JP5326337B2 - 二段階再封可能なカートン - Google Patents
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Description
収納される物品には、例えばキャンディー等のように、少量ずつ消費される物品もあり、使用開始当初の包装箱サイズでの保存が必要とされる場合と、収納される物品が少なくなってから、包装箱の減容化により保存することが必要となる場合の、二段階に対応できる包装箱が望まれている。
尚、通常、内容物の投入・充填と端部(頭部及び底部)の閉鎖形成により組立完了状態となったカートンは、オーバーラップ(上包)若しくはシュリンク包装(熱収縮包装)されて、商品状態が構成される。
尚、本実施例では、残容量を1/2程度で設定しているが、内容物の性質や内容物自体の包装状態、カートンのサイズ比率により折線等の位置は変化させることができる。
次いで製函加工において、折畳貼り合せ状態の平板な筒状から、折線L101、L102、L103、L104を用いて角筒状に起立させ、角筒上端の刃止め付切線L111及びL112の刃止め箇所を解除して、背面板103の上方に蓋構成部分を展開状態とすると共に、角筒下端の底面板112、重合底面板113、耳片114及び115を折線L121、L122、L123及びL124を用いて折り曲げそれぞれ重合し、所定位置を貼着して底部を閉鎖形成する。
次に、折線L105を用いて天面板106を角筒上端に折り曲げ当接すると共に、正面板101の上端の係止片117が折線L108を用いて逆折りし角筒外方へ折り出され、次いで、折線L125及びL126を用いて蓋右側面板108及び蓋左側面板109を折り曲げてそれぞれを右側面板102及び左側面板104の上端部に略当接した状態とし、折線L109及びL110を用いて蓋貼着耳片110及び111を折り曲げてそれぞれを前記正面板101の上端に略当接状態とした後、折線L106を用いて蓋面板107を折り曲げ、重合する前記蓋貼着耳片110及び111に貼着して、先に示した図2(D)の製函完了状態と略同様となる。尚、前記蓋面板107の折り曲げ貼着に伴い、前記係止片117は前記蓋面板107の内面に当接すると共に該係止片117の端辺は前記蓋貼着片110及び111に穿設された係止切欠118、119それぞれの端縁に当接係止状態となることも、先の実施例と同様である。
次に再封に関して、一次開放状態での初期の内容物取り出し使用においては、再封操作は前述した開放操作の巻戻し操作により行うこととなる。すなわち開放状態から、折線L105を支点とした廻動操作により、カートン上端開放部に天面板106を当接させるようにすると、蓋面板107の内面に貼着されている蓋貼着耳片110及び111の係止切欠118、119それぞれの端縁に係止片117の端辺が当接係止状態となり、一次再封状態となる。このとき、前記再封操作において、前記蓋面板107の端辺から突設されている差込片116を折線L107により軽く曲げながら、正面板101の所定位置に穿設された一次再封用差込溝120に差し込めば、図3(B)に示す状態と同様に一次再封が完了し、単に蓋部構成部分を廻動することにより再封した場合に比べ、カートンの携帯途中での蓋部分の引っ掛かりなどによる不用意な蓋部開放を防ぐことができる。
尚、本実施例では、残容量を1/2程度で設定しているが、内容物の性質や内容物自体の包装状態、カートンのサイズ比率により折線等の位置は変化させることができる。
尚、図6(C)の二次再封完了状態を示す説明用斜視図において、蓋面板107の端縁に突設された半円弧状の差込片116は、折線L107により折り曲げられて前記蓋面板107の内面に当接すると共に、底面板112との間で挟持状態となっており、図に現われるように二次再封状態の直方体から突出することがないので、カートンの携帯途中での蓋部分の引っ掛かりなどによる不用意な蓋部開放がない。
1 正面板
(1a) 正面下半構成板
(1b) 正面上半構成板
2 右側面板
(2a) 右側面下半構成板
(2b) 右側面上半構成板
3 背面板
(3a) 背面下半構成板
(3b) 背面中間構成板
(3c) 背面上半構成板
4 左側面板
(4a) 左側面下半構成板
(4b) 左側面上半構成板
5 貼着板
(5a) 貼着部下半構成板
(5b) 貼着部上半構成板
6 天面板
(m) 天面板の奥行き
7 蓋面板
8 蓋右側面板
9 蓋左側面板
10、11 蓋貼着耳片
12 底面板
13 重合底面板
14、15 耳片
16 差込片
17 係止片
18、19 係止切欠
20 一次再封用差込溝
21 二次再封用差込溝
L1〜L10、L16、L20〜L26 折線
L11、L12 刃止め付切線
L13〜L15、L17 二次開封連繋横破断線
L18、L19 二次開封縦破断線
P’ ブランク
101 正面板
(101a) 正面下半構成板
(101b) 正面上半構成板
102 右側面板
(102a) 右側面下半構成板
(102b) 右側面上半構成板
103 背面板
(103a) 背面下半構成板
(103b) 背面中間構成板
(103c) 背面上半構成板
104 左側面板
(104a) 左側面下半構成板
(104b) 左側面上半構成板
105 貼着板
(105a) 貼着部下半構成板
(105b) 貼着部上半構成板
106 天面板
(n) 天面板の奥行き
107 蓋面板
108 蓋右側面板
109 蓋左側面板
110、111 蓋貼着耳片
112 底面板
113 重合底面板
114、115 耳片
116 差込片
117 係止片
118、119 係止切欠
120 一次再封用差込溝
121、122 二次再封用切込
123 補助切込
L101〜L110、L116、L120〜L124 折線
L111、L112 刃止め付切線
L113〜L115、L117 二次開封連繋横破断線
L118、L119 二次開封縦破断線
Claims (4)
- 順に連接された貼着板、正面板、右側面板、背面板、左側面板により形成され貼着板の外側に左側面板を重ねて貼着して成る筒状胴部と前記背面板の上部延長上に天面板及び蓋面板を連接し、該天面板の両側に蓋側面板を有しかつ該蓋側面板の上部延長上に蓋貼着耳片をそれぞれ延設すると共に、前記正面板の上部延長上に係止片を延設し、かつ前記筒状胴部の下端を閉鎖する構成を設けたブランク板から形成されるカートンであって、前記貼着板は貼着部下半構成板と貼着部上半構成板に分設する第1の二次開封連繋横破断線を備え、前記正面板は正面下半構成板と正面上半構成板に分設する第2の二次開封連繋横破断線を備え、前記右側面板は右側面下半構成板と右側面上半構成板に分設する第3の二次開封連繋横破断線を備え、前記左側面板は左側面下半構成板と左側面上半構成板に分設する第4の二次開封連繋横破断線を備え、前記背面板は背面下半構成板と残りの部分に分設する第1の横折線及びこの残りの部分を更に背面中間構成板と背面上半構成板に分設する第2の横折線を備えると共に、前記第1の横折線の両端から上部延長上の背面板両側端に二次開封縦破断線を備え、前記第1の横折線は、前記第3の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部と前記第4の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部に連続しており、前記第2の横折線は前記第1の横折線の上部に配設されており、前記第1から第4の二次開封連繋横破断線及び前記第1の横折線は、前記筒状胴部の天地方向における同じ高さ位置に配設されており、前記貼着板は、前記第1の二次開封連繋横破断線の延長線と交差する外側端に切欠を備えており、前記貼着板の幅方向の寸法は前記左側面板の幅方向の寸法よりも小さく設定されている、ことを特徴とする二段階再封可能なカートン。
- 順に連接された貼着板、正面板、右側面板、背面板、左側面板により形成され貼着板の外側に左側面板を重ねて貼着して成る筒状胴部と前記背面板の上部延長上に天面板及び蓋面板を連接し、該天面板の両側に蓋側面板を有しかつ該蓋側面板の上部延長上に蓋貼着耳片をそれぞれ延設すると共に、前記正面板の上部延長上に係止片を延設し、かつ前記筒状胴部の下端を閉鎖する構成を設けたブランク板から形成されるカートンであって、前記貼着板は貼着部下半構成板と貼着部上半構成板に分設する第1の二次開封連繋横破断線を備え、前記正面板は正面下半構成板と正面上半構成板に分設する第2の二次開封連繋横破断線を備え、前記右側面板は右側面下半構成板と右側面上半構成板に分設する第3の二次開封連繋横破断線を備え、前記左側面板は左側面下半構成板と左側面上半構成板に分設する第4の二次開封連繋横破断線を備え、前記背面板は背面下半構成板と残りの部分に分設する第1の横折線及びこの残りの部分を更に背面中間構成板と背面上半構成板に分設する第2の横折線を備えると共に、前記第1の横折線の両端から上部延長上の背面板両側端に二次開封縦破断線を備え、前記第1の横折線は、前記第3の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部と前記第4の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部に連続しており、前記第2の横折線は前記第1の横折線の上部に配設されており、前記第1から第4の二次開封連繋横破断線及び前記第1の横折線は、前記筒状胴部の天地方向における同じ高さ位置に配設されており、前記貼着板は、前記第1の二次開封連繋横破断線の延長線と交差する外側端に切欠を備えており、前記貼着板の幅方向の寸法は前記左側面板の幅方向の寸法よりも小さく設定されており、前記第1の二次開封連繋横破断線を構成する間欠的なカット部の長さは前記第2から第4の二次開封連繋横破断線を構成する間欠的なカット部の長さよりも大きく設定されている、ことを特徴とする二段階再封可能なカートン。
- 前記蓋面板の開放縁に差込片を突設すると共に、前記正面板に前記差込片を挿入可能な一次再封用差込溝を穿設し、更に、前記背面板に前記差込片を挿入可能な二次再封用差込溝を穿設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の二段階再封可能なカートン。
- 前記左右両側面板に前記蓋側面板がそれぞれ挿入可能な二次再封用切込を穿設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の二段階再封可能なカートン。
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