JP5326592B2 - 焼結原料の造粒方法 - Google Patents
焼結原料の造粒方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5326592B2 JP5326592B2 JP2009007752A JP2009007752A JP5326592B2 JP 5326592 B2 JP5326592 B2 JP 5326592B2 JP 2009007752 A JP2009007752 A JP 2009007752A JP 2009007752 A JP2009007752 A JP 2009007752A JP 5326592 B2 JP5326592 B2 JP 5326592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- sintering raw
- mass
- stirring blade
- stirring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Glanulating (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
このような造粒方法として、例えば、特許文献1、2には、高速撹拌型ミキサーを用いる方法が開示されており、これにより、劣質な鉄鉱石原料の造粒強化を達成している。
また、特許文献3には、微粉を主体とする焼結原料の造粒方法であって、造粒工程の前に撹拌機で混練することにより、擬似粒子を製造する方法が開示されている。
このように、今後は、微粉を多量に含む焼結原料の造粒、又は焼結原料から微粉のみを分離して造粒する必要性が生じており、こうした微粉を主体とする焼結原料を効率的に造粒する技術を確立する必要性が生じている。
一方、特許文献3の技術は、微粉を主体とする焼結原料を造粒できるが、本発明者らによると、擬似粒子の粒度のばらつきが大きく、造粒物の収率(歩留り)に改善の余地があることが判明している。なお、撹拌機により事前に混練する必要があるため、撹拌機と造粒機の2つの装置が必要となり、装置構成が大規模になる問題もある。
1番目は、鉄分含有ダストは、粒径が200μm以下で極めて細粒である点では、焼結原料の他の微粉と同じであるが、その造粒性が極めて悪く、従来のドラムミキサー等では、造粒できない場合が発生するという問題である。これは、鉄分含有ダストは湿式回収される場合が多いため、湿式回収時に鉄分含有ダスト中の微粉、例えば2μmアンダーの微粉(通常、粘土と呼ばれる)が除去され易く、回収された鉄分含有ダストには、鉄鉱石に含まれる(土に由来する)粘性(可塑性)の作用を示す微粉の量(粘土量)が少ないことに起因する。
2番目は、従来のドラムミキサー等を用いた造粒では、安定した品質の造粒物が製造できないという問題がある。ここで、鉄分含有ダストとは、平均粒径が5〜10μm程度の転炉ダスト、平均粒径が15〜25μm程度の高炉ダスト、平均粒径が50〜100μm程度の焼結機から発生するダストを指し、各鉄分含有ダストは、単独で使用される場合、2種以上組合わせて使用される場合がある。このため、鉄分含有ダストは、その発生状況によって平均粒径が時系列的に5〜100μmの範囲で変動することになって、使用する鉄分含有ダストに応じて最適な造粒条件が変動するからである。
従って、造粒性が悪い鉄分含有ダストを焼結原料の一部に使用し、焼結原料を造粒して焼結パレットに装入した場合、未造粒の鉄分含有ダストや造粒物の粉化で生じた鉄分含有ダストは、焼結パレットの通気性を悪化させる原因となっている。このため、従来では、鉄分含有ダストの焼結原料への添加量には限界があった(例えば、10質量%未満)。
円筒状の横型容器と、該横型容器の軸心に配置された回転軸を中心として回転する複数の板状の撹拌羽根とを有し、しかも前記横型容器の内径を150mm以上1000mm以下、前記横型容器の内面と回転する前記撹拌羽根との隙間を2mm以上15mm以下、及び前記撹拌羽根の厚みを3mm以上30mm以下とした前記造粒装置の前記横型容器内に、前記焼結原料を、前記各撹拌羽根を回転させながら、積み付け高さ50mm以上、かつ占積率30%以下の範囲内で供給する。
本発明に係る焼結原料の造粒方法において、前記造粒装置による前記焼結原料の撹拌時間を4分以上とし、造粒後の前記造粒物の水分含有量を6質量%以上12質量%以下の範囲内に設定することが好ましい。
本発明に係る焼結原料の造粒方法において、前記横型容器の長さをLとした場合、該横型容器の上流側端部に設けられた原料投入口の中心位置から0.5×L以下の範囲内で、前記焼結原料に添加する水分及びバインダーの全量の50質量%、又は水分の全量の50質量%を添加することが好ましい。
本発明に係る焼結原料の造粒方法において、前記焼結原料の1質量%以上70質量%以下は、製鉄工程で発生する鉄分含有ダストであることが好ましい。
なお、鉄分含有ダストは、前記した通り湿式回収される場合が多く、2μmアンダーの微粉が除去され易く、2μmアンダーの微粉の含有量が少ない。また、鉄分含有ダストは実機において使用する場合、平均粒径が5〜100μmの範囲で時系列で変動するため、従来の造粒方法では造粒物の収率が安定しなかった。本発明によると、造粒物の収率が高位で安定するため、造粒性の悪い鉄分含有ダストを焼結原料の一部として70質量%以下添加できる。
また、焼結原料に添加する鉄分含有ダストは、リサイクルを目的とする場合、0質量%を超える量の添加が望ましい。更に、造粒による通気性の改善効果を得るには、焼結原料に添加する鉄分含有ダストは1質量%以上が好ましく、10質量%以上70質量%以下の範囲であれば、顕著な通気性改善効果を得ることができる。
これにより、製造した造粒物を焼結機に装入して焼結鉱を製造するに際し、焼結機の通気性を阻害することなく、品質が良好な焼結鉱を生産性よく製造できる。
また、従来行っていた混練と造粒を1つの装置で実施できるので、装置構成をコンパクトにできる。
これにより、目標とする粒径となるまで、造粒物を粒成長させることができ、その結果、粒度分布がシャープになり、目標とする粒度分布を備える造粒物の収率を更に向上できる。
請求項3記載の焼結原料の造粒方法は、撹拌羽根の撹拌加速度を規定するので、撹拌羽根のせん断力による粒の生成を助長でき、撹拌不足による粒成長不足、及び成長した造粒物の撹拌羽根による破壊を抑制できる。
これにより、目標とする粒径となるまで、造粒物を粒成長させることができ、その結果、粒度分布がシャープになり、目標とする粒度分布を備える造粒物の収率を更に向上できる。
なお、造粒物の水分含有量を適正範囲に設定することで、混練中の核となる造粒物表面への水分の染み出し量を抑制でき、水分を介して付着する焼結原料の量を制御でき、目標とする粒度分布を備える造粒物の収率を更に向上できる。
請求項5記載の焼結原料の造粒方法は、造粒物の目標とする平均粒径に応じて、焼結原料の撹拌時間を調整するので、混練中の核となる造粒物の表面への水分の染み出し量を制御でき、平均粒径を目標とする値に、容易に造り分けることができる。
請求項7記載の焼結原料の造粒方法は、焼結原料の1質量%以上70質量%以下の範囲であれば、製鉄工程で発生する鉄分含有ダストを使用しても、目標とする粒径を備えた造粒物を製造でき、更に、鉄分を多く含むために鉄源としてのリサイクル効果があり、経済的である。前記したように、鉄分含有ダストは従来その造粒が難しかったが、造粒により焼結パレットの通気性の改善効果を得ることができる。また、鉄分含有ダストの再利用もできる。このように、焼結原料に鉄分含有ダストを使用した場合には、本発明の作用効果がより顕著に現れる。
まず、本発明の一実施の形態に係る焼結原料の造粒方法を適用する造粒装置について説明した後、本発明の一実施の形態に係る焼結原料の造粒方法について説明する。
従来、焼結原料の造粒を生産性よく行うため、焼結原料を投入した混練機内に水分とバインダーを供給し、これらを均一に混合したものをドラムミキサーに投入して、造粒物を製造することが、一般的に行われている。
しかしながら、混練機を使用して焼結原料を単純に混練しても、これを造粒機に入れて造粒物を製造した場合、焼結機への供給に適した目標とする粒度分布3mm以上10mm以下(以下、3〜10mmともいう)の造粒物を高い収率(本実施の形態では60質量%以上)で得ることができない。これに対して、混練機の出側の粒度を規定してドラムミキサーで造粒することにより、70質量%程度の収率を達成することは可能であるが、それ以上の収率向上は、操業コストがかかりすぎて不経済である。
この造粒装置10は、円筒状の横型容器11と、横型容器11の軸心(水平方向)に配置された回転軸12を中心として回転する複数の板状の撹拌羽根13とを有している。この横型容器11の上流側端部の上側には、焼結原料の供給口(原料投入口の一例)14が、この供給口14より下流側の位置には水分の供給口15とバインダーの供給口16が、それぞれ設けられている。また横型容器11の下流側端部の下側には、造粒物の排出口17が設けられている。
この横型容器11は、水平状態に配置されているが、上流側から下流側へかけて、傾斜して配置してもよい(水平状態を基準として、例えば、0度を超え10度以下の範囲内)。なお、回転軸12を、横型容器11の軸心に合わせている。
なお、横型容器11内に配置された全て(例えば、4〜30枚程度)の撹拌羽根13は、回転軸12の軸心が重心となるように、回転軸12にバランスを保って取付けられている。この形態としては、例えば、横型容器をその軸心方向から見て、回転軸の軸心を中心として等角度に、撹拌羽根を回転軸に取付けたり、また、回転軸を中心としてその両側に、同じ数の撹拌羽根を取付けたりする形態がある。なお、撹拌羽根13は、棒状の支持部材18を介して回転軸12に取り付けられているが、支持部材を介することなく回転軸に取り付けてもよい。
これにより、造粒装置10の円筒状の横型容器11内で、焼結原料、水分、及びバインダーを均一に混練して小さな粒を製造し、撹拌羽根13の掻き上げにより、生成した粒を横型容器11の内面及び撹拌羽根13上で転動させ、粒径のばらつきが少なく、目標とする粒度分布3〜10mmの造粒物を、高い収率で製造できる。
図2(A)に示すように、横型容器11内に投入された焼結原料(微粉原料)、水分、及びバインダーは、複数の撹拌羽根13により均一に混合されながら、横型容器11の内面と撹拌羽根13との隙間で発生する強力なせん断力により、1〜2mm程度の粒となる。そして、粒が生成した後は、横型容器11の内面と撹拌羽根13との隙間から排出される(図2(A)の一点鎖線で囲まれる領域、図2(B)のP1:以上、粒生成過程)。
次に、排出された粒は、複数の撹拌羽根13によって掻き上げられることにより、横型容器11の内面及び複数の撹拌羽根13上を転動する。この転動により、各焼結原料の粒子間隔を詰め(密度を向上させ)、造粒物内部から水分を染み出させ、造粒物(3〜10mm)の強度を向上させる。更に、表面に染み出た水の付着効果で、粒成長を促進する(図2(A)の点線で囲まれる領域、図2(B)のP2:以上、粒成長過程)。
この造粒装置10の装置構成を、以下に詳しく説明する。
ここで、横型容器の内径Dが150mm未満の場合、後述する横型容器内に供給する焼結原料の積み付け高さと占積率との関係上、その関係が成り立たない。具体的には、焼結原料の積み付け高さが50mm以上、かつ占積率が30%以下の場合において、焼結原料の積み付け高さを50mmと仮定すると、横型容器の内径Dが150mm未満であれば、占積率が30%以上となる。
一方、横型容器の内径Dが1000mmを超える場合、内径が大きくなり過ぎ、撹拌羽根によって掻き上げられた造粒物が横型容器の上方から落下したときに、その落下高さが高くなり過ぎるため崩壊する恐れがある。
以上のことから、横型容器11の内径Dを150mm以上1000mm以下としたが、下限を200mm、更には300mm、上限を800mm、更には700mmとすることが好ましい。
ここで、隙間Sを15mm以下としたのは、この領域においては、撹拌羽根と円筒内面におけるせん断力で、焼結原料、水分、及びバインダーを均一に混練させ、粒を生成する必要があるからである。なお、図3に示すように、隙間Sが15mmを超える場合、せん断指数が低下するため、焼結原料、水分、及びバインダーの均一混合が難しくなり、粒の生成が不安定になる恐れがある。また、隙間Sが大きくなり過ぎ、成長した粒が再びこの隙間に入り込み破壊される可能性が高まるため、崩壊率が急激に上昇している。
一方、隙間Sを2mm以上としたのは、例えば、回転軸が振動した場合に、横型容器の内面と撹拌羽根とが接触して破損することを、確実に防止するためである。
以上のことから、横型容器11の内面と回転する撹拌羽根13との隙間Sを2mm以上15mm以下としたが、下限を5mm、上限を13mm、更には10mmとすることが好ましい。
ここで、撹拌羽根の厚みTが3mm未満の場合、厚みが薄くなり過ぎ、撹拌羽根の強度が低下して破損し易くなる問題がある。
一方、撹拌羽根の厚みTが30mmを超える場合は、厚みが厚くなり過ぎ、撹拌羽根を回転させるための動力が過剰に必要となって、造粒装置のランニングコストの上昇を招き、不経済となる。また、撹拌羽根は、その形状が、横型容器の内面に沿って湾曲しているため、その形状加工がしづらくなる問題もある。
以上のことから、撹拌羽根13の厚みTを3mm以上30mm以下としたが、下限を5mm、上限を25mm、更には20mmとすることが好ましい。
この撹拌羽根13の先側角度は、10度以上180度以下(真っ直ぐ)の範囲内で設定できるが、30度以上160度以下の範囲内で設定することが好ましい。
一方、撹拌羽根の先側角度を160度以下とすることで、撹拌羽根に衝突した造粒物は、破壊されることなく、撹拌羽根の両側へ逃がすことができる。
以上のことから、撹拌羽根13の先側角度を、30度以上160度以下の範囲内とすることが好ましいが、下限を60度、更には90度、上限を150度とすることが好ましい。
この撹拌羽根による粒の掻き上げは、撹拌羽根の幅方向両端(横型容器11の軸方向に最大幅となる位置)からそれぞれ50mmの領域で行われるため、隣り合う撹拌羽根の回転軌跡の間隔を、100mm(=50mm+50mm)とすることが好ましい。なお、例えば、隣接配置される撹拌羽根の回転軌跡の間隔が200mm離れた場合、その間の100mmの範囲に位置する粒が、掻き上げられなくなる。
以上のことから、回転軌跡の間隔Wを、0を超え100mm以下の範囲内としたが、上限を50mm、更には30mmとすることが好ましい。
撹拌羽根の重複幅が100mmを超える場合、回転軸に設けられる撹拌羽根の個数が多くなり過ぎ、撹拌羽根の損傷状態や付着物の除去等のメンテナンス性が極めて悪くなり、造粒物の生産性が低下するという問題がある。
以上のことから、回転軌跡の重複幅を、0を超え100mm以下の範囲内としたが、上限を50mm、更には30mmとすることが好ましい。
横型容器11の内径をD(m)、横型容器11内の撹拌羽根13の周速をu(m/s)、造粒物の重力加速度をG(=9.8m/s2)、造粒物の重量をM(kgf)とした場合、造粒物の力の釣り合いは、以下の式で表される。なお、撹拌羽根13の撹拌加速度をu2/(D/2)、即ち2×u2/Dで表す。
M{u2/(D/2)}=MG
このことから、造粒物が落下し崩壊することなく、横型容器11の内面に沿って移動する条件は、以下の式で示される。
u2/(D/2)>G
そこで、落下しない条件を、実験にて確認したところ、以下の条件を満足する必要があった。
u2/(D/2)≧2G
以上のことから、操作条件として、撹拌羽根の撹拌加速度{u2/(D/2)}を2G(=19.6)m/s2以上としたが、3G(=29.4)m/s2以上とすることが好ましい。
一方、上限値については、粒度分布3〜10mmの造粒物の収率向上の効果が飽和し、しかも造粒装置の耐用性も問題となることから、10G(=98)m/s2としたが、9G(=98.2)m/s2とすることが好ましい。
まず、造粒装置10の回転軸12を回転させ複数の撹拌羽根13を回転させた後、焼結原料の供給口14から焼結原料を連続的に供給しながら、水分の供給口15から水分、更にバインダーの供給口16からバインダーを供給して、これらを混練する。これにより、造粒装置10の排出口17からは、製造された造粒物が連続的に排出される。
ここで、焼結原料とは、粒径500μmアンダーの粒子を60質量%以上含む原料であり、例えば、微粉を多量に含む原料、篩選別により上記した構成に調整した原料、微粉のみを篩選別により分離した原料、更には、粉砕した原料等を使用できる。
なお、褐鉄鉱としては、例えば、マラマンバ鉱石(産地銘柄:ウエストアンジェラス)、ピソライト鉱石(産地銘柄:ヤンディー、ローブリバー)、及び高燐ブロックマン鉱石がある。
また、鉄分含有ダストは、製鉄工程で発生するダストで、例えば、焼結機、高炉、転炉において集塵されるもので、フィルターや湿式(シックナー)で回収するものや、連続鋳造工程や圧延工程で発生するスケールであって冷却水等に混入したものを、フィルターで回収したもので、炭素分を1〜10質量%程度含むものである。この鉄分含有ダストは、焼結原料の1質量%以上70質量%以下の範囲で使用できる。従来、鉄分含有ダストは造粒性が悪いため、鉄分含有ダストを焼結原料に添加すると焼結パレットの通気性が悪化し、鉄分含有ダストの焼結原料への添加量には限界(例えば、10質量%未満)があったが、本発明の造粒方法では造粒物の収率が高いので、鉄分含有ダストを焼結原料中に1質量%以上10質量%未満の範囲は当然として、10質量%以上70質量%以下の範囲で使用しても、従来の方法で造粒した造粒物を使用した場合に比較して焼結パレットの通気性の顕著な改善効果を得ることができる。
このことから、本実施の形態では、粒径500μmアンダーの粒子を、60質量%以上、好ましくは70質量%以上、更に好ましくは80質量%以上含む焼結原料の造粒を対象とする。なお、微粉の粒子量の上限を規定していないのは、全て微粉であってもよいためである。
このバインダーの添加量は、その乾燥質量で、焼結原料に対して1質量%以下程度でよい。
{バインダーの濃度(質量%)}={添加したバインダーの乾燥質量(kg/分)}/{供給した焼結原料の乾燥質量(kg/分)+添加したバインダーの乾燥質量(kg/分)}×100
また、造粒物の水分含有量は、以下の式から求められる。
{造粒物の水分含有量(質量%)}={供給した焼結原料に元来含まれていた水分量(kg/分)+添加した水分量(kg/分)}/{供給した焼結原料の乾燥質量(kg/分)+供給した焼結原料に元来含まれていた水分量(kg/分)+添加したバインダーの乾燥質量(kg/分)}×100
なお、バインダーの添加量は、前記したように、焼結原料の1質量%以下程度であるため、上記したバインダーの濃度と、造粒物の水分含有量の各式において、分母から添加したバインダーの乾燥質量を除いても、算出される数値への影響は小さい。このため、添加したバインダーの乾燥質量を除いても構わない。
焼結原料の製造に際しては、前記したように、微粉から細かい粒を形成した後、これを成長させる必要がある。そこで、図4に示すように、横型容器11内の焼結原料が、撹拌羽根13より上方位置まで存在し、焼結原料を、撹拌羽根13で効率よく掻き上げると共に、撹拌羽根13の上で転がす必要がある。なお、前記したように、横型容器11の内面と撹拌羽根13との隙間Sの上限が15mmであり、撹拌羽根13の厚みTの上限が30mmであるため、これを考慮すれば、焼結原料の積み付け高さHは、50mm以上必要である。
そこで、横型容器11に供給する焼結原料の上限値は、占積率で規定した。
図5に示すように、焼結原料の造粒を行えば、通常は、撹拌時間の増加と共に、粒度3〜10mmの造粒物の収率が上昇する。しかし、焼結原料の占積率が30%の場合、横型容器11に供給した焼結原料の量が多くなり過ぎて、回転軸12の近傍に存在する焼結原料には、撹拌羽根13による掻き上げや粒の転動が行われず、前記した粒の形成も、この粒の成長もなされない。このため、粒度分布3〜10mmの造粒物の収率が極端に低下する。
以上のことから、焼結原料の占積率を30%以下としたが、25%以下、更には20%以下とすることが好ましい。
なお、下限値についても、焼結原料の積み付け高さHで規定することなく、占積率で規定してもよい。この場合、占積率は5%以上、更には10%以上にするとよい。
図6から明らかなように、焼結原料の撹拌時間が長くなるに伴い、粒度分布3〜10mmの造粒物の収率が増加した。一方、撹拌時間が4分以下の場合には、焼結原料、水分、及びバインダーの混練が不均一となり、粒径のばらつきが大きくなる現象が確認された。
以上の結果から、撹拌時間を4分以上としたが、4分(好ましくは6分)以上20分以下の範囲内で、粒度分布3〜10mmの造粒物の収率が最も高くなる時間を決定するとよい。
このように、造粒物の水分含有量を決定できるように、水分の供給口15から水分を供給する。
このことから、焼結原料の撹拌時間を調整することにより、目標とする平均粒径を備える造粒物を、容易に製造できる。
なお、造粒物の平均粒径の調整方法としては、例えば、横型容器11内に供給する水分の添加量、バインダーの添加量、又は撹拌羽根の撹拌速度を変える方法がある。ここで、この方法のうち、水分の添加量を変えて平均粒径を変えた場合の結果を、図7(B)に示す。
一方、撹拌時間で造粒物の平均粒径を調整する場合、前記したように、平均粒径の急激な変化がなく、水分の添加量を変える場合と比較して、作業性が良好であることが分かった。この撹拌時間は、横型容器11内への焼結原料の投入速度を(単位時間あたりの投入量)を変更することにより、変更できる。これは、横型容器11内への焼結原料の供給量だけ、横型容器11内から造粒物が排出されることによる。
また、図7(B)の試験条件は、焼結原料(500μmアンダー):65質量%、内径D:500mm、隙間S:7mm、撹拌羽根の厚みT:10mm、焼結原料の占積率:15%、撹拌時間:10分、撹拌羽根の先側角度:120度、撹拌羽根の間隔W:20mm(隙間)、撹拌羽根の撹拌加速度:50m/s2である。
以上のことから、横型容器11の焼結原料の供給口14から0.5×L以下の範囲内で、焼結原料に添加する水分及びバインダーの全量の50質量%を添加したが、上限を、0.4×L、0.3×L、更には0.2×Lとすることが好ましい。
一方、水分及びバインダーの添加終了位置は、横型容器11の上流側に近づくに伴って、撹拌時間の短縮が図れるため、下限値については規定していないが、通常は、焼結原料の供給口14の直下流(0.01×L以上0.1×L以下の範囲内)位置である。
なお、上記した傾向は、水分及びバインダーを添加した場合だけでなく、水分のみを添加した場合も同様である。
ここで、通気性改善効果は、鉄分含有ダストを一部使用した焼結原料に対して、従来の方法で造粒した造粒物を焼結パレットに装入した際の通気量をVb、本発明の方法で造粒した造粒物を焼結パレットに装入した際の通気量をVpとして、100・(Vp−Vb)/Vb(%)から求めた。通気性改善効果2%を目標とすると、図9から鉄分含有ダスト混合率は1質量%以上70質量%以下にする必要がある。
ここで、本実施の形態の実施例Xと従来例の各条件で製造した造粒物の粒度分布を、図10に示す。なお、縦軸の頻度とは、造粒物を、各条件のプロット点間の篩目を使用して篩分けしたときの造粒物の通過量から求めた値である。
図10から明らかなように、本実施の形態の実施例Xの条件で得られた造粒物の粒度分布は、従来例の条件で得られた造粒物の粒度分布よりも、シャープで良好であることを確認できた。
また、従来例は、焼結原料(500μmアンダー)を縦型円筒撹拌機で撹拌した後、これをドラム型造粒機で造粒した結果である。この縦型円筒撹拌機の撹拌条件は、焼結原料(500μmアンダー):65質量%、撹拌時間:2分、焼結原料の水分含有量:10質量%であり、ドラム型造粒機の造粒条件は、ドラムの内径:1000mm、撹拌羽根の回転数:24回/分、滞留時間:2分である。
ここでは、粒径500μmアンダーの粒子を65質量%含む焼結原料を、円筒状の横型容器を備える造粒装置に入れ、これに水分と分散剤(0.2質量%)を添加し撹拌して、得られた粒度分布3〜10mmの造粒物の収率(以下、単に造粒物の収率ともいう)を検討した。なお、撹拌時間は、4分以上20分以下の範囲内で、造粒物の収率が最大となる時間とした。また、粒度分布3〜10mmの造粒物の収率は、各実施例及び比較例ごとに、焼結原料の撹拌試験を5回ずつ実施し、各回ごとに測定した平均収率で表し、85質量%以上を◎、70質量%以上85質量%未満を○、60質量%以上70質量%未満を△、60質量%未満を×とした。
ここで、実施例1〜3は、横型容器の内径を、前記した150mm以上1000mm以下の適正範囲に設定した結果であり、比較例1、2は適正範囲外に設定した結果である。
ここで、実施例2は、内径が適正範囲の最も良好な値であったため、造粒物の収率は○判定であった。また、実施例1、3は、内径が適正範囲の下限値と上限値に相当するものであったため、造粒物の収率は△判定であった。
一方、比較例1のように、内径が適正範囲の下限値より小さい場合は、掻き上げ不良による転動不足で造粒物が小さくなり、また比較例2のように、内径が適正範囲の上限値より大きい場合は、掻き上げ後の落下高さが高くなるので、落下衝撃による崩壊が顕著になり、いずれも収率が低下して造粒物の収率が×判定となった。
ここで、実施例2、4、5は、隙間を、前記した2mm以上15mm以下の適正範囲に設定した結果であり、比較例3は適正範囲外に設定した結果である。
ここで、実施例2は、隙間が適正範囲の最も良好な値であったため、造粒物の収率は○判定であった。また、実施例5は、隙間が適正範囲の上限値に相当するものであったため、造粒物の収率は△判定であった。なお、実施例4は、隙間が適正範囲の下限値に相当する2mmであり、収率は○判定であったが、隙間が2mm未満の場合、回転軸の振動により、横型容器の内面と撹拌羽根が接触する可能性があるため、試験を行っていない。
一方、比較例3のように、隙間が適正範囲の上限値より広い場合は、せん断力の低下に伴い、焼結原料の均一混合が難しくなると共に、成長した粒が再びこの領域に入り込み、破壊される確率が高くなるため、造粒物の収率が×判定となった。
なお、図12において、表2の実施例よりプロット点の数が多いのは、図12の代表点を表2に示したためである。
ここで、実施例2、6、7は、焼結原料の投入量を前記した積み付け高さ50mm以上、占積率30%以下の適正範囲に設定した結果であり、比較例4、5は、適正範囲外に設定した結果である。なお、占積率5%は積み付け高さ50mmに相当する。
ここで、実施例2は、焼結原料の投入量が適正範囲の最も良好な値であったため、造粒物の収率は○判定であった。また、実施例6は、焼結原料の投入量が適正範囲の下限値に相当するものであったため、造粒物の収率は△判定であった。
一方、比較例4のように、焼結原料の投入量が適正範囲の下限値より小さい場合は、掻き上げ不良による転動不足で造粒物が小さくなり、比較例5のように、焼結原料の投入量が適正範囲の上限値より大きい場合は、焼結原料を均一に混合することが難しくなって粒のばらつきが顕著になるため、いずれも造粒物の収率が低下し×判定となった。
なお、図13において、表3の実施例よりプロット点の数が多いのは、図13の代表点を表3に示したためである。
ここで、実施例9〜11は、撹拌羽根の先端角度を前記した30°以上160°以下の適正範囲に設定した結果であり、実施例8、12は、適正範囲外に設定した結果である。
ここで、実施例10は、撹拌羽根の先側角度が適正範囲の最も良好な値であったため、造粒物の収率は○判定であった。また、実施例9、11は、その撹拌羽根の先側角度が適正範囲の下限値と上限値の近傍に相当するものであるが、造粒物の収率は○判定であった。
一方、実施例8のように、撹拌羽根の先側角度が適正範囲の下限値より小さい場合や、実施例12のように、撹拌羽根の先側角度が適正範囲の上限値より大きい場合は、成長した造粒物が撹拌羽根により破壊され、両者とも造粒物の収率は△判定となった。
なお、図14において、表4の実施例よりプロット点の数が多いのは、図14の代表点を表4に示したためである。
ここで、実施例10、13、14は、隣接配置される撹拌羽根の回転軌跡の間隔を前記した−100mm(重複)以上100mm以下(隙間)の適正範囲に設定した結果であり、実施例15は適正範囲外に設定した結果である。
ここで、実施例10は、隣接配置される撹拌羽根の間隔が適正範囲の最も良好な値であったため、造粒物の収率は○判定であった。また、実施例14は、その間隔が適正範囲の上限値に相当するものであるが、造粒物の収率は、○判定であった。一方、実施例15のように、その間隔が適正範囲の上限値より大きい場合は、掻き上げられずに転動しない造粒物割合が増え、造粒物の収率は△判定となった。
ここで、実施例17、18は、撹拌羽根の撹拌加速度を前記した2G以上10G以下の適正範囲に設定した結果であり、実施例16は、適正範囲外に設定した結果である。ここで、G=9.8m/s2であるため、2Gは19.6m/s2、10Gは98m/s2である。
ここで、実施例18は、撹拌羽根の撹拌加速度が適正範囲の最も良好な値であったため、造粒物の収率は◎判定であった。また、実施例17は、撹拌羽根の撹拌加速度が適正範囲の下限値付近に相当するものであるが、造粒物の収率は○判定であった。一方、実施例16のように、撹拌羽根の撹拌加速度が適正範囲の下限値より小さい場合は、掻き上げられずに落下する造粒物の割合が増え、造粒物の収率は△判定となった。
なお、図16において、表6の実施例よりプロット点の数が多いのは、図16の代表点を表6に示したためである。
ここで、実施例20〜22は、造粒物の水分含有量を前記した6質量%以上12質量%以下の適正範囲に設定した結果であり、実施例19、23は、適正範囲外に設定した結果である。
ここで、実施例21は、造粒物の水分含有量が適正範囲の最も良好な値であったため、造粒物の収率は◎判定であった。また、実施例20、22は、それぞれ水分含有量が適正範囲の下限値付近、上限値付近に相当するものであるが、造粒物の収率は○判定であった。一方、実施例19のように、造粒物の水分含有量が低い場合は、微粉の付着力が小さ過ぎて粒が成長せず、実施例23のように、造粒物の水分含有量が高い場合は、微粉の付着力が高くなり造粒物が粗大化し、両者とも造粒物の収率は△判定となった。
ここで、実施例25〜28は、焼結原料の撹拌時間を前記した4分以上の適正範囲に設定した結果であり、実施例24は、適正範囲外に設定した結果である。
ここで、実施例25〜28は、焼結原料の撹拌時間が適正範囲の最も良好な値であったため、造粒物の収率は○判定であった。
一方、実施例24のように、焼結原料の撹拌時間が短い場合は、微粉の付着力が小さ過ぎて粒が成長せず、造粒物の収率は△判定となった。
以上のことから、本発明の焼結原料の造粒方法を使用することで、目標とする粒度分布を備えた造粒物を製造でき、しかもその収率を従来よりも向上できることを確認できた。
また、前記実施の形態においては、造粒装置を使用して、焼結原料から造粒物を製造した場合について説明したが、造粒装置で製造した造粒物を、更に従来公知の撹拌装置(例えば、ドラムミキサー)に供給して造粒物を製造してもよい。
Claims (7)
- 粒径が500μmアンダーの粒子を60質量%以上含む焼結原料を造粒装置に供給して造粒物を製造する焼結原料の造粒方法であって、
円筒状の横型容器と、該横型容器の軸心に配置された回転軸を中心として回転する複数の板状の撹拌羽根とを有し、しかも前記横型容器の内径を150mm以上1000mm以下、前記横型容器の内面と回転する前記撹拌羽根との隙間を2mm以上15mm以下、及び前記撹拌羽根の厚みを3mm以上30mm以下とした前記造粒装置の前記横型容器内に、前記焼結原料を、前記各撹拌羽根を回転させながら、積み付け高さ50mm以上、かつ占積率30%以下の範囲内で供給することを特徴とする焼結原料の造粒方法。 - 請求項1記載の焼結原料の造粒方法において、前記撹拌羽根は、該撹拌羽根の回転方向に向かって徐々に縮幅し、その先側角度が30度以上160度以下の範囲内になっており、しかも隣接配置される前記撹拌羽根は、その各回転軌跡を重なり合わせる場合、該各回転軌跡の重複幅が0を超え100mm以下の範囲内となる位置に、その各回転軌跡を接触させる場合、該各回転軌跡の間の隙間が0となる位置に、その各回転軌跡の間に隙間を形成する場合、該回転軌跡の間隔が0を超え100mm以下の範囲内となる位置に、前記回転軸に設けられていることを特徴とする焼結原料の造粒方法。
- 請求項1及び2のいずれか1項に記載の焼結原料の造粒方法において、前記横型容器の内径をD(m)、前記撹拌羽根の周速をu(m/s)、及び前記焼結原料の重力加速度をG(m/s2)とした場合、前記撹拌羽根の撹拌加速度2×u2/D(m/s2)を、2G(m/s2)以上10G(m/s2)以下の範囲内に設定することを特徴とする焼結原料の造粒方法。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の焼結原料の造粒方法において、前記造粒装置による前記焼結原料の撹拌時間を4分以上とし、造粒後の前記造粒物の水分含有量を6質量%以上12質量%以下の範囲内に設定することを特徴とする焼結原料の造粒方法。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の焼結原料の造粒方法において、前記造粒物の目標とする平均粒径に応じて、前記造粒装置による前記焼結原料の撹拌時間を調整することを特徴とする焼結原料の造粒方法。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の焼結原料の造粒方法において、前記横型容器の長さをLとした場合、該横型容器の上流側端部に設けられた原料投入口の中心位置から0.5×L以下の範囲内で、前記焼結原料に添加する水分及びバインダーの全量の50質量%、又は水分の全量の50質量%を添加することを特徴とする焼結原料の造粒方法。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の焼結原料の造粒方法において、前記焼結原料の1質量%以上70質量%以下は、製鉄工程で発生する鉄分含有ダストであることを特徴とする焼結原料の造粒方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009007752A JP5326592B2 (ja) | 2008-03-11 | 2009-01-16 | 焼結原料の造粒方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008061381 | 2008-03-11 | ||
JP2008061381 | 2008-03-11 | ||
JP2009007752A JP5326592B2 (ja) | 2008-03-11 | 2009-01-16 | 焼結原料の造粒方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009242939A JP2009242939A (ja) | 2009-10-22 |
JP5326592B2 true JP5326592B2 (ja) | 2013-10-30 |
Family
ID=41305159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009007752A Active JP5326592B2 (ja) | 2008-03-11 | 2009-01-16 | 焼結原料の造粒方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5326592B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5821778B2 (ja) * | 2012-05-23 | 2015-11-24 | 新日鐵住金株式会社 | 焼結原料の事前処理方法 |
JP5817643B2 (ja) * | 2012-05-23 | 2015-11-18 | 新日鐵住金株式会社 | 焼結原料の事前処理方法 |
JP5817644B2 (ja) * | 2012-05-24 | 2015-11-18 | 新日鐵住金株式会社 | 焼結原料へのバインダーの添加方法 |
JP5954546B2 (ja) * | 2013-09-11 | 2016-07-20 | Jfeスチール株式会社 | 焼結用造粒原料の製造方法 |
EP2848299B1 (de) | 2013-09-11 | 2019-08-14 | Primetals Technologies Austria GmbH | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von granulaten |
JP6146340B2 (ja) * | 2014-02-26 | 2017-06-14 | Jfeスチール株式会社 | 焼結原料の製造方法及び焼結原料の製造装置 |
JP6102826B2 (ja) * | 2014-05-30 | 2017-03-29 | Jfeスチール株式会社 | 焼結鉱の造粒設備 |
JP6260491B2 (ja) * | 2014-08-07 | 2018-01-17 | Jfeスチール株式会社 | 鉄鋼原料の混合機の調整方法 |
JP6260490B2 (ja) * | 2014-08-07 | 2018-01-17 | Jfeスチール株式会社 | 鉄鋼原料の混合機の運転方法 |
JP6079729B2 (ja) * | 2014-08-25 | 2017-02-15 | Jfeスチール株式会社 | 焼結原料造粒物の製造方法および製造設備 |
JP6493305B2 (ja) * | 2016-05-27 | 2019-04-03 | Jfeスチール株式会社 | 焼結鉱の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005193185A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Taiheiyo Kiko Kk | 連続式混合・造粒・乾燥装置 |
JP4568243B2 (ja) * | 2006-03-17 | 2010-10-27 | 新日本製鐵株式会社 | 微粉原料の混練方法 |
-
2009
- 2009-01-16 JP JP2009007752A patent/JP5326592B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009242939A (ja) | 2009-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5326592B2 (ja) | 焼結原料の造粒方法 | |
JP4568243B2 (ja) | 微粉原料の混練方法 | |
JP5165940B2 (ja) | 含金属副産物の造粒物製造方法および造粒設備 | |
CN102080929B (zh) | 一种转底炉用布料装置 | |
JP6519005B2 (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JP4288651B2 (ja) | 骨材製造用粉砕システム | |
JP5165943B2 (ja) | 含金属副産物の造粒物整粒設備 | |
JP5020501B2 (ja) | 焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法 | |
JP6468367B2 (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JP6079729B2 (ja) | 焼結原料造粒物の製造方法および製造設備 | |
JP4677040B2 (ja) | 微粉原料の造粒方法 | |
KR20140094720A (ko) | 펠리타이저 | |
JP6323297B2 (ja) | 焼結原料の事前処理方法 | |
JP2002346422A (ja) | 改良土製造プラント | |
JP6156305B2 (ja) | 焼結原料の製造設備及びその製造方法 | |
JP7024649B2 (ja) | 焼結用原料の造粒方法 | |
JP3675105B2 (ja) | 焼結原料処理方法 | |
JP5979114B2 (ja) | 焼結鉱の製造方法 | |
JP2002317228A (ja) | 難造粒鉄鉱石粉の処理方法 | |
JP2023043367A (ja) | 焼結原料の処理方法および焼結鉱の製造方法 | |
JP3687291B2 (ja) | 粒状物の篩分け方法 | |
JP7254295B2 (ja) | 焼結原料の事前造粒方法 | |
JP4497419B2 (ja) | 微粉原料の造粒方法 | |
JP6888387B2 (ja) | 焼結原料の造粒方法 | |
JPS6052535A (ja) | 焼結原料の造粒方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130708 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5326592 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |