JP5328106B2 - 昇降装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る昇降装置を示すものであり、被昇降器具である図示外の照明器具を昇降させるようになっている。
この昇降装置1は、大略構成として、天井に固設した固定部Aと、固定部Aの後述するドラム21と天井などとの間に両端を取付けたワイヤロープCと、固定部AにワイヤロープCで吊り下げられた昇降部Bとを備えている。
降下スイッチ3は、必要に応じて、(昇降部Bとともに)照明器具を降下させるときなどに用いるものである。一方上昇スイッチは、降下させた照明器具を上昇させて元の位置まで戻したりするときなどに用いるものである。
電源4には、商用電源を用いてもよいし、電池やバッテリその他の直流電源を用いてもよい。
なお、図3に示すように、ワイヤロープCが終端CEまで開放された後もドラム21が同方向に回転を続けるときに、ワイヤロープCが架台52上面52Aの角で擦られたり切断されるのを回避するため、架台52の上面52Aに断面△形状の保護部材52Eを設置してあり、スムースな走行を確保している。
(I)たるみ検知:
下降スイッチ3を操作して昇降装置1の昇降部Bを降下させる動作の途中で、ワイヤロープCにたるみが発生すると、図4に示すように、プーリ軸53AでのワイヤロープCによる下方への引張力が弱まる。そのため、第1補助手段7の圧縮ばね71による上方へのばね力とワイヤロープCによる下方への引張力とのバランスが崩れ、圧縮ばね71のばね力によりプーリ軸53Aが基端部(支点β)を中心にして時計回り方向に回動して、先端部が上方へ変位する(同図において、一点鎖線で示す)。つまり、プーリ軸53Aの先端部が上昇する。このため、レバー6の基端部(図3では右端部)も上方へ変位してたるみ検知を行う。その結果、図4において、ローラ72を介して、共用リミットスイッチ5の接触子5Bが上方へ押圧され接点部5Aを押圧するので、共用リミットスイッチ5が作動する。このため、共用リミットスイッチ5が作動し、モータ2が停止して昇降部Bの下降動作を停止させる。
また、下降スイッチ3を操作して昇降装置1の昇降部Bを下降させる動作中に、万一、何らかの原因で下降限検知動作が行われず、昇降装置1が停止せずに、昇降部Bが下降限の位置を越えてそのまま下降動作し続けたとする。その結果、ドラム21からは、終端CEまでワイヤロープCの全てが解放されたとする。すると、図3において、ドラム21は、ワイヤロープCを全て開放させた後も、さらにそのドラム21が同方向に回転を続けようとする。その結果、ドラム21は開放しきったワイヤロープCに対して、続いて、巻取り動作を開始する。そのため、ワイヤロープCはドラム21にそのまま巻き込まれるように強制的に下方へ移動し、このときワイヤロープCに接触するレバー6先端部も下方へ押下されワイヤエンド検知を行う。そして、図3に示すような4時前後の位置までワイヤロープCの終端CEが回転・移動したところで、共用リミットスイッチ5が作動して、モータ2の回転を停止させる。
また、下降スイッチ3を操作して昇降装置1の昇降部Bを降下させるときには、第3補助手段9の第6ギア91Fが、ドラム21及びこれと一体に回転する第1ギア91Aに比べ、ギア列91を介して減速された状態でゆっくりと回転するので、これと一体のドグ92も同一角速度でゆっくりと僅かずつ回転する。即ち、昇降部Bが降下を開始し始めてから下降限近くまで降下するまでの間、ドラム21及びこれと一体の第1ギア91Aが多数回回転するが、第6ギア91Fとドグ92は1回転弱回転する。その後、昇降部Bとともに照明器具が所定位置(下降限)に達したところで、ドグ92がレバー6先端部の第2押動片6Bに接触して押下し、下降限検知を行う。
2 モータ
3 下降スイッチ
4 電源
5 共用リミットスイッチ
5A 接点部
5B 接触子
51 基板
52 架台
52C 縦溝
52D ばね室
53 プーリ
53A プーリ軸
6 レバー
6A 第1押動片
6B 第2押動片
61 回動軸
7〜9 第1補助手段〜第3補助手段
71 圧縮ばね
72 ローラ
91 ギア列
91A〜91F 第1ギア〜第6ギア
92 ドグ
A 固定部
B 昇降部
C ワイヤロープ
CE 終端(ワイヤエンド)
α 回動支点
β 回動支点
Claims (4)
- 高所に固設した固定部と、この固定部からワイヤで吊り下げられ被昇降器具を固定する昇降部とを備え、前記被昇降器具をモータの駆動で昇降させる昇降装置であって、
前記昇降部の下降時に、検知補助手段と単一の検知手段を用いて、複数の検知項目を検知し、
前記検知項目は、ワイヤのたるみ検知、前記ワイヤのエンド検知及び前記昇降部の下降限検知であり、
前記検知手段はリミットスイッチ及びレバーを備えるとともに、
前記検知補助手段は、前記たるみ検知の動作を補助する第1補助手段、前記ワイヤのエンド検知の動作を補助する第2補助手段、前記昇降部の下降限検知の動作を補助する第3補助手段を備えた昇降装置。 - 前記第1補助手段は、前記ワイヤが架設されたプーリの前記ワイヤがたるんだときに一端部を上方に変位可能なプーリ軸と、このプーリ軸の前記一端部を下方から上方に押圧する圧縮ばねと、前記プーリ軸の前記一端部の上方に前記レバーの一端部を挟んで配置するローラとを備え、
前記プーリに架設する前記ワイヤがたるんだときに前記プーリ軸の端部が上方に変位することで前記たるみ検知を行い、前記リミットスイッチを動作させるように構成した請求項1に記載の昇降装置。 - 前記第2補助手段は、前記レバーの他端部に設けた第1押動片を備え、
前記ワイヤが終端まで開放されると前記ワイヤが前記レバーに設けた第1押動片を押下することで前記ワイヤエンド検知を行い、前記リミットスイッチを動作させるように構成した請求項1に記載の昇降装置。 - 前記第3補助手段は、前記モータと直結したドラムと、このドラムに直結した減速機能を有するギア列と、このギア列の最終ギアに設けたドグと、このドグに係止する前記レバーの一端部に設けた第2押動片とを備え、
前記昇降部が下降限まで降下すると前記ドグが前記レバーに設けた第2押動片を押下することで下降限検知を行い、前記リミットスイッチを動作させるように構成した請求項1に記載の昇降装置。
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