JP2002346422A - 改良土製造プラント - Google Patents

改良土製造プラント

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JP2002346422A
JP2002346422A JP2001153838A JP2001153838A JP2002346422A JP 2002346422 A JP2002346422 A JP 2002346422A JP 2001153838 A JP2001153838 A JP 2001153838A JP 2001153838 A JP2001153838 A JP 2001153838A JP 2002346422 A JP2002346422 A JP 2002346422A
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Japan
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debris
soil
crushing
improved soil
mass
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JP2001153838A
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Inventor
Yoshihide Nakahara
良秀 中原
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NAKAKEN KK
SUZUHIRO KENSETSU KK
Original Assignee
NAKAKEN KK
SUZUHIRO KENSETSU KK
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトで廉価に構成できる改良土製造プラ
ントを提供すること。 【解決手段】プラントPは、投入ホッパー1と、投入ホ
ッパー1から供給された土石塊を搬送する一次コンベア
2と、鉄片を除去する磁選機3と、鉄片が除去された土
石塊を一次解砕して粒状土とする一次トロンメル5と、
一次トロンメル5によって粒状土とされた土石塊を搬送
する二次コンベア6と、二次コンベア6で搬送された粒
状土に生石灰を振りかける生石灰サイロ9と、粒状土と
生石灰を攪拌して混合土とした後、さらに細かく粒状化
する二次トロンメル8とを有して構成されている。投入
ホッパー1では大塊の土石塊を小塊にし、一次トロンメ
ル5と二次トロンメル8とでは、1装置内で土石塊又は
粒状土を攪拌・解砕・分級して改良土とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設工事に伴っ
て発生する建設発生土(または土石塊ともいう)を良質
土としてリサイクルできるように製造するための改良土
製造方法と製造プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建設工事に伴って発生する建
設発生土のうち、良質のものはそのままリサイクル可能
として利用することができるが、特に粘性の高い土や含
水比の高い土又は石塊が混入された土(以下、土石塊と
いう)は、そのままでは利用できないことから、土石塊
を細かく解砕し、さらに強度を向上するために石灰やセ
メント等を混合して充分にかき混ぜ、あるいは土石塊を
除いて粒状土として篩い分けられて改良された土(以
下、改良土という)を製造してリサイクルされて使用さ
れていた。
【0003】改良土を連続して製造するには、建設発生
土に含まれている大粒(例えば、約100mm以上のも
の)の土石塊を一次スクリーンによって分離し、生石灰
サイロから生石灰を投入して、ミキサー内で混合して攪
拌し、攪拌された土石塊を振動スクリーンによって小粒
(例えば、約40〜100mm)の石を遮断した後、製
品として排出するようにして製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の改良土
を製造するプラントは、土石塊を攪拌するミキサー、攪
拌された土石塊を粒状に細かく解砕する解砕装置、解砕
された粒状土と土石塊とを篩い分ける分級装置とが、そ
れぞれ別個の装置として構成されていたことから、これ
らのすべての装置を設置する面積が大きくなって、プラ
ント全体の設置スペースを広く取るとともに、プラント
全体のコストが高くなっていた。しかもミキサーに投入
される土石塊は、大きな塊のまま攪拌されることから、
ミキサーに負担がかかって解砕能力を向上することがで
きず、細かい粒状土を製造することができなかった。
【0005】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、土石塊の解砕能力を向上して品質の良い改良土を
製造するとともに、投入してから排出するまでの間に、
土石塊の攪拌作業、解砕作業、分級作業を1装置内で行
なうことによって、設置面積を小さくしてコンパクトで
廉価なコストで製作できる改良土製造プラントを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる改良
土製造方法では、上記の課題を解決するために、以下の
ように構成するものである。すなわち、建設後に残され
た土石塊を、改良土として製造する改良土製造プラント
であって、投入された土石塊を破砕して搬送手段上に供
給する土石塊供給手段と、投入された土石塊のうち鉄片
を除去する鉄片除去手段と、鉄片が除去された土石塊に
固化材を混入して混合土とする固化材投入手段と、土石
塊を粒状土に形成する解砕手段と、土類を搬送する土類
搬送手段とを有して構成され、土石塊が前記解砕手段を
通過することによって、土石塊が攪拌されるとともに解
砕されて粒状化された改良土が選別されることを特徴と
するものである。
【0007】好ましくは、前記解砕手段が、土石塊を解
砕する一次解砕手段と、前記一次解砕手段で解砕された
土石塊をさらに粒状化する二次解砕手段との2段で構成
されていればよい。
【0008】また、前記土石塊供給手段が、土石塊を投
入する投入口と、大塊を小塊に破砕する破砕部と、前記
土類搬送手段に破砕された土石塊を供給案内する案内部
とを有していればなおよい。
【0009】さらに、前記解砕手段が、投入口と吐き出
し口とを有して筒状に形成される本体部と、前記本体部
を支持する支持ケースとを有し、前記本体部が、前記土
石塊を土石塊と粒状土に篩い分ける分級手段を有して形
成されるとともに、前記支持ケースに対して回転可能に
配置され、さらに前記本体部が、前記投入口から前記吐
き出し内に向かって下方に傾斜するように配置されると
ともに、投入された土石塊を攪拌する攪拌部と、前記土
石塊を解砕する解砕部とを配設されていればよい。
【0010】また、前記分級手段が、前記本体部の外周
面に形成される着脱可能な網状部であればさらに好まし
い。
【0011】
【発明の効果】本発明の改良土製造プラントでは、建設
発生場所から運ばれて大塊や鉄片が含まれた土石塊は、
土石塊供給手段に投入されると、大塊を小塊に破砕さ
れ、鉄片が鉄片除去手段によって除去されると、固化材
が混入されて混合土となって、解砕手段で解砕される。
解砕手段においては、攪拌・解砕されて粒状化となった
改良土が選別されて排出されることから、混合土となっ
た土石塊が解砕手段を通過することによって粒状化した
改良土として製造されることとなる。従って、このプラ
ントでは、排出された改良土が新たな分級手段に搬送さ
れることなく製品を提供できることから、全体のスペー
ス設置面積を小さくすることができてコンパクトで廉価
な費用で構成することができる。しかも、解砕手段に混
合土を投入する際には、土石塊供給手段によって、予め
大塊を小塊に破砕することができることから、解砕手段
そのものに大きな負荷を掛けずに済み、解砕手段を保護
することができて耐久性を向上するとともに、解砕手段
を通過した改良土は細かく粒状化されて品質を向上する
ことができる。
【0012】また、解砕手段を2段で構成すれば、一次
解砕手段で土石塊を粒状化し、二次解砕手段でさらに細
かく粒状化できることから、精度よく品質の向上した改
良土を製造することができる。
【0013】また、土石塊供給手段が、破砕部を有して
いることから、投入口から投入された土石塊は、大塊を
小塊にして搬送手段上に送ることができ、搬送手段に衝
撃を与えずに保護することができ、その後の解砕を容易
に行なうことができる。
【0014】さらに、解砕手段が、回転可能に配置され
る本体部内に攪拌部と解砕部を有し、しかも回転可能な
本体部が、吐き出し部に向かって下方に傾斜しているこ
とから、解砕手段内に投入された土石塊は、解砕手段内
で回転・搬送・攪拌・解砕を繰り返すこととなって、1
装置内で充分に粒状化されることとなる。さらに粒状化
された粒状土は、解砕手段に配設された分級手段で選別
されて排出されることから、解砕手段を通過した改良土
は製品として使用することができる。従って、解砕手段
の1装置を通過することによって改良土として製造でき
ることから、コンパクトなプラントを構成することが可
能となる。
【0015】そして、上記の分級手段が、本体部の外周
面に形成された網状部であれば、網状部の網目を選択す
ることによって、目的の製品に合わせた粒状土を製造す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。本形態の改良土製造プラントは、
建設後に発生した建設残土(以下、土石塊という)を良
質土として製造する際に、製品として使用する粒状土
と、製品になれない石塊とを篩い分けながら、土石塊を
解砕して細かく粒状化するように構成するものであり、
図1に示すように、実施形態の改良土製造プラントP
は、土石塊供給としての投入ホッパー1と、投入ホッパ
ー1の下方に配置されて投入ホッパー1から落下された
土石塊を搬送する一次コンベア2と、一次コンベア2の
先端側で前方に向かって上傾して配置されるとともに鉄
片除去装置(以下、磁選機という)3によって土石塊に
含まれている鉄片を除去された土石塊を搬送する後部一
次コンベア4と、後部一次コンベア4の先端側に配置さ
れた一次改良土製造機(以下、一次トロンメルという)
5と、一次トロンメル5の下方に配置されて、一次トロ
ンメル5によって分級された粒状土を搬送する二次コン
ベア6と、二次コンベア6の先端側に前方に向かって上
傾して配置される後部二次コンベア7を介して配置され
る二次改良土製造機(以下、二次トロンメルという)8
とを有している。二次コンベア6の中間部には、一次ト
ロンメル5で製造された粒状土に固化材としての生石灰
を混入させる生石灰サイロ9が配置されている。
【0017】投入ホッパー1は、本発明の特徴の一つを
構成するものであって、図3〜5に示すように、上段に
土石塊を投入する投入部12、中段に一次コンベア2を
支持する複数の横柱13を有して形成される機枠11
と、投入部12の上面に配置される投入口14と、投入
口14の下方に配置されて下部が先細り状に形成される
ホッパー部15とを有して構成されている。
【0018】投入口14は、図5に示すように、等間隔
で複数列に配置される横梁141と、横梁141に対し
て直交する方向に2列に配置される縦梁142とを有し
て格子状に形成されて、ダンプカーで運送されて投入さ
れた大塊の土石塊を一次解砕可能に形成されている。ま
た、ホッパー部15は、投入口14の長手方向に沿って
配置されるとともに、図4に示すように、投入口14の
横梁141の両端下面に上面が配置されて、中段位置に
配置されたコンベア2と対向するように下端面が幅狭状
の開口部151を有して形成されている。さらに、ホッ
パー部15内には、図4〜5に示すように長手方向に沿
って横架されて上部が尖状に形成される土石塊破砕部1
6を備えている。これによって、投入口14から投入さ
れた土石塊は格子状の投入口14によって一次解砕され
た後、土石塊破砕部16によってさらに解砕されてホッ
パー部15に案内されて一次コンベア2に落下されるこ
ととなる。
【0019】なお、投入口14における縦梁142はさ
らに多く配列されていてもよく、また、頂点が尖状の土
石塊破砕部16は、図例ではコンベアの搬送方向に対し
て1列配置されているが、複数列配置させてもよく、さ
らに、上段と下段に分けて複数列に配置させてもよい。
その数は限定するものではない。
【0020】磁選機3は、図1に示すように、機枠31
内に磁石32を備えて後部一次コンベア4上に配置され
ている。そのため、後部一次コンベア4上を搬送する土
石塊に含まれる鉄片は磁石32に吸着されて除去される
こととなる。
【0021】一次トロンメル5は、本発明の特徴の一つ
を示すものであり、土石塊が投入される投入ホッパー1
から一次コンベア2で搬送された土石塊を、磁選機3で
鉄片を除去した後、後部一次コンベア4の先端から投入
できる位置に配置され、支持ケース40と、支持ケース
40に回転可能に支持された本体部50とを有して構成
され、本体部50内に配置された、攪拌部と、解砕部と
によって土石塊を粒状化して、粒状化された粒状土を分
級した後、支持ケース3の下方に配置された図示しない
コンベアで搬送できるように構成されている。
【0022】支持ケース40は、図6〜7に示すよう
に、本体部50を下方から支持するように内部に中空部
41を有して筐体状に形成され、内部には、本体部50
の下方に配置されるホッパー42を取り付けて、粒状土
を回収できるように構成されている。従って、支持ケー
ス40の底面は、ホッパー42を挿通するための開口部
43が形成される。また支持ケース40の上面には、本
体部50の上半部を覆う防塵カバー44が半円筒状に形
成されて装着され、支持ケース40のコンベア側(以
下、元部側という)には本体部50を回転可能に支持す
る一対のローラ体45が装着され、コンベア側と反対側
(以下先端部側という)には、本体部50を回転駆動す
るモータ46及びベアリングユニット47が装着されて
いる。
【0023】支持ケース40の上面は、元部側が高位置
にあり先端部側が低位置になるように、搬送方向に沿っ
て降下するように傾斜されている。
【0024】本体部50は、元部側に投入口51を有
し、先端側に吐き出し口52を有して円筒状に形成さ
れ、支持ケース40の上面に沿って投入口51から吐き
出し口52に向かって降下するように傾斜して支持され
ている。なお、本体部50を上方から覆う防塵カバー4
4は、本体部50の投入口51側を開口し、吐き出し口
52を下部から三日月状に形成するように上部から覆う
ように形成する。
【0025】本体部50は、投入口51の回りに平板で
形成された元部円環部53、中間部と吐き出し口52の
回りには平板で形成された中間円環部54及び先端円環
部55とを有し、元部円環部53と先端部円環部55と
の間に網状胴体部56を配置して円筒状に形成されてい
る。そして、元部円環部53が一対のローラ支持体45
に回転可能に支持され、中間円環部54及び先端円環部
55がベアリングユニット47に回転可能に支持された
回転軸48に複数の支持棒49を介して固着され、本体
部50は支持ケース40の上面の傾斜面に沿って傾斜し
て配置されている。
【0026】また、元部円環部53は元部から先方に向
かって拡径となるようなテーパ状に形成され、網状胴体
部56は、周方向に巻回される1本の螺旋状のスパイラ
ル骨561に、軸方向に延設してスパイラル骨561に
直交する複数のスポーク562とを固着させて網状に形
成している。この網状胴体部56は投入された土石塊が
攪拌・解砕された後、粒状土を下方のホッパー42に排
出させる分級手段として形成される。また、螺旋状に形
成されたスパイラル骨561は本体部50の回転によっ
て、投入された土石塊を吐き出し口52側に向かって順
次搬送することになる。
【0027】さらに、本体部50の内部には、円周方向
に沿って配置される複数の攪拌羽61と、網状胴体部5
6の周方向に沿って複数配置され網状胴体部56から軸
心方向に向かって突出された解砕板62とを有してい
る。
【0028】攪拌羽61は、主に、本体部50の元部側
に配置され投入された土石塊を、まず本体部50の回転
と同時に掻き上げることによって攪拌できるようにする
ために、実施形態では、元部円環部53の内周面に、軸
心に対して回転方向に向かって約60°傾斜して、周方
向に8枚等間隔で配置している。そして、攪拌羽61
は、投入口51元端付近から網状胴体部56の元端付近
まで1枚の平板を軸方向に長尺状に配置する。できれば
1枚の平板は回転方向に対して僅かな凹部を形成するよ
うな円弧状に形成することが攪拌効率を向上するために
も望ましい。
【0029】さらに、攪拌羽61は網状胴体部56に沿
って中央部から先端部辺りに等間隔に設けることもで
き、これによって、本体部内の元部から先端部に至るま
で土石塊を滞留させることなく充分な攪拌作用を行なう
ことができる。実施形態では、中央部から先端部あたり
に配置された攪拌羽61は、それぞれ軸心に対して回転
方向に向かって約75°に傾けられて周方向に90°ピ
ッチでスパイラル骨561に固着して配置されている。
【0030】解砕板62は、攪拌羽61で掻き上げられ
た土石塊の落下時に衝突して破砕することによって解砕
可能に形成するために、中間円環部54の元部側から吐
き出し口52付近まで並設することが望ましく、また、
周壁から軸心に向かって、できるだけ長尺状に形成され
ることがよい。実施形態では、軸方向にスパイラル骨5
61に沿って固着するように配置されている。さらに解
砕板62は軸方向に対して角度を有して中央部あたりに
配置された攪拌羽61の側面に沿って固着されている。
【0031】本体部50の下方に配置されたホッパー4
2は、粒状土となった土を本体部50から図1に示す二
次コンベア6上に回収するために、網状胴体部56の長
手方向より僅かに長めの寸法となるように形成されて、
下方をコンベアの幅と略一致するように小径となる傾斜
面を有して形成されている。
【0032】さらに、本体部50の中央部から先端にわ
たって、ベアリングユニット47に回転可能に支持され
た回転軸48が延設されている。回転軸48は支持ケー
ス40の先端壁の上面に装着されたベアリングユニット
47に一端が支持され、他端は中間円環部54付近に達
し、回転軸48の他端外周部から中間円環部54の内壁
に向かって等間隔で四方に支持棒49を配置させ、吐き
出し口52付近の外周部から先端円環部55に向かって
支持棒49を等間隔で四方に配置させている。これによ
って、回転軸48と本体部50が連結されて、回転軸4
8の回転出力を本体部50に伝達することができる。な
お、実施形態では、中間円環部54に接続する4本の支
持棒49と、先端円環部55に接続する4本の支持棒4
9とは、軸心に対して約15°程度、角度をずらして配
置させている。
【0033】また、ベアリングユニット47は、モータ
46とプーリ・ベルトを介して連結して、モータ46の
回転出力を伝達される。
【0034】二次トロンメル8は、図8に示すように、
一次トロンメル5と同様な構成に加えて、一次トロンメ
ル5の構成における網状胴体部56の回りに、網状胴体
部56より細かい目を有する網目部材57を着脱可能に
装着して構成されている。網目部材57は、鉄線を縦方
向と横方向とに交差させて網目を形成した公知の網状部
材が使用される。これは、目的の大きさに製造する粒状
土に合わせて、張り替えることによって適宜選択するこ
とができる。網目部材57は、網状胴体部56の外周面
を巻回するように張り付けられ、スパイラル骨561又
はスポーク562にボルト等で、緩みのないように堅固
に取り付けられる。そのため、ボルトを取り外すことに
よって、それぞれ目的の大きさの粒状土に合わせた網目
を有する網目部材に適宜取り替えることができる。な
お、二次トロンメル8に関する部位の説明をする場合、
網目部材57以外の部位については一次トロンメル5と
同様の符号を付記するものとする。
【0035】従って、一次トロンメル5で粒の大きな粒
状土をまず製造し、この粒状土をさらに二次トロンメル
8に搬送させてさらに細かい粒状土として製造すること
ができる。
【0036】生石灰サイロ9は、実施形態においては、
図1に示すように、機枠91の上部にメインタンク92
の下方にサブタンク93を配置させ、サブタンク93の
排出口から固化材としての生石灰を排出している。二次
コンベア6で搬送された粒状土は、サブタンク93から
排出された生石灰を振りかけられることによって、後部
二次コンベア7から二次トロンメル8に投入され攪拌さ
れて混合土となる。サブタンク93に貯溜される生石灰
を1日の使用量分に設定すれば、毎日の作業終了時にサ
ブタンク93内の生石灰を使い切ることによって、メイ
ンタンク92から供給される生石灰が劣化されたり固化
されることがない。
【0037】次に、上記のように構成された改良土製造
プラントPの作用を、主に図9、及び図1〜8に基づい
て説明する。
【0038】トラック又はダンプカーTに積載された土
石塊は、まず、投入ホッパー1の上方から投入ホッパー
1内に投入される。投入された土石塊は投入ホッパー1
の投入口14、土石塊破砕部16に衝突して第1の解砕
を行なってホッパー部15に案内されて一次コンベア2
上に投入される。従って、一次コンベア2では、大塊の
土石塊が落下することなく、コンベアを保護することが
できる。
【0039】一次コンベア2で搬送された土石塊は、上
傾されて配置された後部一次コンベア4上に落されて後
部一次コンベア4によって一次トロンメル5に向かって
搬送される。この際、後部一次コンベア4の中間位置に
配置された磁選機3によって鉄片が除去される。そし
て、鉄片が除去された土石塊が一次トロンメル5の本体
部50の投入口51から本体部50内に順次投入され
る。
【0040】一方、一次トロンメル5において、本体部
50はモータ46の回転出力により回転された回転軸4
8に伝達されて、元部をローラ支持体45で支持されな
がら一方の方向に回転している。投入された土石塊は、
まず、投入口51付近で攪拌羽61に受け止められて、
攪拌羽61によって上方に掻き上げられる。攪拌羽61
は、回転方向に向かって軸心に対して約60°傾斜して
配置され、しかも回転方向に僅かな凹部を形成している
ことから、掻き上げられた土石塊は前方向に押し出され
て、その場で滞留することなく攪拌される。しかも攪拌
羽61は円周方向に8等分(45°ピッチ)で配置され
ていることから、投入された土石塊は順次連続的に攪拌
される。
【0041】攪拌された土石塊は、本体部50の前方に
沿って降下するように傾斜されていることに加えて、回
転されている螺旋状のスパイラル骨561によって、攪
拌されつつ順次前方に搬送される。そして、掻き上げら
れて上方に移動した土石塊は自重によって、前方に向か
って落下する。
【0042】上方から落下された土石塊は軸心に向かっ
て突出した長尺状の解砕板62に衝突して破砕されて細
かく分解される。そして、解砕されて粒状化された土
は、網状胴体部56の網目より小さいもの(実施形態に
おいては100mm以内のもの)は、網状胴体部56を
通って下方に回収されて、本体部50の下方に配置され
た二次コンベア6上に載せられて二次トロンメル8に搬
送される。
【0043】また、本体部50内で解砕された土石塊の
うち網目部より大きな土石塊(100mm以上のもの)
は、さらに、前方に搬送されて、中央部に配置された攪
拌羽61によって再び攪拌されて掻き上げられる。そし
て再び解砕板62に衝突してさらに細かく解砕される。
そして、網目より小さくなった土(約100mm以内の
もの)は、網状胴体部56を通ってホッパー42から二
次コンベア上に載せられる。本体部50内では、土石塊
の攪拌・解砕作用を繰り返すことによって、攪拌された
土石塊が細かく解砕されて、網状胴体部56で分級さ
れ、二次コンベア6に回収される。しかも中央部での攪
拌作用は、軸方向に対して傾斜して配置された攪拌羽6
1によって滞留することなく前方に搬送される。そし
て、攪拌・解砕作用を繰り返し行なった後、網状胴体部
56の網目を通らない大きさの土石塊(100mm以上
の土石塊)は、前方に搬送されて吐き出し口52から、
土石塊用のストッカ70に搬送されて処分されることに
なる。なお、実施形態の改良土製造プラント1は、攪拌
・解砕作用を連続的に行なえることから高速(約30R
PM)で回転できるとともに、インバータを搭載するこ
とによって回転数を可変にすることができる。
【0044】次に、二次コンベア6に載せられた100
mm以下の粒状土は、二次コンベア6による搬送途中
で、生石灰サイロ9から排出された生石灰とともに搬送
され、二次コンベア6から、上傾されて配置された後部
二次コンベア7に移されて、後部二次コンベア7で搬送
されて二次トロンメル8に向かって移動し、二次トロン
メル8で攪拌されることによって粒状土と生石灰が混合
された混合ととなる。
【0045】二次トロンメル8は、一次トロンメル5と
同様な構成に加えて一次トロンメル5に対して網状胴体
部56の回りにさらに目の細かい網目部材57を着脱可
能に配置させて構成していることから、二次トロンメル
8の作用は一次トロンメルの作用と同様であり、二次ト
ロンメル8に投入された粒状土は、改良土としてさらに
細かな粒状土(実施形態では40mm以下)となって三
次コンベア80に載せられて、製品置場81に搬送され
る。そして、40〜100mmの粒状土は、二次トロン
メル8の吐き出し口から排出されて、製品予備置場82
に搬送され、40〜100mmで使用される製品として
貯溜されることとなる。
【0046】上述のように、実施形態の改良土製造プラ
ントPでは、建設発生場所から運ばれて大塊や鉄片が含
まれた土石塊は、投入ホッパー1に投入されると、大塊
を小塊に破砕され、鉄片が磁選機3によって除去される
と、固化材が混入されて混合土となって、トロンメル5
(又は8)で解砕される。トロンメル5(又は8)にお
いては、攪拌・解砕されて粒状化となった改良土が選別
されて排出されることから、混合土となった土石塊が解
砕手段を通過することによって粒状化した改良土として
製造されることとなる。従って、このプラントPでは、
排出された改良土が新たな分級手段に搬送されることな
く製品を提供できることから、全体のスペース設置面積
を小さくすることができてコンパクトで廉価な費用で構
成することができる。しかも、投入ホッパー1から土石
塊が投入される一次コンベア2では、大塊の土石塊が破
砕されて小塊となっていることから、一次コンベア2が
保護されることとなって衝撃による損傷はなく、また、
一次トロンメル5に混合土を投入する際には、投入ホッ
パー1によって、予め大塊を小塊に破砕することができ
ることから、一次トロンメル5そのものに大きな負荷を
掛けずに済み、一次トロンメル5を保護することができ
て耐久性を向上するとともに、一次トロンメル5を通過
した改良土は細かく粒状化されて品質を向上することが
できる。
【0047】また、一次トロンメル5と二次トロンメル
8とを分けて2段で構成すれば、一次トロンメル5で土
石塊を粒状化し、二次トロンメル8でさらに細かく粒状
化できることから、精度よく品質の向上した改良土を製
造することができる。
【0048】また、投入ホッパー1が、格子状の投入口
14及び土石塊破砕部16を有していることから、投入
口14から投入された土石塊は、大塊を小塊にして投入
される一次コンベア2の損傷を保護することができると
ともに、その後の解砕を容易に行なうことができる。
【0049】さらに、一次トロンメル5(又は二次トロ
ンメル8)が、回転可能に配置される本体部内に攪拌部
61と解砕部62を有し、しかも回転可能な本体部50
が、吐き出し部52に向かって下方に傾斜していること
から、本体部50内に投入された土石塊は、本体部50
内で回転・搬送・攪拌・解砕を繰り返すこととなって、
1装置内で充分に粒状化されることとなる。さらに粒状
化された粒状土は、本体部50に配設された網状胴体部
56で選別されて排出されることから、一次トロンメル
5(又は二次トロンメル8)を通過した改良土は製品と
して使用することができる。従って、一次トロンメル5
(又は二次トロンメル8)の1装置を通過することによ
って改良土として製造できることから、コンパクトなプ
ラントを構成することが可能となる。
【0050】そして、二次トロンメル8から選別される
粒状土が、本体部50の外周面に着脱可能に配置された
網目部材57であれば、網目部材57の網目を選択する
ことによって、目的の製品に合わせた粒状土を製造する
ことができる。
【0051】なお、本発明の改良土製造プラントPは上
記の形態に限定するものではない。例えば、一次トロン
メル5(又は二次トロンメル8)の網状胴体部56は、
スポーク562の数を少なくして網目の大きさを大きく
してもよい。また、各スポーク562間に網目部材57
を着脱可能に装着したものを1組として形成し、円周方
向に分割してスパイラル骨561に装着するようにして
もよい。
【0052】また、攪拌羽61の軸心に対する傾斜角
度、上記に限らず、土石塊に含まれる成分や構成によっ
て適宜変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態の改良土製造プラント全体を示
す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1における改良土製造プラントの投入ホッパ
ーを示す正面図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面図である。
【図5】図3における改良土製造プラントを示す平面図
である。
【図6】図1における一次トロンメルを示す断面図であ
る。
【図7】図6におけるVII −VII 断面図である。
【図8】図1における二次トロンメルを示す断面図であ
る。
【図9】本発明のプラントにおける土石塊から改良土と
なるまでの流れを示すフローシートである。
【符号の説明】
P…改良土製造プラント 1…投入ホッパー(土石塊供給手段) 2…一次コンベア(土類搬送手段) 3…磁選機 5…一次トロンメル(解砕手段) 6…二次コンベア(土類搬送手段) 8…二次トロンメル(解砕手段) 9…生石灰サイロ(固化材投入手段) 14…投入口 15…ホッパー部(案内部 16…土石塊破砕部(破砕部) 40…支持ケース 50…本体部 51…投入口 52…吐き出し口 56…網状胴体部(分級手段) 57…網目部材(分級手段) 61…攪拌羽(攪拌手段) 62…解砕板(解砕手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B03C 1/00 B03C 1/00 B B07B 1/00 B07B 1/00 B 1/24 1/24 E02F 7/00 E02F 7/00 D Fターム(参考) 4D021 AA13 AB02 CA11 CB01 DA01 DA13 EB01 EB02 4D063 FF02 FF23 FF29 GA10 GC01 GC07 GC17 4D067 CG06 GA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設後に残された土石塊を、改良土とし
    て製造する改良土製造プラントであって、 投入された土石塊を破砕して搬送手段上に供給する土石
    塊供給手段と、投入された土石塊のうち鉄片を除去する
    鉄片除去手段と、鉄片が除去された土石塊に固化材を混
    入して混合土とする固化材投入手段と、土石塊を粒状土
    に形成する解砕手段と、土類を搬送する土類搬送手段と
    を有して構成され、土石塊が前記解砕手段を通過するこ
    とによって、土石塊が攪拌されるとともに解砕されて粒
    状化された改良土が選別されることを特徴とする改良土
    製造プラント。
  2. 【請求項2】 前記解砕手段が、土石塊を解砕する一次
    解砕手段と、前記一次解砕手段で解砕された土石塊をさ
    らに粒状化する二次解砕手段との2段で構成されること
    を特徴とする請求項1記載の改良土製造プラント。
  3. 【請求項3】 前記土石塊供給手段が、土石塊を投入す
    る投入口と、大塊を小塊に破砕する破砕部と、前記土類
    搬送手段に破砕された土石塊を供給案内する案内部とを
    有して構成されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の改良土製造プラント。
  4. 【請求項4】 前記解砕手段が、投入口と吐き出し口と
    を有して筒状に形成される本体部と、前記本体部を支持
    する支持ケースとを有し、 前記本体部が、前記土石塊を土石塊と粒状土に篩い分け
    る分級手段を有して形成されるとともに、前記支持ケー
    スに対して回転可能に配置され、 さらに前記本体部が、前記投入口から前記吐き出し内に
    向かって下方に傾斜するように配置されるとともに、投
    入された土石塊を攪拌する攪拌部と、前記土石塊を解砕
    する解砕部とを配設することを特徴とする請求項1記載
    の改良土製造プラント。
  5. 【請求項5】 前記分級手段が、前記本体部の外周面に
    形成される着脱可能な網状部であることを特徴とする請
    求項4記載の改良土製造プラント。
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