JP5442373B2 - 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

表示制御装置、表示制御装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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本発明は、受信したデジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置、表示制御装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体に関するものである。
近年、テレビ放送は、デジタル放送に移行してきている。そして、現在のデジタル放送用TV受信機では、映像に、該映像と同期して訳字等を表示する字幕が付されている場合、字幕を指定された位置に映像と重ねて表示している。よって、字幕が付されている映像の場合、映像と字幕とが重なるため、映像の一部が見えにくくなるとともに、字幕も読みにくいといった弊害がある。
そこで、地上デジタルテレビジョン放送運用規定(ARIB TR−B14)において、字幕と映像とが重ならないように表示するために、映像を所定のサイズに縮小し、映像とは重ならない画面の所定の位置に字幕を表示する機能である字幕アウトスクリーン表示機能について記載されている。
ARIB TR−B14 地上デジタルテレビジョン放送運用規定 技術資料(2002年1月24日策定)
しかしながら、上記従来の構成では以下の問題を生じる。すなわち、字幕アウトスクリーン表示では、常に映像を所定のサイズに縮小するので、映像に字幕が付されていない放送であっても、映像を所定のサイズに縮小してしまう。よって、映像に字幕が付されていない場合、表示画面のサイズを十分に生かすことなく映像を表示することになってしまう。
この点について、図12を用いて説明する。図12は、字幕アウトスクリーン表示によって表示された状態を示す説明図である。図12(a)では、表示画面1001において、映像表示領域1002に映像が表示され、映像表示領域1002の下側の領域に字幕1003が表示されている。また、図12(b)は、映像表示領域1002の上側の領域に字幕1003が表示されている。このように、字幕が表示されている場合は問題ないが、図12(c)、図12(d)に示すように、字幕が表示されない場合、映像表示領域1002が表示画面1001より小さいサイズのままとなり、表示画面1001の表示サイズを生かすことなく映像が表示されることになる。
また、視聴者は、字幕が付されていない映像であっても、表示画面よりも小さなサイズで映像を視聴することになり、映像の迫力が落ち、不満がたまってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、字幕の有無に応じて字幕アウトスクリーン表示に切り替える表示制御装置等を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示制御装置は、デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置であって、上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信部と、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定手段と、上記字幕判定手段が、上記番組を字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御手段と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る表示装置の制御方法は、デジタルテレビ放送の放送データを受信部で受信し、受信した該デジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置の制御方法であって、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定ステップと、上記字幕判定ステップで、上記番組が字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御ステップと、を含むことを特徴としている。
上記の構成または方法によれば、受信部が受信した放送データに含まれる番組が字幕番組か否かが判定され、字幕番組と判定されたとき、表示部の表示を、フルスクリーン表示から字幕アウトスクリーン表示に切り替える。
これにより、予め字幕アウトスクリーン表示に設定しておかなくても、字幕番組を字幕アウトスクリーン表示で表示させることができる。
また、字幕番組の場合は、字幕アウトスクリーン表示に切り替わるので、ユーザは予め字幕番組に備えて、字幕アウトスクリーン表示に設定しておく必要がなくなる。よって、予め字幕アウトスクリーン表示に設定することにより、字幕番組でない通常番組も字幕アウトスクリーン表示で表示されてしまい、通常番組の映像の迫力が削がれてしまう等の弊害を防止することができる。
例えば、洋画をいつも字幕付きで視聴するユーザが、洋画を視聴するときに、いつも字幕付きで視聴するために、予め字幕アウトスクリーン表示に設定しておいたところ、今回放送される洋画には字幕がなく吹き替え放送だった場合、従来の構成であれば、そのまま字幕アウトスクリーン表示で表示されるので、映像が縮小されて表示されてしまう。しかしながら、上記構成によれば、字幕番組のときに字幕アウトスクリーン表示に切り替わるので、予め字幕アウトスクリーン表示に設定する必要がない。よって、字幕のない吹き替え放送の場合は、フルスクリーン表示で表示されるので映像が縮小されて迫力が削がれるということが起こらない。
本発明に係る表示制御装置では、上記受信部が受信した放送データに含まれる字幕データを検出する字幕データ検出手段を備え、上記字幕判定手段は、上記字幕データ検出手段が字幕データを検出したとき、上記放送データに含まれる番組を字幕番組と判定するものであってもよい。
上記の構成によれば、放送データに含まれる字幕データを検出したとき、字幕番組と判定する。そして、放送データに字幕データが含まれていれば、該放送データに含まれる番組は字幕番組である。よって、字幕番組か否かの判定を正確に行うことができる。
本発明に係る表示制御装置では、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組に関する情報である番組情報を取得する番組情報取得手段を備え、上記字幕判定手段は、上記番組情報取得手段が取得した番組情報に、上記番組に字幕が有ることを示す字幕情報が含まれていたとき、上記番組を字幕番組と判定するものであってもよい。
上記の構成によれば、番組情報から、当該番組に字幕が有るか否かを判断するので、番組単位で字幕アウトスクリーン表示の切り替えができる。
本発明に係る表示制御装置では、上記番組情報取得手段は、上記番組情報を上記受信部が受信した放送データから取得するものであってもよい。
上記の構成によれば、番組情報を、受信部が受信した放送データから取得するので、番組情報を取得するために新たな部材を設ける必要がない。よって、既存の部材で番組情報を取得することができ、コストをかけずに番組情報を取得することができる。
上記放送データから番組情報を取得する例としては、放送データに含まれるデータ放送による番組情報を取得することが挙げられる。
本発明に係る表示制御装置では、番組情報を提供している外部装置と通信回線と介して接続する接続部を備え、上記番組情報取得手段は、上記番組情報を上記接続部を介して上記外部装置から取得するものであってもよい。
上記の構成によれば、受信部とは異なる接続部を介して番組情報を取得するので、受信部で放送データを取得できなかった場合であっても番組情報を取得することができる。
外部装置から番組情報を取得する例としては、インターネットと接続し、インターネットを介して接続された外部装置から番組情報を取得することが挙げられる。
本発明に係る表示制御装置では、上記番組情報取得手段は、1つの番組について上記番組情報を複数取得し、上記字幕判定手段は、上記番組情報取得手段が取得した複数の番組情報のうち、少なくとも何れか1つの番組情報に上記字幕情報が含まれていると、上記番組を字幕番組と判定するものであってもよい。
上記の構成によれば、1つの番組に対し、番組情報を複数取得し、取得した複数の番組情報のうちの少なくとも1つに字幕情報が含まれていると、当該番組を字幕番組と判定する。よって、字幕番組であるにもかかわらず字幕情報が含まれていないといった番組情報が存在したとしても、他の番組情報から字幕番組であると判定することができ、字幕番組の判定をより正確に行うことができる。
本発明に係る表示制御装置では、上記字幕判定手段が字幕番組であると最後に判定した時点から所定の時間が経過したとき、上記表示制御手段は、上記字幕アウトスクリーン表示から上記フルスクリーン表示に切り替えるものであってもよい。
上記の構成によれば、放送データに字幕データが含まれていると最後に判断した時点から所定の時間が経過したとき、字幕アウトスクリーン表示からフルスクリーン表示に切り替わる。これにより、字幕アウトスクリーン表示のときに、放送データに字幕データが含まれていない状態が所定の時間続いているにもかかわらず、字幕アウトスクリーン表示が続くということを防止することができる。
ここで、所定の時間としては、放送が、字幕がない放送なのか、それとも字幕放送であるが一時的に字幕がない状態なのかを判断できる時間が考えられ、例えば、3分である。
本発明に係る表示制御装置では、番組の上記表示部における表示を字幕アウトスクリーン表示とする字幕アウトスクリーン指示を受け付ける受付部と、上記受付部が受け付けた字幕アウトスクリーン指示の回数と上記番組に関する情報である番組情報とを対応付けて記憶する記憶部と、を備え、上記字幕判定手段は、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組の番組情報と対応付けられた上記字幕アウトスクリーン指示の回数が所定の回数を超えると、上記番組を字幕番組と判定するものであってもよい。
上記の構成によれば、字幕アウトスクリーン表示とする指示を受け付けた回数が所定の回数を超えると、番組を字幕番組と判定する。そして、所定の回数を超える程、字幕アウトスクリーン表示の指示を受けた番組は、ユーザが字幕アウトスクリーン表示で視聴したい番組である可能性が高い。よって、ユーザの嗜好に応じて字幕アウトスクリーン表示とすることができる。なお、所定の回数としては、例えば3回を挙げることができる。
本発明に係る表示制御装置では、字幕アウトスクリーン表示で表示する番組の番組情報が、上記表示部の表示を字幕アウトスクリーン表示とする字幕アウトスクリーン設定情報と、予め対応付けられて記憶されており、上記字幕判定手段は、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組の番組情報と、上記字幕アウトスクリーン設定情報とが対応付けられているとき、上記番組を字幕番組と判定するものであってもよい。
上記の構成によれば、取得した番組の番組情報と、予め記憶されている番組情報とから字幕番組か否かを判定することができるので、取得した番組情報に字幕に関する情報がなくても、字幕番組か否かを判定することができる。
なお、上記表示制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記表示制御装置をコンピュータにて実現させる表示制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る表示制御装置は、デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信部と、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定手段と、上記字幕判定手段が、上記番組を字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御手段と、を備えている構成である。
また、本発明に係る表示装置の制御方法は、受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定ステップと、上記字幕判定ステップで、上記番組が字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御ステップと、を含むほうほうである。
これにより、予め字幕アウトスクリーン表示に設定しておかなくても、字幕番組を字幕アウトスクリーン表示で表示させることができるという効果を奏する。
また、字幕番組の場合は、字幕アウトスクリーン表示に切り替わるので、ユーザは予め字幕番組に備えて、字幕アウトスクリーン表示に設定しておく必要がなくなる。よって、予め字幕アウトスクリーン表示に設定することにより、字幕番組でない通常番組も字幕アウトスクリーン表示で表示されてしまい、通常番組の映像の迫力が削がれてしまう等の弊害を防止することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態を示すものであり、テレビ装置の要部構成を示すブロック図である。 上記実施の形態において、字幕アウトスクリーン表示を行うときの、映像(動画)の表示領域のスケーリングの対応を示す図である。 上記実施の形態において、字幕アウトスクリーン表示を行ったときの表示例を示す図である。 上記テレビ装置において、字幕アウトスクリーン表示の設定を行うときの処理の流れを示すフローチャートである。 上記テレビ装置において、字幕アウトスクリーン表示の設定を行うときの設定画面例を示す図である。 上記テレビ装置における、字幕アウトスクリーン表示と全画面表示との切替処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態を示すものであり、テレビ装置の要部構成を示すブロック図である。 上記他の実施の形態において、放送データのEPGから番組情報を取得する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 上記の他の実施の形態において、インターネット上から番組情報を取得する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態において、字幕番組か否かを判断する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施の形態において、字幕番組か否かを判断する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の課題を示す説明図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施の形態について図1から図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施の形態に係るテレビ装置(表示制御装置)100は、デジタル放送(デジタルテレビ放送)を受信し、表示するものである。そして、受信したデジタル放送の放送データに字幕データが含まれていると、表示部115における表示を、字幕アウトスクリーン表示とするものである。これにより、予め表示部115における表示が字幕アウトスクリーン表示に設定されるので、字幕がないにもかかわらず、字幕アウトスクリーン表示で映像が表示されることにより、表示される映像の迫力が落ちる等の弊害を防止することができる。
ここで、字幕アウトスクリーン表示とは、字幕と映像とが重ならないように映像を縮小表示し、縮小した映像と字幕とが重ならないように、映像が表示されていない領域に字幕を表示することをいう。また、フルスクリーン表示とは、映像を画面全体に表示することをいう。
また、デジタル放送の放送データにおいて、字幕データは、PES(Packetized Elementary Stream)パケットで送信され、映像/音声データと字幕データとは別のPESパケットで送信される。さらに、放送データには、字幕の管理データ(例えば、縦書きまたは横書きの指定等)が定期的に含まれる。また、字幕データには、改行、位置指定等の制御文字を含ませることができる。
次に、図1を用いて、テレビ装置100の要部構成について説明する。図1は、テレビ装置100の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、テレビ装置100は、デジタル放送チューナ部(受信部)103、リモコン受信部104、映像/音声/字幕分離部105、OSD(on-screen display)表示部111、音声/映像デコード部112、映像信号作成部(表示制御手段)113、音声信号作成部114、表示部115、音声出力部116、および字幕制御部118を含む構成である。そして、字幕制御部118は、字幕デコード部106、アウトスクリーン設定保存部(字幕判定手段)107、位置設定変更部108、字幕表示部109、領域オーバー判定部110、および字幕データ取得部(字幕データ検出手段)119を含む構成である。
デジタル放送チューナ部103は、アンテナ101で受信した放送データから、リモコン受信部104によって指定された、特定の周波数の放送データを選び出し、映像/音声/字幕分離部105へ送信する。
リモコン受信部104は、リモコン102から取得した指示を示す情報をデジタル放送チューナ部103、アウトスクリーン設定保存部107、およびOSD表示部111に送信するものである。例えば、リモコン102から選局されたチャンネルを示す情報を取得すると、デジタル放送チューナ部103に該指示を示す情報を送信する。また、リモコン102から表示部115の表示設定に関する指示を取得すると、該指示を示す情報をアウトスクリーン設定保存部107へ送信する。また、リモコン102からテレビ装置100の各種設定を行うためのメニュー画面の表示等の指示を取得すると、該指示を示す情報をOSD表示部111へ送信する。なお、字幕アウトスクリーン表示を行うための画面例については後述する。
映像/音声/字幕分離部105は、デジタル放送チューナ部103から取得した放送データを、映像データ、音声データ、および字幕データに分離し、映像データおよび音声データを音声/映像デコード部112へ送信するととともに、字幕データを字幕データ取得部119へ送信する。
OSD表示部111は、リモコン受信部104から、メニュー画面の表示等の指示を示す情報を取得すると、該メニュー画面を作成し、OSD表示データとして、映像信号作成部113へ送信する。
音声/映像デコード部112は、映像/音声/字幕分離部105から取得した映像データおよび音声データを復号化し、復号した映像データを映像信号作成部113は、復号化した音声データを音声信号作成部114へ送信する。
映像信号作成部113は、音声/映像デコード部112から取得した映像データ、字幕表示部109から取得した字幕データ、OSD表示部111から取得したOSD表示データを用いて、アウトスクリーン設定保存部107から取得した表示設定に基づいて表示部115に表示させる表示データを作成する。そして、作成した表示データを表示部115へ送信する。例えば、表示設定が、字幕アウトスクリーン表示であれば、映像データを表示部115の画面全体の大きさから縮小し、映像データが表示されなくなった領域に字幕データが表示されるように表示データを作成する。
ここで、図2、3を用いて、字幕アウトスクリーン表示画面の作成方法について説明する。図2は、字幕アウトスクリーン表示を行うときの、映像(動画)の表示領域のスケーリングの対応を示す図であり、図3は、字幕アウトスクリーン表示を行ったときの表示例を示す図である。
図2に示すように、字幕アウトスクリーン表示を行う場合に、字幕の表示形式が「960×540」で、動画プレーンの解像度が「1920×1080」のとき、96/128に表示領域を変更(スケーリング)し、「(120×2,0×2)−(840×2,405×2)または(120×2,135×2)−(840×2,540×2)」に動画を表示する。ここで、それぞれの座標は、表示画面上の左上の点を(0,0)としており、座標および座標に挟まれた「−」で、「−」の左側の座標を左上の点、「−」の右側の座標を右下の点とする矩形を示すものである。
また、字幕の表示形式が、「720×480(16:9)」で、動画プレーンの解像度が「720×480(16:9)」のときは、96/128にスケーリングし、「(90,0)−(630,360)または(90,120)−(630,480)に動画を表示する。
また、字幕の表示形式が、「720×480(4:3)」で、動画プレーンの解像度が「720×480(4:3)」のときは、96/128にスケーリングし、「(90,0)−(630,360)または(90,120)−(630,480)」に動画を表示する。
そして、上述したようにスケーリングを行い、表示位置を決定すると、図3に示すように、動画表示領域32が縮小されるとともに、表示画面31の上側、または下側の位置に配置されるようになる。図3(a)は、表示画面31の上側に動画表示領域32が配置される状態を示し、図3(b)は、表示画面31の下側に動画表示領域32が配置される状態を示す。
音声信号作成部114は、音声/映像デコード部112から取得した音声データから、音声出力部116で出力する音声を作成し、音声出力部116へ送信する。
表示部115は、映像信号作成部113から送信された表示データを表示する表示デバイスである。この表示部115としては、表示装置であればどのような装置によって実現されてもよいが、具体的な例としては、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイが挙げられる。
音声出力部116は、音声信号作成部114から送信された音声を出力するものである。この音声出力部116の例としては、スピーカが挙げられる。
次に、字幕制御部118の各ブロックについて説明する。
アウトスクリーン設定保存部107は、表示部115の表示を字幕アウトスクリーン表示にするか否かを設定する。アウトスクリーン設定保存部107は、リモコン受信部104から取得したユーザの指示によって、字幕アウトスクリーン表示の設定を行う。そして、字幕アウトスクリーン表示の設定が、字幕データの有無によって変更される設定の場合、字幕データ取得部119から、受信した放送データに字幕データが含まれることを示す情報を取得すると、表示部115の表示を字幕アウトスクリーン表示とする設定に切り替える。また、字幕データ取得部119から、字幕データが含まれることを示す情報を最後に取得したときから所定の時間(例えば、3分)経過すると、表示部115の表示を、映像が表示部115の画面全体に表示されるフルスクリーン表示とする設定に切り替える。
字幕データ取得部119は、映像/音声/字幕分離部105から字幕データ(例えば、PES)を取得し、取得した字幕データを字幕デコード部106へ送信するとともに、受信した放送データに字幕データが含まれることを示す情報をアウトスクリーン設定保存部107へ送信する。
字幕デコード部106は、字幕データ取得部119から字幕データを取得し、復号化して位置設定変更部108へ送信する。
位置設定変更部108は、字幕デコード部106から取得した復号化された字幕データの表示部115における表示位置を、アウトスクリーン設定保存部107から取得した表示設定によって決定する。そして、決定した表示位置と復号化された字幕データとを字幕表示部109へ送信する。
領域オーバー判定部110は、字幕データが示す字幕の量が、字幕が表示される領域である字幕領域に入るか否かを判定し、字幕が字幕領域に入らないと判定した場合、字幕が字幕領域に入らないこと、および字幕領域に入らない字幕を示す字幕領域情報を字幕表示部109へ送信する。
字幕表示部109は、位置設定変更部108から取得した、表示位置と字幕データとから字幕表示データを作成し、映像信号作成部113へ送信する。また、字幕表示部109は、領域オーバー判定部110から、字幕が字幕領域に入らないことおよび入らない字幕を示す字幕領域情報を取得すると、字幕データに含まれる字幕のうち、字幕領域に入る部分と入らない部分との2つの字幕表示データを作成し、字幕領域に入る部分の字幕表示データを映像信号作成部113に送信した後、字幕領域に入らなかった部分の字幕表示データを映像信号作成部113に送信する。
次に、テレビ装置100において字幕アウトスクリーン表示の設定を行うときの処理の流れについて図4を用いて説明する。図4は、テレビ装置100において、字幕アウトスクリーン表示の設定を行うときの処理の流れを示すフローチャートである。
まず、表示部115に、図5に示すように、字幕アウトスクリーン表示の設定を行うための表示設定画面が表示される(S101)。図5では、表示設定として、「選択表示」、「常時表示」、「アウトスクリーン1」、「アウトスクリーン2」、「アウトスクリーン3」、および「アウトスクリーン4」が選択できるようになっている。そして、「選択表示」が選択されると、映像は表示部115の画面全体に表示され、字幕表示は、ユーザの選択によって表示/非表示が切り替わる。なお、字幕を表示する場合は、映像に重ねて表示する。「常時表示」が選択されると、映像は表示部115の画面全体に表示され、字幕は映像に重ねて表示される。
「アウトスクリーン1」が選択されると、映像は常に縮小されて表示部115の画面の上側に表示されるとともに、字幕は、映像とは重ならずに、表示部115の画面の下側に表示される。また、「アウトスクリーン2」が選択されると、「アウトスクリーン1」とは、映像と字幕との表示位置が表示部115の画面上で上下反対となるように、字幕が上側、映像が下側に表示される。
「アウトスクリーン3」が選択されると、字幕放送(放送データに字幕データが含まれている放送)の場合に、映像が縮小され、表示部115の画面の上側に表示されるとともに、字幕は、映像と重ならないように表示部115の画面の下側に表示される。また、「アウトスクリーン4」が選択されると、「アウトスクリーン3」とは、映像と字幕との表示位置が表示部115の画面上で上下反対となるように、字幕が上側、映像が下側に表示される。
そして、表示設定画面が表示されている状態で、リモコン受信部104がユーザの選択を受け付ける(S102)。受け付けた選択内容が、「アウトスクリーン1、2」の場合はステップS103に進み、アウトスクリーン設定保存部107は、映像を縮小するとともに字幕を映像と重ならない表示となるように設定する(S103)。そして、テレビ装置100は、字幕の有無のよらず、常に映像を縮小して字幕アウトスクリーン表示を行う(S106)。
また、リモコン受信部104が受け付けた選択内容が、「選択表示、常時表示」の場合は、ステップS105に進み、アウトスクリーン設定保存部107は、常に映像を表示部115の画面全体で表示し、字幕を表示する場合は、映像に重ねて表示するように設定する(S105)。そして、テレビ装置100は、常に映像を表示部115の画面全体に表示するとともに、字幕を表示する場合は映像に重ねて表示する(S108)。
また、リモコン受信部104が受け付けた選択内容が、「アウトスクリーン3、4」の場合は、ステップS104に進み、アウトスクリーン設定保存部107は、字幕放送のときのみ、映像を縮小するとともに字幕を映像と重ならない表示となるように設定する(S104)。そして、アウトスクリーン設定保存部107は、字幕アウトスクリーン表示と全画面表示との切替処理を行う(S107)。字幕アウトスクリーン表示と全画面表示との切替処理については後述する。
以上で、テレビ装置100において字幕アウトスクリーン表示の設定を行うときの処理が終了する。
次に、図6を用いて、字幕アウトスクリーン表示と全画面表示との切替処理の流れについて説明する。図6は、字幕アウトスクリーン表示と全画面表示との切替処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザは、所望の番組をリモコン102によって選択し、視聴する(S201)。そして、視聴開始後3分以内に字幕データ取得部119が字幕ESを取得すると(S202でYES、字幕判定ステップ)、アウトスクリーン設定保存部107は、画面表示を、字幕アウトスクリーン表示に設定する(S203、表示制御ステップ)。その後、字幕データ取得部119が、最後の字幕ESを取得してから3分経過すると(S204でYES)、ステップS206へ進み、アウトスクリーン設定保存部107は、画面表示をフルスクリーン表示に設定する(S206)。一方、字幕データ取得部119が最後の字幕ESを取得してから3分を経過する前に(S204でNO)、番組が終了すると(S205でYES)、処理は終了する。
一方、ユーザが視聴を開始してから3分以内に、字幕データ取得部119が字幕ESを取得しなければ(S202でNO、字幕判定ステップ)、画面表示はフルスクリーン表示のままである(S206)。そして、字幕データ取得部119が字幕ESを取得すると(S207でYES)、ステップS203へ進み、アウトスクリーン設定保存部107は、画面表示を字幕アウトスクリーン表示に設定する(S203)。また、字幕データ取得部119が字幕ESを取得することなく(S207でNO)、番組が終了すると(S208でYES)、処理は終了する。
なお、上述の実施の形態では、字幕アウトスクリーン表示に設定後、3分以上、字幕ESを取得しなければ、フルスクリーン表示の設定に切り替える例について説明したが、これに限られるものではない。一旦、字幕アウトスクリーン表示に設定すれば、当該番組が終了するまで該設定が維持される構成であってもよい。
また、番組の視聴開始後、3分以内に字幕ESを取得しなければ、フルスクリーン表示とし、そのまま番組終了までフルスクリーン表示とする構成であってもよい。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図7から図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上記の実施の形態1において示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態において、上記実施の形態1と異なるのは、字幕番組か否かの判定を、放送データに字幕データが検出できたか否かではなく、EPG(Electronic Program Guide)を取得し、EPGの情報を用いて判定する点である。
図7に、本実施の形態に係るテレビ装置(表示制御装置)200の要部構成を示す。図7に示すように、本実施の形態では、テレビ装置100に対し、字幕データ取得部119がなく、番組情報取得部(番組情報取得手段)122、およびインターネット接続部(接続部)123を加えた構成である。
インターネット接続部123は、インターネットと接続し、情報の送受信を行うものである。本実施の形態では、特に、インターネット上に存在する、EPGを提供している外部装置から、EPGを取得して、番組情報取得部122へ送信する。
番組情報取得部122は、EPGから所望の番組情報を取得するものである。EPGは、インターネット接続部123を介してインターネット上から取得してもよいし、デジタル放送チューナ部103が取得した放送データから取得してもよい。また、その両方から取得してもよい。
そして、アウトスクリーン設定保存部107は、デジタル放送チューナ部103で受信した放送データに含まれる番組の、番組情報取得部122が取得した番組情報に字幕が有ることを示す字幕情報が含まれているか否かを判定する。そして、字幕情報が含まれていると判定すると、上記実施の形態1において、字幕データ取得部119から字幕データを検出したことを示す情報を取得したときと同じように処理を行う。
次に、図8を用いて、放送データのEPGから所望の番組情報を取得する場合の処理の流れを説明する。図8は、放送データのEPGから番組情報を取得する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ユーザが所望の番組を選局すると(S401)、番組情報取得部122は、該番組の番組情報をデジタル放送チューナ部103が受信した放送データのEPGから取得する(S402)。そして、アウトスクリーン設定保存部107は、番組情報取得部122か取得した番組情報に、該番組に字幕が有ることを示す字幕情報が含まれているか否かを判定する(S403)。そして、字幕情報が含まれていると判定すると(S403でYES)、アウトスクリーン設定保存部107は、画面表示を字幕アウトスクリーン表示に設定する。一方、字幕情報が含まれていなければ(S403でNO)、アウトスクリーン設定保存部107は、画面表示をフルスクリーン表示に設定しておく(S405)。以上で処理は終了する。
次に、図9を用いて、インターネット上から番組情報を取得する場合の処理の流れを説明する。図9は、インターネット上から番組情報を取得する場合の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、テレビ装置100とインターネットとを接続し(S501)、ユーザの指示によって、インターネット上のどのサイトからEPGを取得するかを指定する(S502)。
そして、ユーザが所望の番組を選局すると(S503)、番組情報取得部122は、該番組の番組情報をインターネット接続部123を介して上記サイトが提供しているEPGから取得する(S504)。
そして、アウトスクリーン設定保存部107は、番組情報取得部122か取得した番組情報に、該番組に字幕が有ることを示す字幕情報が含まれているか否かを判定する(S505)。そして、字幕情報が含まれていると判定すると(S505でYES)、アウトスクリーン設定保存部107は、画面表示を字幕アウトスクリーン表示に設定する。一方、字幕情報が含まれていなければ(S505でNO)、アウトスクリーン設定保存部107は、画面表示をフルスクリーン表示に設定しておく(S507)。以上で処理は終了する。
なお、上記実施の形態では、ユーザが番組を選局した後に、番組情報を取得する流れで説明したが、本発明はこれに限られるものではない。予め番組情報を取得し、該番組情報に字幕情報が含まれているか否かの判断結果、番組名、放送時間、放送チャンネル等を互いに対応付けて記憶しておき、ユーザが番組を選局したときに、記憶されている判断結果を用いて、字幕アウトスクリーン表示に設定するか否かを決定してもよい。これにより、字幕アウトスクリーン表示の設定を、より早く行うことができる。
また、上記実施の形態では、番組情報を放送データおよびインターネットの何れかから取得する構成としたが、両者から取得するものであってもよい。この場合、取得した複数の番組情報のうち、何れかの番組情報に字幕情報が含まれていれば、字幕アウトスクリーン表示の設定を行うとすればよい。
また、上記実施の形態1の構成と上記実施の形態2の構成とを組み合わせた構成であってもよい。これにより、番組情報に字幕情報が含まれていなかったため、フルスクリーン表示に設定した後に、字幕データが含まれる放送データを受信したときに、字幕アウトスクリーン表示に設定を切り替えることができる。
また、番組情報によって字幕アウトスクリーン表示に設定した後、放送データに字幕データが含まれない時間が所定時間を超えると、フルスクリーン表示に設定を切り替えることもできる。
また、次のように字幕番組か否かを判断してもよい。図10、図11を用いて説明する。図10、図11は、上述した方法とは異なる方法で字幕番組か否かを判断するときの流れを示すフローチャートである。
図10に示した方法は、ユーザ操作により字幕表示設定がされた回数と番組情報とを対応付けて、当該番組が字幕番組か否かを判断するものである。
まず、ユーザが所望の番組を視聴し(S601)、リモコン102により字幕画面設定の操作(字幕アウトスクリーン指示)を行う(S602)。また、字幕制御部118ユーザが視聴中の番組の番組情報を取得する(S603)。そして、字幕制御部118は、ユーザが設定した字幕画面設定の情報(字幕アウトスクリーン設定情報)を取得し(S604)、当該設定の回数nを前回までの回数nから1増加する(S605)。そして、字幕画面設定の回数と番組情報とを対応付けて記憶部(図示せず)に記憶しておく。
そして、nが所定の回数(本実施の形態では3)を超えると(S606でYES)、当該字幕画面設定が、字幕アウトスクリーン表示か、フルスクリーン表示かを判断する(S607)。そして、字幕アウトスクリーン表示であれば、ステップS608へ進み、当該番組を字幕番組と判定し、字幕アウトスクリーン表示で表示するように番組情報と字幕画面設定情報とを対応付けて記憶させる(S608)。また、フルスクリーン表示であれば、ステップS609へ進み、当該番組を字幕番組でないと判定し、フルスクリーン表示で表示するように番組情報と字幕画面設定情報とを対応付けて記憶させる(S609)。
以上で、処理が終了する。なお、上述した実施の形態では、所定の回数を3としたが、これに限られるものではない。
また、図11で示した方法は、番組情報と対応付けて字幕画面設定情報が予め記憶されており、記憶されている上記情報を用いて字幕番組か否かを判断するものである。
まず、字幕制御部118は、番組の番組情報を取得する(S701)。そして、取得した番組情報と予め記憶部に記憶されている番組情報とを照らし合わせる(S702)。そして、番組情報が一致すれば(S703でYES)、該番組情報と対応付けられている字幕画面設定情報が、字幕アウトスクリーン表示かフルスクリーン表示か判断し、字幕アウトスクリーン表示であれば、ステップS705へ進み、当該番組を字幕番組と判定し、字幕アウトスクリーン表示で表示するように番組情報と字幕画面設定情報とを対応付けて記憶させる(S705)。また、フルスクリーン表示であれば、ステップ706へ進み、当該番組を字幕番組でないと判定し、フルスクリーン表示で表示するように、番組情報と字幕画面設定情報とを対応付けて記憶させる(S706)。この処理を取得した全ての番組情報に対し行い、処理が終了する。
なお、予め記憶されている字幕画面設定情報は、例えば、前の週の同番組を視聴したときに設定された字幕画面設定情報を用いてもよい。
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、テレビ装置100およびテレビ装置200の各ブロック、特に映像/音声/字幕分離部105、OSD表示部111、音声/映像デコード部112、映像信号作成部113、音声信号作成部114、字幕制御部118の各部(字幕デコード部106、アウトスクリーン設定保存部107、位置設定変更部108、字幕表示部109、字幕データ取得部119)、および番組情報取得部122は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPU(central processing unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、テレビ装置100およびテレビ装置200は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるテレビ装置100およびテレビ装置200の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記テレビ装置100およびテレビ装置200に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU(microprocessor unit))が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM(compact disc read-only memory)/MO(magneto-optical)/MD(Mini Disc)/DVD(digital versatile disk)/CD−R(CD Recordable)等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM(erasable programmable read-only memory)/EEPROM(electrically erasable and programmable read-only memory)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、テレビ装置100およびテレビ装置200を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN(local area network)、ISDN(integrated services digital network)、VAN(value-added network)、CATV(community antenna television)通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(asynchronous digital subscriber loop)回線等の有線でも、IrDA(infrared data association)やリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR(high data rate)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
受信した放送データに含まれる番組が字幕番組のとき、画面表示を字幕アウトスクリーン表示とすることができるので、字幕番組および字幕番組でない通常番組の両方を受信し、表示する装置、例えば地上波デジタル対応テレビに好適である。
31 表示画面
100 テレビ装置(表示制御装置)
103 デジタル放送チューナ部(受信部)
104 リモコン受信部(受付部)
107 アウトスクリーン設定保存部(字幕判定手段)
113 映像信号作成部(表示制御手段)
115 表示部
119 字幕データ取得部(字幕データ検出手段)
122 番組情報取得部(番組情報取得手段)
123 インターネット接続部(接続部)
200 テレビ装置(表示制御装置)

Claims (9)

  1. デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置であって、
    上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信部と、
    上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定手段と、
    上記字幕判定手段が、上記番組を字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御手段と、
    番組の上記表示部における表示を字幕アウトスクリーン表示とする字幕アウトスクリーン指示を受け付ける受付部と、
    上記受付部が受け付けた字幕アウトスクリーン指示の回数と上記番組に関する情報である番組情報とを対応付けて記憶する記憶部と、を備え、
    上記字幕判定手段は、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組の番組情報と対応付けられた上記字幕アウトスクリーン指示の回数が所定の回数を超えると、上記番組を字幕番組と判定することを特徴とする表示制御装置。
  2. デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置であって、
    上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信部と、
    上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定手段と、
    上記字幕判定手段が、上記番組を字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、
    字幕アウトスクリーン表示で表示する番組の番組情報が、上記表示部の表示を字幕アウトスクリーン表示とする字幕アウトスクリーン設定情報と、予め対応付けられて記憶されており、
    上記字幕判定手段は、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組の番組情報と、上記字幕アウトスクリーン設定情報とが対応付けられているとき、上記番組を字幕番組と判定することを特徴とする表示制御装置。
  3. デジタルテレビ放送を受信し、受信した該デジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置であって、
    上記デジタルテレビ放送の放送データを受信する受信部と、
    上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定手段と、
    上記字幕判定手段が、上記番組を字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御手段と、を備え、
    上記表示部で番組の表示を開始した後、上記字幕判定手段が所定時間内に字幕番組であると判定しない場合、上記表示制御手段は上記番組を番組終了までフルスクリーン表示で表示し続けることを特徴とする表示制御装置。
  4. 上記字幕判定手段が字幕番組であると最後に判定した時点から所定の時間が経過したとき、上記表示制御手段は、上記字幕アウトスクリーン表示から上記フルスクリーン表示に切り替えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置を動作させる表示制御装置の制御プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための表示制御装置の制御プログラム。
  6. 請求項5に記載の表示制御装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. デジタルテレビ放送の放送データを受信部で受信し、受信した該デジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置の制御方法であって、
    上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定ステップと、
    上記字幕判定ステップで、上記番組が字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御ステップと、を含み、
    上記表示制御装置には、番組の上記表示部における表示を字幕アウトスクリーン表示とする字幕アウトスクリーン指示を受け付ける受付部と、上記受付部が受け付けた字幕アウトスクリーン指示の回数と上記番組に関する情報である番組情報とを対応付けて記憶する記憶部と、が備えられており、
    上記字幕判定ステップでは、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組の番組情報と対応付けられた上記字幕アウトスクリーン指示の回数が所定の回数を超えると、上記番組を字幕番組と判定することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  8. デジタルテレビ放送の放送データを受信部で受信し、受信した該デジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置の制御方法であって、
    上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定ステップと、
    上記字幕判定ステップで、上記番組が字幕番組であると判定したとき、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した
    映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御ステップと、を含み、
    上記表示制御装置には、字幕アウトスクリーン表示で表示する番組の番組情報が、上記表示部の表示を字幕アウトスクリーン表示とする字幕アウトスクリーン設定情報と、予め対応付けられて記憶されており、
    上記字幕判定ステップでは、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組の番組情報と、上記字幕アウトスクリーン設定情報とが対応付けられているとき、上記番組を字幕番組と判定することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  9. デジタルテレビ放送の放送データを受信部で受信し、受信した該デジタルテレビ放送の表示を制御する表示制御装置の制御方法であって、
    字幕判定手段が、上記受信部が受信した放送データに含まれる番組が、字幕が有る番組である字幕番組か否かを判定する字幕判定ステップと、
    上記字幕判定ステップで、上記番組が字幕番組であると判定したとき、表示制御手段が、該番組の映像を表示部の表示画面全体に表示させるフルスクリーン表示から、該映像を縮小し、縮小した映像と字幕とを重ならないように表示させる字幕アウトスクリーン表示に切り替えて、上記表示部に表示させる表示制御ステップと、を含み、
    上記表示部で番組の表示を開始した後、上記字幕判定手段が所定時間内に字幕番組であると判定しない場合、上記表示制御手段は上記番組を番組終了までフルスクリーン表示で表示し続けることを特徴とする表示制御装置の制御方法。
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