JP2003123753A - 非水系二次電池用正極活物質およびそれを用いた非水系二次電池 - Google Patents

非水系二次電池用正極活物質およびそれを用いた非水系二次電池

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JP2003123753A
JP2003123753A JP2001313004A JP2001313004A JP2003123753A JP 2003123753 A JP2003123753 A JP 2003123753A JP 2001313004 A JP2001313004 A JP 2001313004A JP 2001313004 A JP2001313004 A JP 2001313004A JP 2003123753 A JP2003123753 A JP 2003123753A
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active material
electrode active
secondary battery
composite oxide
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Toshiaki Nakano
敏昭 仲野
Satoru Saito
哲 斉藤
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Japan Storage Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、安価で、安全性に優れ、高いエネル
ギー密度を有し、充放電サイクル特性に優れた正極活物
質およびそれを用いた非水系二次電池を提供する。 【解決手段】リチウム含有化合物の粒子からなる非水系
二次電池用正極活物質において、リチウムニッケル複合
酸化物とリチウムマンガン複合酸化物とが前記正極活物
質を構成する各粒子内に含まれ、当該正極活物質の粒子
の比表面積が0.1m/g以上10m/g以下であ
ることを特徴とする非水系二次電池用正極活物質。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水系二次電池用
正極活物質およびそれを用いた非水系二次電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】正極と、負極と、有機溶媒や高分子固体
電解質などの非水系電解質とからなり、充電により繰り
返し使用が可能な非水系二次電池は、携帯用機器等の電
源として近年広く研究されている。この非水系二次電池
のうち、リチウムイオンが正極および負極に挿入・脱離
することにより充放電を行うリチウムイオン電池は、高
いエネルギー密度を有しているため、携帯電話、携帯用
パソコン、ビデオカメラ等の電源として広く用いられて
いる。このリチウムイオン電池の正極活物質としては、
LiCoOが、高いエネルギー密度を有することや合
成が容易であることから既に実用化されている。
【0003】しかし、近年のリチウムイオン電池の需要
拡大に伴う更なる量産化を考えた場合、LiCoO
原料であるコバルトは埋蔵量が少ないため原料調達に支
障をきたすおそれがある。また、価格が高いため材料コ
ストの低減が困難であるという問題点もある。
【0004】そこで近年、LiCoOに代わってLi
NiOやLiMnを正極活物質とする試みがな
されている。LiNiOは、原料のニッケルがコバル
トと比較して安価であるのみならず、LiCoOと同
様に高いエネルギー密度を有する。また、LiMn
は、原料のマンガンがニッケルと比較しても更に安価
であるし、過充電時における安全性にも優れている。
【0005】しかし、LiNiOについては、過充電
時に結晶構造の変化により発熱するため、この熱により
電池が分解・破裂するおそれがある等、安全面で問題が
ある。一方、LiMnについては、LiCoO
やLiNiOに比べて容量が低く、また繰り返し充放
電を行った場合に結晶構造の変化に起因する容量劣化が
起こるという問題点がある。
【0006】これらの問題点を解決するため特開平11
−3698において、リチウムマンガン複合酸化物と、
リチウムコバルト複合酸化物やリチウムニッケル複合酸
化物を混合することにより、安価で容量や充放電サイク
ル特性に優れた正極活物質を得る方法が提案されてい
る。
【0007】しかし、近年、携帯型機器に対する小型化
要求に伴い、当該機器の電源として使用される二次電池
に対しても更なる小型化が要求されている。このような
状況の下では、前述の方法のように異なる種類のリチウ
ム遷移金属複合酸化物を単に混合するだけでは正極活物
質の充填密度を高めることができないため、単位容積あ
たりのエネルギー密度を十分に向上させることはできな
いという問題点があった。
【0008】一方、非水系二次電池の正極は、正極活物
質と導電助剤と結着剤等とを混合し、これを金属箔に塗
布することにより製造される。このため電池内に充填で
きる正極活物質の量が限られてしまうので、単位容積あ
たりのエネルギー密度を向上させるためには、正極活物
質はできるだけ高い反応性を有するとともにその利用率
が高いことが望まれる。
【0009】しかし、正極活物質の反応性があまりに高
すぎると電池の安定性や安全性に問題が生じるおそれが
あるし、また、利用率を上げるために活物質層を薄くす
るとエネルギー密度が低下してしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであって、その目的は、安価で、安全
性に優れ、高いエネルギー密度を有し、充放電サイクル
特性に優れた正極活物質およびそれを用いた非水系二次
電池を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、リチ
ウム含有化合物の粒子からなる非水系二次電池用正極活
物質において、リチウムニッケル複合酸化物とリチウム
マンガン複合酸化物とが前記正極活物質を構成する各粒
子内に含まれ、当該正極活物質の粒子の比表面積が0.
1m/g以上10m/g以下であることを特徴とす
る。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載の非水
系二次電池用正極活物質において、リチウムニッケル複
合酸化物のニッケルの一部がアルミニウムと置換された
ものであることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項1に記載の非水
系二次電池用正極活物質において、リチウムマンガン複
合酸化物のマンガンの一部がアルミニウムと置換された
ものであることを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1に記載の非水
系二次電池用正極活物質において、リチウムニッケル複
合酸化物のニッケルの一部がアルミニウムと置換され、
かつリチウムマンガン複合酸化物のマンガンの一部がア
ルミニウムと置換されたものであることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、金属箔からなる正極集
電体の両面に正極活物質を含有する正極合剤を塗布して
なる正極合剤層を備えた正極と、非水電解質と、負極と
から構成される非水系二次電池において、前記正極活物
質が請求項1、2、3、または4に記載された正極活物
質のうちのいずれかであり、前記正極集電体の片面にお
ける前記正極合剤層の厚さが50μm以上350μm以
下であり、かつ前記正極集電体の片面に存する前記正極
合剤の質量が前記正極集電体の単位面積当たり10mg
/cm以上70mg/cm以下であることを特徴と
する。
【0016】
【発明の作用および効果】請求項1の発明においては、
次のような作用および効果が得られる。
【0017】まず、正極活物質の原料として高価で希少
なコバルトを用いなくてすむことから、原料調達が容易
になるし、また材料コストの低減が可能となる。
【0018】次に、正極活物質として、高いエネルギー
密度を有するリチウムニッケル複合酸化物と安全性に優
れたリチウムマンガン複合酸化物とを用いるので、エネ
ルギー密度が高く、安全性に優れた正極活物質を得るこ
とができる。
【0019】そして、正極活物質の粒子において、各粒
子内にリチウムニッケル複合酸化物とリチウムマンガン
複合酸化物とを含有しているので、単に両者を混合した
場合に比べてリチウムニッケル複合酸化物とリチウムマ
ンガン複合酸化物の充填密度を高くすることができる。
その結果、単に両者を混合した場合よりも単位容積あた
りのエネルギー密度が高い正極活物質を得ることができ
る。
【0020】更に、正極活物質の粒子の比表面積が0.
1m/g以上10m/g以下であるので、当該正極
活物質は反応性と安全性とのバランスに優れたものとな
る。その結果、エネルギー密度が高く、かつ安全性に優
れた正極活物質を得ることができる。
【0021】請求項2の発明においては、リチウムニッ
ケル複合酸化物のニッケルの一部がアルミニウムと置換
されたことにより、リチウムニッケル複合酸化物の結晶
構造が安定する。その結果、過充電時においてもリチウ
ムニッケル複合酸化物の結晶構造が変化することに伴う
発熱が抑えられるので、請求項1の発明の効果に加え
て、過充電時の安全性に優れた正極活物質を得ることが
できる。
【0022】請求項3の発明においては、リチウムマン
ガン複合酸化物のマンガンの一部がアルミニウムと置換
されたことにより、リチウムマンガン複合酸化物の結晶
構造が安定する。その結果、充放電時におけるリチウム
マンガン複合酸化物の結晶構造が安定するので、請求項
1の発明の効果に加えて、充放電サイクル特性に優れた
正極活物質を得ることができる。
【0023】請求項4の発明においては、リチウムニッ
ケル複合酸化物のニッケルの一部がアルミニウムと置換
され、かつ、リチウムマンガン複合酸化物のマンガンの
一部がアルミニウムと置換されていることから、請求項
1の発明の効果に加えて、過充電時の安全性に優れ、か
つ充放電サイクル特性に優れた正極活物質を得ることが
できる。
【0024】請求項5の発明においては、正極集電体の
片面における正極合剤層の厚さが50μm以上350μ
m以下であり、かつ正極集電体の片面に存する正極合剤
の質量が正極集電体の単位面積当たり10mg/cm
以上70mg/cm以下であることにより、エネルギ
ー密度を低下させずに正極活物質の利用率を高くするこ
とができる。そのため、請求項1、2、3、または4の
発明の効果に加えて、エネルギー密度が高く、しかも高
率放電特性に優れた非水系二次電池を得ることができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】リチウムニッケル複合酸化物につ
いては、層状岩塩構造を有するLiNiOを代表的に
用いることができる。
【0026】リチウムニッケル複合酸化物は、ニッケル
以外の金属を化学量論以上に添加して調製するなどによ
って、結晶格子中のニッケル原子の一部をこれらの金属
で置換することができる。このようにニッケル原子と置
換可能な金属元素としては、Li、B、Al、Fe、S
n、Cr、Cu、Ti、Zn、Co、Mn等の金属元素
を挙げることができる。上記の金属元素の中では、Co
及び/又はAlによりニッケル原子を置換するのが好ま
しい。また、上述した金属元素の中から選ばれた複数の
金属元素によりニッケル原子を置換することもできる。
ただし、結晶構造を安定させることができるならば、ニ
ッケル原子と置換される金属元素の種類はこれに限定さ
れない。
【0027】ニッケル以外の金属元素により結晶格子中
のニッケル原子の一部が置換されたリチウムニッケル複
合酸化物は、層状岩塩構造を有する場合には通常、組成
式LiNi1−y2−z(Mは置換した金属元
素、0≦x≦1.5、0<y≦1、−0.5≦z≦0.
5)で表すことができる。ただし、結晶構造を安定させ
ることができるならば、リチウムニッケル複合酸化物の
組成比はこれに限定されない。
【0028】リチウムマンガン複合酸化物については、
スピネル構造を持つLiMnであってもよく、ま
た、層状岩塩構造を持つLiMnOであってもよい。
【0029】リチウムマンガン複合酸化物については、
マンガン以外の金属を化学量論以上に添加して調製する
などによって、結晶格子中のマンガン原子の一部をこれ
らの金属で置換することができる。このようにマンガン
原子と置換可能な金属元素としては、Li、B、Al、
Fe、Sn、Cr、Cu、Ti、Zn、Co、Ni等を
挙げることができる。上記の金属元素の中では、Al及
び/又はLiによりマンガン原子を置換するのが好まし
い。また、上述した金属元素の中から選ばれた複数の金
属元素によりマンガン原子を置換することもできる。た
だし、結晶構造を安定させることができるならば、マン
ガン原子と置換される金属元素の種類はこれに限定され
ない。
【0030】マンガン以外の金属元素により結晶格子中
のマンガン原子の一部が置換されたリチウムマンガン複
合酸化物は、スピネル構造を有する場合には通常、組成
式LiMn2−y4−z(Mは置換した金属元
素、0≦x≦1.5、0<y≦1、−0.5≦z≦0.
5)で表すことができる。ただし、結晶構造を安定させ
ることができるならば、リチウムマンガン複合酸化物の
組成比はこれに限定されない。
【0031】上記粒子の結晶構造については、X線回折
により分析できる。例えば、理学電機製、X−Ray
Diffractometer、RINT2000を使
用し、CuKα線を用いて測定できる。
【0032】リチウムニッケル複合酸化物を構成するニ
ッケルの一部をアルミニウムで置換したもの、及びリチ
ウムマンガン複合酸化物を構成するマンガンの一部をア
ルミニウムで置換したものについては、上記の方法によ
り結晶構造を分析し、構成元素の一部が他の元素に置換
された場合でも結晶構造に変化がないことを確認でき
る。
【0033】本発明においては、上述したリチウムニッ
ケル複合酸化物粒子から少なくとも1種類を選び、かつ
リチウムマンガン複合酸化物粒子から少なくとも1種類
を選び、これらを混合した後にスラリー化し、このスラ
リーを乾燥することによって、リチウムニッケル複合酸
化物の粒子とリチウムマンガン複合酸化物の粒子とを各
粒子内に含む正極活物質を製造できる。
【0034】両複合酸化物の好ましい混合比は、リチウ
ムニッケル複合酸化物とリチウムマンガン複合酸化物と
の合計量に対してリチウムマンガン複合酸化物の割合
が、通常10mol%以上90mol%以下であり、よ
り好ましくは20mol%以上80mol%以下であ
る。リチウムマンガン複合酸化物の割合が少なすぎると
過充電時に電池が分解・破裂するおそれがある。一方、
リチウムマンガン複合酸化物の割合が多すぎると、電池
容量の不足、充放電サイクル特性の悪化という問題が生
じるおそれがある。
【0035】リチウムニッケル複合酸化物とリチウムマ
ンガン複合酸化物とを混合する場合、湿式によっても乾
式によっても良いが、得られたスラリーを続いて乾燥処
理することができるので、処理手順の簡便性から湿式に
より混合するのが好ましい。湿式混合において通常使用
する媒体としては水を用いることができるが、有機溶媒
を用いることもできる。
【0036】上述のスラリーは、例えば50℃〜300
℃の温度で、スプレードライヤー(噴霧乾燥機)による
噴霧乾燥により乾燥される。当該乾燥工程により、リチ
ウムニッケル複合酸化物とリチウムマンガン複合酸化物
とを各粒子内に含む正極活物質を製造することができ
る。
【0037】上記正極活物質の粒子の比表面積は、島津
製作所製、マイクロメリテックス、ジェニミ2370を
使用し、液体窒素を用い、圧力測定範囲0〜126.6
KPaとする動的定圧法による定温ガス吸着法によって
行い、BET法で解析できる。また、データ処理ソフト
ウェアとしてはGEMINI−PC1を使用できる。
【0038】上記正極活物質の粒子の比表面積が0.1
/g未満であると正極活物質の反応性が低くなるた
めに非水系二次電池の充放電特性が低下する。一方、1
0.0m/gをこえると正極活物質の反応性が高くな
りすぎて非水系二次電池の安定性、安全性に問題が生じ
るおそれがある。その結果、上記正極活物質の粒子の比
表面積は0.1m/g以上10m/g以下に限定さ
れる。
【0039】
【実施例】<実施例1>比表面積0.20m/gのL
iNiO100gと、比表面積0.15m/gのL
iMn100gとを1Lのポリエチレン製容器に
秤量し、これに純水200gを加えた後、ホモジナイザ
ーにより湿式粉砕・混合を実施した。このスラリーをス
プレードライヤーを用いて噴霧乾燥したところ、層状岩
塩構造のリチウムニッケル複合酸化物とスピネル型リチ
ウムマンガン複合酸化物との両者を含む正極活物質が得
られた。
【0040】この正極活物質の粒子の比表面積を前述の
方法で測定したところ、0.10m /gであった。
【0041】得られた正極活物質91重量部に、結着剤
としてのポリフッ化ビニリデン6重量部と、導電剤とし
てのアセチレンブラック3重量部とを混合した。これに
N−メチルピロリドンを適宜加えてペースト状に調製し
た後、このペーストを幅48mm、長さ300mm、厚
さ20μmのアルミニウム箔からなる集電体の両面に塗
布した。これを150℃で乾燥した後、加圧し、アルミ
ニウム箔片面の合剤層の厚さが65μm、極板の合計厚
さが150μmの正極板を作製した。
【0042】負極ホスト物質としてのグラファイト92
重量部と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン8重量
部とを混合し、これにN−メチルピロリドンを適宜加え
てペースト状に調整した後、このペーストを幅49m
m、長さ340mm、厚さ14μmの銅箔からなる集電
体の両面に塗布した。これを150℃で乾燥した後、加
圧し、銅箔片面の合剤層の厚さが73μm、極板の合計
厚さが160μmの負極板を作製した。
【0043】セパレータには厚さ25μm、幅50mm
のポリエチレン微多孔膜を用いた。
【0044】これら正極板、セパレータ、負極板、セパ
レータを順に重ね合わせ、ポリエチレン製の長方形状の
巻芯を中心として、長辺が発電要素の巻回中心軸と平行
になるよう、その周囲に長円渦状に巻回して、大きさ5
0×35×3mmの発電要素とした。このようにして得
られた巻回型発電要素を、金属ラミネート樹脂フィルム
ケースに、その巻回中心軸がケースの開口面に垂直とな
るように収納し、電解液を注液した。
【0045】電解液にはLiPFを1mol/l含む
エチレンカーボネートとジエチルカーボネートの4:6
(体積比)の混合溶液を用いた。
【0046】引き続いて、200mA定電流で30分間
予備充電を行った後、リード端子を固定し、金属ラミネ
ート樹脂フィルムケースの開口部を、真空に引きながら
熱溶着することにより封口した。このようにして、実施
例1の非水系二次電池を得た。
【0047】<実施例2>比表面積0.80m/gの
LiNiO100gと、比表面積0.70m/gの
LiMn100gとを用いた以外は実施例1と同
様の手法により正極活物質を作製した。この正極活物質
の粒子の比表面積は0.52m/gであった。この正
極活物質を使用し、実施例1と同様にして、実施例2の
非水系二次電池を得た。
【0048】<実施例3>比表面積1.30m/gの
LiNiO100gと、比表面積1.10m/gの
LiMn100gとを用いた以外は実施例1と同
様の手法により正極活物質を作製した。この正極活物質
の粒子の比表面積は1.00m/gであった。この正
極活物質を使用し、実施例1と同様にして、実施例3の
非水系二次電池を得た。
【0049】<実施例4>比表面積2.60m/gの
LiNiO100gと、比表面積2.30m/gの
LiMn100gとを用いた以外は実施例1と同
様の手法により正極活物質を作製した。この正極活物質
の粒子の比表面積は2.00m/gであった。この正
極活物質を使用し、実施例1と同様にして、実施例4の
非水系二次電池を得た。
【0050】<実施例5>比表面積8.00m/gの
LiNiO100gと、比表面積6.00m/gの
LiMn100gとを用いた以外は実施例1と同
様の手法により正極活物質を作製した。この正極活物質
の粒子の比表面積は5.00m/gであった。この正
極活物質を使用し、実施例1と同様にして、実施例5の
非水系二次電池を得た。
【0051】<実施例6>比表面積11.00m/g
のLiNiO100gと、比表面積9.00m /g
のLiMn100gとを用いた以外は実施例1と
同様の手法により正極活物質を作製した。この正極活物
質の粒子の比表面積は8.00m/gであった。この
正極活物質を使用し、実施例1と同様にして、実施例6
の非水系二次電池を得た。
【0052】<実施例7>比表面積15.00m/g
のLiNiO100gと、比表面積14.00m
gのLiMn100gとを用いた以外は実施例1
と同様の手法により正極活物質を作製した。この正極活
物質の粒子の比表面積は10.00m/gであった。
この正極活物質を使用し、実施例1と同様にして、実施
例7の非水系二次電池を得た。
【0053】<実施例8>比表面積8.00m/gの
LiNi0.85Al0.15100gと、比表面
積6.00m/gのLiMn100gとを用い
た以外は実施例1と同様の手法により正極活物質を作製
した。この正極活物質の粒子の比表面積は5.00m
/gであった。この正極活物質を使用し、実施例1と同
様にして、実施例8の非水系二次電池を得た。
【0054】<実施例9>比表面積8.00m/gの
LiNiO100gと、比表面積6.00m/gの
LiMn1.80Al0.2100gとを用いた以
外は実施例1と同様の手法により正極活物質を作製し
た。この正極活物質の粒子の比表面積は5.10m
gであった。この正極活物質を使用し、実施例1と同様
にして、実施例9の非水系二次電池を得た。
【0055】<実施例10>比表面積8.00m/g
のLiNi0.85Al0.15100gと、比表
面積6.00m/gのLiMn1.80Al0.2
100gとを用いた以外は実施例1と同様の手法によ
り正極活物質を作製した。この正極活物質の粒子の比表
面積は4.80m/gであった。この正極活物質を使
用し、実施例1と同様にして、実施例10の非水系二次
電池を得た。
【0056】<比較例1>比表面積0.08m/gの
LiNiO100gと、比表面積0.07m/gの
LiMn100gとを用いた以外は実施例1と同
様の手法により正極活物質を作製した。この正極活物質
の粒子の比表面積は0.04m/gであった。この正
極活物質を使用し、実施例1と同様にして、比較例1の
非水系二次電池を得た。
【0057】<比較例2>比表面積0.15m/gの
LiNiO100gと、比表面積0.11m/gの
LiMn100gとを用いた以外は実施例1と同
様の手法により正極活物質を作製した。この正極活物質
の粒子の比表面積は0.08m/gであった。この正
極活物質を使用し、実施例1と同様にして、比較例2の
非水系二次電池を得た。
【0058】<比較例3>比表面積16.00m/g
のLiNiO100gと、比表面積14.00m
gのLiMn100gとを用いた以外は実施例1
と同様の手法により正極活物質を作製した。この正極活
物質の粒子の比表面積は12.00m/gであった。
この正極活物質を使用し、実施例1と同様にして、比較
例3の非水系二次電池を得た。
【0059】<測定>つぎに、実施例1ないし10およ
び比較例1ないし3の非水系二次電池について、ポテン
シオガルバノスタットを用いて、充放電サイクル特性を
測定した。充電は、500mA定電流で4.2Vまで、
さらに4.2V定電圧で、合計3時間行い、放電は50
0mA定電流で2.75Vまで行った。充放電サイクル
は300サイクル行い、1〜5サイクル目の平均放電容
量を初期放電容量とし、初期放電容量に対する300サ
イクル目の放電容量を容量維持率(%)とした。
【0060】<結果>実施例1ないし10および比較例
1ないし3の非水系電池に使用した正極活物質を構成す
る粒子の種類、粒子の比表面積および充放電サイクル特
性を測定した結果を表1にまとめた。
【0061】
【表1】
【0062】表1からわかるように、正極活物質粒子が
リチウムニッケル複合酸化物とリチウムマンガン複合酸
化物とから構成され、正極活物質粒子の比表面積が0.
1m /g以上10m/g以下である、本発明の正極
活物質を使用した実施例1ないし10の非水系二次電池
においては、初期放電容量は500mAh以上であり、
また、容量維持率は90%以上と、優れた充放電サイク
ル特性を示した。一方、正極活物質粒子の比表面積が本
発明の範囲外にある比較例1ないし3の非水系二次電池
においては、初期放電容量は500mAhよりもかなり
小さくなり、また、容量維持率は90%以上にはならな
いことがわかった。
【0063】<実施例11>比表面積8.00m/g
のLiNiO100gと、比表面積6.00m/g
のLiMn100gとを用いて、実施例1と同様
の方法により、リチウムニッケル複合酸化物とスピネル
型リチウムマンガン複合酸化物との両者を含む正極活物
質を得た。この正極活物質粒子の比表面積は5.00m
/gであった。
【0064】得られた正極活物質91重量部に、結着剤
であるポリフッ化ビニリデン6重量部と、導電剤である
アセチレンブラック3重量部とを混合した。これにN−
メチル−ピロリドンを適宜加えてペースト状に調整した
後、そのペーストを幅48mm、長さ400mm、厚さ
20μmのアルミニウム箔の両面に塗布した。これを1
50℃で乾燥した後、加圧し、アルミニウム箔片面の合
剤層の厚さが50μm、極板の合計厚さが120μm、
アルミニウム箔片面の合剤量が10mg/cm の正極
板を作製した。
【0065】負極ホスト物質としてのグラファイト92
重量部と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン8重量
部とを混合してペースト状に調整した後、そのペースト
を幅49mm、長さ450mm、厚さ14μmの銅箔の
両面に塗布した。これを150℃で乾燥した後、加圧
し、銅箔片面の合剤層の厚さが56μm、極板の合計厚
さが126μmの負極板を作製した。
【0066】セパレータには厚さ25μm、幅50mm
のポリエチレン微多孔膜を用いた。
【0067】これら正極板、セパレータ、負極板、セパ
レータを順に重ね合わせ、実施例1と同様にして巻回型
発電要素とし、金属ラミネート樹脂フィルムケースに収
納し、電解液を注液した。なお、電解液は実施例1と同
じものを使用した。
【0068】引き続いて、200mA定電流で30分間
予備充電を行った後、リード端子を固定し、金属ラミネ
ート樹脂フィルムケースの開口部を、真空に引きながら
熱溶着することにより封口した。このようにして、実施
例11の電池を得た。
【0069】<実施例12>実施例11と同様の正極活
物質粒子および正極合剤を使用し、アルミニウム箔の長
さが300mm、アルミニウム箔片面の合剤層の厚さが
65μm、極板の合計厚さが150μm、アルミニウム
箔片面の合剤量が13mg/cmとした以外は実施例
11と同様の正極板を作製した。
【0070】また、銅箔の長さが340mm、銅箔片面
の合剤層の厚さが73μm、極板の合計厚さが160μ
mの負極板を作製した。そして、実施例11と同様にし
て、実施例12の電池を得た。
【0071】<実施例13>実施例11と同様の正極活
物質粒子および正極合剤を使用し、アルミニウム箔の長
さが200mm、アルミニウム箔片面の合剤層の厚さが
100μm、極板の合計厚さが220μm、アルミニウ
ム箔片面の合剤量が20mg/cmとした以外は実施
例11と同様の正極板を作製した。
【0072】また、銅箔の長さが230mm、銅箔片面
の合剤層の厚さが113μm、極板の合計厚さが240
μmの負極板を作製した。そして、実施例11と同様に
して、実施例13の電池を得た。
【0073】<実施例14>実施例11と同様の正極活
物質粒子および正極合剤を使用し、アルミニウム箔の長
さが90mm、アルミニウム箔片面の合剤層の厚さが2
25μm、極板の合計厚さが470μm、アルミニウム
箔片面の合剤量が45mg/cmとした以外は実施例
11と同様の正極板を作製した。
【0074】また、銅箔の長さが105mm、銅箔片面
の合剤層の厚さが253μm、極板の合計厚さが520
μmの負極板を作製した。そして、実施例11と同様に
して、実施例14の電池を得た。
【0075】<実施例15>実施例11と同様の正極活
物質粒子および正極合剤を使用し、アルミニウム箔の長
さが60mm、アルミニウム箔片面の合剤層の厚さが3
50μm、極板の合計厚さが720μm、アルミニウム
箔片面の合剤量が70mg/cmとした以外は実施例
11と同様の正極板を作製した。
【0076】また、銅箔の長さが70mm、銅箔片面の
合剤層の厚さが395μm、極板の合計厚さが804μ
mの負極板を作製した。そして、実施例11と同様にし
て、実施例15の電池を得た。
【0077】<比較例4>実施例11と同様の正極活物
質粒子および正極合剤を使用し、アルミニウム箔の長さ
が500mm、アルミニウム箔片面の合剤層の厚さが4
0μm、極板の合計厚さが100μm、アルミニウム箔
片面の合剤量が8mg/cmとした以外は実施例11
と同様の正極板を作製した。
【0078】また、銅箔の長さが550mm、銅箔片面
の合剤層の厚さが45μm、極板の合計厚さが110μ
mの負極板を作製した。そして、実施例11と同様にし
て、比較例4の電池を得た。
【0079】<比較例5>実施例11と同様の正極活物
質粒子および正極合剤を使用し、アルミニウム箔の長さ
が50mm、アルミニウム箔片面の合剤層の厚さが40
0μm、極板の合計厚さが820μm、アルミニウム箔
片面の合剤量が80mg/cmとした以外は実施例1
1と同様の正極板を作製した。
【0080】また、銅箔の長さが60mm、銅箔片面の
合剤層の厚さが450μm、極板の合計厚さが914μ
mの負極板を作製した。そして、実施例11と同様にし
て、比較例5の電池を得た。
【0081】<測定>実施例11ないし15および比較
例4、5の各電池について、ポテンシオガルバノスタッ
トを用いて、充放電サイクル特性を測定した。充電は、
500mA定電流で4.2Vまで、さらに4.2V定電
圧で、合計3時間行い、放電は500mA定電流で2.
75Vまで行った。充放電サイクルは10サイクル行
い、1〜5サイクル目の平均放電容量を初期放電容量と
した。さらに、11サイクル目の充電を、500mA定
電流で4.2Vまで、さらに4.2V定電圧で、合計3
時間行った後、放電を1000mA定電流で2.75V
まで行った。そして、初期放電容量に対する11サイク
ル目の放電容量を高率/低率容量比(%)とした。
【0082】<結果>実施例11ないし15および比較
例4、5の各電池について、正極板の片面についての合
剤層厚みと合剤質量および試験結果を表2にまとめた。
【0083】
【表2】
【0084】表2からわかるように、正極合剤層の厚み
(片面)を50μm以上350μm以下、合剤量(片
面)を10mg/cm以上70mg/cm以下とし
た、実施例11ないし15の本発明の電池においては、
初期放電容量は500mAh以上であり、高率/低率容
量比も80%以上となり、優れた高率放電特性を示すこ
とがわかった。
【0085】一方、比較例4の電池の高率放電特性も優
れていたが、正極、負極ともに合剤層の厚さが請求項5
で限定した範囲よりも薄いために活物質質量に対する集
電体質量の比率が高くなり、その結果、電池としてのエ
ネルギー密度が低くなるという問題があった。さらに、
極板の長さが長いために巻回作業時間が長くなるという
問題が生じた。なお、比較例5の電池では、初期放電容
量および高率/低率容量比ともに実施例11などの本発
明の電池よりも劣っていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H029 AJ03 AJ05 AJ12 AJ14 AK02 AL07 AM03 AM05 AM07 BJ04 BJ14 CJ22 DJ07 DJ08 DJ16 EJ01 HJ01 HJ04 HJ07 5H050 AA07 AA08 AA15 AA19 BA17 CA08 CA09 CB08 DA08 DA09 EA02 FA05 FA17 GA22 HA01 HA04 HA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リチウム含有化合物の粒子からなる非水
    系二次電池用正極活物質において、リチウムニッケル複
    合酸化物とリチウムマンガン複合酸化物とが前記正極活
    物質を構成する各粒子内に含まれ、当該正極活物質の粒
    子の比表面積が0.1m/g以上10m/g以下で
    あることを特徴とする非水系二次電池用正極活物質。
  2. 【請求項2】 前記リチウムニッケル複合酸化物のニッ
    ケルの一部がアルミニウムと置換されたものであること
    を特徴とする請求項1に記載の非水系二次電池用正極活
    物質。
  3. 【請求項3】 前記リチウムマンガン複合酸化物のマン
    ガンの一部がアルミニウムと置換されたものであること
    を特徴とする請求項1に記載の非水系二次電池用正極活
    物質。
  4. 【請求項4】 前記リチウムニッケル複合酸化物のニッ
    ケルの一部がアルミニウムと置換され、かつ前記リチウ
    ムマンガン複合酸化物のマンガンの一部がアルミニウム
    と置換されたものであることを特徴とする請求項1に記
    載の非水系二次電池用正極活物質。
  5. 【請求項5】 金属箔からなる正極集電体の両面に正極
    活物質を含有する正極合剤を塗布してなる正極合剤層を
    備えた正極と、非水電解質と、負極とから構成される非
    水系二次電池において、前記正極活物質が請求項1、
    2、3、または4に記載された正極活物質のうちのいず
    れかであり、前記正極集電体の片面における前記正極合
    剤層の厚さが50μm以上350μm以下であり、かつ
    前記正極集電体の片面に存する前記正極合剤の質量が前
    記正極集電体の単位面積当たり10mg/cm以上7
    0mg/cm 以下であることを特徴とする非水系二次
    電池。
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