JP5327574B2 - 遊技機の可動演出装置 - Google Patents
遊技機の可動演出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5327574B2 JP5327574B2 JP2007299845A JP2007299845A JP5327574B2 JP 5327574 B2 JP5327574 B2 JP 5327574B2 JP 2007299845 A JP2007299845 A JP 2007299845A JP 2007299845 A JP2007299845 A JP 2007299845A JP 5327574 B2 JP5327574 B2 JP 5327574B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- movable
- cam
- effect
- gears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
第1姿勢から第2姿勢まで姿勢変位可能に構成された可動体(66)と、該可動体(66)を姿勢変位させる駆動機構(72)とを備えた演出部材(68)が列をなして複数配設された遊技機の可動演出装置であって、
前記駆動機構(72)は、
前記可動体(66)の下方に配設され、正逆方向へ回転可能なギヤ(76)と、
前記可動体(66)に連繋されると共に上方の第1位置および下方の第2位置の間で昇降移動し、第1位置への移動に伴い可動体(66)を前記第1姿勢に姿勢変位させ、第2位置への移動に伴い可動体(66)を前記第2姿勢に姿勢変位させるアーム部材(74)と、
前記アーム部材(74)を第1位置に向けて付勢して、前記可動体(66)を第1姿勢で保持する弾性部材(77)と、
前記アーム部材(74)に設けられたカムフォロア(82)と、
前記ギヤ(76)の側端面における偏心した位置に突出して設けられ、該ギヤ(76)の回転に伴ない前記カムフォロア(82)を下方へ押して、前記可動体(66)が第2姿勢に変位するよう前記アーム部材(74)を第2位置へ移動させるカム部(84)とを備え、
前記各演出部材(66)の駆動機構(72)に配設されたギヤ(76)は、単一の駆動手段(70)によって正逆方向へ回転するよう相互に連繋されると共に、
少なくとも1つの演出部材(66)における駆動機構(72)のカム部(84)がカムフォロワ(82)を下方へ押すタイミングが、他の演出部材(66)における駆動機構(72)のカム部(84)がカムフォロワ(82)を下方へ押すタイミングとずれるよう構成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、単一の駆動手段で多彩な演出効果を実現することができ、電力消費量を抑制することができる。また、駆動手段を単一とすることで、部品点数を抑制し、製品コストを低廉にし得る。しかも、駆動手段を1つとすることで、構造が簡単となって、組付け時の工程数を少なくし得る。
請求項2の発明によれば、カム部のカム面の長さを相違させることで、多彩な可動演出を実現し得る。
請求項3の発明によれば、カム部の位相を相違させることで、多彩な可動演出を実現し得る。
前記第1群を構成する各ギヤ(76)の1つと第2群を構成する各ギヤ(76)の1つとが、駆動手段(70)に連結された中継ギヤ(86,86)を介して反対方向へ回転するよう連繋され、
前記第1群および第2群を構成する各ギヤ(76,76)において対称位置に配設された両ギヤ(76,76)に設けられたカム部(84)は、対応のカムフォロワ(82)を同じタイミングで下方へ押すよう構成されている。
請求項4の発明によれば、第1群のギヤと第2群のギヤとの回転方向を反転させたので、可動体の演出態様を第1群および第2群で左右対称とすることができ、演出効果の向上を図り得る。
前記遊技盤12の裏面には、図2に示すように、上下左右の枠部材26a〜26dにより矩形枠状に形成された裏樋28が設けられている。前記裏樋28の下枠部材26bには、始動入賞装置22の駆動手段(図示せず)等を保持する保持部27が形成され、該保持部27に始動入賞装置22の入賞口に連通する入賞球排出経路(図示せず)が画成されている。同様に、前記下枠部材26bは、前記普通入賞口24に連通する入賞球排出経路(図示せず)を備え、該入賞口24に入球した遊技球を入賞球排出経路を介して排出するようになっている。
図1に示すように、前記センター役物16の上部には、例えば特別遊技時に作動して、視覚的な演出効果を発揮する回転演出装置18が設けられている。この回転演出装置18は、図3および図5に示す如く、ケース部材38の前面に正逆回転自在に配設された複数の回転体40,42と、該ケース部材38の内部に収容されて同じく正逆回転自在な複数のギヤ46,48,50と、該ギヤ46,48,50を回転させる2つのモータ56,60とから基本的に構成され、大型で重量のある構造となっている。前記回転体40,42は、中央に位置する大型の独立回転体40と、該独立回転体40の左右に設けられて同期的に回転する4つの連動回転体42とからなる。前記独立回転体40および連動回転体42は、無色透明なプラスチック成型品であって、その内部に、光散乱処理が施されて鮮やかな演出効果を発揮する散乱シート(図示せず)が介在している。なお、独立回転体40および連動回転体42に設けられる散乱シートは、光の散乱態様が異なるタイプものが採用され、両回転体40,42における演出効果が相違するよう図られている。図3に示すように、前記独立回転体40および両端に位置する連動回転体42,42は、独立回転体40に隣接する左右の連動回転体42,42よりも前方に位置し、相互に干渉しないよう構成される。また、前記連動回転体42は、左右両端に位置する回転体42,42の径が、内側に位置する回転体42,42よりも小さく設定される。
前記遊技盤12における回転演出装置18の下方には、可動演出装置(第2の可動演出装置)10が設けられ、その可動体66(後述)が前記センター役物16の画面用開口20を介して遊技盤12の前面に臨んでいる。可動演出装置10は、図4の背面図に示すように、左右に列をなして配設された複数(実施例では6つ)の演出部材68と、これら演出部材68を作動させる単一の演出モータ(駆動手段)70とがケース体34に収容されて1つのユニットを構成している。各演出部材68は、第1姿勢から第2姿勢まで姿勢変位可能に構成された可動体66と、該可動体66を姿勢変位させる駆動機構72とを備え、前記ケース体34に傾斜した状態で配設される。また、前記可動体66は、ケース体34の上部から外部に露出しており、その前端に発光体73(図1参照)が設けられてスポットライトの如き形状とされている。
次に、実施例に係る可動演出装置10の作用について以下説明する。先ず始めに、可動演出装置10を遊技盤12に組付ける場合について説明する。前記遊技盤12の開口部にセンター役物16を配設し、該センター役物16の上部に前記回転演出装置18を取付ける。なお、前記回転演出装置18は、大型で重量を有するため、該回転演出装置18が設置されたセンター役物16に対して所定の負荷が加わることになる。次いで、前記裏樋28の設置部30に前記可動演出装置10を取付ける。すなわち、図2(a)および(b)に示すように、後側ケース体94の下面を下枠部材26bにおける支持面36上に載置すると共に、後側ケース体94の左右の取付片98,98を支持部32,32に臨ませる。このとき、前記後側ケース体94の下面は支持面36に整合し、該ケース体34の下面に設けた凹部100に支持面36の凸部36aが嵌合して位置決めがなされる。次いで、左右の支持部32,32のネジ孔32a,32aに整合した取付片98,98の各通孔98a,98aにネジを螺挿すると共に、下枠部材26bに設けた2つのネジ孔37,37に整合した突出片102,102の通孔102a,102aに2つのネジを螺挿することで、ケース体34が裏樋28に固定される。
74 アーム部材,76 演出ギヤ(ギヤ),77 付勢バネ(弾性部材)
82 カムフォロア,84 カム部,84a カム面,86 中継ギヤ
A 第1群,B 第2群
Claims (4)
- 第1姿勢から第2姿勢まで姿勢変位可能に構成された可動体と、該可動体を姿勢変位させる駆動機構とを備えた演出部材が列をなして複数配設された遊技機の可動演出装置であって、
前記駆動機構は、
前記可動体の下方に配設され、正逆方向へ回転可能なギヤと、
前記可動体に連繋されると共に上方の第1位置および下方の第2位置の間で昇降移動し、第1位置への移動に伴い可動体を前記第1姿勢に姿勢変位させ、第2位置への移動に伴い可動体を前記第2姿勢に姿勢変位させるアーム部材と、
前記アーム部材を第1位置に向けて付勢して、前記可動体を第1姿勢で保持する弾性部材と、
前記アーム部材に設けられたカムフォロアと、
前記ギヤの側端面における偏心した位置に突出して設けられ、該ギヤの回転に伴ない前記カムフォロアを下方へ押して、前記可動体が第2姿勢に変位するよう前記アーム部材を第2位置へ移動させるカム部とを備え、
前記各演出部材の駆動機構に配設されたギヤは、単一の駆動手段によって正逆方向へ回転するよう相互に連繋されると共に、
少なくとも1つの演出部材における駆動機構のカム部がカムフォロワを下方へ押すタイミングが、他の演出部材における駆動機構のカム部がカムフォロワを下方へ押すタイミングとずれるよう構成されている
ことを特徴とする遊技機の可動演出装置。 - 少なくとも1つのギヤにおけるカム部は、前記カムフォロアに係合するカム面の長さが他のカム部におけるカム面の長さと相違している請求項1記載の遊技機の可動演出装置。
- 前記カム部は、前記カムフォロアに係合するカム面が前記ギヤと同一の回転中心を有する円弧形状をなしており、少なくとも1つのギヤにおけるカム部は、前記可動体が第1姿勢にあって、他のカム部と位相が相違している請求項1または2記載の遊技機の可動演出装置。
- 前記複数の演出部材は、各駆動機構のギヤが列をなすよう噛合した第1群を構成する演出部材および各駆動機構のギヤが列をなすよう噛合した第2群を構成する演出部材に分割されると共に、第1群の各ギヤと第2群のギヤとが対称に構成され、
前記第1群を構成する各ギヤの1つと第2群を構成する各ギヤの1つとが、駆動手段に連結された中継ギヤを介して反対方向へ回転するよう連繋され、
前記第1群および第2群を構成する各ギヤにおいて対称位置に配設された両ギヤに設けられたカム部は、対応のカムフォロワを同じタイミングで下方へ押すよう構成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機の可動演出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007299845A JP5327574B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 遊技機の可動演出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007299845A JP5327574B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 遊技機の可動演出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009125092A JP2009125092A (ja) | 2009-06-11 |
JP5327574B2 true JP5327574B2 (ja) | 2013-10-30 |
Family
ID=40816616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007299845A Active JP5327574B2 (ja) | 2007-11-19 | 2007-11-19 | 遊技機の可動演出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5327574B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5536483B2 (ja) * | 2010-02-16 | 2014-07-02 | 京楽産業.株式会社 | ボタン操作機構及びこれを備える遊技機 |
JP5461307B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-04-02 | 京楽産業.株式会社 | 役物動作ユニットおよび遊技機 |
JP5506544B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-05-28 | 京楽産業.株式会社 | 役物動作ユニットおよび遊技機 |
JP5461305B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-04-02 | 京楽産業.株式会社 | 役物動作ユニットおよび遊技機 |
JP5461304B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-04-02 | 京楽産業.株式会社 | 役物動作ユニットおよび遊技機 |
JP5461306B2 (ja) * | 2010-05-28 | 2014-04-02 | 京楽産業.株式会社 | 役物動作ユニットおよび遊技機 |
JP5473871B2 (ja) * | 2010-11-16 | 2014-04-16 | 株式会社ニューギン | 遊技機の可動演出装置 |
JP2014161496A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP5997652B2 (ja) * | 2013-04-17 | 2016-09-28 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6930299B2 (ja) * | 2017-08-31 | 2021-09-01 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4431776B2 (ja) * | 2001-07-02 | 2010-03-17 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP4437406B2 (ja) * | 2004-01-20 | 2010-03-24 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP4643418B2 (ja) * | 2005-11-01 | 2011-03-02 | 株式会社ニューギン | 遊技機用表示装置 |
-
2007
- 2007-11-19 JP JP2007299845A patent/JP5327574B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009125092A (ja) | 2009-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5327574B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP4754389B2 (ja) | 遊技機用の可動式演出装置 | |
JP5327575B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5604180B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP5342502B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP5650602B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009207538A (ja) | 遊技機 | |
JP2008043459A (ja) | 装飾体揺動ユニット、遊技盤、及びパチンコ遊技機 | |
JP5508144B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP5406122B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP5342505B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP5327598B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2013111205A (ja) | 遊技機用発光装置 | |
JP2005160750A (ja) | 遊技機 | |
JP6046001B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6097207B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2013169260A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2009261420A (ja) | 遊技機 | |
JP2011245162A (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP4248522B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5508143B2 (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP5659383B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5468038B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2011245161A (ja) | 遊技機の可動演出装置 | |
JP6696074B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120717 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120918 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5327574 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |