JP5326337B2 - 二段階再封可能なカートン - Google Patents

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Description

本発明は、スナック菓子や食品を収納する紙箱に係り、詳しくは一枚のブランク板から直方体状に形成され、開封後、当初のカートンでの再封が可能であると共に、内容物の容量の減少に合わせてカートンを小さくすること(減容化)ができ、この状態でも再封することが可能な、二段階再封可能なカートンに関する。
従来、この種の包装箱として、包装箱に収納された物品の残存量に応じて、包装箱の一部を切除し、折り曲げ、あるいは分離し、残存部分で蓋を形成するなどして容積を縮小することを特徴とする包装箱に関する発明、例えば特許文献1などが提案され、該特許出願に係る明細書中、その他の実施例3として、図6及び図7が示され、段落0014に、「また他の方法として、包装箱の切除する部分を変え、図6で示したミシン目どうりに切り取れば図7に仕上がり、折り曲げ縮小する方法がある。」と述べられ、図7に、直方体をなす包装箱の一方の小口端縁が開放し、後面板からは前記小口端縁の閉鎖板といわゆる塵取り型の被せ蓋構成部分が延設され、被せ蓋型の閉鎖構成を有する包装箱が示され、図1及び段落0010で述べられる原形の包装箱の一部を切除し、残存部分を前記構成としたものとして提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−162234号公報
しかしながら、前記特許文献1に示された発明に係る包装箱では、物品が収納される包装箱が、図1の展開図に示され、図2の斜視図に立体として示されるいわゆるシールエンド形式(筒状に形成され両端縁を糊着する形式)の包装箱で、当初の開封状態は図2に示されるように、包装箱の一方の端縁を押しあけたもので、この状態(使用開始当初の状態)での再封が示されていないので、包装箱は開放状態となって収納された物品が不用意に飛び出したりするため、保存や携帯に支障が生じるという問題があった。また、図7に示された形状を形成するにあたって、図1のいわゆるシールエンドカートン形式からなる原形の包装箱の、どの構成部分をどのように切除し、折り曲げ、あるいは分離し、どの構成の残存部分の一部で蓋を形成して、容積を縮小するのかが、明瞭に開示されたものでは無いため、前記段落0014に述べられた、「ミシン目」によって切除して、図7に示された形状を形成するとすれば、切除並びに分離に煩雑な操作と時間を要し、前記操作によって、収納された物品を毀損したり包装箱自体を破損することにより、容積を縮小して再閉鎖するという機能を損なうことも予測された。
収納される物品には、例えばキャンディー等のように、少量ずつ消費される物品もあり、使用開始当初の包装箱サイズでの保存が必要とされる場合と、収納される物品が少なくなってから、包装箱の減容化により保存することが必要となる場合の、二段階に対応できる包装箱が望まれている。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになしたものであって、スナック菓子や食品等を収納するカートンにおいて、一枚のブランク板から廻動型被せ蓋付きの直方体状カートンに形成され、使用開始後しばらくは当初のカートンサイズでの廻動型被せ蓋による開放および再封保存が可能で、その後の使用により内容物容量が減少するのに合わせ、特に収納する物品がほぼ半減する状態ではカートンもほぼ半減されて再封保存が可能となる、開封操作が容易で、かつ操作に伴うカートン毀損等がなく、しかも簡便に二段階の再封が可能なカートンを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、順に連接された貼着板、正面板、右側面板、背面板、左側面板により形成され貼着板の外側に左側面板を重ねて貼着して成る筒状胴部と前記背面板の上部延長上に天面板及び蓋面板を連接し、該天面板の両側に蓋側面板を有しかつ該蓋側面板の上部延長上に蓋貼着耳片をそれぞれ延設すると共に、前記正面板の上部延長上に係止片を延設し、かつ前記筒状胴部の下端を閉鎖する構成を設けたブランク板から形成されるカートンであって、前記貼着板は貼着部下半構成板と貼着部上半構成板に分設する第1の二次開封連繋横破断線を備え、前記正面板は正面下半構成板と正面上半構成板に分設する第2の二次開封連繋横破断線を備え、前記右側面板は右側面下半構成板と右側面上半構成板に分設する第3の二次開封連繋横破断線を備え、前記左側面板は左側面下半構成板と左側面上半構成板に分設する第4の二次開封連繋横破断線を備え、前記背面板は背面下半構成板と残りの部分に分設する第1の横折線及びこの残りの部分を更に背面中間構成板と背面上半構成板に分設する第2の横折線を備えると共に、前記第1の横折線の両端から上部延長上の背面板両側端に二次開封縦破断線を備え、前記第1の横折線は、前記第3の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部と前記第4の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部に連続しており、前記第2の横折線は前記第1の横折線の上部に配設されており、前記第1から第4の二次開封連繋横破断線及び前記第1の横折線は、前記筒状胴部の天地方向における同じ高さ位置に配設されており、前記貼着板は、前記第1の二次開封連繋横破断線の延長線と交差する外側端に切欠を備えており、前記貼着板の幅方向の寸法は前記左側面板の幅方向の寸法よりも小さく設定されている、ことを特徴とする二段階再封可能なカートンである。
同じく、請求項2記載の発明は、順に連接された貼着板、正面板、右側面板、背面板、左側面板により形成され貼着板の外側に左側面板を重ねて貼着して成る筒状胴部と前記背面板の上部延長上に天面板及び蓋面板を連接し、該天面板の両側に蓋側面板を有しかつ該蓋側面板の上部延長上に蓋貼着耳片をそれぞれ延設すると共に、前記正面板の上部延長上に係止片を延設し、かつ前記筒状胴部の下端を閉鎖する構成を設けたブランク板から形成されるカートンであって、前記貼着板は貼着部下半構成板と貼着部上半構成板に分設する第1の二次開封連繋横破断線を備え、前記正面板は正面下半構成板と正面上半構成板に分設する第2の二次開封連繋横破断線を備え、前記右側面板は右側面下半構成板と右側面上半構成板に分設する第3の二次開封連繋横破断線を備え、前記左側面板は左側面下半構成板と左側面上半構成板に分設する第4の二次開封連繋横破断線を備え、前記背面板は背面下半構成板と残りの部分に分設する第1の横折線及びこの残りの部分を更に背面中間構成板と背面上半構成板に分設する第2の横折線を備えると共に、前記第1の横折線の両端から上部延長上の背面板両側端に二次開封縦破断線を備え、前記第1の横折線は、前記第3の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部と前記第4の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部に連続しており、前記第2の横折線は前記第1の横折線の上部に配設されており、前記第1から第4の二次開封連繋横破断線及び前記第1の横折線は、前記筒状胴部の天地方向における同じ高さ位置に配設されており、前記貼着板は、前記第1の二次開封連繋横破断線の延長線と交差する外側端に切欠を備えており、前記貼着板の幅方向の寸法は前記左側面板の幅方向の寸法よりも小さく設定されており、前記第1の二次開封連繋横破断線を構成する間欠的なカット部の長さは前記第2から第4の二次開封連繋横破断線を構成する間欠的なカット部の長さよりも大きく設定されている、ことを特徴とする二段階再封可能なカートンである。
同じく、請求項3記載の発明は、前記蓋面板の開放縁に差込片を突設すると共に、前記正面板に前記差込片を挿入可能な一次再封用差込溝を穿設し、更に、前記背面板に前記差込片を挿入可能な二次再封用差込溝を穿設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の二段階再封可能なカートンである。
同じく、請求項4記載の発明は、前記左右両側面板に前記蓋側面板がそれぞれ挿入可能な二次再封用切込を穿設したことを特徴とする請求項1または2記載の二段階再封可能なカートンである。
本発明のカートンは、一枚のブランク板から廻動型被せ蓋付きの直方体状カートンに形成され、カートン胴部両側端間の略半分の正面板側に位置する右側面板、正面板、左側面板を横断する二次開封連繋横破断線と二次開封縦破断線を設けたので、使用開始後しばらくは当初のカートンサイズでの開放および再封保存が可能で、その後の使用により内容物容量が減少するのに合わせ、特に収納する物品がほぼ半減する状態ではカートン胴部もほぼ半減され、内容物の取り出しが容易になると共に、カートンが減容化した状態での再封保存が可能となり、二段階の再封が可能となる効果を有する。
前述の如く、内容物容量の減少後は、カートンの一部を破断および分離することにより、残存部分が減容量後の保存カートンとなり、再閉鎖にあたっては、切り残された背面中間構成板、背面上半構成板及び蓋部構成部分を順次折り曲げ、蓋面板に突設された差込片の二次再封差込溝への差し込みという簡便な操作によって行なうことができる。上記減容化の効果は、開封後のカートンの保存・収納スペース、例えば冷蔵庫内での効率的収納を図れ、或いは持ち運びや移送の際のスペースを少なくすることが出来る点にあり、例えば減容化できない大きなカートンの中での揺動を抑えて、菓子等の内容物の破損を防ぐことができる。
上記本発明につき、図面等を用いて以下に詳述する。図1は本発明に係る二段階再封可能なカートンの実施例のブランク状態を示す展開平面図。図2(A)は同じく実施例の折畳貼り合せ状態を示す説明用平面図。図2(B)は同じく実施例の組立途中起函状態を示す説明用斜視図。図2(C)は同じく実施例の組立途中頭部貼着状態を示す説明用斜視図。図2(D)は同じく実施例の組立完了状態を示す説明用斜視図。図3(A)は同じく実施例の一次開放状態を示す説明用斜視図。図3(B)は同じく実施例の一次再封完了状態を示す説明用斜視図。図4(A)は同じく実施例の二次開放状態を示す説明用斜視図。図4(B)は同じく実施例の二次再封途中状態を示す説明用斜視図。図4(C)は同じく実施例の二次再封完了状態を示す説明用斜視図。図5は本発明に係る二段階再封可能なカートンの他実施例のブランク状態を示す展開平面図。図6(A)は同じく他実施例の二次開放状態を示す説明用斜視図。図6(B)は同じく他実施例の二次再封途中状態を示す説明用斜視図。図6(C)は同じく他実施例の二次再封完了状態を示す説明用斜視図である。
図1は本発明に係る二段階再封可能なカートンの実施例のブランク状態を示す展開平面図であって、板紙等シート材を打抜き加工して形成されるブランクPは、折線L1、L2、L3、L4を介して貼着板5、正面板1、右側面板2、背面板3、左側面板4を順に連設し、前記背面板3の上端延長上には折線L5、L6を介して天面板6、蓋面板7が順に連設され、前記天面板6の左右両側にはそれぞれ折線L25、L26を介して蓋右側面板8、蓋左側面板9が連設されると共に前記右側面板2及び左側面板4のそれぞれ上端辺に刃止め付切線L11、L12を介して連設しており、該蓋右側面板8及び蓋左側面板9の上端辺にはそれぞれ折線L9、L10を介して、前記蓋面板7側の側縁を係止切欠18、19として穿設した蓋貼着耳片10、11が連設し、前記蓋面板7の上端縁中央からやや左偏向位置に折線L7を介して半円弧状に差込片16が突設し、正面板1の上端辺には折線L8を介して両側端を斜辺とした略台形の係止片17が延設されている。前記正面板1の上端近傍でやや右偏向位置には上端辺から前記蓋面板7の高さと略等しい間隔を置いて一次再封用差込溝20が逆ハの字状の補助切線を上辺に有して穿設され、前記背面板3の下端近傍でやや左偏向位置には下端辺から前記蓋面板7の高さと略等しい間隔を置いて二次再封用差込溝21がハの字状の補助切線を下辺に有して穿設されている。前記背面板3は上下高さ方向の中央に前記天面板6の奥行き(m)と略等しい間隔をあけて上下に設けられた折線L20、L16により、それぞれ上から順に背面上半構成板(3c)、背面中間構成板(3b)、背面下半構成板(3a)に分設されており、前記折線L16の左端からの延長線は前記右側面板2、正面板1、貼着板5に渉って二次開封連繋横破断線L15、L14、L13で横断すると共に前記右側面板2、正面板1、貼着板5をそれぞれ上下に、右側面上半構成板(2b)と右側面下半構成板(2a)、正面上半構成板(1b)と正面下半構成板(1a)、貼着部上半構成板(5b)と貼着部下半構成板(5a)に分設し、前記折線L16の右端からの延長線は前記左側面板4を二次開封連繋横破断線L17で横断すると共に前記左側面板4を上下に左側面上半構成板(4b)と左側面下半構成板(4a)に分設している。また、前記背面上半構成板(3c)及び背面中間構成板(3b)と隣り合う前記右側面上半構成板(2b)及び左側面上半構成板(4b)間にはそれぞれ二次開封縦破断線L18及びL19が穿設されている。さらに、前記正面板1、右側面板2、背面板3、左側面板4のそれぞれ下端延長上には折線L21、L23、L22、L24を介して底面板12、耳片14、重合底面板13、耳片15が連設されている。
図2(A)は実施例の折畳貼り合せ状態を示す説明用平面図で、前述のブランクPからの組立に際し、先ず折線L2と二次開封縦破断線L19を含む折線L4及び天面板6の一側端の折線L26を用いて折り畳み、左側面板4と図には示せないが貼着板5との貼着により接続を行い平板な筒状を形成する。
図2(B)は実施例の組立途中起函状態を示す説明用斜視図で、前述の折畳貼り合せ状態の平板な筒状から、折線L1、L2、L3、L4を用いて角筒状に起立させ、角筒上端の刃止め付切線L11及びL12の刃止め箇所を解除して、背面板3の上方に蓋構成部分が展開状態とすると共に、角筒下端の底面板12、重合底面板13、耳片14及び15を折線L21、L22、L23及びL24を用いて折り曲げ重合し、所定位置を貼着して底部を閉鎖形成した状態を示している。
図2(C)は実施例の頭部貼着状態を示す説明用斜視図で、前述した背面板3上方の蓋構成部分の展開状態から、折線L5を用いて天面板6を角筒上端に折り曲げ当接すると共に、図には表れないが正面板1の上端の係止片17が折線L8を用いて逆折りし角筒外方へ折り出され、次いで、折線L25及びL26を用いて蓋右側面板8及び蓋左側面板9を折り曲げてそれぞれを右側面板2及び左側面板4の上端部に略当接した状態とし、折線L9及びL10を用いて蓋貼着耳片10及び11を折り曲げてそれぞれを前記正面板1の上端に略当接状態とした後、折線L6を用いて蓋面板7を折り曲げ、重合する前記蓋貼着耳片10及び11に貼着して、図2(D)に示す製函完了状態となる。尚、前記蓋面板7の折り曲げ貼着に伴い、前記係止片17は前記蓋面板7の内面に当接すると共に該係止片17の端辺は前記蓋貼着片10及び11に穿設された係止切欠18、19それぞれの端縁に当接係止状態となる。
図2(B)に示した組立途中の状態における底部の閉鎖形成は、図2(C)の頭部貼着の工程後に行われてもよいものであり、菓子等の内容物の収容・充填についても、図2(B)に示した底部の閉鎖形成後に、角筒の上端開放部分より投入・充填することもできるし、図2(C)に示した頭部貼着加工後、閉鎖されていない底部開放部分からの投入・充填としてもよいものである。
尚、通常、内容物の投入・充填と端部(頭部及び底部)の閉鎖形成により組立完了状態となったカートンは、オーバーラップ(上包)若しくはシュリンク包装(熱収縮包装)されて、商品状態が構成される。
図3(A)は実施例の一次開放状態を示す説明用斜視図で、図2(D)のように内容物が投入・充填され製函完了状態とされ、前述のようにオーバーラップ若しくはシュリンク包装でフィルム外装されたカートンから、外装を取り除き、蓋面板7から突設された差込片16を摘まみ持つか蓋部構成部分全体を掴んで、折線L5を支点とする廻動操作を行えば、前述した係止片17の蓋貼着耳片10及び11の係止切欠18、19の端縁部分との係止状態が解かれて、カートン上端部分は開放され、内容物の取り出し使用が可能となる。
図3(B)は実施例の一次再封完了状態を示す説明用斜視図で、一次開放状態での初期の内容物取り出し使用においては、再封操作は前述した開放操作の巻戻し操作により行うこととなる。すなわち図3(A)の開放状態から、折線L5を支点とした廻動操作により、カートン上端開放部に天面板6を当接させるようにすると、蓋面板7の内面に貼着されている蓋貼着耳片10及び11の係止切欠18、19それぞれの端縁に係止片17の端辺が当接係止状態となって、前述した組立完了状態と同様の一次再封状態となる。このとき、前記再封操作において、前記蓋面板7の端辺から突設されている差込片16を折線L7により軽く曲げながら、正面板1の所定位置に穿設された一次再封用差込溝20に差し込めば、図3(B)に示す状態で再封が完了し、前記のように単に蓋部構成部分を廻動することにより再封した場合に比べ、カートンの携帯途中での蓋部分の引っ掛かりなどによる不用意な蓋部開放をより防止することができる。
図4(A)は実施例の二次開放状態を示す説明用斜視図で、内容物の取り出し使用が進み、残量が少なくなった場合、図3(A)の一次開放状態から、蓋部構成部分全体を把持したまま、背面上半構成板(3c)及び背面中間構成板(3b)のそれぞれ両側端辺の二次開封縦破断線L18、L19を用いて背面板3を切り開き、次いで左側面板4、正面板1、右側面板2及び貼着板5を分設する二次開封連繋横破断線L17、L14、L15及びL13を用いて水平に切り開くと、図4(A)の右側に示すような水平断面略コ字状からなる部品を切り取ると共に、同じく左側に示すような本体部分を切り残すこととなる。
尚、本実施例では、残容量を1/2程度で設定しているが、内容物の性質や内容物自体の包装状態、カートンのサイズ比率により折線等の位置は変化させることができる。
図4(B)は実施例の二次再封途中状態を示す説明用斜視図で、図4(A)の左側に示すような本体部分の切り残し状態、すなわち上端が開放し、正面下半構成板(1a)、右側面下半構成板(2a)、背面下半構成板(3a)、左側面下半構成板(4a)で角筒状に構成され、底部が貼着閉鎖された本体部分から、背面下半構成板(3a)上端延長上に連続する背面中間構成板(3b)を折線L16を用いて折り曲げ、前記上端開放部分を閉鎖し、次いで折線L20を用いて背面上半構成板(3c)を折り曲げて正面下半構成板(1a)に略当接させた状態を表している。
次に、折線L5を用いて蓋部構成部分を折り曲げ、天面板6を底面板12に当接させるようにすると共に、蓋面板7を背面下半構成板(3a)に当接しつつ、前記蓋面板7の端辺から突設されている差込片16を折線L7を用いて軽く曲げながら、背面下半構成板(3a)の所定位置に穿設された二次再封用差込溝21に差し込めば、図4(C)に示す状態で二次再封が完了して、残量が少なくなった内容物をタイトな状態で再包装する。
上述のように、内容物の残量が減少して、図3(A)に示す状態での使用に不都合が生じる場合、すなわち角筒状のカートンの深い部分に内容物が有り、取り出しにくい場合や、カートンの携帯時に内容物がカートン内部で揺動して内容物が破損したり、同じく揺動による撥音が迷惑になる場合、カートンを減容化してタイトに包装することにより、開放状態では収納部上端までのカートン深さが浅くなり、内容物が取り出し易くなり、カートンの携帯時に内容物がカートン内部で揺動し難いので内容物の破損が抑止でき、また揺動による撥音を抑えることができるので周囲に迷惑を掛けることも少なくできる。
図5は本発明に係る二段階再封可能なカートンの他実施例のブランク状態を示す展開平面図で、先述の実施例と同様に板紙等シート材を打抜き加工して形成されるブランクP’は、折線L101、L102、L103、L104を介して貼着板105、正面板101、右側面板102、背面板103、左側面板104を順に連設し、前記背面板103の上端延長上には折線L105、L106を介して天面板106、蓋面板107が順に連設され、前記天面板106の左右両側にはそれぞれ折線L125、L126を介して蓋右側面板108、蓋左側面板109が連設されると共に前記右側面板102及び左側面板104のそれぞれ上端辺に刃止め付切線L111、L112を介して連設しており、該蓋右側面板108及び蓋左側面板109の上端辺にはそれぞれ折線L109、L110を介して、前記蓋面板107側の側縁を係止切欠118、119として穿設した蓋貼着耳片110、111が連設し、前記蓋面板107の上端縁中央からやや左偏向位置に折線L107を介して半円弧状に差込片116が突設し、正面板101の上端辺には折線L108を介して両側端を斜辺とした略台形の係止片117が延設されている。前記正面板101の上端近傍でやや右偏向位置には上端辺から前記蓋面板107の高さと略等しい間隔を置いて一次再封用差込溝120が逆ハの字状の補助切線を上辺に有して穿設され、前記右側面板102及び左側面板104の所定位置にはそれぞれ下端を折線L103及び104に接する略逆ノの字形の二次再封用切込121及び略ノの字形の二次再封用切込122が穿設され、前記左側面板104に重合貼着される貼着板105には重合部分に略ノの字形の補助切込123が穿設されている。前記背面板は上下高さ方向の略中央を横断する折線L116と該折線L116の上部で前記天面板106の奥行き(n)と略等しい間隔をおいて設けられた折線L120とにより、それぞれ上から順に背面上半構成板(103c)、背面中間構成板(103b)、背面下半構成板(103a)に分設されており、前記折線L116の左端からの延長線は前記右側面板102、正面板101、貼着板105に渉って二次開封連繋横破断線L115、L114、L113で横断すると共に前記右側面板102、正面板101、貼着板105をそれぞれ上下に、右側面上半構成板(102b)と右側面下半構成板(102a)、正面上半構成板(101b)と正面下半構成板(101a)、貼着部上半構成板(105b)と貼着部下半構成板(105a)に分設し、前記折線L116の右端からの延長線は、前記左側面板104を二次開封連繋横破断線L117で横断すると共に、前記左側面板104を上下に左側面上半構成板(104b)と左側面下半構成板(104a)に分設している。また、前記背面上半構成板(103c)及び背面中間構成板(103b)と隣り合う前記右側面上半構成板(102b)及び左側面上半構成板(104b)間にはそれぞれ二次開封縦破断線L118及びL119が穿設されている。さらに、前記正面板101、右側面板102、背面板103、左側面板104のそれぞれ下端延長上には折線L121、L123、L122、L124を介して底面板112、耳片114、重合底面板113、耳片115が連設されている。
上記本発明に係る二段階再封可能なカートンの他実施例の組立に関しては、先述した実施例とほぼ同様であるので図示を省略したが、ブランクP’からの組立に際し、先ず折線L102と二次開封縦破断線L119を含む折線L104及び天面板106の一側端の折線L126を用いて折り畳み、左側面板104と貼着板105との貼着により接続を行い平板な筒状を形成して折畳貼り合せ状態となる。
次いで製函加工において、折畳貼り合せ状態の平板な筒状から、折線L101、L102、L103、L104を用いて角筒状に起立させ、角筒上端の刃止め付切線L111及びL112の刃止め箇所を解除して、背面板103の上方に蓋構成部分を展開状態とすると共に、角筒下端の底面板112、重合底面板113、耳片114及び115を折線L121、L122、L123及びL124を用いて折り曲げそれぞれ重合し、所定位置を貼着して底部を閉鎖形成する。
次に、折線L105を用いて天面板106を角筒上端に折り曲げ当接すると共に、正面板101の上端の係止片117が折線L108を用いて逆折りし角筒外方へ折り出され、次いで、折線L125及びL126を用いて蓋右側面板108及び蓋左側面板109を折り曲げてそれぞれを右側面板102及び左側面板104の上端部に略当接した状態とし、折線L109及びL110を用いて蓋貼着耳片110及び111を折り曲げてそれぞれを前記正面板101の上端に略当接状態とした後、折線L106を用いて蓋面板107を折り曲げ、重合する前記蓋貼着耳片110及び111に貼着して、先に示した図2(D)の製函完了状態と略同様となる。尚、前記蓋面板107の折り曲げ貼着に伴い、前記係止片117は前記蓋面板107の内面に当接すると共に該係止片117の端辺は前記蓋貼着片110及び111に穿設された係止切欠118、119それぞれの端縁に当接係止状態となることも、先の実施例と同様である。
上述の組立と同様に、本発明に係る二段階再封可能なカートンの他実施例の一次開放及び一次再封についても、先述の実施例とほぼ同様であるので図示を省略したが、内容物が投入・充填され製函完了状態とされ、先述のようにオーバーラップ若しくはシュリンク包装でフィルム外装されたカートンから、外装を取り除き、蓋面板107から突設された差込片116を摘まみ持つか蓋部構成部分全体を掴んで、折線L105を支点とする廻動操作を行えば、前述した係止片117の蓋貼着耳片110及び111の係止切欠118、119の端縁部分との係止状態が解かれて、カートン上端部分は開放され、内容物の取り出し使用が可能となる。
次に再封に関して、一次開放状態での初期の内容物取り出し使用においては、再封操作は前述した開放操作の巻戻し操作により行うこととなる。すなわち開放状態から、折線L105を支点とした廻動操作により、カートン上端開放部に天面板106を当接させるようにすると、蓋面板107の内面に貼着されている蓋貼着耳片110及び111の係止切欠118、119それぞれの端縁に係止片117の端辺が当接係止状態となり、一次再封状態となる。このとき、前記再封操作において、前記蓋面板107の端辺から突設されている差込片116を折線L107により軽く曲げながら、正面板101の所定位置に穿設された一次再封用差込溝120に差し込めば、図3(B)に示す状態と同様に一次再封が完了し、単に蓋部構成部分を廻動することにより再封した場合に比べ、カートンの携帯途中での蓋部分の引っ掛かりなどによる不用意な蓋部開放を防ぐことができる。
図6(A)は上記他の実施例の二次開放状態を示す説明用斜視図で、内容物の取り出し使用が進み、残量が少なくなった場合、図3(A)に示した実施例と同様に一次開放状態から、蓋部構成部分全体を把持したまま、背面上半構成板(103c)及び背面中間構成板(103b)のそれぞれ両側端辺の二次開封縦破断線L118、L119を用いて背面板103を切り開き、次いで左側面板104、正面板101、右側面板102及び貼着板105を分設する二次開封連繋横破断線L117、L114、L115及びL113を用いて水平に切り開くと、図6(A)の右側に示すような水平断面略コ字状からなる部品を切り取ると共に、同じく左側に示すような本体部分を切り残すこととなる。
尚、本実施例では、残容量を1/2程度で設定しているが、内容物の性質や内容物自体の包装状態、カートンのサイズ比率により折線等の位置は変化させることができる。
図6(B)は上記他の実施例の二次再封途中状態を示す説明用斜視図で、図6(A)の左側に示すような本体部分の切り残し状態、すなわち上端が開放し、正面下半構成板(101a)、右側面下半構成板(102a)、背面下半構成板(103a)、左側面下半構成板(104a)で角筒状に構成され、底部が貼着閉鎖された本体部分から、背面下半構成板(103a)上端延長上に連続する背面中間構成板(3b)を折線L116により折り曲げ、前記上端開放部分を閉鎖し、次いで折線L120を用いて背面上半構成板(103c)及び連続する蓋部構成部分を折り曲げた状態を表している。
次に、図には現われないが、折線L120をさらに折り曲げて背面上半構成板(103c)及び連続する蓋部構成部分を折り曲げ、同じく図には現われないが、正面下半構成板(101a)に当接させ、蓋面板107を底面板112に当接させると共に、蓋右側面板108及び蓋左側面板109をそれぞれ右側面下半構成板(102a)及び左側面下半構成板(104a)に当接しつつ、前記蓋右側面板108及び蓋左側面板109のそれぞれの角部を、前記右側面下半構成板(102a)及び左側面下半構成板(104a)の所定位置にそれぞれ穿設された二次再封用差込溝121及び122に差し込めば、図6(C)に示す状態で二次再封が完了し、残量が減少した内容物をタイトな状態で再包装する。
尚、図6(C)の二次再封完了状態を示す説明用斜視図において、蓋面板107の端縁に突設された半円弧状の差込片116は、折線L107により折り曲げられて前記蓋面板107の内面に当接すると共に、底面板112との間で挟持状態となっており、図に現われるように二次再封状態の直方体から突出することがないので、カートンの携帯途中での蓋部分の引っ掛かりなどによる不用意な蓋部開放がない。
本発明に係る二段階再封可能なカートンの実施例のブランク状態を示す展開平面図。 (A)同じく実施例の折畳貼り合せ状態を示す説明用平面図。(B)同じく実施例の組立途中起函状態を示す説明用斜視図。(C)同じく実施例の頭部貼着状態を示す説明用斜視図。(D)同じく実施例の製函完了状態を示す説明用斜視図。 (A)同じく実施例の一次開放状態を示す説明用斜視図。(B)同じく実施例の一次再封完了状態を示す説明用斜視図。 (A)同じく実施例の二次開放状態を示す説明用斜視図。(B)同じく実施例の二次再封途中状態を示す説明用斜視図。(C)同じく実施例の二次再封完了状態を示す説明用斜視図。 本発明に係る二段階再封可能なカートンの他実施例のブランク状態を示す展開平面図。 (A)同じく他実施例の二次開放状態を示す説明用斜視図。(B)同じく他実施例の二次再封途中状態を示す説明用斜視図。(C)同じく他実施例の二次再封完了状態を示す説明用斜視図。
符号の説明
P ブランク
1 正面板
(1a) 正面下半構成板
(1b) 正面上半構成板
2 右側面板
(2a) 右側面下半構成板
(2b) 右側面上半構成板
3 背面板
(3a) 背面下半構成板
(3b) 背面中間構成板
(3c) 背面上半構成板
4 左側面板
(4a) 左側面下半構成板
(4b) 左側面上半構成板
5 貼着板
(5a) 貼着部下半構成板
(5b) 貼着部上半構成板
6 天面板
(m) 天面板の奥行き
7 蓋面板
8 蓋右側面板
9 蓋左側面板
10、11 蓋貼着耳片
12 底面板
13 重合底面板
14、15 耳片
16 差込片
17 係止片
18、19 係止切欠
20 一次再封用差込溝
21 二次再封用差込溝
L1〜L10、L16、L20〜L26 折線
L11、L12 刃止め付切線
L13〜L15、L17 二次開封連繋横破断線
L18、L19 二次開封縦破断線
P’ ブランク
101 正面板
(101a) 正面下半構成板
(101b) 正面上半構成板
102 右側面板
(102a) 右側面下半構成板
(102b) 右側面上半構成板
103 背面板
(103a) 背面下半構成板
(103b) 背面中間構成板
(103c) 背面上半構成板
104 左側面板
(104a) 左側面下半構成板
(104b) 左側面上半構成板
105 貼着板
(105a) 貼着部下半構成板
(105b) 貼着部上半構成板
106 天面板
(n) 天面板の奥行き
107 蓋面板
108 蓋右側面板
109 蓋左側面板
110、111 蓋貼着耳片
112 底面板
113 重合底面板
114、115 耳片
116 差込片
117 係止片
118、119 係止切欠
120 一次再封用差込溝
121、122 二次再封用切込
123 補助切込
L101〜L110、L116、L120〜L124 折線
L111、L112 刃止め付切線
L113〜L115、L117 二次開封連繋横破断線
L118、L119 二次開封縦破断線

Claims (4)

  1. 順に連接された貼着板、正面板、右側面板、背面板、左側面板により形成され貼着板の外側に左側面板を重ねて貼着して成る筒状胴部と前記背面板の上部延長上に天面板及び蓋面板を連接し、該天面板の両側に蓋側面板を有しかつ該蓋側面板の上部延長上に蓋貼着耳片をそれぞれ延設すると共に、前記正面板の上部延長上に係止片を延設し、かつ前記筒状胴部の下端を閉鎖する構成を設けたブランク板から形成されるカートンであって、前記貼着板は貼着部下半構成板と貼着部上半構成板に分設する第1の二次開封連繋横破断線を備え、前記正面板は正面下半構成板と正面上半構成板に分設する第2の二次開封連繋横破断線を備え、前記右側面板は右側面下半構成板と右側面上半構成板に分設する第3の二次開封連繋横破断線を備え、前記左側面板は左側面下半構成板と左側面上半構成板に分設する第4の二次開封連繋横破断線を備え、前記背面板は背面下半構成板と残りの部分に分設する第1の横折線及びこの残りの部分を更に背面中間構成板と背面上半構成板に分設する第2の横折線を備えると共に、前記第1の横折線の両端から上部延長上の背面板両側端に二次開封縦破断線を備え、前記第1の横折線は、前記第3の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部と前記第4の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部に連続しており、前記第2の横折線は前記第1の横折線の上部に配設されており、前記第1から第4の二次開封連繋横破断線及び前記第1の横折線は、前記筒状胴部の天地方向における同じ高さ位置に配設されており、前記貼着板は、前記第1の二次開封連繋横破断線の延長線と交差する外側端に切欠を備えており、前記貼着板の幅方向の寸法は前記左側面板の幅方向の寸法よりも小さく設定されている、ことを特徴とする二段階再封可能なカートン。
  2. 順に連接された貼着板、正面板、右側面板、背面板、左側面板により形成され貼着板の外側に左側面板を重ねて貼着して成る筒状胴部と前記背面板の上部延長上に天面板及び蓋面板を連接し、該天面板の両側に蓋側面板を有しかつ該蓋側面板の上部延長上に蓋貼着耳片をそれぞれ延設すると共に、前記正面板の上部延長上に係止片を延設し、かつ前記筒状胴部の下端を閉鎖する構成を設けたブランク板から形成されるカートンであって、前記貼着板は貼着部下半構成板と貼着部上半構成板に分設する第1の二次開封連繋横破断線を備え、前記正面板は正面下半構成板と正面上半構成板に分設する第2の二次開封連繋横破断線を備え、前記右側面板は右側面下半構成板と右側面上半構成板に分設する第3の二次開封連繋横破断線を備え、前記左側面板は左側面下半構成板と左側面上半構成板に分設する第4の二次開封連繋横破断線を備え、前記背面板は背面下半構成板と残りの部分に分設する第1の横折線及びこの残りの部分を更に背面中間構成板と背面上半構成板に分設する第2の横折線を備えると共に、前記第1の横折線の両端から上部延長上の背面板両側端に二次開封縦破断線を備え、前記第1の横折線は、前記第3の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部と前記第4の二次開封連繋横破断線の背面板の側の端部に連続しており、前記第2の横折線は前記第1の横折線の上部に配設されており、前記第1から第4の二次開封連繋横破断線及び前記第1の横折線は、前記筒状胴部の天地方向における同じ高さ位置に配設されており、前記貼着板は、前記第1の二次開封連繋横破断線の延長線と交差する外側端に切欠を備えており、前記貼着板の幅方向の寸法は前記左側面板の幅方向の寸法よりも小さく設定されており、前記第1の二次開封連繋横破断線を構成する間欠的なカット部の長さは前記第2から第4の二次開封連繋横破断線を構成する間欠的なカット部の長さよりも大きく設定されている、ことを特徴とする二段階再封可能なカートン
  3. 前記蓋面板の開放縁に差込片を突設すると共に、前記正面板に前記差込片を挿入可能な一次再封用差込溝を穿設し、更に、前記背面板に前記差込片を挿入可能な二次再封用差込溝を穿設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の二段階再封可能なカートン
  4. 前記左右両側面板に前記蓋側面板がそれぞれ挿入可能な二次再封用切込を穿設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の二段階再封可能なカートン。
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