JP2005293292A - 情報処理装置及びカーソル制御プログラム - Google Patents

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Tetsukazu Takemura
哲一 竹村
Kazuo Kishida
和雄 岸田
Kinya Maruko
欽也 丸子
Mitsuaki Takeda
光明 武田
Tadashi Yoshida
忠司 吉田
Kimihiko Tezuka
公彦 手塚
Mitsuhiro Ishigami
三洋 石上
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Abstract

【課題】一つの画像情報を解像度の異なる複数の表示装置21a及び21bに提示させるマルチディスプレイシステムにおいて、ポインティングデバイスによって示されるカーソルを制御する。
【解決手段】ポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するマウス操作受信手段11aと、移動量信号に基づいて、第1の表示画面22aに提示されたカーソルの座標情報であるカーソル位置を算出し、第1の表示画面22aの境界を越えると、第1の表示画面22aのカーソルの相対位置に基づいて第2の表示画面22bにおけるカーソル位置を算出するマウスポイント算出手段11bと、算出されたカーソル位置に基づいて、第2の表示画面22bにおけるカーソルの位置に、カーソルを提示する表示手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一つの画像情報を複数の表示装置に提示させるマルチディスプレイシステムにおいて、ポインティングデバイスによって示されるカーソルを制御するカーソル制御を用いた情報処理装置及びカーソル制御プログラムに関する。
昨今のパーソナルコンピュータやPDAなどの情報機器において、キーボードとともに、入力位置や座標を指示するポインティングデバイスが利用されている。ポインティングデバイスが示している画面上の現在位置には、カーソルと呼ばれる絵記号が提示される。情報機器において、ポインティングデバイスによってカーソルを移動させ、画面上のオブジェクトが選択されることにより、コンピュータの操作を行うことができる。又、情報機器は、情報機器の表示画面において表示する情報が記憶されたフレームメモリと呼ばれるメモリを備え、フレームメモリにポインティングデバイスのカーソル位置情報も記憶される。ポインティングデバイスとしては、マウス、トラックパッド、トラックボールなどが代表的であるが、キーボードの矢印キーなどによっても同様の操作を行うことができる。
一般にカーソルの表示が情報機器の表示画面内に収まるように、図13に示すようにポインティングデバイスが画面の外を示すように移動しても、画面端で停止するように制御される。
一方、近年の情報機器の発達により、1台のコンピュータに2台以上の表示装置を接続し、あたかも1台の大きなディスプレイであるかのように表示させるマルチディスプレイ(或いはマルチモニタ)と呼ばれるシステムがある。
このマルチディスプレイシステムの場合、複数の表示装置に対してポインティングデバイスは一つであるため、カーソルに表示装置間を移動させる場合、例えば図14に示すような表示装置間の境界を越える制御が必要になる(例えば、特許文献1)。特許文献1においては、ディスプレイの画面から外方向にカーソルが向かったときにいずれのディスプレイ画面に移動するかを予め定義した位置定義テーブルを設け、カーソルが画面の端から外方向に向かったときに位置定義ファイルを参照して該当するディスプレイの画面上にカーソルを移動表示する。このカーソルの境界越えは、各表示装置の配置に合わせてフレームメモリの配置を決定しておき、境界を接する部分でのみ境界を移動できるようにカーソル位置が制御される。
又、マウス操作又はキーボードによる通常のカーソル移動のみで、使用する画面を自動的に切り換える装置及び方法がある(例えば、特許文献2)。特許文献2では、コモン座標を格納する構成情報記憶部と、そのコモン座標において使用している第1の画面上のカーソルが第2の画面と隣接する境界を越えたときに使用する画面を切り換えて、上記カーソルを上記第2の画面上の上記第1の画面上のカーソルの最終位置と連続する位置に発生させる切替処理部を備える。
特開平7−84725号公報 特開平11−31064号公報
しかし、特許文献1に記載されたマルチディスプレイシステムは、全ての表示装置が同じ大きさや同じ解像度でない場合もある。この様な場合、それぞれの表示装置において、フレームメモリの配置に限界があるため、表示画面通りにカーソルを設けることができない。
従って、例えば解像度の異なる表示装置を越えてカーソルを表示する場合、図15に示すように、解像度の高い表示画面から低い表示画面に移動しようとすると、カーソルで軌跡を描けず一瞬にしてカーソル位置が変更になる場合や、カーソルが画面の境界で停止してしまう場合などがある。又、解像度が同じでも表示装置の大きさが異なる場合、図16に示すように、表示操作の大きさに合わせてフレームメモリの大きさも決定されるため、フレームメモリの境界が矩形にならず階段状になる。従って、カーソルが画面の境界で停止してしまう場合がある。この場合、第1の表示画面の上部に表示されているカーソルを第2の表示画面に表示させる場合、第1の表示画面においてカーソルを下部に移動させた後、第2の表示画面側に移動させなければならず、ユーザのカーソル操作が難解になってしまう問題がある。
又、特許文献2に記載の方法においては、一つのマウス及びキーボードで複数のコンピュータや表示装置を制御する切替装置に関するもので、一つのコンピュータ及び一つのマウスで複数の表示装置を制御する場合については何の開示も示唆もなされていない。
従って本発明の目的は、一つの画像情報を複数の表示装置に提示させるマルチディスプレイシステムにおいて、ポインティングデバイスによって示されるカーソルを制御するカーソル制御を用いた情報処理装置及びカーソル制御プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、画像情報を解像度の異なる複数の表示装置に表示する情報処理装置に関する。即ち、本発明の第1の特徴に係る情報処理装置は、複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するポインティングデバイス操作受信手段と、カーソルの表示位置が第1の表示画面と第2の表示画面との境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面に移動したとき、第1の表示画面の境界を備える辺に対するカーソルの相対位置に基づいて、第2の表示画面の境界を備える辺におけるカーソル位置を算出するカーソル位置算出手段とを備える。
ここで、本発明の第1の特徴に係る情報処理装置は、一般的なコンピュータなどの情報処理装置において実現され、その情報処理装置で実行されるアプリケーションプログラム等のカーソルを制御する。この様な本発明によれば、解像度の異なる複数の表示装置に一つの画像情報を提示させる場合でも、カーソル位置をスムーズに設定することができる。
又、カーソルの表示位置が第1の表示画面と第2の表示画面との境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面に移動したとき、第1の表示画面でのカーソルの大きさと同じになるように第2の表示画面におけるカーソルの大きさを設定するカーソルサイズ変更手段を更にコンピュータに実行させることが好ましい。
これによると、カーソルの大きさも一致するので、複数の表示画面に渡って画面を参照する場合でも、ユーザに違和感を覚えさせないようにできる。
本発明の第2の特徴は、画像情報を大きさの異なる複数の表示装置に表示する情報処理装置に関する。即ち、本発明の第2の特徴に係る情報処理装置は、複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するポインティングデバイス操作受信手段と、移動量信号に基づいて、第1の表示画面に提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、第1の表示画面と第2の表示画面とが接していない境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面へ移動したとき、第2の表示画面におけるカーソル位置を第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定するカーソル位置算出手段とを備える。
この様な本発明によれば、大きさの異なる表示装置においても、マウスカーソルが表示画面の境界を越えるのを関知すると、画面の大きさに基づいてカーソルの位置を補正するので、ユーザのカーソル操作を容易にさせることができる。
本発明の第3の特徴は、画像情報を大きさの異なる複数の表示装置に表示する情報処理装置に関する。即ち、本発明の第3の特徴に係る情報処理装置は、複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するポインティングデバイス操作受信手段と、移動量信号に基づいて、第1の表示画面に提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、第1の表示画面と第2の表示画面とが接していない境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面へ移動したとき、第1の表示画面の座標位置をカーソル位置メモリに記憶するとともに、第2の表示画面におけるカーソル位置を第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定し、第2の表示画面の第1の方向と第2の方向の両方を境界を介して第1の表示画面にカーソルを移動させる場合、カーソル位置メモリを読み出してカーソル位置メモリに記憶された座標位置にカーソルを移動させるカーソル位置算出手段とを備える。
この様な本発明によれば、第1の表示画面から第2の表示画面にカーソルを移動させ、再び第2の表示画面から第1の表示画面にカーソルを移動させた場合、第1の表示画面から第2の表示画面にカーソルが移動させられたときの第1の表示画面の境界上の座標を記憶しておき、第1の表示画面から第1の表示画面へカーソルを移動させると、その記憶された座標に基づいてカーソルを表示することができる。これにより、ユーザのカーソル操作を容易にさせることができる。
本発明の第4の特徴は、画像情報を解像度の異なる複数の表示装置に表示するカーソル制御プログラムに関する。即ち、本発明の第4の特徴に係るカーソル制御プログラムは、複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するステップと、カーソルの表示位置が第1の表示画面と第2の表示画面との境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面に移動したとき、第1の表示画面の境界を備える辺に対するカーソルの相対位置に基づいて、第2の表示画面の境界を備える辺におけるカーソル位置を算出するステップとをコンピュータに実行させる。
又、カーソルの表示位置が第1の表示画面と第2の表示画面との境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面に移動したとき、第1の表示画面でのカーソルの大きさと同じになるように第2の表示画面におけるカーソルの大きさを設定するステップを更にコンピュータに実行させることが好ましい。
本発明の第5の特徴は、画像情報を大きさの異なる複数の表示装置に表示するカーソル制御プログラムに関する。即ち、本発明の第5の特徴に係るカーソル制御プログラムは、複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するステップと、移動量信号に基づいて、第1の表示画面に提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、第1の表示画面と第2の表示画面とが接していない境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面へ移動したとき、第2の表示画面におけるカーソル位置を第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明の第6の特徴は、画像情報を大きさの異なる複数の表示装置に表示するカーソル制御プログラムである。即ち、本発明の第6の特徴に係るカーソル制御プログラムは、複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するステップと、移動量信号に基づいて、第1の表示画面に提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、第1の表示画面と第2の表示画面とが接していない境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面へ移動したとき、第1の表示画面の座標位置をカーソル位置メモリに記憶するとともに、第2の表示画面におけるカーソル位置を第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定するステップと、第2の表示画面の第1の方向と第2の方向の両方の境界を介して第1の表示画面にカーソルが移動したとき、カーソル位置メモリを読み出してカーソル位置メモリに記憶された座標位置にカーソルを移動させるステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、一つの画像情報を複数の表示装置に提示させるマルチディスプレイシステムにおいて、ポインティングデバイスによって示されるカーソルを制御するカーソル制御を用いた情報処理装置及びカーソル制御プログラムを提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。本発明の最良の実施の形態においては、ポインティングデバイスとして、マウスを利用した場合について説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置1は、一つの画像情報を複数の表示装置に提示させるマルチディスプレイシステムにおいて、ポインティングデバイスによって示されるカーソルを制御するカーソル制御を用いた情報処理装置である。本発明の第1の実施の形態においては、解像度の異なる表示装置に一つの画像情報を表示させる場合について説明する。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置1は、中央処理制御装置11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ハードディスク14、入力インタフェース15、ビデオアダプタ16、VRAM(Video Random Access Memory)17を備えており、これらの装置は、バス20を介して接続されている。
入力インタフェース15には、ポインティングデバイスの一つであるマウス23及びキーボード24が接続されており、マウス23やキーボード24でユーザによって操作された入力信号は、入力インタフェース15及びバス20を介して中央処理制御装置11に入力される。ユーザによって操作されたマウス23は、操作量に基づいて信号を生成し、予めインストールされた所謂ドライバと呼ばれるソフトウェアプログラムによって、中央処理制御装置11に送信される。
ビデオアダプタ16には、第1の表示画面22aを備える第1の表示装置21aと、第2の表示画面22bを備える第2の表示装置21bとが接続されている。ビデオアダプタ16は、表示画面に表示される内容を保持しているVRAM17に接続されており、VRAM17は、第1の表示装置21aの第1の表示画面22aの表示内容を保持する第1のフレームメモリ17aと、第2の表示装置21bの第2の表示画面22bの表示内容を保持する第2のフレームメモリ17bを備えている。
ROM12には、BIOSなどの情報処理装置1を起動するために読み出されるプログラムが記憶されている。RAM13には、中央処理制御装置11における処理において利用される情報が一時的に記憶されている。
ハードディスク14には、本発明の実施の形態に係るカーソル制御プログラムが記憶されるとともに、情報処理装置1のオペレーションシステム、アプリケーションプログラム、データなどの情報が記憶されている。又、図示しないが、表示装置におけるカーソル位置が記憶されるメモリも備える。このメモリは、ポインティングデバイスのカーソルが存在する表示装置を示すデータと、その表示装置におけるカーソルの位置を示すデータとを備える。
中央処理制御装置11は、ROM12、RAM13及びハードディスク14からプログラムやデータを読み出し、プログラムにおいて指示されたコマンドを実行することにより、情報処理装置1の処理を実行する。又、カーソル制御プログラムが中央処理制御装置11によって実行されることにより、マウス操作受信手段(ポインティングでbアイス操作受信手段)11a、マウスポイント算出手段(カーソル位置算出手段)11b、表示手段11cが情報処理装置1に実装される。カーソル制御プログラムは、常に情報処理装置1において常に待機しており、マウスなどのポインティングデバイスが操作される度に、その移動量に基づいて処理が行われる。
マウス操作受信手段11aは、複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのマウス23などのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信する手段である。マウス23は、ユーザの操作に基づいてマウスの移動量を算出して、移動量信号を生成し、移動量信号は入力インタフェース15を介して中央処理制御装置11に入力される。
マウスポイント算出手段11bは、カーソルの表示位置が第1の表示画面22aと第2の表示画面22bとの境界を越えて第1の表示画面22aから第2の表示画面22bに移動したとき、第1の表示画面22aの境界を備える辺に対するカーソルの相対位置に基づいて、第2の表示画面22bの境界を備える辺におけるカーソル位置を算出する手段である。このとき、マウスポイント算出手段11bは、第1の表示画面22aにおけるカーソルの相対位置に基づいて、第2の表示画面22bのカーソル位置を算出する。
表示手段11cは、算出されたカーソル位置に基づいて、第2の表示画面22bにおけるカーソルの位置に、カーソルを提示する手段である。
例えば、図2に示すような表示画面とフレームメモリを考える。図2においては、第1の表示画面22aと第2の表示画面22bとの画面の大きさは同じであるが、第1の表示画面22aの方が、第2の表示画面22bより画面の解像度が高い。この場合、第1の表示画面22aは第2の表示画面22bに比べて多くの情報を表示させることができるので、第1のフレームメモリ17aは、第2のフレームメモリ17bより大きい。ここで、d11及びd12は第1の表示画面22a上のカーソル位置、d21及びd22は第2の表示画面22b上のカーソル位置、f11及びf12は、d11及びd12に対応する第1のフレームメモリ17a上のカーソル位置、f21及びf22はd21及びd22に対応する第2のフレームメモリ17b上のカーソル位置である。
情報処理差装置1は、第1の表示装置21aと第2の表示装置22bを用いてイメージ表示するときには、第1の2フレームメモリ22aと第2のフレームメモリ22bにビットマップイメージを任意に書き込むことにより、以下のような形態で表示できる。
例えば、1つの表示イメージ(例えば1つのウィンドウ)を第1のフレームメモリ22aと第2のフレームメモリ22bにまたがって書き込むことにより、1つの表示イメージを第1の表示装置21aと第2の表示装置22bとを用いて表示できる。
また、1つの表示イメージを第1のフレームメモリ22aに書き込んで第1の表示装置21aに表示させ、もう1つの表示イメージ第2のフレームメモリ22bに書き込んで第2の表示装置22bに表示できる。
更には、第1のアプリケーションプログラムで表示する表示イメージを第1のフレームメモリ22aに書き込んで第1の表示装置21aに表示させ、第2のアプリケーションプログラムで表示する表示イメージを第2のフレームメモリ22bに書き込んで第2の表示装置22bに表示できる。
次に図3を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るカーソル制御処理を説明する。
まず、ステップS101において、マウス操作受信手段11aによって、マウスの移動量信号が入力されるなどのマウスが操作されるマウスイベントを待機する。ステップS102においてマウスイベントが発生すると、ステップS103において設定した画面境界を越える移動であるか否かを判定する。
画面境界を越えない場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。一方、画面境界を越える場合、ステップS104において、マウスポイント算出手段11bによってマウスカーソルの位置が算出され、表示手段11cによって、算出されたマウスカーソルの位置に基づいてカーソルが表示装置に表示される。
本発明の第1の実施の形態においては、図2に示すように、第1の表示画面22aのd11のカーソル位置からd21のカーソル位置に移動させる場合、第1のフレームメモリ17a上では、f11から点線に沿って移動し、第1の表示画面22aの画面端上のf11’に達すると、第1のフレームメモリ17a上のf11’の相対位置に基づいて、第2のフレームメモリ17b上のf21’に移動しそのまま点線に沿って第2のフレームメモリ17b上のf21に移動する。このときカーソルは、第1の表示画面22a上のd11から第2の表示画面22b上のd21まで移動する軌跡を描く。d12からd22へ移動させる場合も同様である。
本発明の第1の実施の形態における情報処理装置1は、解像度が異なる複数の表示装置についても、フレームメモリ上の相対位置に基づいてカーソルの座標が算出されるので、画面端でのカーソル移動が自然になる、これによりユーザの操作が楽になり過剰なストレスを与えることがなくなる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態においては、大きさの異なる表示装置に一つの画像情報を表示させる場合について説明する。本発明の第2の実施の形態においては、図4に示すように、第1の表示画面22aから第1の表示画面22aより小さい第2の表示画面22bへマウスカーソルを移動させる。ここで、X軸方向のX座標とY軸方向のY座標の二つのパラメータで示されるマウスのカーソル位置について、X軸とY軸のいずれかのパラメータが表示画面を越えた場合について説明する。
本発明の第2の実施の形態に係るマウスポイント算出手段11bは、マウス操作受信手段11aで受信された移動量信号に基づいて、第1の表示画面22aに提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、第1の表示画面22aと第2の表示画面22bとが接していない境界を越えて第1の表示画面22aから第2の表示画面22bへ移動したとき、第2の表示画面22bにおけるカーソル位置を第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定する。
ここで第2の表示画面22bにおいて設定されるカーソル位置はX軸及びY軸の境界、具体的には第2のフレームメモリ17bの角に設定される。この第2のフレームメモリ17b上の角は、第1のフレームメモリ17aと第2のフレームメモリ17bとが接する辺において、第1のフレームメモリ17aと第2のフレームメモリ17bとが接しない点(図4のf21’)のことである。
又、マウスポイント算出手段11bは、第2の表示画面22bから第1の表示画面22aに第1の方向へ境界を越える場合、第1の表示画面におけるカーソル位置の第2の方向の座標に第2の表示画面における第2の方向の絶対位置を設定し、第1の方向の座標に境界を設定する。
次に図5を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るカーソル制御処理を説明する。ここでは、図4に示すように、第1の表示画面22aに表示されたカーソルd11から動かし、カーソルのX座標パラメータが第1の表示画面22aを越えた場合について説明する。
まず、ステップS201において、マウス操作受信手段11aによって、マウスの移動量信号が入力されるなどのマウスが操作されるマウスイベントを待機する。ステップS202においてマウスイベントが発生すると、ステップS203において、第1の表示画面22aから第2の表示画面22bにおいて、接していない境界を越える移動であるか否かを判定する。
接している境界を越える場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。一方、接していない境界を越える場合、ステップS204において、マウスポイント算出手段11bによってマウスカーソルの位置が算出され、表示手段11cによって、算出されたマウスカーソルの位置に基づいてカーソルが表示装置に表示される。
具体的には、図4に示すようにマウスをd11からd21に移動させるときは接しない境界を越える移動であるので、第1のフレームメモリ17a上ではf11から点線に沿って移動し、画面端f11’に達すると、カーソル位置はY座標パラメータを第2のフレームメモリ17bの境界f21’に移動させ、そのままf21に達する。このとき、表示画面上では、d11からd21まで点線に沿った軌跡となる。
一方、マウスをd12からd22に移動させるときは接する境界を越える移動であるので、通常通りの処理が行われる。具体的には、第1のフレームメモリ17a上では、f12から点線に沿って移動し、境界に達しても絶対位置に基づいてY軸方向の座標が決定されるので、そのままf22に達する。このとき、表示画面22a及び22b上におけるマウスカーソルは、d12からd22まで点線に沿った軌跡となる。
又、第2の表示画面22bの第1の方向と第2の方向の両方を境界を介して第1の表示画面22aにカーソルを移動させる場合、移動させた方向と異なる方向の座標は、第2の表示画面22bの絶対位置に基づいて第1の表示画面22aの座標が設定される。
具体的には、第2の表示画面22bのd21からから第1の表示画面22aにX軸方向に移動させる場合、第2のフレームメモリ17b上ではf21から点線に沿って移動していき、画面端に達しても、通常通り、第2のフレームメモリ17bのY座標の絶対位置に基づいて第1のフレームメモリ17aのY座標が決定される。
本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置1は、接していない境界を越える移動の場合、移動先のX軸及びY軸方向両方の境界にカーソルを移動させることにより、表示画面間の移動をスムーズに行うことができる。又、本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置では、階段状の表示装置であることをユーザが認識でき、その形状にあったマウス操作を実現することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態においては、第2の表示画面22bから第1の表示画面22aに移動させる場合、第2のフレームメモリ17b上でX座標Y座標ともに境界にある場合でも、絶対座標に基づいて第1のフレームメモリ17aの座標を算出する場合について説明した。本発明の第2の実施の形態においては、第2の表示画面22bから第1の表示画面22aに移動させる場合、第2のフレームメモリ17b上でX座標Y座標ともに境界にある場合、第2のフレームメモリ17bでもX座標Y座標ともに境界に設定される場合について説明する。
本発明の第2の実施の形態に係るマウスポイント算出手段11bは、移動量信号に基づいて、第1の表示画面22aに提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、第1の表示画面22aと第2の表示画面22bとが接していない境界を越えて第1の表示画面22aから第2の表示画面22bへ移動したとき、第1の表示画面22aの座標位置をカーソル位置メモリに記憶するとともに、第2の表示画面22bにおけるカーソル位置を第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定し、第2の表示画面22bの第1の方向と第2の方向の両方を境界を介して第1の表示画面22aにカーソルを移動させる場合、カーソル位置メモリを読み出してカーソル位置メモリに記憶された座標位置にカーソルを移動させる。
図6に示すように、第2の表示画面22bから第1の表示画面22aにマウスを移動させるとき、第2のフレームメモリ上ではf21から点線に沿って移動し、画面端f21’に達するとカーソル位置は第1のフレームメモリ17aの境界であるf31’に移動する。その後カーソルはそのまま点線に沿って移動し、f31に達する。このとき表示画面ではd21からd31まで点線に沿った軌跡となる。
次に図7を参照して、本発明の第3の実施の形態におけるカーソル制御処理を説明する。
まず、ステップS301において、マウス操作受信手段11aによって、マウスの移動量信号が入力されるなどのマウスが操作されるマウスイベントを待機する。ステップS302においてマウスイベントが発生すると、ステップS303において、画面移動が発生したか否かを判定する。画面移動していない場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。
ステップS303において、大きい第1の表示画面22aから小さい第2の表示画面22bへX軸方向の移動であると判定された場合、ステップS304において、第1の表示画面22aから第2の表示画面22bにおいて、接していない境界を越える移動であるか否かを判定する。
接している境界を越える場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。一方、接していない境界を越える場合、ステップS305において、マウスポイント算出手段11bによってマウスカーソルの位置が算出され、表示手段11cによって、算出されたマウスカーソルの位置に基づいてカーソルが表示装置に表示される。具体的には、第2の表示画面22bにおけるマウスカーソルのY座標は、第2の表示画面22bの境界に設定される。
ステップS303において、小さい第2の表示画面22bから大きい第1の表示画面22aへX軸方向の移動であると判定された場合、ステップS306において、第2の表示画面22b上の境界にカーソルが設置されているか否かを判定し、境界でない場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。一方、境界である場合、ステップS307において、第1の表示画面22aにおけるマウスカーソルは、第1の表示画面22aの境界に設定される。
本発明の第3の実施の形態によれば、例えば第2の表示画面22bの上端から第1の表示画面22aの上端へマウスを移動させる場合、ユーザに楽に操作させることができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態においては、画面を越える場合に越えた画面のカーソル位置を記憶する場合について説明する。
本発明の第4の実施の形態に係る情報処理装置1は、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置1と比べて、マウスカーソル位置メモリ18を備えている点が異なる。マウスカーソル位置メモリ18は、表示画面の間を移動する場合、移動前の表示画面の座標位置を記憶する記憶装置である。
本発明の第4の実施の形態に係るマウスポイント算出手段11bは、マウス操作受信手段11aで受信された移動量信号に基づいて、第1の表示画面22aに提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、第1の表示画面22aから第2の表示画面22bへ接していない境界を介して第1の方向へ境界を越える場合、第1の表示画面22aの座標位置をマウスカーソル位置メモリ18に記憶するとともに、第2の表示画面22bにおけるカーソル位置を第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定する。更に、マウスポイント算出手段11bは、第2の表示画面22bの第1の方向と第2の方向の両方を境界を介して第1の表示画面22aにカーソルを移動させる場合、マウスカーソル位置メモリ18を読み出してマウスカーソル位置メモリ18に記憶された座標位置にカーソルを移動させる。
図9に示すようにマウスを第1の表示画面22aのd12から第2の表示画面のd22に移動させる場合、第1のフレームメモリ上では、f12から点線に沿って移動し、画面端に達しても通常通りそのまま第2のフレームメモリ17bのf22に達する。
一方、マウスをd11からd21に移動させるとき、第1のフレームメモリ上では、f11から点線に沿って移動し、画面端f11’に達すると、カーソル位置は第2のフレームメモリ17b上のX座標及びY座標ともに境界であるf21’に移動する。このとき、f11’の座標情報が、マウスカーソル位置メモリ18に登録される。その後、カーソルはそのまま点線に沿って移動し、第2のフレームメモリ17bのf21に達する。このとき、表示画面上では、d11からd21まで点線に沿った軌跡となる。
更に、マウスをd21のカーソル位置から第1の表示画面22aに移動させるとき、第2のフレームメモリ17b上ではf21から点線に沿って移動し、画面端f21’に達すると、マウスカーソル位置メモリ18が読み出され、カーソルは保存されたf11’に移動する。カーソルはそのまま点線に沿って移動し、第1のフレームメモリ17aに達する。このとき、表示画面では、d21からd11までの軌跡となる。
次に、図10を参照して本発明の第4の実施の形態に係るカーソル制御処理を説明する。
まず、ステップS401において、マウス操作受信手段11aによって、マウスの移動量信号が入力されるなどのマウスが操作されるマウスイベントを待機する。ステップS402においてマウスイベントが発生すると、ステップS403において、画面移動が発生したか否かを判定する。画面移動していない場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。
ステップS403において、大きい第1の表示画面22aから小さい第2の表示画面22bへX軸方向の移動であると判定された場合、ステップS404において、第1の表示画面22aから第2の表示画面22bにおいて、接していない境界を越える移動であるか否かを判定する。
接している境界を越える場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。一方、接していない境界を越える場合、ステップS405において、マウスポイント算出手段11bによって、マウスカーソルの位置がマウスカーソル位置メモリ18に記憶される。更に、ステップS406において、マウスカーソルの位置が算出され、表示手段11cによって、算出されたマウスカーソルの位置に基づいてカーソルが表示装置に表示される。具体的には、第2の表示画面22bにおけるマウスカーソルのY座標は、第2の表示画面22bの境界に設定される。
ステップS403において、小さい第2の表示画面22bから大きい第1の表示画面22aへX軸方向の移動であると判定された場合、ステップS407において、第2の表示画面22b上の境界にカーソルが設置されているか否かを判定し、境界でない場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。一方、境界である場合、ステップS408において、第1の表示画面22aにおけるマウスカーソル座標は、マウスカーソル位置メモリ18に記憶された座標に設定される。
(第5の実施の形態)
第1の実施の形態の変形例として、解像度の異なる画面を移動する場合、カーソルの大きさを変更する場合について説明する。図11に示す本発明の第5の実施の形態に係る情報処理装置1は、図1に示した本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置1と比べて、中央処理制御装置11にカーソルサイズ変更手段11dを備えている点が異なる。
カーソルサイズ変更手段11dは、カーソルの表示位置が第1の表示画面22aと第2の表示画面22bとの境界を越えて第1の表示画面22aから第2の表示画面22bに移動したとき、第1の表示画面22aでのカーソルの大きさと同じになるように第2の表示画面22bにおけるカーソルの大きさを設定する。例えば、第1の表示画面22aの解像度が高く、第2の表示画面22bの解像度が低い場合、第1の表示画面22aから第2の表示画面22bへカーソルが移動された場合、カーソルを第1の表示画面22aに表示された大きさと同じになるように小さくする。逆に、解像度が低い画面から高い画面にカーソルが移動された場合、カーソルを大きくする。
次に図12を参照して、本発明の第5の実施の形態に係るカーソル制御処理を説明する。
まず、ステップS501において、マウス操作受信手段11aによって、マウスの移動量信号が入力されるなどのマウスが操作されるマウスイベントを待機する。ステップS502においてマウスイベントが発生すると、ステップS503において設定した画面境界を越える移動であるか否かを判定する。
画面境界を越えない場合、通常のマウスの移動としてオペレーションシステムなどにマウスカーソルの位置を算出させる。一方、画面境界を越える場合、ステップS504において、カーソルサイズ変更手段11dによってマウスカーソルの大きさが算出され、表示手段11cによって、算出されたマウスカーソルの大きさに基づいてカーソルが表示装置に表示される。
本発明の第5の実施の形態に係る情報処理装置1によれば、解像度の異なる表示装置間をカーソルが移動した場合でも、カーソルの大きさを元の表示装置での大きさと同じになるように変更するので、ユーザに違和感を覚えさせることなくカーソルの自然な移動を実現することができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の第1乃至第5の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置によって提示される画面の一例である。 本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置によって処理されるカーソル制御処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置によって提示される画面の一例である。 本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置によって処理されるカーソル制御処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装置によって提示される画面の一例である。 本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装置によって処理されるカーソル制御処理のフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。 本発明の第4の実施の形態に係る情報処理装置によって提示される画面の一例である。 本発明の第4の実施の形態に係る情報処理装置によって処理されるカーソル制御処理のフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。 本発明の第5の実施の形態に係る情報処理装置によって処理されるカーソル制御処理のフローチャートである。 従来の情報処理装置において、表示装置が一つの場合のカーソル制御を説明する図である。 従来の情報処理装置において、表示装置が二つの場合のカーソル制御を説明する図である。 従来の情報処理装置において、解像度が異なる表示装置が二つの場合のカーソル制御を説明する図である。 従来の情報処理装置において、大きさが異なる表示装置が二つの場合のカーソル制御を説明する図である。
符号の説明
1…情報処理装置
11…中央処理制御装置
11a…マウス操作受信手段
11b…マウスポイント算出手段
11c…表示手段
11d…カーソルサイズ変更手段
12…ROM
13…RAM
14…ハードディスク
15…入力インタフェース
16…ビデオアダプタ
17…VRAM
17a…第1のフレームメモリ
17b…第2のフレームメモリ
18…マウスカーソル位置メモリ
20…バス
21a,21b…表示装置
22a,22b…表示画面
23…マウス
24…キーボード

Claims (8)

  1. 画像情報を解像度の異なる複数の表示装置に表示する情報処理装置において、
    前記複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するポインティングデバイス操作受信手段と、
    カーソルの表示位置が第1の表示画面と第2の表示画面との境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面に移動したとき、前記第1の表示画面の境界を備える辺に対するカーソルの相対位置に基づいて、第2の表示画面の境界を備える辺における前記カーソル位置を算出するカーソル位置算出手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. カーソルの表示位置が第1の表示画面と第2の表示画面との境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面に移動したとき、前記第1の表示画面でのカーソルの大きさと同じになるように前記第2の表示画面におけるカーソルの大きさを設定するカーソルサイズ変更手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 画像情報を解像度の異なる複数の表示装置に表示する情報処理装置において、
    前記複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するポインティングデバイス操作受信手段と、
    前記移動量信号に基づいて、第1の表示画面に提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、前記第1の表示画面と第2の表示画面とが接していない境界を越えて前記第1の表示画面から前記第2の表示画面へ移動したとき、前記第2の表示画面における前記カーソル位置を前記第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定するカーソル位置算出手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 画像情報を解像度の異なる複数の表示装置に表示する情報処理装置において、
    前記複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するポインティングデバイス操作受信手段と、
    前記移動量信号に基づいて、第1の表示画面に提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、前記第1の表示画面と第2の表示画面とが接していない境界を越えて前記第1の表示画面から前記第2の表示画面へ移動したとき、第1の表示画面の座標位置をカーソル位置メモリに記憶するとともに、前記第2の表示画面における前記カーソル位置を前記第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定し、前記第2の表示画面の前記第1の方向と第2の方向の両方を境界を介して前記第1の表示画面にカーソルを移動させる場合、前記カーソル位置メモリを読み出して前記カーソル位置メモリに記憶された座標位置にカーソルを移動させるカーソル位置算出手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 画像情報を解像度の異なる複数の表示装置に表示するカーソル制御プログラムにおいて、
    前記複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するステップと、
    カーソルの表示位置が第1の表示画面と第2の表示画面との境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面に移動したとき、前記第1の表示画面の境界を備える辺に対するカーソルの相対位置に基づいて、第2の表示画面の境界を備える辺における前記カーソル位置を算出するステップ
    とをコンピュータに実行させることを特徴とするカーソル制御プログラム。
  6. カーソルの表示位置が第1の表示画面と第2の表示画面との境界を越えて第1の表示画面から第2の表示画面に移動したとき、前記第1の表示画面でのカーソルの大きさと同じになるように前記第2の表示画面におけるカーソルの大きさを設定するステップ
    を更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項5に記載のカーソル制御プログラム。
  7. 画像情報を大きさの異なる複数の表示装置に表示するカーソル制御プログラムにおいて、
    前記複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するステップと、
    前記移動量信号に基づいて、第1の表示画面に提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、前記第1の表示画面と第2の表示画面とが接していない境界を越えて前記第1の表示画面から前記第2の表示画面へ移動したとき、前記第2の表示画面における前記カーソル位置を前記第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定するステップ
    とをコンピュータに実行させることを特徴とするカーソル制御プログラム。
  8. 画像情報を大きさの異なる複数の表示装置に表示するカーソル制御プログラムにおいて、
    前記複数の表示装置にカーソルを表示する位置を指示するためのポインティングデバイスの操作に基づいて送信される移動量信号を受信するステップと、
    前記移動量信号に基づいて、第1の表示画面に提示されたカーソルの第1の方向の座標と第2の方向の座標を含むカーソル位置を算出し、前記第1の表示画面と第2の表示画面とが接していない境界を越えて前記第1の表示画面から前記第2の表示画面へ移動したとき、第1の表示画面の座標位置をカーソル位置メモリに記憶するとともに、前記第2の表示画面における前記カーソル位置を前記第1の方向と第2の方向の両方を境界に設定するステップと、
    前記第2の表示画面の前記第1の方向と第2の方向の両方の境界を介して前記第1の表示画面にカーソルが移動したとき、前記カーソル位置メモリを読み出して前記カーソル位置メモリに記憶された座標位置にカーソルを移動させるステップ
    とをコンピュータに実行させることを特徴とするカーソル制御プログラム。

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