JP2005107871A - 画像表示方法と装置、該方法によるプログラムとこれを格納した記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部分的な拡大表示を原画像と拡大画像とのつながりがわかりやすく行なうことのできる画像表示方法および装置を実現することを目的とする。
【解決手段】 表示画面上の所定の領域について、原画面が拡大された拡大部と原画面が縮小された縮小部とを含めて表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ、ナビゲーションシステム、携帯電話等の画像表示を行なう装置で行なわれる画像表示方法に関し、特に、特定箇所の画像を見やすくするための画像表示方法、画像表示装置、該方法によるプログラムとこれを格納した記録媒体に関する。
画像表示を行なう装置としてはテレビジョン(以下、TVと称する)受像機やパーソナルコンピュータがある。これらはCRTを用いたものが一般的であったが、近年では液晶表示装置やプラズマディスプレイも用いられている。液晶表示装置は小型化、省電力化に適していることから、携帯型の装置、例えば、携帯型のパーソナルコンピュータ、ナビゲーションシステム、携帯電話等の画像表示装置として広く使用されている。
携帯型の画像表示装置では、その表示画面の大きさが限られることから、所定の領域を拡大表示することが行なわれている。また、近年の画像表示装置は高精細であり、表示画面の一つであるインターネットを介して送られてくる画像は、情報量が多く、細かな表示を含むものが多いため、上記の拡大表示は携帯型の装置でなくても、重要となっている。
従来行なわれている拡大表示方法としては、マウスポインタやカーソル等のポインティングデバイスで示された位置の周辺の所定の領域を拡大表示する方法がある。この場合、拡大画像をポインティングデバイスで示された位置を中心とした箇所に表示する場合には、原画像が拡大画像によって覆われてしまうため、拡大画像と原画像とのつながりが分からなくなってしまう。
拡大画像をポインティングデバイスで示された位置から離れた箇所に表示する方法もあるが、原画像が拡大画像によって覆われることに変わりはなく、さらに原画像と拡大画像が同時に2箇所に表示されることとなり、原画像と拡大画像とのつながりが分かりにくいものとなってしまう。
原画像と拡大画像のつながりを考慮した画像拡大方法としては特開平10−105153号公報(特許文献1)および特開平11−184595号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
上記の各公報に開示される技術は、指定領域の注目点から周辺部方向へ拡大倍率を段階的または連続的に減少させて原画像と拡大画像のつながりを向上するものである。
また、特開平3−113578号公報(特許文献3)には、入力された図形に対して、強調する箇所のみを拡大し、その周辺については縮小することとして、注目する箇所を見やすくしながらその他の周辺部分も同時に表示するものである。
特開平10−105153号公報 特開平11−184595号公報 特開平3−113578号公報
上述した従来の技術のうち、特許文献1および特許文献2に記載されたものはいずれも、原画像と拡大画像とのつながりを分かりやすくしているが、それを実現させるために、原画像領域の倍率(1倍)から徐々に倍率を上げ、拡大画像領域を構成している。そのため、結果として、拡大画像を表示するためには原画像を表示するより大きな領域が必要となるという問題点がある。
特許文献3に記載されるものでは、入力画像全体に対して直交画像を基準に拡大および縮小を行なうので、当然ながら連続性は保たれる。しかし、画像全体を対象にするということは必要のない領域までも拡大および縮小するので、かえって見ずらい画面になったり、無駄な処理を行なうことになるので、問題がある。また、パーソナルコンピュータの画面上に表示されているワードプロセッサやWEBサイトの表示画面、ナビゲーションシステムに表示されている地図画面、携帯電話に表示されている画面を拡大表示させるのに適するものではない。
本発明は上述した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、部分的な拡大表示を原画像と拡大画像とのつながりがわかりやすく行なうことのできる画像表示方法および装置を実現することを目的とする。
本発明の画像表示方法は、表示画面上の所定の領域について、原画面が拡大された拡大部と原画面が縮小された縮小部とを含めて表示する。
この場合、拡大部における倍率および縮小部における倍率が所定の方向に対して連続的に変化することとしてもよい。
また、所定の方向が複数であるとしてもよい。
また、所定の領域がポインティングデバイスにより指定された位置を基準として定められ、前記位置における倍率が最も大きいとしてもよい。
さらに、前記所定領域の端部での倍率が最も小さいとしてもよい。
また、所定の領域がポインティングデバイスにより指定され、前記所定領域の端部での倍率が最も小さな画像を生成することとしてもよい。
さらに、所定の領域の中心位置における倍率が最も大きな画像を生成することとしてもよい。
本発明によるプログラムは、上記のいずれかに記載の方法をコンピュータシステムに実行させる。
本発明の記録媒体は、上記のプログラムをコンピュータシステムに読取可能な形態にて格納している。
本発明の画像表示装置は、表示画面上の所定の領域を指定する入力手段と、
前記入力手段により指定された所定の領域について、原画面が拡大された拡大部と原画面が縮小された縮小部とを含めて表示する画像を生成する制御部とを有する。
この場合、入力部は画像を拡大および縮小する所定の方向を指定し、
制御部は、拡大部における倍率および縮小部における倍率が前記入力部により指定された所定の方向に対して連続的に変化する画像を生成することとしてもよい。
また、所定の方向が複数であるとしてもよい。
また、入力部がポインティングデバイスを含み、所定の領域が前記ポインティングデバイスにより指定された位置を基準として定められ、制御部は、前記位置における倍率が最も大きな画像を生成することとしてもよい。
さらに、制御部は、前記所定領域の端部での倍率が最も小さな画像を生成することとしてもよい。
また、入力部がポインティングデバイスを含み、所定の領域が前記ポインティングデバイスにより指定され、制御部は、前記所定の領域の中心位置における倍率が最も大きな画像を生成することとしてもよい。
さらに、制御部は、前記所定の領域の端部での倍率が最も小さな画像を生成することとしてもよい。
上記のような表示とすることにより、拡大部に応じた縮小部を設定し、拡大前の表示内容はすべて拡大後の表示にも含ませることが可能となり、所定領域内の一部を拡大しながら、所定領域以外の画面とをつながりよく表示することができる。
本発明は以上のような構成とすることにより、これまでの拡大表示では、拡大画面と原画面との関係が分かりづらくなっていたのに対して、拡大画面と原画面とのつながりを分かりやすく表示することができ、その関係の把握が容易になる、また、任意の指定領域を拡大領域として指定することができる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の画像表示を実行する装置の要部構成を示すブロック図である。
図1に示す実施例は、本発明を適用可能なパーソナルコンピュータの要部構成を示す図である。本発明はこの他にもナビゲーションシステム、携帯電話およびTV等の画像を作成して表示する機器に適用可能であり、図1にはこれらと共通となる構成のみを示している。実際の装置としては図示内容の他に、各装置としての機能を実現するための構成、例えば、ナビゲーションシステムの場合には現在位置を取得する構成が設けられ、携帯電話の場合には通信を実現するための構成が設けられるが、本発明には直接関係しないため、ここでは説明を省略する。
本実施例は記憶部1、制御部2、入力部3および表示部4から構成されている。
記憶部1は、装置動作を行うためのプログラムが格納されているハードディスク装置やROM、表示部4に表示する画像を一時的に蓄積するRAMなどからなる。
制御部2は記憶部1に蓄積されているプログラムにしたがって入力部3への入力内容に応じた処理を行い、その結果を表示部4へ表示させる。上記の処理は不図示の中央処理装置によって行われる。また、制御部2には拡大表示を行うための構成として、拡大前画像取得部201および柱マッピング部202が設けられている。
入力部3は、キーボード、マウス、フロッピーディスクドライブ等の入力手段を備えるもので、拡大表示を行うための構成として、拡大位置検出部301、倍率指定部302、拡大種類指定部303および拡大表示指示部304が設けられている。
拡大位置検出部301は、マウスポインタやカーソルにより示される位置を検出する。倍率指定部302は装置利用者の拡大倍率を示す入力を受け付ける。拡大種類指定部303では拡大の種類、例えば、行方向または列方向のいずれかのみの拡大、行方向および列方向の双方への拡大、矩形や円形などの拡大形状を示す入力、さらには、拡大位置検出部301にて検出された位置から所定の領域について拡大を行なうのか、もしくは、直接指定された領域についての拡大を行なうのか等の入力を受け付ける。拡大表示指示部304は拡大表示を行なうかの入力を受け付ける。
上記の各部は、本発明を実施するためのプログラムに応じてパーソナルコンピュータ内に仮想的に設けられるものである。具体的には、上記プログラムによるGUI表示を行い、該表示に応じた装置利用者によるキーボードやマウスなどへの入力を中央処理装置が拡大位置検出部301、倍率指定部302、拡大種類指定部303、拡大表示指示部304への入力として受け付けるものであるが、実際にキーボードに特定のキーを設けるものとしても当然よい。
上記の各部で受け付けられた入力内容は柱マッピング部202へ送出される。
図2は、柱マッピング部202で行なわれる拡大画像生成動作を示すフローチャートである。
拡大前画像取得部201は、現在表示部4にて表示が行なわれている画像を記憶部1内のRAMから取得しており、動作が開始されると柱マッピング部202は拡大前画像取得部201から拡大前画像を取得する(ステップS101)。この後、拡大表示指示部304が受け付けた入力により拡大表示を行なうかを確認する(ステップS102)。拡大表示を行なわないことが確認された場合には、拡大前画像取得部201から取得した拡大前画像を表示部4へ出力して(ステップS105)終了する。ステップS102にて拡大表示を行なうことが確認された場合には、拡大前画像取得部201から送られてきた画像に対して、拡大位置検出部301から送られてきた位置に基づいた領域に対して、倍率指定部302から送られてきた倍率、拡大種類指定部303から送られてきた種類に応じた拡大処理を施した画像を生成し、表示部4へ送出して(ステップS104)終了する。
図3は、本実施例で行なわれる画像拡大処理を示す図である。図3(a),(c)は拡大前画像取得部201により得られた拡大を行なう前の画像を示し、図3(b),(d)は柱マッピング部202により生成された拡大画像を示す図である。
図3に示す例は、本実施例のコンピュータシステムがワードプロセッサとして利用されている状態を示しており、拡大位置検出部301からはカーソル位置が送られ、倍率指定部302からは2倍に拡大するとの情報が送られ、拡大種類指定部303からは拡大位置検出部301から送られてくる位置を中心とした3行を拡大領域とする旨の情報が送られてきたときの拡大画像の生成を示すもので、これらの入力部からの指示に応じて、行方向(図面左右方向)の文字に着目し、列方向(図面上下方向)に拡大した状態を示している。
図3(c)に示すように、拡大前の文字は、列方向の高さがすべて14ドットで表示されていたものが、図3(d)に示すように、拡大後の表示では、拡大を行なう中心となる行の文字(図中のC)については28ドットで表示され、その前後の行の文字(図中のB,D)については7ドットで表示することとし、拡大領域に当たる3行の表示に用いる総ドット数は拡大前と同じ42ドットとしている。このため、拡大前の表示内容はすべて拡大後の表示にも含まれることとなり、拡大領域とその周囲の画像をつながりよく表示することができる。
図4に示す例は、本実施例のコンピュータシステムがワードプロセッサとして利用されている状態を示しており、拡大位置検出部301からはカーソル位置が送られ、倍率指定部302からは2倍に拡大するとの情報が送られ、拡大種類指定部303からは拡大位置検出部301から送られてくる位置を中心とした3列を拡大領域とする旨の情報が送られてきたときの拡大画像の生成を示すもので、これらの入力部からの指示に応じて、列方向(図面上下方向)の文字に着目し、行方向(図面左右方向)に拡大した状態を示している。図4に示す例においても、拡大を行なう中心となる列の文字(図中のC)については2倍に拡大し、その前後の列の文字(図中のB,D)については半分に縮小して拡大前の表示内容はすべて拡大後の表示にも含まれ、拡大領域とその周囲の画像をつながりよく表示するものとなっている。
図5に示す例は、本実施例のコンピュータシステムがワードプロセッサとして利用されている状態を示しており、拡大位置検出部301からはカーソル位置が送られ、倍率指定部302からは2倍に拡大するとの情報が送られ、拡大種類指定部303からは拡大位置検出部301から送られてくる位置を中心とした7行7列を拡大領域とする旨の情報が送られてきたときの拡大画像の生成を示すもので、これらの入力部からの指示に応じて、図3に示した行方向の拡大処理と列方向の拡大処理とを掛け合わせて、カーソル位置での倍率を最も大きな2倍(拡大)とし、拡大領域の周辺部では倍率を最も小さく(縮小)するとともに、拡大前の表示内容はすべて拡大後の表示にも含まれ、拡大領域とその周囲の画像をつながりよく表示するものとなっている。
図6に示す例は、本実施例のコンピュータシステムがワードプロセッサとして利用されている状態を示しており、拡大位置検出部301からはカーソル位置が送られ、倍率指定部302からは2倍に拡大するとの情報が送られ、拡大種類指定部303からは拡大位置検出部301から送られてくる位置を中心とした円形領域を拡大領域とする旨の情報が送られてきたときの拡大画像の生成を示すもので、これらの入力部からの指示に応じて、カーソル位置での倍率を最も大きな2倍(拡大)とし、拡大領域の周辺部では倍率を最も小さく(縮小)するとともに、拡大前の表示内容はすべて拡大後の表示にも含まれ、拡大領域とその周囲の画像をつながりよく表示するものとなっている。
図7に示す例は、本発明がナビゲーションシステムに用いられている場合の拡大画像を示す図である。本実施例では、A地点を中心とした拡大画像が表示されているが、本発明では、拡大前の表示内容はすべて拡大後の表示にも含まれ、拡大領域とその周囲の画像をつながりよく表示するものとなっているので、拡大前に表示されている全ての地点、例えば拡大領域近傍のC地点についても拡大後にも表示され、目的とするA地点を拡大しながら、その周囲の様子もよく分かるものとなっている。
本実施例の場合には、ナビゲーションシステムであることから、拡大位置検出部301、倍率指定部302、拡大種類指定部303および拡大表示指示部304への入力は音声にて行うものとしてもよい。
次に、上述したような拡大縮小を行うために柱マッピング部202で行われる処理について説明する。
(1)画像の半楕円柱、半多角柱へのマッピング
図8に示されるOBを1/4楕円ABにマッピングし、CDに拡大画面を表示することを考える。OBの長さを1としたとき、C付近の拡大率tが1/4楕円周の長さに等しくなり、Dに近づくほど縮小されるような楕円を考える。OB=1のときのOAの長さOA=aは以下で求められる。
楕円の円周の長さを計算する近似式はR=2π√((a+b)/2)で与えられる。
t=R/4であるからt=π/2√((a+b)/2)
b=1より、t=π/2√((a+b)/2)→a=√(8t/π−1)となりaが定まる。
次に、OBを1/4楕円ABにマッピングするため、楕円を多角形で近似する。
1/4楕円ABをn個に分割するとき、y座標1/n,2/n,・・・,(n−1)/nに対して、1/4楕円上の点のx座標を求め、これらの点をM,M,・・・,Mn−1とする。
線分AM,M,・・・,Mn−1Bの長さをそれぞれ求め、その比率でOBを分割した各点をL,L,・・・,Ln−1とする。
長さOL,L,・・・,Ln−1Bの範囲をそれぞれ、長さ1/nの範囲へマッピングすると、CD上に拡大画面(Dに近づくほど縮小)が得られる。
以下に具体例を示す。
倍率tを2倍、1/4楕円の分割n=5とするときの例を示す。
OAの長さはa=1.49742となる。このとき、n=5と少ない多角形で近似しているため、若干の誤差がでてくるため係数kをかけて補正する必要がある。
ここではk=1.04とし、a=1.55732に補正する。
y座標に対して、1/4楕円を分割すると次の座標、M,M,M,Mが得られる。
また、線分AM,M,M,M,MBの長さは図9に示すものとなる。
線分AM,M,M,M,MBの比でOBを分割するとOB上の点L,L,L,Lが得られる。
長さOL,L,・・・,Ln−1Bの範囲をそれぞれ、長さ1/n=0.200の範囲へマッピングすると、拡大画面が得られる。
OL付近の倍率はおよそ2倍となる。逆にLB付近の倍率はおよそ1/2倍となる。
(2)ABを拡大率t倍の長さの辺を持つ多角形にマッピングし、その射影をCDにマッピングする
図11(a)に示すようにABを3つの等分割とすると、AL,L,LBの長さは等しい。
をt倍(t≧1)した長さの3辺を持つ四角形AMBを考える。
このときLをM(K)にマッピングする。ALをAMへマッピングし、その射影をCK、LBをMBにマッピングし、その射影をK2Dとすると、中心付近のLはt倍に拡大されるが、逆にAL,ALは縮小して表示される。
図11(b)に示すようにABを5つに等分割した場合、AL,L,L,L,LBの長さは等しい。
をt倍(t≧1)した長さの5辺を持つ六角形AMBを考える。
このときLをM(K)にマッピングする。ALをAMへマッピングし、その射影をCK同様にL,LBをM,M,MBへマッピングし、その射影をK12,K34 4 とする。中心付近のLはt倍に拡大されるが、C,Dに近づくに従い縮小して表示される。
なお、上記の条件を満たす六角形AMBは、1通りには決まらないため、例えば次のような決め方が考えられる。
図12に示すような∠MBD=θ,∠JM=2θとなるような6角形AMBを考えるとABの長さと拡大率tが決まれば、KDの長さも決まる。
BMの長さをb,KDの長さをdとすると、bsinθ+bsin2θ=dとなるようなθを求めればよい。
7分割の場合も、bsinθ+bsin2θ+bsin3θ=d’となるようなθを求めることで8角形を決めることができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
図13は本発明の第2の実施例の要部構成を示すブロック図、図14は本実施例の動作を示すフローチャートである。
本実施例は図1に示した第1の実施例の制御部2に、現在の装置の動作状態を取得する動作状態取得部203と拡大内容を蓄積する拡大内容蓄積部204とを設けたものである。動作状態取得部203が取得する現在の装置の動作状態とは現在の表示内容を確認するために取得するものであり、パーソナルコンピュータがワードプロセッサとして動作している場合や携帯電話がメール動作を行っている場合にはそのアプリケーションとともにカーソル移動方向も含めて取得する。また、拡大内容蓄積部204が蓄積する内容は、倍率指定部302および拡大種類指定部303の最近の入力内容を蓄積するものである。
次に、本実施例における柱マッピング部202で行なわれる拡大画像生成動作について図14を参照して説明する。
拡大前画像取得部201は、現在表示部4にて表示が行なわれている画像を記憶部1内のRAMから取得しており、動作が開始されると柱マッピング部202は拡大前画像取得部201から拡大前画像を取得する(ステップS201)。本実施例においては拡大表示指示部304には拡大表示を行うかとともに、前回の拡大内容と異なる拡大を行うかを指示する入力を受け付けるものであり、柱マッピング部202では、拡大表示指示部304が受け付けた入力により拡大表示を行なうかを確認し(ステップS202)。拡大表示を行なわないことが確認された場合には、拡大前画像取得部201から取得した拡大前画像を表示部4へ出力して(ステップS206)終了する。
ステップS202にて拡大表示を行なうことが確認された場合には、さらに拡大内容に変更があるかを確認し(ステップS203)、拡大内容に変更が無い場合には、拡大内容蓄積部204から前回行った拡大内容を取得し、拡大位置検出部301により示される拡大領域に拡大処理を施した画像を生成し、表示部4へ送出して(ステップS204)終了する。このとき、拡大内容蓄積部204から取得した前回の拡大内容が動作状態取得部203からの出力に示される現在の表示内容に適したものであるかを確認し、例えばカーソル移動方向が列に沿って移動するワードプロセッサ画面やメール画面等の場合には、たとえ前回の拡大種類が行方向の拡大を行うものであっても列方向の拡大を行うように変更する。
ステップS203にて拡大内容に変更があることが確認された場合には、入力部3から拡大表示に関するあらたな情報を取得し(ステップS203)、拡大位置検出部301により示される拡大領域に拡大処理を施した画像を生成し、表示部4へ送出して(ステップS204)終了する。
上記のように構成される本実施例においては、前回と同様の拡大表示を行う場合には、拡大表示指示部304と拡大位置検出部301への入力だけで拡大表示が行われることとなり、拡大表示を行うための入力を簡略化することができるものとなっている。
また、カーソルの移動方向が文章が表示されている場合であっても、同様の拡大表示が行われることとなり、さらなる簡略化が図られている。
以上説明した各実施例において、拡大領域は拡大位置検出部により示される個所を基準として決定されるものとして説明したが、マウスドラッグにより直接指定するものとしてもよい。この場合には、個所を指定する場合とは逆に、指定された領域の中心を最も拡大率を大きくする基準とすればよい。このような構成とした場合には、標準の大きさで示される拡大領域とされない部分との境界がわかりやすいという利点がある。
また、本発明はパーソナルコンピュータ、ナビゲーションシステム、携帯電話およびTV等の画像を作成して表示する機器、すなわち、プログラムを読み取り可能に構成されて読み取ったプログラムを実行することのできるコンピュータシステムに適用可能であり、上述した各実施例をこれらの機器に実行させるためのプログラムやこのプログラムを格納し、各機器に読み取り可能な記録媒体をも含む。
本発明の第1の実施例の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明による拡大画像を説明するための図である。 本発明による拡大画像を説明するための図である。 本発明による拡大画像を説明するための図である。 本発明による拡大画像を説明するための図である。 本発明における拡大画像生成過程を説明するための図である。 本発明における拡大画像生成過程を説明するための図である。 本発明における拡大画像生成過程を説明するための図である。 本発明における拡大画像生成過程を説明するための図である。 本発明における拡大画像生成過程を説明するための図である。 本発明における拡大画像生成過程を説明するための図である。 本発明の第2の実施例の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 記憶部
2 制御部
3 入力部
4 表示部
201 拡大前画像取得部
202 柱マッピング部
203 動作状態取得部
204 拡大内容蓄積部
301 拡大位置検出部
302 倍率指定部
303 拡大種類指定部
304 拡大表示指示部

Claims (16)

  1. 表示画面上の所定の領域について、原画面が拡大された拡大部と原画面が縮小された縮小部とを含めて表示する画像表示方法。
  2. 請求項1記載の画像表示方法において、
    拡大部における倍率および縮小部における倍率が所定の方向に対して連続的に変化する画像表示方法。
  3. 請求項2記載の画像表示方法において、
    所定の方向が複数である画像表示方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像表示方法において、
    所定の領域がポインティングデバイスにより指定された位置を基準として定められ、前記位置における倍率が最も大きな画像表示方法。
  5. 請求項4記載の画像表示方法において、
    所定の領域がポインティングデバイスにより指定された位置を基準として定められ、前記所定領域の端部での倍率が最も小さな画像表示方法。
  6. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像表示方法において、
    所定の領域がポインティングデバイスにより指定され、前記所定領域の端部での倍率が最も小さな画像を生成する画像表示方法。
  7. 請求項6記載の画像表示方法において、
    所定の領域の中心位置における倍率が最も大きな画像を生成する画像表示方法。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の方法をコンピュータシステムに実行させるプログラム。
  9. 請求項8記載のプログラムをコンピュータシステムに読取可能な形態にて格納した記録媒体。
  10. 表示画面上の所定の領域を指定する入力手段と、
    前記入力手段により指定された所定の領域について、原画面が拡大された拡大部と原画面が縮小された縮小部とを含めて表示する画像を生成する制御部とを有する画像表示装置。
  11. 請求項10記載の画像表示装置において、
    入力部は画像を拡大および縮小する所定の方向を指定し、
    制御部は、拡大部における倍率および縮小部における倍率が前記入力部により指定された所定の方向に対して連続的に変化する画像を生成する画像表示装置。
  12. 請求項11記載の画像表示装置において、
    所定の方向が複数である画像表示装置。
  13. 請求項10ないし請求項12のいずれかに記載の画像表示装置において、
    入力部がポインティングデバイスを含み、所定の領域が前記ポインティングデバイスにより指定された位置を基準として定められ、制御部は、前記位置における倍率が最も大きな画像を生成する画像表示装置。
  14. 請求項13記載の画像表示装置において、
    制御部は、前記所定領域の端部での倍率が最も小さな画像を生成する画像表示装置。
  15. 請求項10ないし請求項12のいずれかに記載の画像表示装置において、
    入力部がポインティングデバイスを含み、所定の領域が前記ポインティングデバイスにより指定され、制御部は、前記所定の領域の中心位置における倍率が最も大きな画像を生成する画像表示装置。
  16. 請求項15記載の画像表示装置において、
    制御部は、前記所定の領域の端部での倍率が最も小さな画像を生成する画像表示装置。
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