JP5328191B2 - 塗装システム - Google Patents

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Description

本発明は、塗装システムに関する。詳しくは、塗料を噴射する塗料噴射装置と、この塗料噴射装置に塗料を供給する塗料供給装置と、を備える塗装システムに関する。
従来より、自動車の製造工程では、ボディやドアなどのワークを塗装する塗装システムが知られている。この塗装システムは、例えば、ロボットアームの先端に取り付けられた塗料噴射装置と、この塗料噴射装置に塗料を供給する塗料供給装置と、を備える。
以上の塗装システムでは、ワークに塗料を塗布する場合、塗料供給装置から塗料噴射装置に塗料を供給して、供給された塗料を噴射させる。しかしながら、この塗装システムでは、塗料供給装置内の塗料がなくなると、この塗料供給装置に塗料を充填するのに時間がかかるという問題があった。
そこで、塗料供給装置を、塗料噴射装置に塗料を供給する第1塗料タンクと、この第1塗料タンクに塗料を供給する第2塗料タンクと、を備える構成とした塗装システムが提案されている(特許文献1参照)。これら第1塗料タンクおよび第2塗料タンクは、それぞれ、塗料が収容されるシリンダと、このシリンダの内部に摺動可能に設けられたピストンと、を備える。
以上の塗装システムでは、ワークに塗料を塗布する場合、第1塗料タンクから塗料噴射装置に塗料を供給して、供給された塗料を噴射させる。このとき、同時に、第2塗料タンクに塗料を充填しておく。その後、第1塗料タンク内の塗料がなくなると、第2塗料タンクから第1塗料タンクに塗料を一気に押し出して、第1塗料タンクに塗料を充填する。このようにして、第1塗料タンクへの塗料の充填速度を向上させている。
ここで、第2塗料タンクから第1塗料タンクに塗料を充填する際には、第2塗料タンクのピストンを所定速度で前進させるとともに、第1塗料タンクのピストンを所定速度で後退させている。
特開2006−102645号公報
しかしながら、特許文献1で提案された塗装システムでは、第1塗料タンクのピストンおよび第2塗料タンクのピストンは、いずれも、進退を速度で制御していたので、第1および第2塗料タンクの内圧を一定に維持できず、塗料が漏れたりエアが混入したりするおそれがあった。
本発明は、塗料供給装置の内圧を一定に維持できる塗装システムを提供することを目的とする。
本発明の塗装システム(例えば、後述の塗装システム1)は、塗料を噴射する塗料噴射装置(例えば、後述の塗装ガン10)と、当該塗料噴射装置に塗料を供給する塗料供給装置(例えば、後述の塗料供給装置20)と、を備える塗装システムであって、前記塗料供給装置は、前記塗料噴射装置に塗料を供給する第1塗料タンク(例えば、後述の第1塗料タンク21)と、当該第1塗料タンクに塗料を充填する第2塗料タンク(例えば、後述の第2塗料タンク22)と、前記第1塗料タンクおよび第2塗料タンクを制御する制御装置(例えば、後述の制御装置23)と、を備え、前記第1塗料タンクおよび第2塗料タンクは、それぞれ、塗料が収容されるシリンダ(例えば、後述のシリンダ211,221)と、当該シリンダ内部に摺動可能に設けられたピストン(例えば、後述のピストン212,222)と、を備え、前記制御装置は、前記第2塗料タンクから前記第1塗料タンクに塗料を充填する場合には、前記第2塗料タンクのピストンを所定トルクで前進させるとともに、前記第1塗料タンクのピストンを所定速度で後退させることで、前記第2塗料タンクに収容された塗料を前記第1塗料タンクに移動させることを特徴とする。
この発明によれば、塗料噴射装置に塗料を供給する第1塗料タンクと、この第1塗料タンクに塗料を供給する第2塗料タンクとを設けた。よって、第1塗料タンク内の塗料がなくなると、第2塗料タンクから第1塗料タンクに塗料を一気に押し出して、第1塗料タンクに塗料を充填できるから、塗料噴射装置への塗料の充填時間を短縮でき、高速充填が可能となる。
また、この発明によれば、第2塗料タンクのピストンを所定トルクで前進させるとともに、第1塗料タンクのピストンを所定速度で後退させることで、第2塗料タンクに収容された塗料を第1塗料タンクに移動させる。よって、トルクを監視して塗料の移動を行うので、第1塗料タンクおよび第2塗料タンクの内圧を一定に維持できる。その結果、塗料が漏れたりエアが混入したりしない。
本発明の塗装システム(例えば、後述の塗装システム1)は、塗料を噴射する塗料噴射装置(例えば、後述の塗装ガン10)と、当該塗料噴射装置に塗料を供給する塗料供給装置(例えば、後述の塗料供給装置20)と、を備える塗装システムであって、前記塗料供給装置は、前記塗料噴射装置に塗料を供給する第1塗料タンク(例えば、後述の第1塗料タンク21)と、当該第1塗料タンクに塗料を充填する第2塗料タンク(例えば、後述の第2塗料タンク22)と、前記第1塗料タンクおよび第2塗料タンクを制御する制御装置(例えば、後述の制御装置23)と、を備え、前記第1塗料タンクおよび第2塗料タンクは、それぞれ、塗料が収容されるシリンダ(例えば、後述のシリンダ211,221)と、当該シリンダ内部に摺動可能に設けられたピストン(例えば、後述のピストン212,222)と、を備え、前記制御装置は、前記第2塗料タンクから前記第1塗料タンクに塗料を充填する場合には、前記第2塗料タンクのピストンを所定速度で前進させるとともに、前記第1塗料タンクのピストンを所定トルクで後退させることで、前記第2塗料タンクに収容された塗料を前記第1塗料タンクに移動させることを特徴とする。
この発明によれば、塗料噴射装置に塗料を供給する第1塗料タンクと、この第1塗料タンクに塗料を供給する第2塗料タンクとを設けた。よって、第1塗料タンク内の塗料がなくなると、第2塗料タンクから第1塗料タンクに塗料を一気に押し出して、第1塗料タンクに塗料を充填できるから、塗料噴射装置への塗料の充填時間を短縮でき、高速充填が可能となる。
また、この発明によれば、第2塗料タンクのピストンを所定速度で前進させるとともに、第1塗料タンクのピストンを所定トルクで後退させることで、第2塗料タンクに収容された塗料を第1塗料タンクに移動させる。よって、トルクを監視して塗料の移動を行うので、第1塗料タンクおよび第2塗料タンクの内圧を一定に維持できる。その結果、塗料が漏れたりエアが混入したりしない。
本発明によれば、第1塗料タンク内の塗料がなくなると、第2塗料タンクから第1塗料タンクに塗料を一気に押し出して、第1塗料タンクに塗料を充填できるので、塗料噴射装置への塗料の充填時間を短縮でき、高速充填が可能となる。
また、トルクを監視して塗料の移動を行うので、第1塗料タンクおよび第2塗料タンクの内圧を一定に維持できる。その結果、塗料が漏れたりエアが混入したりしない。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る塗装システム1の概略構成を示す図である。
塗装システム1は、自動車の製造工程で、ボディやドアなどのワークを静電塗装するためのシステムであり、塗料を噴射する塗料噴射装置としての塗装ガン10と、この塗装ガン10に塗料を供給する塗料供給装置20と、を備える。
塗料供給装置20は、塗装ガン10に塗料を供給する第1塗料タンク21と、この第1塗料タンク21に塗料を充填する第2塗料タンク22と、洗浄液を吐出する第1洗浄装置31と、洗浄液を吐出する第2洗浄装置32と、これらを制御する制御装置23と、備える。
第1塗料タンク21は、塗料が収容されるシリンダ211と、このシリンダ211内部に摺動可能に設けられたピストン212と、このピストン212を進退させる駆動モータ213と、ピストン212の位置、トルク、および速度を検出する第1検出部214と、を備える。
このシリンダ211のピストン212の前進方向側には、第1接続口215が設けられるとともに、直接、三方弁である第2バルブ61が接続されている。
すなわち、第2バルブ61の第1接続口611は、第1塗料タンク21に接続され、第2接続口612は、外部に開放された排出路となっている。
第1塗料タンク21の第1接続口215には、第1供給路50が接続され、この第1供給路50は、塗装ガン10の供給口11に接続される。第1供給路50には、この第1供給路50を開閉する第1バルブ51が設けられている。
第2塗料タンク22は、塗料が収容されるシリンダ221と、このシリンダ221内部に摺動可能に設けられたピストン222と、このピストン222を進退させる駆動モータ223と、ピストン222の位置、トルク、および速度を検出する第2検出部224と、を備える。
このシリンダ221のピストン222の前進方向側には、第1接続口225および第2接続口226が設けられている。
第1塗料タンク21と第2塗料タンク22とは、第2供給路60により接続される。
この第2供給路60には、上述の第2バルブ61と、四方弁である第3バルブ62と、が設けられる。
第3バルブ62の第1接続口621は、第2塗料タンク22の第1接続口225に接続され、第2接続口622は、絶縁ホース63を介して、第2バルブ61の第3接続口613に接続される。また、第3バルブ62の第3接続口623は、外部に開放された排出路となっており、第4接続口624は、上述の第1洗浄装置31の吐出口に接続される。
第2塗料タンク22の第2接続口226には、第3供給路70が接続され、この第3供給路70には、カラーチェンジバルブ40が設けられる。この第3供給路70には、カラーチェンジバルブ40を介して、上述の第2洗浄装置32や、図示しない複数の塗料収容タンクが接続される。
図2は、制御装置23の構成を示すブロック図である。
制御装置23は、第1塗料タンク21から塗装ガン10に塗料を供給して噴射する塗布手段231と、第2塗料タンク22に塗料を充填する第2塗料タンク充填手段232と、第2塗料タンク22から第1塗料タンク21に塗料を充填する第1塗料タンク充填手段233と、第1塗料タンク21と第2塗料タンク22とを絶縁する絶縁手段234と、第3バルブ62より下流側を洗浄する第1洗浄手段235と、第3バルブ62より上流側を洗浄する第2洗浄手段236と、を備える。
塗布手段231は、第1塗料タンク21に塗料を充填しておき、第2バルブ61の第1接続口611を閉鎖して、第1バルブ51を開放する。この状態で、駆動モータ213を駆動して、ピストン212を前進させる。すると、塗料は、ピストン212に押されて、第1塗料タンク21の第1接続口215から第1供給路50を通り、塗装ガン10の供給口11に到達し、塗装ガン10により噴射される。
第2塗料タンク充填手段232は、第2塗料タンク22のピストン222を前進させておき、カラーチェンジバルブ40に、任意の塗料収容タンクを接続する。そして、第3バルブ62の第1接続口621を閉鎖して、カラーチェンジバルブ40を開放する。
この状態で、塗料収容タンクから塗料を供給するとともに、駆動モータ223を駆動して、ピストン222を後退させる。すると、カラーチェンジバルブ40および第3供給路70を通り、第2塗料タンク22に塗料が充填される。
第1塗料タンク充填手段233は、まず、第2塗料タンク22に塗料が充填された状態で、カラーチェンジバルブ40、第3バルブ62の第3接続口623、第4接続口624、第2バルブ61の第2接続口612を閉鎖して、第3バルブ62の第1接続口621、第2接続口622、第2バルブ61の第1接続口611、第3接続口613を開放する。
次に、図3に示すように、第2検出部224で検出したピストン222の位置およびトルクに基づいて、ピストン222のトルクが一定になるように、ピストン222を前進させる。同時に、第1検出部214で検出したピストン212の位置および速度に基づいて、ピストン212の速度が一定になるように、ピストン212を後退させる。
すると、第2塗料タンク22に収容された塗料は、ピストン222に押されて、第2供給路60を通り第1塗料タンク21に充填される。
絶縁手段234は、まず、第2バルブ61の第1接続口611、第3バルブ62の第1接続口621、第3接続口623を閉鎖して、第2バルブ61の第2接続口612、第3接続口613、第3バルブ62の第2接続口622、第4接続口624を開放する。
すると、第2バルブ61内に残存する塗料は、第2バルブ61の第2接続口612から外部に排出される。
ついで、第1洗浄装置31の吐出口から洗浄液を吐出させる。
すると、洗浄液は、第3バルブ62、絶縁ホース63、および第2バルブ61を通り、この第2バルブ61の第2接続口612から外部に排出され、第2バルブ61および絶縁ホース63内に残存する塗料は、洗浄液に押し出されて洗浄液とともに第2バルブ61の第2接続口612から外部に排出される。
その後、第1洗浄装置31からエアを供給して、絶縁ホース63内を乾燥させるとともに、絶縁ホース63内にエアを充填する。これにより、第1塗料タンク21と第2塗料タンク22とが絶縁される。
第1洗浄手段235は、第3バルブ62の第1接続口621、第3接続口623、第2バルブ61の第2接続口612を閉鎖して、第3バルブ62の第2接続口622、第4接続口624、第2バルブ61の第1接続口611、第3接続口613、第1バルブ51を開放する。この状態で、第1洗浄装置31から洗浄液を吐出させる。
すると、洗浄液は、第3バルブ62、絶縁ホース63、第2バルブ61、第1塗料タンク21、第1バルブ51、第1供給路50および塗装ガン10を通り、この塗装ガン10から外部に排出される。これにより、第3バルブ62より下流側が洗浄される。
第2洗浄手段236は、まず、カラーチェンジバルブ40を第2洗浄装置32に接続しておき、第3バルブ62の第2接続口622、第4接続口624を閉鎖して、カラーチェンジバルブ40、第3バルブ62の第1接続口621、第3接続口623を開放する。この状態で、第2洗浄装置32から洗浄液を吐出させる。
すると、洗浄液は、カラーチェンジバルブ40、第3供給路70、第2塗料タンク22、および第3バルブ62を通り、この第3バルブ62の第3接続口623から外部に排出される。これにより、第3バルブ62より上流側が洗浄される。
以上の塗装システム1の動作を以下に説明する。
まず、塗装色を切り替えずに、連続して同色で塗装する場合について、図4のタイミングチャートを参照しながら説明する。
からtの期間では、制御装置23の塗布手段231により、塗装ガン10から塗料を噴射してワークに塗料を塗布する。同時に、第2塗料タンク充填手段232により、第2塗料タンク22に塗料を充填する。
では、第1塗料タンク21内の塗料が全て塗装ガン10に供給されて、塗装作業が完了する。そこで、第1塗料タンク充填手段233により、第2塗料タンク22から第2供給路60を通して第1塗料タンク21に塗料を供給し始める。
からtの期間では、第2塗料タンク22から供給された塗料は、第2供給路60に充填される。
からtの期間では、第2供給路60に塗料が充填されたため、第2塗料タンク22から供給された塗料は、第1塗料タンク21に充填される。
からtの期間では、絶縁手段234により、第1塗料タンク21と第2塗料タンク22とを絶縁する。これにより、第1塗料タンク21と第2塗料タンク22との間の電気的接続が断たれる。
次に、塗装色を切り替えて塗装する場合について、図5のタイミングチャートを参照しながら説明する。
からtの期間では、塗布手段231により、塗装ガン10から塗料を噴射してワークに塗料を塗布する。
同時に、tからtの期間では、第2洗浄手段236により、第3バルブ62より上流側を洗浄する。これにより、カラーチェンジバルブ40、第3供給路70、第2塗料タンク22、および第3バルブ62が洗浄される。
からtの期間では、第2塗料タンク充填手段232により、第2塗料タンク22に塗料を充填する。ここで、第2塗料タンク充填手段232により、塗布手段231で塗装している色とは異なる塗装色の塗料収容タンクを選択し、この塗料収容タンクから第2塗料タンク22に塗料を充填する。
では、第1塗料タンク21内の塗料が全て塗装ガン10に供給されて、塗装作業が完了する。そこで、tからtの期間では、第1洗浄手段235により、第3バルブ62より下流側を洗浄する。これにより、第3バルブ62、絶縁ホース63、第2バルブ61、第1塗料タンク21、第1バルブ51、第1供給路50および塗装ガン10が洗浄される。
では、第1塗料タンク充填手段233により、第2塗料タンク22から第2供給路60を通して第1塗料タンク21に塗料を供給し始める。
からtの期間では、第2塗料タンク22から供給された塗料は、第2供給路60に充填される。
からtの期間では、第2供給路60に塗料が充填されたため、第2塗料タンク22から供給された塗料は、第1塗料タンク21に充填される。
からtの期間では、絶縁手段234により、第1塗料タンク21と第2塗料タンク22とを絶縁する。これにより、第1塗料タンク21と第2塗料タンク22との間の電気的接続が断たれる。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)塗料噴射装置に塗料を供給する第1塗料タンクと、この第1塗料タンクに塗料を供給する第2塗料タンクと設けたので、第1塗料タンク内の塗料がなくなると、第2塗料タンクから第1塗料タンクに塗料を一気に押し出して、第1塗料タンクに塗料を充填できる。その結果、塗料噴射装置への塗料の充填時間を短縮でき、高速充填が可能となる。
(2)第2塗料タンク22のピストン222を所定トルクで前進させるとともに、第1塗料タンク21のピストン212を所定速度で後退させることで、第2塗料タンク22に収容された塗料を第1塗料タンク21に移動させるので、トルクを監視して塗料の移動を行うことができ、第1塗料タンク21および第2塗料タンク22の内圧を一定に維持できる。その結果、塗料が漏れたりエアが混入したりしない。
[第2実施形態]
図6は、本発明の第2実施形態に係る制御装置の第1塗料タンク充填手段233Aの動作を示す模式図である。
本実施形態では、第1塗料タンク充填手段233Aの動作が、第1実施形態と異なる。
すなわち、第1塗料タンク充填手段233Aは、まず、第2塗料タンク22に塗料が充填された状態で、カラーチェンジバルブ40、第3バルブ62の第3接続口623、第4接続口624、第2バルブ61の第2接続口612を閉鎖して、第3バルブ62の第1接続口621、第2接続口622、第2バルブ61の第1接続口611、第3接続口613を開放する。
次に、第2検出部224Aで検出したピストン212の位置および速度に基づいて、ピストン222のトルクが一定になるように、ピストン222を前進させる。同時に、第1検出部214Aで検出したピストン212の位置およびトルクに基づいて、ピストン212の速度が一定になるように、ピストン212を後退させる。
すると、第2塗料タンク22に収容された塗料は、ピストン222に押されて、第2供給路60を通り第1塗料タンク21に充填される。
本実施形態によれば、上述した(1)の効果に加え、以下のような効果がある。
(3)第2塗料タンク22のピストン222を所定速度で前進させるとともに、第1塗料タンク21のピストン212を所定トルクで後退させることで、第2塗料タンク22に収容された塗料を第1塗料タンク21に移動させるので、トルクを監視して塗料の移動を行うことができ、第1塗料タンク21および第2塗料タンク22の内圧を一定に維持できる。その結果、塗料が漏れたりエアが混入したりしない。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る塗装システムの概略構成を示す図である。 前記実施形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態に係る制御装置の第1塗料タンク充填手段の動作を示す模式図である。 前記実施形態に係る塗装システムで同色を連続して塗装する場合の手順を示すタイミングチャートである。 前記実施形態に係る塗装システムで塗装色を切り替えて塗装する場合の手順を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係る制御装置の第1塗料タンク充填手段の動作を示す模式図である。
符号の説明
1 塗装システム
10 塗装ガン(塗料噴射装置)
20 塗料供給装置
21 第1塗料タンク
22 第2塗料タンク
23 制御装置
211、221 シリンダ
212、222 ピストン

Claims (2)

  1. 塗料を噴射する塗料噴射装置と、当該塗料噴射装置に塗料を供給する塗料供給装置と、を備える塗装システムであって、
    前記塗料供給装置は、前記塗料噴射装置に塗料を供給する第1塗料タンクと、
    当該第1塗料タンクに接続されて当該第1塗料タンクに塗料を充填する第2塗料タンクと、
    前記第1塗料タンクおよび第2塗料タンクを制御する制御装置と、を備え、
    前記第1塗料タンクおよび第2塗料タンクは、それぞれ、塗料が収容されるシリンダと、当該シリンダ内部に摺動可能に設けられたピストンと、当該ピストンのトルクを検出する検出部と、を備え、
    前記制御装置は、前記第2塗料タンクから前記第1塗料タンクに塗料を充填する場合には、前記第1塗料タンクのピストンを所定の一定速度で後退させるとともに、前記検出部で検出された前記第2塗料タンクのピストンのトルクに基づいて、前記第2塗料タンクのピストンのトルクが所定の一定トルクになるように制御して前記第2塗料タンクのピストンを前進させることで、前記第1塗料タンクの内圧および第2塗料タンクの内圧を一定に維持して、前記第2塗料タンクに収容された塗料を前記第1塗料タンクに移動させることを特徴とする塗装システム。
  2. 塗料を噴射する塗料噴射装置と、当該塗料噴射装置に塗料を供給する塗料供給装置と、を備える塗装システムであって、
    前記塗料供給装置は、前記塗料噴射装置に塗料を供給する第1塗料タンクと、
    当該第1塗料タンクに接続されて当該第1塗料タンクに塗料を充填する第2塗料タンクと、
    前記第1塗料タンクおよび第2塗料タンクを制御する制御装置と、を備え、
    前記第1塗料タンクおよび第2塗料タンクは、それぞれ、塗料が収容されるシリンダと、当該シリンダ内部に摺動可能に設けられたピストンと、当該ピストンのトルクを検出する検出部と、を備え、
    前記制御装置は、前記第2塗料タンクから前記第1塗料タンクに塗料を充填する場合には、前記第2塗料タンクのピストンを所定の一定速度で前進させるとともに、前記検出部で検出された前記第1塗料タンクのピストンのトルクに基づいて、前記第1塗料タンクのピストンのトルクが所定の一定トルクになるように制御して前記第1塗料タンクのピストンを後退させることで、前記第1塗料タンクの内圧および第2塗料タンクの内圧を一定に維持して、前記第2塗料タンクに収容された塗料を前記第1塗料タンクに移動させることを特徴とする塗装システム。
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