JP2009152753A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】字幕の中に配役名に対応した画像を表示することにより、見る人にわかりやすい字幕を表示可能な映像表示装置を提供する。
【解決手段】映像から静止画像をキャプチャーし、キャプチャーされた静止画像の所望の部分を切り出して、字幕用画像を取得し、識別情報によって識別されるコンテンツごとに取得された字幕用画像と、表示される字幕がどの登場人物の台詞に対応するかを示す配役名とを関連付けして登録する。そうすることで、現在再生されている番組の識別情報が登録された識別情報と一致し、字幕を構成する文字列の中に配役名が含まれる場合に、この配役名を関連付けられている字幕用画像に置換し、当該置換された画像を含む特殊字幕表示を行わせる。
【選択図】図9

Description

本発明は、映像に対応して字幕を表示可能な映像表示装置に関する。
近年、テレビ放送のデジタル化が進み、それに伴って文字情報を送信する文字放送が一般に提供されている。そして、文字放送を受信して表示する放送受信装置が知られている(例えば、特許文献1)。また、放送受信装置から放送に係る情報を取得し、他の装置へ当該情報を送信することができる通信端末装置が知られている(例えば、特許文献2)。
文字放送の内、例えば、外国映画などで、会話の翻訳をテレビ画面に表記するために使われるものに字幕がある。国内デジタル放送に用いられる字幕は、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)規格に鑑み、文字サイズ、文字表示色、文字種、表示位置、表示オプション(スクロール、点滅など)等が、放送局サイドにより取り決められている。ちなみに、ARIB規格ではテキスト及び静止画を送付可能となっているが、これまで静止画の対応については、絵文字等の簡易な静止画で運用されているのみである。
字幕に関し、ある表示方式(例えば、標準画像対応)を対象として製作された文字データを、異なる表示方式(例えば、高精細画像対応)に対応した表示装置に表示させる場合に、最適な文字サイズで表示させることができる技術が知られている(例えば、特許文献3)。また、複数の映像を同一画面に出力する表示装置において、副映像から抽出した字幕を視聴中の主映像に合成して表示する技術が知られている(例えば、特許文献4)。さらに、テレビ放送によって映し出される映像のワンシーンを切り取って画像に変換し、当該画像の所望の位置に字幕(例えば、出演者のセリフなど)を載せて印刷する技術が知られている(例えば、特許文献5)。
特開平8−289262号公報 特開2006−101356号公報 特開2001−69418号公報 特開2001−169199号公報 特開2006−157669号公報
ところで、字幕の表示態様は、放送局又は番組によって様々であり、例えば、字幕の先頭でドラマの配役名等をカッコ書きで挿入し、どの登場人物の会話に対応する字幕なのかを視聴者が認識できるようにしているケースがある(図11参照)。しかしながら、そのような表示態様としても、あまり見ない番組では、配役名がどの登場人物に対応しているかわかりにくいという問題がある。上記従来の技術は、文字のサイズや字幕の表示位置を変更するものにすぎず、どの登場人物の会話に対応する字幕なのかを一目でわかりやすくすることはできない。
本発明は、字幕の中に配役名に対応した画像を表示することにより、見る人にわかりやすい字幕を表示可能な映像表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、映像データと、当該映像データに基づく映像に対応して字幕を表示するための字幕データを含むコンテンツに関するデータを取得するコンテンツ取得手段と、前記字幕データに基づく字幕を表示する字幕表示手段と、映像に対応して字幕を表示させるための制御を行う字幕表示制御手段と、を備える映像表示装置において、前記字幕表示制御手段は、字幕を構成する文字列の内、特定の文字列を画像に置換し、当該置換された画像を含む特殊字幕表示を前記字幕表示手段に行わせることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の映像表示装置において、前記特定の文字列は、表示される字幕が、どの登場人物の台詞に対応するかを示す配役名であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の映像表示装置において、前記字幕表示手段は、前記映像を表示する映像表示部とは独立して設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の映像表示装置において、前記画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得された画像と、前記特定の文字列とを関連付けして登録する字幕用画像登録手段と、を備え、前記字幕表示制御手段は、字幕を構成する文字列の中に前記特定の文字列が含まれる場合に、この特定の文字列を関連付けられている画像に置換することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の映像表示装置において、前記コンテンツに関するデータには、当該コンテンツを識別するための識別情報が含まれ、前記字幕用画像登録手段は、前記識別情報によって識別されるコンテンツごとに前記画像と前記特定の文字列を関連付けて登録し、前記字幕表示制御手段は、現在再生されているコンテンツの識別情報が、前記字幕用画像登録手段により登録された識別情報と一致したときに、前記特殊字幕表示を前記字幕表示手段に行わせることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の映像表示装置において、前記画像取得手段は、前記映像から静止画像をキャプチャーし、キャプチャーされた静止画像の所望の部分を切り出して、字幕用画像を取得することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の映像表示装置において、前記コンテンツ取得手段は、前記コンテンツとして番組を提供するデジタル放送を受信する受信手段を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、番組の映像データと、当該映像データに基づく映像に対応して字幕を表示するための字幕データと、番組の識別情報とを含むデジタル放送を受信する受信手段と、前記字幕データに基づく字幕を表示する字幕表示手段と、映像に対応して字幕を表示させるための制御を行う字幕表示制御手段と、を備える映像表示装置において、前記映像から静止画像をキャプチャーし、キャプチャーされた静止画像の所望の部分を切り出して、字幕用画像を取得する画像取得手段と、前記識別情報によって識別されるコンテンツごとに前記画像取得手段により取得された字幕用画像と、表示される字幕がどの登場人物の台詞に対応するかを示す配役名とを関連付けして登録する字幕用画像登録手段と、を備え、前記字幕表示制御手段は、現在再生されている番組の識別情報が、前記字幕用画像登録手段により登録された識別情報と一致し、字幕を構成する文字列の中に前記特定の文字列が含まれる場合に、この特定の文字列を関連付けられている画像に置換し、当該置換された画像を含む特殊字幕表示を、前記映像を表示する映像表示部とは独立して設けられた前記字幕表示手段に行わせることを特徴とする。
本発明によれば、字幕の中に配役名に対応した画像を表示することにより、見る人にわかりやすい字幕を表示可能な映像表示装置を提供することができる。
例えば、放送局等から提供される字幕データに、配役名等の特定の文字列が含まれる場合に、この特定の文字列を登場人物の画像に置換した特殊字幕を表示するので、視聴者はどの登場人物の台詞に対応する字幕なのかを画像により視覚的に認識することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態では、本発明に係る映像表示装置をデジタル放送受信装置に適用した場合について例示する。
図1は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100の外観図である。
図1に示すように、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、デジタル放送受信装置100により受信されたデジタル放送の映像を表示する映像表示部111と、デジタル放送受信装置100により受信されたデジタル放送の字幕を表示する字幕表示部112と、を備えて構成されている。
字幕表示部112は、映像表示部111とは異なる位置に設けられる。字幕表示部112には、放送局から提供される通常字幕1(第1言語:日本語)、通常字幕2(第2言語:英語)が表示される。この通常字幕1、2は、ARIB規格を遵守する限りにおいて、文字サイズ、文字表示色、文字種、表示オプション(スクロール、点滅など)等を自由に編集し、表示させることができる。
また、本実施形態では、通常字幕1、2の先頭にカッコ書き等の配役名が含まれている場合、この配役名の文字列を画像に置換した特殊字幕を表示することができる。
図2は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、視聴者が各種指示を入力するリモートコントローラ2と、リモートコントローラ2により遠隔操作される本体部1と、を備えて構成されている。
リモートコントローラ2は、視聴者が本体部1に対して各種指示を入力するための複数のキーを備える。複数のキーは、例えば、図示は省略するが、電源キー、番組表表示キー、数字が割り当てられた数字キー、入力切換キー、音声切換キー、戻るキー、上下左右のキーから成るカーソルキー、決定キー、チャンネルアップ/ダウンキー、ボリュームアップ/ダウンキー等である。
また、リモートコントローラ2には、映像表示画面から静止画をキャプチャーするためのキャプチャーボタン、表示させる字幕を設定するための字幕表示設定ボタン、記憶部7に録画された番組を再生するための再生ボタン、記憶部7に録画された番組の再生を停止するための停止ボタン等が設けられている。
キャプチャーボタンは、映像表示部111に表示されている映像から特殊字幕に使用する字幕用画像を取得するために用いられる。字幕表示設定ボタンは、字幕表示部112に字幕を表示させるときに用いられ、この字幕表示設定ボタンを操作するごとに、通常字幕1、通常字幕2、特殊字幕、字幕OFFと切り換えられる。
リモートコントローラ2に備わるこれらのキーの各々には識別情報が割り当てられており、所定の記憶領域に記憶されている。視聴者によりキー操作が行われると、操作されたキーの識別情報が読み出されて、読み出された識別情報に対応するリモコン信号が生成される。そして、生成されたリモコン信号が図示しない送信部から送信され、本体部1の前面パネル等に設けられたリモコン信号受信部3において受信される。
本体部1は、リモコン信号受信部3と、アンテナ4と、チューナ5と、復調部6と、記憶部7と、デコーダ部8と、処理部9と、特殊字幕生成部10と、出力部11と、制御部12と、を備えており、各部はバスにより接続されている。
リモコン信号受信部3は、例えば、図示は省略するが、フォトダイオード、SUBCPU、増幅部、復調部、デコーダ等を備えて構成されている。リモートコントローラ2から送信されたリモコン信号を、前面パネルに設けられたフォトダイオードにおいて受信すると、SUBCPUは、受信したリモコン信号を増幅部により増幅させ、復調部において復調させ、デコーダにより波形整形、誤り訂正等の各種処理を行わせた後、制御部12に対して出力させる。制御部12では、入力されたリモコン信号から識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいて操作されたキーの判別を行う。
アンテナ4は、例えば、地上デジタル放送、BS/CSデジタル放送を受信可能に構成されている。アンテナ4は、屋外において所定の方角に向けて配置され、テレビ放送局等から発信される高周波のデジタル放送信号を受信する。なお、デジタル放送信号は、映像データ、音声データ、字幕データ、番組の識別情報等が多重化されて構成されている。
チューナ5は、例えば、地上デジタル放送、BS/CSデジタル放送等の各放送方式に対応するチューナを備えている。例えば、地上デジタルチューナは、アンテナ4等により入力された高周波信号のデジタル放送信号の中から特定周波数帯の信号を抽出し、低周波信号に変換した後、AD変換等を行い、復調部6に出力する。
復調部6は、例えば、地上デジタル放送、BS/CSデジタル放送等の各放送方式に対応した復調部を備えており、制御部12からの制御に基づいて、チューナ5において選局されたチャンネルの信号に対してデジタル復調や誤り訂正等の処理を実行し、トランスポートストリーム(TS:Transport Stream)を生成して、分離部81に出力する。
記憶部7は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成され、復調部6で生成されたTSを記憶する。記憶部7に記憶されたTSは、リモコンの再生ボタンが押されると、デコーダ部8に出力される。
また、記憶部7には、特殊字幕に使用する字幕用画像データが記憶される。この字幕用画像データは、映像表示画面から静止画をキャプチャーするなどして取得される。
デコーダ部8は、例えば、分離部81、ビデオデコーダ82、オーディオデコーダ83、データデコーダ84等を備えて構成されている。
分離部81は、復調部6又は記憶部7から入力されるデジタル放送信号をビデオデータ、オーディオデータ、字幕データ、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)、SI(Service Information:番組配列情報)等の複数のストリームに分離する。
PSIは、TSパケットのPID(Packet IDentifier)に基づいて、選局された番組の提供に必要なパケットを選択する際等に用いられる。SIは、サービス(チャンネル)に関する情報を記述するSDT(Service Description Table)、番組(イベント)に関する情報を記述するEIT(Event Information Table)、現在の日付・時刻を記述するTDT(Time Date Table)/TOT(Time Offset Table)等の各種テーブルを含む。EITには、現在放送中の番組及び8日以内に放送予定の番組に関する情報(例えば、タイトル、チャンネル、放送局、ジャンル、放送時刻としての放送開始時刻・放送終了時刻、出演者、番組内容等)が記述され、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)として用いられる。
CPU121は、PSIと各TSパケットが有するPIDに基づいて、必要なTSパケットを取得して、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリームをビデオデコーダ82に、オーディオストリームをオーディオデコーダ83に、さらに、字幕データ、SIをデータデコーダ84に出力する。
ビデオデコーダ82は、分離部81から入力されたビデオストリームを復号する。具体的には、ビデオストリームに可変長復号化、逆量子化、逆DCT(Discrete Cosine Transform)、動き補正等の各種処理を行うことで、ビデオストリームをDTS(Decoding Time Stamp)に応じたタイミングで復号し、映像データを生成して映像処理部91に出力する。
オーディオデコーダ83は、分離部81から入力されたオーディオストリームを復号し、音声データを生成して音声処理部92に出力する。
データデコーダ84は、分離部81から入力された字幕データを復号し、特殊字幕生成部10に出力する。一方、復号されたSIは、EPGを表示するためのEPG情報として、図示しないEPGメモリに格納されることとなる。
ここで、デジタル放送データに多重化されて伝送されてくる字幕データのデータ構造について説明する。
字幕データのPES(Packetized Elementary Stream)パケットは、PESヘッダ領域と、可変長のPESデータ領域とから成る。
PESヘッダ領域は、PESの始まりを示す識別コードが配置され、8ビットのストリーム識別には、字幕であることを示す値「0xBD」が挿入される。また、16ビットのPESパケット長には、PESデータ領域の長さを示す値が挿入される。
字幕データは、PESデータ領域に配置される。PESデータ領域は、ヘッダ領域、データ領域、誤り検出符号から成る。ヘッダ領域のデータグループ識別には、字幕データであることを示す値が入り、言語の識別等に用いられる。また、データ領域のデータユニット領域は、データユニットヘッダ領域と、データユニットデータ領域とから成り、データユニットヘッダ領域では、データユニットのサイズ等が指定される。
また、字幕を表示するための文字情報は、8単位文字符号データに変換されて、データユニットデータ領域に配置される。8単位符号に変換されたこの文字情報中には、字幕の文字種を定めるデータが含まれる。データユニットデータ領域には、他に、文字サイズ、修飾(色、アンダーライン、縁取り、囲み、フラッシングなど)等の字幕を提示する際の字幕の表示形式を指定するためのデータが含まれる。
また、ARIB規格を遵守する限りにおいて、字幕データを改変して、文字サイズ、文字表示色、文字種、表示オプション(スクロール、点滅など)等を自由に編集可能である。なお、上述の字幕データに基づく字幕は、後述する字幕表示部112に表示される。
処理部9は、例えば、映像処理部91、音声処理部92等を備えて構成されている。
映像処理部91は、ビデオデコーダ82から入力された映像データに対して各種映像処理を施し、映像信号を生成する。生成された映像信号は、フレームメモリ(図示略)に一旦格納された後、PTS(Presentation Time Stamp)に応じた再生タイミングで、映像表示部111に出力される。
音声処理部92は、オーディオデコーダ83から入力された音声データに対して各種音声処理を施して音声信号を生成し、PTSに応じた再生タイミングで、音声出力部113に出力する。
特殊字幕生成部10は、データデコーダ84から入力された字幕データに基づいて特殊字幕データを生成し、字幕表示部112に出力する。例えば、デジタル放送信号に含まれる字幕データにおける特定の文字列(例えば、配役名)の部分を、記憶部7に記憶されている字幕用画像データに置換することにより、特殊字幕データを生成する。
出力部11は、例えば、映像表示部111、字幕表示部112、音声出力部113等を備えて構成されている。
映像表示部111は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のディスプレイを備え、映像処理部91から入力された映像信号に基づく映像を当該ディスプレイに表示させる。
字幕表示部112は、例えば、LCD等のディスプレイを備え、特殊字幕生成部10から入力された字幕データを当該ディスプレイに表示させる。表示される字幕は、例えば、通常字幕1(第1言語:日本語)、通常字幕2(第2言語:英語)、特殊字幕である。なお、字幕表示部112に通常字幕1、通常字幕2を表示させる場合は、特殊字幕生成部10において特殊字幕データは生成されず、データデコーダ84から出力された字幕データがそのまま字幕表示部112に入力されることとなる。
このように、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、通常のテレビ(図11参照)と異なり、図1に示すように、番組の映像を映し出す映像表示部111と、字幕が表示される字幕表示部112と、を分離して備えている。
音声出力部113は、例えば、図示しないスピーカ等を備え、音声処理部92から入力された音声信号に基づく音声を増幅して、スピーカにより出力させる。
制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)121、RAM(Random Access Memory)122、ROM(Read Only Memory)123等を備えて構成され、デジタル放送受信装置100の各部を制御する。
RAM122は、CPU121により実行された処理プログラム等を、RAM122内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
ROM123は、例えば、半導体メモリ等で構成され、処理プログラムやデータ等が予め記憶されている。ROM123には、例えば、映像表示部111に表示されている映像から静止画をキャプチャーして特殊字幕用画像として登録するための特殊字幕設定プログラム、字幕表示を制御するための字幕表示制御プログラム等が格納されている。
CPU121は、本体部1の各部から入力された入力信号や、リモートコントローラ2における各種キーの押下操作によって入力されたリモコン信号等に応じて、ROM123に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM122に展開して実行することにより、本体部1の各部に出力信号を出力し、デジタル放送受信装置100全体の制御を行う。
例えば、CPU121は、ROM123に格納されている字幕表示制御プログラムを実行することにより、映像に対応する字幕を表示させるための制御を行う(字幕表示制御手段)。具体的には、リモートコントローラ2の字幕表示設定ボタンの操作により設定された字幕表示設定に基づいて、字幕表示部112に所定の字幕(通常字幕1、通常字幕2、又は特殊字幕)を表示させることとなる。
さらに、字幕表示制御手段としてのCPU121は、特殊字幕生成部10を制御して、字幕を構成する文字列の内、特定の文字列を画像に置換し、当該置換された画像を含む特殊字幕データを生成させるとともに、この特殊字幕表示を字幕表示部112に行わせる。
このように、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、番組の映像データと、当該映像データに基づく映像に対応して字幕を表示するための字幕データと、番組の識別情報とを含むデジタル放送を受信するアンテナ4、チューナ5(コンテンツ取得手段、受信手段)と、字幕データに基づく字幕を表示する字幕表示部112(字幕表示手段)と、映像に対応して字幕を表示させるための制御を行うCPU121(字幕表示制御手段)と、を備える。
また、字幕表示制御手段としてのCPU121は、字幕を構成する文字列の内、特定の文字列を画像に置換し、当該置換された画像を含む特殊字幕表示を字幕表示部112に行わせる。この特殊字幕には、例えば、映像表示部111に表示されている映像から静止画をキャプチャーすることにより取得され、記憶部7に記憶された字幕用画像を用いることができる。
本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、上記構成を備えることにより、字幕の中に配役名に対応した画像を配した特殊字幕を表示することができるので、視聴者にわかりやすい字幕を表示することができる。
この特殊字幕は、例えば、視聴者が番組を再生(録画された番組の再生、リアルタイムの番組視聴を含む)しているときに、特定の文字列と画像を関連付けて登録する特殊字幕設定を行うことにより、表示可能となる。
以下、字幕表示制御の仕組みについて、フローチャートに従って具体的に説明する。
図3は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100内で行われる特殊字幕設定処理の一例について示したフローチャートである。この特殊字幕設定処理は、番組の視聴が開始されることに伴い、CPU121がROM123に格納されている特殊字幕設定プログラムを実行することにより実現される。
図3において、ステップS11では、現在視聴している番組が字幕放送番組であるか否かが判定される。字幕放送番組とは、字幕データを有し、字幕表示可能な番組のことであり、現在字幕が表示されているか否かを問わない。例えば、視聴中の番組が字幕放送番組であり、通常字幕1(言語:日本語)の表示が設定されていると、図5に示すような表示画面となる。
そして、ステップS11において、現在視聴している番組が字幕放送番組であると判定された場合はステップS12に移行し、字幕放送番組でないと判定された場合はそのまま処理を終了する。
ステップS12では、リモートコントローラ2のキャプチャーボタンが視聴者によって押下されたか否かが判定される。視聴者によってキャプチャーボタンが押下されていた場合は、ステップS13へと移行し、キャプチャーボタンが押下されていなかった場合は、ステップS17へと移行する。
ステップS13では、視聴者がキャプチャーボタンを押下したタイミングで映像表示部111に表示されていた画面映像がポーズ(一時停止)制御され、当該静止画像がキャプチャーされる。例えば、図5に示す表示画面においてキャプチャーボタンが操作されると、この状態で表示画面の映像は停止される。図5に示すように、映像は映像表示部111に、字幕は字幕表示部112に表示され、視聴者によりキャプチャーボタンが押下されたタイミングで、映像及び字幕がポーズされている。
また、図示しないが、映像表示部111のキャプチャー画像上には、切り出す領域を設定するためのポインタ等が現出することとなる。
ステップS14では、ステップS13でキャプチャーされた静止画像の中から、例えば、一の登場人物のみが含まれるように、所望の画像の切り出しが行われる。画像の切り出しは、視聴者の手動操作によって行われる。その具体的な方法は、リモートコントローラ2のカーソルキーや決定キーを操作してキャプチャー画像上でポインタを移動させることにより切り出し領域のXY座標を直接指定する方法でも、マウス等の入出力デバイスを用いて範囲を選択する方法でもよい。
ステップS14で切り出された画像は、字幕用画像として記憶部7に記憶される。なお、一のキャプチャー画像において、複数の画像を切り出すようにしてもよい。例えば、図5に示すキャプチャー画像においては、登場人物が二人(男の子と女の子)含まれているので、それぞれの画像を切り出して字幕用画像とすることができる。
そして、例えば、リモートコントローラ2により切り出し終了を指示する操作がなされ、所望の画像の切り出しが終了すると、表示画面は図6のように文字列を入力可能な画面へと遷移する。
図6は、文字列の入力画面の一例である。図6において、画面左側には、ステップS14で切り出されて記憶部7に記憶されている字幕用画像の一つ(例えば、画像001)が表示され、画面右側には、この画像に関連付ける文字列の入力欄が表示されている。この画面において、リモートコントローラ2のカーソルキー(例えば、左右キー)が操作されると、記憶部7に記憶されている画像が順次表示され、それぞれの画像に対して文字列を入力可能となる。
ステップS15では、ステップS14で切り出された画像が、当該画像に置換したい文字列と関連付けられて登録される。字幕用画像と関連付ける文字列の入力は、視聴者の手動操作によって行われる。具体的には、デジタル放送受信装置100に予め備えられているソフトキーボードを用いて文字を入力する。
図5に示すように、通常字幕には、例えば、配役名としてカッコ書きの文字列が配されている。この配役名を字幕用画像で置換したい場合は、字幕用画像と関連付ける文字列として、カッコ書きの文字列を入力すればよい。また、通常字幕中に、配役名が配役名+“:”(例えば、太郎:)や配役名+スペース(例えば、太郎_)で表記されている場合は、“:”やスペースを含む文字列を字幕用画像と関連付ければよい。
図6に示す画面において、画像001に対して“(太郎)”と入力すると、図7に示すような画面となり、画像001と“(太郎)”という文字列が関連付けられて登録される。また、例えば、画像002に対して“(花子)”と入力すると、図8に示すような画面となり、画像002と“(花子)”という文字列が関連付けられて登録される。
そうすることにより、図9に示すように、通常字幕(図5参照)のうち特殊字幕用に登録された特定の文字列((太郎)という配役名、(花子)という配役名)を字幕用画像(画像001、画像002)と差替えた特殊字幕表示を行うことが可能となる。なお、文字列の入力方法は、デジタル放送受信装置100と外部的に接続されたキーボード等を用いてもよい。
ステップS16では、ステップS15で登録された画像(例えば、画像001)及び特定の文字列(例えば、(太郎))に対して、イベントID又はシリーズID等の番組を識別するための識別情報が関連付けられて登録される。イベントIDは、放送番組を1番組単位で特定するための識別子である。シリーズIDは、シリーズものの放送番組をシリーズ単位で特定するための識別子である。これらのイベントID及びシリーズIDは、再生中の番組の番組情報(EPG情報)に含まれている。
図4は、特殊字幕設定として登録された番組の識別情報(例えば、イベントID)、文字列、字幕用画像の対応関係の一例について示す説明図である。
図4では、例えば、イベントIDがID1の番組について、“(太郎)”という文字列に対して画像001が関連付けられ、“(花子)”という文字列に対して画像002が関連付けられていることを示している。また、イベントIDがID2、ID3の番組についても、同様に特殊字幕のための登録がなされる。
このように、特殊字幕設定処理では、識別情報(イベントID、シリーズID)によって識別される番組ごとに字幕用画像と特定の文字列を関連付けて登録している。イベントID、シリーズIDを字幕用画像と関連付けて登録することで、当該字幕用画像を用いた特殊字幕表示を行うことができる放送番組を特定することが可能となる。つまり、イベントID又はシリーズIDが同じであれば、既に登録されている特殊字幕設定を利用して、特殊字幕を表示させることができる。
ステップS17では、放送番組の再生が終了したか否かが判定される。具体的には、番組が終了したか否か又はリモートコントローラ2による再生停止操作(例えば、停止ボタンや電源OFF)が視聴者によって行われたか否かによって判定される。
そして、放送番組の再生が終了したと判定された場合は、ステップS12へと移行し、引き続き特殊字幕設定を行うことができる。この場合、録画した番組の再生であれば、ステップS13でポーズされた画面の続きから再生されることとなり、リアルタイムの番組視聴であれば、表示画面のポーズが解除された時点(例えば、ステップS16の終了)から番組が再開されることとなる。
このように、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、映像表示部111により表示された映像から静止画像をキャプチャーし、キャプチャーされた静止画像の所望の部分を切り出して、字幕用画像を取得する画像取得手段と、識別情報(例えば、イベントID、シリーズID)によって識別される番組ごとに、取得された字幕用画像(例えば、図7の001、図8の002)と、字幕を構成する文字列の内特定の文字列(例えば、図7の(太郎)、図8の(花子))とを関連付けして登録する字幕用画像登録手段と、を備える。つまり、特殊字幕設定処理を実行するCPU121が、画像取得手段、字幕用画像登録手段として機能する。
上述した特殊字幕設定処理により、画像と特定の文字列(例えば、配役名)が関連付けて登録されると、図9に示すような特殊字幕の表示が可能となる。また、視聴者は自ら所望する画像を字幕用画像として登録できるので、特殊字幕表示を自分の好みに適したものとすることができる上、自ら登録した画像なので字幕がどの登場人物の台詞に対するものかを容易に認識することができる。
図10は、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100内で行われる字幕表示制御処理の一例について示したフローチャートである。この字幕表示制御処理は、CPU121がROM123に格納されている字幕表示制御プログラムを実行することにより実現される。
図10において、ステップS21では、番組の再生中にリモートコントローラ2の字幕表示設定ボタンが視聴者によって押下されたか否かが判定される。リモートコントローラ2のボタンが押下されると、対応するリモコン信号が出力され、リモコン信号受信部3を経由して、制御部12に出力される。制御部12では、入力されたリモコン信号から識別情報が取得され、当該識別情報に基づいて、操作されたボタンの判別が行われる。ボタンの判別が行われた結果、視聴者によって押下されていたボタンが字幕表示設定ボタンであった場合は、ステップS22へと移行し、字幕表示設定ボタンでなかった場合は、ステップS23へと移行する。
ステップS22では、視聴者によって字幕表示設定ボタンが押下されるごとに、字幕表示が切り換えられる。字幕の切り換えは、字幕OFFの状態(初期設定)からはじまり、字幕表示設定ボタンが押下されるごとに、通常字幕表示1(第1言語:日本語)、通常字幕表示2(第2言語:英語)、特殊字幕表示、そして、字幕OFFへと遷移する。なお、通常字幕表示1/2、及び特殊字幕表示の際の字幕の表示位置は、本実施形態では、原則として字幕表示部112であるが、放送局サイドの意向によって、映像に字幕が強制的に付加される場合は、映像表示部111に表示される。
ステップS23では、字幕表示設定が特殊字幕表示であるか否かが判定される。字幕表示設定が特殊字幕表示であった場合は、ステップS24へと移行し、字幕表示設定が特殊字幕表示でなかった場合は、ステップS26へと移行する。
ステップS24では、特殊字幕表示のための登録状況が確認される。特殊字幕表示とは、図9に示したように、字幕内の特定の文字列(例えば、図5の(太郎)、(花子))の部分を、対応させた字幕用画像(001、002)で差替えた字幕表示のことである。
具体的には、現在再生されている番組の識別情報(例えば、イベントID、シリーズID)が、図3に示す特殊字幕設定処理により登録された識別情報(図4のイベントID)と一致したときに、当該番組の特殊字幕表示のための登録がなされていると判定される。なお、現在視聴中の番組のイベントID、シリーズIDは、当該番組の番組情報(EPG情報)に含まれている。
そして、現在再生されている番組に対する特殊字幕表示のための登録が行われていた場合は、例えば、図9のように、登録状況に応じて、字幕が表示される(ステップS25)。具体的には、特殊字幕生成部10において、特定の文字列を字幕用画像として置換した特殊字幕データを生成させ、この特殊字幕データに基づく字幕を字幕表示部112に表示させる。特殊字幕生成部10では、通常字幕中の特定の文字列を画像に置換するだけなので、その処理は複雑なものではない。
このように、配役名を示す特定の文字列を画像に置換した特殊字幕を字幕表示部112に表示することで、視聴者はどの登場人物の台詞に対応する字幕なのかを画像により視覚的に認識することができる。
一方、特殊字幕表示のための登録が行われていなかった場合は、例えば、図5のように、通常の字幕が表示される(ステップS27)。
ステップS26では、字幕表示設定が通常字幕表示であるか否かが判定される。字幕表示設定が通常字幕表示であった場合は、通常の字幕表示が行われ(ステップS27)、字幕表示設定が通常字幕表示でなかった場合は、字幕表示はOFFとなる(ステップS28)。
ステップS29では、放送番組の再生が終了したか否かが判定される。具体的には、番組が終了したか否か又はリモートコントローラ2による再生停止操作(例えば、停止ボタンや電源OFF)が視聴者によって行われたか否かによって判定される。
そして、放送番組の再生が終了していないと判定された場合は、ステップS21へと移行し、引き続き字幕表示設定を行うことができる。
上述したように、本実施形態に係るデジタル放送受信装置100は、現在再生されている番組の識別情報が、既に登録された特殊字幕設定に含まれる識別情報と一致し、字幕を構成する文字列の中に当該特定の文字列が含まれる場合に、この特定の文字列を関連付けられている画像に置換し、画像を含む特殊字幕を字幕表示部112に表示する。
これにより、イベントIDが同じ番組については、一度特殊字幕設定をしておけば、次回再生するときにこの特殊字幕設定を利用して特殊字幕を表示させることができる。また、シリーズIDが同じ番組については、シリーズを通して同じ特殊字幕設定を利用して特殊字幕を表示させることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、図1に示したように、映像表示部111の下部に字幕表示部112を設けているが、映像表示部111に重ならない限りで任意の位置に設けることが可能である。
また、上記実施形態では、原則として、特殊字幕の表示のみならず通常の字幕も字幕表示部112に表示させるようにしているが、通常の字幕に関しては映像表示部111に表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、字幕表示が特殊字幕表示に設定されている場合において、特殊字幕表示のための登録がなかった場合(図10のステップS24で“NO”)には、通常の字幕を表示させるようにしているが、その際に、登録がない旨のメッセージを映像表示部111に表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、デジタル放送受信装置100の本体部1に記憶部7を備えるよう構成されているが、本体部1に接続可能な外部機器(例えば、CD(Compact Disc)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ、ハードディスクドライブ、USBメモリなど)に記憶させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、特殊字幕に用いる画像を、デジタル放送の映像表示画面から静止画をキャプチャーすることにより取得するようにしているが、インターネット等のネットワーク経由で画像を取得したり、デジタル放送信号に特殊字幕用の画像データを含ませるようにしたりする等、字幕用画像の取得方法には種々の方法が考えられる。
また、上記実施形態では、デジタル放送により提供される番組コンテンツを取得し、当該番組コンテンツに対して特殊字幕表示を行う場合について説明しているが、例えば、DVD等からコンテンツデータを取得して再生させる場合にも、本発明を適用して特殊字幕表示を行うようにすることができる。
さらに、特殊字幕において画像と置換する文字列は、配役名に限定されず、字幕中の特定の文字列を画像に置換するようにしてもよい。
本実施形態に係るデジタル放送受信装置100の外観図である。 本実施形態に係るデジタル放送受信装置100の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るデジタル放送受信装置100内で行われるキャプチャー処理の一例について示したフローチャートである。 特殊字幕設定として登録された番組の識別情報、文字列、字幕用画像の対応関係の一例について示す説明図である。 通常字幕表示画面の一例である。 文字の入力画面の一例である。 文字の入力例である。 文字の入力例である。 特殊字幕表示画面の一例である。 本実施形態に係るデジタル放送受信装置100内で行われる字幕表示制御処理の一例について示したフローチャートである。 通常のテレビの外観図である。
符号の説明
100 デジタル放送受信装置
1 本体部
2 リモートコントローラ
3 リモコン信号受信部
4 アンテナ
5 チューナ
6 復調部
7 記憶部
8 デコーダ部
81 分離部
82 ビデオデコーダ
83 オーディオデコーダ
84 データデコーダ
9 処理部
91 映像処理部
92 音声処理部
10 特殊字幕生成部
11 出力部
111 映像表示部
112 字幕表示部
113 音声出力部
12 制御部
121 CPU
122 RAM
123 ROM

Claims (8)

  1. 映像データと、当該映像データに基づく映像に対応して字幕を表示するための字幕データを含むコンテンツに関するデータを取得するコンテンツ取得手段と、前記字幕データに基づく字幕を表示する字幕表示手段と、映像に対応して字幕を表示させるための制御を行う字幕表示制御手段と、を備える映像表示装置において、
    前記字幕表示制御手段は、字幕を構成する文字列の内、特定の文字列を画像に置換し、当該置換された画像を含む特殊字幕表示を前記字幕表示手段に行わせることを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記特定の文字列は、表示される字幕が、どの登場人物の台詞に対応するかを示す配役名であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記字幕表示手段は、
    前記映像を表示する映像表示部とは独立して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像表示装置。
  4. 前記画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得された画像と、前記特定の文字列とを関連付けして登録する字幕用画像登録手段と、を備え、
    前記字幕表示制御手段は、字幕を構成する文字列の中に前記特定の文字列が含まれる場合に、この特定の文字列を関連付けられている画像に置換することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の映像表示装置。
  5. 前記コンテンツに関するデータには、当該コンテンツを識別するための識別情報が含まれ、
    前記字幕用画像登録手段は、前記識別情報によって識別されるコンテンツごとに前記画像と前記特定の文字列を関連付けて登録し、
    前記字幕表示制御手段は、現在再生されているコンテンツの識別情報が、前記字幕用画像登録手段により登録された識別情報と一致したときに、前記特殊字幕表示を前記字幕表示手段に行わせることを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 前記画像取得手段は、
    前記映像から静止画像をキャプチャーし、キャプチャーされた静止画像の所望の部分を切り出して、字幕用画像を取得することを特徴とする請求項4又は5に記載の映像表示装置。
  7. 前記コンテンツ取得手段は、
    前記コンテンツとして番組を提供するデジタル放送を受信する受信手段を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の映像表示装置。
  8. 番組の映像データと、当該映像データに基づく映像に対応して字幕を表示するための字幕データと、番組の識別情報とを含むデジタル放送を受信する受信手段と、前記字幕データに基づく字幕を表示する字幕表示手段と、映像に対応して字幕を表示させるための制御を行う字幕表示制御手段と、を備える映像表示装置において、
    前記映像から静止画像をキャプチャーし、キャプチャーされた静止画像の所望の部分を切り出して、字幕用画像を取得する画像取得手段と、
    前記識別情報によって識別されるコンテンツごとに前記画像取得手段により取得された字幕用画像と、表示される字幕がどの登場人物の台詞に対応するかを示す配役名とを関連付けして登録する字幕用画像登録手段と、を備え、
    前記字幕表示制御手段は、
    現在再生されている番組の識別情報が、前記字幕用画像登録手段により登録された識別情報と一致し、字幕を構成する文字列の中に前記配役名が含まれる場合に、この配役名を関連付けられている字幕用画像に置換し、当該置換された画像を含む特殊字幕表示を、前記映像を表示する映像表示部とは独立して設けられた前記字幕表示手段に行わせることを特徴とする映像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016189508A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 シャープ株式会社 受信装置、受信方法、およびプログラム
JP2017204695A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 日本放送協会 字幕データ生成装置、コンテンツ表示装置、およびプログラム

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