位置関係を維持することが好ましい。
位置設定変更部108は、字幕データによって字幕が縦書きであることが指定されている場合、図4(b)(c)に示すように、字幕データによって指定された縦方向の位置はそのまま変化させずに、横方向の位置のみを、映像が表示される映像表示領域の左側または右側に移動させる。
図4に示すように、本実施形態では、位置設定変更部108によって、字幕表示位置が変更され、映像と字幕とがオーバーラップしない場合であっても、縦方向の位置関係は維持される。
字幕表示部109は、位置設定変更部108から取得した、表示位置と字幕データとから字幕表示データを作成し、映像信号作成部113へ送信する。字幕表示部109による字幕データの表示制御は、基本的には、非特許文献1に記載の規格に従ってなされる。すなわち、字幕文を1文字目から一文字ずつ表示するように、字幕表示データを作成する。一文字表示させる毎に、横書きであれば、右方向へ、縦書きであれば下方向へ、表示位置(動作位置)を一文字分移動させる。改行が指定された場合には、横書きであれば前行の先頭の位置の一行分下へ、横書きであれば前行の先頭の位置の一行分左へ表示位置(動作位置)を移動させる。このとき、位置設定変更部108が、字幕表示位置を、映像が表示されている領域よりも左側または下側の位置に変更していた場合(図3(b)および図4(c)に示す場合)には、字幕表示部109は、字幕データによって表される字幕を1文字目から一文字ずつ、領域オーバー判定部110に、表示部115の表示画面内に収まるように表示可能であるか否かを判定させた後に、字幕表示データを作成し、映像信号作成部113へ送信する。また、字幕表示部109は、領域オーバー判定部110から、字幕が字幕領域に入らないことを示す信号を受信すると、既に表示部115に表示させている字幕を、映像に重なる位置に移動して表示し、空いた位置に領域オーバー判定部110に上記表示画面内に収まるように表示できないと判断された字幕を表示するように字幕表示データを作成し、映像信号作成部113へ送信する。なお、字幕表示データは、例えば、字幕を上述したような位置に記載した画像であり得る。
領域オーバー判定部110は、上述したように、字幕表示部109から送られてきた文字を、表示部115の表示画面内に収まるように表示可能であるか否かを判定して、判定結果を示す信号を字幕表示部109に送信する。
図5および6を用いて字幕表示部109および領域オーバー判定部110によるスクロール処理について詳細に説明する。図5および6において示す例は、映像表示領域が表示画面の上部中央領域であり、その下部の2行分のスペースに字幕が表示される場合であるが、本発明はこれらの場合に限定されるものではなく、3行またはそれ以上でもよい。
図5は、字幕データに表される字幕が2行分(「こんばんは。」「ニュースをお送りいたします。」)である場合の例を示す。最初に「こ」の文字が表示領域に収まるかどうかのを領域オーバー判定部110が判定する。この場合、表示部115の表示領域内に収まるため、字幕表示部109は、そのまま「こ」の表示を行う(「こ」を含んだ字幕表示データを作成して映像信号作成部113に送る)。続いて、次の字幕の文字「ん」の判定(領域オーバー判定部110による)および表示(字幕表示部109による)がなされ、これが繰り返される。その結果、最後の文字「。」が表示され、2行の字幕が表示されて、処理が終了する。
図6は、字幕データに表される字幕が2行よりも多い場合である。すなわち、図6では、「本日の」「トップニュースは」「本日の午前中に起きた事件」「についてですが、」の4行の字幕が送られてきた場合の例を示す。図6(a)に示すように、まず、2行分の字幕(「本日の」「トップニュースは」)が、図5の例と同様に表示される。次に、次の文字「本」が表示画面内に表示可能であるか否かを領域オーバー判定部110が判定する。上記「本」の前には改行があり、「トップニュースは」の「ト」の下に表示すべきところ、「トップニュースは」の下は、表示画面からはみ出してしまう。具体的には、領域オーバー判定部110は、上記「本」を表示すべき座標が、表示画面の全体座標内であるか否かを判定する。この場合、上記「本」を表示すべき座標は、表示画面外であるので、上記「本」は表示不可能であることを示す信号を字幕表示部109に送る。字幕表示部109は、図6(b)に示すように、既に表示している「本日の」「トップニュースは」を一行上へスクロールさせ、図6(c)に示すように、空いた最下行のスペースに上記「本」を表示させる(字幕表示データを作成して映像信号作成部113に送る)。
続いて、字幕表示部109は、図6(d)に示すように、「本」以降の文字(「日の午前中に起きた事件」)を上記と同様に表示させ、また、上記と同様に次に、次の文字「に」が表示画面内に表示可能であるか否かを領域オーバー判定部110が判定して、当該「に」は表示不可能であることを示す信号を字幕表示部109に送る。そして、字幕表示部109は、図6(e)に示すように、「本日の」「トップニュースは」「本日の午前中に起きた事件」を一行上へスクロールさせ、空いた行に、図6(f)に示すように、「に」を表示する。
以上のように、本実施形態に係るテレビ装置100では、指定された字幕全体を表示し得ない場合には、字幕を映像が表示されている領域へスクロールさせることにより、字幕全体を表示させることができる。これにより、できるだけ映像と字幕とのオーバーラップを避けつつ、字幕の全体を表示させることができる。
最後に、テレビ装置100において字幕アウトスクリーン表示を行うときの処理の流れについて図2を用いて説明する。図2は、上記処理のフローチャートを示す図である。
まず、デジタル放送チューナー部103が、デジタルテレビ放送を受信し、映像/音声/字幕分離部105が該デジタルテレビ放送から字幕データを分離し、字幕デコード部106が該字幕データを復号する(S101、受信工程)。
次に、位置設定変更部108は、アウトスクリーン設定保存部107からその時点における表示設定情報を取得し、表示部115において字幕アウトスクリーン表示を行っているか否かを判定する(S102)。
S102において、表示部115において字幕アウトスクリーン表示を行っていないと判定した場合(S102NO)、位置設定変更部108は、放送データによって指定される表示位置をそのまま字幕表示位置として決定して、字幕表示部109へ字幕データとともに送信し、字幕表示部109は、受信した字幕表示位置および字幕データに基づいて字幕表示データを作成して映像信号作成部113に送信する。これによって、放送局から受信した字幕データ通りの表示がなされる(S109、表示工程)。
一方、S102において、表示部115において字幕アウトスクリーン表示を行っていると判定した場合(S102YES)、位置設定変更部108は、放送データによって指定される表示位置を変更して最終的な字幕表示位置を決定する(S103、字幕表示位置変更工程)。
続いて、字幕表示部109は、位置設定変更部108が、字幕表示位置を、映像が表示されている領域よりも左側または下側の位置に変更していた場合(図3(b)および図4(c)に示す場合)には、受信した字幕データに表される字幕について、一文字ずつ(複数文字ずつ、一行ずつ、複数行ずつでもよい。)、表示画面内に収まるか否かを領域オーバー判定部110に判定させる(S104)。字幕表示部109から領域オーバー判定部110へは、例えば、文字の表示座標データを送る。領域オーバー判定部110は、字幕表示部109から指定された文字が表示画面内に収まるか否かを判定して判定結果信号を字幕表示部109に送る(S105)。
上記指定された文字が表示画面内に収まる場合(S105NO)、字幕表示部109は、当該文字を表示するための字幕表示データを作成して映像信号作成部113に送る(S107、表示工程)。そして、字幕表示部109は、字幕データに表される字幕がすべて表示されたか否かを判定し(S108)、残りの文字の表示の準備に戻るか(S108NO)、終了する。
一方、上記指定された文字が表示画面内に収まらない場合(S105YES)、字幕表示部109は、既に表示している字幕を、映像が表示されている方向に移動させて表示する。すなわち、位置設定変更部108が、字幕表示位置を映像表示領域の下側に設定した場合には上方へ、字幕表示位置を映像表示領域の左側に設定した場合には右方へ、例えば、1行分スクロール移動させる(S106)。
そして、上記指定された文字の字幕表示位置を、上記スクロール移動により空いた位置に設定して、当該文字の表示を行う(S107)。すなわち、横書きであれば、一行分上方に、縦書きであれば、一行分右方へ動作位置を移動させて、字幕表示データを作成する。そして、字幕表示部109は、字幕データに表される字幕がすべて表示されたか否かを判定し(S108)、残りの文字の表示の準備に戻るか(S108NO)、終了する。
(変形例)
字幕制御部118は、アウトスクリーン設定保存部107に保存された表示設定が字幕アウトスクリーン表示であった場合、上述したような、表示位置および行間隔のほかにも、その他の各種の設定を変更してもよい。
また、上述したスクロールの量は、一行分に限られず、2行その他の複数行ずつのスクロール処理を行ってもよい。
(プログラムおよび記録媒体)
テレビ装置100の字幕制御部118は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、字幕制御部118は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、字幕制御部118のプログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、または、ソースプログラム)を記録した記録媒体をテレビ装置100に供給し、テレビ装置100が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、字幕制御部118(またはテレビ装置100)を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して字幕制御部118に供給する。この通信ネットワークは字幕制御部118にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、NFC、DLNA、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、デジタルテレビ放送の表示装置の製造分野において利用可能である。
100 テレビ装置(表示装置)
103 デジタル放送チューナー部(受信手段)
107 アウトスクリーン設定保存部
108 位置設定変更部(字幕表示位置変更手段)
109 字幕表示部
110 領域オーバー判定部(字幕表示判定手段)
115 表示部
118 字幕制御部

Claims (11)

  1. デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送を表示する表示装置であって、
    上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信部と、
    上記デジタルテレビ放送の映像を表示画面全体に表示するフルスクリーン表示、または該映像を縮小して表示する字幕アウトスクリーン表示の何れかを行う表示部と、
    上記表示部が字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、該表示部に表示される字幕の字幕表示位置を変更する字幕表示位置変更手段と、を備えており、
    上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を横書きで表示することを指定している場合、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも下側であって、横方向の位置が上記放送データによって指定された位置と同一である位置に変更するものであり、
    上記表示部が字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、上記字幕表示位置変更手段によって変更された字幕表示位置に、上記放送データによってそのときに表示することが指定された字幕のすべてを表示し得るか否かを判定する字幕表示判定手段を備えており、
    上記字幕表示判定手段が上記指定された字幕のすべてを表示し得ないと判定したとき、上記表示部は、表示している字幕を上記映像に重なる位置に移動して表示し、該表示している字幕の移動前の位置に、上記指定された字幕のうちの表示していない字幕を表示することを特徴とする表示装置。
  2. デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送を表示する表示装置であって、
    上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信部と、
    上記デジタルテレビ放送の映像を表示画面全体に表示するフルスクリーン表示、または該映像を縮小して表示する字幕アウトスクリーン表示の何れかを行う表示部と、
    上記表示部が字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、該表示部に表示される字幕の字幕表示位置を変更する字幕表示位置変更手段と、を備えており、
    上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を縦書きで表示することを指定している場合、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも左側であって、縦方向の位置が上記放送データによって指定された位置と同一である位置に変更するものであり、
    上記表示部が字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、上記字幕表示位置変更手段によって変更された字幕表示位置に、上記放送データによってそのときに表示することが指定された字幕のすべてを表示し得るか否かを判定する字幕表示判定手段を備えており、
    上記字幕表示判定手段が上記指定された字幕のすべてを表示し得ないと判定したとき、上記表示部は、表示している字幕を上記映像に重なる位置に移動して表示し、該表示している字幕の移動前の位置に、上記指定された字幕のうちの表示していない字幕を表示することを特徴とする表示装置。
  3. 上記表示部は、字幕アウトスクリーン表示を行っているとき、上記映像を表示する映像表示領域が、該表示部の上部中央領域または下部中央領域であることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を横書きで表示することを指定しているとき、上記映像表示領域が上記上部中央領域の場合には、該上部中央領域より下側に上記字幕表示位置を変更し、上記映像表示領域が上記下部中央領域の場合には、該下部中央領域より上側に上記字幕表示位置を変更することを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  5. 上記字幕表示位置変更手段は、上記放送データが字幕を縦書きで表示することを指定しているとき、上記映像表示領域より右側または左側に上記字幕表示位置を変更することを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  6. 上記字幕表示位置は、上記表示の表示領域の左上隅を原点とする座標系によって表されるものであり、
    上記上部中央領域および上記下部中央領域の該座標系における位置は予め定められており、
    上記字幕表示位置変更手段は、該位置に基づいて、上記字幕表示位置を変更することを特徴とする請求項の何れか一項に記載の表示装置。
  7. 上記字幕表示位置変更手段は、上記表示部において表示される上記字幕の行間隔をさらに変更することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の表示装置。
  8. 表示装置が、デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送を表示する表示方法であって、
    上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信工程と、
    上記デジタルテレビ放送の映像を表示画面全体に表示するフルスクリーン表示、または該映像を縮小して表示する字幕アウトスクリーン表示の何れかを行う表示工程と、
    幕アウトスクリーン表示を行っているときに、該表示画面に表示される字幕の字幕表示位置を変更する字幕表示位置変更工程と、を包含しており、
    上記字幕表示位置変更工程では、上記放送データが字幕を横書きで表示することを指定している場合、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも下側であって、横方向の位置が上記放送データによって指定された位置と同一である位置に変更するものであり、
    字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、上記字幕表示位置変更工程において変更された字幕表示位置に、上記放送データによってそのときに表示することが指定された字幕のすべてを表示し得るか否かを判定する字幕表示判定工程を包含しており、
    上記字幕表示判定工程において上記指定された字幕のすべてを表示し得ないと判定したとき、表示している字幕を上記映像に重なる位置に移動して表示し、該表示している字幕の移動前の位置に、上記指定された字幕のうちの表示していない字幕を表示することを特徴とする表示方法。
  9. 表示装置が、デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送を表示する表示方法であって、
    上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信工程と、
    上記デジタルテレビ放送の映像を表示画面全体に表示するフルスクリーン表示、または該映像を縮小して表示する字幕アウトスクリーン表示の何れかを行う表示工程と、
    幕アウトスクリーン表示を行っているときに、該表示画面に表示される字幕の字幕表示位置を変更する字幕表示位置変更工程と、を包含しており、
    上記字幕表示位置変更工程では、上記放送データが字幕を縦書きで表示することを指定している場合、上記字幕表示位置を、上記映像が表示されている領域よりも左側であって、縦方向の位置が上記放送データによって指定された位置と同一である位置に変更するものであり、
    字幕アウトスクリーン表示を行っているときに、上記字幕表示位置変更工程において変更された字幕表示位置に、上記放送データによってそのときに表示することが指定された字幕のすべてを表示し得るか否かを判定する字幕表示判定工程を包含しており、
    上記字幕表示判定工程において上記指定された字幕のすべてを表示し得ないと判定したとき、表示している字幕を上記映像に重なる位置に移動して表示し、該表示している字幕の移動前の位置に、上記指定された字幕のうちの表示していない字幕を表示することを特徴とする表示方法。
  10. 請求項1〜のいずれか一項に記載の表示装置が備えているコンピュータを動作させるプログラムであって、該コンピュータを上記の各手段として機能させるための、該プログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記録している、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2009221462A 2009-09-25 2009-09-25 表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体 Active JP5330947B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009221462A JP5330947B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009221462A JP5330947B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011071769A JP2011071769A (ja) 2011-04-07
JP5330947B2 true JP5330947B2 (ja) 2013-10-30

Family

ID=44016599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009221462A Active JP5330947B2 (ja) 2009-09-25 2009-09-25 表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5330947B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103561339A (zh) * 2013-10-30 2014-02-05 乐视致新电子科技(天津)有限公司 云电视图片展示方法及装置
JP2016184826A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 シャープ株式会社 受信装置、受信方法及びプログラム
JP6329687B1 (ja) * 2017-12-08 2018-05-23 株式会社フォトロン テロップ編集装置及びテロップ編集プログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002199354A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Toshiba Corp デジタル放送受信装置とその制御方法
JP2002232798A (ja) * 2001-01-30 2002-08-16 Toshiba Corp 放送受信装置とその制御方法
JP2004208014A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Mitsubishi Electric Corp 字幕表示装置及び字幕表示プログラム
JP2007243841A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Victor Co Of Japan Ltd 映像出力装置
JP2007316613A (ja) * 2006-04-26 2007-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 字幕表示制御装置
JP4871635B2 (ja) * 2006-04-28 2012-02-08 キヤノン株式会社 デジタル放送受信装置及びその制御方法
JP4604000B2 (ja) * 2006-05-22 2010-12-22 キヤノン株式会社 デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信装置の制御方法
JP2009088634A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Funai Electric Co Ltd デジタルテレビジョン受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011071769A (ja) 2011-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7119849B2 (en) Multi-screen synthesis apparatus, method of controlling the apparatus, and program for controlling the apparatus
EP2541955B1 (en) Electronic device, method for transmitting stereoscopic image information in electronic device, and method for receiving stereoscopic image information in electronic device
US20150074603A1 (en) Menu display device, menu display method, menu display program, television receiver provided with menu display device, and recording medium
JP4802425B2 (ja) 映像表示装置
JP2010130445A (ja) 視聴システム、表示装置、リモートコントローラ装置、及び視聴方法
JP2007166498A (ja) 情報処理装置および再生方法
JP2011151750A (ja) 画像処理装置
JP5330947B2 (ja) 表示装置、表示方法、プログラムおよび記録媒体
JP4587821B2 (ja) 映像再生装置
JP2008294591A (ja) コンテンツデータ提供装置、及び、コンテンツ表示装置
JP5464622B1 (ja) 電子番組表表示装置およびテレビジョン受像機
JP6045405B2 (ja) 映像処理装置、表示装置、テレビジョン受信機及び映像処理方法
JP6965051B2 (ja) 電子機器及び表示方法
CN103581734A (zh) 用于显示图像的方法和装置及计算机可读记录介质
JP2010193150A (ja) 字幕変換装置および字幕変換方法
JP2013046386A (ja) 表示装置、受信装置、表示方法、テレビジョン受像機、表示システム、プログラムおよび記録媒体
JP2007248862A (ja) 制御プログラム、制御方法、表示制御装置および映像システム
JP5442373B2 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体
JP2014066928A (ja) 映像信号供給装置、表示装置、テレビジョン受像機、表示システム、映像信号供給方法、表示方法、プログラム、及び、記録媒体
US9143821B2 (en) Information processing apparatus and program table displaying method
CN105338411A (zh) 视频播放处理方法及系统
JP2010273051A (ja) 映像処理装置、映像表示装置及び映像処理方法
JP2013176105A (ja) 表示装置、受信装置、表示方法、テレビジョン受像機、表示システム、プログラムおよび記録媒体
JP5607201B2 (ja) 表示装置、テレビジョン受像機、検出方法、プログラム、及び、記録媒体
WO2013046766A1 (ja) 表示制御装置、テレビジョン受像機、表示制御方法、表示制御プログラムおよび記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5330947

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150