JP5322433B2 - 処理システムにおけるデータ処理中のエラー検知方法および制御システム - Google Patents

処理システムにおけるデータ処理中のエラー検知方法および制御システム Download PDF

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Description

本発明は、データパケット形成処理システムにおけるデータ処理中のエラーを検知するための方法、および、当該方法を実行するシステムに関するものである。
安全性に関わるデータ(sicherheitsrelevanten Daten)を処理するシステムにおいては、データは2またはそれ以上のチャネルを用いて処理されることが多い。つまり、データは、異なるルートで、複数回にわたって別々に処理される。このように、多重チャネル(Mehrkanaligkeit)とは、通常、同じ処理方法を異なる処理手段にて2回またはそれ以上の回数実行し、それにより得られた結果を互いに比較することにより実現する。ここでは、すべてのルートで同じ結果が得られた場合は、個々の処理方法で得られた結果は、正しく計算されたものであるという確率が非常に高いということが前提になっている。このとき、ハードウェアにおいてシステム上で自然に発生するエラーは無視されている。検知された2つのエラーが、同じ位置でのエラーであるために同じ結果を正確に返すことなどまず考えられないからである。よって、このような場合だけ、エラーが検知されずに残る。
しかしながら、上記処理方法の全ステップを直列的に順次実行するような処理システム(例えば、単一マイクロプロセッサなど)に入れ替えた場合、多重チャネルは、単一プロセッサが複数回にわたってデータを順次処理していくことにより実現される。したがって、データは連続して複数回にわたって処理される。データの多重処理は、とりわけさまざまな方法で実現される。例えば計算アルゴリズムが、さまざまな単一ステップを順番に実行していき、データが正しく処理された場合に、全く同一の結果に到達することが挙げられる。
上述のようなやり方で結果を得た場合、各結果が等価なものであるか確認するためのチェックが行われる。ここで、単一マイクロプロセッサで処理された場合のひとつの問題点は、マイクロプロセッサにエラーがある場合にせよ、処理システムにエラーがある場合にせよ、多重チャネル処理による不等な結果が、さらに起こったエラーの結果であるのに正しい結果であると解釈されて、次の処理へと渡されてしまうということを検出することができないという点である。この問題点を解決するのは難しい。なぜなら、上記方法のステップのうち、突き止められたデータの正確さを確定するための、得られた結果の比較を必要とするステップは、2、3ステップしかないからである。しかし、多重チャネルを単一マイクロプロセッサにて実現する場合、マイクロプロセッサにて方法のステップを実行している間に発生したエラーは、不等な結果として正しく検知されず、たとえマイクロプロセッサにエラーが発生していたとしても、データの処理が継続されてしまう。
制御技術(Steuerungstechnik)としては、PROFISAFEなどの基準が、データ転送用に用いられる。例えば、上記基準は、利用データに対して、特定のプロトコルおよび特定のフォーマットを規定する。これにより、転送データを、データの改ざん・破棄などの伝送接続上のあらゆるタイプのエラーから守ることができる。データには、共通データフレームアドレス、チェックサム、および、ライフサイクルカウンタ(Lebenszykluszaeler)などが付与される。
多重チャネルが単一マイクロプロセッサ(例えば、単一の情報処理装置)にて実現されるシステムにおいては、エラーが検知された場合に、マイクロプロセッサが確実に正確ではないデータを伝送しないようにするとは限らない。しかしながら、安全性に関わる領域では、“単一エラー安全策(Einfehlersicherheit)”が必要である。該単一エラー安全策では、単一エラーが発生した場合に、処理を完全に停止したり、あるいは、データの生成および供給を停止したりする。
NIKOLAIZIK, Juerden; NKOLOV, Boris; WARLITZ, Joachim;著、「Fehlertolerante Mikrocomputersysteme(フォールトトレラントコンピュータシステム)」(ベルリン、Technik出版、1990年発行、ISBN:3-341-00959-4)の23〜67ページには、フォールトトレラントマイクロコンピュータシステムが開示されている。上記フォールトトレラントマイクロコンピュータシステムは、2つの異なるプログラムで立て続けにデータを処理し、各結果をエラーを見つけるために比較して、エラー検知を実現する中央演算処理装置(CPU)を備えている。
EP 0 744 693 A1には、請求項1または7の前置き部分の特徴を有する方法および処理システムが開示されている。ここでは、出力データおよびチェックサムは、2つの別々のプログラムチャネルを用いて計算されており、上記出力データおよび上記チェックサムは、互いに組み合わされる。これにより、データの受信側においてエラーを検知することが可能となる。
EP 0 287 302 A2には、さらなるフェールセーフ方法が開示されている。ここでは、チェックサムおよび出力データは、2つのコンピュータを用いて並列処理にて計算され、エラーを確認するために、上記出力データおよび上記チェックサムは、互いに組み合わされる。
DE 195 32 639 A1には、第1のコンピュータによって計算された出力データと、第2のコンピュータによって計算されたチェックサムとを含むデータパケットを単一チャネルで送信することが開示されている。
本発明の目的は、データを処理してデータパケット形式にする際のエラー検知方法を提供することにある。本発明のエラー検知方法は、処理方法の各処理ステップが順次直列で実行されるような処理システムにおける処理を実行するための、単一エラー安全策を提供する。また、本発明の目的は、発生したエラーを正確に検知することが可能な、データパケット形成処理のための処理システムを提供することにある。
NIKOLAIZIK, Juerden; NKOLOV, Boris; WARLITZ, Joachim;著 「Fehlertolerante Mikrocomputersysteme(フォールトトレラントコンピュータシステム)」Technik出版 1990年 EP 0 744 693 A1(1996年11月27日公開) EP 0 287 302 A2(1988年10月19日公開) DE 195 32 639 A1(1997年2月27日公開)
上記目的は、請求項1に記載の方法、請求項に記載のコンピュータプログラム製品、および、請求項に記載の制御システムによって達成される。
本発明のさらに有利な改良点は、各独立項において特定されている。
本発明の第1の特徴は、出力データおよびテストデータ項目を含むデータパケットを形成するための処理システムにおける、データ処理時のエラー検知方法を実現する点である。上記処理システムは、処理方法の各ステップを順次直列的に実行する。上記テストデータ項目とは、出力データの正当性を確かめるために形成されたものである。上記エラー検知方法は、以下に示す各ステップを含んでいる。第1処理ステップでは、出力データが入力データに基づいて確定する。第2処理ステップでは、テストデータ項目が上記入力データに基づいて確定する。上記第1および第2処理ステップは、上記処理システムにて立て続けに実行される。なお、上記第1および第2処理ステップは、それぞれ、上記出力データおよび上記テストデータ項目を生成するために、もう一方のステップに移行する。これにより、上記テストデータ項目を用いて上記出力データを確認することが可能となる。上記出力データの正当性が上記テストデータ項目によって確認できなかった場合には、上記処理システムにおいてエラーが検知される。
本発明の方法が有する有利な点は、上記処理システムにおいて、上記テストデータ項目および出力データが、他方のデータとは独立して確認される点にある。これにより、存在するかも知れないエラーを見つけるために、出力データが2回またはそれ以上同じ方法で確認されることを防ぐ。単一の処理システムにおいて上記出力データを確認するために何回も同じ処理ステップを実行してしまうと、上記処理システムに存在するエラーを検知することは通常不可能である。なぜなら、エラーは、同様のやり方で、同じ処理ステップにおける否定の効果をもたらすからである。2つの異なる、すなわち、上記第1および第2処理ステップは、一方から得られた値から異なる値を算出するのに用いられる。各値とは、つまり、上記出力データおよびテストデータ項目のことである。これにより、上記処理システムのエラーが原因で、上記第1処理ステップにて確認された上記出力データと、上記第2処理ステップにて確認された上記テストデータ項目とが、互いに整合性がとれない(すなわち、テストデータ項目によって、出力データの正当性を確認することができない)という結果を招いたと結論付けることができる。
上記出力データを確認するテストデータ項目は、チェックサムであることが好ましい。
第3処理ステップでは、上記第2処理ステップにてテストデータ項目を確認するのに適している第1確認中間出力データを確定する。第4処理ステップでは、確認中間出力データを用いて、テストデータ項目を確認する。このように、上記第3処理ステップおよび上記第1処理ステップでは、上記出力データまたは中間出力データは、異なるルートで確認される。特に、上記第1処理ステップは、上記第3処理ステップとは逆のロジックを用いて実行される。これにより、上記第1および第3処理ステップが、同様の処理ステップとならないようにすることができる。つまり、両方の処理ステップにてエラーが発生した場合には、異なる出力データが生成されることになる。したがって、第4処理ステップでは、上記中間出力データに基づいて確定されたテストデータ項目では、上記出力データの正当性を確認することができない。これにより、エラーの検知を正確に行うことができる。
一実施形態では、上記テストデータ項目は、上記中間出力データが確定した後すぐに確定するのが好ましい。また、テストデータ項目が確定した後に、中間出力データは破棄されることが好ましい。これにより、上記中間出力データは、テストデータ項目とともに上記処理システムのメモリに残ったままにならないで済む。例えば、中間出力データおよびテストデータ項目から形成されたデータパケットが誤って伝送されるのを防ぐことができる。上記処理システムにおいて、中間出力データが利用できない、あるいは、少ししか利用できないようにすることで、上記処理システムにおけるエラーが理由で中間出力データが出力データとして伝送されることが、めったに起こらない、ほとんど起こり得ないようにすることができる。
本発明のある実施形態では、データパケットは、出力データおよびテストデータ項目から形成されてもよい。そして、上記データパケットが転送された後に、上記データパケットの正当性をチェックするために、上記テストデータ項目が、上記出力データの正当性を確認した否かを判断するチェックが行われてもよい。
本発明の他の特徴は、データパケットを形成するためのデータを処理する際のエラー検知のための処理システムを実現する点である。上記処理システムは、入力データに基づいて出力データを確定する第1処理ステップ、および、入力データに基づいてテストデータ項目を確定する第2処理ステップの各処理ステップを順次実行する処理手段を有する。さらに、上記処理手段が、上記第1および第2処理ステップを実行する際に用いる、上記第1および第2処理ステップの各ステップの情報を記憶した記録媒体を提供する。上記第1および第2処理ステップは、上記処理システムにおいて立て続けに実行される。そして、生成された出力データおよびテストデータ項目は、入力データが同一であるため、互いに整合性がとれている。つまり、上記出力データの正当性は、上記テストデータ項目によって確認される。また、上記テストデータ項目によって、上記出力データが確認できなかったときに、エラーを検知するためのエラー確認手段を備えている。
本発明の他の実施形態では、上記テストデータ項目および上記出力データを接続してデータパケットを形成し、上記データパケットを、ネットワークを介して送信する送信手段を備えている。
本発明の好ましい実施の形態については、添付の図面を参照しながら、以下にさらに詳しく説明する。
図1は、マイクロプロセッサ2およびメモリ3を備えた制御システム1を示すブロック図である。メモリ3は、プログラムデータおよび使用データを格納するためのものである。マイクロプロセッサ2は、メモリ3に記憶されている使用データを処理する各処理ステップを実行するためのプログラムデータを用いることができる。例えば、マイクロプロセッサ2は、上記処理方法の各処理ステップを順次実行するスタンダードのマイクロプロセッサである。
制御システム1は、機器5と接続されている。機器5は、PROFIBUS4を介して、制御システム1によって制御される。PROFIBUS4は、データパケット(制御データおよびテストデータを含む)を伝送するものである。上記制御データは、マイクロプロセッサ2で実行される第1処理ステップの結果である。テストデータとは、第2処理ステップにて、マイクロプロセッサ2において確認されるデータのことであり、受信部、つまり機器5における制御データの正当性をチェックするために利用される。言い換えれば、上記テストデータおよび上記制御データは、互いに整合性がとれなければならない。通常上記テストデータは、例えば、チェックサムなどの上記制御データから容易に確認される。
図2は、本発明の処理方法の好ましい実施形態を示すフローチャートである。入力データが供給されると(ステップS1)、まず第1処理ステップにて、上記入力データに基づいて、出力データが確定する(ステップS2)。次に、上記入力データから中間出力データを確定するための第3処理ステップが実行される(ステップS3)。上記第1および第3処理ステップは、原則、同一の関数を実行する。出力データは、便宜上、異なるルートによって取得される。例えば、上記出力データを取得するために、上記第1処理ステップでは正のロジックを用いて、上記第3処理ステップでは負のロジックを用いる。
上記第1処理ステップにて取得された上記出力データと、上記第3処理ステップにて取得された上記中間出力データとは、上記制御システムが正しく稼動していれば、全く同一になる。ある処理ステップが、誤って実行された場合に、上記第1または第3処理ステップにおいてエラーが発生した場合は、上記第1処理ステップおよび第3処理ステップのそれぞれから得られた出力データは異なるものになる。ステップS4では、中間出力データから、中間出力データ向けのチェックサムが計算される。上記第1および第3処理ステップ、および、チェックサムの計算が正しく実行されると、ステップS4で確定したチェックサムは、ステップS2にて確定した出力データ用のチェックサムと対応する。
上記中間出力データおよびチェックサムが、共通のデータパケットとして、あるいは、メモリ3においてもう一方との関連性が定義されて利用されることを防ぐために、さらに、制御システム1によって誤って送信されることを防ぐために、ステップS3が実行された後に、中間出力データは、メモリ3ではなく、メモリ3とは別に設けられた、マイクロプロセッサのレジスタにあるバッファ、あるいは、キャッシュメモリなどに記憶しておくことが好ましい。そして、ステップS4のおけるチェックサムの確認の後に、中間出力データがメモリに残らないように破棄することが好ましい。これにより、メモリ3には、第3処理ステップにて確定した中間出力データのチェックサムだけが記憶され、中間出力データ自体は残らないようにすることができる。
上記第1処理ステップは、別のルートによって、上記出力データにたどり着くので、上記出力データおよびチェックサムは、処理が正しく行われた場合のみ、互いに一致する。つまり、上記各処理ステップが正しく実行された場合にのみ、上記チェックサムは上記出力データの正当性を確認する。
上記チェックサムおよび上記出力データは、ステップS5にて、データパケットを形成すべく互いに接続される。そして、ステップS6にて、PROFIBUS4を介して、操作されている機器5に送信される。ステップS7にて、機器5は、上記チェックサムが上記出力データに一致しているか否かを確認する。つまり、上記チェックサムが上記出力データの正当性を確認したか否かを確認する。もし、確認できた場合、処理はステップS1に戻る。
エラーが検知された場合、機器5は、PROFIBUS4を介してエラーを制御システム1に転送する。これにより制御システム1は、自動的に電源を切るか、または、処理を停止する。あるいは、機器5が、誤ったデータパケットが到着したのに応じて、さらなるデータパケットを制御システム1から受信するのを阻止し、自装置をシャットダウンするようにしてもよい。
上記チェックサムが上記出力データを確認したか否かを判断するためのチェックは、マイクロプロセッサ2を用いて制御システム1にて実行されることが好ましい。これにより、制御システム1は、エラーが発生した場合に、ステップS8にて自装置をシャットダウンすることができる。
インターフェースとしては、制御システム1は、外部からは保護されているプロトコルを使用する。例えば、PROFISAFEなどである。PROFISAFEは、PROFIBUS4を操作するのに利用することができる。このように、データは、保護されたさまざまな仕組みを用いて、パケット化してフレームにされる。制御データの正当性は、PROFISAFEプロトコルのフレーム最終チェックによって確実になる。チェックが正常に終われば、データパケットは、解放されて送信される。エラーが発生した場合には、制御システム1は停止する。制御システム1のエラーが正しくない結果を導出した上に、その送信を阻止することができなかった場合に、データの受信部、つまり、機器5が、保護されたフレームを用いてチェックするときに上記エラーを検知し、それにしたがって応答するようにしてもよい。例えば、制御システム1による誤ったデータパケットがさらに送信されるのを阻止するなどすればよい。
第1および第3処理ステップは、逆のロジックを用いて実行されることが好ましい。これにより、同一の各処理ステップが、誤った同じ出力データを出力することを防止することができる。また、上記第1および第3処理ステップにて、全く異なる方法で同一の関数を実行することが可能となる。これにより、全く異なる方法で同一の関数を実施するのに利用可能な数学的新形態を用いることができる。
また、テストデータ項目を計算することも可能である。テストデータ項目としては、例えば、あらかじめ行われる中間出力データの確認なしに入力データから直接得られるチェックサムなどが挙げられる。これにより、制御システムにおいて、中間出力データを一切利用せずに済む。したがって、例えば、中間出力データが誤って上記テストデータ項目に接続され、PROFIBUS4によってデータパケットとして誤って送信されることなどがなくなる。
上記構成は、とりわけ、上記第1処理ステップの各ステップと同一のステップの数をできるだけ少なく(特に、ゼロと)なるような、異なるステップからなる新しい処理ステップを形成するために、上記テストデータの計算を、上記第1処理ステップの関数に接続させる場合に可能である。
本発明の方法を実現する、PROFIBUSを介して機器を制御する制御システムを示すブロック図である。 本発明の方法の好ましい実施形態を示すフローチャートである。

Claims (12)

  1. 入力データを、正ロジックまたは負ロジックを用いて所定の関数にしたがって処理することにより出力データを確定する第1ステップと、
    上記入力データを、上記第1ステップで用いたロジックとは逆のロジックを用いて上記関数にしたがって処理することにより中間出力データを確定する第2ステップと、
    上記第2ステップにて確定した中間出力データから、中間出力データ用チェックサムを計算する第3ステップと、
    上記第1ステップにて確定した上記出力データに、上記第3ステップにて確定した中間出力データ用チェックサムを関連付けたデータパケットを形成する第4ステップと、
    上記第4ステップにて関連付けられた中間出力データ用チェックサムが、上記第1ステップにて確定した上記出力データの出力データ用チェックサムと一致するか否かを検証する第5ステップと、
    上記第5ステップにて、上記中間出力データ用チェックサムが、上記出力データ用チェックサムと一致しないと判断された場合に、上記出力データのエラーを検知する第6ステップとを含むことを特徴とするエラー検知方法。
  2. 上記第5ステップおよび上記第6ステップは、上記データパケットを形成して受信部に送信する処理システムにより実行され、
    上記第6ステップにてエラーが検知された場合に、上記処理システムが自装置を停止させる第7ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のエラー検知方法。
  3. 上記第5ステップおよび上記第6ステップは、上記データパケットを形成して受信部に送信する処理システムにより実行され、
    上記第6ステップにてエラーが検知されなかった場合に、上記処理システムが上記データパケットを上記受信部に送信する第8ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載のエラー検知方法。
  4. 上記第5ステップおよび上記第6ステップは、上記データパケットを処理システムから受信する受信部により実行され、
    上記第6ステップにてエラーが検知された場合に、上記受信部が上記エラーを上記処理システムに通知する第9ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のエラー検知方法。
  5. 上記第5ステップおよび上記第6ステップは、上記データパケットを処理システムから受信する受信部により実行され、
    上記第6ステップにてエラーが検知された場合に、上記受信部が自装置を停止させる第10ステップをさらに含むことを特徴とする請求項1または4に記載のエラー検知方法。
  6. 上記中間出力データは、上記第3ステップで上記中間出力データ用チェックサムが計算された後、上記データパケットが上記処理システムから上記受信部に送信されるよりも前に破棄されることを特徴とする請求項2から5までのいずれか1項に記載のエラー検知方法。
  7. 出力データのエラーを検知する処理システムであって、
    上記処理システムは、処理手段と使用するデータを格納するメモリとを備え、
    上記処理手段は、
    入力データを、正ロジックまたは負ロジックを用いて所定の関数にしたがって処理することにより出力データを確定する第1ステップと、
    上記入力データを、上記第1ステップで用いたロジックとは逆のロジックを用いて上記関数にしたがって処理することにより中間出力データを確定する第2ステップと、
    上記第2ステップにて確定した中間出力データから、中間出力データ用チェックサムを計算する第3ステップと、
    上記第1ステップにて確定した上記出力データに、上記第3ステップにて確定した中間出力データ用チェックサムを関連付けたデータパケットを形成する第4ステップと、
    上記第4ステップにて関連付けられた中間出力データ用チェックサムが、上記第1ステップにて確定した上記出力データの出力データ用チェックサムと一致するか否かを検証する第5ステップと、
    上記第5ステップにて、上記中間出力データ用チェックサムが、上記出力データ用チェックサムと一致しないと判断された場合に、上記出力データのエラーを検知する第6ステップとを実行することを特徴とする処理システム。
  8. 上記処理手段は、
    送信手段を介して上記データパケットを受信部に送信することを特徴とする請求項7に記載の処理システム。
  9. 上記処理手段は、上記第3ステップにて上記中間出力データ用チェックサムを計算した後、上記データパケットを受信部に送信するより前に、上記中間出力データを上記メモリから破棄することを特徴とする請求項7または8に記載の処理システム。
  10. 請求項7から9までのいずれか1項に記載の処理システムから、上記データパケットを受信し、
    受信した上記データパケットにおいて、上記出力データに関連付けられた中間出力データ用チェックサムが、上記出力データの出力データ用チェックサムと一致するか否かを検証し、
    上記中間出力データ用チェックサムが、上記出力データ用チェックサムと一致しないと判断した場合に、上記出力データのエラーを検知することを特徴とする機器。
  11. 請求項1から6までのいずれか1項に記載のエラー検知方法の各ステップを、コンピュータに実行させるための制御プログラム。
  12. 請求項11に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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