JP2009088634A - デジタルテレビジョン受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】字幕の表示形式を定める規約に反することなく、字幕を、視聴者の趣向や視覚能力に合った表示形式で表示することができるデジタルテレビジョン受信装置を提供する。
【解決手段】デジタルテレビジョン受像機100において、登録手段は字幕の表示形式を登録し、受信手段は、字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データを受信し、取得手段は字幕管理データを取得し、判別手段は字幕管理データに基づいて表示モードを判別し、作成手段は表示モードが選択表示モードであると判別された場合に、取得した字幕文データに基づいて、登録手段により登録された表示形式の字幕表示用データを作成し、表示制御手段は、表示部11に映像を表示させる映像表示領域と字幕を表示させる字幕表示領域とを設け、字幕表示領域に、作成した字幕表示用データに基づく字幕を表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、字幕の表示を行うデジタルテレビジョン受信装置に関する。
従来、テレビジョン受信装置において、コンテンツデータとともに送られてくる字幕データに基づく字幕を、放送局側で設定された文字サイズや色で表示させると、例えば、視力の弱い高齢者等、視聴者によっては、字幕を見にくいといった問題があった。
そこで、例えば、特許文献1には、コンテンツの内容やジャンルなどの情報を含むメタデータに応じて、字幕の表示形式(画面上の表示位置、文字の種類、文字の大きさ、文字の線の太さ、文字の色合い、文字の影、文字の背景色、文字のコントラスト、文字のブライトネス、文字のシャープネス)を自動的に調整可能とし、視聴者の趣向に適合する形態の字幕データを提供することができる情報受信・再生装置が提案されている。
特開2006−5418号公報
しかしながら、放送局側が、通信・放送分野における電波利用システムに関する標準規格の策定等を行っている社団法人電波産業会の策定するARIB(Association of Radio Industries and Businesses)規格に応じて字幕の表示形式を設定している場合には、特許文献1のように字幕を視聴者の趣向に適合する形態で表示すると、結果的に、ARIB規格に反することとなってしまうという問題があった。
本発明の課題は、字幕の表示形式を定める規約に反することなく、字幕を、視聴者の趣向や視覚能力に合った表示形式で表示することができるデジタルテレビジョン受信装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、デジタルテレビジョン受信装置は、字幕の表示形式を登録する登録手段と、
字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記デジタル放送データから、前記字幕管理データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記字幕管理データに基づいて、表示モードを判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された表示モードが選択表示モードであると判別された場合に、前記受信手段により受信された前記デジタル放送データから前記字幕文データを取得して、取得した字幕文データに基づいて、前記登録手段により登録された表示形式の字幕表示用データを作成する作成手段と、
表示部に、前記コンテンツデータに基づく映像を表示させる映像表示領域と、字幕を表示させる字幕表示領域とを設け、当該字幕表示領域に、前記作成手段により作成された前記字幕表示用データに基づく字幕を表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記登録手段は、コンテンツデータのジャンル別に、前記字幕の表示形式を登録可能であり、
前記受信手段により受信された前記デジタル放送データに多重化された前記コンテンツデータのジャンルを判別するジャンル判別手段を備え、
前記作成手段は、前記ジャンル判別手段により判別されたジャンルに応じた表示形式の前記字幕表示用データを作成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記登録手段は、ユーザ別に、前記字幕の表示形式を登録可能であり、
ユーザを指定するユーザ指定手段を備え、
前記作成手段は、前記ユーザ指定手段により指定されたユーザに応じた表示形式の前記字幕表示用データを作成することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記表示部における前記字幕表示領域の表示位置を設定する字幕表示位置設定手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記字幕表示領域の表示形式を設定する字幕表示領域設定手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のデジタルテレビジョン受信装置において、前記表示制御手段は、前記コンテンツデータに基づく映像を縮小して前記映像表示領域に表示させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、デジタルテレビジョン受信装置は、字幕の表示形式を、コンテンツデータのジャンル別及びユーザ別に登録する登録手段と、
字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記デジタル放送データから、前記字幕管理データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記字幕管理データに基づいて、表示モードを判別する判別手段と、
前記受信手段により受信された前記デジタル放送データに多重化された前記コンテンツデータのジャンルを判別するジャンル判別手段と、
ユーザを指定するユーザ指定手段と、
前記判別手段により判別された表示モードが選択表示モードであると判別された場合に、前記受信手段により受信された前記デジタル放送データから前記字幕文データを取得して、取得した字幕文データに基づいて、前記ジャンル判別手段により判別されたジャンル及び前記ユーザ指定手段により指定されたユーザに応じた、前記登録手段により登録された表示形式の字幕表示用データを作成する作成手段と、
表示部に、前記コンテンツデータに基づく映像を縮小して表示させる映像表示領域と、字幕を表示させる字幕表示領域とを設け、当該字幕表示領域に、前記作成手段により作成された前記字幕表示用データに基づく字幕を表示させる表示制御手段と、
前記表示部における前記字幕表示領域の表示位置を設定する字幕表示位置設定手段と、
前記字幕表示領域の表示形式を設定する字幕表示領域設定手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、デジタルテレビジョン受信装置において、登録手段により字幕の表示形式が登録され、受信手段により、字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データが受信され、取得手段により、受信手段により受信されたデジタル放送データから、字幕管理データが取得され、判別手段により、取得手段により取得された字幕管理データに基づいて、表示モードが判別され、作成手段により、判別手段により判別された表示モードが選択表示モードであると判別された場合に、受信手段により受信されたデジタル放送データから字幕文データが取得され、取得された字幕文データに基づいて、登録手段により登録された表示形式の字幕表示用データが作成され、表示制御手段により、表示部に、コンテンツデータに基づく映像を表示させる映像表示領域と、字幕を表示させる字幕表示領域とが設けられ、字幕表示領域に、作成手段により作成された字幕表示用データに基づく字幕が表示される。
即ち、字幕文データとともに送られてくる字幕管理データにより選択表示モードが指定される場合に、字幕文データに基づく字幕を、映像表示領域とは別に設けられた字幕表示領域に、登録手段により登録した表示形式で表示させることができる。したがって、字幕と映像が分離されるので、字幕の表示形式を定める規約に反することなく、字幕を、視聴者の趣向や視覚能力に合った表示形式で表示することができるデジタルテレビジョン受信装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、
デジタルテレビジョン受信装置として表示部を内蔵したデジタルテレビジョン受像機について説明する。
図1は、本実施形態におけるデジタルテレビジョン受像機100の要部構成を例示するブロック図である。
本実施形態のデジタルテレビジョン受像機100は、図1に示すように、ユーザが各種指示を入力するリモートコントローラ2と、このリモートコントローラ2により遠隔操作される本体部1と、を備えて構成されている。
リモートコントローラ2は、ユーザが本体部1に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。複数のキーは、例えば、図示は省略するが、電源キー、番組表表示キー、数字が割り当てられた数字キー、入力切替キー、音声切替キー、戻るキー、上キー・下キー・左キー・右キーから成るカーソルキー、決定キー、チャンネルアップ/ダウンキー、ボリュームアップ/ダウンキー等である。
また、リモートコントローラ2には、登録プログラム135a(後述)の実行において、ユーザ別且つジャンル別に字幕の表示形式を登録するための字幕表示形式登録ボタン21と、字幕表示位置設定プログラム135b(後述)及び字幕表示領域設定プログラム135c(後述)の実行において、ユーザ別且つジャンル別に字幕表示領域Cの表示位置及び表示形式を設定するための字幕表示領域設定ボタン22と、ユーザ指定プログラム135h(後述)の実行において、ユーザを指定するためのユーザ切換ボタン23と、ジャンル判別プログラム135g(後述)、作成プログラム135i(後述)、表示制御プログラム135j(後述)の実行において、設定された表示位置及び表示形式に応じて設けられた表示部11上の字幕表示領域Cに、ユーザ別且つジャンル別に登録された字幕の表示形式で、字幕を表示させるための字幕表示ボタン24が設けられている。
リモートコントローラ2に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられており、所定の記憶領域に記憶されている。そして、ユーザによりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報が読み出されて、読み出された識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない送信部から送信され、本体部1の前面パネル等に設けられたリモコン信号受光部3において受信される。
本体部1は、リモートコントローラ2からのリモコン信号を受信するリモコン信号受光部3、字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データを受信するアンテナ4、アンテナ4により受信されたデジタル放送データから希望チャンネルのデジタル放送データを選局する受信手段としてのチューナ5、チューナ5により選局されたデジタル放送データをトランスポートストリーム(TS:Transport Stream)に復調する復調部6、復調部6により復調されたTSを複数のデータに分離してデコードするデコーダ部7、復号された映像信号に対して所定の映像処理を行う映像処理部8、復号された音声信号に対して所定の音声処理を行う音声処理部9、映像処理部8により処理された映像信号にOSDデータを付加するOSD回路10、映像処理部8により処理された映像信号を出力する表示部11、音声処理部9により処理された音声信号を出力する音声出力部12、デジタルテレビジョン受像機100全体を統括制御する制御部13等を備えており、各部はバスにより接続されている。
リモコン信号受光部3は、例えば、図示は省略するが、フォトダイオード、SUBCPU、増幅部、復調部、デコーダ等を備えて構成されており、リモートコントローラ2から送信されたリモコン信号を、前面パネルに設けられたフォトダイオードにおいて受信すると、SUBCPUの制御により、増幅部により増幅した後に復調部において復調し、さらに、デコーダにより波形整形、誤り訂正等の各種処理を行って、制御部13に対して出力する。制御部13では、入力されたリモコン信号から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて操作されたキーの判別を行う。
アンテナ4は、例えば、UHFアンテナ、BS・CSアンテナ等であり、屋外において所定の方向に向けて配置され、図示しないテレビジョン放送局等から発信される高周波(RF)のデジタル放送データを受信する。
チューナ5は、例えば、地上デジタル放送、BS放送、CS放送等の各放送方式に対応するチューナを備えて成る。例えば、地上デジタルチューナは、アンテナ4等により入力された高周波信号のデジタル放送データの中から、BPF(バンドパスフィルタ)により特定周波数帯の信号を抽出して増幅し、局部発振器及びミキサにより周波数変換する。さらに、BPFにより特定周波数帯の信号を抽出して、低周波信号に変換した後にLPF(ローパスフィルタ)を介してAD変換等を行い、復調部6に出力する。また、例えば、BS・CSチューナは、IF信号に変換されたデジタル放送データを増幅した後に、局部発振器及び2つのミキサにより所定の信号を生成する。そして、LPFを介して特定周波数帯の信号を取得した後に、AD変換等を行って復調部6に出力する。
復調部6は、例えば、地上デジタル放送、BS放送、CS放送等の各放送方式に対応する復調部を備えて成り、制御部13からの制御に基づいて、チューナ5において選局されたチャンネルの信号に対してデジタル復調や誤り訂正などの処理を実行し、TSを生成して、分離部71に出力する。
デコーダ部7は、例えば、分離部71、ビデオデコーダ72、オーディオデコーダ73、データデコーダ74等を備えて構成されている。
分離部71は、復調部6から入力されるデジタル放送データをビデオデータ、オーディオデータ、字幕データ、字幕管理データ、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)、SI(Service Information: 番組配列情報)等の複数のストリームに分離する。PSIは、PMT(Program Map Table)、PAT(Program Association Table)、NIT(Network Information Table)、CAT(Conditional Access Table)のテーブルであり、TSパケットのPID(Packet Identifier)に基づいて、選局された番組の提供に必要なパケットを選択する際等に用いられる。また、SIは、サービス(チャンネル)に関する情報を記述するSDT(Service Description Table)、番組(イベント)に関する情報を記述するEIT(Event Information Table)、現在の日付・時刻を記述するTDT(Time Date Table)/TOT(Time Offset Table)等の各種テーブルである。EITのEIT scheduledには、現在放送中の番組及び8日以内に放送予定の番組に関する情報(例えば、タイトル、チャンネル、放送局、ジャンル、放送時刻としての放送開始時刻・放送終了時刻、出演者、番組内容等)が記述され、電子番組表(EPG)として用いられる。
CPU131は、PSIと各TSパケットが有するPIDに基づいて、必要なTSパケットを取得して、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリームをビデオデコーダ72に、オーディオストリームをオーディオデコーダ73に、さらに、字幕データ、SIをデータデコーダ74に出力する。
ビデオデコーダ72は、分離部71から入力されたビデオストリームをデコードする。具体的には、ビデオデコーダ72は、ビデオストリームに、可変長復号化、逆量子化、逆DCT、動き補正等の各種処理を行うことで、ビデオストリームをDTS(Decoding Time Stamp)に応じたタイミングでデコードし、映像データを生成して映像処理部8に出力する。
オーディオデコーダ73は、分離部71から入力されたオーディオストリームをデコードし、音声データを生成して音声処理部9に出力する。
データデコーダ74は、分離部71から入力された字幕データ、SI等をデコードし、制御部13、OSD回路10等に出力する。制御部13に入力されたSIは、EPG情報として図示しないEPGメモリに格納されることとなる。
ここで、デジタル放送データに多重化されて伝送されてくる字幕文データ及び字幕管理データのデータ構造について説明する。
字幕文データのPESパケットは、PESヘッダ領域と、可変長のPESデータ領域とから成る。
PESヘッダ領域は、PESの始まりを示す識別コード(packet_start_code_prefix)が配置され、8ビットのストリーム識別(stream_id)には、字幕であることを示す値「0xBD」が挿入される。また、16ビットのPESパケット長(PES_packet_length)には、PESデータ領域の長さを示す値が挿入される。
字幕文データは、PESデータ領域(PES_packet_data_byte)に配置される。PESデータ領域は、ヘッダ領域、データ領域、誤り検出符号から成る。ヘッダ領域のデータグループ識別(data_group_id)には、字幕文データであることを示す値(「0x01」「0x22」/「0x02」「0x22」)が入り、字幕管理データとの区別及び言語の識別等に用いられる。また、データ領域のデータユニット領域は、データユニットヘッダ領域と、データユニットデータ領域とから成り、データユニットヘッダ領域では、データユニットのサイズ等が指定される。また、字幕を表示するための文字情報は、8単位文字符号データに変換されて、データユニットデータ領域に配置される。8単位符号に変換されたこの文字情報中には、字幕の文字種、文字サイズ、修飾(色、アンダーライン、縁取り、囲み、フラッシング等)等の、字幕を提示する際の字幕の表示形式を指定するためのデータが含まれる。
字幕管理データのPESパケットは、字幕文データと同様、PESヘッダ領域と、可変長のPESデータ領域とから成り、PESヘッダ領域は、PESの始まりを示す識別コード(packet_start_code_prefix)が配置され、8ビットのストリーム識別(stream_id)には、字幕であることを示す値「0xBD」が挿入される。また、16ビットのPESパケット長(PES_packet_length)には、PESデータ領域の長さを示す値が挿入される。
PESデータ領域は、ヘッダ領域、データ領域、誤り検出符号からなる。ヘッダ領域のデータグループ識別(data_group_id)には、字幕管理データであることを示す値(「0x00」「0x20」)が挿入され、字幕文データとの区別に用いられる。
データ領域には、時刻制御モード(TMD)、言語数を指定する領域(Num_languages)、言語番号を指定する領域(language_tag)、所定の表示モードを指定する領域(DMF)、表示書式を指定する領域(format)等が含まれる。
表示モードを指定するフィールド(DMF)には、所定の表示モードを指定する表示モード指定データが配置される。表示モード指定データには、「受信時自動表示・記録再生時選択表示モード」を示す「0010」、「受信時選択表示・記録再生時選択表示モード」を示す「1010」があり、これらの値の何れかが挿入されることにより、何れかの表示モードが指定される。
また、表示書式を指定するフィールド(format)には、「960x540の横書き」を示す「1000」、「960x540の縦書き」を示す「1001」、「720x480の横書き」を示す「1010」、「720x480の縦書き」を示す「1011」があり、これらの値の何れかが挿入されることにより、何れかの表示書式が指定される。
映像処理部8は、ビデオデコーダ72から入力された映像データに対して各種映像処理を施し、映像信号を生成する。生成された映像信号は、フレームメモリ(図示省略)に一旦格納された後に、PTS(Presentation Time Stamp)に応じた再生タイミングで、表示部11に出力される。
また、音声処理部9は、オーディオデコーダ73から入力された音声データに対して各種音声処理を施して、音声信号を生成し、PTSに応じた再生タイミングで、音声出力部12に出力する。
OSD回路10は、EPGの表示に際して、EPGメモリに格納されたSIから必要なデータを読み出し、読み出したデータに基づいてEPG表示用データを生成する。そして、生成されたEPG表示用データを、映像処理部8から出力される映像信号に合成させ、表示部11においてEPGを表示させる。
表示部11は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の図示しないディスプレイを備え、映像処理部8から入力された映像信号に基づく映像を当該ディスプレイに表示させる。
この表示部11のディスプレイは、判別プログラム135f(後述)の実行において、デジタル放送データに多重化されて送られてくる字幕管理データに基づいて、判別される字幕の表示モードが「選択表示モード」であり、リモートコントローラ2において字幕の表示を指示する字幕表示ボタン24の押下操作が行われた場合に、表示制御プログラム135j(後述)の実行により、番組の映像を映出する映像表示領域Vと、字幕が表示される字幕表示領域Cとに分離される。
具体的には、例えば、判別される字幕の表示モードが「受信時自動表示・記録再生時選択表示モード」であり、且つ、デジタル放送データの受信時である場合には、図2に示すように、ディスプレイには映像表示領域Vのみが設けられ、この映像表示領域Vに映出される映像上に字幕が重畳されて表示される。
また、例えば、判別される字幕の表示モードが「受信時選択表示・記録再生時選択表示モード」である場合には、図8及び図9に示すように、ディスプレイに映像表示領域Vと字幕表示領域Cとが設けられ、映像表示領域Vには映像が、字幕表示領域Cには、表示制御プログラム135jの実行により、コンテンツデータのジャンルと、指定されたユーザと、に応じた、予め登録された表示形式の字幕が表示される。
また、ディスプレイに設けられる字幕表示領域Cは、字幕表示位置設定プログラム135b(後述)の実行において予めユーザにより設定された表示位置と、字幕表示領域設定プログラム135c(後述)の実行において予めユーザにより設定された表示形式とに応じたものとされる。
音声出力部12は、例えば、図示しないスピーカ等を備え、音声処理部9から入力された音声信号に基づく音声を増幅して、スピーカにより出力させる。
制御部13は、CPU(Central Processing Unit)131、STC(System Time Clock)等を備える計時部132、RAM(Random Access Memory)133等の揮発性メモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)134等の不揮発性メモリ、ROM(Read Only Memory)135等を備えて構成されている。
CPU131は、本体部1の各部から入力された入力信号や、リモートコントローラ2における各種キーの押下操作によって入力されたリモコン信号等に応じて、ROM135に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて本体部1の各部に出力信号を出力することにより、デジタルテレビジョン受像機100の動作全般を統括制御する。
RAM133は、CPU131のワークエリアとして用いられ、CPU131によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
EPROM134は、例えば、登録メモリ1341及び指定ユーザメモリ1342を備える。
登録メモリ1341には、後述する登録プログラム135aの実行においてユーザにより登録された字幕の表示形式、字幕表示位置設定プログラム135bの実行においてユーザにより設定された表示部11における字幕表示領域Cの表示位置、字幕表示領域設定プログラム135cの実行においてユーザにより設定された字幕表示領域Cの表示形式等のデータが格納される。ユーザにより登録された字幕の表示形式、字幕表示領域Cの表示位置・表示形式を記憶する登録メモリ1341は、後述する登録プログラム135aの説明において詳述する。
指定ユーザメモリ1342には、後述するユーザ指定プログラム135hの実行において、リモートコントローラ2におけるユーザ切換ボタン23により指定されたユーザを示すデータが格納され、ユーザ切換ボタン23及び字幕表示ボタン24が操作された際に参照される。
ROM135は、不揮発性メモリから成るプログラム格納エリアを有しており、具体的には、登録プログラム135a、字幕表示位置設定プログラム135b、字幕表示領域設定プログラム135c、受信プログラム135d、取得プログラム135e、判別プログラム135f、ジャンル判別プログラム135g、ユーザ指定プログラム135h、作成プログラム135i、表示制御プログラム135j等を格納している。
登録プログラム135aは、例えば、CPU131に、字幕の表示形式を、コンテンツデータのジャンル別及びユーザ別に登録する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU131は、かかる登録プログラム135aを実行することにより、登録メモリ1341とともに、登録手段として機能する。
ここで、図3及び図4を参照しながら、登録プログラム135aの実行による字幕の表示形式の登録処理の具体例について説明する。
CPU131は、リモコン信号受光部3を介して入力されるリモコン信号に基づいて、リモートコントローラ2におけるユーザの指示操作を監視している。そして、リモートコントローラ2において、ユーザが字幕表示形式登録ボタン21を押下すると、CPU131は、まず、図3に例示する字幕表示形式登録画面を表示部11に表示させる。
図3の字幕表示形式登録画面では、字幕の表示形式を登録するユーザを選択する。図3では、例えば、「ユーザ1」「ユーザ2」「ユーザ3」のうちからユーザを選択できるようになっている。ユーザは、リモートコントローラ2のカーソルキーや決定キーを操作して、例えば、「ユーザ1」を選択する。
なお、図3の字幕表示形式登録画面では、字幕の表示形式を登録するユーザのユーザ名の変更、追加、削除等を適宜行うことができる。また、ユーザは、「祖父」・「祖母」・「母」・「父」・「姉」・「弟」のように指定可能であっても良い。また、「65歳以上」・「13〜65歳」・「5〜13歳」・「5歳以下」のように年齢別に指定可能であっても良い。さらに、「太郎」・「花子」のように、個人名で指定可能であっても良い。このように、ユーザを細かく指定可能であれば、より詳細に各ユーザの趣向や視覚能力等に応じて、字幕の表示形式を登録することができる。また、ユーザ名を自由に登録することができるため、個々のユーザにとって使い勝手が向上することとなる。また、必要な数のユーザについて字幕の表示形式等を登録することができるため、ユーザ切換時における操作の短縮化を図ることができる。
図3の字幕表示形式登録画面において、字幕の表示形式を登録するユーザ(例えば、「ユーザ1」)が選択されると、CPU131は、次に、図4に例示する字幕表示形式登録画面を表示部11に表示させる。
図4の字幕表示形式登録画面では、字幕の表示形式を、図3において選択されたユーザ専用に登録する画面であり、さらに、コンテンツデータのジャンル別に、字幕の表示形式を登録できるようになっている。
字幕のジャンルとしては、例えば、「ニュース/報道」「スポーツ」「情報/ワイドショー」「ドラマ」「音楽」「バラエティ」「映画」「アニメ/特撮」「ドキュメンタリー/教養」「演劇/公演」「趣味/教養」「福祉」等の大分類ジャンルがあり、プルダウンメニューの中から選択する。また、更に細かい分類のジャンル別に登録できるようになっていても良い。
字幕の表示形式としては、例えば、「言語(例えば、日本語、英語、中国語等)」「文字種(例えば、言語が日本語である場合には、漢字、ひらがな、カタカナ等)」「文字サイズ(例えば、16ドットサイズ・20ドットサイズ・24ドットサイズ・30ドットサイズ・36ドットサイズ等から選択、又は、数字キーにより入力)」「文字フォント(例えば、言語が日本語である場合には、明朝体、ゴシック体、POP体、行書体等)」「文字色(例えば、128色から選択)」「文字の太さ(例えば、太字、普通、細字等)」「縦書き/横書き」「行数」「修飾(例えば、フラッシングの有無、囲みの有無、アンダーラインの有無、縁取りの有無、スクロールの有無、スクロール速度、付加音の有無等)」等を指定することができる。
なお、「縦書き/横書き」の指定が、字幕表示位置設定プログラム135bの実行において設定された字幕表示領域Cの表示位置と両立して実現不可能である場合には、自動的に、設定された字幕表示領域Cの表示位置で実現可能な方の表示形式で表示される。
また、指定された「文字色」が、字幕表示領域設定プログラム135cの実行において設定された字幕表示領域Cの表示形式(背景色等)と両立して実現不可能である場合(例えば、文字色と背景色が同じ色である場合等)には、自動的に、設定された字幕表示領域Cの背景色により実現可能な文字色に調整される。
また、指定された「行数」が、字幕表示領域設定プログラム135cの実行において設定された字幕表示領域Cの表示形式(領域幅等)と両立して実現不可能である場合には、自動的に、設定された字幕表示領域Cの領域幅により実現可能な行数に変更される。
その他、登録プログラム135aにより登録された字幕の表示形式と、字幕表示位置設定プログラム135b・字幕表示領域設定プログラム135cにより設定された字幕表示領域Cの表示位置及び表示形式が、両立して実現不可能な場合には、字幕表示領域Cの表示位置・表示形式が優先的に実現され、それに合わせて登録された字幕の表示形式が調整される。
なお、登録プログラム135aの実行により登録された字幕の表示形式(縦書き/横書き、文字色、行数、行間幅等)が、字幕表示位置設定プログラム135bの実行により設定された字幕表示領域Cの表示位置と、字幕表示領域設定プログラム135cの実行により設定された字幕表示領域Cの表示形式とに優先されて実現されても良い。また、登録された字幕の表示形式と、設定された字幕表示領域Cの表示位置・表示形式のどちらが優先されて実現されるかを、予め又は字幕表示時等のタイミングで、ユーザが選択可能であっても良い。さらに、字幕表示位置設定プログラム135b及び字幕表示領域設定プログラム135cの実行において、登録済みの字幕の表示形式と両立して実現可能な表示位置・表示形式のみを設定可能に構成されていても良い。
また、登録可能な字幕の表示形式は、上記に例示したものに限られない。例えば、字幕の表示形式として、字間隔、行間隔、単語間隔、表示書式、囲みやアンダーラインの色・太さ、点滅の周期等を登録可能であっても良い。
例えば、字幕表示登録画面において、図4に示すように、登録ユーザ「ユーザ1」、ジャンル「ニュース/報道」について、「言語」として日本語、「文字種」として漢字、「文字サイズ」として36ドットサイズ、「文字フォント」として明朝体、「文字色」として白、「文字の太さ」として太字、「縦書き/横書き」として縦書き、「行数」として1行、「修飾」として、囲みの有り、フラッシング・アンダーライン・縁取り・スクロール・付加音の無し等が登録される。
また、例えば、字幕表示登録画面において、登録ユーザ「ユーザ3」、ジャンル「アニメ/特撮」について、「言語」として英語、「文字種」として活字体、「文字サイズ」として20ドットサイズ、「文字フォント」としてイタリック体、「文字色」として黒、「文字の太さ」として普通、「縦書き/横書き」として横書き、「行数」として2行、「修飾」として、アンダーラインの有り、囲み・フラッシング・縁取り・スクロール・付加音の無し等が登録される。
字幕表示位置設定プログラム135bは、例えば、CPU131に、表示部11における字幕表示領域Cの表示位置を設定する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU131は、かかる字幕表示位置設定プログラム135bを実行することにより、登録メモリ1341とともに、字幕表示位置設定手段として機能する。
字幕表示領域設定プログラム135cは、例えば、CPU131に、字幕表示領域Cの表示形式を設定する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU131は、かかる字幕表示領域設定プログラム135cを実行することにより、登録メモリ1341とともに、字幕表示領域設定手段として機能する。
ここで、図5及び図6を参照しながら、字幕表示位置設定プログラム135b、字幕表示領域設定プログラム135cの実行による字幕表示領域Cの表示位置及び表示形式の設定処理の具体例について説明する。
CPU131は、リモコン信号受光部3を介して入力されるリモコン信号に基づいて、リモートコントローラ2におけるユーザの指示操作を監視している。そして、リモートコントローラ2において、ユーザが字幕表示領域設定ボタン22を押下すると、CPU131は、まず、図5に例示する字幕表示領域設定画面を表示部11に表示させる。
図5の字幕表示領域設定画面では、字幕表示領域Cの表示位置及び表示形式を登録するユーザを選択する。図5では、例えば、「ユーザ1」「ユーザ2」「ユーザ3」のうちからユーザを選択できるようになっている。ユーザは、リモートコントローラ2のカーソルキーや決定キーを操作して、図5の字幕表示領域設定画面において、例えば、「ユーザ3」を選択する。
図5の字幕表示領域設定画面において、字幕表示領域Cの表示位置及び表示形式を登録するユーザ(例えば、「ユーザ3」)が選択されると、CPU131は、次に、図6に例示する字幕表示領域設定画面を表示部11に表示させる。
図6の字幕表示領域設定画面は、字幕表示領域Cの表示位置と表示形式を、図5において選択されたユーザ専用に登録する画面であり、さらに、字幕の表示形式と同様、コンテンツデータのジャンル別に(例えば、「ニュース/報道」「スポーツ」「情報/ワイドショー」「ドラマ」「音楽」「バラエティ」「映画」「アニメ/特撮」「ドキュメンタリー/教養」「演劇/公演」「趣味/教養」「福祉」別に)、字幕表示領域Cの表示位置及び表示形式を登録できるようになっている。
字幕表示領域Cの表示位置としては、例えば、「画面上端領域、画面下端領域、画面左端領域、画面右端領域」等から選択する。字幕表示領域Cの表示位置が画面上端領域と設定された場合、画面左上の区画を最初の位置として右方向に字幕が動作する。また、例えば、字幕表示領域Cの表示位置が画面右端領域と設定された場合、画面右上の区画を最初の位置として下方向に字幕が動作する。
字幕表示領域Cの表示形式としては、例えば、「背景色(例えば、128色から選択)」及び「領域幅(例えば、大、中、小等から選択)」等を設定することができる。
なお、字幕表示領域Cの表示位置として、例えば、「画面中央領域」等が設定可能であっても良い。また、字幕表示領域Cの表示形式として、「背景の明るさ」「コントラスト」「背景の模様」「背景の画像」等が設定可能であっても良い。
例えば、字幕表示領域設定画面において、図6に示すように、登録ユーザ「ユーザ3」、ジャンル「アニメ/特撮」について、「表示位置」として画面下端領域、「背景色」として白、「領域幅」として、中が設定される。
また、例えば、字幕表示領域設定画面において、登録ユーザ「ユーザ1」、ジャンル「ニュース/報道」について、「表示位置」として画面右端領域、「背景色」として黒、「領域幅」として、大が設定される。
登録プログラム135a、字幕表示位置設定プログラム135b、字幕表示領域設定プログラム135cの実行に際して、字幕表示形式登録画面及び字幕表示領域設定画面において登録されたユーザ別且つジャンル別の字幕の表示形式・字幕表示領域Cの表示形式(表示位置・領域幅等)等のデータは、図7に示すように、登録メモリ1341に出力されて記憶される。
受信プログラム135dは、例えば、CPU131に、字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データを受信する機能を実現させるためのプログラムである。
受信プログラム135dの実行において、具体的には、CPU131は、リモートコントローラ2における指示入力に従い、チューナ5を特定周波数帯に同調させ、当該特定周波数帯に含まれる指定された受信チャンネルのデジタルデジタル放送データを受信する。このデジタル放送データには、映像データと音声データとから成るコンテンツデータの他、映像に重ねて表示される字幕の元となる字幕文データ、字幕の表示制御に関する字幕管理データ、受信チャンネルのTSパケットの選択等に用いられるPSI、EPGに用いられるSI等の各種データが、PESパケット形式又はセクション形式で多重化されている。なお、SIのうち、必要なデータは、分離部71、データデコーダ74を介して、図示しないEPGメモリに格納される。
CPU131は、かかる受信プログラム135dを実行することにより、チューナ5とともに受信手段として機能する。
取得プログラム135eは、例えば、CPU131に、受信プログラム135dの実行により受信されたデジタル放送データから、字幕管理データを取得する機能を実現させるためのプログラムである。
取得プログラム135eの実行において、具体的には、CPU131は、チューナ5において受信されたデジタル放送データを、デコーダ部7において映像データ、音声データ、字幕文データ、字幕管理データ、PSI、SI等に分離した後に、ビデオデコーダ72、オーディオデコーダ73、データデコーダ74においてこれらの各種データをデコードする。そして、データデコーダ74においてデコードされた字幕管理データを取得する。
CPU131は、かかる取得プログラム135eを実行することにより、取得手段として機能する。
判別プログラム135fは、例えば、CPU131に、取得プログラム135eの実行により取得された字幕管理データに基づいて、表示モードを判別する機能を実現させるためのプログラムである。
判別プログラム135fの実行において、具体的には、CPU131は、データデコーダ74においてデコーダされた字幕管理データを取得すると、この字幕管理データを解析して、前述した表示モードを指定するフィールド(DMF)において指定される表示モードを判別する。そして、DMFに「0010」が配置されている場合には、「受信時自動表示・記録再生時選択表示モード」が指定されると判別する。さらに、DMFに「1010」が配置されている場合には、「受信時選択表示・記録再生時選択表示モード」が指定されると判別する。
ここで、「受信時自動表示・記録再生時選択表示モード」は、本デジタルテレビジョン受像機100で記録再生処理が行われている場合のみにおいて、選択表示モードに該当する。また、「受信時選択表示・記録再生時選択表示モード」は、本デジタルテレビジョン受像機100において受信処理又は記録再生処理の何れが行われている場合であっても、選択表示モードに該当する。
CPU131は、かかる判別プログラム135fを実行することにより、判別手段として機能する。
ジャンル判別プログラム135gは、例えば、CPU131に、受信プログラム135dの実行により受信されたデジタル放送データに多重化されたコンテンツデータのジャンルを判別する機能を実現させるためのプログラムである。
ジャンル判別プログラム135gの実行において、具体的には、CPU131は、チューナ5においてデジタル放送データを受信するとともに、データデコーダ74においてデコードされたSIを取得すると、このSIに含まれるEIT(Event Information Table)を解析して、番組ジャンル・番組特性等を指定するコンテント記述子に基づいて、コンテンツデータのジャンル(例えば、「ニュース/報道」「アニメ/特撮」等」)を判別する。また、EITは、図示しないEPGメモリに予め記憶されているものが用いられても良い。
CPU131は、かかるジャンル判別プログラム135gを実行することにより、ジャンル判別手段として機能する。
ユーザ指定プログラム135hは、例えば、CPU131に、ユーザを指定する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU131は、リモコン信号受光部3を介して入力されるリモコン信号に基づいて、リモートコントローラ2におけるユーザの指示操作を監視している。そして、リモートコントローラ2において、ユーザがユーザ切換ボタン23を押下すると、CPU131は、ユーザ切換ボタン23が押下された時点で、指定ユーザメモリ1342に記憶されていたユーザから順に、ユーザを切り換える。例えば、指定ユーザメモリ1342に記憶されているユーザが「ユーザ1」である場合には、CPU131は、ユーザ切換ボタン23の押下毎に、「ユーザ1」→「ユーザ2」→「ユーザ3」→「ユーザ1」・・・のようにユーザを順次切り換える。また、切り換えられたユーザを、表示部11の一部に表示させ、ユーザに切換中のユーザを報知する。そして、ユーザ切換ボタン23により切り換えら、指定されたユーザ(例えば、「ユーザ1」、「ユーザ3」等)を示す識別情報を、指定ユーザメモリ1342に出力して記憶させる。
CPU131は、かかるユーザ指定プログラム135hを実行することにより、ユーザ切換ボタン23とともにユーザ切換手段として機能する。
作成プログラム135iは、例えば、CPU131に、判別プログラム135fの実行により判別された表示モードが選択表示モードであると判別された場合に、受信プログラム135dの実行により受信されたデジタル放送データから字幕文データを取得して、取得した字幕文データに基づいて、ジャンル判別プログラム135gの実行により判別されたジャンル及びユーザ指定プログラム135hの実行により指定されたユーザに応じた、登録プログラム135aの実行により登録された表示形式の字幕表示用データを作成する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU131は、かかる作成プログラム135iを実行することにより、作成手段として機能する。
表示制御プログラム135jは、例えば、CPU131に、表示部11に、コンテンツデータに基づく映像を縮小して表示させる映像表示領域Vと、字幕を表示させる字幕表示領域Cと、を設け、字幕表示領域Cに、作成プログラム135iの実行により作成された字幕表示用データに基づく字幕を表示させる機能を実現させるためのプログラムである。
CPU131は、かかる表示制御プログラム135jを実行することにより、表示制御手段として機能する。
ここで、ジャンル判別プログラム135gの実行により判別されたコンテンツデータのジャンル及びユーザ指定プログラム135hの実行において指定されたユーザに合わせて、作成プログラム135i及び表示制御プログラム135jの実行により表示部11に表示される字幕の具体的について説明する。
CPU131は、リモコン信号受光部3を介して入力されるリモコン信号に基づいて、リモートコントローラ2におけるユーザの指示操作を監視している。そして、リモートコントローラ2において、ユーザが字幕表示ボタン24を押下すると、CPU131は、判別プログラム135fの実行において、チューナ5において受信されるデジタル放送データから取得した字幕管理データの解析により判別された表示モードが、選択表示モードであるか否かを判断する。
そして、CPU131は、字幕管理データの解析により判別された表示モードが選択表示モードであると判別した場合、チューナ5において受信されるデジタル放送データに多重化されている字幕文データを、デコーダ部7により取得する。
さらに、ジャンル判別プログラム135gの実行により、受信されるデジタル放送データに含まれるコンテンツデータのジャンルを判別する。また、ユーザ指定プログラム135hの実行において、ユーザ切換ボタン23の押下により指定され、指定ユーザメモリ1342に記憶されているユーザを判別する。
そして、ユーザ別且つジャンル別に登録された字幕の表示形式・字幕表示領域Cの表示形式を記憶する登録メモリ1341から、判別したジャンルと、指定されたユーザとに対応する字幕の表示形式と、字幕表示領域Cの表示位置・表示形式(背景色・領域幅等)とを読み出し、読み出したデータに基づいて、判別したコンテンツデータのジャンル及び指定されたユーザに応じた表示形式の字幕表示用データを、字幕文データから取得した字幕表示用の文字情報に基づいて作成する。
さらに、表示部11に、映像表示領域Vと、判別したコンテンツデータのジャンル及び指定されたユーザに応じた表示位置及び表示形式の字幕表示領域Cとを設定する。そして、作成した字幕表示用データに対応するコンテンツデータの映像データを、映像処理部8における図示しないスケーリング部において所定の比率で縮小処理を行って縮小し、表示部11に設定した映像表示領域Vに出力して縮小映像を表示させる。
CPU131は、例えば、送られてくる映像データのアスペクト比(16:9、4:3等)を、EITに含まれるコンポーネント記述子に基づいて判別し、映像表示領域Vに同一のアスペクト比で表示されるように映像を縮小する。この場合、例えば、画面上にレターボックス形式、サイドパネル形式等の黒帯領域Bが設けられる。
また、字幕表示領域Cの表示位置及び領域幅に従って、映像データに対して縦方向又は横方向に圧縮する処理を行い、黒帯領域Bを設けることなく映像が表示されるようにしても良い。
さらに、CPU131は、作成したジャンル及びユーザに対応する字幕表示用データを、映像表示領域Vに表示される映像と同期させながら、表示部11に設定したジャンル及びユーザに対応する字幕表示領域Cに出力して表示させる。
図8は、字幕管理データにより選択表示モードが指定される場合において、字幕表示ボタン24の押下に応じて、指定されたユーザが「ユーザ1」であり、判別されたコンテンツデータのジャンルが「ニュース/報道」である場合に、表示部11における映像表示領域Vに表示される映像及び字幕表示領域Cに表示される字幕を例示する図である。
図8に示すように、映像表示領域Vには、「ニュース/報道」のジャンルに分類される映像が表示され、字幕表示領域Cには、字幕が、ユーザ「ユーザ1」及びジャンル「ニュース/報道」に対応付けられて登録された字幕の表示形式(即ち、言語(日本語)、文字種(漢字)、文字サイズ(36ドットサイズ)、文字フォント(明朝体)、文字色(白)、文字の太さ(太字)、縦書き、行数(1行)、囲みの有り、フラッシング・アンダーライン・縁取り・スクロール・付加音の無し)で表示されている。さらに、字幕表示領域Cは、ユーザ「ユーザ1」及びジャンル「ニュース/報道」に対応付けられて設定された表示位置及び表示形式(即ち、表示位置(画面右端領域)、背景色(黒)、領域幅(大))で表示されている。
このように、黒色の字幕表示領域C上に太字の白文字の字幕を表示させて、太字の白抜き文字とすれば、「ユーザ1」が目の悪い視聴者であっても、読みやすい表示形式で字幕が提供されることとなる。
また、図9は、字幕管理データにより選択表示モードが指定される場合において、字幕表示ボタン24の押下に応じて、指定されたユーザが「ユーザ3」であり、判別されたコンテンツデータのジャンルが「アニメ/特撮」である場合に、表示部11における映像表示領域Vに表示される映像及び字幕表示領域Cに表示される字幕を例示する図である。
図9に示すように、映像表示領域Vには、「アニメ/特撮」のジャンルに分類される映像が表示され、字幕表示領域Cには、字幕が、ユーザ「ユーザ3」及び「アニメ/特撮」に対応づけられて登録された字幕の表示形式(即ち、言語(英語)、文字種(活字体)、文字サイズ(20ドットサイズ)、文字フォント(イタリック体)、文字色(黒)、文字の太さ(普通)、横書き、行数(2行)、アンダーラインの有り、囲み・フラッシング・縁取り・スクロール・付加音の無し)で表示されている。さらに、字幕表示領域Cは、ユーザ「ユーザ3」及び「アニメ/特撮」に対応づけられて設定された表示位置及び表示形式(即ち、表示位置(画面下端領域)、背景色(白)、領域幅(中))で表示されている。
次に、図10のフローチャートを参照しながら、本実施形態のデジタルテレビジョン受像機100において行われる字幕の表示形式登録処理について説明する。この処理は、登録プログラム135aが実行されることにより実現される。
まず、ステップS1において、ユーザがリモートコントローラ2の字幕表示形式登録ボタン21を押下すると、CPU131は、当該字幕表示形式登録ボタン21の押下により出力されるリモコン信号に基づいて、表示部11に字幕表示形式登録画面を表示させる。ステップS2において、ユーザは、表示部11に表示された字幕表示形式登録画面上で、字幕の表示形式を登録するユーザを選択し、さらに、ステップS3において、字幕の表示形式を登録するジャンルを選択する。
ステップS4において、ユーザは、選択したユーザ及び選択したジャンルに対応づけて登録する字幕の表示形式(例えば、言語、文字種、文字サイズ、文字フォント、文字色、文字の太さ、縦書き/横書き、行数、修飾(フラッシングの有無、囲みの有無、アンダーラインの有無、縁取りの有無、スクロールの有無、スクロール速度、付加音の有無)等)を字幕表示形式登録画面において指定する。ステップS5において、CPU131は、ステップS4においてユーザにより指定された字幕の表示形式を、選択されたユーザ及び選択されたジャンルに対応づけて、登録メモリ1341に記憶させ、本処理を終了する。
これにより、当該ユーザが当該ジャンルのコンテンツを視聴する際に、表示部11に設けられた字幕表示領域Cに表示される字幕の表示形式が登録されることとなる。
次に、図11のフローチャートを参照しながら、本実施形態のデジタルテレビジョン受像機100において行われる字幕表示処理について説明する。この処理は、ユーザ指定プログラム135h、受信プログラム135d、取得プログラム135e、判別プログラム135f、ジャンル判別プログラム135g、作成プログラム135i、表示制御プログラム135jが実行されることにより実現される。
まず、ステップS11において、ユーザが、リモートコントローラ2のユーザ切換ボタン23を押下すると、CPU131は、当該ユーザ切換ボタン23の押下により出力されるリモコン信号に基づいて、指定ユーザメモリ1342に記憶されていたユーザを順次切り換える。そして、ステップS12において、ユーザが、リモートコントローラ2の字幕表示ボタン24を押下すると、CPU131は、当該字幕表示ボタン24の押下により出力されるリモコン信号を判別し、ステップS13において、チューナ5において受信されるデジタル放送データから取得した字幕管理データの解析により判別された字幕の表示モードが、選択表示モードであるか否かを判断する。
ステップS13において、CPU131は、字幕の表示モードが選択表示モードでなく、自動表示モードであると判断すると(ステップS3;No)、ステップS14において、デジタル放送データから取得した字幕管理データ及び字幕文データに含まれる、放送局側が指定する字幕の表示形式に従って、字幕表示用データを作成し、ステップS15において、作成した字幕表示用データに基づいて、放送局側が指定する表示形式の字幕を映像上に表示させ、本処理を終了する。
一方、ステップS13において、字幕の表示モードが選択表示モードであると判断すると(ステップS13;Yes)、CPU131は、ステップS16において、チューナ5において受信されるデジタル放送データに多重化されたコンテンツデータのジャンルを、EITのコンテンツ記述子に基づいて判別する。さらに、ステップS17において、指定されたユーザと、判別されたジャンルと、に対応して予め登録された字幕の表示形式と、字幕表示領域Cの表示位置・表示形式等を、登録メモリ1341から読み出す。
続くステップS18において、CPU131は、登録メモリ1341から読み出した字幕の表示形式に従って、デジタル放送データから取得した字幕文データのデータユニットデータ領域に含まれる字幕表示用の文字情報に基づいて、指定されたユーザ及び判別されたコンテンツのジャンルに応じた字幕表示用データを作成する。
ステップS19において、CPU131は、表示部11に、コンテンツの映像を表示する映像表示領域Vと、登録メモリ1341から読み出した字幕表示領域Cの表示位置・表示形式に応じた字幕表示領域Cと、を設定する。
そして、ステップS20において、CPU131は、字幕に対応するコンテンツデータの映像データに対して、所定の比率で縮小処理を行い、縮小した映像データに基づく縮小映像を映像表示領域Vに表示させる。
さらに、ステップS21において、CPU131は、ステップS18において作成した字幕表示用データに基づく、指定されたユーザ及びコンテンツのジャンルに対応する表示形式の字幕を、映像表示領域Vに表示される映像と同期させながら、字幕表示領域Cに表示させ、本処理を終了する。
以上説明した本実施形態におけるデジタルテレビジョン受像機100によれば、登録プログラム135aの実行により字幕の表示形式が登録され、受信プログラム135dの実行により、字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データが受信され、取得プログラム135eの実行により、受信プログラム135dの実行により受信されたデジタル放送データから、字幕管理データが取得され、判別プログラム135fの実行により、取得プログラム135eの実行により取得された字幕管理データに基づいて、表示モードが判別され、作成プログラム135iの実行により、判別プログラム135fの実行により判別された表示モードが選択表示モードであると判別された場合に、受信プログラム135dの実行により受信されたデジタル放送データから字幕文データが取得され、取得された字幕文データに基づいて、登録プログラム135aの実行により登録された表示形式の字幕表示用データが作成され、表示制御プログラム135jの実行により、表示部11に、コンテンツデータに基づく映像を表示させる映像表示領域Vと、字幕を表示させる字幕表示領域Cとが設けられ、字幕表示領域Cに、作成プログラム135iの実行により作成された字幕表示用データに基づく字幕が表示される。
即ち、字幕文データとともに送られてくる字幕管理データにより選択表示モードが指定される場合に、字幕文データに基づく字幕を、映像表示領域Vとは別に設けられた字幕表示領域Cに、登録プログラム135aの実行により登録した表示形式で表示させることができる。したがって、映像と字幕の表示を分離することで、字幕の表示形式を定める規約に反することなく、字幕を、視聴者の趣向や視覚能力に合った表示形式で表示することができるデジタルテレビジョン受像機100を提供することができる。また、字幕が、映像表示領域Vとは別に設けられた字幕表示領域Cに表示されるため、字幕が映像に重ねられて表示されることにより映像の一部が隠れて見えなくなってしまうことが無く、字幕によって映像の一部が隠れてしまうことに起因する視聴者の不快感を防止して、視聴者にとって満足度の高い映像を提供することができる。
また、登録プログラム135aの実行により、コンテンツデータのジャンル別に、字幕の表示形式が登録可能であり、ジャンル判別プログラム135gの実行により、受信プログラム135dの実行により受信されたデジタル放送データに多重化されたコンテンツデータのジャンルが判別され、作成プログラム135iの実行により、ジャンル判別プログラム135gの実行により判別されたジャンルに応じた表示形式の字幕表示用データが作成される。
即ち、字幕を、ジャンルに合った表示形式で表示することができることとなる。したがって、複数の視聴者の趣向がジャンル毎にそれぞれ異なる場合であっても、字幕を、ジャンル毎の視聴者の趣向に合った表示形式で表示させることができるため、デジタルテレビジョン受像機100の使い勝手を更に向上することができる。
また、登録プログラム135aの実行により、ユーザ別に、字幕の表示形式が登録可能であり、ユーザ指定プログラム135hの実行により、ユーザが指定され、作成プログラム135iの実行により、ユーザ指定プログラム135hの実行により指定されたユーザに応じた表示形式の字幕表示用データが作成される。
したがって、字幕の表示形式を、ユーザ別に登録することができることとなる。したがって、複数の視聴者の趣向や視覚能力がそれぞれ異なる場合であっても、字幕を、各視聴者の趣向や視覚能力に合った表示形式で表示させることができるため、デジタルテレビジョン受像機100の使い勝手を更に向上することができる。
また、字幕表示位置設定プログラム135bの実行により、表示部11における字幕表示領域Cの表示位置が設定されるため、字幕を、視聴者の趣向や視覚能力に合った表示位置に表示させることができる。
字幕表示領域設定プログラム135cの実行により、字幕表示領域Cの表示形式が設定されるため、字幕を、視聴者の趣向や視覚能力に合った表示形式で表示させることができる。
例えば、登録プログラム135aの実行により、字幕の文字色を白と登録するとともに文字の太さを太字と登録し、字幕表示領域設定プログラム135cの実行において、字幕表示領域Cの背景色を黒に設定すれば、黒色の字幕表示領域C上に太字の白文字の字幕を表示させて、太字の白抜き文字とすることができ、目の悪い視聴者にとっても、読みやすい表示形式で字幕を提供することができる。
また、表示制御プログラム135jの実行により、コンテンツデータに基づく映像が縮小されて映像表示領域Vに表示される。
したがって、表示部11に字幕表示領域Cが設けられた場合であっても、映像の一部がこの字幕表示領域Cに隠れて見えなくなることがなく、視聴者にとって使い勝手が良く、満足度の高いデジタルテレビジョン受像機100を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態の範囲に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、字幕を、字幕表示ボタン24が押下された際に表示させるのではなく、字幕の表示設定(オン/オフ)を予めユーザが設定し、デジタル放送データに含まれる字幕管理データにより指定される表示モードが選択表示モードであると判断された場合に、予め設定された字幕の表示設定に基づいて、字幕の表示/非表示を実行するようにしても良い。
また、字幕の表示形式(例えば、言語、文字種、文字サイズ、文字フォント、文字色、文字の太さ、縦書き/横書き、行数、修飾(フラッシングの有無、囲みの有無、アンダーラインの有無、縁取りの有無、スクロールの有無、スクロール速度、付加音の有無)の全てを、ユーザが設定するのではなく、放送局側が字幕管理データにより指定する字幕の表示形式の一部(例えば、縦書き/横書き)は、放送局側の指定する表示形式に従って強制的に表示されるようにしても良い。また、放送局側の指定する表示形式に従って表示する字幕の表示形式(例えば、縦書き/横書き)を、ユーザが選択できる手段が備わっていても良い。
デジタルテレビジョン受信装置として、表示部が内蔵されたデジタルテレビジョン受像機を例示したが、受信した放送デジタルコンテンツデータを外部の表示装置に出力するSTB(Set Top Box)等であってもよい。
本実施形態のデジタルテレビジョン受像機の要部構成を例示するブロック図である。 字幕の表示モードが自動表示モードである場合に、映像上に字幕が重ねられて表示された表示部の映像を例示する図である。 字幕の表示形式を登録する処理の具体例について説明するための字幕表示形式登録画面である。 字幕の表示形式を登録する処理の具体例について説明するための字幕表示形式登録画面である。 字幕表示領域の表示位置及び表示形式を設定する処理の具体例について説明するための字幕表示領域設定画面である。 字幕表示領域の表示位置及び表示形式を設定する処理の具体例について説明するための字幕表示領域設定画面である。 ユーザ別且つジャンル別に登録された字幕の表示形式、字幕表示領域の表示位置・表示形式を記憶する登録メモリを例示する図である。 指定されたユーザ及び判別されたコンテンツデータのジャンルに応じて、表示部における映像表示領域に表示される映像及び字幕表示領域に表示される字幕を例示する図である。 指定されたユーザ及び判別されたコンテンツデータのジャンルに応じて、表示部における映像表示領域に表示される映像及び字幕表示領域に表示される字幕を例示する図である。 本実施形態のデジタルテレビジョン受像機において行われる字幕の表示形式登録処理を示すフローチャートである。 本実施形態のデジタルテレビジョン受像機において行われる字幕表示処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 デジタルテレビジョン受像機(デジタルテレビジョン受信装置)
2 ユーザ切換ボタン(ユーザ指定手段)
5 チューナ(受信手段)
11 表示部
131 CPU(登録手段、受信手段、取得手段、判別手段、ジャンル判別手段、ユーザ指定手段、作成手段、表示制御手段、字幕表示位置設定手段、字幕表示領域設定手段)
1341 登録メモリ(登録手段、字幕表示位置設定手段、字幕表示領域設定手段)
135a 登録プログラム(登録手段)
135b 字幕表示位置設定プログラム(字幕表示位置設定手段)
135c 字幕表示領域設定プログラム(字幕表示領域設定手段)
135d 受信プログラム(受信手段)
135e 取得プログラム(取得手段)
135f 判別プログラム(判別手段)
135g ジャンル判別プログラム(ジャンル判別手段)
135h ユーザ指定プログラム(ユーザ指定手段)
135i 作成プログラム(作成手段)
135j 表示制御プログラム(表示制御手段)
C 字幕表示領域
V 映像表示領域

Claims (7)

  1. 字幕の表示形式を登録する登録手段と、
    字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記デジタル放送データから、前記字幕管理データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記字幕管理データに基づいて、表示モードを判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された表示モードが選択表示モードであると判別された場合に、前記受信手段により受信された前記デジタル放送データから前記字幕文データを取得して、取得した字幕文データに基づいて、前記登録手段により登録された表示形式の字幕表示用データを作成する作成手段と、
    表示部に、前記コンテンツデータに基づく映像を表示させる映像表示領域と、字幕を表示させる字幕表示領域とを設け、当該字幕表示領域に、前記作成手段により作成された前記字幕表示用データに基づく字幕を表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
  2. 前記登録手段は、コンテンツデータのジャンル別に、前記字幕の表示形式を登録可能であり、
    前記受信手段により受信された前記デジタル放送データに多重化された前記コンテンツデータのジャンルを判別するジャンル判別手段を備え、
    前記作成手段は、前記ジャンル判別手段により判別されたジャンルに応じた表示形式の前記字幕表示用データを作成することを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
  3. 前記登録手段は、ユーザ別に、前記字幕の表示形式を登録可能であり、
    ユーザを指定するユーザ指定手段を備え、
    前記作成手段は、前記ユーザ指定手段により指定されたユーザに応じた表示形式の前記字幕表示用データを作成することを特徴とする請求項1に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
  4. 前記表示部における前記字幕表示領域の表示位置を設定する字幕表示位置設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
  5. 前記字幕表示領域の表示形式を設定する字幕表示領域設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記コンテンツデータに基づく映像を縮小して前記映像表示領域に表示させることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のデジタルテレビジョン受信装置。
  7. 字幕の表示形式を、コンテンツデータのジャンル別及びユーザ別に登録する登録手段と、
    字幕文データ、字幕管理データ及びコンテンツデータが多重化されたデジタル放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記デジタル放送データから、前記字幕管理データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記字幕管理データに基づいて、表示モードを判別する判別手段と、
    前記受信手段により受信された前記デジタル放送データに多重化された前記コンテンツデータのジャンルを判別するジャンル判別手段と、
    ユーザを指定するユーザ指定手段と、
    前記判別手段により判別された表示モードが選択表示モードであると判別された場合に、前記受信手段により受信された前記デジタル放送データから前記字幕文データを取得して、取得した字幕文データに基づいて、前記ジャンル判別手段により判別されたジャンル及び前記ユーザ指定手段により指定されたユーザに応じた、前記登録手段により登録された表示形式の字幕表示用データを作成する作成手段と、
    表示部に、前記コンテンツデータに基づく映像を縮小して表示させる映像表示領域と、字幕を表示させる字幕表示領域とを設け、当該字幕表示領域に、前記作成手段により作成された前記字幕表示用データに基づく字幕を表示させる表示制御手段と、
    前記表示部における前記字幕表示領域の表示位置を設定する字幕表示位置設定手段と、
    前記字幕表示領域の表示形式を設定する字幕表示領域設定手段と、
    を備えることを特徴とするデジタルテレビジョン受信装置。
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