JP2008118523A - 予約受付装置および予約受付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】番組表を用いた番組予約時に音声形式等の指定をユーザーが忘れることなく予約することが可能な予約受付装置等を提供すること。
【解決手段】予約受付装置100が、電子番組情報を入力する電子番組情報入力部120と、前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成する画像生成部130と、ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部110とを含んで構成され、画像生成部130が、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の音声形式での記録が可能である場合に、当該音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成するように構成される。
【選択図】図3
【解決手段】予約受付装置100が、電子番組情報を入力する電子番組情報入力部120と、前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成する画像生成部130と、ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部110とを含んで構成され、画像生成部130が、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の音声形式での記録が可能である場合に、当該音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成するように構成される。
【選択図】図3
Description
本発明は、電子番組表を用いて番組録画等の予約を受け付ける予約受付装置および予約受付方法に関する。
TV番組の録画等が行われる場合、電子番組情報であるEPG(Electronic Program Guide)を用いた録画等が行われることがある。例えば、特開平8−275077号公報では、EPGを用いた電子番組ガイドシステムが記載されている。
また、TV番組等の音声形式には、モノラル形式、2か国語形式、音声多重形式等の種々の音声形式があり、一般的な録画装置では、録画の予約時の指定に応じた音声形式でTV番組の録画を行っている。
また、TV番組等では、クローズドキャプション(字幕)ありの画像、クローズドキャプションなしの画像等の画像形式の指定をすることも可能であり、一般的な録画装置では、録画の予約時の指定に応じてクローズドキャプションの有無等を決定してTV番組の録画を行っている。
特開平8−275077号公報
しかし、音声形式や画像形式を録画時に指定する方式の場合、ユーザーが指定し忘れてしまい、ユーザーが意図しない形式で番組が録画されてしまうことがある。
また、選択可能なすべての形式で番組を録画し、再生時にユーザーが再生形式を選択して番組を再生する方式も考えられる。しかし、音声形式には、モノラル形式、2か国語形式、音声多重形式等の多数の形式があり、これらの形式のすべてのデータを再生可能に録画するためにはデータ量も多大となる上、ユーザーが望まない形式で録画されることになり、録画装置の記憶領域が無駄に使用されることになる。
本発明の目的は、電子番組表を用いた番組予約時に音声形式等の指定をユーザーが忘れることなく予約することが可能な予約受付装置および予約受付方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る予約受付装置は、
電子番組情報を入力する電子番組情報入力部と、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成する画像生成部と、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部と、
を含み、
前記画像生成部は、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の音声形式での記録が可能である場合に、当該音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする。
電子番組情報を入力する電子番組情報入力部と、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成する画像生成部と、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部と、
を含み、
前記画像生成部は、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の音声形式での記録が可能である場合に、当該音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする。
また、本発明に係る予約受付方法は、
コンピュータが、
電子番組情報を入力し、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成し、
当該番組表画像を表示し、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約受付方法において、
前記コンピュータは、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の音声形式での記録が可能である場合に、当該音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする。
コンピュータが、
電子番組情報を入力し、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成し、
当該番組表画像を表示し、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約受付方法において、
前記コンピュータは、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の音声形式での記録が可能である場合に、当該音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする。
本発明によれば、予約受付装置等は、音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像を生成することにより、ユーザーに番組を選択させる際に同時に音声形式も選択させることができる。これにより、ユーザーは、電子番組表を用いた番組予約時に音声形式の指定を忘れることなく予約することができる。
また、前記画像生成部は、前記電子番組情報に基づき、前記音声形式ごとに区分された番組ごとに番組名および前記音声形式を示す前記電子番組表画像を生成してもよい。
これによれば、予約受付装置等は、電子番組表画像に番組名と併せて音声形式も示すことにより、ユーザーは、所望の音声形式での予約を行いやすい。
また、前記画像生成部は、前記電子番組情報における番組ごとに記録可能な音声形式数を示す仮想チャンネル数を前記電子番組情報に付加するとともに、前記仮想チャンネル数に基づき、番組を区分してもよい。
これによれば、予約受付装置等は、仮想チャンネル数を用いることにより、通常の電子番組表画像の生成と同様に音声形式ごとの電子番組表画像の生成を行うことができる。
また、前記複数種類の音声形式は、モノラル形式、2か国語形式、音声多重形式を含み、
前記画像生成部は、前記モノラル形式の場合は前記仮想チャンネル数を1に設定し、前記2か国語形式の場合は前記仮想チャンネル数を2に設定し、前記音声多重形式の場合は前記仮想チャンネル数を3に設定してもよい。
前記画像生成部は、前記モノラル形式の場合は前記仮想チャンネル数を1に設定し、前記2か国語形式の場合は前記仮想チャンネル数を2に設定し、前記音声多重形式の場合は前記仮想チャンネル数を3に設定してもよい。
これによれば、予約受付装置等は、音声形式に応じて適切な番組表画像の生成を行うことができる。
また、前記画像生成部は、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとおよび前記音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成してもよい。
これによれば、予約受付装置等は、画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像を生成することにより、ユーザーに番組を選択させる際に同時に画像形式も選択させることができる。
また、本発明に係る予約受付装置は、
電子番組情報を入力する電子番組情報入力部と、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成する画像生成部と、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部と、
を含み、
前記画像生成部は、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする。
電子番組情報を入力する電子番組情報入力部と、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成する画像生成部と、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部と、
を含み、
前記画像生成部は、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする。
また、本発明に係る予約受付方法は、
コンピュータが、
電子番組情報を入力し、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成し、
当該番組表画像を表示し、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約受付方法において、
前記コンピュータは、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする。
コンピュータが、
電子番組情報を入力し、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成し、
当該番組表画像を表示し、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約受付方法において、
前記コンピュータは、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする。
本発明によれば、予約受付装置等は、画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像を生成することにより、ユーザーに番組を選択させる際に同時に画像形式も選択させることができる。これにより、ユーザーは、電子番組表を用いた番組予約時に画像形式の指定を忘れることなく予約することができる。
また、前記画像形式は、クローズドキャプションを付加して画像を表示する形式、前記クローズドキャプションを付加しないで画像を表示する形式を含んでもよい。
これによれば、ユーザーは、電子番組表を用いた番組予約時にクローズドキャプションの指定を忘れることなく予約することができる。
また、前記画像形式は、番組に付随する付随情報を付加して画像を表示する形式、前記付随情報を付加しないで画像を表示する形式を含んでもよい。
これによれば、ユーザーは、電子番組表を用いた番組予約時に付随情報の指定を忘れることなく予約することができる。なお、付随情報としては、例えば、デジタル放送におけるデータ情報、文字情報等が該当する。
以下、本発明を予約受付装置に適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
まず、音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像を生成する実施例について説明する。
まず、音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像を生成する実施例について説明する。
図1は、従来の電子番組表画像300の一例を示す図である。また、図2は、第1の実施例における電子番組表画像310の一例を示す図である。
従来の方式では、電子番組表画像300を表示し、ユーザーに番組を選択させ、ユーザーから要求があった場合に音声形式を選択させていた。このため、ユーザーは、音声形式を選択し忘れることがある上、少なくとも2回の選択を行う必要があり、選択に手間がかかっていた。
これに対し、本実施例では、音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像310を生成し、表示する。例えば、本実施例の予約受付装置は、音声多重形式での録画が可能な「国際ニュース」を、主音声での録画指定を示す「国際ニュース 主」、副音声での録画指定を示す「国際ニュース 副」、主音声および副音声での録画指定を示す「国際ニュース 主副」の3つに区分して表示する。
これにより、ユーザーは、番組の選択と一緒に音声形式も選択することができる。
次に、このような機能を有する予約受付装置の機能ブロックについて説明する。
図3は、第1の実施例における予約受付装置100の機能ブロック図である。
予約受付装置100は、ユーザーによる電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部110と、電子番組情報(例えば、EPG、iEPG等)を入力する電子番組情報入力部120と、電子番組表画像310等を生成する画像生成部130と、種々のデータを記憶する記憶部140と、録画部150と、電子番組表画像310等を表示する表示部160とを含んで構成されている。
また、記憶部140は、予約入力部110によって入力された予約情報を示す予約データ142、電子番組情報入力部120によって入力された電子番組情報を示す電子番組データ144、録画部150によって録画された録画データ146等を記憶している。
なお、これらの各部の機能を実装するためのハードウェアとしては以下のものを採用してもよい。
例えば、予約入力部110としては操作ボタン、リモコン(リモートコントローラ)等、電子番組情報入力部120としてはLANの端子、デコーダ等、記憶部140としてはHDD等、録画部150としてはチューナー等、画像生成部130としてはCPU、画像処理回路等、表示部160としては液晶パネル等が採用されてもよい。
なお、予約受付装置100としては、具体的には、例えば、表示部160を有するTVと、予約入力部110、電子番組情報入力部120、画像生成部130、記憶部140および録画部150を有するHDDレコーダー等が該当する。
次に、これらの各部を用いた予約処理の流れについて説明する。
図4は、第1の実施例における予約処理の流れを示すフローチャートである。
電子番組情報入力部120は、インターネットやケーブルTV網を介して電子番組情報を入力し(ステップS1)、電子番組データ144として記憶部140に記憶する。
なお、電子番組情報はいわゆるEPGであり、種々の情報が含まれる。例えば、電子番組情報にはEIT(Event Information Table)が含まれ、EITには音声コンポーネント記述子が含まれる。さらに、音声コンポーネント記述子にはcomponent_tagが含まれる。画像生成部130は、component_tagの値から音声形式(モノラル、デュアルモノ等)を識別することができる。
また、画像生成部130は、電子番組情報に含まれるES_multi_lingual_flagによって音声多重形式なのか2か国語形式なのかを識別することができる。
まず、画像生成部130は、電子番組データ144の対象番組のcomponent_tagを参照してモノラルかモノラル以外(デュアルモノ)かを判定する(ステップS2)。
画像生成部130は、モノラルの場合、仮想チャンネル数を1に設定する(ステップS3)。
そして、画像生成部130は、当該対象番組の仮想チャンネル数が1であることを示すデータを電子番組データ144に付加することにより、電子番組データ144を更新する(ステップS8)。
一方、電子番組データ144の対象番組のcomponent_tagがモノラル以外であることを示す場合、画像生成部130は、対象番組のES_multi_lingual_flagを参照して2か国語形式か2か国語形式以外(音声多重形式)かを判定する(ステップS4)。
2か国語形式である場合、画像生成部130は、仮想チャンネル数を2に設定する(ステップS5)。
さらに、2か国語形式である場合、画像生成部130は、対象番組を複数の番組に区分して各番組に音声形式を示す情報を番組名に付加する(ステップS6)。具体的には、例えば、図2に示す「国際ニュース」が2か国語形式の場合、画像生成部130は、「国際ニュース」に「主」を付加した番組名を有する番組と、「国際ニュース」に「副」を付加した番組名を有する番組に区分する。
そして、画像生成部130は、当該対象番組の仮想チャンネル数が2であることを示すデータを電子番組データ144に付加することにより、電子番組データ144を更新する(ステップS8)。
また、音声形式が音声多重形式である場合、画像生成部130は、仮想チャンネル数を3に設定する(ステップS7)。
さらに、音声多重形式である場合、画像生成部130は、対象番組を複数の番組に区分して各番組に音声形式を示す情報を番組名に付加する(ステップS6)。具体的には、例えば、図2に示す「国際ニュース」が音声多重形式の場合、画像生成部130は、「国際ニュース」に「主」を付加した番組名を有する番組と、「国際ニュース」に「副」を付加した番組名を有する番組と、「国際ニュース」に「主副」を付加した番組名を有する番組に区分する。
そして、画像生成部130は、当該対象番組の仮想チャンネル数が3であることを示すデータを電子番組データ144に付加することにより、電子番組データ144を更新する(ステップS8)。
予約受付装置100は、以上の処理(ステップS1〜S8)を必要な電子番組情報の入力、電子番組データ144の更新が終了するまで(ステップS9)繰り返し実行する。
必要な電子番組データ144の更新が終了した場合、画像生成部130は、電子番組データ144に基づき、電子番組表画像310を生成し、表示部160は、電子番組表画像310を表示する(ステップS10)。
より具体的には、画像生成部130は、電子番組データ144の仮想チャンネル数が1である場合は通常通りの処理を実行し、仮想チャンネル数が2である場合は番組表示枠を縦方向に2分割し、「主」を付加した番組と、「副」を付加した番組を配置し、仮想チャンネル数が3である場合は番組表示枠を縦方向に3分割し、「主」を付加した番組と、「副」を付加した番組と、「主副」を付加した番組を配置する。
ユーザーは、電子番組表画像310が表示された状態で所望の番組を選択する。具体的には、例えば、ユーザーは、リモコンを操作して電子番組表画像310内のカーソルを移動させて予約する番組を選択し、リモコンの録画予約ボタンを押して録画指示を行う。
予約入力部110は、リモコンからの当該録画指示を示す予約情報に基づき、予約データ142を記憶部140に記憶する(ステップS11)。なお、予約データ142のフォーマットは従来のフォーマットと同様である。例えば、「国際ニュース 副」の録画指示が行われた場合、予約入力部110は、従来の「国際ニュース」が選択された後に「副音声」が選択された場合と同様のフォーマットで予約データ142を記憶部140に記憶する。
これにより、録画部150は、予約データ142に基づき、予約日時になった場合に予約された番組を指定された音声形式で録画データ146として記憶部140に記憶することができる。
以上のように、本実施例によれば、予約受付装置100は、音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像310を生成することにより、ユーザーに番組を選択させる際に同時に音声形式も選択させることができる。これにより、ユーザーは、電子番組表を用いた番組予約時に音声形式の指定を忘れることなく予約することができる。
また、図2に示すように、電子番組表画像310では、番組名と併せて音声形式も示されている。これにより、ユーザーは、所望の音声形式での予約を行いやすい。
また、本実施例によれば、予約受付装置100は、音声形式に対応した仮想チャンネル数を用いることにより、通常の電子番組表画像の生成と同様に音声形式ごとの電子番組表画像310の生成を行うことができる。
特に、本実施例によれば、予約受付装置100は、既存の電子番組情報を用いて1つの番組を複数の仮想的な番組として処理することにより、予約データ142および電子番組データ144のフォーマットを変更することなく予約の受け付けおよび録画を行うことができる。
したがって、予約受付装置100の機能を実装する場合の従来の予約受付装置の構成を大幅に変更することなく実装できる上、ユーザーにとっても予約時の作業が省力化されるため、予約受付装置100は、ユーザーの利便性を向上させることができる。
さらに、本実施例によれば、予約受付装置100は、ユーザーの所望の音声形式による番組のみを録画することにより、従来のようにすべての音声形式で番組を録画する必要はないため、記憶部140の記憶領域を無駄に使用することなく、録画を行うことができる。
(第2の実施例)
次に、画像形式(本実施例ではクローズドキャプションありの画像とクローズドキャプションなし画像)ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像を生成する実施例について説明する。
次に、画像形式(本実施例ではクローズドキャプションありの画像とクローズドキャプションなし画像)ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像を生成する実施例について説明する。
図5は、従来の電子番組表画像302の他の一例を示す図である。また、図6は、第2の実施例における電子番組表画像312の他の一例を示す図である。
クローズドキャプション(字幕等)についても、従来、ユーザーは、電子番組表画像302で番組を選択した後に、クローズドキャプションの有無を選択する必要があり、選択し忘れたり、選択の手間がかかったりしていた。
これに対し、本実施例では、第1の実施例と同様に、画像生成部130は、電子番組情報入力部120によって入力された電子番組データ144が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像312を生成する。具体的には、例えば、画像生成部130は、所定の番組予約においてクローズドキャプションの指定が可能である場合、対象番組を、当該番組の番組名に「CC ON(クローズドキャプションあり)」を付加した番組名を有する番組と、当該番組の番組名に「CC OFF(クローズドキャプションなし)」を付加した番組名を有する番組に区分する。
以下、第2の実施例における予約処理の流れについて説明する。
図7は、第2の実施例における予約処理の流れを示すフローチャートである。
電子番組情報入力部120は、インターネットやケーブルTV網を介して電子番組情報を入力し(ステップS21)、電子番組データ144として記憶部140に記憶する。
なお、電子番組情報にはEITが含まれ、EITのコンポーネント記述子のcomponent_tagからクローズドキャプションの有無が判別可能である。
画像生成部130は、これらの情報に基づいて電子番組データ144の対象番組にクローズドキャプションの指定がないかどうかを判定する(ステップS22)。
指定がない場合、画像生成部130は、当該対象番組の仮想チャンネル数を1に設定し(ステップS23)、仮想チャンネル数が1であることを示すデータを電子番組データ144に付加することにより、電子番組データ144を更新する(ステップS26)。
一方、電子番組データ144の対象番組にクローズドキャプションの指定がある場合、画像生成部130は、当該対象番組の仮想チャンネル数を2に設定し(ステップS24)、対象番組を複数の番組に区分して各番組の電子番組データ144に画像形式(クローズドキャプションの有無)を示す情報(「CC ON」または「CC OFF」)を付加するとともに(ステップS25)、仮想チャンネル数が1であることを示すデータを電子番組データ144に付加することにより、電子番組データ144を更新する(ステップS26)。
予約受付装置100は、以上の処理(ステップS21〜S26)を必要な電子番組情報の入力、電子番組データ144の更新が終了するまで(ステップS27)繰り返し実行する。
必要な電子番組データ144の更新が終了した場合、画像生成部130は、電子番組データ144に基づき、電子番組表画像312を生成し、表示部160は、電子番組表画像312を表示する(ステップS28)。
より具体的には、画像生成部130は、電子番組データ144の仮想チャンネル数が1である場合は通常通りの処理を実行し、仮想チャンネル数が2である場合は番組表示枠を縦方向に2分割し、「CC ON」を付加した番組と、「CC OFF」を付加した番組を配置する。
ユーザーは、電子番組表画像312が表示された状態で所望の番組を選択する。具体的には、例えば、ユーザーは、リモコンを操作して電子番組表画像312内のカーソルを移動させて予約する番組を選択し、リモコンの録画予約ボタンを押して録画指示を行う。
予約入力部110は、リモコンからの当該録画指示を示す予約情報に基づき、予約データ142を記憶部140に記憶する(ステップS29)。なお、予約データ142のフォーマットは従来のフォーマットと同様である。例えば、「映画 CC ON」の録画指示が行われた場合、予約入力部110は、従来の「映画」が選択された後に「クローズドキャプションあり」が選択された場合と同様のフォーマットで予約データ142を記憶部140に記憶する。また、例えば、「映画 CC OFF」の録画指示が行われた場合、予約入力部110は、従来の「映画」が選択された後に「クローズドキャプションなし」が選択された場合と同様のフォーマットで予約データ142を記憶部140に記憶する。
これにより、録画部150は、予約データ142に基づき、予約日時になった場合に予約された番組を指定された画像形式で録画データ146として記憶部140に記憶することができる。
以上のように、本実施例によれば、予約受付装置100は、第1の実施例と同様の作用効果を奏する。
また、本実施例によれば、予約受付装置100は、画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で電子番組表画像を生成することにより、ユーザーに番組を選択させる際に同時に画像形式も選択させることができる。これにより、ユーザーは、電子番組表を用いた番組予約時にクローズドキャプション等の画像形式の指定を忘れることなく予約することができる。
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、本発明は第1の実施例と第2の実施例の両方を組み合わせた場合にも適用可能である。すなわち、予約受付装置100は、複数種の音声形式と複数種の画像形式を同時に指定して予約を受け付けてもよい。
例えば、対象番組が映画で、音声形式として、主音声、副音声、主音声および副音声の指定が可能であり、画像形式として、クローズドキャプションあり、クローズドキャプションなしの指定が可能である場合、画像生成部130は、仮想チャンネル数を6つに設定し、「映画 主 CC ON」、「映画 主 CC OFF」、「映画 副 CC ON」、「映画 副 CC OFF」、「映画 主副 CC ON」、「映画 主副 CC OFF」の6つの番組を電子番組表に配置すればよい。
また、音声形式は、上述したモノラル等には限定されず、例えば、ステレオ、フロント3/リア1、フロント3/リア2、5.1ch等であってもよい。
また、画像形式は、上述したクローズドキャプションの有無に応じた形式には限定されず、例えば、番組に付随する付随情報の有無に応じた形式であってもよい。なお、付随情報としては、例えば、デジタル放送におけるデータ情報、文字情報等が該当する。
これによれば、ユーザーは、電子番組表を用いた番組予約時にデジタル放送におけるデータ情報等の指定を忘れることなく予約することができる。
なお、予約受付装置100の機能は、1台の装置に実装されてもよいし、2台以上の装置に分散して実装されてもよい。例えば、予約受付装置として、予約入力部110および表示部160を有する携帯電話と、電子番組情報入力部120、画像生成部130、記憶部140および録画部150を有するHDDレコーダーを採用してもよい。
また、上述した実施例では録画する場合を例に採り説明したが、ラジオ番組等を、音声形式を指定して録音する場合にも本発明は適用可能である。
また、電子番組表画像310、312における音声形式や画像形式の表示の仕方は上述した実施例には限定されない。例えば、予約受付装置100は、音声種類名(5.1ch等)を表示してもよいし、2か国語を表示する場合に言語名(日本語、英語等)を表示してもよいし、アイコン等の画像を表示してもよい。なお、画像生成部130は、言語名を示す場合、電子番組データ144に含まれるISO_639_language_code_2から言語名を判別することができる。
100 予約受付装置、110 予約入力部、120 電子番組情報入力部、130 画像生成部、140 記憶部、142 予約データ、144 電子番組データ、146 録画データ、150 録画部、160 表示部、310、312電子番組表画像
Claims (10)
- 電子番組情報を入力する電子番組情報入力部と、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成する画像生成部と、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部と、
を含み、
前記画像生成部は、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の音声形式での記録が可能である場合に、当該音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする予約受付装置。 - 請求項1に記載の予約受付装置において、
前記画像生成部は、前記電子番組情報に基づき、前記音声形式ごとに区分された番組ごとに番組名および前記音声形式を示す前記電子番組表画像を生成することを特徴とする予約受付装置。 - 請求項1、2のいずれかに記載の予約受付装置において、
前記画像生成部は、前記電子番組情報における番組ごとに記録可能な音声形式数を示す仮想チャンネル数を前記電子番組情報に付加するとともに、前記仮想チャンネル数に基づき、番組を区分することを特徴とする予約受付装置。 - 請求項3に記載の予約受付装置において、
前記複数種類の音声形式は、モノラル形式、2か国語形式、音声多重形式を含み、
前記画像生成部は、前記モノラル形式の場合は前記仮想チャンネル数を1に設定し、前記2か国語形式の場合は前記仮想チャンネル数を2に設定し、前記音声多重形式の場合は前記仮想チャンネル数を3に設定することを特徴とする予約受付装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の予約受付装置において、
前記画像生成部は、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとおよび前記音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする予約受付装置。 - 電子番組情報を入力する電子番組情報入力部と、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成する画像生成部と、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約入力部と、
を含み、
前記画像生成部は、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする予約受付装置。 - 請求項5、6のいずれかに記載の予約受付装置において、
前記画像形式は、クローズドキャプションを付加して画像を表示する形式、前記クローズドキャプションを付加しないで画像を表示する形式を含むことを特徴とする予約受付装置。 - 請求項5〜7のいずれかに記載の予約受付装置において、
前記画像形式は、番組に付随する付随情報を付加して画像を表示する形式、前記付随情報を付加しないで画像を表示する形式を含むことを特徴とする予約受付装置。 - コンピュータが、
電子番組情報を入力し、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成し、
当該番組表画像を表示し、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約受付方法において、
前記コンピュータは、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の音声形式での記録が可能である場合に、当該音声形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする予約受付方法。 - コンピュータが、
電子番組情報を入力し、
前記電子番組情報に基づき、電子番組表を示す電子番組表画像を生成し、
当該番組表画像を表示し、
ユーザーによる前記電子番組表における番組の選択を示す予約情報を入力する予約受付方法において、
前記コンピュータは、前記電子番組情報が1つの番組に対して複数種類の画像形式での記録が可能である場合に、当該画像形式ごとに番組を区分して選択可能な形式で前記電子番組表画像を生成することを特徴とする予約受付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006301553A JP2008118523A (ja) | 2006-11-07 | 2006-11-07 | 予約受付装置および予約受付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006301553A JP2008118523A (ja) | 2006-11-07 | 2006-11-07 | 予約受付装置および予約受付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008118523A true JP2008118523A (ja) | 2008-05-22 |
Family
ID=39504079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006301553A Withdrawn JP2008118523A (ja) | 2006-11-07 | 2006-11-07 | 予約受付装置および予約受付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008118523A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010166352A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Funai Electric Co Ltd | ダビング装置 |
JP2011071770A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Sharp Corp | 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
JP2016092696A (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-23 | シャープ株式会社 | 受信装置、放送システム、受信方法及びプログラム |
-
2006
- 2006-11-07 JP JP2006301553A patent/JP2008118523A/ja not_active Withdrawn
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JP2011071770A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Sharp Corp | 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 |
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