JP5322617B2 - 通信装置 - Google Patents

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本発明は、光プロテクション機能を備える通信装置に関する。
OADM(Optical Add-Drop Multiplexer:光波長挿入分岐モジュール)を用いた波長多重光ネットワークにおける重要な機能の1つに光プロテクション機能がある。通常、波長多重光ネットワークにおける光プロテクション機能では、送信装置が1:2光カプラで現用系、予備系に光信号を分岐して送信を行い、受信装置で光信号を受信し2x1光スイッチや2:1光カプラにより合波(予備系は光信号を停止)する。現用系に障害が発生したときに系を切り替えることにより、光プロテクションを実現する。このような技術が、下記特許文献1〜3において開示されている。
特開平06−244796号公報 特開2006−217010号公報 特開2003−264558号公報
しかしながら、上記特許文献1,上記特許文献2では、受信装置のIFモジュールからクライアント側装置への光信号の出力後の処理が光カプラによる合波のみであるため、IFモジュールから光カプラで合波するまでの間で障害が発生した場合は切り替え制御ができない、という問題があった。
また、上記特許文献3では、光カプラによる合波ではなく専用スイッチが切り替えを制御し、各IFモジュールからの光信号の障害検出機能を具備しているため、上記のような問題は発生しないが、専用スイッチを必要とするため装置が高価になる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、IFモジュールから光カプラ間で発生した障害を検出し、系の切り替えを簡易に実現可能な光プロテクション機能を備える通信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、波長多重ネットワークとクライアント側装置とを自通信装置経由で接続する構成において、2つのIFモジュールをプロテクションペアとして備え、一方を現用系のIFモジュールとし、他方を予備系のIFモジュールとして運用し、波長多重光ネットワークの1+1光プロテクションを実現する通信装置であって、現用系および予備系のIFモジュールから前記クライアント側装置への光信号の出力または出力の停止を指示するプロテクション制御手段、を備え、さらに、現用系および予備系のIFモジュールが、前記クライアント側装置から受信した光信号を監視し、当該クライアント側装置により埋め込まれた障害通知を検出する障害通知モニタ手段と、前記プロテクション制御手段からの指示に基づいて、前記クライアント側装置へ光信号を出力するか、または、前記クライアント側装置への光信号の出力を停止する光出力制御手段と、をそれぞれ備え、現用系および予備系の両方の障害通知モニタ手段により障害通知が検出された場合は、現用系の障害通知モニタ手段が、前記プロテクション制御手段に対して切替要求を通知し、前記プロテクション制御手段は、現用系の障害通知モニタ手段により通知された切替要求に基づいて各光出力制御手段に対して光信号の出力または出力の停止を指示することを特徴とする。
この発明によれば、IFモジュールから光カプラ間で発生した障害を検出し、系の切り替えを簡易に実現することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる通信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる通信装置の実施の形態1の構成例を示すブロック図である。通信装置10は、OADM(Optical Add-Drop Multiplexer)部11と、IF部12−1,12−2と、光カプラ15,16と、プロテクション制御部19と、を備える。また、IF部12−1,12−2は、それぞれ、ネットワーク側障害検出部13−1,13−2と、光出力制御部14−1,14−2と、クライアント側障害検出部17−1,17−2と、障害通知モニタ部18−1,18−2と、を備える。
通信装置10は、OADM部11を介して波長多重光ネットワークと接続する。また、光インタフェース20,22を介してクライアント側装置21と接続する。OADM部11は、波長多重光ネットワークから必要な波長の光信号のみを分岐(ドロップ)および挿入(アッド)する。IF部12−1,12−2は、クライアント側装置21の光インタフェースを終端し、波長多重光ネットワークとのインタワークを実現する。ネットワーク側障害検出部13−1,13−2は、波長多重光ネットワーク側からの光信号の障害検出を行う。障害を検出した場合、または上流の通信装置からインライン通知されるクライアント側装置(上流の通信装置と接続するクライアント側装置)の光信号の障害を検出した場合、プロテクション制御部19に対して切替要求#1を通知する。光出力制御部14−1,14−2は、クライアント側装置21に対する光信号の出力を制御する。光カプラ15は、光出力制御部14−1,14−2からの光信号を2:1合波する。
光カプラ16は、クライアント側装置21からの光信号を1:2分岐する。クライアント側障害検出部17−1,17−2は、クライアント側装置21からの光信号の障害検出を行う。障害を検出した場合、下流の通信装置等にインラインで通知する。障害通知モニタ18−1,18−2は、クライアント側装置21からの光信号にインラインで埋め込まれている障害通知(クラインアント側装置21が入力した光信号において障害を検出した場合、対向装置である通信装置10に行う通知)をモニタする。障害通知を検出した場合、プロテクション制御部19に対して切替要求#2を通知する。プロテクション制御部19は、切替要求#1または切替要求#2を受信した場合、受信した内容に基づいて現用系と予備系を切り替えるための切替制御情報を通知する。プロテクション制御部19が適切に系を切り替える制御を行うことにより、通信装置10は、1+1光プロテクションを実現する。
光インタフェース20,22は、通信装置10と、クライアント側装置21とを接続する。クライアント側装置21は、通信装置10を介して波長多重光ネットワークと接続する装置である。
つづいて、本実施の形態の光プロテクション動作について説明する。ここでは、IF部12−1,12−2をプロテクションペアとし、IF部12−1が現用系、IF部12−2が予備系として運用している状態において、IF部12−1の光出力制御部14−1と光カプラ15間で障害が発生した場合を想定する。
通信装置10では、OADM部11が、波長多重光ネットワークから自装置宛の光信号をドロップ(分岐)し、プロテクションペアとなるIF部12−1,12−2へ転送する。IF部12−1,12−2内のネットワーク側障害検出部13−1,13−2では、ネットワーク側から入力された光信号を常時チェックする。
その後、光出力制御部14−1,14−2から光信号を出力する。ここでは、IF部12−1が現用系、IF部12−2が予備系であるため、現用系のIF部12−1の光出力制御部14−1がクライアント側装置21へ光信号を出力し、予備系のIF部12−2の光出力制御部14−2は光信号を出力しない。この段階では障害が検出されていないため、光出力制御部14−1,14−2はそれぞれ出力および停止を継続する。光カプラ15は、現用系の光出力制御部14−1からクライアント側装置21への光信号を2:1合波し、光インタフェース20を介して出力する。
ここで、光出力制御部14−1と光カプラ15間で障害が発生すると、クライアント側装置21は、通信装置10からの光信号の入力異常を検出する。クライアント側装置21は、通信装置10に対する光信号を出力する際、障害通知を、信号のヘッダ部分や未使用部分等に埋め込む。
通信装置10では、光カプラ16がクライアント側装置21からの光信号を入力し、1:2分岐してプロテクションペアとなるIF部12−1,12−2へ転送する。IF部12−1,12−2では、それぞれ、クライアント側障害検出部17−1,17−2が、クライアント側装置21から入力した光信号を常時チェックする。ここでは、光信号の障害を検出しない。つぎに、障害通知モニタ部18−1,18−2は、光信号をモニタし、上記のように埋め込まれた障害通知(光出力制御部14−1と光カプラ15間での障害に起因する光信号の入力障害を検出したクライアント側装置21が対向装置である通信装置10に行う通知)を検出する処理を行う。そして、障害通知が検出された場合、プロテクション制御部19へ切替要求#2を通知する。
このとき、障害通知を検出した障害通知モニタ部18−1,18−2の両方がプロテクション制御部19へ切替要求#2を通知すると、現用系/予備系の両系が障害と認識し、切り替えが発生しないことが考えられる。そのため、ここでは、現用系の障害通知モニタ部18−1のみが切替要求#2を通知することとする。
障害通知モニタ部18−1,18−2は、クライアント側装置からの光信号をOADM部11へ転送し、OADM部11は、他装置宛の光信号を波長多重光ネットワークへアッド(挿入)する。
プロテクション制御部19は、障害通知モニタ部18−1からの切替要求#2により現用系で障害が発生したことを認識する。そのため、プロテクション制御部19は、切替制御情報を通知し、現用系の光出力制御部14−1に光信号の出力停止を、予備系の光出力制御部14−2に光信号の出力を指示する。これにより、現用系においてIF部12−1の光出力制御部14−1から光カプラ15による合波までの間の経路で障害が発生した場合においても、系の切り替えを行うことができる。
なお、IF部12−1が現用系、IF部12−2が予備系として運用している場合において、プロテクション制御部19が、ネットワーク側障害検出部13−1,13−2および障害通知モニタ部18−1,18−2から、1つまたは複数の切替要求を受信した場合、切替制御情報を以下の様に生成する。
障害通知モニタ部18−1からの切替要求#2のみを受信した場合、プロテクション制御部19は、光出力制御部14−1の光信号の出力を停止し、光出力制御部14−2から光信号を出力する通知を行う。
ネットワーク側障害検出部13−1からの切替要求#1のみを受信した場合、プロテクション制御部19は、光出力制御部14−1の光信号の出力を停止し、光出力制御部14−2から光信号を出力する通知を行う。
ネットワーク側障害検出部13−1からの切替要求#1および障害通知モニタ部18−1からの切替要求#2を受信した場合、プロテクション制御部19は、光出力制御部14−1の光信号の出力を停止し、光出力制御部14−2から光信号を出力する通知を行う。
障害通知モニタ部18−1からの切替要求#2およびネットワーク側障害検出部13−2からの切替要求#1を受信した場合、プロテクション制御部19は、光出力制御部14−1は光信号の出力を継続し、光出力制御部14−2は光信号の出力停止を継続する通知を行う(現状維持)。
ネットワーク側障害検出部13−1,13−2からの切替要求#1を受信した場合、プロテクション制御部19は、光出力制御部14−1は光信号の出力を継続し、光出力制御部14−2は光信号の出力停止を継続する通知を行う(現状維持)。
ネットワーク側障害検出部13−2からの切替要求#1のみを受信した場合、プロテクション制御部19は、光出力制御部14−1は光信号の出力を継続し、光出力制御部14−2は光信号の出力停止を継続する通知を行う(現状維持)。
以上説明したように、本実施の形態では、IF部に障害通知モニタ部を備え、クライアント側装置からの障害通知を検出した場合、現用系IF部の障害通知モニタ部がプロテクション制御部に対して切替要求を通知することとした。これにより、光出力制御部から光カプラ間で発生した障害に対して、系の切り替えを簡易に実現することが可能となる。
なお、IF部の数、光カプラでの分岐数および合波数を2つの場合について説明したが、これに限定するものではなく、3つ以上の場合についても適用可能である。たとえば、IF部が3つの場合、1つのIF部を現用系とし、残りの2つのIF部を予備系として運用する。各IF部の構成は、上記で説明した構成と同等である。プロテクション制御部は、現用系で障害が発生した場合、予備系の中から1つを選択して系を切り替える制御を行う。このとき、通信装置において、入力側の光カプラは光信号を1:3分岐し、出力側の光カプラは光信号を3:1合波する。
実施の形態2.
本実施の形態では、各装置がオートネゴシエーション機能を備える。以下、実施の形態1と異なる部分について説明する。
図2は、本実施の形態の通信装置の構成例を示すブロック図である。通信装置30は、前述した図1の通信装置10の構成から、IF部12−1,12−2,プロテクション制御部19を削除し、IF部31−1,31−2と、プロテクション制御部33を備える。また、IF部31−1,31−2は、それぞれ、図1のIF部12−1,12−2の構成から、障害通知モニタ部18−1,18−2を削除し、リモートフォルトモニタ部32−1,32−2を備える。
通信装置30は、オートネゴシエーション機能を備える。IF部31−1,31−2は、クライアント側装置40の光インタフェースを終端し、波長多重光ネットワークとのインタワークを実現する。リモートフォルトモニタ部32−1,32−2は、クライアント側装置40からのリモートフォルトを検出する。リモートフォルトを検出した場合、プロテクション制御部33に対して切替要求#3を通知する。
クライアント側装置40は、GbE(Gigabit Ethernet(登録商標))等のオートネゴシエーションを終端する装置である。
本実施の形態では、クライアント側装置40がオートネゴシエーションを終端するため、クライアント側装置40は、入力した光信号に障害を検出した場合、通信装置30に対してリモートフォルトを通知する。通信装置30では、光カプラ16がリモートフォルトを1:2分岐し、現用系および予備系のIF部31−1,31−2の両方へ通知する。この場合、実施の形態1における障害通知モニタ部18−1,18−2と同様、現用系IF部のリモートフォルトモニタ部のみが切替要求#3を通知する。具体的には、IF部31−1のリモートフォルトモニタ部32−1が、プロテクション制御部33へ切替要求#3を通知する。また、リモートフォルトモニタ部32−1,32−2は、クライアント側装置40からの光信号をOADM部11へ転送する。
プロテクション制御部33は、リモートフォルトモニタ部32−1からの切替要求#3により現用系で障害が発生したことを認識する。そのため、プロテクション制御部33は、切替制御情報を通知し、現用系の光出力制御部14−1に光信号の出力停止を、予備系の光出力制御部14−2に光信号の出力を指示する。これにより、現用系において、IF部31−1の光出力制御部14−1から光カプラ15による合波までの間の経路で障害が発生した場合においても、系の切り替えを行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態では、IF部にリモートフォルトモニタ部を備え、クライアント側装置からのリモートフォルトを検出した場合、現用系IF部のリモートフォルトモニタ部がプロテクション制御部に対して切替要求を通知することとした。これにより、オートネゴシエーションにおけるリモートフォルトを利用する場合についても、光出力制御部から光カプラまでの間で発生した障害に対して系の切り替えを簡易に実現することが可能となる。
なお、実施の形態1と同様、IFモジュール数、光カプラでの分岐数および合波数を2つの場合について説明したが、これに限定するものではなく、3つ以上の場合についても適用可能である。
実施の形態3.
本実施の形態では、プロテクション制御部がタイマ機能を備える。ここでは、現用系IF部12−1と光カプラ15との間、および予備系IF部12−2と光カプラ15との間、の2重障害を想定する。以下、実施の形態1と異なる部分について説明する。
実施の形態1では、現用系IF部12−1の光出力制御部14−1と光カプラ15との間、および予備系IF部12−2の光出力制御部14−2と光カプラ15との間において、2重障害が発生した場合、現用系IF部12−1と予備系IF部12−2の光出力/停止状態を逆転させ、切り替えを実施する。しかし、上記切り替え実施後も、新しい現用系であるIF部12−2の光出力制御部14−2と光カプラ15との間で障害が発生していることから、再度切り替えが発生し、以降、切り替え処理時間の単位で高速に切り替えが繰り返されることになる。
予備系のIF部12−2と光カプラ15との間の障害については、切り替えを実施しないと障害なのか正常なのかが判断できないことから、2重障害から1重障害(特に予備系が正常となった場合)に遷移した場合の復旧を考慮すると、予備系の正常性確認を実施するため周期的な切り替えは必要となる。しかしながら、上記のような高速切り替えでは切り替えイベントが多数発生し、システムの運用管理上好ましくない。
そこで、本実施の形態では、プロテクション制御部は、任意に時間設定が可能なタイマを備える。図3は、タイマ機能を持つプロテクション制御部51を備えた通信装置において、現用系と予備系の切り替えの状態遷移を示す図である。通信装置50は、プロテクション制御部19に換えて、タイマ機能を備えるプロテクション制御部51を備える点が、実施の形態1の通信装置10と異なる。プロテクション制御部51は、切替要求#2に基づく切り替えを実施した時点でタイマを起動し、タイマが満了しない間は、新たに通知された切替要求#2を無視する。これにより、通信装置50は、IF部12−1,12−2と光カプラ15との間で2重障害が発生している場合、タイマ設定時間(システムの運用管理上問題のない間隔にタイマを設定する)で周期的に切り替えを実施することにより、正常に復帰した系を現用系に固定することが可能となる。図3に基づいて、系の切り替え動作を説明する。
図3(a)では、IF部12−1から切替要求#2が通知されたため、プロテクション制御部51は、現用系と予備系を切り替える切替制御情報を通知する。このとき、プロテクション制御部51は、タイマを起動し、設定した時間が満了するまで、IF部12−1,12−2からの切替要求#2を受け付けない。
図3(b)においては、IF部12−2が運用系となり、IF部12−1が予備系となっているが、IF部12−2と光カプラ15との間についても障害が発生しているため、IF部12−2から切替要求#2が通知される。プロテクション制御部51は、タイマが設定時間を満了したので、IF部12−2からの切替要求#2を受け付け、現用系と予備系を切り替えるための切替制御情報を通知する。なお、この間にIF部12−1から光カプラ15間の障害が復旧しているものとする。
図3(c)では、再度、IF部12−1が運用系、IF部12−2が予備系となる。このとき、IF部12−1と光カプラ15との間に障害はなく、導通は復旧している。IF部12−2と光カプラ15との間の障害は継続しているが、IF部12−1,12−2から切替要求#2は通知されない。
以上説明したように、本実施の形態では、プロテクション制御部がタイマ機能を備え、設定した時間が満了するまでは切替要求を受け付けないこととした。これにより、光出力制御部から光カプラまでの間において現用系と予備系の両方で障害(2重障害)が発生した場合でも、系の切り替えを高速に繰り返すことを回避することができる。また、いずれか一方の系の障害が復旧したときには、復旧した系を現用系に固定することができる。
なお、本実施の形態では、実施の形態1に基づいて説明したが、実施の形態2に適用することも可能である。
また、本実施の形態では、実施の形態1および2と同様、IFモジュール数、光カプラでの分岐数および合波数を2つの場合について説明したが、これに限定するものではなく、3つ以上の場合についても適用可能である。
以上のように、本発明にかかる通信装置は、波長多重光ネットワークにおける光プロテクションに有用であり、特に、IF部から光カプラまでの間で発生した障害に対する光プロテクションに適している。
実施の形態1の通信装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態2の通信装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態3の通信装置の構成例と系の切り替えの状態遷移を示す図である。
符号の説明
10,30,50 通信装置
11 OADM部
12−1,12−2,31−1,31−2 IF部
13−1,13−2 ネットワーク側障害検出部
14−1,14−2 光出力制御部
15,16 光カプラ
17−1,17−2 クライアント側障害検出部
18−1,18−2 障害通知モニタ部
19,33,51 プロテクション制御部
20,22 光インタフェース
21,40 クライアント側装置
32−1,32−2 リモートフォルトモニタ部

Claims (4)

  1. 波長多重ネットワークとクライアント側装置とを自通信装置経由で接続する構成において、2つのIFモジュールをプロテクションペアとして備え、一方を現用系のIFモジュールとし、他方を予備系のIFモジュールとして運用し、波長多重光ネットワークの1+1光プロテクションを実現する通信装置であって、
    現用系および予備系のIFモジュールから前記クライアント側装置への光信号の出力または出力の停止を指示するプロテクション制御手段、
    を備え、
    さらに、現用系および予備系のIFモジュールが、
    前記波長多重光ネットワークから受信した光信号を監視し、障害を検出した場合に、第1の切替要求を前記プロテクション制御手段へ出力するネットワーク側障害検出手段と、
    前記クライアント側装置から受信した光信号を監視し、当該クライアント側装置により埋め込まれた障害通知を検出した場合に、前記第1の切替要求と異なる光信号経路に基づく第2の切替要求を前記プロテクション制御手段へ出力する障害通知モニタ手段と、
    前記プロテクション制御手段からの指示に基づいて、前記クライアント側装置へ光信号を出力するか、または、前記クライアント側装置への光信号の出力を停止する光出力制御手段と、
    をそれぞれ備え
    前記プロテクション制御手段は、前記第1の切替要求および前記第2の切替要求の受信状況に基づいて各光出力制御手段に対して光信号の出力または出力の停止を指示する、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 波長多重ネットワークとクライアント側装置とを自通信装置経由で接続し、各装置がオートネゴシエーション機能を備える構成において、2つのIFモジュールをプロテクションペアとして備え、一方を現用系のIFモジュールとし、他方を予備系のIFモジュールとして運用し、波長多重光ネットワークの1+1光プロテクションを実現する通信装置であって、
    現用系および予備系のIFモジュールから前記クライアント側装置への光信号の出力または出力の停止を指示するプロテクション制御手段、
    を備え、
    さらに、現用系および予備系のIFモジュールが、
    前記波長多重光ネットワークから受信した光信号を監視し、障害を検出した場合に、第1の切替要求を前記プロテクション制御手段へ出力するネットワーク側障害検出手段と、
    前記クライアント側装置から受信した光信号を監視し、当該クライアント側装置からのリモートフォルトを検出した場合に、前記第1の切替要求と異なる光信号経路に基づく第2の切替要求を前記プロテクション制御手段へ出力するリモートフォルトモニタ手段と、
    前記プロテクション制御手段からの指示に基づいて、前記クライアント側装置へ光信号を出力するか、または、前記クライアント側装置への光信号の出力を停止する光出力制御手段と、
    をそれぞれ備え
    前記プロテクション制御手段は、前記第1の切替要求および前記第2の切替要求の受信状況に基づいて各光出力制御手段に対して光信号の出力または出力の停止を指示する、
    ことを特徴とする通信装置。
  3. さらに、前記プロテクション制御手段は、タイマを備え、前記第2の切替要求の通知を受信したときに当該タイマを起動し、起動してから当該タイマに対して設定された時間が満了するまでの期間については、同一プロテクションペアのIFモジュールから第2の切替要求が通知された場合であっても、各光出力制御手段に対して光信号の出力または出力の停止を指示しないことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. IFモジュールの数を3以上とすることを特徴とする請求項1、2または3のいずれか1つに記載の通信装置。
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