JP5328413B2 - 塗布具 - Google Patents

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Description

本発明は、塗布する対象物が傷つきやすく塗布部の滑らかさを必要とし、かつ衛生上または液状、流動体状の内容物の劣化等の問題に対処するため密封してそのバージン性の確保が必要な容器を用いる化粧品、医薬品、医薬部外品および一般的な塗布容器に属する塗布具に関する。
従来、軸部の先端にシリコン塗布部を設けた液体化粧料塗布具が提案されている(実用新案登録第3109917号:特許文献1)。
また、樹脂製のアンプルに関して、首部を折り取り易くするために肩部と首部の境界部に切り込み部を設けたものが提案されている(特開2000−37442号:特許文献2)。
先行する特許文献2のように、内容物吐出孔を使用時に簡単に削除し使用する容器が提案されており、古くはガラスビンのアンプルなど実際に医薬品等の容器として使用されていた。
液体等の内容物を保持する容器で、吐出孔を持つ塗布部とバージンシール性を確保するための封止部を樹脂成型品に一体成形し、最初に使用するときに吐出孔を塞いでいる封止部を手で容易に破壊して取り去り吐出孔を開けて使用できるようにしたものが考えられる。
特に衛生上の問題から医薬品分野等では、樹脂部品で内容物吐出孔を不要部で塞いでいて、使用時に手でその不要部を取るバージンシール機能を持った容器が多く提案されており、1回のみ使用を目的として目薬、軟膏では実用化されている。
しかしながら、それらは樹脂の硬さや、成形時の樹脂の流れにくさから、不要部削除後の吐出孔周囲のバリが大きくかつ硬く、その吐出孔から出た内容物を、直接塗布部を用いて均一に塗りつけることは困難であった。すなわち、化粧品、医薬品、医薬部外品(皮膚、特に唇等)および一般的に塗布容器において、バリのある塗布部で、塗布される面の条件、例えば肌や柔らかく傷つき易い面に塗布するのに用いるのが困難な場合があった。
実用新案登録第3109917号 特開2000−37442号
本発明は、前述の実情に鑑み、バージンシール性を確保しつつ、容易に塗布部の不要部を使用者が取り去ることができる容器において、バリの発生を抑えつつかつバリが使用時に不都合にならないような柔らかさを持った塗布部を有する塗布具を提供する。
本発明は、吐出孔から内容物を塗布面に吐出させて内容物を塗布可能にする塗布部を有し、該塗付部に柔軟性のある樹脂材料を用いた塗布具において、
塗布部は、その吐出孔を塞ぐ中実のシール部を、該シール部の底面が該吐出孔に面する状態で該塗布部に一体成形したものであって、
前記吐出孔の前記シール部を取り去った際の開放端部の内径よりも、前記シール部の塗布部に連続する側端部の外径を大きく形成して、前記塗布部および前記シール部間をシール部の外径と吐出孔内径との差で形成される薄い接続部分を介して連続させ、前記塗布部と前記シール部を一体成形したものとし、
使用時に前記接続部分を破ることによって前記シール部を前記塗布部から取り去り、吐出孔を開放して塗布可能にしたことを特徴とする塗布部を有することを特徴とする塗布具である。
本発明においては、前記塗布部と前記シール部は、2液タイプのシリコーンゴムを射出成形することによって構成されることが好適である。
また、本発明においては、前記シール部は、射出成形のゲートを有し、前記塗布部と前記シール部の接続部分は、前記シール部を前記塗布部から取り去るときに容易に破れる薄膜部分としたことが好適である。
本発明の塗布具によれば、吐出孔から内容物を塗布面に吐出させて内容物を塗布可能にする塗布部を有し、該塗付部に柔軟性のある樹脂材料(例えばシリコンやエラストマー)を用いた塗布具において、塗布部は、その吐出孔を塞ぐ中実のシール部を、該シール部の底面が該吐出孔に面する状態で該塗布部に一体成形したものとし、前記吐出孔の前記シール部を取り去った際の開放端部の内径よりも、前記シール部の塗布部に連続する側端部の外径を大きく形成して、前記塗布部および前記シール部間をシール部の外径と吐出孔内径との差で形成される薄い接続部分を介して連続させ、前記塗布部と前記シール部を一体成形したものとしている。この構造で、使用時に前記接続部分を破ることによって前記シール部を前記塗布部から取り去り、吐出孔を開放して塗布可能にするときに、前記塗布部および前記シール部間をシール部の外径と吐出孔内径との差で形成される薄い接続部分したので、使用者は、前記接続部分を少ない力で容易に破って取り去ることができる。
また、接続部分を破ったときに塗布部の吐出孔周縁にできるバリは、上記のように薄い接続部分であり、かつ、塗布部に柔軟性のある樹脂材料を使用しているので塗布部分に軟らかく当り、使用時に不都合になることがない。
また、シール部が中実であるので、全く内径孔を設けておらずシール部の底面が吐出孔に面して止まって形成されるので、薄い接続部分とその前後では強度が大きくことなっている。したがって、切断時に薄膜の接続部分が伸びることがなくバリは極めて微小に形成することが可能になる。
したがって、バージン性の確保しつつ使用時にシール部をとりさって使用できる使用方法の容易さは従来と変わらず、かつ、バリの発生を少なくして柔軟な塗布部材質であるので、バリを使用時に気にせずに塗布できる化粧品、医薬品、医薬部外品等(皮膚、特に唇等)および一般的な塗布容器を提供できる。
本発明において、前記塗布部と前記シール部を、2液タイプのシリコーンゴムの射出成形で構成することにより、よりシール部の厚さを薄くすることができると共に、吐出孔の周囲に均等に成形膜を形成することができ、完全な密封性が得られるのでバージンシールとしての充分な機能を奏することができる。また、従来の材質であるPP(ポリプロピレン)やPE(ポリエチレン)に比べても、化粧品として肌や唇等に直接塗布しても、バリが気にならずにかつ肌や柔らかく傷つき易い面に塗布するのに用いるのに不都合がない。なお、シリコーンゴムの硬度は、デュロメータータイプA測定においてのゴム硬度10〜70が望ましい。
また、前記シール部は、射出成形のゲートを有し、前記塗布部と前記シール部の接続部分は、前記シール部を前記塗布部から取り去るときに容易に破れる薄膜部分とすることによって、一層確実にバリの発生を抑えつつ、バリが発生しても使用時に不都合にならないようにできる等の優れた効果を奏し得る。
本発明の実施形態1に係る塗布具の説明図であって、(a)は該塗布具の正面視図、(b)は該塗布具の縦断視図である。 図1の塗布具に設けた塗布部の説明図であって、(a)は該塗布部の縦断視図、(b)は該塗布部の正面視図である。 本発明の実施形態2に係る塗布具の説明図であって、(a)は該塗布具の縦断視図、(b)は該塗布具に設けた塗布部でシール部を取り去る前・後の説明図である。 図3の塗布具において塗布部からシール部を取り去った後にキャップした状態の説明図である。 本発明の実施形態3に係る塗布具の塗布部周辺の縦断説明図である。 本発明の実施形態4に係る塗布具の塗布部周辺の縦断説明図である。 本発明の実施形態5に係る塗布具の塗布部周辺の縦断説明図であって、(a)は該塗布部の縦断視図、(b)は該塗布部の正面視図である。 図7の塗布部の先端の説明図であって、(a)は該塗布部先端の縦断視図、(b)は該塗布部先端の正面視図である。 本発明の実施形態5に係る塗布具に設ける塗布部の変形例1の説明図であって、(a)は該塗布部先端の側面視図、(b)該塗布部具の正面図である。 実施形態5に係る塗布具に設ける塗布部の変形例2の説明図であって、(a)は該塗布部先端の側面視図、(b)該塗布部具の正面図である。 本発明の実施形態6に係る塗布具の説明図であって、(a)は該塗布具の縦断視図、(b)は該塗布具に設けた塗布部でシール部を取り去る前・後の説明図である。 図11の塗布具において塗布部からシール部を取り去った後にキャップした状態の説明図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
図1〜図12は本発明の各実施形態に係る塗布具またはその塗布部の説明図である。
図1〜図2に示すように、実施形態1に係る塗布具においては、軸本体10先端部に設けた塗布部12に柔軟性のある樹脂材料を用いたものであり、軸本体10内部の収容部14に収容した液状、または流動体状の内容物14aを後述する押し出し構造によって吐出孔16から内容物14aを塗布面12aに吐出させることにより内容物14aを前記塗布面12aに供給して対象面への塗布使用に対応できるようにしたものである。
この塗布具においては、塗布部12においてその吐出孔16の先端の開放端部16aを塞ぐ中実のシール部18を該シール部18の底面が該吐出孔16面する状態で該塗布部12に一体成形したものである。
前記塗布部12は、図2に詳細に示すように、前記吐出孔16のシール部18を取り去った際の開放端部16aの内径R1よりも、前記シール部18において前記塗布部12に連続する側端部18aの外径R2を大きく形成して、前記塗布部12および前記シール部18間をシール部18の外径と吐出孔16内径の差で形成される薄い接続部分20を介して連続させ、前記塗布部12と前記シール部18を一体成形したものとした。
実施形態1の塗布部12は、後部よりもやや先部が細くかつ先端面の塗布面12aが中心軸に対した傾いた斜めの面に形成された概略充実円筒状のものである。
前記塗布部12と前記シール部18は、2液タイプのシリコーンゴムを射出成形することによって構成されることが好適である。
前記シール部12は、射出成形のゲートを有したものとし、前記塗布部12と前記シール部18の接続部分20は、前記シール部18を前記塗布部12から取り去るときに容易に破れる薄膜部分としたものである。なお、実施形態1のシール部18は、塗布部12から離れて先方に行くほど、細くなる形状に概略中実円錐体形状に形成されている。
具体的な接続部分20の寸法は、好適には0.02〜0.2(mm)望ましくは0.02〜0.1(mm)、0.05(mm)程度とする。
上記塗布具の使用時には、使用者は、前記接続部分20を破ることによって前記シール部18を前記塗布部12から取り去り、吐出孔16を開放して塗布可能にしたものである。
上記の構造で、使用時に前記接続部分20を破ることによって前記シール部18を前記塗布部12から取り去り、吐出孔16を開放して塗布可能にするときに、前記シール部18の外径よりもはるかに薄い厚さの薄膜の接続部分20であるので、使用者は、前記接続部分20を少ない力で容易に破って取り去ることができる。
また、接続部分20を破ったときに塗布部12の吐出孔16の開放端部16a周縁にできるバリは、シール部18の外径と吐出孔16内径との差で形成される接続部分20からできるので薄く、かつ、塗布部12に柔軟性のある樹脂材料を使用しているので塗布部分に軟らかく当り、使用時に肌などの対象面が不都合になることがない。
また、シール部18が中実であるので、全く内径孔を設けておらずシール部18の底面が吐出孔16に面して止まって形成されるので、薄い接続部分20とその前後では強度が大きくことなっている。したがって、切断時に薄膜の接続部分20が伸びることがなくバリは極めて微小に形成することが可能になる。
したがって、バージン性を確保しつつ使用時にシール部18を容易に取り去って使用できる使用方法の容易さは従来と変わらず、かつ、バリの発生を少なくして柔軟な塗布部12の材質であるので、バリを使用時に気にせずに塗布できる化粧品、医薬品、医薬部外品等(皮膚、特に唇等)および一般的な塗布容器を提供できる。
ここで、実施形態1に係る塗布具では、円筒状の軸本体10の収容部14内に収容した内容物(化粧液等)14aを押し出す構造として、この収容部14内で先方に向けて移動して内容物14aを押圧するピストン体からなる押圧部22と、この軸本体10後端部に相対回転可能かつ軸方向への移動が規制されて設けられた後端の閉じた概略筒状の天冠24と、断面視して切り欠き部を有したカム状でかつ切り欠き部以外の円弧状外周に雄ネジ山26aが形成され先端に押圧部22が回動可能に嵌合して設けられたネジ棒26と、このネジ棒26をその外周カムに対応する内周カム形状の孔28aに挿通した状態としてネジ棒26および天冠24に対して回転方向に固定され、該天冠24の軸本体10に対する相対回転運動をネジ棒26に伝える概略筒状の繰出体28と、該ネジ棒26外周の雄ネジ山26aに螺合する雌ネジ山30aが内周に形成され軸本体10に対する軸方向および回転方向に固定されたネジ体30とを設けている。
なお、軸本体10に先端部には、塗布具不使用時に塗布部12を覆うキャップ32を着脱可能に外嵌できるようになっている。
また、塗布部12はその後部の吐出孔16の内外面部に溝が形成されていて、筒状の先軸34内面と継手36外面の環状凸部が嵌入した状態で先軸34内面および継手36外面によって塗布部12が挟み付けられた状態で、該先軸34が軸本体10の先端部10aに嵌入して、塗布部12が軸本体10に抜け止めされている。
また、前記収容部14出側から(継手36中空を介して)塗布部12の吐出孔16が連通している。
上記構造の実施形態1に係る塗布具では、天冠24の軸本体10に対する相対回転運動を前記繰出体28によってネジ棒26に伝えてネジ棒26およびネジ体30同士を相対回転させ、それらの雄ネジ(雄ネジ山26a)と雌ネジ(雌ネジ山30a)によってネジ棒26をネジ送りして繰出し、これによって、そのネジ棒26先端に設けた押圧部22で収容部14内の内容物14aを軸本体10先端部10aの塗布部12に向けて送り出すようにしたものである。
上記実施形態1に係る塗布具では、円筒状の軸本体10の収容部14内に収容した内容物14aを押し出す構造の一例として、上記のように押圧部22、天冠24、ネジ棒26、繰出体28、およびネジ体30を採用しているので、使用者が天冠24を介してネジ棒26を回転させることによって、その回転角度に応じた吐出量の内容物14aを正確かつ確実に塗布部12の塗布面12aに繰り出せるようになっている。
次に、実施形態2に係る塗布具を図3〜図4に基づいて説明する。
この実施形態2に係る塗布具では、円筒状の軸本体10の収容部14内に収容した内容物14aを押し出す構造として軸本体10A自体が変形可能なチューブ構造になっている。軸本体10Aは、樹脂または金属層が積層されたいわゆるラミネート構造であり、使用者が手指によって軸本体10Aを直接押圧して変形させることによって軸本体10A内の収容部14の内圧を上げて内容物14aを塗布体に送り出すものである。図1に示したものと、先軸34,継手36の構造は同様である。キャップ32も着脱可能に嵌着できる。
また、図3(a)に示すように、塗布部12は、中空の半球状またはドーム状先端形状を呈し、収容部14出側から(継手36中空を介して)その内部空間から先端部に繋がる吐出孔16に中実のシール部18が接続部分20を介して一体形成している。該シール部18の底面が該吐出孔16に面する状態で、吐出孔16およびシール部18は、塗布部12の軸中心上に形成されている。同(b)では、シール部18の接続部分20を破って取り去る状態を示している。
実施形態2に係る塗布具においては、図3(b)に示すように、シール部18を取り去った後には、図4に示すように、キャップ32の突起32aを開放された吐出孔16に差し込んで、内容物14aの漏れを確実に防止できる。
また、収容部14がラミネート構造の軸本体10から簡単な構造で容易に内容物14aを塗布部12に供給することができる。
なお、シール部18の構造等、その他の構成は実施形態1と同様である。
次に、実施形態3に係る塗布具を図5に基づいて説明する。
この実施形態3に係る塗布具では、円筒状の軸本体10の収容部14内に収容した内容物14aを押し出す構造は実施形態1または実施形態2塗布具と同様の構造を採用できる。
実施形態3の塗布具では、実施形態1〜2の塗布具の塗布部と異なり、図5に示すように、塗布部12が先端に行くほど厚さが薄くなる平坦へら状を呈し、吐出孔16の開放端部16aよりも先方まで塗布部12先端部が延びた形状を呈している。この開放端部16aに接続部分20を介して設けた中実のシール部18は、先細く、塗布部12のへら状平面に対して垂直に延在している。
塗布部12は、その後部にフランジ部が形成されていて、そのフランジ部が先軸内部の拡径する段差と継手前端面で挟み付けられて、軸本体10先端部10aに固定される。
この実施形態3に係る塗布具では、シール部18が塗布部12の平面部からほぼ垂直に延びており、シール先端部は、塗布部先端より先方かつキャップ内径より突出していないので、キャップへの収納が容易である。
また、射出成形の際の割方の割線(パーティングライン)38が塗布部12の塗布側表面側に出るようにしている。
次に、実施形態4に係る塗布具ついて図6によって説明する。
実施形態4の塗布具では、図6に示すように、塗布部12が先端に行くほど厚さが薄くなる平坦へら状を呈し、吐出孔16の開放端部16aよりも先方まで塗布部12先端部が延びた形状を呈している点や、軸本体10、収容部14等の構成は実施形態3に係る塗布具と同様である。
塗布部12もへら状である点は同様であるが、中実のシール部18が先太く形成されている点が異なる。この先太く形成されたシール部18によって使用者はシール部18が摘みやすく取り除きやすく、使い勝手が良い。射出成形の際の割線38は塗布面12a側に出るようになっている。
次に、実施形態5に係る塗布具ついて図7〜図8によって説明する。
実施形態5に塗布具は、実施形態1の塗布具と異なり、図7〜図8に示すように、塗布部12に接続部分20を介して中実のシール部18が先太く形成されている点が異なる。具体的には、吐出孔16は、内径1.3mmで、シール部先端部が外径2.2mmに形成されている。もちろん、前記吐出孔16のシール部18を取り去った際の開放端部16aの内径R1を、該シール部18において前記塗布部12に連続する側端部18aの外径R2の同径以下として(R1≦R2)、シール部18の先端部18bの外径R3を上記の内径よりも大径に形成している(R3>R1)。
次に、実施形態5に係る塗布具の変形例1〜2を図9〜図10によって説明する。
この変形例1、変形例2は、図9、図10に示すように、塗布部12に接続部分20を介して設けた中実のシール部18先端部18bに球形、円形の摘み部18cをシール部18本体よりも大径にしたものである。これによって、摘みやすくシール部18を取り除き易い。
次に、実施形態6に係る塗布具を図11、図12に基づいて説明する。この実施形態6に係る塗布具は、前記実施形態2に係る塗布具(図3、図4参照)に実施形態5に係るシール部18(図7、図8参照)を設けたものである。その他の構成は実施形態2の塗布具と同様である。
10 軸本体
10A 軸本体
10a 先端部
12 塗布部
12a 塗布面
14 収容部
14a 内容物
16 吐出孔
16a 開放端部
18 シール部
18a 塗布部に連続する側端部
18b 先端部
18c 摘み部
20 接続部分
22 押圧部
24 天冠
26 ネジ棒
26a 雄ネジ山
28 繰出体
28a 内周カム形状の孔
30 ネジ体
30a 雌ネジ山
32 キャップ
32a 突起
34 先軸
36 継手
38 割線
R1 吐出孔の開放端部の内径
R2 シール体の外径
R3 シール体の外径

Claims (3)

  1. 吐出孔から内容物を塗布面に吐出させて内容物を塗布可能にする塗布部を有し、該塗付部に柔軟性のある樹脂材料を用いた塗布具において、
    塗布部は、その吐出孔を塞ぐ中実のシール部を、該シール部の底面が該吐出孔に面する状態で該塗布部に一体成形したものであって、
    前記吐出孔の前記シール部を取り去った際の開放端部の内径よりも、前記シール部の塗布部に連続する側端部の外径を大きく形成して、前記塗布部および前記シール部間をシール部の外径と吐出孔内径との差で形成される薄い接続部分を介して連続させ、前記塗布部と前記シール部を一体成形したものとし、
    使用時に前記接続部分を破ることによって前記シール部を前記塗布部から取り去り、吐出孔を開放して塗布可能にしたことを特徴とする塗布部を有することを特徴とする塗布具。
  2. 前記塗布部と前記シール部は、2液タイプのシリコーンゴムを射出成形することによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 前記シール部は、射出成形のゲートを有し、前記塗布部と前記シール部の接続部分は、前記シール部を前記塗布部から取り去るときに容易に破れる薄膜部分としたことを特徴とする請求項1または2に記載の塗布具。
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