JP5324822B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子の外周を囲む筒状ダミー配線を有する半導体装置に関するものである。
近年において、マイクロプロセッサやメモリ等の半導体装置の微細化の進展によりトランジスタ等の素子レベルの集積度が飛躍的に向上してきている。このため、下地レベルの高集積化に合わせて配線系の高集積化を実現する多層配線が必須となってきている。しかし、配線系の微細化に伴い従来プロセスの延長では配線層における信号の遅延、すなわちRC遅延が大きくなり、動作速度の高速化の妨げとなっている。従って、マイクロプロセッサ等の更なる高速化の実現には、配線抵抗Rと配線間容量Cの低減が必要不可欠となる。配線抵抗Rの低減に関しては、配線材料を従来のアルミニウムから銅に変更することで抵抗値を大幅に低減させることが可能である。銅は、アルミニウムと異なりエッチング加工が極めて困難である反面、ステップカバレージに優れた薄膜形成法としてのCVD法や埋め込みのためのメッキ法で厚膜を形成することが比較的容易である。かかる銅のメリットを活かし、デメリットを排除した加工プロセスとしてダマシン法が知られている。ダマシン法とは、層間絶縁膜にあらかじめ配線用の溝を形成し、この溝を埋め込むように銅膜をウエハ全面に堆積し、溝に埋め込まれた部分以外の銅膜をCMP法を用いて除去し、層間絶縁膜内に銅配線を形成する技術である。
一方、配線間容量Cの低減に関しては、層間絶縁膜の材料として従来のSiO2膜の代わりに比誘電率がより低い、いわゆるlow−k膜の導入が検討されている。low−k膜の材料として注目されているメチル含有ポリシロキサン(MSQ)は、メチル基の存在により分子構造内に間隙を生じるためにかかる膜は多孔質となる。このような膜密度の低いlow−k膜は、吸湿性が高く、また不純物の侵入による誘電率の増加といった信頼性の影響が懸念される。更に、ダイシングやボンディング等による応力作用時にlow−k膜の機械的強度の脆弱性に起因して破壊が生じ易く、また、low−k膜の低い界面密着性に起因して層間剥離が生じるおそれもある。かかる破壊又は層間剥離が生じた場合には、low−k膜の吸湿性の高さから外部からの湿気を吸収してしまい、結果としてチップ領域である活性領域に水分が伝達することで半導体装置として不良となり歩留まりを低下させる問題点があった。
上述したダイシング時の問題を解決する手段として、ボンディングパッド形成領域及び活性領域を金属配線で囲むようにいわゆるシールリングを設ける構造が特許文献1に開示されている。また、上述したボンディング時の問題を解決手段として、ボンディングパッド形成領域の外周を金属配線で囲むいわゆるシールリングを設ける構造が特許文献2に開示されている。
特開2005−167198 特開2005−142553
特許文献1に開示されたシールリングを有する半導体装置の構造は、ボンディングパッド形成領域及び活性領域を囲む位置すなわちスクライブラインの近傍にシールリングを設けている。かかる構造では、ダイシング時における活性領域内への水分等の不純物の浸入を防止することは可能であるが、ボンディング時においてボンディングパッド形成領域の近傍に発生する破壊又は層間剥離による水分等の不純物の浸入を許容してしまう問題点があった。
また、特許文献2に開示されたシールリングを有する半導体装置の構造は、ボンディングパッドの各々の形成領域を囲むようにシールリングを設けている。かかる構造では、ボンディング時においてボンディングパッド形成領域の近傍に発生する破壊又は層間剥離による水分等の不純物の浸入を防止することは可能であるが、ダイシング時における活性領域内への水分等の不純物の浸入を許容してしまう問題点があった。また、ボンディングパッドごとにシールリングで覆っているため、ボンディングパッド同士の距離を広くする必要があるため半導体装置としての小型化を困難となる問題点もあった。
本発明は、以上の如き事情に鑑みてなされたものであり、ダイシング時及びボンディング時においても活性領域への水分等の不純物の侵入を防止し、小型化が容易におこなうことができる半導体装置を提供する。
上述した課題を解決するために、複数の半導体素子を含む半導体層と、前記半導体層上に設けられた絶縁膜と、前記複数の半導体素子が形成された領域の外側の前記絶縁膜上に設けられた外部接続端子と、前記絶縁膜を貫通して前記外部接続端子と前記半導体素子とを接続する配線と、を含む半導体装置であって、前記配線が貫通する開口部を有して前記絶縁膜内に延在して前記半導体素子の全体を囲み、かつ前記外部接続端子の内側に配置された筒状ダミー配線を更に有することを特徴とする半導体装置が提供される。
また、前記絶縁膜は、低誘電率膜とシリコン酸化膜とからなる少なくとも2層以上の構造であっても良い。更に、前記低誘電率膜は、比誘電率が3以下であっても良い。
また、前記低誘電率膜からなる層が、前記シリコン酸化膜からなる層よりも下層にあっても良い。
また、前記開口部は、前記筒状ダミー配線の前記シリコン酸化膜内を延在する部分に形成されていても良い。
また、前記筒状ダミー配線は銅からなっていても良い。更に、前記筒状ダミー配線の上端の界面が、前記外部接続端子の下端の界面以下であっても良い。
本発明の半導体装置によれば、半導体素子と外部接続端子とを接続する配線が貫通する開口部を有する筒状ダミー配線が、前記半導体素子を含む半導体層上に設けられた絶縁膜内に延在して前記半導体素子の全体を囲み、かつ前記外部接続端子の内側に配置される故、ダイシング時及びボンディング時においても活性領域への水分等の不純物の侵入を防止し、小型化を容易におこなうことができることとなる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施例について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、図1乃至図5を参照しつつ、本発明の実施例としての半導体装置10の構成について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例としての半導体装置10が形成されたウエハ100の一部を示す平面図である。ウエハ100には、ダイシング時の切りしろとなるスクライブライン200が格子状に設けられており、スクライブライン200に沿ってダイシングされることにより半導体装置10は、個別化されたチップとして切り出される。半導体装置10には、半導体装置10のトランジスタ等の回路素子である半導体素子が形成された活性領域11の周囲を囲むように筒状のダミー配線であるシールリング12が形成されている。更に、半導体装置10には、シールリング12の外側領域(すなわち、シールリング12と半導体装置10の端面との間)に外部接続端子としてのボンディングパッド13が複数形成されている。すなわち、シールリング12は、チップとして切り出された半導体装置10の活性領域11とボンディングパッド13との間であって、活性領域11を囲むように筒状形成をなして形成される。これにより、シールリング12は、ダイシング時及びボンディング時における半導体装置10の端部付近の破壊又は層間剥離による水分等の不純物の浸入を防止することとなる。なお、以下において破線4によって囲まれた領域内のボンディングパッドを説明の便宜上、一方をボンディングパッド13とし、他方をボンディングパッド13´とする。
図2は図1おける2−2線断面図である。図2に示されているように、半導体装置10は、トランジスタ等の回路素子すなわち半導体素子21が形成された半導体層22と、半導体層22の上部において複数の層に亘って配線を立体的に形成した配線層23によって構成される。配線層23には例えば8つの層からなる層間絶縁膜24〜31が積層されている。層間絶縁膜24〜31内には、多層配線を構成するコンタクトプラグ32、第1素子配線33〜第4素子配線36、第1ボンディング配線37〜第4ボンディング配線40及び第4素子配線36と第4ボンディング配線40とを接続する接続配線41が形成されている。また、第4ボンディング配線40には例えば4つのコンタクトプラグ42を介してボンディングパッド13が接続されている。更に、積層された第1素子配線33〜第4素子配線36と積層された第1ボンディング配線37〜第4ボンディング配線40との間には、層間絶縁膜25〜29を貫通するようにシールリング12が形成されている。なお、コンタクトプラグ32、第1素子配線33〜第4素子配線36、第1ボンディング配線37〜第4ボンディング配線40及び接続配線41から、半導体素子21とボンディングパッド13とを接続する所望の配線が構成されることとなる。
第1の層間絶縁膜24は、半導体層22上に形成されるメタル配線形成前の平坦化膜であり、基板工程において形成された全ての段差を解消するものである。例えば、第1の層間絶縁膜24の材料としてはBPSG等の不純物ドープ型の酸化膜が使用されても良い。第1の層間絶縁膜24内には、半導体層22に形成された半導体素子21に電気的に接続されたコンタクトプラグ32が形成されている。また、シールリング12の下方にはプラグ43が形成されている。例えば、コンタクトプラグ32、プラグ43はタングステンによって形成されていても良い。
第2及び第4の層間絶縁膜25、27は、それぞれ拡散防止膜25a、27aと、低誘電率膜であるlow−k膜25b、27bと、キャップ膜25c、27cと、が順次積層された積層構造を有する。第3の層間絶縁膜26は、拡散防止膜26a及びlow−k膜26bが順次積層された積層構造を有する。第5〜第7の層間絶縁膜28、29、30は、拡散防止膜28a、29a、30aと、シリコン酸化膜28b、29b、30bと、が順次積層された積層構造を有する。第8の層間絶縁膜31は、拡散防止膜31a、シリコン酸化膜31b及び拡散防止膜31cが順次積層された積層構造を有する。例えば、拡散防止膜25a〜31a、31cはSiN又はSiCによって形成されても良く、配線及びシールリング12の構成材料である銅の拡散防止のためのバリア層として機能する。例えば、キャップ層25c、27cは、SiO2、SiC、SiOC、SiCN、SiN又はSiON等からなり、low−k膜25b〜27bの表面保護膜として機能する。例えば、low−k膜25b〜27bは、RC遅延を抑制すべく誘電率の比較的低いメチル含有ポリシロキサン(MSQ:methylsilsesquioxane)、水素含有ポリシロキサン(HSQ:hydrogensilsesquioxane)、CDO膜(Carbon-Doped Oxide)、高分子膜(ポリイミド系、パリレン系、テフロン(登録商標)系、その他共重合系)、アモルファスカーボン膜等によって形成されていても良い。なお、low−k膜25b〜27bとして使用される材料の比誘電率は3.0以下であることが望ましい。
第1素子配線33及び第1ボンディング配線37は、第2の層間絶縁膜25内に形成されている。第2素子配線34及び第2ボンディング配線38は、第3及び第4の層間絶縁膜26、27内に形成されている。第3素子配線35及び第3ボンディング配線39は、第5及び第6の層間絶縁膜28、29内に形成されている。第4素子配線36及び第4ボンディング配線40は第7及び第8の層間絶縁膜30、31内に形成され、接続配線41は第8の層間絶縁膜31内に形成されている。また、第2素子配線34〜第4素子配線36及び第2ボンディング配線38〜第4ボンディング配線40は、下層に隣接して形成される素子配線又はボンディング配線に接続するためのビアプラグ34a〜36a、38a〜40aを含んだ断面形状をしている。具体的には、第3、第5、第7の層間絶縁膜26、28、30内に形成されている部分がビアプラグ34a〜36a、38a〜40aとして形成される。これらの配線はRC遅延を抑制するべく電気抵抗の比較的小さい銅が用いられている。銅は、拡散係数が大きくシリコンや層間絶縁膜内に拡散しやすいため、銅の拡散を防止するためのバリアメタル層44〜50が各配線の表面に形成されている。例えば、バリアメタル層44〜50は、Ta、TaN、W、WN、WSi、Ti、TiN又はTiSiN等から形成されていても良い。
シールリング12は、層間絶縁膜25〜29内において形成された各構成部分が結合されて構成されている。すなわち、シールリング12は、第2の層間絶縁膜25内に形成された第1シール配線51と、第3及び第4の層間絶縁膜26、27内に形成された第2シール配線52と、第5及び第6の層間絶縁膜28、29内に形成された第3シール配線53と、が積層され且つ層間絶縁膜25〜29を貫通するように一体的に形成されている。また、第2シール配線52及び第3シール配線53は、下層に隣接して形成されるシール配線に接続するためのシールプラグ52a、53aを含んだ断面形状をしている。具体的には、第3及び第5の層間絶縁膜26、28内に形成されている部分がシールプラグ52a、53aとして形成される。シール配線も上述したボンディングパッド13と半導体素子21とを接続する多層配線と同様に、銅によって形成されている。従って、シール配線の表面にも銅の層間絶縁膜内への拡散防止を目的としてバリアメタル層55〜57が形成されている。例えば、バリアメタル層55〜57もTa、TaN、W、WN、WSi、Ti、TiN又はTiSiN等から形成されていても良い。
図3は図1おける3−3線断面図である。図3に示された断面図は、図1から判るようにボンディングバッド13とは異なるボンディングパッド13´を含む断面図である。しかしながら、ボンディングパッド13とボンディングパッド13´とは活性領域に接続されるまでの配線パターンが異なるだけであって、基本的にはその構造は同等である。以下、図3を参照しつつ異なる構成部分についての説明をする。なお、図2と構造が異なる部分については異なる符合を付して説明し、同等(すなわち、対応する構造)の構造部分については図2と区別するために各符号に「´」を付してその説明を省略する。また、層間絶縁膜24〜31及び配線シール52、51については同一であるため同一の符号を付することとする。
図3に示されているように、第5及び第6の層間絶縁膜28、29を貫通する第3シール配線53は形成されておらず、第6の層間絶縁膜29内に第3素子配線35´と第3ボンディング配線39´を接続する接続配線59が形成されている。ここで、第3素子配線35´、第3ボンディング配線39´及び接続配線59の表面には、バリアメタル層60が形成されている。
また、第8の層間絶縁膜31内には第4素子配線36´と第4ボンディング配線40´とは接続されておらず、第4素子配線36´と第4ボンディング配線40´との間に第4シール配線54が形成されている。また、第4シール配線54にも他のシール配線と同様に銅によって形成されており、その表面には拡散防止のためのバリアメタル層58が形成されている。例えば、バリアメタル層58もTa、TaN、W、WN、WSi、Ti、TiN又はTiSiN等から形成されていても良い。ここで、第4ボンディング配線40´の表面にはバリアメタル層61が形成されている。
また、図2及び図3から判るように、ボンディングパッド13、13´はシールリング12と同一の層(すなわち、配線層23)内には形成されていない。すなわち、シールリングの上端の界面(例えば、図3における第4シール配線54の上端面)は、ボンディングパッド13、13´の下端の界面(例えば、コンタクトプラグ42、42´の下端面)よりも低い位置に形成される。かかる構成によってボンディング時における接続配線のシールリング12への接触を防止することが可能となり、ボンディングによる接続不良を低減することができる。なお、半導体装置10の設計等の観点からボンディングパッド13、13´の下端の界面よりもシールリング12の上端の界面が高くなるような構造としても良い。
図2及び図3から判るように、ボンディングパッド13、13´の各々は、それぞれに異なる層間絶縁膜内に接続配線を有している。従って、シールリング12には、接続配線が貫通するための開口が積層方向(すなわち、高さ方向)において異なる位置に複数設けられている。かかるシールリング12の開口部分についての構造を図4及び図5を参照しつつ説明する。
図4は、第4、第6、第8の層間絶縁膜27、29、31ごとにおける図1の破線領域4における平面断面図である。図4(a)に示されているように、第4の層間絶縁膜27内においては、ボンディングパッド13、13´の下方に形成されたボンディング配線38、38´は活性領域11内の半導体素子21、21´と接続するための接続配線は形成されておらず、ボンディング配線38、38´はシール配線52によって半導体素子21、21´から離間されていることとなる。
次に、図4(b)に示されているように、第6の層間絶縁膜29内においては、ボンディング配線39´は接続配線59と接続されており、活性領域11の半導体素子21´と接続されている。ここで、シール配線53には開口71が形成されたおり、接続配線59は開口71を貫通している。ボンディング配線39には接続配線が接続されておらず、シール配線53によって半導体素子21から離間されていることとなる。
次に、図4(c)に示されているように、第8の層間絶縁膜31内においては、ボンディング配線40は接続配線41と接続されており、活性領域11の半導体素子21と接続されている。ここで、シール配線54には開口72が形成されており、接続配線41は開口72を貫通している。ボンディング配線40´には接続配線が接続されておらず、シール配線54によって半導体素子21から離間されているため、ボンディング配線40´はボンディング配線39´及び接続配線59を介して半導体素子21´と接続されている。
図5は、図1の破線4で囲まれた領域のシールリング12の積層方向に沿った断面図である。図5に示されているに、シールリング12は第1の層間絶縁膜24から拡散防止膜31cまで間の層間絶縁膜25〜31を貫通して形成されている。また、シールリング12には略矩形の開口71、72が形成されている。また、開口71と開口72とは層間絶縁膜の積層方向の異なる高さに設けられている。これは、各ボンディングパッドからの配線の接触防止のためであり、これによって様々な配線設計を行うことができることとなる。接続配線41、59は、開口71、72は接触することがないことから、拡散防止膜28a〜31a及びシリコン酸化膜28b〜31bも開口71、72を貫通していることとなる。ここで、開口71、72は、シリコン酸化膜を含む層間絶縁膜内に形成されることが望ましい。これは、low−k膜を含んだ層間絶縁膜内に形成されると、開口をlow−k膜が貫通することとなり、開口部分に形成されたlow−k膜が剥離及び破壊する可能性があり、またかかる剥離及び破壊等によって水分等の不純物を透過させる可能性もあるからである。また、かかる剥離及び破壊等がなくとも、low−k膜の透水性により水分を透過させてしまう可能性があるからである。
次に、かかる構造を有する半導体装置10の製造方法について図6に示す製造工程図を参照しつつ説明する。なお、活性領域11の部分については、ボンディング配線と同様に素子配線が形成されることとから、図面への記載は省略するものとする。
先ず、公知の半導体素子形成工程を経て半導体層22(ウエハ)の活性領域内にトランジスタ等の回路素子である半導体素子(図示せず)を形成する。次に、回路素子が形成されたウエハ上に例えばBPSG膜を堆積した後、約850℃のN2雰囲気中でリフロー平坦化処理を施して第1の層間絶縁膜24を形成する。その後、平坦化されたBPSG膜にコンタクトプラグ(図示せず)及びプラグ43を形成するための開口を形成する。次に、WF6及びH2を反応ガスとして使用したCVD法により上記開口内部を埋め込むようにタングステンを堆積させ、コンタクトプラグ及びプラグ43を形成する。その後、第1の層間絶縁膜24上に堆積した余分なタングステンをCMP法等により除去するとともに、第1の層間絶縁膜24を平坦化させる(図6(a))。
次に第1の層間絶縁膜24上に、第2の層間絶縁膜25を形成する。まず、第1の層間絶縁膜24上にプラズマCVD法によりSiN膜を5〜200nm程度堆積し、拡散防止膜25aを形成する。この拡散防止膜25aを形成することにより配線及びシールリングを構成する銅の第1の層間絶縁膜24内への拡散を防止する。次に、拡散防止膜25a上に厚さ100〜5000nm程度のlow−k膜25bを形成する。low−k膜の材料としては例えば、メチル含有ポリシロキサン(MSQ)を用いることができ、その形成方法としては溶液をスピンコートした後熱処理を施して薄膜を形成するSOD(Spin on dielectrics)法を用いることができる。なお、low−k膜の形成方法としては、塗布法に限らずCVD法を用いて形成することとしも良い。また、low−k膜25bを形成した後、low−k膜25bの表面にヘリウムプラズマを照射して表面改質処理を行うこととしても良い。これにより、low−k膜25bの上に形成されるキャップ膜25cとの接着性が改善され界面剥離が生じ難くなる。次に、SiH4とO2を反応ガスとして使用したCVD法によりlow−k膜25bの上にSiO2膜を5〜200nm程度堆積し、キャップ膜25cを形成する。このキャップ膜25cは、low−k膜25bの表面保護膜として機能する他、low−k膜に後述のエッチング処理を施す際のハードマスクとしても機能する。以上の拡散防止膜25a、low−k膜25b、キャップ膜25cにより第2の層間絶縁膜25が形成される。次に、キャップ膜25c上に第1ボンディング配線37及び第1シール配線51を形成すべき箇所に開口を有するフォトマスクを形成し、異方性ドライエッチング処理により、キャップ膜25c、low−k膜25b、拡散防止膜25aをエッチングして第1ボンディング配線37及び第1シール配線51をダマシン法により形成するための配線溝81、82を形成する(図6(b))。なお、図示されていないが、上述した工程と同様にして第1素子配線33、33´用の配線溝も同時に形成されている。
次に、スパッタ法により先の工程で形成した配線溝81、82の底面及び側面に膜厚2〜50nmのTiN膜を堆積させ、バリアメタル層48、48´、55を形成する。バリアメタル層48、48´、55を形成することにより、第1ボンディング配線37、37´及び第1シール配線51の材料である銅の拡散を防止する。なお、バリアメタル層48、48´、55の形成方法としてはTiCl4とNH3を反応ガスとして使用したCVD法を用いることとしても良い。次に、電界メッキ法により配線溝81、82を充填するように銅膜を堆積させ、第1ボンディング配線37、37´を形成するとともに第1シール配線51を形成する。なお、銅メッキを施す前に、バリアメタル層48、48´、55が形成された配線溝81、82内にスパッタ法により銅を堆積させてメッキシード層を形成することとしても良い。続いて、例えば250℃のN2雰囲気中でアニール処理を行う。その後、キャップ層25c上に堆積した銅をCMP法により除去するとともに表面の平坦化処理を行う。この銅除去工程においては、高研磨レートかつ研磨レートのウエハ面内の均一性を確保できる研磨条件として、例えば研磨圧力2.5〜4.5psi、研磨パッドとウエハ間の相対速度60〜80m/minに設定することが望ましい。これにより、配線溝81、82内にダマシン法による第1ボンディング配線37、37´及び第1シール配線51が形成される(図6(c))。なお、図示されていないが、上述した工程と同様にして第1素子配線33、33´及びそれを保護するバリアメタル層44、44´も同時に形成されている。
また、上述した配線溝の形成工程において、配線溝81を格子状に形成し、銅の堆積工程においてかかる格子状の配線溝81に銅を堆積させて格子状の第1ボンディング配線37、37´を形成しても良い。第1ボンディング配線37、37´を格子状に形成することによって、形成後の研磨による平坦化をより精度良く実施することができるからである。従って、後述するその他のボンディング配線においても同様にして格子状に形成しても良い。
次に、第1ボンディング配線37、37´及び第1シール配線51が形成されたウエハ上に第3の層間絶縁膜26及び第4の層間絶縁膜27を順次形成する。第3の層間絶縁膜26は拡散防止膜26a及びlow−k膜26bにより構成され、第4の層間絶縁膜27は拡散防止膜27a、low−k膜27b及びキャップ膜27cにより構成される。これら第3及び第4の層間絶縁膜26、27を構成する拡散防止膜26a、27aと、low−k膜26b、27bと、キャップ膜27cとは、上記第2の層間絶縁膜の形成方法と同様の方法で形成される。第3及び第4の層間絶縁膜26、27を成膜した後、キャップ膜27c上にビアプラグ38a、38a´及びシールプラグ52aを形成すべき箇所に開口を有するフォトマスクを形成し、異方性ドライエッチング処理により第3及び第4の層間絶縁膜26、27をエッチングしてビアプラグ38a、38a´及びシールプラグ52aを形成するための配線溝83及び84を形成する(図6(d))。尚、配線溝83、84の幅寸法は同程度で形成されることが望ましい。なお、図示されていないが、上述した工程と同様にして第2素子配線34、34´のビアプラグ用の配線溝も同時に形成されている。
続いて、キャップ膜27c上に第2ボンディング配線38、38´及び第2シール配線52を形成すべき箇所に開口を有するフォトマスクを形成し、異方性ドライエッチング処理により、第4の層間絶縁膜27をエッチングして第2ボンディング配線38、38´及び第2シール配線52を形成するための配線溝85及び86を形成する(図6(e))。なお、図示されていなが、上述した工程と同様にして第2素子配線34、34´用の配線溝も同時に形成されている。
次に、上記工程において第3及び第4の層間絶縁膜26、27内に形成された配線溝83〜86の底面及び側面にスパッタ法によりTiN膜を堆積し、バリアメタル層49、49´、56を形成する。次に、電界メッキ法により配線溝83〜86を充填するように銅膜を堆積し、ビアプラグ38a、38a´を含んだ第2ボンディング配線38、38´を形成するとともに、シールプラグ52aを含んだ第2シール配線52を形成する。すなわち、第2ボンディング配線38、38´及び第2シール配線52は、ビア部分を含めて配線を一挙に形成するデュアルダマシン法によって形成される。銅膜を形成した後、例えば250℃のN2雰囲気中でアニール処理を行う。その後、キャップ層27c上に堆積した銅をCMP法により除去するとともに表面の平坦化処理を行う(図7(f))。なお、図示されていないが、上述した工程と同様にして第2素子配線34、34´も同時に形成されている。
次に、上記工程を経たウエハ上に第5及び第6の層間絶縁膜28、29を順次形成する。第5及び第6の層間絶縁膜28、29は、拡散防止膜28a、29a及びシリコン酸化膜28b、29bにより構成されている。これら第5及び第6の層間絶縁膜28、29を構成する拡散防止膜28a、29aは、上記第2の層間絶縁膜の形成方法と同様の方法で形成される。シリコン酸化膜28b、29bは、SiH4とO2を反応ガスとして使用したCVD法により形成され、その厚さは100〜5000nm程度であっても良い。次に、第5及び第6の層間絶縁膜28、29内に第3ボンディング配線39及びシール配線35を形成するための配線溝87、88を形成する(図7(g1))。一方で、シール配線35を部分的に形成せずに開口71を形成して、開口71を貫通する接続配線59を形成する部分には、第3ボンディング配線39´及び接続配線59を形成するための配線溝89を形成する(図7(g2))。これらの配線溝は、上記した第3及び第4の層間絶縁膜26、27内に形成された配線溝の形成方法と同様の方法により形成される。なお、図示されていなが、上述した工程と同様にして第3素子配線35、35´用の配線溝も同時に形成されている。
次に、上記工程において第5及び第6の層間絶縁膜28、29内に形成された配線溝87〜89の底面及び側面にスパッタ法によりTiN膜を堆積し、バリアメタル層50、57、60を形成する。次に、電界メッキ法により配線溝87、88を充填するように銅膜を堆積し、第3ボンディング配線39及び第3シール配線53を形成する(図7(h1))。一方、第3シール配線53を形成せず開口71を形成する部分には、電界メッキ法により第3ボンディング配線39´と接続配線59とが接続されて形成される(図7(h2))。従って、第3ボンディング配線39、39´及び第3シール配線53はビア部分も同時に形成されるデュアルダマシン法によって形成される。銅膜を形成した後、例えば250℃のN2雰囲気中でアニール処理を行う。その後、キャップ層25c上に堆積した銅をCMP法により除去するとともに表面の平坦化処理を行う。なお、図示されていないが、上述した工程と同様にして第3素子配線35、35´も同時に形成されている。
次に、上記工程を経たウエハ上に第7の層間絶縁膜30及び第8の層間絶縁膜31の一部を順次形成する。第7の層間絶縁膜30は拡散防止膜30a及びシリコン酸化膜30bにより構成され、第8の層間絶縁膜31は拡散防止膜31a、シリコン酸化膜31b及び拡散防止膜31cにより構成されている。ここでは、第8の層間絶縁膜31の拡散防止膜31a及びシリコン酸化膜31bのみを形成することとする。これら第7及び第8の層間絶縁膜30、31を構成する拡散防止膜30a、31aは、上記第2の層間絶縁膜の形成方法と同様の方法で形成される。シリコン酸化膜30b、31bは、上記第5の層間絶縁膜28の形成方法と同様の方法で形成される。次に、第7及び第8の層間絶縁膜30、31内にシール配線54を部分的に形成せずに開口72を形成して、開口72を貫通する接続配線41を形成する部分には、第4ボンディング配線40及び接続配線41を形成するための配線溝を形成する。一方、シール配線54によって第4ボンディング配線40´を第4素子配線36´から離間させる場合には、シール配線54及び第3ボンディング配線40´を形成するための配線溝を形成する。これらの配線溝は、上記した第3及び第4の層間絶縁膜26、27内に形成された配線溝の形成方法と同様の方法により形成される。次に、上記工程において第7及び第8の層間絶縁膜30、31内に形成された配線溝の底面及び側面にスパッタ法によりTiN膜を堆積し、バリアメタル層47、58、61を形成する。次に、電界メッキ法により配線溝を充填するように銅膜を堆積し、第4ボンディング配線40と接続配線41とが接続されて形成される(図8(i1))。一方、シール配線54によって第4ボンディング配線40´を第4素子配線36´から離間させる部分には、電界メッキ法により第4ボンディング配線40´及び第4シール配線54を形成する(図8(i2))。従って、第4ボンディング配線40、40´及び第4シール配線54はビア部分も同時に形成されるデュアルダマシン法によって形成される。銅膜を形成した後、例えば250℃のN2雰囲気中でアニール処理を行う。その後、キャップ層25c上に堆積した銅をCMP法により除去するとともに表面の平坦化処理を行う。なお、図示されていないが、上述した工程と同様にして第4素子配線36、36´も同時に形成されている。
次に、シリコン酸化膜30b上に、拡散防止膜31cを形成させて第8の層間絶縁膜31を完成させる。拡散防止膜31cは、上記第2の層間絶縁膜の形成方法と同様の方法で形成される。次に、コンタクトプラグ42、42´を形成するための開口を形成し、WF6及びH2を反応ガスとして使用したCVD法により上記開口内部を埋め込むようにタングステンを堆積させ、コンタクトプラグ42、42´を形成する。その後、所望の外部接続端子であるボンディングパッド13、13´を形成して本発明に係る半導体装置10が完成する。(図8(j1、j2))。
なお、本実施例においては、シールリング及び多層配線をデュアルダマシン法を用いてシールプラグとシール配線及びビアプラグと回路配線を同時に形成することとしたが、シングルダマシン法を用いることとしても良い。すなわち、この場合、層間絶縁膜内にシールプラグ及びビアプラグを形成した後、上層の層間絶縁膜を形成し、シール配線及び回路配線部分のみをダマシン法によって形成する。
以上のように、本実施例による半導体装置10によれば、半導体素子21、21´と外部接続端子であるボンディングパッド13、13´とを接続する配線が貫通する開口71、72を有する筒状防水シールであるシールリング12が、半導体素子21、21´を含む半導体層22上に設けられた絶縁層内に延在して半導体素子21、21´の全体を囲む故、ダイシング時及びボンディング時においても活性領域11への水分等の不純物の侵入を防止し、小型化を容易におこなうことができることとなる。
本発明の実施例としての半導体装置が形成されたウエハの一部を示す平面図である。 図1における2−2線断面図である。 図1における3−3線断面図である。 図4は、図1の破線領域4で囲まれた領域の各層間絶縁膜における平面断面図である。 図1の破線領域4で囲まれた領域のシールリング積層方向に沿った断面図である。 本発明の実施例としての半導体装置の各製造工程における断面図である。 本発明の実施例としての半導体装置の各製造工程における断面図である。 本発明の実施例としての半導体装置の各製造工程における断面図である。
符号の説明
10 半導体装置
12 シールリング
13 ボンディングパッド
22 半導体層
23 配線層
24〜31 層間絶縁膜
51 第1シール配線
52 第2シール配線
53 第3シール配線
54 第4シール配線

Claims (7)

  1. 複数の半導体素子を含む半導体層と、
    前記半導体層上に設けられた絶縁膜と、
    前記複数の半導体素子が形成された領域の外側の前記絶縁膜上に離間して設けられた複数の外部接続端子と、
    前記絶縁膜を貫通して前記複数の外部接続端子と前記複数の半導体素子とを接続する複数の配線と、を含む半導体装置であって、
    前記配線の各々が貫通する開口部を有して前記絶縁膜内に延在して前記複数の半導体素子の全体を囲み、かつ前記複数の外部接続端子の内側に配置された筒状ダミー配線を更に有し、
    前記複数の外部接続端子のうちの隣接する前記外部接続端子にそれぞれ接続される前記配線が貫通する隣接する前記開口部は、前記筒状ダミー配線の前記絶縁膜の積層方向において互いに異なる高さに設けられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記絶縁膜は、低誘電率膜とシリコン酸化膜とからなる少なくとも2層以上の構造であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記低誘電率膜からなる層が、前記シリコン酸化膜からなる層よりも下層にあることを特徴とする請求項2に記載された半導体装置。
  4. 前記低誘電率膜は、比誘電率が3以下であることを特徴とする請求項2又は3記載の半導体装置。
  5. 前記開口部は、前記筒状ダミー配線の前記シリコン酸化膜内を延在する部分に形成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1に記載の半導体装置。
  6. 前記筒状ダミー配線は銅からなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1に記載の半導体装置。
  7. 前記筒状ダミー配線の上端の界面が、前記外部接続端子の下端の界面以下であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載された半導体装置。
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