JP6329687B1 - テロップ編集装置及びテロップ編集プログラム - Google Patents

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【課題】レイヤーの一端をセーフティー位置に合わせる作業を簡易化させたテロップ編集装置及びテロップ編集プログラムを提供する。【解決手段】テロップ編集装置10は、動画又は静止画上に重畳させるテロップを囲む局所的な領域として規定されるレイヤー11ごとに編集するテロップ編集装置10において、映像編集画面100上の所望の位置にレイヤー11内の不動点として設定されるアンカー24を受け付けるアンカー受付部21と、レイヤー11の映像編集画面100における配置可能範囲の境界12の位置情報を保持する記憶部18と、位置情報に基づいてレイヤー11の一端が境界12の位置になるまでアンカー24を不動点としてレイヤー11のサイズ変更をするサイズ変更部22と、を備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、テレビ等の映像に文字情報又は図形を重畳させた映像コンテンツを編集するテロップ編集技術に関する。
テレビ、映画又はインターネット等で放映される映像コンテンツには、動画又は静止画の上に文字列又は図形を組み合わせたテロップを重畳したものが多い。映像コンテンツの映像編集画面には、通常、セーフティーと呼ばれる境界が規定される。テロップを映像編集画面上において構成するレイヤーは、いずれもこのセーフティーで四方を囲まれた範囲(以下、「セーフティー範囲」という)からはみ出さないように調整される。
ところで、レイヤーは、レイヤーの上下左右の一端をセーフティー範囲内の所望の位置、他端をセーフティー位置に合わさるように配置させることが多い。
この場合、従来では、まず、所望する一点にこの一端が合うようにレイヤーを配置して、この一端を不動点に設定し、その後、編集者が手動でこのレイヤーのサイズを調整して他端をセーフティーに一致させていた。
特開2012−221129号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、セーフティーにレイヤーの一端が一致するまで編集者がサイズの調整を繰り返していたため、編集者がこの調整にその都度注意を向けなければならないという課題があった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、レイヤーの一端をセーフティー位置に合わせる作業を簡易化させたテロップ編集装置及びテロップ編集プログラムを提供することを目的とする。
本実施形態に係るテロップ編集装置は、動画又は静止画上に重畳させるテロップを編集の反映結果を共有させる単位として規定されたレイヤーごとに編集するテロップ編集装置において、映像編集画面上の所望の点に付加されたアンカーを受け付けるアンカー受付部と、前記レイヤーの前記映像編集画面における配置可能範囲の境界の位置情報を保持する記憶部と、前記位置情報に基づいて前記レイヤーの一端が前記境界の位置になるまで前記アンカーを不動点として前記レイヤーのサイズ変更をするサイズ変更部と、を備えるものである。
本実施形態に係るテロップ編集プログラムは、動画又は静止画上に重畳させるテロップを、前記テロップを囲む局所的な領域として規定されるレイヤーごとに編集するテロップ編集プログラムにおいて、コンピュータに、映像編集画面上の所望の位置に前記レイヤー内の不動点として設定されるアンカーを受け付けるステップ、前記レイヤーの前記映像編集画面における配置可能範囲の境界の位置情報に基づいて前記レイヤーの一端が前記境界の位置になるまで前記アンカーを不動点として前記レイヤーのサイズ変更をするステップ、を実行させるものである。
本発明により、レイヤーの一端をセーフティー位置に合わせる作業を簡易化させたテロップ編集装置及びテロップ編集プログラムが提供される。
各実施形態に係るテロップ編集装置が利用可能な映像編集画面の一例を示す図。 第1実施形態に係るテロップ編集装置を示すブロック図。 第1実施形態に係るテロップ編集方法を示すフローチャート。 (A)及び(B)は、レイヤーの縦横比を一定にしてサイズ変更をする態様を示す図。 (A)及び(B)は、特定の方向にのみレイヤーを伸縮する態様を示す図。 (A)及び(B)は、レイヤーの文字間隔又は図形間隔を伸縮させる態様を示す図。 第2実施形態に係るテロップ編集装置の概略構成図。 第2実施形態に係るテロップ編集装置によるサイズ変更の態様を説明する図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、各実施形態に係るテロップ編集装置10が利用可能な映像編集画面100の一例を示す図である。映像コンテンツ中のテロップは、映像編集画面100上では、図1に示されるように、1つ又は複数のレイヤー11の単位で編集される。ここで、テロップとは、動画や静止画等の映像コンテンツに重畳される文字、図形又はこれらの結合のことである。
各実施形態において、レイヤー11とは、編集の反映結果を共有させる単位として規定された文字、図形又はこれらの結合を纏めた単位を指すものとする。一つのレイヤー11中の文字又は図形の色等の情報は、レイヤー11の属性の一部として扱われる。
また、レイヤー11は、テロップ(即ち、文字、図形又はこれらの結合)を囲む局所的な領域であると考えることもできる。
一つのレイヤー11で纏められた文字又は図形は、原則的に一体的に扱われる。例えば、図1に示されるような「株式会社○○」などの文字列は、それぞれ1つのレイヤー11として一体的に扱われる。
なお、テロップの編集単位には、「○○グループ」及び「特許太郎さん」のように、2つ以上のレイヤー11がグループ15に纏められて一体的に扱われるものもある。
また、映像編集画面100中には、セーフティー12(12〜12)が規定される。セーフティー12とは、映像編集画面100の周辺枠13から一定距離だけ離れた位置に設定される境界であって、これより周辺枠13側にはレイヤー11を配置しないと定めた境界のことをいう。
例えばブラウン管のテレビでは、画面の外周付近で映像が表示範囲からはみ出て見えなくなる。よって、テロップがこの画面の外周付近に配置されないように、例えば映像編集画面100全体の10%の幅だけ周辺枠13から離れた位置等、映像コンテンツごとにそのセーフティー12の位置が規定される。以下、セーフティー12で四方を囲まれた範囲を「セーフティー範囲14」という。
各実施形態に係るテロップ編集装置10は、セーフティー範囲14に配置されたレイヤー11の一端をセーフティー12の位置に合わせる作業を補助するものである。
(第1実施形態)
図2は、第1実施形態に係るテロップ編集装置10を示すブロック図である。
1.構成
テロップ編集装置10は、図1に示すように、入力部16、表示部17、記憶部18及び制御部19を有する。
入力部16は、たとえばキーボード、タッチパネル、トラックボール、テンキー、マウス、音声入力回路、視線入力回路などの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に応じた入力信号を制御部19に出力する。
表示部17は、例えば、液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの表示出力装置により構成され、制御部19の制御に従って、映像編集画面100などの各種情報を表示する。
記憶部18は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、制御部19により読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有する。これら記憶媒体内のデータの一部または全部は、電子ネットワークを介してダウンロードされるように構成されてもよい。記憶部18は、少なくとも映像編集画面100におけるセーフティー12の位置情報を保持する。
制御部19は、処理回路、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従ってテロップ編集装置10の動作を制御する。制御部19の処理回路は、専用のハードウェアで構成してもよいし、プロセッサによるソフトウェア処理で各種機能を実現するように構成してもよい。
ここで、プロセッサとは、専用または汎用のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)を含む。また、専用のハードウェアとは、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、プログラマブル論理デバイス、およびフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)などの回路を含む。上記プログラマブル論理デバイスとしては、例えば、単純プログラマブル論理デバイス(SPLD:Simple Programmable Logic Device)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD:Complex Programmable Logic Device)などが挙げられる。
ここでは一例として、制御部19の処理回路がプロセッサである場合について説明する。この場合、制御部19は、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、レイヤー11の一端をセーフティー12に半自動で合わせるための処理を実行する。
なお、この場合、制御部19の処理回路は、単一のプロセッサによって構成されてもよいし、複数の独立したプロセッサの組み合わせによって構成されてもよい。プロセッサが複数設けられる場合、プログラムを記憶する記憶媒体は、プロセッサごとに個別に設けられてもよいし、1つの記憶媒体が全てのプロセッサの機能に対応するプログラムを一括して記憶してもよい。
制御部19は、図2に示されるように、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶された文字配置プログラムによって、少なくともアンカー受付部21及びサイズ変更部22として機能する。これらの機能実現部(21,22)は、それぞれプログラムの形態で記憶媒体に記憶されている。
アンカー受付部21は、編集者が決定したレイヤー11の不動点の位置情報を取得する。不動点は、編集者がレイヤー11に対して入力部16から付与したアンカー24の位置で規定される。
サイズ変更部22は、レイヤー11の一端がセーフティー12の位置になるまで、アンカー24の位置を固定した状態で、レイヤー11のサイズ変更をする。サイズ変更部22は、例えば、レイヤー11のサイズを段階的に変更する漸次変更部26と、セーフティー12の位置情報に基づいてレイヤー11の一端がセーフティー12に到達したか否かを判定する到達判定部27と、で構成される。
2.動作
次に、第1実施形態に係るテロップ編集方法を図3のフローチャート及び図4(A)を用いて説明する(図1および図2を適宜参照)。図3において、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。また、図4(A)は、セーフティー範囲14内に配置されたレイヤー11の自動調整の一態様を示す図である。
まず、テロップ編集装置10による自動調整の前作業として、編集者がレイヤー11を、例えばマウスのドラッグによって所望の位置に仮置きする。また、編集者は、レイヤー11を拡大、縮小する際に、不動点としたいレイヤー11の外周又は内部の所望の位置に、アンカー24を設定する。アンカー24の設定は、例えば、マウスによるカーソルの移動とクリック等の操作で行うことができる。ただし、このアンカー24の位置は、レイヤー11の外部であってもよい。
アンカー24が設定される位置は、レイヤー11の4つの角部、レイヤー11の4端辺28(28〜28)上の中点又はレイヤー11の領域内の中心点が典型である。以下の動作説明では、特に断りのない限り、アンカー24は、図4(A)に示されるような先頭下角部に設定されたものとして説明し、アンカー24を星印で表記するものとする。また、この動作説明では、図4(A)に示されるような、レイヤー11の端辺28をセーフティー範囲14の内側からセーフティー12に到達させる場合で説明する。
まず、テロップ編集装置10のアンカー受付部21が、編集者が設定したアンカー24を受け付けて、このアンカー24の位置情報を取得する(S11)。
漸次変更部26が入力部16を介してサイズ変更実行の指示入力を受け付ける(S12)。
例えば、編集者がサイズ変更実行のために割り当てられたキーボード上の所定のキーを押下することで、漸次変更部26へ指示が入力される。
サイズ変更実行の指示を受けた漸次変更部26は、アンカー受付部21からアンカー24の位置情報を取得する(S13)。そして、漸次変更部26は、このアンカー24を不動点としてレイヤー11を段階的に拡大する。
一方、到達判定部27は、記憶部18を参照して、予め記憶部18に保持されたセーフティー12の位置を取得する(S14)。そして、レイヤー11の端辺28の位置がこのセーフティー12の位置に一致したか否かを判定する。
レイヤー11の端辺28の少なくとも1つ(任意の一端)がセーフティー12の位置と一致するまでは(S14でNOの場合)、漸次変更部26は、レイヤー11の拡大を継続する(S13へ)。
一方、レイヤー11の端辺28がセーフティー12の位置と一致した場合(S14でYESの場合)、到達判定部27でレイヤー到達の判断がなされる。漸次変更部26は、このようになされたレイヤー到達の判断を受けて、レイヤー11の拡大を終了する(S15)。このときのレイヤー11のサイズ、配置及び形状が自動調整の結果として確定する。
なお、レイヤー11の拡大は、段階的であればよく、ステップ幅を規定するものではない。ただし、ステップ幅を大きく設定した場合、レイヤー11の端辺28とセーフティー12との位置が完全には一致しないこともある。この場合、到達判定部27は、この端辺28がセーフティー12を超えず、かつ、セーフティー12から一定距離以内に含まれた場合にレイヤー到達の判断をする。
このようにしてサイズ等が確定したレイヤー11を、漸次変更部26が表示部17に表示して(S16)、第1実施形態に係るテロップ編集方法の動作が終了する(END)。
なお、漸次変更部26によるレイヤー11のサイズ変更の態様には、編集者のニーズに合わせて、下記の3例が挙げられる。(1)レイヤー11の縦横を等倍率でサイズ変更する態様、(2)特定の方向にのみレイヤー11をサイズ変更する態様、(3)文字間隔又は図形間隔でサイズ変更する態様である。
以下、これら3つの態様を順に説明する。
[1.レイヤー11の縦横を等倍率でサイズ変更]
上述した図4(A)は、レイヤー11の縦横を等倍率で拡大する過程を示している。
また、図4(B)は、反対に縦横を等倍率で縮小する態様を説明する図である。
図4(A)に示す態様では、レイヤー11は、縦横比を一定に維持されて、その全体を拡大される。
この結果、レイヤー11に含まれる文字列又は図形も、縦横比を維持したままレイヤー11の拡大とともに拡大される。
また、レイヤー11がセーフティー12からはみ出して配置された場合、図4(B)に示されるように、レイヤー11は、縦横比を維持したままレイヤー11がセーフティー12と交差しなくなるまで縮小される。
[2.特定の方向にのみレイヤー11を伸縮]
図5(A)及び図5(B)は、特定の方向にのみレイヤー11を伸縮する態様を示す図である。図5(A)に示される態様では、レイヤー11は、レイヤー11の高さが固定されて、幅のみが拡大されている。つまり、予め定められた特定のセーフティー12へ到達する方向にのみ、レイヤー11が拡大される。この結果、レイヤー11に含まれる文字列又は図形は、図5(A)に示されるように、端部28がセーフティー12に到達するまで、幅方向にのみ伸長される。
なお、レイヤー11の上端辺28上にアンカー24が設定された場合、レイヤー11は、その反対側である下側のセーフティー12に向けて伸長する。また、このような一方向に伸縮する態様において、レイヤー11の角部にアンカー24が設定されることもある。例えば、図5(A)に示されるように、先頭下角部にアンカー24が設定された場合である。この場合、伸長させる向きには、図面右側と上側の2つの選択肢がある。
伸長させる向きに2つの選択肢がある場合、例えば横書きの文字列には横方向、縦書きの文字列には縦方向に伸長させる規定を設定することで、サイズ変更指示の入力に対する応答を一意的にすることができる。また、4つのセーフティー12に優先順位を設定して、より優先順位の高いセーフティー12の向きにレイヤー11を伸長させてもよい。
また、レイヤー11がセーフティー12を超えて配置されている場合、図5(B)に示されるように、レイヤー11は、セーフティー12と交差しなくなるまで幅のみが縮小される。
[3.文字間隔又は図形間隔でサイズ変更]
図6(A)及び図6(B)は、レイヤー11の文字間隔又は図形間隔を伸縮させる態様を説明する図である。図6(A)に示す態様では、レイヤー11は、文字間隔又は図形間隔のみが伸長される。この結果、レイヤー11に含まれる文字列のフォントサイズ又は図形の大きさを一定に維持されたまま、レイヤー11が一方向に拡大される。
また、レイヤー11がセーフティー12を超えて配置されている場合、図6(B)に示されるように、レイヤー11は、セーフティー12と交差しなくなるまで文字間隔又は図形間隔のみが縮小される。
以上のように、第1実施形態に係るテロップ編集装置10によれば、レイヤー11の一端をセーフティー12の位置に合わせる作業を簡易化させることができる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態に係るテロップ編集装置10の概略構成図である。
また、図8は、第2実施形態に係るテロップ編集装置10によるサイズ変更の態様を説明する図である。
第2実施形態に係るテロップ編集装置10は、図7に示されるように、サイズ変更部22が、第1取得部31、第2取得部32、倍率算出部33及び変更実行部34を備える。
第1実施形態では、レイヤー11のサイズが確定するまで、レイヤー11のサイズ変更とレイヤー到達の判定とを繰り返していた。
しかし、実際にサイズ変更と判定とを繰り返さなくても、レイヤー11とセーフティー12との幾何学的な配置関係から、レイヤー11のどの端辺28が最初にセーフティー12に到達するか予測することもできる。
そこで、第2実施形態では、図8に示されるように、レイヤー11とセーフティー12との幾何学的な配置関係に基づいて、レイヤー11の拡大率又は縮小率を算出する。
第1取得部31は、アンカー受付部21からアンカー24の位置情報を、また記憶部18からセーフティー12の位置情報を取得する。そして、第1取得部31は、アンカー24からそれぞれのセーフティー12(12〜12)までの距離を第1距離d(d〜d)として計算する。
第2取得部32は、アンカー受付部21からアンカー24の位置情報を、また入力部16が入力したレイヤー11の形状からレイヤー11の位置情報を取得する。そして、アンカー24からレイヤー11のそれぞれの端辺28までの距離を第2距離g(g〜g)として取得する。
ここで、レイヤー11は、通常長方形をしているので、この端部は、レイヤー11の4端辺28(28〜28)を意味することになる。この場合、第2距離gは、アンカー24からこの端辺28,28,28,28に下ろした垂線の長さは夫々、g,g,g,gになる。
倍率算出部33は、第1距離d及び第2距離gに基づいて、端部のいずれかがセーフティー12のいずれかに到達するまでのレイヤー11の最小倍率を算出する。図8で示した一例では、倍率算出部33によって、d1/g1、d2/g2、d3/g3、d4/g4が算出される。そして、これらの倍率のうち最小であるd1/g1が実行される拡大倍率として変更実行部34に出力される。
変更実行部34は、この最小倍率d1/g1でレイヤー11のサイズ変更をする。図8の一例では、サイズ変更がなされた結果、レイヤー11の後尾端辺28が図中右側のセーフティー12の位置に合わせられることになる。
なお、レイヤー11の最小倍率を算出してこの最小倍率でレイヤー11を拡大すること以外は、第2実施形態は第1実施形態と構成的にも動作的にも同様となるので、重複する説明を省略する。
このように、第2実施形態に係るテロップ編集装置10によれば、繰り返しサイズ変更を実行する際の負荷が大きい場合に、この作業を最小倍率の算出に代替させて第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上述べた少なくとも一つの実施形態のテロップ編集装置10によれば、セーフティー12に位置情報に基づいて自動でレイヤー11のサイズ変更をすることにより、レイヤー11の一端をセーフティー12の位置に合わせる作業を簡易化させることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、レイヤーは、必ずしも長方形に限定されず、端辺上の一点がセーフティーに向かって突出している場合もある。突出したこの一点が最初にセーフティーに到達する場合、この一点がレイヤーの端部を構成することになる。
10…テロップ編集装置、11…レイヤー、12(12〜12)…セーフティー、13…周辺枠、14…セーフティー範囲、15…グループ、16…入力部、17…表示部、18…記憶部、19…制御部、21…アンカー受付部、22…サイズ変更部、24…アンカー、26…漸次変更部、27…到達判定部、28(28〜28)…端辺、31…第1取得部、32…第2取得部、33…倍率算出部、34…変更実行部、100…映像編集画面、d(d〜d)…第1距離、g(g〜g)…第2距離。

Claims (7)

  1. 動画又は静止画上に重畳させるテロップを、前記テロップを囲む局所的な領域として規定されるレイヤーごとに編集するテロップ編集装置において、
    映像編集画面上の所望の位置に前記レイヤー内の不動点として設定されるアンカーを受け付けるアンカー受付部と、
    前記レイヤーの前記映像編集画面における配置可能範囲の境界の位置情報を保持する記憶部と、
    前記位置情報に基づいて前記レイヤーの一端が前記境界の位置になるまで前記アンカーを不動点として前記レイヤーのサイズ変更をするサイズ変更部と、を備えることを特徴とするテロップ編集装置。
  2. 前記サイズ変更部は、前記レイヤーを段階的に拡大又は縮小させて前記レイヤーの任意の一端が前記境界に到達した場合に前記サイズ変更を終了する請求項1に記載のテロップ編集装置。
  3. 前記サイズ変更部は、
    前記アンカーからそれぞれの前記境界までの距離を第1距離として取得する第1取得部と、
    前記アンカーから前記レイヤーのそれぞれの端部までの距離を第2距離として取得する第2取得部と、
    前記第1距離及び第2距離に基づいて、前記端部のいずれかが前記境界のいずれかに到達するまでの前記レイヤーの最小倍率を算出する倍率算出部と、
    前記最小倍率で前記サイズ変更をする変更実行部と、を備える請求項1又は請求項2に記載のテロップ編集装置。
  4. 前記サイズ変更部は、前記レイヤーの縦横を等倍率で拡大又は縮小することで前記サイズ変更をする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のテロップ編集装置。
  5. 前記サイズ変更部は、位置合わせがなされる前記境界へ到達する方向にのみ前記レイヤーを拡大又は縮小することで前記サイズ変更をする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のテロップ編集装置。
  6. 前記サイズ変更部は、同一レイヤー中の文字又は図形の大きさを一定にしたまま文字間隔及び図形間隔の少なくとも一方を変更することで前記サイズ変更をする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のテロップ編集装置。
  7. 動画又は静止画上に重畳させるテロップを、前記テロップを囲む局所的な領域として規定されるレイヤーごとに編集するテロップ編集プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    映像編集画面上の所望の位置に前記レイヤー内の不動点として設定されるアンカーを受け付けるステップ、
    前記レイヤーの前記映像編集画面における配置可能範囲の境界の位置情報に基づいて前記レイヤーの一端が前記境界の位置になるまで前記アンカーを不動点として前記レイヤーのサイズ変更をするステップ、を実行させることを特徴とするテロップ編集プログラム。
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