JP5323207B2 - 直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール - Google Patents

直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール Download PDF

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Description

本発明は、染料感応太陽電池モジュールに関し、より詳細には、高電圧及び高電流を発生させるために複数の単位ストライプセルを直列及び並列で連結して形成した直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールに関する。
太陽光を電気エネルギーに変換する光電変換素子である太陽電池は、他のエネルギー源とは異なり、無限、且つ環境フレンドリーであるため、時間の経過に伴い、その重要性が増大している。
従来、太陽電池において、単結晶または多結晶のシリコン太陽電池が多く使用されて来た。しかし、シリコン太陽電池は、製造時に大型の高価装備が使用され、原料コストが高価なので、製造コストが高く、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換する変換効率の改善にも限界があるため、新しい代案が模索されてきた。
シリコン太陽電池の代案として、安価に製造することができる有機材料を使用した太陽電池に対する関心が高まっており、特に、製造コストが非常に安価な染料感応太陽電池が注目されている。以下、この染料感応太陽電池の単位セルの構造を図1を参照して説明する。図1は、染料感応太陽電池の単位セルの一般的な構造を説明するための断面図である。
一般的に、染料感応太陽電池の単位セルは、対電極(counter electrode)10と、酸化物半導体負極電極50と、これら2つの電極間の空間に充填された酸化還元用電解質90とを含む。負極電極50は、透明基板52と、透明基板52の下面に付着された導電性透明膜54と、導電性透明膜54の下面に付着された多溝質膜56とを含む。多溝質膜56は、光感応染料が吸着された金属酸化物ナノ粒子により構成されている。対電極10は、透明基板14と、透明基板14の上面に付着された導電性透明膜16と、導電性透明膜16の上面に付着され、白金等の導電性金属、炭素ナノチューブCNT、または導電性高分子等により形成された導電層12を含む。電解質90は、負極電極50と対電極10との間に設けられた隔壁92により密閉される。隔壁92は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等により形成される。
このように形成された染料感応太陽電池の単位セルに太陽光が入射されると、光陽子は、まず光感応染料に吸収され、これにより、光感応染料の価電子帯にある電子が伝導帯(conduction band)に励起する。この励起された電子は、導電性透明膜54を通じて外部回路に移動する。一方、染料から抜け出した電子のサイトは、液体電解質90中のイオンが酸化、還元反応を通じて導電層12から電子を受けて、光感応染料に伝達することによって充填される。
染料感応太陽電池は、十分な電気エネルギーが発生することができるように、前述したような単位セルを直列及び並列で連結したモジュール形態で製造される。特許文献1の韓国特許公開第10−2005−0102854には、単位セルを直列及び並列で連結して形成した染料感応太陽電池モジュールが開示されている。
上記特許文献1によれば、1つの基板上に負極電極及び対電極が共に形成される。従って、負極電極及び対電極を形成する過程が、1つの基板上に負極電極のみを形成する場合、または対電極のみを形成する場合に比べて、相対的に複雑かつ煩雑である。
また、上記特許文献1によれば、直列で連結された単位セルを並列で連結するためにリード線を利用する。従って、モジュール作製が完了した後、リード線を設置する工程を行われなければならないという不便さがある。
本発明は、前述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、追加工程なしに正極基板と負極基板の結合過程で単位ストライプセルを直列及び並列で連結することができる直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールは、正極基板の導電性透明膜上に配置された複数の正極電極と、負極基板の導電性透明膜上に配置された複数の負極電極と、正極電極と負極電極との間に充填される酸化還元用電解質と、正極基板の導電性透明膜上に形成され、電子を正極電極に分配する正極グリッドと、負極基板の導電性透明膜上に形成され、負極電極で発生した電子を捕集する負極グリッドとを有する複数の並列モジュールと、複数の並列モジュールの間を絶縁する絶縁部とを備え、複数の並列モジュールのうち、いずれか1つの並列モジュールが有する負極グリッドは、いずれか1つの並列モジュールに隣接した隣接並列モジュールが有する正極グリッドと面接触により連結されることを特徴とする。
並列モジュールは、酸化還元用電解質によって正極グリッドと負極グリッドが浸食される現象を防止するとともに、正極グリッドと負極グリッドを絶縁させるシラントを有することが好ましい。
正極グリッドは、正極電極の配置方向に沿って延設される正極バスバーと、正極バスバーから複数の正極電極の間に延設される分配部とを有し、負極グリッドは、負極電極の配置方向に沿って延設される負極バスバーと、負極バスバーから複数の負極電極の間に延設される捕集部とを有し、正極バスバーと負極バスバーは、並列モジュールを基準にして反対側面に位置し、反対方向に延長されることが好ましい。
ここで、いずれか1つの並列モジュールが有する負極グリッドの負極バスバーと隣接並列モジュールが有する正極グリッドの正極バスバーは、並列モジュールを基準にして同一側面に位置し、それらのうちいずれか一方は、絶縁部を経て他方と重なることができる長さを有することがさらに好ましい。
絶縁部は、正極基板の導電性透明膜をエッチングすることにより形成された正極溝と、正極溝と対向するように、負極基板の導電性透明膜をエッチングすることにより形成された負極溝とを有し、正極グリッド及び負極グリッドが形成された部分には形成されていないことが好ましい。この際、正極溝は、正極基板の左端から右端まで延長される横溝と、正極基板の上端から下端まで延長される縦溝とにより構成され、横溝は、並列モジュールの上下部に形成され、縦溝は、並列モジュールの間に形成されることがさらに好ましい。
本発明によれば、単位ストライプセルが並列で連結されるように形成された複数の並列モジュールが、負極基板と正極基板を結合させる過程で自然に直列で連結されるため、正極基板と負極基板の結合が完了した後、単位ストライプセルの直列/並列連結を完成させるためのリード線を設置する追加工程が不要になる。従って、直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの作製が非常に容易である。
染料感応太陽電池の単位セルの一般的な構造を説明するための断面図である。 本発明による直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの一実施例を示す投映平面図である。 図2に示された直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの負極基板とこれに形成される構成要素を示す投映平面図である。 図2に示された直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの正極基板とこれに形成される構成要素を示す平面図である。 図2のA−A’に沿う部分断面図である。 図2のB−B’に沿う部分断面図である。
以下、本発明による直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書及び請求範囲に使用された用語や単語は、通常の、または辞書的な意味に限定して解釈すべきものではなく、発明者は、その自分の発明を最も最善の方法で説明するために、用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味及び概念として解釈すべきである。従って、本明細書に記載した実施例と図面に示された構成は、本発明の最も好ましい一実施例に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないため、本出願時点において、これらを代替することができる多様な均等物と変形例があり得ることを理解すべきである。
図2は、本発明による直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの一実施例を示す投映平面図であり、図3は、図2に示された直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの負極基板とこれに形成される構成要素を示す投映平面図であり、図4は、図2に示された直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの正極基板とこれに形成される構成要素を示す平面図であり、図5は、図2のA−A’に沿う部分断面図であり、図6は、図2のB−B’に沿う部分断面図である。
本発明による直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール100は、互いに対向して位置する負極基板130と正極基板140とを備える。図5に示されたように、負極基板130は、透明基板132と導電性透明膜134とを備え、正極基板140は、透明基板142と導電性透明膜144とを備える。透明基板132,142は、ソーダライムガラス、ボロシリケートガラスなどの透明ガラス基板、またはPET、PEN、PC、PP、PI、TACなどの透明プラスチック基板からなり、導電性透明膜134,144は、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、フッ素ドープ酸化錫(FTO)、酸化亜鉛(ZnO)、アンチモンドープ酸化錫(ATO)、酸化錫(TO)などからなる。導電性透明膜134,144は、スパッタリング、化学気相蒸着(CVD)、スプレイ熱分解蒸着(SPD)などの方法により、透明基板132、142にコーティングされる。
負極基板130と正極基板140との間には、複数の並列モジュール150,250,350が平行に配置され、複数の並列モジュール150,250,350の間は、絶縁部により絶縁される。図2において、3個の並列モジュール150,250,350だけが示されているが、並列モジュールの数は、これより多くてもよく、また少なくともよい。以下、並列モジュール150,250,350の構成について具体的に説明する。この際、複数の並列モジュール150,250,350の構成は、すべて同一であるため、これらのうちの1つである並列モジュール150について説明する。
並列モジュール150は、複数の負極電極152、複数の正極電極154、酸化還元用電解質156、負極グリッド158、正極グリッド160、内部シラント162及び外部シラント164を備える。
複数の負極電極152は、図3及び図5に示されたように、負極基板130の導電性透明膜134上に平行に配置され、金属酸化物(チタニアなど)のナノ粒子とその表面に吸着された光感応染料よりなる。光感応染料としては、Al、Pt、Pd、Eu、Pb、Irなどの金属複合体の化合物、またはRu複合体などの物質が使用される。負極電極152は、金属酸化物のナノ粒子が分散されたペーストを負極基板130の導電性透明膜134上にドクターブレード法、スクリーン印刷法などの方法により塗布した後、熱処理することによって形成される。
複数の正極電極154は、負極電極152に対向して位置するように、図4及び図5に示すように、正極基板140の導電性透明膜144上に平行に配置され、白金(Pt)などのような導電性金属、炭素ナノチューブ(CNT)、または導電性高分子などよりなる。正極電極154は、導電性金属、炭素ナノチューブ、または導電性高分子を電解メッキ、スパッタリング、ドクターブレード法などの方法により正極基板140の導電性透明膜144上に塗布した後、熱処理することによって形成される。
図2〜図5には、3個の負極電極152と3個の正極電極154とを備える並列モジュール150が示されている。しかし、並列モジュール150が、これより多い、または少ない数の負極電極152及び正極電極154を備える構成としてもよい。
酸化還元用電解質156は、負極電極152と正極電極154との間に充填される。酸化還元用電解質156は、酸化/還元反応を通じて正極電極154から電子を受けて負極電極152の光感応染料に伝達する。
負極電極152、正極電極154及び電解質156は、1つの単位ストライプセルを構成する。従って、並列モジュール150は、複数の単位ストライプセルを備えており、単位ストライプセルは、並列モジュール150内で電気的に並列関係を形成する。しかし、複数の単位ストライプセルのみを備える並列モジュール150を使用すると、並列モジュール150による高電流の発生に限界があるため、並列モジュール150は、負極グリッド158及び正極グリッド160を備えている。
負極グリッド158は、負極電極152で発生した電子を捕集し、並列モジュール150の外部に引き出すために、負極基板130の導電性透明膜134上に形成されたものであり、図3に示すように、捕集部158a及び負極バスバー158bを備え、導電性物質により形成される。負極バスバー158bは、並列モジュール150の外部で負極電極152の配置方向に沿って延設される。捕集部158aは、負極バスバー158bから複数の負極電極152の間に延設される。負極バスバー158bと並列モジュール150に隣接した隣接並列モジュール250の負極バスバー258bは、図3に示すように、複数の負極電極152を基準にして互いに反対側面に位置する。例えば、負極バスバー158bは、複数の負極電極152電極の下部に位置し、負極バスバー258bは、複数の負極電極152の上部に位置する。捕集部158aにより捕集された電子は、負極バスバー158bに移動する。
正極グリッド160は、並列モジュール150の外部から供給された電子を正極電極154に分配するために、正極基板140の導電性透明膜144上に形成されたものであって、図4に示すように、分配部160a及び正極バスバー160bを備え、導電性物質よりなる。正極バスバー160bは、正極電極154の配置方向に沿って延設され、分配部160aは、正極バスバー160bから複数の正極電極154の間に延設される。ここで、正極バスバー160bは、図2に示すように、並列モジュール150を基準にして負極バスバー158bと反対側面に位置し、負極バスバー158bの延設方向と反対方向に延設される。
また、正極バスバー160bと並列モジュール150に隣接して位置する隣接並列モジュール250の正極バスバー260bは、図4に示すように、複数の正極電極154を基準として反対側面に位置する。例えば、正極バスバー160bは、複数の正極電極154の上部に位置し、正極バスバー260bは、複数の正極電極154の下部に位置する。正極バスバー160bを通じて分配部160aに移動した電子は、正極電極154に分配される。
一方、負極バスバー158bは、図2に示すように、並列モジュール150に隣接して位置する隣接並列モジュール250に含まれた正極グリッド260の正極バスバー260bと電気的に連結される。また、隣接並列モジュール250は、上記と同一の方式により、これに隣接する他の並列モジュール350と連結される。これにより、複数の並列モジュール150,250,350がすべて電気的に直列な関係を形成するようになる。この際、負極バスバー158bと正極バスバー260bは、図2及び図6に示すように、面接触により連結されることが好ましい。このような面接触を行うために、正極バスバー260bは、絶縁部を経て負極バスバー158bと重なることができる地点まで延設される。このような場合、負極バスバー158bと正極バスバー260bの連結が負極基板130と正極基板140の結合時に加えられる熱と圧力によって自然に行われるため、モジュール100の作製が完了した後、複数の並列モジュール150,250,350間を直列で連結するために、リード線を別に設置する工程が不要になる。即ち、直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの作製を非常に容易に行うことができる。
内部シラント162は、図5に示すように、捕集部158aと分配部160aとの間に位置し、電解質156によって捕集部158aと分配部160aとが浸食される現象を防止するとともに、捕集部158aと分配部160aとの間を絶縁させる。捕集部158aと分配部160aの浸食防止及び捕集部158aと分配部160aとの間の絶縁は、公知である他の方法によって行うことができることは言うまでもない。また、外部シラント164は、図5に示すように、負極基板130の導電性透明膜134の枠と正極基板140の導電性透明膜144の枠との間に位置し、電解質156が並列モジュール150の外部へ漏洩する現象を防止する。内部シラント162と外部シラント164は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂により形成される。
絶縁部は、負極基板130の導電性透明膜134をエッチングして形成した負極溝172と、正極基板140の導電性透明膜144をエッチングして形成した正極溝174とを有している。溝172,174は、レーザーエッチング法、乾式エッチング法、湿式エッチング法等の方法により形成される。
正極溝174は、図4に示すように、正極基板140の左端から右端まで延長される横溝と、正極基板140の上端から下端まで延長される縦溝とにより構成される。横溝は、並列モジュール150,250,350の上下部に形成される。さらに具体的に、横溝は、並列モジュール150,250,350と正極グリッド160の正極バスバー160b,260bとの間に形成される。縦溝は、並列モジュール150,250,350の間に形成される。
負極溝172は、図3に示すように、正極溝174に対応するように形成される。溝172,174は、グリッド158,160が形成された部分には形成されていない。溝172,174を、このようなパターンで形成する場合、パターンが簡単なので、絶縁部の形成が容易になる。
一方、図2に示されたように、正極基板140と負極基板130は、互いにずれるように結合される。また、外部回路と連結される正極バスバー160bは、並列モジュール150,250,350の上部に位置する他の正極バスバー360bに比べて相対的に正極基板140の端部側に位置し、外部回路と連結される負極バスバー358bは、並列モジュール150,250,350の下部に位置する他の負極バスバー158bに比べて相対的に負極基板140の端部側に位置する。従って、正極基板140と負極基板130との結合が完了しても、外部回路と連結される正極バスバー160b及び負極バスバー358bは、外部に露出するようになり、そのため、モジュール100と外部回路との連結が容易に行われることができる。
以下、直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール100の製造過程を説明する。
まず、負極基板130の導電性透明膜134をエッチングして絶縁部を形成した後、導電性透明膜134上に負極グリッド158と負極電極152を形成する。この工程と同時に、またはこの工程後に、正極基板140の導電性透明膜144をエッチングして絶縁部を形成し、導電性透明膜144上に正極グリッド160と正極電極154を形成する。
この工程の後、負極基板130または正極基板140上に、ペースト状あるいはフィルム状などの内部シラント162と外部シラント164とを塗布し、負極基板130と正極基板140を配列する。また、その後、負極基板130の側面及び正極基板140の側面を、加熱しながら加圧する。熱加圧が行われる間、並列モジュール150が備える負極グリッド158の負極バスバー158bと隣接並列モジュール250が備える正極グリッド260の正極バスバー260bとの面接触が行われ、これにより、並列モジュール150と隣接並列モジュール250との間に電気的な直列関係が形成される。熱加圧後、負極電極152と正極電極154との間に電解質156を挿入して密封する。
以上のように、本発明は、実施例と図面によって説明されたが、本発明は、これによって限定されず、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者によって本発明の技術思想と下記に記載する特許請求範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは言うまでもない。
本発明によれば、単位ストライプセルが並列で連結されるように形成された複数の並列モジュールが負極基板及び正極基板を結合させる過程で自然に直列で連結されるので、正極基板及び負極基板の結合が完了した後、単位ストライプセルの直列/並列連結を完成させるためのリード線を設置する追加工程が不要となる。従って、直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュールの作製が非常に容易になる。

Claims (6)

  1. 正極基板の導電性透明膜上に配置された複数の正極電極と、負極基板の導電性透明膜上に配置された複数の負極電極と、前記正極電極と前記負極電極との間に充填される酸化還元用電解質と、前記正極基板の導電性透明膜上に形成され、電子を前記正極電極に分配する正極グリッドと、前記負極基板の導電性透明膜上に形成され、前記負極電極で発生した電子を捕集する負極グリッドとを有する複数の並列モジュールと、
    前記複数の並列モジュールの間を絶縁する絶縁部と
    を備え、
    前記複数の並列モジュールのうち、いずれか1つの前記並列モジュールが有する負極グリッドは、前記いずれか1つの並列モジュールに隣接した隣接並列モジュールが有する正極グリッドと面接触によって連結されることを特徴とする直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール。
  2. 前記並列モジュールは、前記酸化還元用電解質によって前記正極グリッドと負極グリッドが浸食される現象を防止するとともに、前記正極グリッドと負極グリッドを絶縁させるシラントを有することを特徴とする請求項1に記載の直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール。
  3. 前記正極グリッドは、前記正極電極の配置方向に沿って延設される正極バスバーと、前記正極バスバーから前記複数の正極電極の間に延設される分配部とを有し、
    前記負極グリッドは、前記負極電極の配置方向に沿って延設される負極バスバーと、前記負極バスバーから前記複数の負極電極の間に延設される捕集部とを有し、
    前記正極バスバーと前記負極バスバーは、前記並列モジュールを基準にして反対側面に位置し、反対方向に延設されることを特徴とする請求項1に記載の直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール。
  4. 前記いずれか1つの並列モジュールが有する前記負極グリッドの負極バスバーと前記隣接並列モジュールが有する正極グリッドの正極バスバーは、前記並列モジュールを基準にして同一側面に位置し、それらのうちいずれか一方は、前記絶縁部を経て他方と重なることができる長さを有することを特徴とする請求項3に記載の直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール。
  5. 前記絶縁部は、前記正極基板の導電性透明膜をエッチングすることにより形成された正極溝と、前記正極溝と対向するように、前記負極基板の導電性透明膜をエッチングすることにより形成された負極溝とを有し、前記正極グリッド及び前記負極グリッドが形成された部分には形成されていないことを特徴とする請求項1に記載の直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール。
  6. 前記正極溝は、前記正極基板の左端から右端まで延長される横溝と、前記正極基板の上端から下端まで延長される縦溝とにより構成され、前記横溝は、前記並列モジュールの上下部に形成され、前記縦溝は、前記並列モジュールの間に形成されることを特徴とする請求項5に記載の直列/並列混合型染料感応太陽電池モジュール。
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