JP5089748B2 - 加入者宅側光回線終端装置 - Google Patents

加入者宅側光回線終端装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5089748B2
JP5089748B2 JP2010233421A JP2010233421A JP5089748B2 JP 5089748 B2 JP5089748 B2 JP 5089748B2 JP 2010233421 A JP2010233421 A JP 2010233421A JP 2010233421 A JP2010233421 A JP 2010233421A JP 5089748 B2 JP5089748 B2 JP 5089748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
signal
transmission
pon link
optical line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010233421A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012089979A (ja
Inventor
徳秀 綛谷
勝也 網干
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP2010233421A priority Critical patent/JP5089748B2/ja
Publication of JP2012089979A publication Critical patent/JP2012089979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5089748B2 publication Critical patent/JP5089748B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

本発明は、加入者宅側光回線終端装置に関するものである。
特許文献1,2には、PONシステムにおいて、センタ側光回線終端装置と光カプラの間の光伝送路を二重化し、一方を現用系とし、他方を予備系とするシステムが提案されている。
特開2007−235504号公報 特開2007−311953号公報
特許文献1,2は、センタ側光回線終端装置と光カプラとの間の光伝送路を二重化する技術である。一方、光カプラと加入者宅側光回線終端装置の間についても二重化することが望まれる場合がある。
ところで、加入者宅側光回線終端装置からセンタ側光回線終端装置への上り方向の光信号は、TDMAに基づいて送信される。このため、各加入者宅側光回線終端装置は、自己に割り当てられたタイミングにて光信号を送信する必要がある。しかしながら、光カプラと加入者宅側光回線終端装置の間を二重化した場合、現用系と予備系の光路長が異なる場合があり、その場合には現用系で割り当てられたタイミングで信号を送信すると、他の加入者宅側光回線終端装置からの信号と衝突を生じる場合がある。
そこで、本発明は、信号の衝突を生じることなく、現用系と予備系を切り換えることが可能な加入者宅側光回線終端装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、PON(Passive Optical Network)型光伝送システムに使用される加入者宅側光回線終端装置であって、センタ側光回線終端装置と、光カプラにより分岐された複数系統の光伝送路を介して、他の加入者宅側光回線終端装置とともに接続され、何れかの光伝送路を現用系とし、他の光伝送路を予備系として通信を行う加入者宅側光回線終端装置において、送信信号を光信号に変換して前記現用系の光伝送路に送信する現用系光送信部と、送信信号を光信号に変換して前記予備系の光伝送路に送信する予備系光送信部と、前記現用系における異常の発生を検出する異常検出部と、前記異常検出部によって異常の発生が検出されると、前記センタ側光回線終端装置とのPONリンクを切断する処理を実行する切断処理部と、前記切断処理部の動作によりPONリンクが切断されたことを検出する切断検出部と、前記切断検出部によってPONリンクの切断が検出されると、前記現用系から前記予備系へ切り換える切換部と、を有し、前記切断処理部は、前記異常検出部によって異常の発生が検出されると、前記センタ側に対する送信を禁止するための送信禁止信号を前記現用系光送信部に出力して前記PONリンクを切断した後、PONリンクダウンを検出するとともに、前記切換部による切り換えが終了した後に、送信許可信号を前記予備系光送信部に出力して前記PONリンクを確立する。
このような構成によれば、センタ側と、光カプラにより分岐された複数系統の光伝送路を介して、他の加入者宅側光回線終端装置とともに接続され、何れかの光伝送路を現用系とし、他の光伝送路を予備系として通信を行い、送信禁止信号によってPONリンクをダウンさせるとともに現用系に光信号を送信することを禁止することで、現用系から予備系への切り換え中に送信信号が出力されることを確実に防止することができる。この結果、光カプラにより分岐された複数系統の光伝送路を介して接続された他の加入者宅側光回線終端装置との間で、信号の衝突を生じることなく、現用系の光伝送路と予備系の光伝送路とを切り換えることが可能になる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記異常検出部は、前記現用系の光入力レベルが所定の閾値よりも小さくなった場合に異常として検出することを特徴とする。
このような構成によれば、光伝送路の異常を検出し、現用系から予備系に切り換えることが可能になる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記複数系統の光伝送路は、前記センタ側に配置された一のセンタ側光回線終端装置に接続されることを特徴とする。
このような構成によれば、光伝送路に障害が発生した場合であっても、現用系から予備系に切り換えることにより、通信を継続することが可能になる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記複数系統の光伝送路は、前記センタ側に配置された複数のセンタ側光回線終端装置にそれぞれ接続されることを特徴とする。
このような構成によれば、センタ側光回線終端装置を多重化することで、通信の信頼性を高めることが可能になる。
本発明によれば、光カプラにより分岐された複数系統の光伝送路を介して接続された他の加入者宅側光回線終端装置との間で、信号の衝突を生じることなく、現用系の光伝送路と予備系の光伝送路とを切り換えることが可能な加入者宅側光回線終端装置を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る加入者宅側光回線終端装置を含むPON型光伝送システムの構成例を示す図である。 第1実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の各部の信号波形を示す図である。 第2実施形態に係る加入者宅側光回線終端装置の構成例を示す図である。 第2実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の各部の信号波形を示す図である。 第3実施形態に係る加入者宅側光回線終端装置の構成例を示す図である。 第3実施形態の各部の信号波形を示す図である。 第4実施形態に係るPON型光伝送システムの構成例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態の構成の説明
図1は本発明の第1実施形態に係る冗長化加入者宅側光回線終端装置10を含むPON(Passive Optical Network)型光伝送システムの構成例を示す図である。この図に示すように、PON型光伝送システムは、冗長化加入者宅側光回線終端装置10(請求項中の「加入者宅側光回線終端装置」に対応)、センタ側光回線終端装置としてのOLT(Optical Line Terminal)20、加入者宅側光回線終端装置としてのONU30,40、光ファイバ21,50−1,50−2,51−1〜51−3(請求項中の「光伝送路」に対応)、および、光カプラ50,51(請求項中の「光伝送路」に対応)を主要な構成要素としている。なお、以下では、冗長化加入者宅側光回線終端装置10およびONU30,40については、適宜、「加入者宅側光回線終端装置」と称する。
ここで、OLT20は、各加入者宅側光回線終端装置に対して送信しようとする情報を、例えば、TDM(Time Division Multiplexing)によって多重化して送信する。また、OLT20は、各加入者宅側光回線終端装置との間で情報交換を行い、各加入者宅側光回線終端装置が所定の条件を満たしている場合には、PONリンクを確立する。なお、OLT20および各加入者宅側光回線終端装置がGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標)-PON)に準拠している場合には、このPONリンクの確立は、IEEE802.3ahの規格の手順に準ずることになる。
光カプラ50は、光ファイバ21から入射された光を2つに分波し、光ファイバ50−1,50−2に出射するとともに、光ファイバ50−1,50−2から入射された光を合波して光ファイバ21に出射する。光カプラ51は、光ファイバ50−2から入射された光を3つに分波し、光ファイバ51−1〜51−3に出射するとともに、光ファイバ51−1〜51−3から入射された光を合波して光ファイバ50−2に出射する。
第1実施形態に係る冗長化加入者宅側光回線終端装置10は、光スイッチ11(請求項中の「切換部」に対応)、監視制御部12(請求項中の「異常検出部、切断処理部、切断検出部」に対応)、および、ONU13を主要な構成要素としており、サービス加入者の宅内または構内に設置され、図示しない家庭内のネットワーク(以下、「家庭内ネットワーク」と称する)に接続される。冗長化加入者宅側光回線終端装置10は、OLT20から送信された光信号を電気信号に変換して家庭内ネットワークに供給するとともに、家庭内ネットワークから供給された電気信号を光信号に変換してOLT20に送信する。冗長化加入者宅側光回線終端装置10と光カプラ50,51の間の光伝送路は二重化されており、一方が現用系とされ、他方が予備系とされ、必要に応じてこれらが切り換えられて使用される。
ここで、光スイッチ11は、監視制御部12からの切換信号に応じて、光ファイバ50−1(A系)および光ファイバ51−1(B系)のいずれか一方を選択し、ONU13に接続する。また、光スイッチ11は、光ファイバ50−1から入力される光信号の強度を検出して光入力Aモニタ信号として監視制御部12に供給するとともに、光ファイバ51−1から入力される光信号の強度を同様に検出して光入力Bモニタ信号として監視制御部12に供給する。
監視制御部12は、光スイッチ11から供給される光入力Aモニタ信号および光入力Bモニタ信号のうち、現用系のモニタ信号を参照して異常を検出するとともに、異常が検出された場合には切換信号を光スイッチ11に出力して接続を切り換える。また、監視制御部12は、異常を検出した場合には、シャットダウン信号をONU13に出力してONU13をシャットダウンし、PONリンクを切断する。また、このとき、PONリンク状態を監視し、PONリンクが切断されたことを確認する。
ONU13は、OLT20から受信した時分割多重化された光信号から自己宛のパケットを取得し、家庭内ネットワークに送出する。また、ONU13は、家庭内ネットワークから受信した電気信号を光信号に変換し、OLT20から割り当てられたタイミングでOLT20に送信する。
ONU30およびONU40は二重化されていない通常の加入者宅側光回線終端装置を示している。ONU30は、光ファイバ51−2によって光カプラ51に接続され、ONU40は、光ファイバ51−3によって光カプラ51に接続されている。
(B)第1実施形態の動作の説明
つぎに、第1実施形態の動作について説明する。図2は第1実施形態において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。また、図3は図1に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10の各部の信号波形を示す図である。なお、以下では、光ファイバ50−1が現用系であり、光ファイバ51−1が予備系である場合に、何らかの異常が発生して、光ファイバ50−1を介して伝送される光信号のレベルが低下し、現用系を予備系に切り換えるときの動作を例に挙げて説明する。
図2に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS1:監視制御部12は、光スイッチ11から現用系の光入力モニタ値Mを検出する。いまの例では、光ファイバ50−1が現用系として選択されているので、監視制御部12は、光ファイバ50−1を介して入力される光入力Aモニタ値Mを検出する。
ステップS2:監視制御部12は、ステップS1で検出した光入力モニタ値Mと所定の閾値Thを比較し、M<Thが成立する場合(ステップS2:Yes)にはステップS3に進み、それ以外の場合(ステップS2:Yes)にはステップS1に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。例えば、図3(A)に示すように、時刻t1において光入力Aモニタ値が減少し始め、時刻t2において閾値Thを下回った場合にはYesと判定されてステップS3に進む。
ステップS3:監視制御部12は、ONU13に対してONUシャットダウン信号を出力する。ここで、ONUシャットダウン信号とは、ONU13をリセットするための信号であり、この信号の入力を受けるとONU13は、初期状態に戻り、OLT20との間のPONリンクを切断する。図3(B)は、シャットダウン信号の一例を示している。この例では、シャットダウン信号は時刻t3において“H”となり、時刻t4において“L”となっている。このようなシャットダウン信号の入力を受けると、ONU13はシャットダウンを実行する。
ステップS4:監視制御部12は、ONU13のリンク状態を検出する。具体的には、監視制御部12は、PONリンクが維持されているか、あるいは、ダウンしているかをONU13から供給されるPONリンク状態信号を参照して検出する。
ステップS5:監視制御部12は、ステップS4において検出したリンク状態を参照し、PONリンクがダウン(切断)している場合(ステップS5:Yes)にはステップS6に進み、それ以外の場合(ステップS5:No)にはステップS4に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。図3(C)の例では、時刻t5においてPONリンクダウンが検出されるので、この結果、Yesと判定されてステップS6に進む。
ステップS6:監視制御部12は、光スイッチ11を現用系から予備系に切り換える。いまの例では、光ファイバ50−1が現用系で、光ファイバ51−1が予備系であるので、光ファイバ51−1から光ファイバ50−1に光スイッチ11の選択が変更される。図3(D)の例では、時刻t6において、切換信号が“L”から“H”に変更され、現用系から予備系であるB系への切り換えがなされている。
ステップS7:OLT20は、P2MP(Point to Multipoint)ディスカバリを実行し、冗長化加入者宅側光回線終端装置10とOLT20との間で予備系である光ファイバ51−1を介してPONリンクを再度確立する。具体的には、PONリンクがダウン後、OLT20は、予備系である光ファイバ51−1を介して冗長化加入者宅側光回線終端装置10を検出し、これにLLID(Logical Link ID)を付与し、PONリンクを確立する。これにより、図3(C)の時刻t7に示すように、PONリンクがダウン状態から確立状態に変化する。このとき、OLT20は、OLT20から光ファイバ21、光カプラ50、光ファイバ50−2、光カプラ51、および、光ファイバ51−1を経由して冗長化加入者宅側光回線終端装置10までのRTT(Round Trip Time:フレーム往復時間)を測定するとともに、冗長化加入者宅側光回線終端装置10はOLT20との時刻同期を行う。冗長化加入者宅側光回線終端装置10が上り信号を送信する際には、予備系のRTTに基づいて設定されたタイミングでパケットが送信されるので、他のONUからの上り信号と衝突することを回避することができる。なお、図3(D)に示すように、時刻t6から時刻t7までの期間は、ONU再登録期間と称される。
以上に説明したように、本発明の第1実施形態によれば、現用系に異常が発生した場合には、シャットダウン信号を出力してONU13をシャットダウンし、PONリンクダウンが検出された後に、現用系から予備系に切り換えるようにした。このように、PONリンクダウンが検出された後に現用系から予備系に切り換えることで、現用系に割り当てられたタイミング(現用系のRTTに基づくタイミング)で予備系がパケットを送信し、パケットが衝突することを回避することができる。また、PONリンクをダウンさせることで、予備系に対するP2MPディスカバリを迅速に実行させ、PONリンクを確立することができる。
(C)第2実施形態の構成の説明
つぎに、第2実施形態について説明する。図4は、第2実施形態に係る冗長化加入者宅側光回線終端装置10Aの構成例を示すブロック図である。図4に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10Aは、図1に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10に代えて、PON型光伝送システムに接続される。
図4に示すように、冗長化加入者宅側光回線終端装置10Aは、TRxA70、TRxB71、スイッチ72,73(請求項中の「切換部」に対応)、AND素子74,75、監視制御部76(請求項中の「異常検出部、切断処理部、切断検出部」に対応)、および、MAC(Media Access Control)部77を主要な構成要素としている。
ここで、TRxA70は、光ファイバ50−1から受信した光信号を電気信号に変換し、Rx(受信)信号としてスイッチ73に供給するとともに、スイッチ72から供給された送信(Tx)信号を光信号に変換し、光ファイバ50−1に送信する。また、TRxA70は、光ファイバ50−1から入力した光信号の強度を検出し、光入力Aモニタ信号として監視制御部76に出力する。なお、TRxA70からの送信については、AND素子74から供給されるTxEN(Tx Enable:送信許可)信号によって制御され、TxEN信号が“H”(High)の場合には送信が許可され、“L”(Low)の場合には送信が禁止される。
TRxB71は、光ファイバ51−1から受信した光信号を電気信号に変換し、Rx信号としてスイッチ73に供給するとともに、スイッチ72から供給された送信信号を光信号に変換し、光ファイバ51−1に送信する。また、TRxB71は、光ファイバ51−1から入力した光信号の強度を検出し、光入力Bモニタ信号として監視制御部76に出力する。なお、TRxB71からの送信については、AND素子75から供給されるTxEN信号によって制御され、TxEN信号が“H”の場合には送信が許可され、“L”の場合には送信が禁止される。
スイッチ72は、監視制御部76から供給される制御信号1によって制御され、制御信号1が“L”の場合には、MAC部77からのTx信号をTRxA70に供給し、制御信号1が“H”の場合には、同Tx信号をTRxB71に供給する。スイッチ73は、監視制御部76から供給される制御信号1によって制御され、制御信号1が“L”の場合には、TRxA70からのRx信号をMAC部77に供給し、制御信号1が“H”の場合には、TRxB71からのRx信号をMAC部77に供給する。
AND素子74は、MAC部77から供給されるEN(Enable:許可)信号と監視制御部76から供給される制御信号2との論理積を演算し、演算結果をTxEN信号としてTRxA70に出力する。AND素子75は、MAC部77から供給されるEN信号と監視制御部76から供給される制御信号3との論理積を演算し、演算結果をTxEN信号としてTRxB71に出力する。
監視制御部76は、光入力Aモニタ信号および光入力Bモニタ信号のうちの現用系のモニタ信号を監視し、光入力レベルが所定の閾値よりも小さくなった場合には、異常が発生したとして、制御信号2および制御信号3のうち現用系の制御信号を“L”の状態にすることでTxEN信号を“L”にし、上り方向の信号の送信を禁止する。この結果、PONリンクがダウンするので、MAC部77からのPONリンク状態信号を参照し、PONリンクがダウンした場合には、制御信号1を反転させることで、現用系と予備系の切り換えを行う。
MAC部77は、IEEE802.3ahに準拠した媒体アクセス制御を行う機能を有し、図示しない家庭内ネットワークから供給される信号を受信してTx信号としてスイッチ72に供給するとともに、スイッチ73から供給されるRx信号を家庭内ネットワークに供給する。また、OLT20との間でPONリンクを確立する処理を実行し、PONリンクが確立された場合にはPONリンク状態信号を“H”の状態とする。さらに、OLT20との間のPONリンクがダウンした場合にはPONリンク状態信号を“L”の状態とする。
(D)第2実施形態の動作の説明
つぎに、第2実施形態の動作について説明する。図5は第2実施形態において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。また、図6は図4に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10Aの各部の信号波形を示す図である。なお、以下では、TRxA70および光ファイバ50−1が現用系であり、TRxB71および光ファイバ51−1が予備系である場合に、何らかの異常が発生して、TRxA70によって受信される光信号のレベルが低下し、現用系を予備系に切り換えるときの動作を例に挙げて説明する。
図5に示すフローチャートの処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10:監視制御部76は、現用系の光入力モニタ値Mを検出する。いまの例では、TRxA70が現用系であるので、監視制御部76は、TRxA70から出力される光入力Aモニタ信号の信号値Mを検出する。
ステップS11:監視制御部76は、ステップS10で検出した現用系の光入力モニタ値Mと所定の閾値Thを比較し、M<Thが成立する場合(ステップS11:Yes)にはステップS12に進み、それ以外の場合(ステップS11:No)にはステップS10に戻って同様の処理を繰り返す。例えば、TRxA70が現用系の場合に、図6(A)に示すように、光入力Aモニタ信号が時刻t1から減少し始め、時刻t2において、閾値Thを下回った場合には、ステップS11でYesと判定されてステップS12に進む。
ステップS12:監視制御部76は、現用系のTxEN信号を“L”にするために、制御信号2および制御信号3のうちの現用系の制御信号を“L”の状態にする。例えば、TRxA70が現用系の場合、図6(B)に示すように、監視制御部76は、時刻t3において制御信号2を“L”の状態にする。この結果、AND素子74から出力されるTxEN信号が“L”の状態になるので、TRxA70の送信が禁止される。なお、TRxB71が現用系の場合、制御信号3が“L”の状態にされ、その結果、AND素子75から出力されるTxEN信号が“L”の状態になるので、TRxB71の送信が禁止される。
ステップS13:監視制御部76は、MAC部77から出力されるPONリンク状態信号を参照し、PONリンクの状態を検出する。
ステップS14:監視制御部76は、MAC部77から出力されるPONリンク状態信号が“L”の状態になった場合(ステップS14:Yes)には、PONリンクがダウンしたと判定してステップS15に進み、それ以外の場合(ステップS14:No)にはステップS13に戻って前述の場合と同様の処理を繰り返す。いまの例では、ステップS12において、TRxA70の送信が禁止されるので、PONリンクを維持するためのOLT20からの定期的な問い合わせに対してMAC部77が応答できなくなるため、図3(C)に示すように、時刻t4においてPONリンク状態信号が“H”から“L”に変化し、PONリンクダウンが検出される。なお、PONリンクがダウンすると、MAC部77からのTx信号が出力されなくなるため、送信信号が衝突することが回避される。
ステップS15:監視制御部76は、スイッチ72,73を制御し、現用系から予備系に切り換える。いまの例では、制御信号1が“L”の状態とされてTRxA70が現用系として選択されているので、図6(D)に示すように、時刻t5において制御信号1が“L”から“H”に反転される。この結果、スイッチ72,73は、ともにTRxB71を選択する。
ステップS16:監視制御部76は、予備系のTxEN信号を“H”にするために、制御信号3および制御信号2のうち予備系に対応する制御信号を“H”の状態にする。例えば、TRxB71が予備系の場合、図6(E)に示すように、時刻t6において制御信号3が“H”の状態にされる。この結果、AND素子75から出力されるTxEN信号が“H”の状態になるので、TRxB71の送信が許可される。なお、TRxA70が現用系の場合、制御信号2が“H”の状態にされ、その結果、AND素子74から出力されるTxEN信号はEN信号と等しくなるので、TRxA70の送信はEN信号にて制御される。
ステップS17:OLT20は、P2MPディスカバリを実行し、冗長化加入者宅側光回線終端装置10AとOLT20との間で予備系を介してPONリンクを再確立する。具体的には、PONリンクがダウン後、OLT20は、予備系である光ファイバ51−1を介して冗長化加入者宅側光回線終端装置10Aを検出し、LLIDを付与し、PONリンクを確立する。これにより、図6(E)の時刻t7に示すように、PONリンクがダウン状態から確立状態に変化する。このとき、OLT20は、OLT20から光ファイバ21、光カプラ50、光ファイバ50−2、光カプラ51、および、光ファイバ51−1を経由して冗長化加入者宅側光回線終端装置10AまでのRTTを測定する。また、冗長化加入者宅側光回線終端装置10AはOLT20との時刻同期を行う。冗長化加入者宅側光回線終端装置10Aが上り信号を送信する際には、予備系のRTTに基づいて設定されたタイミングでパケットを送信するので、他の加入者宅側光回線終端装置からの上り信号と衝突することを回避することができる。
以上に説明したように、本発明の第2実施形態によれば、現用系に異常が発生した場合には、送信許可信号であるTxEN信号を“L”(Disable)状態にして送信を禁止し、PONリンクダウンが検出された後に、現用系から予備系に切り換えるようにした。このように、PONリンクダウンが検出された後に現用系から予備系に切り換えることで、現用系に割り当てられたタイミングでパケットが予備系に対して送信され、パケットが衝突することを回避できる。また、PONリンクをダウンさせることで、予備系に対するP2MPディスカバリを迅速に実行させ、PONリンクを確立することができる。さらに、現用系のTxEN信号を“L”にしてPONリンクをダウンさせ、現用系と予備系の切り換えが完了した後に、予備系のTxEN信号を“H”にしてPONリンクを再確立するようにしたので、切り換えに際して送信を禁止することで、現用系および予備系の双方から誤って送信信号が出力され、上り信号が衝突することを確実に回避できる。
(E)第3実施形態の構成の説明
図7は、本発明の第3実施形態に係る冗長化加入者宅側光回線終端装置10Bの構成例を説明するためのブロック図である。なお、この図7において、図4と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。図7に示す第3実施形態では、図4の場合と比較して、TRxA70およびTRxB71と監視制御部76との間に光出力レベルモニタ信号線が新たに追加されている。それ以外は、図4の場合と同様である。光出力レベルモニタ信号線は、TRxA70およびTRxB71のうち、その時点において使用されている系(運用系)から送信される光信号のレベルを検出し、監視制御部76に通知する。なお、冗長化加入者宅側光回線終端装置10Bは、図1に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10に代えて、PON型光伝送システムに接続される。
(F)第3実施形態の動作の説明
第3実施形態の動作は、第2実施形態の場合と比較すると、図5のステップS10において、運用系の光出力レベルモニタ値Moが検出され、ステップS11において、光出力レベルモニタ値Moと、閾値Thoとが比較され、Mo<Thoの場合(ステップS11:Yes)には、ステップS12に進み、それ以外の場合(ステップS11:No)にはステップS10に戻って前述の場合と同様の処理が繰り返される。なお、それ以外の処理は、第2実施形態の場合と同様である。
図8は、図7に示す第3実施形態の各部の波形を示す図である。例えば、TRxA70が現用系で、TRxB71が予備系である場合において、図8(A)に示すように、TRxA70から出力される上りの光信号のレベルが時刻t1において減少し始め、時刻t2において、閾値Thoよりも小さくなったとする。すると、図8(B)に示すように、時刻t3において、制御信号2が“L”の状態にされる。この結果、AND素子74から出力されるTxEN信号が“L”の状態になるので、TRxA70の送信が禁止され、PONリンクがダウンする。PONリンクがダウンすると、図8(C)に示すように、時刻t4においてPONリンク状態信号が“L”の状態になるので、図8(D)に示すように、時刻t5において、制御信号1が“H”の状態にされ、現用系から予備系への切り換えがなされる。そして、図8(E)に示すように、時刻t6において、制御信号3が“H”の状態にされ、AND素子75の出力がEN信号となるので、予備系であるTRxB71の送信が許可される。その結果、P2MPディスカバリが実行され、予備系との間でPONリンクが確立され、図8(C)に示すように、時刻t7において、PONリンク状態信号が“H”の状態になる。
以上に説明したように、第3実施形態によれば、出力光レベルが減少したことを検出し、これに基づいて現用系と予備系を切り換えるようしたので、例えば、TRxA70に内蔵されている図示しないレーザダイオードが故障した場合に、これを迅速に検出することともに、送信信号の衝突を生じることなく、現用系から予備系に切り換えることが可能になる。
(G)第4実施形態の構成の説明
図9は、本発明の第4実施形態の構成例を示す図である。この図9に示すように、第4実施形態では、センタ側も二重化されている。すなわち、図4では、センタ側に2台のOLT20A,20Bが配置されており、各家庭には冗長化加入者宅側光回線終端装置10がそれぞれ配置されている。また、センタ側と各冗長化加入者宅側光回線終端装置10とは光ファイバ21A,21B、光カプラ50A,50B、および、光ファイバ50A−1〜50A−3,50B−1〜50B−3(請求項中の「光伝送路」に対応)によって接続されている。なお、各冗長化加入者宅側光回線終端装置10は、図4に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10Aまたは図7に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10Bであってもよい。
ここで、OLT20Aは光ファイバ21Aを介して光カプラ50Aに接続されている。OLT20Aから送信された下り方向の光信号は光カプラ50Aによって3つに分波され、光ファイバ50A−1〜50A−3を介して各冗長化加入者宅側光回線終端装置10にそれぞれ入射される。また、各冗長化加入者宅側光回線終端装置10から送信された光信号は、光カプラ50Aによって合波され、光ファイバ21Aを介してOLT20Aに入射される。一方、OLT20Bは光ファイバ21Bを介して光カプラ50Bに接続されている。OLT20Bから送信された下り方向の光信号は光カプラ50Bによって3つに分波され、光ファイバ50B−1〜50B−3を介して各冗長化加入者宅側光回線終端装置10にそれぞれ入射される。また、各冗長化加入者宅側光回線終端装置10から送信された光信号は、光カプラ50Bによって合波され、光ファイバ21Bを介してOLT20Bに入射される。
(G)第4実施形態の動作の説明
つぎに、第4実施形態の動作について説明する。以下では、図9の最上部に表示されている冗長化加入者宅側光回線終端装置10を例に挙げて説明する。例えば、最上部に表示されている冗長化加入者宅側光回線終端装置10に接続されている光ファイバ50A−1が現用系であり、光ファイバ50B−1が予備系である場合に、OLT20Aもしくは光ファイバ50A−1において障害が発生して入力光のレベルが閾値よりも小さくなった場合には、図2に示す処理において、ステップS3でONUシャットダウン信号が出力され、OLT20AとのPONリンクが切断される。そして、PONリンク状態信号により、PONリンクダウンが検出されると、光スイッチ11が切り換えられ、ONU13とOLT20Bとが光スイッチ11により接続される。その結果、OLT20BによってP2MPディスカバリが実行され、ONU13とOLT20Bとの間にPONリンクが確立されて通信が可能になる。
なお、以上は、図1に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10を用いた場合の例であるが、図4に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10Aまたは図7に示す冗長化加入者宅側光回線終端装置10Bを用いることも可能である。その場合には、図5に示す処理により、現用系から予備系に切り換えることができる。
以上に説明したように、本発明の第4実施形態によれば、センタ側についても二重化することができるので、通信の信頼性をさらに高めることが可能になる。
(G)変形実施形態
なお、上記の各実施形態は、一例であって、これ以外にも各種の変形実施態様が存在する。例えば、図1に示す光伝送経路の二重化は一例であって、これ以外の方法で二重化することも可能である。詳細には、冗長化加入者宅側光回線終端装置10(冗長化加入者宅側光回線終端装置10A,10B)に接続される光ファイバが異なる経路でOLT20に接続されていれば、図1に示す接続方法には限らない。また、以上の各実施形態では、二重化する場合を例に挙げて説明したが、三重化以上にしてもよい。その場合、現用系が1つと、予備系が複数となるので、現用系に異常が発生した場合には、複数の予備系の中からいずれか1つを選択して接続を切り換えるようにすればよい。図9に示す第4実施形態の場合も同様に、センタ側を三重化以上の構成とすることも可能である。
また、図1に示す第1実施形態では、シャットダウン信号によってPONリンクをダウンさせるようにしたが、第2および第3実施形態と同様に、ONU13に内蔵されている図示しない送信許可信号(TxEN)信号を“L”(Disable)にすることでPONリンクをダウンさせるようにしてもよい。
10,10A,10B 冗長化加入者宅側光回線終端装置(加入者宅側光回線終端装置)
11 光スイッチ(切換部)
12 監視制御部(異常検出部、切断処理部、切断検出部)
13 ONU
20,20A,20B OLT
30,40 ONU
21,21A,21B,50−1,50−2,51−1〜51−3,50A−1〜50A−3,50B−1〜50B−3 光ファイバ(光伝送路)
50,51 光カプラ(光伝送路)
70 TRxA
71 TRxB
72,73 スイッチ(切換部)
74,75 AND素子
76 監視制御部(異常検出部、切断処理部、切断検出部)
77 MAC部

Claims (4)

  1. PON(Passive Optical Network)型光伝送システムに使用される加入者宅側光回線終端装置であって、センタ側と、光カプラにより分岐された複数系統の光伝送路を介して、他の加入者宅側光回線終端装置とともに接続され、何れかの光伝送路を現用系とし、他の光伝送路を予備系として通信を行う加入者宅側光回線終端装置において、
    送信信号を光信号に変換して前記現用系の光伝送路に送信する現用系光送信部と、
    送信信号を光信号に変換して前記予備系の光伝送路に送信する予備系光送信部と、
    前記現用系における異常の発生を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部によって異常の発生が検出されると、前記センタ側とのPONリンクを切断する処理を実行する切断処理部と、
    前記切断処理部の動作によりPONリンクが切断されたことを検出する切断検出部と、
    前記切断検出部によってPONリンクの切断が検出されると、前記現用系から前記予備系へ切り換える切換部と、
    を有し、
    前記切断処理部は、前記異常検出部によって異常の発生が検出されると、前記センタ側に対する送信を禁止するための送信禁止信号を前記現用系光送信部に出力して前記PONリンクを切断した後、PONリンクダウンを検出するとともに、前記切換部による切り換えが終了した後に、送信許可信号を前記予備系光送信部に出力して前記PONリンクを確立することを特徴とする加入者宅側光回線終端装置。
  2. 前記異常検出部は、前記現用系の光入力レベルが所定の閾値よりも小さくなった場合に異常として検出することを特徴とする請求項1記載の加入者宅側光回線終端装置。
  3. 前記複数系統の光伝送路は、前記センタ側に配置された一のセンタ側光回線終端装置に接続されることを特徴とする請求項1又は2記載の加入者宅側光回線終端装置。
  4. 前記複数系統の光伝送路は、前記センタ側に配置された複数のセンタ側光回線終端装置にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加入者宅側光回線終端装置。
JP2010233421A 2010-10-18 2010-10-18 加入者宅側光回線終端装置 Active JP5089748B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233421A JP5089748B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 加入者宅側光回線終端装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233421A JP5089748B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 加入者宅側光回線終端装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012089979A JP2012089979A (ja) 2012-05-10
JP5089748B2 true JP5089748B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=46261151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010233421A Active JP5089748B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 加入者宅側光回線終端装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5089748B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7054002B2 (ja) * 2018-07-11 2022-04-13 日本電信電話株式会社 光アクセスシステム及び通信方法
CN113746537B (zh) * 2020-05-29 2023-03-24 中国电信股份有限公司 用于无源光网络链路的保护装置及方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3908632B2 (ja) * 2002-09-04 2007-04-25 日本電気株式会社 回線切替システム及び方法
JP4367708B2 (ja) * 2004-12-24 2009-11-18 日本電信電話株式会社 ポイント−マルチポイントシステムにおける冗長化伝送方式
JP4728697B2 (ja) * 2005-05-17 2011-07-20 日本電気株式会社 光スイッチ装置及びそれを用いた光アクセスネットワーク方法と光アクセスネットワークシステム
JP4696759B2 (ja) * 2005-07-29 2011-06-08 Kddi株式会社 光終端システム
JP2007104053A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接続管理システム、マスタモデムおよび管理装置
JP4768474B2 (ja) * 2006-03-01 2011-09-07 富士通テレコムネットワークス株式会社 冗長化端局装置
JP2007311953A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Nec Corp 局舎側伝送装置及びその動作制御方法並びにそれを用いた光ネットワーク
JP4572182B2 (ja) * 2006-07-18 2010-10-27 Necアクセステクニカ株式会社 光加入者通信システム、光加入者通信システムにおける光加入者装置の異常発光抑止方法及びそのプログラム
JP2009081662A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Oki Electric Ind Co Ltd ポイントtoマルチポイント光通信システム
JP5322617B2 (ja) * 2008-12-16 2013-10-23 三菱電機株式会社 通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012089979A (ja) 2012-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2393237B1 (en) Passive optical network protection method, master-standby switch control device and system
US7933517B2 (en) Single-fiber protection in telecommunications networks
JP5204234B2 (ja) Ponシステムおよび冗長化方法
US8774621B2 (en) Communication line switching method, communication apparatus, station-side communication apparatus, communication system, and control unit
JP5276935B2 (ja) 受動光網システムおよびその障害特定方法
US8538261B2 (en) Immediate protection scheme for passive optical network
JP5236069B2 (ja) 光加入者終端装置、ponシステムおよび異常検出方法
US20130089316A1 (en) Method and arrangements for protection in an optical network
US20110044683A1 (en) Fast protection scheme for passive optical network
JP2007166496A (ja) 光加入者線端局装置、異常監視装置および光加入者線終端装置の異常検出方法
TW201334438A (zh) 被動光學網路中提供保護的裝置及方法
JP4821738B2 (ja) 光伝送システム
JP2012049711A (ja) 局側終端装置及び光通信システム
Kanungoe et al. A new protection scheme for a combined ring-star based hybrid WDM/TDM PON architecture
JP5089748B2 (ja) 加入者宅側光回線終端装置
JP6413484B2 (ja) 局側終端装置、光アクセスネットワーク及び通信方法
WO2018225414A1 (ja) Ponシステム及び通信制御方法
JP5557670B2 (ja) Geponシステム、onuおよびolt
JP5330885B2 (ja) 光伝送システム
JP2007158943A (ja) 光加入者線端局装置および光加入者線終端装置の故障検出方法
KR102211854B1 (ko) Pon 기반 광통신장치 및 이를 포함하는 epon 시스템
Hossain et al. A simple self-healing ring-based local access PON architecture for supporting private networking capability

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120130

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20120209

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120229

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120423

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120530

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120907

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5089748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350