JP5020501B2 - 焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法 - Google Patents

焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5020501B2
JP5020501B2 JP2005333343A JP2005333343A JP5020501B2 JP 5020501 B2 JP5020501 B2 JP 5020501B2 JP 2005333343 A JP2005333343 A JP 2005333343A JP 2005333343 A JP2005333343 A JP 2005333343A JP 5020501 B2 JP5020501 B2 JP 5020501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
sintering
drying
fluidized bed
sintered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005333343A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007138245A (ja
Inventor
淳 鈴木
安部  洋一
健一 八ケ代
昭 具島
恒男 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2005333343A priority Critical patent/JP5020501B2/ja
Publication of JP2007138245A publication Critical patent/JP2007138245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5020501B2 publication Critical patent/JP5020501B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Description

本発明は焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法に関し、特に造粒物の崩壊を防止するとともに、効率よく焼結原料を乾燥させることが可能な焼結原料の事前処理方法と、当該事前処理方法により製造された焼結原料を焼結して焼結鉱を製造する方法、及び焼結鉱の製造方法に関するものである。
近年、焼結機において主流として使用されてきた赤鉄鉱等の鉄鉱石の供給量が減少し、ピソライト等の結晶水含有率が高く(例えば3質量%以上)多孔質の鉄鉱石、マラマンバ等の結晶水が多く多孔質且つ微粉が多い鉄鉱石、及び、ペレットフィード等の微粉鉱石の供給量が増加している。
このような鉄鉱石は、従来使用されてきた鉄鉱石と比較して微粉成分が多いため、事前処理を行うことなく焼結機に装入すると、焼結機の通風性を阻害して良好な品質を有する焼結鉱を効率よく製造することが困難である。このため、焼結機に装入する前の鉄鉱石を造粒して擬似粒子化する必要がある。
従来、高炉用原料として使用される焼結鉱は、粉状の鉄鉱石に石灰石と粉コークスとを混合し、さらに適度な水分と生石灰等からなるバインダーを添加して造粒した後、焼結機に装入して製造していた。特に、結晶水含有率が高い鉄鉱石や多孔質の鉄鉱石の場合には、より粒径が小さい微粉鉱石が多く、又、多孔質の孔内部に造粒用の水が吸収されてしまい、造粒性が悪く、造粒された焼結原料の擬似粒子(造粒物とも言う)の強度が低いという欠点があった。そのため、焼結機までの搬送過程で擬似粒子が崩壊する現象や、焼結機内で擬似粒子が崩壊する現象が生じ、焼結機の通風性を阻害して良好な品質を有する焼結鉱を効率よく製造することが困難となる問題があった。
こうした中、粉鉱石に、バインダー、粉コークス、返鉱を配合した焼結原料に、1次ミキサーで水を添加して混合した後、2次ミキサーへ投入して造粒し、当該2次ミキサーに焼結機排ガス又は焼結機クーラ排ガスを吹き込んで、造粒した焼結原料を3〜4%水分まで乾燥して、その後に焼結することで、造粒された擬似粒子の崩壊を防ぐ技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の焼結原料と混合する焼結原料を予備的に造粒処理する方法において、予備造粒用ミキサーの後工程に予備造粒物乾燥工程を設け、当該工程の乾燥フードに焼結機の循環ガスを吹き込み、造粒物を乾燥して、擬似粒子の圧壊強度を向上させる技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
このように焼結原料となる造粒物を乾燥することで、擬似粒子の圧壊強度を向上させ、搬送過程や焼結機内での擬似粒子の崩壊を抑制して、焼結機の通風性の良好化と高品位焼結鉱の効率的な製造を狙った技術が知られている。
特開平3−215629号公報 特開平6−57340号公報
特許文献1の技術は、乾燥をドラム乾燥機と考えられる造粒機能を有するミキサー(同文献の図面中符号2で示す)内で行っているが、ドラム乾燥機は、パドルやドラムの回転を伴うものであり、造粒物が回転中に攪拌及び転動されてドラム内面に衝突する衝撃で崩壊し易く、特に、乾燥工程の前期において強度が発現していない湿潤状態の造粒物が存在している際に、造粒物である擬似粒子が崩壊する頻度が高く、擬似粒子の崩壊の抑制が十分ではないという問題があった。
特許文献2の技術は、乾燥を、固定層式乾燥機(バンド乾燥機)と考えられる乾燥フードで行っているが、固定層式乾燥機(バンド乾燥機)は、乾燥速度が遅いため、一般的な高炉で使用が想定される量の焼結原料を乾燥しようとすると、乾燥機の設置面積を大きくせざるを得ない。そのため、設置用地の制約が大きい上、設備費が増大するという問題があった。
また、固定層式乾燥機では、乾燥速度を大きくするために吹き込み側(上流側)の温度を上昇させると、下流側の造粒物の乾燥が充分にできていない状態で上流側の造粒物の乾燥が進み、上流側造粒物の温度が上昇する。造粒物の温度が200℃を超えると、原料中のバインダーが変質して擬似粒子として所定の強度が得られなくなったり、崩壊したりする恐れもあった。
さらに、造粒されなかった微粉や乾燥中に擬似粒子が崩壊して生じた微粉は、焼結機に投入すると通風性を阻害するため、良好な品質の焼結鉱を効率良く製造するには取り除く必要があるが、固定式乾燥機やドラム乾燥機で乾燥されると微粉を取り除く機構がないため、造粒物と微粉を分級するための篩い等を用いて、乾燥機の後段で別途分級しなければならず、作業工程が増えて、生産効率が良くないという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、造粒物(擬似粒子)の崩壊を防止するとともに、効率よく乾燥させることが可能な焼結原料の事前処理方法、及び焼結鉱の製造方法を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、乾燥装置の設置面積を、従来のバンド乾燥機等に比べて小さくすることが可能な焼結原料の事前処理方法、及び焼結鉱の製造方法を提供することを第2の目的とする。
更に、本発明は、作業効率の悪化を招く、乾燥装置後段での篩いによる微粉の取り除き作業に変えて、効率の良い乾燥工程における微粉の分級が可能な焼結原料の事前処理方法、及び焼結鉱の製造方法を提供することを第3の目的とする。
本発明者等は、上述した課題を解決するため、乾燥手段として、従来、焼結原料の造粒物の乾燥には不向きと考えられていた流動層乾燥に着目した。
流動層乾燥は、被乾燥物をガスにより流動させて乾燥するため、これを焼結原料の造粒物に適用した場合、(1)流動中に造粒物(擬似粒子)同士が衝突すること、(2)流動中に造粒物が流動床乾燥機の内壁面に衝突すること、(3)流動中に造粒物の一部は、乾燥機内のガスの偏流等により落下して分散板に衝突すること、の理由から擬似粒子は崩壊し易いと考えられていた。
しかしながら、検討を重ねた結果、焼結原料を造粒する際にバインダーを添加して造粒し、且つ、乾燥時間がバンド乾燥機等に比べて非常に早いという流動床乾燥の特性を適切に活用することで、造粒物(擬似粒子)を崩壊する前に素早く乾燥させて擬似粒子の強度を発現し、更に、流動層の持つエアクッション効果を利用して、流動層乾燥中の擬似粒子の崩壊を旨く抑制できる方法を発明した。
本発明に係る焼結原料の事前処理方法、及び焼結鉱の製造方法は、以下の特徴点を備えている。
(1)焼結原料の事前処理方法において、鉄鉱石を含む焼結原料に、バインダーを添加して造粒し、生成する造粒物を、流動層乾燥機にてガスにより流動化して乾燥すると共に、造粒時に残存していた微粉および乾燥中に生じた微粉を、前記流動化させるガスに同伴させて前記流動層乾燥機から排出して回収することを特徴とする。
(2)焼結原料の事前処理方法において、鉄鉱石を含む焼結原料に、バインダーを添加して混練した後に造粒し、生成する造粒物を、流動層乾燥機にてガスにより流動化して乾燥すると共に、造粒時に残存していた微粉および乾燥中に生じた微粉を、前記流動化させるガスに同伴させて前記流動層乾燥機から排出して回収することを特徴とする。
(3)焼結原料の事前処理方法において、鉄鉱石を含む焼結原料を粉砕し、当該粉砕された焼結原料に、バインダーを添加して混練した後に造粒し、生成する造粒物を、流動層乾燥機にてガスにより流動化して乾燥すると共に、造粒時に残存していた微粉および乾燥中に生じた微粉を、前記流動化させるガスに同伴させて前記流動層乾燥機から排出して回収することを特徴とする。
(4)前記(1)〜(3)のいずれかに記載の焼結原料の事前処理方法において、前記バインダーが、ポリアクリル酸系の分散剤、又は生石灰であることを特徴とする。
(5)前記(1)〜(4)のいずれかに記載の焼結原料の事前処理方法において、前記鉄鉱石を含む焼結原料にマラマンバ鉱石、ピソライト鉱石、又はマラマンバ鉱石とピソライト鉱石を20〜100質量%(dry)含むことを特徴とする。
(6)焼結原料の事前処理方法において、前記(1)〜(5)のいずれかに記載の焼結原料の事前処理方法により製造された焼結原料を、更に他の焼結原料と混合することを特徴とする。
(7)前記(1)〜(6)のいずれかに記載の焼結原料の事前処理方法において、前記流動層乾燥機から排出ガスとともに排出した微粉を回収する工程と、該回収した微粉を前記造粒前の焼結原料と混合して再利用する工程とを、含むことを特徴とする。
(8)前記(1)〜(7)のいずれかに記載の焼結原料の事前処理方法において、前記乾燥においては、ガス空塔速度が5〜20m/sとなるようにして流動層を形成することを特徴とする。
(9)前記(1)〜(8)のいずれかに記載の焼結原料の事前処理方法において、前記乾燥においては、ガス温度が150〜400℃となるようにして流動層を形成することを特徴とする。
(10)前記(1)〜(9)のいずれかに記載の焼結原料の事前処理方法において、前記乾燥においては、乾燥速度を0.05〜0.5kg/kg・minとすることを特徴とする。
(11)焼結鉱の製造方法において、前記(1)〜(10)のいずれかに記載の焼結原料の事前処理方法により製造された焼結原料を、焼結機に搬送して焼結することを特徴とする。
本発明に係る焼結原料の事前処理方法は、バインダーが添加された焼結原料の造粒物を、流動層乾燥のようにガスにより流動化させることで、造粒物を素早く乾燥して強度を発現し、更に流動層が持つエアクッション効果により、乾燥中の造粒物同士の衝突や、乾燥機の内面への衝突や、落下による分散板への衝突という過度な衝撃を和らげて、造粒物の崩壊を抑制することができる。
また、流動層を形成して造粒物を乾燥させることにより、造粒物の温度を均一に上昇させることができるため、バンド乾燥機等に比べて、非常に効率的な乾燥を行うことが可能となる。
また、ガス空塔速度が5〜20m/sとなるようにして流動層を形成することにより、ガスと造粒物との間における伝熱速度が大きくなって、乾燥速度をより速めることができる。特に、本発明に係る焼結原料の事前処理方法では、乾燥速度を速めて、造粒物の乾燥に適した0.05〜0.5kg/kg・minとすることができる。このように乾燥速度を速めることにより、乾燥機の設置面積をより小さくすることができる。
また、ガス温度が150〜400℃となるようにして流動層を形成することにより、造粒物の温度を200℃以下に抑制して、造粒物中のバインダーの変質や鉄鉱石からの結晶水の脱離を防止して、造粒物の崩壊を抑制することができる。
また、ガス空塔速度を速めることにより、ガスにより微粉を吹き飛ばすことができるので、別途、分級装置を設けて分級工程を行うことなく、乾燥工程において微粉の分級を行うことが可能となる。
本発明で使用する焼結原料は、鉄鉱石を含む焼結原料である。
鉄鉱石単独での使用の他、鉄鉱石に加えて、更に、製鉄ダスト(高炉集塵ダスト、転炉ダスト等)、石灰石、ドロマイト、蛇紋岩、珪石、カンラン石、コークス粉、無煙炭等の1種又は2種以上を加えた混合原料を用いることができる。
鉄鉱石としては、通常の焼結原料として使用するものであれば種類は問わず、赤鉄鉱、磁鉄鉱の他、結晶水を多く含む鉄鉱石(例えば、針鉄鉱、褐鉄鉱(ピソライト鉱石等)等)でも良く、更には、多孔質のもの(例えば、マラマンバ鉱石)でも、造粒物(擬似粒子)の崩壊を抑制しながら乾燥でき、その後の搬送過程や焼結工程で、崩壊しない焼結原料とすることができる。
乾燥前の焼結原料の造粒物中に含有される鉄鉱石の割合としては、20〜100質量%(dry)が好ましい。特に、鉄鉱石にマラマンバ鉱石やピソライト鉱石を使用した場合は、乾燥前の焼結原料の造粒物中に含有されるマラマンバ鉱石の割合、ピソライト鉱石の割合、又はマラマンバ鉱石とピソライト鉱石を両方含む場合は合計の割合としては、20〜100質量%(dry)が好ましい。20質量%未満では、焼結原料としての鉄鉱石の割合が少なすぎて、生産性を悪化させるため、後工程で更に鉄鉱石を多量に添加する必要があるからである。鉄鉱石の割合が大部分の場合は、後工程でその他の焼結に必要な原料を添加する。
また、鉄鉱石を含む焼結原料に添加するバインダーとしては、造粒性を高めるという点で、例えば、ポリアクリル酸系の分散剤、生石灰、リグニンのうち少なくとも1種類以上を用いることが好ましい。特に、マラマンバ鉱石やピソライト鉱石等の多孔質の鉄鉱石を焼結原料に含む場合は、ポリアクリル酸ナトリウムがより好ましい。
以下、図面を参照して、本発明に係る焼結原料の事前処理方法の実施形態を説明する。
図1〜図4は、本発明に係る焼結原料の事前処理方法に用いる焼結設備の概略構成を示すブロック図、図5は、本発明に係る焼結原料の事前処理方法に用いる流動層乾燥機の概略構成を示す模式図である。また、図6は、流動層乾燥機を用いて焼結原料を乾燥する際の粒径と最小流動化速度との関係を示すグラフ、図7は、流動層乾燥機を用いて焼結原料を乾燥する際の粒径と終末速度との関係を示すグラフである。
<焼結設備>
本発明に係る焼結原料の事前処理方法は、多孔質である鉄鉱石、例えばマラバンバ鉱石(産地銘柄:ウエストアンジェラス)を含有する焼結原料の微粉を用いて焼結鉱を製造する際に特に有用な方法である。
<第1の実施形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、焼結原料21にバインダー31と必要に応じて水(図示せず)を添加して、造粒機29にて造粒物(擬似粒子)を生成し、当該造粒物を流動層乾燥機30にて乾燥し、その後、乾燥した造粒物を焼結機24へ搬送して焼結させて焼結鉱を製造する。この際、流動層乾燥機30においては、造粒時に残存していた微粉や、乾燥中に僅かに生じた微粉は、流動させているガスに同伴されて流動層乾燥機30の上部から排出される。排出された微粉は集塵機32で回収される。回収した微粉は、造粒機29へリターンして再度造粒しても良い。流動層乾燥機30としては、バッチ式、連続式のどちらでも良く、流動化及び乾燥させるために投入するガスとしては、熱風発生炉等で製造した熱風等、流動層乾燥機用のガスとして一般的に使用されているもので構わない。
この場合、造粒機29は、混練機能を兼ねているものが良く、ヘンシェルミキサー等を使用することが好ましい。集塵機としては、例えば、バグフィルターやサイクロン、電気集塵機等を使用できる。
<第2の実施形態>
図2を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態は、第1の実施形態の造粒機29の前段に混練機28を設置し、混練機能を分離して、混練能力を高めた形態である。混練機28には、例えば、レディゲミキサー、ボールミル等の一般的な混練機が使用できる。造粒機29には、例えば、ドラムミキサやパンペレタイザー等が使用できる。
<第3の実施形態>
図3を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態は、第2の実施形態の造粒機29の前段に粉砕機33を設置し、焼結原料21を粉砕してより微粉化し、造粒をより容易化した形態である。粉砕する焼結原料21は、事前に篩い34等である程度微粉(例えば3mmアンダー)としておくことが造粒の容易化及び造粒物の強度発現にとってより好ましい。粉砕機33には、例えば、ローラープレスやボールミル等の粉砕機を使用できる。
また、流動層乾燥機30で乾燥した造粒物は、直接焼結機24で焼結するだけでなく、図3に示すように、他の焼結原料21bに添加して混合しても良い。他の焼結原料21bが粉状の場合は、混合した焼結原料にバインダー31bと必要に応じて水を添加し、造粒機29bで造粒することが好ましい。造粒機29bはドラムミキサ等が使用できる。バインダー31bは、生石灰、ベントナイト、ポリアクリル酸系の分散剤、リグニンのうち少なくとも1種類以上を用いることが好ましい。
<第4の実施形態>
図4を参照して、本発明の第4の実施形態を説明する。
第4の実施形態は、流動層乾燥機30用の熱風として焼結クーラ25の排気ガスを利用する形態を示している。焼結機24の後段には、焼結鉱を冷却するための焼結クーラ25が配設されており、焼結クーラ25から排出される排ガスは、送風機26を経て流動層乾燥機30へ導かれて、流動層の形成に使用される。
第4の実施形態の一例を図4を参照して説明する。第4の実施形態では、他の焼結原料21bと、流動層乾燥工程を必要とする焼結原料21である鉄鉱石27(例えば、10mmアンダー品)とを用いるようになっている。他の焼結原料21bの事前処理工程には、第1ドラムミキサ(1DM)22および第2ドラムミキサ(2DM)23が配設されており、他の焼結原料21bは第1ドラムミキサ22および第2ドラムミキサ23により攪拌、造粒された後に、焼結機24に装入される。
一方、流動層乾燥工程を必要とするマラバンバ鉱石等の鉄鉱石27(例えば、3mmアンダー品)の事前処理工程には、鉄鉱石27とバインダー31とを混練するための混練機28と、混練機28で混練された原材料を所望の粒径となるように造粒するための造粒機29と、造粒物を乾燥するための流動層乾燥機30とが配設されており、乾燥処理後の造粒物が焼結機24に装入される。
混練機28前に鉄鉱石の造粒するための粒度を調整するために実施例3のように粉砕機を配設しても構わない。
なお、混練機28として、例えばレディゲミキサーやボールミルを用いることができる。また、造粒機29として、例えばドラムミキサやパンペレタイザーを用いることができる。
また、流動層乾燥機30のガス出口には、排ガス中に含まれる微粉を除去するための集塵機32が配設されている。流動層乾燥機30からの排ガスは集塵機32により集塵されて排気される。また、集塵された微粉は混練機28に戻されて再利用される。
<流動層乾燥機>
造粒物を乾燥するための流動層乾燥機は、図5に示すように、乾燥前の造粒物11を蓄積するための供給ホッパ2と、供給ホッパ2に蓄積された造粒物11を乾燥機本体1に供給するための供給装置(スクリューフィーダ、ロータリーフィーダ等)3と、乾燥機本体1に熱風を供給するための熱風炉(もしくはダクトバーナ)7および送風機8とを備えている。
乾燥機本体1の下部には分散板4が配設されており、分散板4の下方に風箱6が形成されている。熱風炉7から供給される熱風は風箱6内に導かれて分散板4を通過し、流動部12を通してフリーボード部9内に吹き込まれる。
乾燥機本体1の側方下部には、乾燥後の造粒物13を抜き出すための排出装置5が設けられている。また、乾燥機本体1の上部には、集塵機(図1〜図4参照)に連通接続された排気管10が設けられている。
この流動層乾燥機では、供給ホッパ2から分散板4上の流動部12に造粒物11が供給される。分散板4上の流動部12に装入された造粒物11は、熱風炉7から送られてくるガスにより分散板上に流動層を形成しながら乾燥される。流動部12から飛出した粒子はフリーボード部9にて造粒物は流動層内に戻り、微粉は排気管10にガスと随伴して排出することで分級される。また、排気管10からの微粉を伴った排ガスは集塵機(図1〜図4参照)へ導かれて微粉が集塵される。この微粉は混練機(図3〜図4参照)へ導かれて、造粒工程で再利用される。そして、乾燥後の造粒物13は、排出装置5により乾燥機本体1の外部へ排出され焼結原料と混合され焼結機へ装入される。
次に、本発明に係る流動層乾燥における主な技術的特徴について説明する。
本発明に係る焼結原料の事前処理方法では、流動床乾燥機でバインダーが添加された造粒物を流動化乾燥することによって、(1)急速乾燥により造粒物の強度を発現させると共に、造粒物の流動化によるエアクッション効果等によって造粒物の衝突衝撃、落下衝撃を緩和することで崩壊を抑制すること、(2)造粒物の温度を均一的に上昇させて、造粒物温度の偏差が大きいときに生じる、部分的な高温化によるバインダーの変質等を防止し、造粒物強度の低下を抑制すること、(3)ガス温度を上げても造粒物の温度を上昇させることなく水分が制御でき乾燥速度を上げることが可能であること、(4)ガス流速を高くとれることで、微粉を排出ガスに同伴させて除去することができること、(5)その微粉を造粒前の原料と混合して再利用もできること、が同時に可能であることを特徴としている。
<乾燥工程における最適値>
発明者らは、種々の実験および考察を経て、乾燥工程におけるガス空塔速度、ガス温度、乾燥速度、及び乾燥後の水分率に関する最適値に関する知見を得た。
すなわち、造粒物の大きさが2〜10mmであると仮定した場合に、造粒物は平均粒径5mmの球形粒子となる。この場合、ガス温度を220℃とすると、造粒物の粒径Dp(mm)に対する最小流動化速度Umf(m/s)は、図6に示すようなる。
すなわち、図6に示すように、粒径が5mmの造粒物の場合には、最小流動化速度として2.5m/s程度が必要となる。したがって、流動層乾燥機において流動層が安定するためには、最小流動化速度Umfの2倍以上のガス空塔速度が必要となり、平均粒径が5mmの造粒物の場合に流動層を安定させるためには、5m/s程度のガス空塔速度が必要となる。粒径は篩にて測定し、平均粒径は体面積平均径で、下記の式にて算出する。
Dp=(ΣnDp/ΣnDp
但し、Dp:平均粒径、n:個数
また、上述した条件において、造粒物の粒径Dp(mm)に対する終末速度Ut(m/s)は、図7に示すようなる。
すなわち、図7に示すように、粒径が5mmの造粒物の場合には、終末速度Utが15m/s程度であることがわかる。流動層乾燥機において、ガス空塔速度が終末速度Utを超えると、造粒物の流動状態がバブリング(気泡流動)状態を超えて気流搬送の状態に移行する。製品である造粒物まで排出される。したがって、粒径が5mmの造粒物の場合に、流動層乾燥機において流動層を安定に形成させるためには、20m/s程度以下のガス空塔速度とする必要がある。
したがって、本発明に係る焼結原料の事前処理方法では、ガス空塔速度が5〜20m/sとなるようにして流動層を形成している。なお、流動層乾燥機において流動層を安定させるという点で、ガス温度を220℃とした場合に、ガス空塔速度が5〜10m/sとなるようにして流動層を形成することがさらに一層好ましい。
また、本発明に係る焼結原料の事前処理方法では、ガス温度が150〜400℃となるようにして流動層を形成することにより、造粒物の温度を上昇させることなく乾燥させることが可能である。バインダー造粒物の温度を200℃以下に抑制して、原料中のバインダーを変質させることなく造粒物の崩壊を防止かつ強度を発現させることができる。
また、乾燥速度を速めることにより乾燥機の設置面積を小さくすることができる。したがって、本発明に係る焼結原料の事前処理方法では、乾燥速度を速めるために、乾燥速度を0.05〜0.5kg/kg・minとすることが好ましい。
また、乾燥後の造粒物の水分率{=(乾燥後の造粒物に残存する水分の質量/乾燥後の造粒物の質量−wet)×100}としては、4%以下が好ましく、1%以下がより好ましい。水分率が4%以下になると造粒物の強度は急速に強まり、更に1%以下になるとバラツキ無く、安定した強度を発現するからである。尚、乾燥後の造粒物の水分率は、熱風温度、又は、処理量を調整することで制御できる。
<他の実施形態>
なお、本発明に係る焼結原料の事前処理方法において使用する装置は上述したものに限られず、焼結原料を乾燥する事前処理において、ガスにより焼結原料を流動化させて乾燥することができれば、どのような装置を用いてもよい。
図2記載の設備構成で、図5に記載の流動層乾燥機を用いて、下記の試験条件にて焼結原料を事前処理する試験を行った。
(1)焼結原料
(i)焼結原料配合(dry換算):表1に示す。
Figure 0005020501
(ii)平均水分率 8質量%(水分質量/焼結原料質量−wet)
(iii)処理量:200t/h
(2)混練機:レディゲミキサー
(3)造粒機:ドラム式転動造粒機
(4)集塵機:バグフィルター
(5)バインダー:
1%ポリアクリル酸ナトリウム溶液を、焼結原料に対して0.02質量%添加
(6)流動層乾燥機条件
1) 流動層乾燥機の構成: 図5
2) ガス温度 : 300℃ (150〜400℃のクレーム範囲)
3) ガス空塔速度: 15m/s
上記の試験条件で処理した結果を実施例として表2に示す。また、乾燥を流動層乾燥機に替えて、バンド乾燥機を用いた場合の試験結果も、比較例として表2に示す。尚、バンド乾燥機の熱風温度は、造粒物の温度が200℃を超えない、最大温度の200℃とした。
Figure 0005020501
試験の結果、実施例1の流動層乾燥機は、バンド乾燥機に比べて、設備規模(床面積)を、1/7以下に大幅に小さくすることができた。
また、実施例1では、流動層乾燥機の熱風温度を300℃で乾燥を行っても、造粒物の温度は200℃には到達せず、圧壊強度を、搬送工程や焼結工程で崩壊しない狙い値である0.6MN/m2(6kgf/cm2)をクリアし、0.7MN/m2(7kgf/cm2)以上とすることができた。
また、実施例1では、粒度2mm超の歩留りも95質量%と、バンド乾燥機の90質量%と同等以上とすることができた。
また、実施例1では、流動層内で、乾燥すると共に分級でき効率的であるが、比較例のバンド乾燥機においては、2mm以下の歩留り落ちは、篩分けにより分離する必要があり、処理工程が1工程増えた。
実施例1及び比較例の造粒物を、ベルトコンベアで搬送し、焼結したところ、両方共に、搬送中の造粒物の崩壊、及び、焼結中の造粒物の崩壊が無く、生産性は40t/d/mと良好に焼結鉱を得ることができた。
尚、焼結条件としては、焼結面積:400m2、パレット幅5mの焼結機を用い、層厚を620mmとし、吸引負圧16MPaで行なった。
次に、実施例1の試験条件において、熱風温度だけを変えて、乾燥後の水分率を、3.5%、4%、5%とした試験を行ったところ、造粒物の圧壊強度は、それぞれ、0.7MN/m2(7kgf/cm2)、0.7MN/m2(7kgf/cm2)、0.5MN/m2(5kgf/cm2)となり、水分率が4%を超えると、圧壊強度は急激に減少することが確認できた。
また、実施例1の試験条件において、焼結原料の平均含水率を9%とし、熱風温度を300℃に加えて、400℃の条件での試験を行ったところ、それぞれの熱風温度において、乾燥後の造粒物の水分率を、3%、1%とすることができた。すなわち、熱風温度を調整することで、乾燥後の造粒物の水分率を制御できることが確認できた。
また、実施例1の試験条件において、焼結原料の平均含水率を9%とし、処理量を200t/hrに加えて、120t/hrの条件での試験を行ったところ、それぞれの処理量において、乾燥後の造粒物の水分率を、3%、1%とすることができた。すなわち、処理量を調整することで、乾燥後の造粒物の水分率を制御できることが確認できた。
本発明は、主として結晶水含有率が高い鉄鉱石を原料として焼結鉱を製造する際に有用であるが、一般的な焼結原料を事前処理する際にも広く応用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る焼結設備の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る焼結設備の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る焼結設備の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る焼結設備の概略構成を示すブロック図である。 本発明に係る焼結原料の事前処理に用いる流動層乾燥機の概略構成を示す模式図である。 流動層乾燥機を用いて焼結原料を乾燥する際の粒径と最小流動化速度との関係を示すグラフである。 流動層乾燥機を用いて焼結原料を乾燥する際の粒径と終末速度との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 乾燥機本体
2 供給ホッパ
3 供給装置(スクリューフィーダ)
4 分散板
5 排出装置
6 風箱
7 熱風炉(ダクトバーナ)
8 送風機
9 フリーボード部
10 排気管
11 乾燥前の造粒物
12 流動部
13 乾燥後の造粒物
21 焼結原料
21b 他の焼結原料
22 第1ドラムミキサ
23 第2ドラムミキサ
24 焼結機
25 焼結クーラ
26 送風機
27 鉄鉱石
28 混練機
29、29b 造粒機
30 流動層乾燥機
31、31b バインダー
32 集塵機
33 粉砕機

Claims (11)

  1. 鉄鉱石を含む焼結原料に、バインダーを添加して造粒し、生成する造粒物を、流動層乾燥機にてガスにより流動化して乾燥すると共に、造粒時に残存していた微粉および乾燥中に生じた微粉を、前記流動化させるガスに同伴させて前記流動層乾燥機から排出して回収することを特徴とする焼結原料の事前処理方法。
  2. 鉄鉱石を含む焼結原料に、バインダーを添加して混練した後に造粒し、生成する造粒物を、流動層乾燥機にてガスにより流動化して乾燥すると共に、造粒時に残存していた微粉および乾燥中に生じた微粉を、前記流動化させるガスに同伴させて前記流動層乾燥機から排出して回収することを特徴とする焼結原料の事前処理方法。
  3. 鉄鉱石を含む焼結原料を粉砕し、当該粉砕された焼結原料に、バインダーを添加して混練した後に造粒し、生成する造粒物を、流動層乾燥機にてガスにより流動化して乾燥すると共に、造粒時に残存していた微粉および乾燥中に生じた微粉を、前記流動化させるガスに同伴させて前記流動層乾燥機から排出して回収することを特徴とする焼結原料の事前処理方法。
  4. 前記バインダーが、ポリアクリル酸系の分散剤、又は生石灰であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の焼結原料の事前処理方法。
  5. 前記鉄鉱石を含む焼結原料にマラマンバ鉱石、ピソライト鉱石、又はマラマンバ鉱石とピソライト鉱石を20〜100質量%(dry)含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の焼結原料の事前処理方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の焼結原料の事前処理方法により製造された焼結原料を、更に他の焼結原料と混合することを特徴とする焼結原料の事前処理方法。
  7. 前記流動層乾燥機から排出ガスとともに排出した微粉を回収する工程と、
    該回収した微粉を前記造粒前の焼結原料と混合して再利用する工程とを、
    含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の焼結原料の事前処理方法。
  8. 前記乾燥においては、
    ガス空塔速度が5〜20m/sとなるようにして流動層を形成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の焼結原料の事前処理方法。
  9. 前記乾燥においては、
    ガス温度が150〜400℃となるようにして流動層を形成することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の焼結原料の事前処理方法。
  10. 前記乾燥においては、
    乾燥速度を0.05〜0.5kg/kg・minとすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の焼結原料の事前処理方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の焼結原料の事前処理方法により製造された焼結原料を、焼結機に搬送して焼結することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
JP2005333343A 2005-11-17 2005-11-17 焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法 Active JP5020501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005333343A JP5020501B2 (ja) 2005-11-17 2005-11-17 焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005333343A JP5020501B2 (ja) 2005-11-17 2005-11-17 焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007138245A JP2007138245A (ja) 2007-06-07
JP5020501B2 true JP5020501B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=38201480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005333343A Active JP5020501B2 (ja) 2005-11-17 2005-11-17 焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5020501B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5003328B2 (ja) * 2007-07-24 2012-08-15 住友金属工業株式会社 焼結鉱の製造方法
JP4384698B2 (ja) * 2008-04-10 2009-12-16 新日本製鐵株式会社 焼結鉱の製造方法
JP5791863B2 (ja) * 2008-12-03 2015-10-07 新日鐵住金株式会社 造粒物の搬送方法
JP6361340B2 (ja) * 2014-07-14 2018-07-25 新日鐵住金株式会社 微粒子混合物を用いた焼結鉱の製造方法
JP6519005B2 (ja) * 2015-03-31 2019-05-29 日本製鉄株式会社 焼結鉱の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5943533B2 (ja) * 1982-02-05 1984-10-23 住友金属工業株式会社 焼結鉱の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007138245A (ja) 2007-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW565617B (en) Raw pellets containing oxidized metal for a reduction furnace, a method for production the same, a method for reducing the raw pellets and a reducing apparatus
JP5020501B2 (ja) 焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法
JP5644955B2 (ja) 焼結原料の造粒方法
US10815548B2 (en) Method for producing briquettes from pellet fines, DRI sludge, DRI fines and dust from DRI dedusting systems, for industrial use in direct-reduced iron production processes
JP5315659B2 (ja) 焼結鉱の製造方法
CN106536765A (zh) 颗粒的制造方法、铁镍合金的制造方法
US10683562B2 (en) Reduced iron manufacturing method
JP2010132956A (ja) 造粒物の搬送方法
JP4804887B2 (ja) 焼結原料の事前処理方法及び事前処理装置
JP2009052141A (ja) 電気炉ダストの還元処理方法
WO2019176640A1 (ja) フライアッシュの改質方法及び装置
JP5119462B2 (ja) 焼結原料の事前処理方法及び焼結鉱の製造方法
JP2016191122A (ja) 焼結鉱の製造方法
JP2001348625A (ja) 製鉄原料用ペレットの製造方法
JP5343323B2 (ja) 焼結原料ペレット乾燥設備及び焼結原料ペレット乾燥方法
JP5103802B2 (ja) 湿ダストの処理方法及び焼結鉱の製造方法
JP5146573B1 (ja) 焼結用原料の製造方法
JP4261672B2 (ja) 焼結原料の造粒方法
JP5058715B2 (ja) 焼結用原料の事前処理方法
JP4264188B2 (ja) 酸化金属の還元方法
EP2980232B1 (en) Method for recycling iron-containing by-products discharged from coal-based ironmaking process, system used therefor, and direct-reduced iron agglomeration system
JP3635252B2 (ja) 酸化金属の還元方法
WO2014129282A1 (ja) 還元鉄の製造方法
JP7024649B2 (ja) 焼結用原料の造粒方法
US6993855B2 (en) Method for drying compact containing metal oxide, method for reducing metal oxide, and rotary-hearth-type metal reducing furnace

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120613

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5020501

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350