JP5322259B2 - 二次電池用正極およびこれを使用したリチウム二次電池 - Google Patents

二次電池用正極およびこれを使用したリチウム二次電池 Download PDF

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Description

本発明は、二次電池の正極用の正極およびこれを使用したリチウム二次電池に関し、特に長寿命で、急速充電を行った場合にも容量の劣化が少ないリチウム二次電池に関する。
リチウム二次電池は、小型で大容量であるという特長を有しており、携帯電話、ノート型パソコン等の電源として広く用いられている。ここで述べるリチウム二次電池とは、正極と負極のそれぞれに、リチウムを吸蔵放出が可能な物質、あるいはリチウムと合金を形成する物質を正極および負極に用いた電池である。
リチウム二次電池の正極活物質としては、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケル酸化物、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物等の層状構造の物質を使用したものが知られている。これらの材料は、電池のエネルギー密度を高くできることから小型の携帯機器用の電池として広く使われてきた。しかし、充電状態における活物質の結晶安定性が乏しいために、電池の安全対策が必要であった。また、大型の電池とする場合には更なる安全対策が求められている。
一方、マンガン酸リチウムLiMn24に代表されるスピネル構造のリチウムマンガン複合酸化物が知られている。この化合物は、前記の層状構造の材料よりも充電時の熱安定性が高く安全性が高い電池を得ることができ、また資源的にも豊富に存在する元素からなるものであるもののエネルギー密度等が小さいという問題点を有している。
そこで、マンガン酸リチウムに代表されるスピネル構造のリチウムマンガン複合酸化物に種々の金属元素を導入して、平均充放電電圧、エネルギー密度等を高めることが提案されれている。
また、使用形態によっては、携帯電話、ノートパソコン、電気自動車、電動自転車、電動バイク、無停電電源、電動工具、デジタルカメラや携帯用音楽機器などの電池では、充電時間を短縮することが求められていた。ところが、急速充電によって、電池の利便性を高めることができるものの電池の劣化が起こりやすく、急速充電では電池容量が大幅に低下する場合があった。
そこでこうした問題を解決するために、マンガン酸リチウムとニッケル酸リチウムを混合することによって寿命を改善することが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。また、マンガン酸リチウム中のマンガンを他の金属元素によって置換した化合物の混合によってサイクル特性を改善することが提案されている。(例えば、特許文献3参照)。
特許第2996234号公報 特許第3120789号公報 特許第3573899号公報
容量密度が大きく、急速充電を行っても放電容量の劣化が少なく、長期にわたり使用可能なリチウム電池用の正極およびそれを使用したリチウム二次電池を提供することを課題とするものである。
本発明は、リチウムとマンガンを必須成分とし、構成する元素の種類が異なる二種類のスピネル構造の酸化物である第一の正極活物質、第二の正極活物質のそれぞれを、5質量部から75質量部と、リチウムとニッケルを含有し層状構造の酸化物である第三の正極活物質を15質量部から45質量部とを含む正極であって、前記第一、第二の正極活物質は、化学式1:Li a1 Mn 2-x1 M1 x1 4 (M1は、Li、B、Mg、Al、Fe、Co、Niのうちの少なくとも一種であり、0<a1≦1、0<x1<0.3)で表されるリチウムマンガン含有複合酸化物であり、前記第一の正極活物質のM1をM11としたとき、前記M11はアルミニウムを含み、前記第二の正極活物質のM1をM12としたとき、前記M12はマグネシウムを含み、前記第三の正極活物質は、化学式3:Li a3 Ni 1-x3 M3 x3 2 (M3は、Li、Co、Mn、Mg、Alのうちの少なくとも一種であり、0<a3≦1、0<x3<0.7)で表されるリチウムニッケル複合酸化物である正極である。
また、リチウムとマンガンを必須成分とし、構成する元素の種類が異なる二種類のスピネル構造の酸化物である第一の正極活物質、第二の正極活物質のそれぞれを、5質量部から75質量部と、リチウムとニッケルを含有し層状構造の酸化物である第三の正極活物質を15質量部から45質量部とを含む正極であって、
前記第一、第二の正極活物質は、化学式1:Li a1 Mn 2-x1 M1 x1 4 (M1は、Li、B、Mg、Al、Fe、Co、Niのうちの少なくとも一種であり、0<a1≦1、0<x1<0.3)で表されるリチウムマンガン含有複合酸化物であり、
前記第一の正極活物質のM1をM11としたとき、前記M11はアルミニウムを含み、
前記第二の正極活物質のM1をM12としたとき、前記M12はマグネシウムを含み、
前記第三の正極活物質は、化学式3:Li a3 Ni 1-x3 M3 x3 2 (M3は、Li、Co、Mn、Mg、Alのうちの少なくとも一種以上であり、0<a3≦1、0<x3<0.7)で表されるリチウムニッケル複合酸化物である正極と、リチウムを吸蔵および放出する負極を有するリチウム二次電池である。
本発明の正極活物質を使用したリチウム二次電池は、電池の寿命を長寿命化することができ、また、急速充電特性が良好で、長期間使用した後の電池にあっても急速充電特性が良好であるリチウム二次電池を提供することができる。
本発明は、リチウムとマンガンを必須の構成成分とし、構成する元素の種類が異なる二種類のスピネル構造の酸化物である第一および第二の正極活物質と、リチウムとニッケルを含有し層状構造の酸化物である第三の正極活物質のそれぞれを特定の割合で配合することによって急速充電特性が良好で長寿命のリチウム二次電池を製造することが可能であることを見いだしたものである。
第一の正極活物質、第二の正極活物質は、5質量部から75質量部を含有したものが好ましく、リチウムとニッケルを含有した層状構造の酸化物である第三の正極活物質を15質量部から45質量部とを含むものが好ましく、第一の正極活物質、第二の正極活物質は、10質量部から70質量部の範囲であることがより好ましい。
第一の正極活物質、第二の正極活物質が、5質量部よりも少ない場合には、寿命が短くなるので好ましくなく、75質量部よりも多い場合には寿命が短くなるので好ましくない。また、第一の正極活物質、第二の正極活物質は、10質量部から70質量部の範囲であることがより好ましい。
また、第三の正極活物質は、15質量部から45質量部を含むことが好ましく、20質量部から40質量部を含むことがより好ましい。配合量が15質量部より少ない場合には、寿命が短くなるので好ましくなく、45質量部よりも多い場合には、寿命が短くなるので好ましくない。
第一、第二の正極活物質としては、化学式1:Lia1Mn2-x1M1x14 (M1は、Li、B、Mg、Al、Fe、Co、Niのうちの少なくとも一種であり、0<a1≦1、0<x1<0.3)で表されるリチウムマンガン含有複合酸化物であって、それぞれの構成元素が異なるものである。
第一、第二のスピネル構造を有する正極活物質において、a1は、電池の充放電によるリチウムの挿入離脱によって変化するが、1以下の値であることが好ましい。
また、x1は、0.01以上、0.3以下が好ましく、更に好ましくは0.015以上、0.25以下であり、0.01よりも少ない場合には効果がなく、0.3よりも大きい場合には、容量が低下するので好ましくない。
また、M1がAlである場合には、x1は、0.01以上、0.3以下が好ましく、更に好ましくは0.015以上、0.25以下である。0.01よりも少ない場合には添加の効果がなく、0.3よりも大きい場合には、容量が低下するので好ましくない。
また、M1がMgである場合には、x1は、0.01以上、0.2以下が好ましく、更に好ましくは0.015以上、0.15以下である。0.01よりも少ない場合には添加の効果がなく、0.2よりも大きい場合には、容量が低下するので好ましくない。
また、M1がB、Fe、Ni、Coである場合には、それぞれx1は、0.01以上、0.2以下が好ましい。更に好ましくは、0.015以上、0.18以下である。0.01よりも少ない場合には添加の効果がなく、0.2よりも大きい場合には、容量が低下するので好ましくない。
また、第三の正極活物質は、化学式3:Lia3Ni1-x3M3x32 (M3は、Li、Co、Mn、Mg、Alのうちの少なくとも一種であり、0<a3≦1、0<x3<0.7)で表されるリチウムニッケル複合酸化物である。
a3は電池の充放電によるリチウムの挿入離脱によって変化するが、1よりも小さいことが好ましい。
また、x3は、0.01以上、0.68以下が好ましく、更に好ましくは0.01以上、0.5以下であり、0.1よりも少ない場合には効果がなく、0.68よりも大きい場合には、充放電レート特性が劣る場合があるので好ましくない。
第一と第二の正極活物質であるスピネル構造の酸化物の正極活物質の作製方法について説明する。
作製原料として、リチウム原料には、炭酸リチウム、水酸化リチウム、酸化リチウム、硝酸リチウム、硫酸リチウム等を用いることができる。
これらのなかでも炭酸リチウム、水酸化リチウム等のリチウム塩が、遷移金属原料との反応性が高く、炭酸基、水酸基は、焼成時に二酸化炭素、水等の形態で揮発し、生成する活物質へ悪影響を及ぼさないことから好ましい。
また、マンガン原料としては、電解二酸化マンガン、三二酸化マンガン、四三酸化マンガン等の種々のマンガン酸化物、炭酸マンガン、硫酸マンガン等を用いることが可能である。
また、マグネシウム原料としては水酸化マグネシウム等が使用可能である。アルミニウム原料としては水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム等が使用可能である。ホウ素原料としては酸化ホウ素等が使用可能である。コバルト原料としては、三二酸化コバルト、四三酸化コバルト、水酸化コバルト、炭酸コバルト、硫酸コバルト等が使用可能である。また、鉄原料としては、水酸化鉄、三二酸化鉄等が使用可能である。ニッケル原料としては、酸化ニッケル、水酸化ニッケル、硫酸ニッケル、硝酸ニッケル等が使用可能である。
これらの原料を所望の金属元素組成比となるように秤量して、ボールミルなどにより粉砕混合する。混合粉を500℃から1200℃の温度で、空気、または酸素中で焼成することによって活物質を得る。焼成温度は、各元素を拡散させるためには高温である方が望ましいが、焼成温度が高すぎると酸素欠損を生じたり、凝集するために電池の活物質として使用した場合に特性に悪影響を及ぼす場合がある。これらのことから、焼成温度は500℃から900℃程度であることが望ましい。また、酸素欠損を生じないようにするために酸素雰囲気で焼成することが好ましい。
得られた活物質の比表面積は0.01m2/g以上、10m2/g以下であることが望ましく、好ましくは0.1m2/g以上、3m2/g以下である。比表面積が大きいほど、結着剤が多く必要であり、電極の容量密度の点で不利になり、また、比表面積が小さすぎると電解液と活物質間のイオン伝導性が低下する場合がある。活物質の平均粒径は、好ましくは0.1μm以上70μm以下であり、更に好ましくは1μm以上30μm以下である。粒径が70μmよりも大きいと電極成膜時に電極層に凹凸などの不均一な部分が生じる場合がある。0.1μmより小さい場合には、集電体上に成膜された電極の結着性が低くなる場合がある。
第三の正極活物質である層状構造の酸化物の正極活物質の作製方法について説明する。作製原料として、リチウム原料には、炭酸リチウム、水酸化リチウム、酸化リチウム、硝酸リチウム、硫酸リチウム等を用いることができる。
ニッケル原料としては、酸化ニッケル、水酸化ニッケル、硫酸ニッケル、硝酸ニッケル等が使用可能である。コバルト原料としては水酸化コバルト、三二酸化コバルト、四三酸化コバルト、硫酸コバルト等が使用可能である。アルミニウム原料としては水酸化アルミニウム等が使用可能である。また、マンガン原料としては、電解二酸化マンガン、三二酸化マンガン、四三酸化マンガン等の種々のマンガン酸化物、炭酸マンガン、硫酸マンガン等を用いることができる。マグネシウム原料としては水酸化マグネシウムなどが使用可能である。
これらの原料を所望の金属元素組成比となるように秤量して、ボールミル等により粉砕混合する。混合粉を500℃から1200℃の温度で、空気、または酸素中で焼成することによって活物質を得る。焼成温度は、各元素を拡散させるためには高温である方が望ましいが、粉末が凝集したりする場合があるので、焼成温度が高すぎても実用上問題がある。このことから、焼成温度は500℃から1000℃程度であることが好ましい。
得られた活物質の比表面積は0.01m2/g以上、10m2/g以下であることが望ましく、好ましくは0.1m2/g以上、3m2/g以下である。比表面積が大きいほど、結着剤が多く必要であり、電極の容量密度の点で不利になる。また、比表面積が小さすぎると電解液と活物質間のイオン伝導が低下する場合がある。活物質の個数平均粒径は、好ましくは0.1μm以上70μm以下であり、さらに好ましくは1μm以上30μm以下である。個数平均粒径が大きいと電極成膜時に電極層に凹凸などの不均一な部分が生じる場合がある。小さいと成膜された電極の結着性が低くなる場合がある。
次に、正極の作製方法について説明する。
得られた活物質を、導電付与材、結着剤と混合して集電体上に塗布して電極を形成する。導電付与材の例としては、アセチレンブラック、カーボンブラック、黒鉛、または、繊維状炭素などの炭素材料の他、アルミニウムなどの金属物質、導電性酸化物の粉末などを使用することができる。結着剤としてはポリフッ化ビニリデンやアクリル系ポリマー、イミド系のポリマーなどが用いられる。集電体としては、電池の正極の動作電位において安定な金属であるアルミニウム箔等を用いることができる。
正極活物質中に配合する導電付与材の添加量は、活物質、導電付与材および結着剤の合計量に対して0.5から30質量%程度とすることが好ましく、同様に結着剤の添加量は、1から10質量%とすることが好ましい。導電付与材と結着剤の割合が小さいと、電子伝導性が劣ったり、電極剥離の問題が生じたりすることがある。
一方、導電付与材と結着剤の割合が大きいと、電池質量あたりの容量が小さい場合があるため、活物質、導電付与材および結着剤の合計量に対して活物質の割合は、70から98質量%であることが好ましい。更に好ましくは85〜97質量%である。
活物質の割合が小さすぎると、電池のエネルギー密度の面で不利となる。活物質の割合が多すぎると、導電付与材と結着剤の質量あたりの割合が低くなり、電子伝導性に劣ったり、電極剥離しやすくなったりする傾向があるので不利である。
集電体上に塗布された電極の密度は、1g/cm3 以上4.5g/cm3以下であることが好ましい。密度が高すぎると電解液が電極の空隙に入りにくくなるためリチウムイオンの移動量が小さくなり、電池のレート特性が小さくなる場合がある。また、電極密度が小さすぎると電池のエネルギー密度が低下する場合がある。このため、さらに好ましくは2g/cm3以上4g/cm3以下である。
本発明の正極活物質には、第一、第二、および第三の正極活物質以外にも、その他の組成のスピネル型構造の材料、層状構造の材料、オリビン型構造の材料、その他の複合酸化物を含んでいても良い。
負極活物質としては、リチウムを吸蔵、放出する黒鉛または非晶質炭素等の炭素材料、金属リチウム、ケイ素、錫、アルミニウム等のリチウムと合金を形成する材料、ケイ素酸化物、ケイ素とケイ素以外の他金属元素を含むケイ素複合酸化物、錫酸化物、錫と錫以外の他金属元素を含むケイ素複合酸化物、Li4Ti512などのチタンを含む複合酸化物等を単独または混合して用いることができる。負極の作製方法は正極と同じ手法で作製することができるが、集電体には銅などの金属箔を用いることが好ましい。
本発明のリチウム二次電池に使用することが可能な電解液は、非プロトン性有機溶媒に、支持電解質を溶解したものを用いることができる。
非プロトン性溶媒としては、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、ビニレンカーボネート(VC)等の環状カーボネート類、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジプロピルカーボネート(DPC)等の鎖状カーボネート類、ギ酸メチル、酢酸メチル、プロピオン酸エチル等の脂肪族カルボン酸エステル類、γ−ブチロラクトン等のγ−ラクトン類、1、2−エトキシエタン(DEE)、エトキシメトキシエタン(EME)等の鎖状エーテル類、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン等の環状エーテル類、ジメチルスルホキシド、1、3−ジオキソラン、ホルムアミド、アセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジオキソラン、アセトニトリル、プロピルニトリル、ニトロメタン、エチルモノグライム、リン酸トリエステル、トリメトキシメタン、ジオキソラン誘導体、スルホラン、メチルスルホラン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、3−メチル−2−オキサゾリジノン、プロピレンカーボネート誘導体、テトラヒドロフラン誘導体、エチルエーテル、1,3−プロパンスルトン、アニソール、N−メチルピロリドン、フッ素化カルボン酸エステルなどの非プロトン性有機溶媒を一種又は二種以上を混合して使用できる。
また、電解液は、重合性物質等を添加してゲル状としたものであって良い。また、環状のアンモニウムカチオンとアニオン等からなるイオン液体を用いても良い。これらのうち、導電性などや、高電圧での安定性などの観点から、環状カーボネートと鎖状カーボネートを混合して使用することが適している。
電解液中に配合する支持電解質としては、LiPF6、LiAsF6、LiAlCl4、LiClO4、LiBF4、LiSbF6、LiCF3SO3、LiC49SO3、LiC(CF3SO23、LiN(CF3SO22、LiN(C25SO22、LiCH3SO3、LiC25SO3、LiC37SO3、低級脂肪族カルボン酸、カルボン酸リチウム、クロロボランリチウム、四フェニルホウ酸リチウム、LiBr、LiI、LiSCN、LiCl、LiFなどがあげられる。電解質濃度は、たとえば0.5mol/lから1.5mol/lとする。濃度が高すぎると密度と電解液の粘度が増加する。濃度が低すぎると電解液の電気伝導率が低下することがある。
本発明に係るリチウム二次電池は、乾燥空気または不活性ガス雰囲気において、正極および負極を、セパレータを介して積層、あるいは積層したものを捲回した後に、電池缶に収容したり、合成樹脂と金属箔との積層体からなるフィルム状外装材等によって封口することによって電池を製造することができる。
図1に本発明のリチウム二次電池の一例として、正極、負極の各一個をセパレータを挟んで対向させて配置しフィルム状外装材によって被覆した電池を示す。
リチウム二次電池1は、正極集電体2上に正極活物質層3を形成した正極4と、負極集電体5上に負極活物質層6を形成した負極7をセパレータ8を介して積層したものであって、正極集電体2に接続した正極用導電タブ9、負極集電体5に接続した負極用電極タブ10を接合し、アルミニウム箔の両面にポリエチレンフィルム、ポリエステルフィルムを積層したフィルム状外装材11によって被覆して封口したものである。
図1に示した例では、正極、負極を各1個を有する例について述べたが、正極電極,負極電極の複数個をセパレータを介して積層したもの、あるいはセパレータを挟んで対向した正極、負極を巻回型したもの、コイン型、角型、円筒型等の形状とすることができ、フィルム状外装材に代えて金属製容器を用いることもできる。
以下に、本発明の実施例、比較例を示し本発明を説明する。
比較例1−1および比較例1−2
第一の正極活物質 試料1−1の調製
水酸化リチウム、二酸化マンガン、水酸化アルミニウムを所定の金属元素組成比となるように秤量して、これらの原料を乳鉢にて1時間粉砕混合した後に、混合後の試料を900℃空気中で12時間焼成した。焼成後に、試料を再度粉砕混合した後に、700℃12時間、酸素中で2回目の焼成を行った。その後、通過粒径が50μmの篩によって粗粉を除去してLiMn1.85Li0.1Al0.054で示される試料1−1の正極活物質を得た。得られた粉末の比表面積はガス吸着量測定式比表面積測定装置(ユアサアイオニクス製Quantasorb)で測定したところ、0.1m2/gから5m2/gであり、個数平均粒径は0.5〜40μmの範囲であった。また、X線回折装置(リガク製RINT−2000)で、電圧40kV、電流50mA、CuKα線による測定を行い、測定結果を図2(A)に示す。また、比較のために、スピネル構造のLiMn24について同条件で測定した測定結果を図2(B)に示す。作成した試料1−1はスピネル構造であることを確認した。
第二の正極物質 試料2−1の調製
水酸化リチウム、二酸化マンガンの所定の金属元素組成比となるように秤量した点を除き試料1−1の調製と同様にして、LiMn1.85Li0.154で示される試料2−1の正極活物質を調製した。
第三の正極活物質 試料3−1の調製
水酸化リチウム、水酸化ニッケル、酸化コバルト、水酸化アルミニウムを所定の金属組成比となるように秤量した。これらの原料を乳鉢にて1時間粉砕混合した後に、混合後の試料を900℃空気中で12時間焼成した。焼成後に、試料を再度粉砕混合した後に、700℃12時間、酸素中で2回目の焼成を行った。その後、通過粒径が50μmの篩によって粗粉を除去してLiNi0.8Co0.15Al0.052で示される正極活物質を得た。
得られた粉末の比表面積を試料1−1と同様にして測定したところ、0.1m2/gから5m2/gであり、個数平均粒径は0.5〜40μmの範囲であった。また、試料1−1と同様にX線回折測定によって測定を行い、その結果を図3(A)に示す。また、比較のために、層状構造のLiCoO2について同条件で測定した測定結果を図3(B)に示す。作成した試料3−1は層状構造であることを確認した。
正極の作製
得られた第一の正極活物質:試料1−1、第二の正極活物質:試料2−1、第三の正極活物質:試料3−1を、表1に記載の配合量で配合して、導電付与材である炭素材料、N−メチルピロリドン(NMP)にポリフッ化ビニリデン(PVDF)を溶解させた溶液に分散させスラリー状とした。導電付与材には導電性カーボンブラック(ケッチェンブラック)を使用した。活物質、導電付与材、結着剤の質量比は90/6/4とした。厚さ20μmのアルミニウム箔からなる集電体上にスラリーを塗布した。
電極の面積あたりの容量は初回充電容量が2.0mAh/cm2になるように調整した。その後、真空中で12時間乾燥させて、電極材料とした。電極は縦20mm、横20mmに切り出した。その後、3t/cm2で加圧成形した。
負極の作製
活物質として黒鉛を使用し、PVDFをNMPに溶解したバインダ溶液、導電付与材としてのカーボンブラックとを混合し、スラリー状とした後に、厚さ10μmの銅箔を集電体として正極スラリーと同様に塗布した。電極の面積あたりの容量は初回充電容量が2.4mAh/cm2になるように調整した。その後、真空中で12時間乾燥させて、電極材料とした。を使用した。負極は縦22mm、横22mmに切り出した。その後、1t/cm2で加圧成形した。
試料電池の作製
正極と負極をポリプロピレン製セパレータを挟んで対向配置させ、正極集電体にアルミニウム製タブを接合し、負極集電体にはニッケル製タブを接合した。
アルミニウム箔の両面をポリエチレンフィルムとポリプロピレンフィルムを積層したフィルム状外装材によって一辺を残して熱融着した後に、エチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)を30:70(容量%)で混合した溶媒に支持電解質として濃度1mol/lのLiPF6を配合した電解液を注液して封口して比較試料電池A−1から比較試料電池A−7、および比較試料電池B−1から比較試料電池B−8を得た。
充放電特性評価
作製した各試験電池、比較試験電池を、上限電圧を4.2Vで電流を8mAとして定電流充電を行った後に、4.2Vで1.5時間の定電圧で充電した後、下限電圧を3Vとして定電流で放電して、初期容量とした。
初回充電容量は8mAhであった。初回充放電容量を基準として充電率を設定した。
初回充電と同様の条件で満充電した後に、電池を60℃で90日間保存した。
保存後に、20℃の温度雰囲気中で1Cの電流値で下限電圧3Vまで放電した後に、電流値10Cで上限電圧を4.2Vとして、定電流定電圧方式で15分間充電した後に、1Cの定電流で下限電圧を3Vとして放電し、保存前の初期の放電容量と、保存後の急速充電後の放電容量を比較して、寿命後の急速充電特性の評価を行い、その結果を表1に示す。
Figure 0005322259
比較2−1および比較例2−2
比較例1−1と同様にして、第一の正極活物質として試料1−2:LiMn1.85Li0.1Al0.054、第二の正極物質として、試料2−2:LiMn1.85Li0.1Ni0.054、第三の正極活物質として、試料3−2:LiNi0.8Co0.22でそれぞれ表される物質を調製した。
次いで、実施例1と同様にして、比較試料電池A-から比較試料電池A-14、比較試料電池B-から比較試料電池B-14を作製して比較例1−1と同様にして評価を行いその結果を表2に示す。
Figure 0005322259
比較例3−1および比較例3−2
比較例1−1と同様にして、第一の正極活物質として試料1−3:LiMn1.87Li0.03Al0.14、第二の正極物質として試料2−3:LiMn1.85Li0.1Co0.054、第三の正極活物質として試料3−3:LiNi1/3Co1/3Mn1/32でそれぞれ表される物質を調製した。
次いで、比較例1−1と同様にして、比較試料電池A−15から比較試料電池A−21、比較試料電池B-15から比較試料電池B-22を作製して比較例1−1と同様にして評価を行いその結果を表に示す。
Figure 0005322259
比較例4−1および比較例4−2
比較例1−1と同様にして、第三の正極活物質として試料3−4:LiNi0.8Co0.15Mn0.052、試料3−5:LiNi0.8Co0.15Mg0.052、試料3−6:LiNi0. 5Mn0.52、および試料3−7:LiCoO2でそれぞれ表される物質を調製した。
次いで、比較例1−1で使用した第一の正極活物質である試料1−1を40質量部、第二の正極活物質である試料2−1を40質量部、および第三の正極活物質として、試料3−4、試料3−5、試料3−6、試料3−3をそれぞれ20質量部を配合した点を除き、実施例1と同様に比較試料電池A−22,A−23,A−24,A−25を作製して、比較例1−1と同様にして保存後の容量を測定してその結果を表4に示す。また、第三の正極活物質として、試料3−7の20質量部を配合した点を除き、比較試料電池A−22と同様にして比較試料電池B−23を作製して保存後の容量を同様に測定して表4に示す。また、比較のために比較試料電池A−3についても示した。
表4に示すように、第三の正極活物質がニッケルを含む場合には、優れた効果が得られる。
Figure 0005322259
比較例5
比較例1と同様にして、第一の正極活物質として試料1−4:LiMn1.85Li0.1Mg0.05O4、試料1−5:LiMn1.85Li0.1Ni0.05O4、試料1−6:LiMn1.85Li0.1Co0.054、試料1−7:LiMn1.85Li0.1Fe0.054、試料1−8:LiMn1.76Li0.01Al0.234、試料1−9:LiMn1.82Li0.03Al0.154、試料1−10:LiMn1.85Li0.05Al0.14、試料1−11:LiMn1.85Li0.1Al0.025Co0.0254、試料1−12:LiMn1.85Li0.1Al0.025Ni0.0254、試料1−13:LiMn1.85Li0.1Al0.025Fe0.0254、試料1−14:LiMn1.84Li0.05Al0.10.014、試料1−15:LiMn1.85Li0.08Al0.03Co0.030.014、試料1−16:LiMn1.85Li0.1Mg0.01Al0.02Co0.024、および試料1−17:LiMn1.82Li0.04Mg0.06Al0.084 でそれぞれ表される物質を調製した。
次いで、第一の正極活物質を表5に記載のように変更した点を除き、比較例1で説明した比較試料電池A−3と同様にして、第一の正極活物質を40質量部、第二の正極活物質を40質量部、第三の正極活物質を20質量部の組成で、各試験電池を作製して、比較例1と同様にして評価を行い、その結果を表5に示す。なお、比較のために、比較試料電池A−3についても記載した。これらのなかでも、アルミニウムを含有する正極活物質において急速充電後の容量が大きかった。
Figure 0005322259
実施例1
比較例1と同様にして、第一の正極活物質として試料1−18:LiMn1.84Li0.1Al0.03Co0.034、および試料1−19:LiMn1.83Li0.1Al0.03Co0.030.014をそれぞれ調製した。
また、第二の正極活物質として、試料2−4:LiMn1.88Li0.1Mg0.054、試料2−5:LiMn1.87Li0.1Co0.054、試料2−6:LiMn1.87Li0.1Ni0.054、試料2−7:LiMn1.87Li0.1Fe0.054、試料2−8:LiMn1.88Li0.10.024、試料2−9:LiMn1.88Li0.02Mg0.14、試料2−10:LiMn1.86Li0.02Mg0.124、試料2−11:LiMn1.85Li0.05Mg0.08Al0.024、試料2−12:LiMn1.88Li0.05Mg0.05Co0.024、試料2−13:LiMn1.88Li0.05Mg0.05Fe0.024、試料2−14:LiMn1.87Li0.05Mg0.084、試料2−15:LiMn1.82Li0.04Mg0.08Al0.064、および試料2−16:LiMn1.83Li0.05Mg0.08Al0.044 でそれぞれ表される物質を調製した。
次いで、比較例1で説明した比較試料電池A−3において、第一の正極活物質と第二の正極活物質を表6に記載のものに変えた点を除き、比較試料電池A−3と同様に各試料電池を作製して、実施例1と同様にして評価を行い、その結果を表6に示す。
Figure 0005322259
以上の実施例、比較例に示すように、アルミニウムを含有するスピネル化合物を含む場合に急速充電後の放電容量の維持率の改善効果が高いリチウム二次電池を得ることができる。更に、アルミニウムを含むスピネル構造の第一の正極活物質に対して、第二の正極活物質として、リチウム、マンガンに加えてマグネシウムを含むスピネル化合物を用いることによって急速充電後の放電容量の維持率の改善効果が高かった。
本発明の正極活物質を使用したリチウム二次電池は、正極活物質として使用した場合には、急速充電後の放電容量の維持率が高いので、携帯電話、ノート型パソコン、電気自動車、電動自転車、電動バイク、無停電電源、電動工具、あるいはデジタルカメラや携帯用音楽機器等の携帯型機器の利便性を大きく向上することができる。
図1は、本発明のリチウム二次電池の実施態様を説明する断面図である。 図2は、実施例のスピネル構造の試料と、マンガン酸リチウムのX線回折パターンを説明する図である。 図3は、実施例の層状構造の試料とコバルト酸リチウムのX線回折パターンを説明する図である。
符号の説明
1…リチウム二次電池、2…正極集電体、3…正極活物質層、4…正極、5…負極集電体、負極活物質層、7…負極、8…セパレータ、9…正極用導電タブ、10…負極用電極タブ、11…フィルム状外装材

Claims (8)

  1. リチウムとマンガンを必須成分とし、構成する元素の種類が異なる二種類のスピネル構造の酸化物である第一の正極活物質、第二の正極活物質のそれぞれを、5質量部から75質量部と、リチウムとニッケルを含有し層状構造の酸化物である第三の正極活物質を15質量部から45質量部とを含む正極であって、
    前記第一、第二の正極活物質は、化学式1:Li a1 Mn 2-x1 M1 x1 4 (M1は、Li、B、Mg、Al、Fe、Co、Niのうちの少なくとも一種であり、0<a1≦1、0<x1<0.3)で表されるリチウムマンガン含有複合酸化物であり、
    前記第一の正極活物質のM1をM11としたとき、前記M11はアルミニウムを含み、
    前記第二の正極活物質のM1をM12としたとき、前記M12はマグネシウムを含み、
    前記第三の正極活物質は、化学式3:Lia3Ni1-x3M3x32 (M3は、Li、Co、Mn、Mg、Alのうちの少なくとも一種であり、0<a3≦1、0<x3<0.7)で表されるリチウムニッケル複合酸化物であることを特徴とする正極。
  2. 前記M11が含むAlの組成比が、0.015以上、0.25以下であり、前記M12が含むMgの組成比が、0.015以上、0.15以下であることを特徴とする請求項1に記載の正極。
  3. 前記M11が更にLiを含み、該M11が含むLiの組成比が0.05以上、0.1以下であり、前記M12が更にLiを含み、該M12が含むLiの組成比が0.02以上、0.1以下であることを特徴とする請求項1に記載の正極。
  4. 前記M12が含むMgの組成比が、0.05以上、0.12以下であることを特徴とする請求項1から請求項3に記載の正極。
  5. リチウムとマンガンを必須成分とし、構成する元素の種類が異なる二種類のスピネル構造の酸化物である第一の正極活物質、第二の正極活物質のそれぞれを、5質量部から75質量部と、リチウムとニッケルを含有し層状構造の酸化物である第三の正極活物質を15質量部から45質量部とを含む正極であって、
    前記第一、第二の正極活物質は、化学式1:Li a1 Mn 2-x1 M1 x1 4 (M1は、Li、B、Mg、Al、Fe、Co、Niのうちの少なくとも一種であり、0<a1≦1、0<x1<0.3)で表されるリチウムマンガン含有複合酸化物であり、
    前記第一の正極活物質のM1をM11としたとき、前記M11はアルミニウムを含み、
    前記第二の正極活物質のM1をM12としたとき、前記M12はマグネシウムを含み、
    前記第三の正極活物質は、化学式3:Li a3 Ni 1-x3 M3 x3 2 (M3は、Li、Co、Mn、Mg、Alのうちの少なくとも一種以上であり、0<a3≦1、0<x3<0.7)で表されるリチウムニッケル複合酸化物である正極と、リチウムを吸蔵および放出する負極を有することを特徴とするリチウム二次電池。
  6. 前記M11が含むAlの組成比が、0.015以上、0.25以下であり、前記M12が含むMgの組成比が、0.015以上、0.15以下であることを特徴とする請求項5に記載のリチウム二次電池。
  7. 前記M11が更にLiを含み、該M11が含むLiの組成比が0.05以上、0.1以下であり、前記M12が更にLiを含み、該M12が含むLiの組成比が0.02以上、0.1以下であることを特徴とする請求項5に記載のリチウム二次電池。
  8. 前記M12が含むMgの組成比が、0.05以上、0.12以下であることを特徴とする請求項5から請求項7に記載のリチウム二次電池。
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