JP2562641Y2 - 持帰り用の紙箱 - Google Patents
持帰り用の紙箱Info
- Publication number
- JP2562641Y2 JP2562641Y2 JP5260892U JP5260892U JP2562641Y2 JP 2562641 Y2 JP2562641 Y2 JP 2562641Y2 JP 5260892 U JP5260892 U JP 5260892U JP 5260892 U JP5260892 U JP 5260892U JP 2562641 Y2 JP2562641 Y2 JP 2562641Y2
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- Japan
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- plate
- side plates
- paper box
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Cartons (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、一人前に切取ったピザ
や焼そばや蛸焼きなどの、閉蓋と開蓋とが簡単な１枚板
のブランクの店頭販売,喫食,持帰り用の紙箱に関するも
のである。
や焼そばや蛸焼きなどの、閉蓋と開蓋とが簡単な１枚板
のブランクの店頭販売,喫食,持帰り用の紙箱に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、板紙製や発泡樹脂製などの成
形トレーや、板紙製の折畳み紙皿や紙箱などが、祭の屋
台や野球場やファーストフード店などの、店頭販売,喫
食,持帰り用の使い捨て容器として広く用いられている
ものである。
形トレーや、板紙製の折畳み紙皿や紙箱などが、祭の屋
台や野球場やファーストフード店などの、店頭販売,喫
食,持帰り用の使い捨て容器として広く用いられている
ものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】最近の、特に野球場や
ファーストフード店などにおいては、一人前に切取った
ピザや焼そばや蛸焼きなどを、店頭で販売してちょっと
洒落たベンチで喫食したり、マイカーで持帰って家庭で
喫食することが多くなって、閉蓋と開蓋とが簡単であっ
て、嵩ばらなくて廃棄が容易な店頭販売,喫食,持帰り用
の使い捨て容器が要請されているものである。
ファーストフード店などにおいては、一人前に切取った
ピザや焼そばや蛸焼きなどを、店頭で販売してちょっと
洒落たベンチで喫食したり、マイカーで持帰って家庭で
喫食することが多くなって、閉蓋と開蓋とが簡単であっ
て、嵩ばらなくて廃棄が容易な店頭販売,喫食,持帰り用
の使い捨て容器が要請されているものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上のような要請に鑑
み、本考案は、図１に示すように、折り目線(符号のな
い１点鎖線,以下同じ)を介してそれぞれ長方形の、２枚
の内側面板(11,11)を連設した左内蓋板(10)と,左側面板
(20)と,両端に折返し片を有する２枚の中側面板(31,31)
を連設した底面板(30)と,右側面板(40)と,２枚の外側面
板(51,51)を連設した先端部が左内蓋板(10)と重なり合
う大きさの右外蓋板(50)と,を順に連設した、２枚の中
側面板(31,31)のそれぞれ中央左側に繋止切込み(32,32)
を設けた板紙製の１枚板のブランクであって、このブラ
ンクの全ての折り目線を山折り(外面(印刷面)側が山に
なる)して、まず２枚の内側面板(11,11)がそれぞれ２枚
の中側面板(31,31)の内側に位置するように左内蓋板(1
0)を閉蓋して、次に２枚の外側面板(51,51)がそれぞれ
２枚の中側面板(31,31)の外側に位置するように右外蓋
板(50)を閉蓋して、２枚の外側面板(51,51)の先端をそ
れぞれ繋止切込み(32,32)に差込んで繋止することを特
徴とする、閉蓋と開蓋とが簡単な１枚板のブランクの店
頭販売,喫食,持帰り用の紙箱を提供するものである。
み、本考案は、図１に示すように、折り目線(符号のな
い１点鎖線,以下同じ)を介してそれぞれ長方形の、２枚
の内側面板(11,11)を連設した左内蓋板(10)と,左側面板
(20)と,両端に折返し片を有する２枚の中側面板(31,31)
を連設した底面板(30)と,右側面板(40)と,２枚の外側面
板(51,51)を連設した先端部が左内蓋板(10)と重なり合
う大きさの右外蓋板(50)と,を順に連設した、２枚の中
側面板(31,31)のそれぞれ中央左側に繋止切込み(32,32)
を設けた板紙製の１枚板のブランクであって、このブラ
ンクの全ての折り目線を山折り(外面(印刷面)側が山に
なる)して、まず２枚の内側面板(11,11)がそれぞれ２枚
の中側面板(31,31)の内側に位置するように左内蓋板(1
0)を閉蓋して、次に２枚の外側面板(51,51)がそれぞれ
２枚の中側面板(31,31)の外側に位置するように右外蓋
板(50)を閉蓋して、２枚の外側面板(51,51)の先端をそ
れぞれ繋止切込み(32,32)に差込んで繋止することを特
徴とする、閉蓋と開蓋とが簡単な１枚板のブランクの店
頭販売,喫食,持帰り用の紙箱を提供するものである。
【０００５】本考案の、折り目線を介してそれぞれ長方
形の、２枚の内側面板(11,11)を連設した左内蓋板(10)
と,左側面板(20)と,両端に折返し片を有する２枚の中側
面板(31,31)を連設した底面板(30)と,右側面板(40)と,
２枚の外側面板(51,51)を連設した先端部が左内蓋板(1
0)と重なり合う大きさの右外蓋板(50)と,を順に連設し
た、２枚の中側面板(31,31)のそれぞれ中央左側に繋止
切込み(32,32)を設けた板紙製の１枚板のブランクにつ
いては、通常の印刷をした３１０〜４５０g/m2の裏白コ
ートボール紙などの良質の板紙を、通常の打抜工程で打
抜型を用いて、図１に示すような持帰り用の紙箱のブラ
ンクを何等の制約なく作成できるものである。
形の、２枚の内側面板(11,11)を連設した左内蓋板(10)
と,左側面板(20)と,両端に折返し片を有する２枚の中側
面板(31,31)を連設した底面板(30)と,右側面板(40)と,
２枚の外側面板(51,51)を連設した先端部が左内蓋板(1
0)と重なり合う大きさの右外蓋板(50)と,を順に連設し
た、２枚の中側面板(31,31)のそれぞれ中央左側に繋止
切込み(32,32)を設けた板紙製の１枚板のブランクにつ
いては、通常の印刷をした３１０〜４５０g/m2の裏白コ
ートボール紙などの良質の板紙を、通常の打抜工程で打
抜型を用いて、図１に示すような持帰り用の紙箱のブラ
ンクを何等の制約なく作成できるものである。
【０００６】
【作用】図２は、本考案の持帰り用の紙箱における、内
容物(60)を収容して閉蓋する状態を示す斜視図である。
すなわち、図１に示すような持帰り用の紙箱のブランク
の、全ての折り目線を山折りして、一人前に切取ったピ
ザや焼そばや蛸焼きなどの内容物(60)を収容した後に、
まず２枚の内側面板(11,11)がそれぞれ２枚の中側面板
(31,31)の内側に位置するように左内蓋板(10)を閉蓋し
て、次に２枚の外側面板(51,51)がそれぞれ２枚の中側
面板(31,31)の外側に位置するように右外蓋板(50)を閉
蓋して、２枚の外側面板(51,51)の先端をそれぞれ繋止
切込み(32,32)に差込んで繋止するだけの、閉蓋と開蓋
とが簡単な持帰り用の紙箱の使用状態を示したものであ
る。
容物(60)を収容して閉蓋する状態を示す斜視図である。
すなわち、図１に示すような持帰り用の紙箱のブランク
の、全ての折り目線を山折りして、一人前に切取ったピ
ザや焼そばや蛸焼きなどの内容物(60)を収容した後に、
まず２枚の内側面板(11,11)がそれぞれ２枚の中側面板
(31,31)の内側に位置するように左内蓋板(10)を閉蓋し
て、次に２枚の外側面板(51,51)がそれぞれ２枚の中側
面板(31,31)の外側に位置するように右外蓋板(50)を閉
蓋して、２枚の外側面板(51,51)の先端をそれぞれ繋止
切込み(32,32)に差込んで繋止するだけの、閉蓋と開蓋
とが簡単な持帰り用の紙箱の使用状態を示したものであ
る。
【０００７】また本考案の持帰り用の紙箱においては、
図１に示すように、前記の底面板(30)と右側面板(40)と
の間に、右外蓋板(50)を開蓋する時の、右側面板(40)及
び右外蓋板(50)とを切断して除去するための切れ目線(3
3)を設けたことによって、右外蓋板(50)ほかを開蓋して
切断して、収容した内容物(60)を滑らすようにして取出
せるものである。
図１に示すように、前記の底面板(30)と右側面板(40)と
の間に、右外蓋板(50)を開蓋する時の、右側面板(40)及
び右外蓋板(50)とを切断して除去するための切れ目線(3
3)を設けたことによって、右外蓋板(50)ほかを開蓋して
切断して、収容した内容物(60)を滑らすようにして取出
せるものである。
【０００８】
【実施例】図１は、本考案の実施例における、持帰り用
の紙箱のブランクの平面図である。すなわち、滅菌をし
て衛生的な環境で印刷をした３１０g/m2の裏白コートボ
ール紙(ＪＥＴスター,大昭和製紙(株)製)を、通常の打
抜工程で打抜型を用いて、紙箱の縦,横,高さがそれぞれ
１１５mm,２００mm,２８mmであって、左内蓋板(10,70m
m)と右外蓋板(50,170mm)との及び内側面板(11,64mm)と
外側面板(51,148mm)との、重なり合う寸法がそれぞれ４
０mm,２０mmの、持帰り用の紙箱のブランクを作成した
状態を示したものである。
の紙箱のブランクの平面図である。すなわち、滅菌をし
て衛生的な環境で印刷をした３１０g/m2の裏白コートボ
ール紙(ＪＥＴスター,大昭和製紙(株)製)を、通常の打
抜工程で打抜型を用いて、紙箱の縦,横,高さがそれぞれ
１１５mm,２００mm,２８mmであって、左内蓋板(10,70m
m)と右外蓋板(50,170mm)との及び内側面板(11,64mm)と
外側面板(51,148mm)との、重なり合う寸法がそれぞれ４
０mm,２０mmの、持帰り用の紙箱のブランクを作成した
状態を示したものである。
【０００９】次に、この持帰り用の紙箱のブランクを、
複数枚重ねた状態で全ての折り目線を山折りして、それ
ぞれ焼立ての一人前に切取ったピザや焼きそばや蛸焼き
などを収容(蒸気抜き孔(21)が設けてある)して、野球場
内のファーストフード店で店頭販売したところ、ファー
ストフード店側においては、１枚板のブランクであるた
めに店頭で嵩ばらなくて、前述した左内蓋板(10)と右外
蓋板(50)との閉蓋が簡単なものであって、お客様側にお
いては、観覧席に持帰って野球を観戦しながら、簡単に
右外蓋板(50)ほかを開蓋して切断して楽しく喫食でき
て、板紙製の１枚板の紙箱であるために喫食後の廃棄が
容易なものであった。
複数枚重ねた状態で全ての折り目線を山折りして、それ
ぞれ焼立ての一人前に切取ったピザや焼きそばや蛸焼き
などを収容(蒸気抜き孔(21)が設けてある)して、野球場
内のファーストフード店で店頭販売したところ、ファー
ストフード店側においては、１枚板のブランクであるた
めに店頭で嵩ばらなくて、前述した左内蓋板(10)と右外
蓋板(50)との閉蓋が簡単なものであって、お客様側にお
いては、観覧席に持帰って野球を観戦しながら、簡単に
右外蓋板(50)ほかを開蓋して切断して楽しく喫食でき
て、板紙製の１枚板の紙箱であるために喫食後の廃棄が
容易なものであった。
【００１０】
【考案の効果】以上、作用及び実施例に示すとおり、本
考案の持帰り用の紙箱においては、ブランクの全ての折
り目線を山折りして内容物(60)を収容した後に、まず２
枚の内側面板(11,11)がそれぞれ２枚の中側面板(31,31)
の内側に位置するように左内蓋板(10)を閉蓋して、次に
２枚の外側面板(51,51)がそれぞれ２枚の中側面板(31,3
1)の外側に位置するように右外蓋板(50)を閉蓋して、２
枚の外側面板(51,51)の先端をそれぞれ繋止切込み(32,3
2)に差込んで繋止することによって、店頭で販売する時
に簡単に閉蓋できるものであって、また簡単に右外蓋板
(50)ほかを開蓋して切断することによって、収容した内
容物(60)を滑らすように取出して喫食できるものであ
る。
考案の持帰り用の紙箱においては、ブランクの全ての折
り目線を山折りして内容物(60)を収容した後に、まず２
枚の内側面板(11,11)がそれぞれ２枚の中側面板(31,31)
の内側に位置するように左内蓋板(10)を閉蓋して、次に
２枚の外側面板(51,51)がそれぞれ２枚の中側面板(31,3
1)の外側に位置するように右外蓋板(50)を閉蓋して、２
枚の外側面板(51,51)の先端をそれぞれ繋止切込み(32,3
2)に差込んで繋止することによって、店頭で販売する時
に簡単に閉蓋できるものであって、また簡単に右外蓋板
(50)ほかを開蓋して切断することによって、収容した内
容物(60)を滑らすように取出して喫食できるものであ
る。
【００１１】また、本考案の持帰り用の紙箱について
は、板紙製の１枚板のブランクであるために、作成費用
が廉価であって、店頭での保管中や販売中などに嵩ばら
なくて、また喫食後の廃棄が容易なものである。
は、板紙製の１枚板のブランクであるために、作成費用
が廉価であって、店頭での保管中や販売中などに嵩ばら
なくて、また喫食後の廃棄が容易なものである。
【図１】本考案の実施例における、持帰り用の紙箱のブ
ランクの平面図である。
ランクの平面図である。
【図２】本考案の持帰り用の紙箱における、内容物(60)
を収容して閉蓋する状態を示す斜視図である。
を収容して閉蓋する状態を示す斜視図である。
１０ …左内蓋板 １１ …内側面板 ２０ …左側面板 ２１ …蒸気抜き孔 ３０ …底面板 ３１ …中側面板 ３２ …繋止切込み ３３ …切れ目線 ４０ …右側面板 ５０ …右外蓋板 ５１ …外側面板 ６０ …内容物
Claims (2)
- 【請求項１】折り目線を介してそれぞれ長方形の、２枚
の内側面板(11,11)を連設した左内蓋板(10)と,左側面板
(20)と,両端に折返し片を有する２枚の中側面板(31,31)
を連設した底面板(30)と,右側面板(40)と,２枚の外側面
板(51,51)を連設した先端部が左内蓋板(10)と重なり合
う大きさの右外蓋板(50)と,を順に連設した、２枚の中
側面板(31,31)のそれぞれ中央左側に繋止切込み(32,32)
を設けた板紙製の１枚板のブランクであって、このブラ
ンクの全ての折り目線を山折りして、まず２枚の内側面
板(11,11)がそれぞれ２枚の中側面板(31,31)の内側に位
置するように左内蓋板(10)を閉蓋して、次に２枚の外側
面板(51,51)がそれぞれ２枚の中側面板(31,31)の外側に
位置するように右外蓋板(50)を閉蓋して、２枚の外側面
板(51,51)の先端をそれぞれ繋止切込み(32,32)に差込ん
で繋止することを特徴とする持帰り用の紙箱。 - 【請求項２】前記の底面板(30)と右側面板(40)との間
に、右外蓋板(50)を開蓋する時の、右側面板(40)及び右
外蓋板(50)を切断して除去するための切れ目線(33)を設
けたことを特徴とする、請求項１に記載の持帰り用の紙
箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260892U JP2562641Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 持帰り用の紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260892U JP2562641Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 持帰り用の紙箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614027U JPH0614027U (ja) | 1994-02-22 |
| JP2562641Y2 true JP2562641Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=12919515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5260892U Expired - Fee Related JP2562641Y2 (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 持帰り用の紙箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2562641Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5347246B2 (ja) * | 2007-07-26 | 2013-11-20 | 大日本印刷株式会社 | 強化片付きトレー |
| JP5326337B2 (ja) * | 2008-04-23 | 2013-10-30 | 大日本印刷株式会社 | 二段階再封可能なカートン |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP5260892U patent/JP2562641Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0614027U (ja) | 1994-02-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |