JP5321616B2 - 携帯端末装置、その表示制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

携帯端末装置、その表示制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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本発明は、携帯端末装置、その表示制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、いわゆる折り畳み構造を有する携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等にて好適に用いられる表示画面の表示切換制御に関するものである。
近年、携帯電話機においては、折り畳み機構が、表示部を大きくすることが可能であることや、折り畳むことにより携帯性を高め得ることといった理由から、マーケットのニーズに適合するデザインの1つとして多く採用されている。当該折り畳み機構を採用した携帯電話機では、上側筺体部と下側筺体部とがヒンジ機構により開閉される構造とされている。
そして、通常、上側筺体部の内側面には受話用スピーカや表示部(ディスプレイ)が配置され、下側筺体部の内側面には例えば送話用マイクや各種操作キーが配置されているため、該携帯電話機は、不使用時には上側筺体部と下側筺体部の各内側を密接させた折り畳み状態とし、使用時に上側筺体部と下側筺体部とを離間させた開状態にして使用される。
また、最近の携帯電話機には、電子メールや着信メロディ、ブラウザ等の多彩な機能が搭載されており、搭載されるアプリケーションは日々開発が重ねられている。そして、携帯電話機は、ユーザが各々の好みに合わせて機能を設定できるように構成されたものが主流となっている。
そして、機能設定に際しては、複数ページを表示できるプログラムを用いて、機能の内容を複数ページにわたって表示し、ユーザが手動でキー操作により行う。当該操作において複数ページの表示を切り替える場合、メニュー画面の中からページ切り替え命令を選択するか、ページ切り替え命令用に割り当てられたキーを押下する方式が一般的である。
上述したように、携帯電話機では近年、搭載される機能がますます増加する傾向にあり、この機能の増加に伴って機能選択あるいは設定に必要なキー操作も増えている。特に、小型の携帯電話機では、キー操作のために割り当てて設置できるキーが限られているため、メニューが多様化、多層化されていくにつれ、操作の手順数は必然的に増加してしまう。
ところで、例えば特許文献1では、筺体背面にポインティングデバイスを設けた折り畳み型携帯電話機でポインティングデバイスを操作するときに、開いた状態での操作と、折り畳んだ状態(表示部を含む筺体を180度回転させ閉じる)での操作とで、携帯電話機を持ち替えることなくユーザからみて常に同じ方向に表示画面及び画像の移動方向を保つことが可能な携帯電話機の入力装置が提案されている。
また、例えば特許文献2では、折り畳み構造の携帯電話機において、開閉状態を検出して開状態及び閉状態をタイマーで時間測定を行い、測定した時間に応じてアプリケーションの起動、終了を行う技術が開示されている。これにより、携帯電話のケースを開けた際には、表示部等のアプリケーションの起動を即座に行えるとともに、ケースを閉めた際には、アプリケーションの終了を確実に行い得るものとしている。
特開2004−320560号公報 再表2004/110032号公報
前述した切り替え方式のうち、メニュー画面の中からページ切り替え命令を選択する方式は、ユーザの操作手順数が多くなってしまうため、操作が煩雑で面倒という負担をユーザに強いるとともに、誤操作の可能性を高めるという不都合が生じることとなる。
また、ページ切り替え命令用に割り当てられたキーを押下する方式は、携帯電話機の限られたキーのうち前ページ表示/次ページ表示に2つを割り当てる必要があり、少ないキー数で多様な操作を行わなければならないという点を考慮すると、効率的なキーの使用とはいえず、結果として操作手順数の増加を招くこととなる。
さらに、キーを押下することで携帯電話機を操作するよりも、例えばポインティングデバイス等を利用した操作を行う方が、ユーザにとって感覚的に理解でき操作しやすいということもあり、このような感覚的にわかりやすいインターフェースを提供することは、携帯電話機のユーザビリティ向上に資する。
そこで、本発明は、操作のためのキーを新たに割り当てることなく、操作手順数を少なくしてユーザの操作負担を減らすことができ、ユーザにとって感覚的に理解しやすい操作によって表示画面のページ切り替えが可能となる携帯端末装置等を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、表示部を含む第1筺体及び操作部を含む第2筺体をヒンジ部により折り畳むように開閉する折り畳み手段と、折り畳み手段により第1筺体及び第2筺体を閉じてから開くまでの時間を計測する計時手段と、表示部への表示の制御を行う表示制御手段と、を有する携帯端末装置であって、計時手段は、携帯端末装置を閉じた後に計測を開始し、携帯端末装置を開いたときに計測を終了して、携帯端末装置の閉じてから開くまでの時間を取得し、表示制御手段は、計時手段により取得された時間が既定の時間未満の場合には次ページの表示を行い、該時間が既定の時間以上の場合には前ページ表示を行うことを特徴とする。当該折り畳み手段による携帯端末の開閉動作を行うことで、表示画面の複数ページ切り替えを可能とし、ページをめくるという感覚的に理解しやすい操作をユーザに提供でき、操作キーへの機能割り当てを削減できる。そして、操作手順数を少なくしてユーザの操作負担を軽減することが可能となる。
当該携帯端末装置は、折り畳み手段、計時手段、及び表示制御手段を備え、表示制御手段は、折り畳み手段からの携帯端末の開閉状態の情報を受け取り、該情報をトリガーとして開状態と閉状態との時間間隔を計時手段に測定させ、測定された時間の比較、判定を行って、前ページ表示や次ページ表示のページ切り替え表示制御を行う。開状態と閉状態との時間間隔の測定は、閉状態となった時点から開状態となった時点までの時間を測定し、測定された時間の比較、判定は、測定時間が既定値以上か未満かにより判定を行うようにしてもよい。この場合、閉じていた間の時間により切り替えるページを判定するため、携帯端末装置を開いた直後に切り替え後のページが反映するようにページ切り替えの表示制御を行うことが可能となる。
また、本発明は、表示部を含む第1筺体及び操作部を含む第2筺体をヒンジ部により折り畳むように開閉する折り畳み手段を備える携帯端末装置の表示制御方法であって、折り畳み手段により第1筺体及び第2筺体を閉じてから開くまでの時間を計測する計時工程と、表示部への表示の制御を行う表示制御工程と、を有し、計時工程は、携帯端末装置を閉じた後に計測を開始し、携帯端末装置を開いたときに計測を終了して、携帯端末装置の閉じてから開くまでの時間を取得し、表示制御工程は、計時工程により取得された時間が既定の時間未満の場合には次ページの表示を行い、該時間が既定の時間以上の場合には前ページ表示を行うことを特徴とする携帯端末装置の表示制御方法であってもよい。
また、本発明は、上述した携帯端末装置の表示制御方法を携帯端末装置に実行させるためのプログラムであってもよい。
また、本発明は、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であってもよい。
本発明によれば、操作のためのキーを新たに割り当てることなく、操作手順数を少なくしてユーザの操作負担を減らすことができ、ユーザにとって感覚的に理解しやすい操作によって表示画面のページ切り替えが可能となる携帯端末装置等が実現される。
本発明の実施形態に係る携帯端末装置の外部構成を示した図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末装置の内部構成を示した図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末装置の内部構成を示した図である。 本発明の実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作を説明するための図である。 本発明の実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る携帯端末装置の内部構成を示した図である。 本発明の実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作を説明するための図である。 本発明の実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作の流れを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。第1の実施形態として、折り畳みの開閉動作と筺体の方位情報とに基づいてページ切り替えを行う携帯端末装置を挙げ、第2の実施形態として、折り畳みの開閉動作とタイマーによる計測結果とに基づいてページ切り替えを行う携帯端末装置を挙げる。
[実施形態1]
まず、本発明の実施形態の携帯端末装置の概略構成について述べる。図1は、本実施形態の携帯端末装置の外部構成を示した図である。本実施形態の携帯端末装置10は、上部筐体11と、下部筐体12と、がヒンジ部13により機械的に接続される、いわゆる折り畳み型携帯端末であり、液晶表示装置14と、受話口15と、送話口16と、入力キー群17と、アンテナ18と、カメラ装置19と、着信スピーカ20と、バッテリ21と、を有して構成される。
液晶表示装置14は、上部筐体11の表面(折り畳んだときに下部筺体12の入力キー群17と対向する面)に設けられた表示装置であり、待ち受け画面や現在の端末状態、メッセージ、スケジュール管理画面等を表示する。
受話口15は、上部筐体11の表面上側に設けられたスピーカであり、通話相手の声を出力する。送話口16は、下部筐体12の表面(折り畳んだときに上部筺体11の液晶表示装置14と対向する面)下側に設けられたマイクであり、通話時のユーザの声を受け付ける。
入力キー群17は、下部筐体12の表面に設けられた入力キーの集合体であり、携帯端末装置10へのキー入力、コマンド入力を受け付ける。アンテナ18は、無線通信網を介した無線通信を可能とするためのアンテナであり、上部筐体11の上面(ヒンジ部13とは逆側の端面)に設けられている。
カメラ装置19は、上部筐体11の裏面に設けられた撮影装置である。カメラ装置19は、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やレンズ、フォトライト等からなり、静止画像や動画像の撮影を行う。
着信スピーカ20は、上部筐体11の裏面に設けられた音声出力装置であり、着信時の着信音や各種アラーム音を出力する。バッテリ21は、下部筐体12の裏面に設けられた充電可能な蓄電池であり、携帯端末装置10の動力源である。
図2は、本実施形態の携帯端末装置の内部構成を示した図である。本実施形態の携帯端末装置10は、中央制御部30と、クロックタイマー31と、無線通信部32と、通話制御部33と、キー入力検出部34と、開閉状態検出部35と、方位測定制御部36と、液晶表示制御部37と、カメラ装置制御部38と、音声録音制御部39と、着信スピーカ制御部40と、バイブレータ制御部41と、を有して構成される。
中央制御部30は、携帯端末装置10の各部の全体的な制御を行う。また、中央制御部30は、複数ページが表示可能なプログラムを実行する際に、複数ページの表示切り替えを制御する機能を備える。
なお、中央制御部30は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される。CPUは、ROMに記憶されているプログラムをRAMに展開し、該展開されたプログラムに従って、データ処理や演算処理等の各種処理を実行する。ROMは、不揮発性メモリであり、CPUが各種演算や制御を行うための各種プログラム、データ、パラメータ等を格納する。RAMは、プログラムやデータの書き込みが自在に行うことのできるメモリであり、CPUが各種の処理を実行する上で必要なワーキングエリアを提供する。
クロックタイマー31は、携帯端末装置10内の時間を秒単位でカウントする。また、設定された時点からの時間を秒単位でカウントすることで現在の時刻(携帯端末装置10内のシステム時間)を保持する。
無線通信部32は、携帯端末装置10の無線通信、データ通信を実行制御する。通話制御部33は、送話口16から入力されたユーザの声を電気信号に変換する変換処理や、送られてきた相手方の音声信号を変換し受話口15から出力する出力処理を行う。キー入力検出部34は、ユーザが入力キー群17を介して入力したキー操作・コマンドを検出する。
開閉状態検出部35は、携帯端末装置10の開閉状態の変化、すなわち開状態となったことや閉状態となったことを検出する。また、開閉状態の検出結果を中央制御部30へ通知する機能を備える。
方位測定制御部36は、上部筺体11に設けられ、上部筺体11の上面が向いている方位の測定を行う。また、方位測定制御部36は、開閉状態検出部35の通知を中央制御部30から受け取り、該通知をトリガーとして上部筺体11の方位測定を行う。つまり、携帯端末装置10の開閉状態の変化の際に、開状態となったときの方位や閉状態となったときの方位を測定する。なお、方位測定制御部36は、下部筺体12の下面が向く方位の測定を行うように下部筺体12に設けてもよい。
表示装置制御部37は、液晶表示装置14に表示する画面やメッセージの表示制御を行う。また、表示装置制御部37は、複数ページを切り替える際に、中央制御部30のページ切り替え制御に従って画面表示を行う。そして、カメラ装置制御部38は、カメラ装置19による撮影処理の制御を行う。
音声録音制御部39は、不在着信時の応答として行う音声録音(メモリ録音)の実行制御を行う。着信スピーカ制御部40は、着信スピーカ20による着信音や各種アラーム音の出力制御を行う。また、バイブレータ制御部41は、偏心モータとおもりからなるバイブレータを制御し、着信等があった際に振動を発生させる。なお、これらの各制御部における着信の際の動作制御は、設定されている着信モードに応じて決定される。
図3は、本実施形態の携帯端末装置の内部構成を示した図で、特徴となるページ切り替えの表示制御動作に関わる構成を表したものである。図2において述べたとおり、携帯端末装置10は、中央制御部30と、開閉状態検出部35と、方位測定制御部36と、液晶表示制御部37とを構成として有するが、これらの構成はページ切り替えの表示制御に必要な機能をそれぞれ備えている。
つまり、中央制御部30は複数ページ表示切り替え機能130を有し、開閉状態検出部35は開閉状態通知機能135を有し、方位測定制御部36は方位情報取得機能136を有し、液晶表示制御部37は表示機能137を有している。
開閉状態通知機能135は、携帯端末装置10が閉状態から上部筺体を開いて開状態となったとき、あるいは開状態から上部筺体を折り畳んで閉状態となったときを検出し、開閉状態として中央制御部30へ通知する機能である。方位情報取得機能136は、上部筺体の上面が向いている方位を方位情報として取得する機能で、中央制御部30の制御に従って、開状態での方位を前回方位情報として取得したり、閉状態での方位を今回方位情報として取得したりする。
方位情報取得機能136は、例えば図4に示すように、開状態である携帯端末装置10aの上部筺体の上面の向いた方向WESTを前回方位情報として取得する。そして、端末を右側に閉じた場合には、閉状態となった携帯端末装置10bの上部筺体上面が向いた方向EASTを今回方位情報として取得する。逆に、端末を左側に閉じた場合には、閉状態となった携帯端末装置10cの上部筺体上面が向いた方向WEST
を今回方位情報として取得する。
表示機能137は、中央制御部30の制御に従って、ページ切り替えを表示画面に反映させ、前ページに切り替えたり、次ページに切り替えたりする。複数ページ表示切り替え機能130は、開閉状態検出部35及び方位測定制御部36から得られる情報を用いてページ切り替えの表示制御を行う。具体的には、開閉状態通知機能135による通知を受け、方位情報取得機能により前回方位情報と今回方位情報とを得て、2つの方位情報の比較からページ切り替えの決定をする。
次に、本発明の特徴となるページ切り替えの表示制御動作について説明するが、ここでは図5から図7にかけて3つのパートに分けている。図5から図7は、本実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作の流れを示したフローチャートで、図5はプログラム起動後の方位情報取得について表したもの、図6は携帯端末装置を閉じた後の切り替えページ判断について表したもの、図7は携帯端末装置を開いた後のページ切り替えについて表したものである。
まず、複数ページが表示可能なプログラムを起動する(ステップS51)。次に、中央制御部30は開状態となっている現在の方位を方位測定制御部36に測定させ、方位情報取得機能136により前回方位情報として取得する(ステップS52)。そして、複数ページ表示切り替え機能130は、取得した前回方位情報を保持しておく(ステップS53)。
その後、携帯端末装置を閉じると(ステップS61)、開閉状態検出部35は開閉状態通知機能135により端末が閉じたことを中央制御部30へ通知する(ステップS62)。続いて、中央制御部30は、複数ページ表示切り替え機能130により、閉状態となった現在の方位を方位測定制御部36に測定させ、方位情報取得機能136により今回方位情報として取得する(ステップS63)。
次に、中央制御部30は、今回方位情報と前回方位情報とを比較し(ステップS64)、同一の場合(ステップS64/YES)は前ページに表示を切り替える準備し(ステップS65)、異なる場合(ステップS64/NO)は次ページに表示を切り替える準備を行う(ステップS66)。
そして、携帯端末装置を開くと(ステップS71)、開閉状態検出部35は開閉状態通知機能135により端末が開いたことを中央制御部30へ通知する(ステップS72)。続いて、中央制御部30は、複数ページ表示切り替え機能130により、開状態となった現在の方位を方位測定制御部36に測定させ、方位情報取得機能136により方位情報として取得する(ステップS73)。
そして、中央制御部30は、取得した方位情報を前回方位情報として登録し、以前保持されていた前回方位情報を更新する(ステップS74)。他方、中央制御部30は、複数ページ表示切り替え機能130により、切り替えの準備を行っていたページを液晶表示制御部37に表示させ、液晶表示制御部37は、表示機能137により準備したページを表示する(ステップS75)。
[実施形態2]
本実施形態の携帯端末装置は、図1の外部構成及び図2の内部構成は実施携帯1と同一であるため、その説明は省略する。なお、本実施形態において、実施形態1の特徴であった方位測定制御部36は、方位情報取得機能136を備えていてもよいし、備えなくてもよい。備える場合は、本実施形態のタイマー計測結果に基づくページ切り替えと、実施形態1の方位情報に基づくページ切り替えとのいずれかの切り替え方法を選択できるように構成してもよい。備えない場合には、本実施形態のタイマー計測結果に基づくページ切り替えのみとなる。
図8は、本実施形態の携帯端末装置の内部構成を示した図で、特徴となるページ切り替えの表示制御動作に関わる構成を表したものである。携帯端末装置10は、中央制御部30と、開閉状態検出部35と、クロックタイマー31と、液晶表示制御部37とを構成として有するが、これらの構成はページ切り替えの表示制御に必要な機能をそれぞれ備えている。
つまり、中央制御部30は複数ページ表示切り替え機能130を有し、開閉状態検出部35は開閉状態通知機能135を有し、クロックタイマー31はタイマー機能131を有し、液晶表示制御部37は表示機能137を有している。
開閉状態通知機能135、及び表示機能137が有する機能は、実施形態1と同様である。タイマー機能131は、開閉状態検出部35からの通知に基づいて閉状態から開状態になるまでの時間を計測する機能である。複数ページ表示切り替え機能130は、タイマー機能131により計測された時間を受け取って、既定値と比較したうえで既定値以上か既定値未満かの判定を行い、判定結果に基づいてページ切り替えを行う。
図9に示すように、開状態にある携帯端末装置10dを一端閉状態の携帯端末装置10eとしてから再び開状態とするまでの時間が、既定値のn秒未満か、あるいはn秒以上かを判定する。
次に、本実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作について説明する。図10は、本実施形態におけるページ切り替えの表示制御動作の流れを示したフローチャートである。
携帯端末装置が閉じられると(ステップS101)、開閉状態検出部35は開閉状態通知機能135により端末が閉じたことを中央制御部30へ通知する(ステップS102)。当該通知を受けた中央制御部30はクロックタイマー31に時間を計測させ、クロックタイマーはタイマー機能131によりタイマー計測を開始する(ステップS103)。その後、携帯端末装置が開かれると(ステップS104)、開閉状態検出部35は開閉状態通知機能135により端末が開いたことを中央制御部30へ通知し(ステップS105)、該通知を受けた中央制御部30は、クロックタイマーにタイマー機能131によりタイマー計測を終了させる(ステップS106)。
続いて、中央制御部30は、複数ページ表示切り替え機能130により、タイマー計測結果と既定値との比較を行う(ステップS107)。すなわち、タイマーがn秒以上の場合は(ステップS107/YES)、前ページに表示を切り替える準備をし(ステップS108)、n秒未満の場合は(ステップS107/NO)、次ページに表示を切り替える準備を行う(ステップS109)。そして、複数ページ表示切り替え機能130により、液晶表示制御部37に準備したページに切り替えて表示させる(ステップS110)。
上述した切り替え表示制御では、前ページ及び次ページの切り替えのみであったが、これに現在ページを加えて表示ページの維持という表示制御を行うように構成してもよい。この場合、例えば、タイマー計測された時間がn±1秒のレンジにあるときは現在ページ維持とし、n−1秒未満とときは次ページとし、n+1秒以上のときは前ページとしてページ切り替えを行うようにすることができる。
先に述べてきた本発明の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、すなわち記憶メディアを携帯端末装置に供給し、携帯端末装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶メディアに格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的は達成される。
この場合、記憶メディアから読み出されたプログラムコード自体が前述の実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明を構成する。
また、プログラムコードを供給するための記憶メディアとしては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード、ROM、磁気テープ等を用いることができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
上記の実施形態によれば、ユーザのユーザビリティ向上が図られる。その理由は、メニューを開いて機能を選択する操作に比べ、ユーザが行わなければならない操作手順数が少なくなるためである。また、携帯端末を閉じて開くという動作により複数ページの切り替えができるようにすることで、「本を開いたり閉じたり、ページをめくる」という感覚的にわかりやすいインターフェースが提供可能となるためである。
また、上記の実施形態によれば、操作キーへの機能割り当てを削減することが可能となる。その理由は、携帯端末の開閉動作を用いてページ切り替えを行うため、ページ切り替え機能を操作キーに割り当てる必要がなくなるためである。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限定されない。
(付記1)表示部を含む第1筺体及び操作部を含む第2筺体をヒンジ部により折り畳むように開閉する折り畳み手段と、前記折り畳み手段により前記第1筺体及び前記第2筺体を閉じてから開くまでの時間を計測する計時手段と、前記表示部への表示の制御を行う表示制御手段と、を有する携帯端末装置であって、前記計時手段は、前記携帯端末装置を閉じた後に計測を開始し、前記携帯端末装置を開いたときに計測を終了して、前記携帯端末装置の閉じてから開くまでの時間を取得し、前記表示制御手段は、前記計時手段により取得された時間が既定の時間未満の場合には次ページの表示を行い、該時間が既定の時間以上の場合には前ページ表示を行うことを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)前記折り畳み手段は、前記携帯端末装置の開閉状態を前記表示制御手段へ通知する開閉状態通知手段を有し、前記表示制御手段は、前記開閉状態通知手段による通知を前記計時手段へ送出し、前記計時手段は、前記開閉状態通知手段による通知を前記表示制御手段から受け取ったときに、前記携帯端末装置の閉じてから開くまでの時間を計測することを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)表示部を含む第1筺体及び操作部を含む第2筺体をヒンジ部により折り畳むように開閉する折り畳み手段を備える携帯端末装置の表示制御方法であって、前記折り畳み手段により前記第1筺体及び前記第2筺体を閉じてから開くまでの時間を計測する計時工程と、前記表示部への表示の制御を行う表示制御工程と、を有し、前記計時工程は、前記携帯端末装置を閉じた後に計測を開始し、前記携帯端末装置を開いたときに計測を終了して、前記携帯端末装置の閉じてから開くまでの時間を取得し、前記表示制御工程は、前記計時工程により取得された時間が既定の時間未満の場合には次ページの表示を行い、該時間が既定の時間以上の場合には前ページ表示を行うことを特徴とする携帯端末装置の表示制御方法。
(付記4)付記3に記載の携帯端末装置の表示制御方法を携帯端末装置に実行させるためのプログラム。
(付記5)付記4に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
10,10a〜e 携帯端末装置
11 上部筺体
12 下部筺体
13 ヒンジ部
14 液晶表示装置
15 受話口
16 送話口
17 入力キー群
18 アンテナ
19 カメラ装置
20 着信スピーカ
21 バッテリ
30 中央制御部
31 クロックタイマー
32 無線通信部
33 通話制御部
34 キー入力検出部
35 開閉状態検出部
36 方位測定制御部
37 液晶表示制御部
38 カメラ装置制御部
39 音声録音制御部
40 着信スピーカ制御部
41 バイブレータ制御部
130 複数ページ表示切り替え機能
131 タイマー機能
135 開閉状態通知機能
136 方位情報取得機能
137 表示機能

Claims (5)

  1. 表示部を含む第1筺体及び操作部を含む第2筺体をヒンジ部により折り畳むように開閉する折り畳み手段と、前記折り畳み手段により前記第1筺体及び前記第2筺体を閉じてから開くまでの時間を計測する計時手段と、前記表示部への表示の制御を行う表示制御手段と、を有する携帯端末装置であって、
    前記計時手段は、前記携帯端末装置を閉じた後に計測を開始し、前記携帯端末装置を開いたときに計測を終了して、前記携帯端末装置の閉じてから開くまでの時間を取得し、
    前記表示制御手段は、前記計時手段により取得された時間が既定の時間未満の場合には次ページの表示を行い、該時間が既定の時間以上の場合には前ページ表示を行うことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記折り畳み手段は、前記携帯端末装置の開閉状態を前記表示制御手段へ通知する開閉状態通知手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記開閉状態通知手段による通知を前記計時手段へ送出し、
    前記計時手段は、前記開閉状態通知手段による通知を前記表示制御手段から受け取ったときに、前記携帯端末装置の閉じてから開くまでの時間を計測することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 表示部を含む第1筺体及び操作部を含む第2筺体をヒンジ部により折り畳むように開閉する折り畳み手段を備える携帯端末装置の表示制御方法であって、
    前記折り畳み手段により前記第1筺体及び前記第2筺体を閉じてから開くまでの時間を計測する計時工程と、前記表示部への表示の制御を行う表示制御工程と、を有し、
    前記計時工程は、前記携帯端末装置を閉じた後に計測を開始し、前記携帯端末装置を開いたときに計測を終了して、前記携帯端末装置の閉じてから開くまでの時間を取得し、
    前記表示制御工程は、前記計時工程により取得された時間が既定の時間未満の場合には次ページの表示を行い、該時間が既定の時間以上の場合には前ページ表示を行うことを特徴とする携帯端末装置の表示制御方法。
  4. 請求項3に記載の携帯端末装置の表示制御方法を携帯端末装置に実行させるためのプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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