JP6107269B2 - トランスポンダ及び光伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明の一態様は、トランスポンダ及び光伝送装置に関し、例示的に、光カプラを用いた冗長構成をもつ光伝送装置全般に適用できる技術に関する。
に関する。
近年、ネットワークの大容量化に伴い、波長多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)装置が基幹ネットワーク構築の際に用いられている。
WDM装置では、高信頼化を目的としたネットワークの冗長構成がとられる(例えば下記の特許文献1及び2参照)。冗長回線(例えばEAST回線/WEST回線)の選択のため、切替機能を有したスイッチ(SW)盤がWDM装置に用いられることがある。しかし、WDM装置の回線収容効率の向上等を目的とし、SW盤をWDM装置に実装する代わりに、加入者装置側の接続に光カプラを用いて冗長構成を実現することもある。
特開2001−77783号公報 特開2004−96514号公報
光カプラを用いた冗長構成をもつWDM装置において、加入者(クライアント)回線側に障害が発生した場合、WDM装置からクライアント装置宛に警報信号が送信される。警報信号の一例は、AIS(Alarm Indication Signal)やLOS(Loss of Signal)である。
クライアント装置は、警報信号を受信すると、WDM装置へ警報表示信号の一例であるRDI(Remote Defect Indication)を送信する。当該RDI信号は、光カプラにてEast側及びWest側の双方へ2分岐され、WDM装置においてそれぞれに対応するトランスポンダにて受信される。
この場合、クライアント装置での切替ではなく、それぞれのトランスポンダにて送信側光出力制御を行ない、切替を実施することが必要となる。然るに、光カプラで接続された2:1接続の光伝送路では、クライアント装置で検出される光伝送路故障(LOS)状態とWDM装置で制御される光出力状態の、異なる2装置からの情報を用いて光出力制御する必要があり、装置オペレーションにて手動切替制御を行なう必要があった。
本発明の目的の1つは、冗長構成の光回線に関し、装置オペレーショによらずに光回線切替を実現することにある。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本発明の他の目的の一つとして位置付けることができる。
トランスポンダの一態様は、クライアント装置に光カプラを介して接続された複数のトランスポンダのいずれかであって、前記クライアント装置から送信された警報表示信号を受信すると起動し、前記警報表示信号が解除されると停止する保護タイマと、前記保護タイマがタイムアウトすると前記光カプラへの光送出状態を制御する制御部と、を備え、前記保護タイマのタイムアウト値が他のトランスポンダにおける保護タイマのタイムアウト値とは異なる値に設定される。
また、光伝送装置の一態様は、上記トランスポンダを備える。
冗長構成の光回線に関し、装置オペレーションによらずに光回線切替を実現できる。
一実施形態に係るWDM装置を用いた冗長構成の光ネットワーク(リングネットワーク)の一例を示すブロック図である。 図1に例示するWDM装置におけるトランスポンダの構成例を示すブロック図である。 図2に例示するトランスポンダの状態遷移図である。 図2に例示するトランスポンダの動作を説明するフローチャートである。 図2に例示するトランスポンダの動作の変形例を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
図1は、WDM装置を用いた冗長構成の光ネットワーク(リングネットワーク)の一例を示すブロック図である。WDM装置は光伝送装置の一例である。図1に示す光ネットワークは、例示的に、加入者(クライアント)装置100及び106と、光カプラ101a,101b,105a及び105bと、WDM装置102及び104と、中継局103a及び103bと、を備える。
リングネットワークは、East経路(回線)とWest経路(回線)とを有する。図1において、East回線は、中継局103a経由する伝送経路であり、West回線は、中継局103bを経由する伝送経路である。
クライアント装置100は、WDM装置102と光カプラ101a及び101bを介して接続されている。同様に、クライアント装置106は、光カプラ105a及び105bを介してWDM装置104と接続されている。
クライアント装置100(又は106)が送信した光信号は、光カプラ101a(又は105a)にて2分岐されて、WDM装置102(又は104)のEast側及びWest側それぞれに対応するトランスポンダ107a及び107bを経由して中継局103a及び103bへ送信される。
中継局103a及び103bを経由したEast回線及びWest回線の各光信号は、対向側のWDM装置104にて受信される。WDM装置104は、East側及びWest側の中継局103a及び103bからそれぞれ光カプラ101aにて2分岐された同じ光信号をそれぞれEast側及びWest側に対応するトランスポンダ107a及び107bにて受信する。
各トランスポンダ107a及び107bで受信された光信号は、光カプラ105b(又は101b)にて合波されてクライアント装置106(又は100)へ送信される。
このように、図1に例示するリングネットワークでは、クライアント装置100(又は106)から送信された光信号が、光カプラ101a(又は105a)にて2分岐されてそれぞれEast回線及びWest回線を通じて対向側のWDM装置104(又は102)へ送信される。その後、East回線及びWest回線の各光信号は、光カプラ105b(又は101b)にて合波されて、対向側のクライアント装置106(又は100)で受信される。
なお、図1において、符号108a及び108bは、それぞれ、East回線及びWest回線に対応した多重/分離部(MUX/DMUX)を表し、符号109a及び109bは、それぞれ、Easet回線及びWest回線に対応した光増幅器を表している。
次に、図2に、上述したトランスポンダ107a及び107bの構成例を示す。図2に示すトランスポンダ107a及び107bは、それぞれ例示的に、中継局103a(又は103b)への送信系(クライアント装置100(又は106)からの受信系)の一例として、光電変換部(O/E)201、SDH処理部202、DW(OTU)処理部203、及び、電光変換部(E/O)204を備える。
また、トランスポンダ107a及び107bは、それぞれ例示的に、中継局103a(又は103b)からの受信系(クライアント装置100(又は106)への送信系)の一例として、光電変換部(O/E)211、DW(OTU)処理部212、SDH処理部213、及び、電光変換部(E/O)214を備える。
さらに、トランスポンダ107a及び107bは、それぞれ例示的に、制御系の一例として、RDI検出部221、光送出保護機能部(T1タイマ)222、RDI回復待機機能部(T2タイマ)223、及び、光送出制御部224を備える。
O/E201は、光カプラ101b又は101a(105b又は105a)から入力される光信号を電気信号に変換する。
SDH処理部202は、O/E201にて電気信号に変換された信号(クライアント信号)を、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)やSONET(Synchronous Optical NETwork)等に準拠した同期デジタル信号のフレームフォーマットに変換する。すなわち、SDH又はSONETフレームのペイロードにクライアント信号がマッピングされる。
DW(OTU)処理部203は、SDH処理部202により得られた同期デジタル信号(SDHやSONETに準拠したフレーム信号)をデジタルラッパ(DW:Digital Wrapper)技術により、OTU(Optical channel Transport Unit)に対応したフレームフォーマットに変換する。すなわち、同期デジタル信号は、OTUによりラッピングされて伝送される。
E/O204は、DW処理部203により得られたOTU(DWフレーム)の電気信号を光信号に変換してネットワーク側(中継局103a又は103b側)へ送信する。
O/E211は、ネットワーク側から受信した光信号を電気信号に変換する。
DW(OTU)処理部212は、O/E211から受信された電気信号のDWフレームから当該DWフレームにマッピングされているフレーム信号(SDH又はSONETフレームを抽出する。
SDH処理部213は、DW処理部212により得られたフレーム信号を終端処理して、当該フレーム信号にマッピングされているクライアント信号を抽出する。
E/O214は、SDH処理部により得られたクライアント信号を光信号に変換してクライアント装置100(又は106)側(光カプラ101b又は101a(105b又は105a))へ送信する。
RDI検出部221は、SDH処理部202でのフォーマット変換過程において得られるRDIを検出する。すなわち、RDI検出部221は、LOS等の警報信号を受信したクライアント装置100(又は106)からRDIが送信された場合に、当該RDIを検出する。
T1タイマ222は、RDI検出部221にてRDIが検出されると起動され、第1のタイマ時間(T1)を計時する。
T2タイマ223は、T1タイマ222が満了(タイムアウト)すると起動され、第1のタイマ時間とは異なる第2のタイマ時間を計時する。
光送出制御部224は、T1タイマがタイムアウトすると、E/O214による光送出を制御する。例示的に、光送出制御部224は、E/O214が光送出状態にあるときにはE/O214による光送出を停止し、E/O214が光送出停止状態にあるときにはE/O214による光送出を開始する。また、光送出制御部224は、T2タイマがタイムアウトしても、RDIの検出が継続している場合(RDIが解除されない場合)には、故障と判断する。その際、故障通知を例えばNMS(Network Management System)等に対して実施してもよい。
図3に、光送出制御部224による上記制御に応じたトランスポンダ107a(107b)の状態遷移例を示す。
図3に例示するように、クライアント装置100(又は106)側へ光送出中(状態303)のトランスポンダ107a又は107bにおいて、クライアント装置100(又は106)から送信されたRDIが検出された場合(状態遷移309)、T1タイマ222が起動される(状態304)。
T1タイマ222の起動中にRDIの解除が検出された場合(状態遷移308)、光送出制御部224は、正常と判断し、E/O214からの現光出力状態を継続する(状態303)。
T1タイマがタイムアウトする(状態遷移310)までに、RDIの解除が検出されない場合、光送出制御部224は、E/O214による光出力を停止させる。その後、T2タイマ223が起動され(状態301)、他系光出力によるRDIの解除待ち状態となる。なお、他系光出力とは、トランスポンダ107a(107b)を自系と位置付けた場合に、他方のトランスポンダ107b(107a)のE/O214による光出力を意味する。
次に、光送出停止中の系(以下「光停止系」とも称する。)が切替制御を行なう際の、状態遷移について説明する。
光停止系(状態301)がRDIを検出した場合(状態遷移305)、T1タイマ222が起動される(状態302)。T1タイマ222の起動中にRDIが解除された場合(状態遷移306、光送出制御部224は、他系光出力が正常と判断し、現光出力状態(光停止)を継続する(状態301)。
T1タイマ222のタイムアウト(状態遷移307)までに、RDIが解除されない場合、光送出制御部224は、E/O214による光出力を開始する(状態303)、また、T2タイマ223が起動され(状態303)、他系光出力によるRDIの解除待ち状態となる。
なお、図3において、T1はT1タイマ222のカウント値、T1sはT1タイマのタイムアウト値、T2はT2タイマ223のカウント値、T2sはT2タイマのタイムアウト値をそれぞれ表している。そして、「T1≦T1s」は、T1タイマ222がタイムアウトしない間、状態遷移が発生しないことを表している。同様に、「T2≦T2s」は、T2タイマ223がタイムアウトしない間、状態遷移が発生しないことを表している。
次に、図4に、光送出制御部224による上記光送出制御(切替処理)のフローチャートの一例を示す。
符号401は、T1タイマ222の初期設定処理フローを示す。当該初期設定処理は、トランスポンダ107a(又は107b)の起動時に実行され、冗長系での光送出停止処理及びT1タイマ初期設定を行なう。
すなわち、光送出停止状態(処理401−1)において、トランスポンダ107a及び107bの光送出制御部224は、自身がEast系(E系)に設定されているか否かをチェックする(処理401−2)。E系に設定されていれば(処理401−2でYの場合)、光送出制御部224は、変数N=2(ms)及び変数M=4msを設定し(処理401−3)、T1タイマ222のカウント値T1を0に初期化するとともに、T1タイマ222のタイムアウト値T1sをN(=2ms)に設定する(処理401−5)。
一方、自トランスポンダ107a(107b)がWest系(W系)に設定されていれば(処理401−2でNの場合)、光送出制御部224は、変数N及びMにE系とは異なる値を設定(N=5ms及びM=3ms)し(処理401−4)、T1タイマ222のカウント値T1を0に初期化するとともに、T1タイマ222のタイムアウト値T1sをN(=5ms)に設定する。
次に、図4において、符号402は、T1タイマ実行処理フローを示す。光送出部制御部224は、RDI検出部221にてRDIが検出されるか否かを監視する(処理402−1のNルート)。RDIが検出されれば(処理402−1でYの場合)、光送出制御部224は、T1タイマ222を起動する(処理402−2)。
その後、光送出制御部224は、T1タイマ222がタイムアウトしたか(T1>T1sとなったか)否かを監視する(処理402−3)。T1タイマ222がタイムアウトしていなければ(処理402−3でNの場合)、カウント値T1が更新され(処理402−4)、光送出制御部224は、RDIが解除されたか否かをチェックする(処理402−5)。
RDIが解除されていれば(処理402−5でYの場合)、光送出制御部224は、T1タイマ222を停止し(処理402−6)、処理402−1に戻って、RDIが検出されるか否かを監視する。RDIが解除されていなければ(処理402−5でNの場合)、光送出制御部224は、処理402−3に戻って、T1タイマ222がタイムアウトしたか(T1>T1sとなったか)否かを監視する。
次に、図4において、符号421は、光出力制御フローを示す。T1タイマ222がタイムアウトした場合(T1>T1s;処理P402−3でYの場合)、光送出制御部224は、自系が光出力状態にある光出力系であるか光出力停止状態にある光停止系であるかをチェックする(処理421−1)。
自系が光停止系であれば(処理421−1でYの場合)、光送出制御部224は、E/O214を制御して光出力を開始させる(処理P421−2)。一方、自系が光出力系であれば(処理421−1でNの場合)、光送出制御部224は、E/O214を制御して、光出力を停止させる(処理421−3)。
次に、図4において、符号411は、RDI回復待機処理フローを示す。本処理411は、光出力制御処理421の終了後に実行される。すなわち、光出力制御処理が終了すると、T2タイマ223が起動され(処理411−1)、光送出制御部224は、T2タイマ223がタイムアウトしたか(例えばカウント値T2>10msとなったか)否かを監視する(処理411−2)。
T2タイマがタイムアウトしていなければ(処理411−2でNの場合)、T2タイマ223のカウント値T2が更新され(処理411−6)、光送出制御部224は、RDIが解除されたか否かをチェックする(処理411−7)。
RDIが解除されない場合(処理411−7でNの場合)、光送出制御部224は、処理411−2に戻ってT2タイマ223がタイムアウトしたか否かを監視する。T2タイマ223の起動中に、RDIが解除されると(処理411−7でYの場合)、光送出制御部224は、自系もしくは他系にて光出力による正常な通信が実施されていると判断し、T2タイマ223を停止する(処理411−8)。
一方、T2タイマ223がタイムアウトした場合(処理411−2でYの場合)、光送出制御部224は、自系が光出力系か光停止系か否かをチェックする(処理411−3)。自系が光出力系であれば(処理411−3でYの場合)、光送出制御部224は、故障と判断し、故障通知を行なう(処理411−4)。
その後、光送出制御部224は、RDIが解除されたか否かを監視し(処理411−5のNルート)、RDIが解除されれば(処理411−5でYの場合)、T2タイマ223を停止する(処理411−8)。
次に、図4において、符号403は、光送出保護機能のT1タイマ後処理フローを示す。T1タイマ後処理403は、T2タイマ223が停止したタイミングで実行される。すなわち、T2タイマ223が停止されると、光送出制御部224は、自系が光出力系か光停止系かをチェックし(処理403−1)。
自系が光出力系であれば(処理403−1でYの場合)、光送出制御部224は、故障通知済みか否かをチェックし(処理403−2)、故障通知済みであれば(処理403−2でYの場合)、回復通知を行なう(処理403−3)。
また、光送出制御部224は、T1タイマ222のカウント値T1を0にリセットするとともに、T1タイマ222のタイムアウト値T1sをMに設定する(処理403−4)。なお、故障通知済みでなければ(処理403−2でNの場合)、光送出制御部224は、回復通知は行なわずに、T1タイマ222のカウント値T1及びタイムアウト値T1sの更新を行なう(処理403−4)。
また、自系が光停止系であれば(処理403−1でNの場合)、光送出制御部224は、T1タイマ222のカウント値T1を0にリセットするとともに、T1タイマ222のタイムアウト値T1sをNに設定する(処理403−5)。
なお、上述した例は、冗長回線が2回線の場合であるが、3回線以上の場合でも、T1タイマ222のタイムアウト値を回線毎に定義することで、図4に例示した処理と同等の処理を実施できる。その一例(3回線の場合)を図5に示す。図5において、光送出制御部224は、自系がいずれの冗長系かを判断し(処理401−2a)、判断した冗長系に対応した変数M及びNを設定する(401−3a,401−3b,401−3c)。以後は、図4に例示した処理と同等の処理が実行される。
以上のように、上述した実施形態に係るトランスポンダ107a及び107bは、クライアント装置100(106)から送信されるRDIの状態変化の検出をもって起動するT1タイマ222と、当該T1タイマ222のタイムアウトをもって光出力制御を行なう光送出制御部224とを具備する。
これにより、クライアント装置100(106)とWDM装置102(104)との間、及び、それぞれのトランスポンダ107a及び107b間で新たな通知手段を設けることなく、光カプラ101a(105a)で接続された伝送路切替を実施することが可能となる。別言すると、クライアント装置100(106)に変更を加えることなく、また、装置オペレーションによる制御を実施することなく、光カプラ101a(105a)による冗長構成切替が可能となる。
また、光送出状態に応じて異なるタイムアウト値をT1タイマ222に設定することで、光カプラ101a(105a)の入力に接続されたトランスポンダ107a及び107bの双方が同時に光送出状態とならないように制御することができる。当該制御は、冗長を組む他系の光出力状態に依存せずに実施することが可能である。したがって、光カプラ101a(105a)にて異なるトランスポンダ107a及び107bからの光出力が混在してしまうことを、簡単な仕組みで回避することができる。
さらに、光出力状態に係らず、一定期間、RDIの検出を監視するT2タイマ223を具備することで、光伝送路や光カプラ101a及び101b(105a及び105b)の故障を判断することができる。
また、図5に例示したように、冗長数に応じて異なるタイムアウト値を定義することで、3回線以上の冗長構成にも対応することが可能となる。
さらに、WDM回線故障時は最大収容回線分(40波のWDMの場合は40回線)の切替を行なうことになるが、各回線個別に独立して切替制御を行なうことが可能であり、収容回線数による切替時間が増加することがない。
100,106 加入者(クライアント)装置
101a,101b,105a,105b 光カプラ
102,104 WDM装置
103a,103b 中継局
107a,107b トランスポンダ
108a,108b 多重分離部(MUX/DMUX)
109a,109b 光増幅器
201,211 電光変換部(O/E)
202,213 SDH処理部
203,212 DW(OTU)処理部
204,214 電光変換部(E/O)
221 RDI検出部
222 光送出保護機能部(T1タイマ)
223 RDI回復待機機能部(T2タイマ)
224 光送出制御部

Claims (4)

  1. クライアント装置に光カプラを介して接続された複数のトランスポンダのいずれかであって、
    前記クライアント装置から送信された警報表示信号を受信すると起動し、前記警報表示信号が解除されると停止する保護タイマと、
    前記保護タイマがタイムアウトすると前記光カプラへの光送出状態を制御する制御部と、を備え、
    前記保護タイマのタイムアウト値が他のトランスポンダにおける保護タイマのタイムアウト値とは異なる値に設定された、トランスポンダ。
  2. 前記制御部は、
    前記光カプラへの光送出中において前記保護タイマがタイムアウトすると、前記光送出を停止し、前記光カプラへの光送出停止中において前記保護タイマがタイムアウトすると、前記光カプラへの光送出を開始する、請求項1に記載のトランスポンダ。
  3. 前記光送出状態の制御後に前記警報表示信号の解除を監視する待機タイマを備え、
    前記制御部は、
    前記待機タイマがタイムアウトしても前記警報表示信号が解除されない場合に、故障と判断して故障通知処理を実施する、請求項1又は2に記載のトランスポンダ。
  4. クライアント装置に光カプラを介して接続された複数のトランスポンダを備えた光伝送装置であって、
    前記各トランスポンダは、
    前記クライアント装置から送信された警報表示信号を受信すると起動し、前記警報表示信号が解除されると停止する保護タイマと、
    前記保護タイマがタイムアウトすると前記光カプラへの光送出状態を制御する制御部と、を備え、
    前記保護タイマのタイムアウト値が他のトランスポンダにおける保護タイマのタイムアウト値とは異なる値に設定された、光伝送装置。
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