JP3549702B2 - バス制御回路及びその試験方法 - Google Patents

バス制御回路及びその試験方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子交換機等のように複数の制御装置を有する装置において、各制御装置間をデータバスで接続するために各制御装置内に設けられるバス制御回路と、その試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来のバス制御回路の一例を示す構成図である。
2個のバス制御回路10A,10Bは、それぞれ中央処理装置(以下、「CPU」という)1A,1Bに内部バス2A,2Bを介して接続されている。各CPU1A,1Bは、それぞれ相互に連携しながらデータ処理を行うもので、バス制御回路10A,10Bを通してデータバス3に接続され、このデータバス3を介してコマンドや応答の送受信を行うようになっている。
また、バス制御回路10A,10Bは、同一の構成となっている。例えば、バス制御回路10Aは、内部バス2Aを介してCPU1Aに接続されたコマンド生成部11及び応答データ生成部12を有している。コマンド生成部11は、CPU1Aからの指示に基づいて、データバス3を介してCPU1B側へ送信するための所定の形式の送信コマンドSCMを生成するものである。
応答データ生成部12は、データバス3から送られてきた受信コマンドRCMの内容をチェックし、異常が無ければCPU1Aへ転送し、CPU1Aからの応答を編集して応答データANSを生成する。もし異常が有れば、応答データ生成部12は、その異常状態に対応するエラーコードを含む応答データANSを生成する機能を有している。
【0003】
コマンド生成部11からの送信コマンドSCMと、応答データ生成部12からの応答データANSは、送信チェック部13に与えられる。送信チェック部13は、与えられた送信コマンドSCM及び応答データANSの形式が正しいか否かをチェックし、正しければそれらの送信コマンドSCM及び応答データANSを送信部14へ出力する。もし、誤りが含まれていれば、それらの送信コマンドSCM及び応答データANSを、送信部14へ出力せずに廃棄する機能を有している。
送信部14は、送信チェック部13でチェックされた送信コマンドSCM及び応答データANSに、伝送誤りチェック用の検査符号(以下、「CRC符号」という)を付加した伝送フレームTFを生成して、所定のインタフェースに基づき、データバス3に直列に送信するものである。
一方、データバス3には、受信部15が接続されている。受信部15は、データバス3から送られてくる伝送フレームTFを所定のインタフェースに基づいて受信するものである。受信部15は、その受信した伝送フレームTF中のCRC符号をチェックして伝送誤りが有る場合にはその伝送フレームTFを廃棄し、伝送誤り無しに受信された伝送フレームTFのCRC符号を削除して受信コマンドRCMとして、前記応答データ生成部12へ出力する機能を有している。
【0004】
このようなバス制御回路10A,10Bによって、例えば、CPU1AからCPU1Bに対してコマンドを伝送する場合の動作を説明する。
まず、CPU1Aから内部バス2Aを介してバス制御回路10Aのコマンド生成部11に、コマンド生成の指示が転送される。CPU1Aからの指示に基づいて、コマンド生成部11で送信コマンドSCMが生成され、送信チェック部13へ出力される。送信コマンドSCMは、送信チェック部13においてフォーマット及びコード等の妥当性チェックが行われる。送信チェック部13でのチェックの結果、誤りが無いと判断されると、送信コマンドSCMは送信部14に出力される。もし、誤りが有ると判断されれば、送信コマンドSCMは廃棄される。
送信部14へ送られた送信コマンドSCMは、CRC符号が付加されて、伝送フレームTFが生成される。伝送フレームTFは、所定のインタフェースに基づいて、送信部14からデータバス3に送信される。
データバス3を介して伝送された伝送フレームTFは、CPU1B側のバス制御回路10B内の受信部15によって受信される。受信部15において、受信された伝送フレームTF中のCRC符号によって伝送エラーの有無がチェックされる。伝送エラーが有る場合、伝送フレームTFは廃棄される。伝送エラーが無い場合、伝送フレームTF中のCRC符号が削除され、受信コマンドRCMとして応答データ生成部12へ出力される。更に、応答データ生成部12において、受信コマンドRCMのフォーマット及びコードの妥当性チェックが行われる。
【0005】
応答データ生成部12でのチェックの結果、誤りが無いと判断されると、受信コマンドRCMは内部バス2Bを介してCPU1Bへ転送される。CPU1Bにおいて、受信コマンドRCMに応じたデータが生成され、内部バス2Bを介して応答データ生成部12へ転送される。応答データ生成部12において、CPU1Bからのデータに基づいた所定のフォーマットの応答データANSが生成され、送信チェック部13へ出力される。一方、応答データ生成部12でのチェックの結果、誤りが有ると判断されると、この応答データ生成部12によって、エラーコードを含む応答データANSが生成され、送信チェック部13へ出力される。送信チェック部13において、応答データANSのフォーマット及びコード等の妥当性チェックが行われる。送信チェック部13でのチェックの結果、誤りが無いと判断されると、応答データANSは送信部14に出力される。もし、誤りが有ると判断されれば、応答データANSは廃棄される。
【0006】
送信部14において、応答データANSにCRC符号が付加され、伝送フレームTFが生成される。伝送フレームTFは、所定のインタフェースに基づいて、送信部14からデータバス3に送信される。
データバス3を介して伝送された伝送フレームTFは、CPU1A側のバス制御回路10A内の受信部15によって受信される。受信部15において、受信された伝送フレームTF中のCRC符号により伝送エラーの有無がチェックされる。伝送エラーが有る場合、伝送フレームTFは廃棄される。伝送エラーが無い場合、伝送フレームTF中のCRC符号が削除され、受信コマンドRCMとして応答データ生成部12へ出力される。応答データ生成部12において、更に受信コマンドRCMのフォーマット及びコードの妥当性チェックが行われ,そのチェック結果とともに、応答データANSが内部バス2Aを介してCPU1Aへ転送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のバス制御回路10A,10Bでは、次のような課題があった。
即ち、システム開発におけるデバッグやテスト時に、故意に誤った送信コマンドSCMを生成して相手側に伝送し、その相手側の誤り検出機能を試験する必要がある。しかし、従来のバス制御回路10A,10Bでは、コマンド生成部11及び応答データ生成部12で生成された送信コマンドSCM、及び応答データANSは、送信チェック部13で妥当性チェックが行われ、誤りがあれば廃棄されるようになっている。
このため、バス制御回路10A,10Bから誤りを含む送信コマンドSCMを伝送することができず、誤りのある送信コマンドSCMを送信するためのテスト用のバス制御回路を別に用意して、試験を行う必要があった。
本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決し、テストモードの指定によって、誤りのある送信コマンドSCMを送信することのできるバス制御回路と、その試験方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の内の第1の発明は、バス制御回路において、テストモード時には誤りを含むテスト用の送信コマンドを生成し、非テストモード時には誤りの無い正常な送信コマンドを生成するコマンド生成部と、テストモード時には受信コマンドの中に含まれるエラーコード自体を検出し、非テストモード時には受信コマンド中の誤りをチェックし、誤りがある場合にはその誤りに対応するエラーコードを含む応答データを生成し、誤りが無い場合には該受信コマンドに対する応答データを生成する応答データ生成部と、次のような送信チェック部、選択部、送信部、及び受信部を備えている。
送信チェック部は、前記送信コマンド及び応答データが与えられ、これらの送信コマンド及び応答データの誤りをチェックし、誤りがある場合には該送信コマンド及び応答データを廃棄し、誤りが無い場合には該送信コマンド及び応答データをそのまま出力するものである。選択部は、前記コマンド生成部からの送信コマンドと前記送信チェック部からの送信コマンド及び応答データとが与えられ、前記テストモード時には該コマンド生成部からの送信コマンドを選択し、前記非テストモード時には該送信チェック部からの送信コマンド及び応答データを選択して出力するものである。
【0009】
送信部は、前記選択部から出力される送信コマンド及び応答データに伝送誤りチェック用の検査符号を付加し伝送フレームとしてデータバスに送信するものである。そして、受信部は、前記データバス上の前記伝送フレームを受信するとともに、前記検査符号によって伝送誤りの有無をチェックして誤りの有る伝送フレームを廃棄し、誤りの無い伝送フレームの該検査符号を削除し前記受信コマンドとして前記応答データ生成部に出力するものである。
第2の発明は、第1の発明におけるバス制御回路の試験方法を次のような手順で行っている。
まず、第1及び第2の2個のバス制御回路をデータバスに共通接続する接続処理と、前記第1のバス制御回路をテストモードに設定し、前記第2のバス制御回路を非テストモードに設定するモード設定処理を行う。
次に、前記第1のバス制御回路のコマンド生成部から誤りを含む送信コマンドを生成して該第1のバス制御回路の送信部から第1の伝送フレームとして前記データバスに送信する第1の送信処理と、前記データバスに送信された前記第1の伝送フレームを前記第2のバス制御回路の受信部で受信する第1の受信処理を行う。
【0010】
続いて、前記第2のバス制御回路の受信部における第1の受信処理によって得られた受信コマンドに基づいて該第2のバス制御回路の応答データ生成部によって対応する応答データを生成する応答処理と、前記応答処理によって生成された応答データを前記第2のバス制御回路の送信部から第2の伝送フレームとして前記データバスに送信する第2の送信処理と、前記データバスに送信された前記第2の伝送フレームを前記第1のバス制御回路の受信部で受信する第2の受信処理を行う。
そして、前記第1のバス制御回路の受信部における第2の受信処理によって得られた受信コマンドに、前記第1の送信処理で送信した前記送信コマンドに含まれる誤りに対応したエラーコードが含まれているか否かを判定する判定処理を行う。
第1の発明によれば、以上のようにバス制御回路を構成したので、次のような作用が行われる。
【0011】
テストモード時には、コマンド生成部から誤りを含む送信コマンドが生成され、選択部を介して送信部からデータバスに送信される。データバスによって送信されてくる伝送フレームは、受信部によって受信され、伝送誤りがチェックされた後、応答データ生成部に与えられ、受信コマンド中のエラーコードが検出される。
一方、非テストモード時には、コマンド生成部で生成された送信コマンドは、送信チェック部で誤りのチェックが行われ、正しい送信コマンドのみが選択部を介して送信部からデータバスに送信される。
第2の発明によれば、次のような作用が行われる。
第1の発明のバス制御回路が2個データバスに接続され、その第1のバス制御回路はテストモードに、第2のバス制御回路が非テストモードに設定される。
次に、第1のバス制御回路のコマンド生成部によって誤りを含む送信コマンドが生成され、データバスに送信されて第2のバス制御回路の受信部で受信される。第2のバス制御回路の応答データ生成部によって、エラーコードを含む応答データが生成され、データバスに送信される。応答データは第1のバス制御部の受信部で受信され、コマンド生成部で生成された誤りに対応するエラーコードが含まれているか否かが判定される。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態を示すバス制御回路の構成図である。
2個のバス制御回路20A,20Bは、それぞれCPU1A,1Bに内部バス2A,2Bを介して接続されている。各CPU1A,1Bは、それぞれ相互に連携しながらデータ処理を行うもので、バス制御回路20A,20Bを通してデータバス3に接続され、このデータバス3を介してコマンドや応答の送受信を行うようになっている。
バス制御回路20A,20Bは、同一の構成となっている。例えば、バス制御回路20Aは、内部バス2Aを介してCPU1Aに接続されたコマンド生成部21及び応答データ生成部22を有している。
コマンド生成部21は、テストモード及び非テストモードである通常モードのモード設定を行うためのモード信号MODが与えられており、テストモード時には誤りを含むテスト用の送信コマンドSCMを生成する。また、通常モード時には、コマンド生成部21は、CPU1Aから内部バス2Aを通して与えられた指示に基づいて、データバス3を介してCPU1B側へ送信するための所定の形式の送信コマンドSCMを生成する機能を有している。
【0013】
応答データ生成部22は、同様にモード信号MODが与えられており、テストモード時には受信コマンドRCM中のエラーコードを検出する。また、通常モード時には、応答データ生成部22は、データバス3から送られてきた受信コマンドRCMの内容をチェックし、異常が無ければCPU1Aへ転送し、CPU1Aからの応答を編集して応答データANSを生成する。もし異常が有れば、その異常状態に対応するエラーコードを含む応答データANSを生成する機能を有している。
コマンド生成部21からの送信コマンドSCMと、応答データ生成部22からの応答データANSは、送信チェック部23に与えられる。送信チェック部23は、与えられた送信コマンドSCM及び応答データANSの形式が正しいか否かをチェックし、正しければそれらの送信コマンドSCM及び応答データANSを選択部24の第1の入力側へ出力する機能を有している。もし、誤りが含まれていれば、それらの送信コマンドSCM及び応答データANSを、選択部24へ出力せずに廃棄する機能を有している。
【0014】
選択部24は、前記送信チェック部23に接続された第1の入力側と、前記コマンド生成部21に接続された第2の入力側を有しており、モード信号MODに応じて、通常モード時には第1の入力側を、テストモード時には第2の入力側を選択して出力するものである。選択部24の出力側は、送信部25の入力側に接続されている。
送信部25は、選択部24から出力された送信コマンドSCM及び応答データANSに、CRC符号を付加した伝送フレームTFを生成して、所定のインタフェースに基づき、データバス3に直列に送信するものである。
一方、データバス3には、送られてくる伝送フレームTFを所定のインタフェースに基づいて受信する受信部26が接続されている。受信部26は、受信した伝送フレームTF中のCRC符号をチェックして伝送誤りが有る場合にはその伝送フレームTFを廃棄し、伝送誤りが無い場合には受信された伝送フレームTFのCRC符号を削除して受信コマンドRCMとして、前記応答データ生成部22へ出力する機能を有している。
図3は、図1のバス制御回路20A,20Bの試験時の動作シーケンス図である。以下、図3を参照しつつ、図1の試験時の動作を説明する。
【0015】
まず、バス制御回路20A,20Bをデータバス3に接続し、モード信号MODにより、バス制御回路20Aをテストモード、バス制御回路20Bを通常モードにそれぞれ設定する。
次に、バス制御回路20Aのコマンド生成部21から誤りを含む送信コマンドSCMを生成する。生成された送信コマンドSCMは、選択部24の第2の入力側に与えられる。選択部24はテストモードに設定されているので、第2の入力側が選択されて、送信コマンドSCMは送信部25へそのまま出力される。
送信部25において、送信コマンドSCMにCRC符号が付加されて、伝送フレームTFが生成される。生成された伝送フレームTFは、送信部25からデータバス3へ出力される。
データバス3を通して伝送された伝送フレームTFは、バス制御回路20Bの受信部26で受信される。受信部26において、伝送フレームTF中のCRC符号がチェックされる。そして、伝送誤りが無いと判断されると、伝送フレームTFからCRC符号が削除され、受信部26から応答データ生成部22へ受信コマンドRCMが出力される。
【0016】
応答データ生成部22へ出力された受信コマンドRCMには、もともと誤りが含まれているので、この応答データ生成部22では、その誤りに対応するエラーコードを含む応答データANSが生成される。応答データANSは、送信チェック部23に与えられる。送信チェック部23において、応答データANSのフォーマット及びコードの妥当性のチェックが行われ、誤りが無いと判断されると、その応答データANSは、選択部24の第1の入力側に与えられる。バス制御回路20Bは通常モードに設定されているので、選択部24の第1の入力側が選択されて、応答データANSは送信部25へ出力される。
送信部25において、応答データANSにCRC符号が付加されて、伝送フレームTFが生成される。生成された伝送フレームTFは、送信部25からデータバス3へ出力される。
データバス3を通して伝送された伝送フレームTFは、バス制御回路20Aの受信部26で受信される。受信部26において、伝送フレームTF中のCRC符号がチェックされる。そして、伝送誤りが無いと判断されると、伝送フレームTFからCRC符号が削除され、受信部26から応答データ生成部22へ受信コマンドRCMが出力される。
【0017】
応答データ生成部22はテストモードに設定されているので、この応答データ生成部22において、受信コマンドRCMの中に含まれているエラーコードの検出が行われる。このエラーコードは、バス制御回路20B側の応答データ生成部22において、そのチェック結果に対応して与えられたものである。検出されたエラーコードは、送信コマンドSCMに含まれる誤りに対応したものであるか否かが判定される。これにより、通常モードに設定されたバス制御回路20B内の機能が正常であるか否可を判定することができる。
このように、本実施形態のバス制御回路20A,20Bは、モード信号MODによって、テストモードと通常モードとを切替えることができるコマンド生成部21、応答データ生成部22、及び選択部24を有する。これにより、誤りを含む送信コマンドSCMをデータバス3に出力し、かつ、受信した受信コマンドRCM中のエラーコードを検出することができるので、簡単にバス制御回路20A,20Bの機能を相互に試験することができるという利点がある。
【0018】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) 送信部25と受信部26との間で、CRC符号による伝送誤りチェックを行っているが、CRC符号に限定されず、例えばパリティビット等の符号による伝送誤りチェックを行うようにしても良い。また、伝送誤りが無視できるようなシステムでは、伝送誤りチェックを省略することができる。
(b) データバス3は、直列バスとして説明したが、直列バスに限定されず、並列バスに対しても同様に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、第1の発明によれば、テストモードと非テストモードによって機能の異なるコマンド生成部及び応答データ生成部を有するとともに、テストモードと非テストモードによって送信するデータを切替える選択部を有している。これにより、誤りを含む送信コマンドをデータバスに出力し、かつ、受信した受信コマンド中のエラーコードを検出することができる。
第2の発明によれば、第1の発明のバス制御回路を2個用いて、第1のバス制御回路から誤りを含む送信コマンドを出力し、第2のバス制御回路からの応答データを受信してそのエラーコードを判定するので、簡単にバス制御回路の機能を試験することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すバス制御回路の構成図である。
【図2】従来のバス制御回路の構成図である。
【図3】図1のバス制御回路の試験時の動作シーケンス図である。
【符号の説明】
3 データバス
20A,20B バス制御回路
21 コマンド生成部
22 応答データ生成部
23 送信チェック部
24 選択部
25 送信部
26 受信部
ANS 応答データ
RCM 受信コマンド
SCM 送信コマンド
TF 伝送フレーム

Claims (2)

  1. テストモード時には誤りを含むテスト用の送信コマンドを生成し、非テストモード時には誤りの無い正常な送信コマンドを生成するコマンド生成部と、
    テストモード時には受信コマンドの中に含まれるエラーコード自体を検出し、非テストモード時には受信コマンド中の誤りをチェックし、誤りがある場合にはその誤りに対応するエラーコードを含む応答データを生成し、誤りが無い場合には該受信コマンドに対する応答データを生成する応答データ生成部と、
    前記送信コマンド及び応答データが与えられ、これらの送信コマンド及び応答データの誤りをチェックし、誤りがある場合には該送信コマンド及び応答データを廃棄し、誤りが無い場合には該送信コマンド及び応答データをそのまま出力する送信チェック部と、
    前記コマンド生成部からの送信コマンドと前記送信チェック部からの送信コマンド及び応答データとが与えられ、前記テストモード時には該コマンド生成部からの送信コマンドを選択し、前記非テストモード時には該送信チェック部からの送信コマンド及び応答データを選択して出力する選択部と、
    前記選択部から出力される送信コマンド及び応答データに伝送誤りチェック用の検査符号を付加し伝送フレームとしてデータバスに送信する送信部と、
    前記データバス上の前記伝送フレームを受信するとともに、前記検査符号によって伝送誤りの有無をチェックして誤りの有る伝送フレームを廃棄し、誤りの無い伝送フレームの該検査符号を削除し前記受信コマンドとして前記応答データ生成部に出力する受信部とを、
    備えたことを特徴とするバス制御回路。
  2. 請求項1記載のバス制御回路を2個有し、その第1及び第2のバス制御回路をデータバスに共通接続する接続処理と、
    前記第1のバス制御回路をテストモードに設定し、前記第2のバス制御回路を非テストモードに設定するモード設定処理と、
    前記第1のバス制御回路のコマンド生成部から誤りを含む送信コマンドを生成して該第1のバス制御回路の送信部から第1の伝送フレームとして前記データバスに送信する第1の送信処理と、
    前記データバスに送信された前記第1の伝送フレームを前記第2のバス制御回路の受信部で受信する第1の受信処理と、
    前記第2のバス制御回路の受信部における第1の受信処理によって得られた受信コマンドに基づいて該第2のバス制御回路の応答データ生成部によって対応する応答データを生成する応答処理と、
    前記応答処理によって生成された応答データを前記第2のバス制御回路の送信部から第2の伝送フレームとして前記データバスに送信する第2の送信処理と、
    前記データバスに送信された前記第2の伝送フレームを前記第1のバス制御回路の受信部で受信する第2の受信処理と、
    前記第1のバス制御回路の受信部における第2の受信処理によって得られた受信コマンドに、前記第1の送信処理で送信した前記送信コマンドに含まれる誤りに対応したエラーコードが含まれているか否かを判定する判定処理とを、
    順次行うことを特徴とするバス制御回路の試験方法。
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