JP2005286741A - 携帯通信端末 - Google Patents
携帯通信端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005286741A JP2005286741A JP2004098788A JP2004098788A JP2005286741A JP 2005286741 A JP2005286741 A JP 2005286741A JP 2004098788 A JP2004098788 A JP 2004098788A JP 2004098788 A JP2004098788 A JP 2004098788A JP 2005286741 A JP2005286741 A JP 2005286741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- distance
- directivity
- terminal
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】 通常の音声による「通話」時の使用状態のみならず、電子メールの作成,送受信やテレビ電話などの使用状態でも、最適なアンテナ効率とアンテナ指向特性を実現する。
【解決手段】 アンテナ52は、アンテナ電流分布制御部54や筐体電流分布制御部55により、その指向特性が変更可能となされている。使用状態判定部65は、カメラ部65からの出力信号を解析することにより、当該端末1と人体頭部との距離を推測し、端末1と人体頭部との距離が近いときには、アンテナ52の指向特性を人体への影響が少ない指向特性(人体によるアンテナ効率への影響が少ない指向特性)に変更する。
【選択図】 図3
【解決手段】 アンテナ52は、アンテナ電流分布制御部54や筐体電流分布制御部55により、その指向特性が変更可能となされている。使用状態判定部65は、カメラ部65からの出力信号を解析することにより、当該端末1と人体頭部との距離を推測し、端末1と人体頭部との距離が近いときには、アンテナ52の指向特性を人体への影響が少ない指向特性(人体によるアンテナ効率への影響が少ない指向特性)に変更する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、例えばカメラ機能を備えた携帯電話端末、携帯用無線機などに好適な携帯通信端末に関する。
従来より、携帯電話端末は、通話の際に頭部に近づけて使用されることが多く、人体への電磁波の影響が論議されている。携帯電話端末の開発時には、いわゆる頭部ファントムモデルなどによって、人体頭部へどれくらい電磁波の影響が有るのかを測定し、その測定結果を元に、アンテナの特性などが決定されている。
また、特開2001−223514公報(特許文献1)には、折り畳み型携帯電話端末の人体への影響低減手法として、折り畳み型携帯電話端末の筐体の開き角や使用者が当該筐体を把持しているか否かなど、その端末の使用状態を検出し、当該使用状態の検出結果に基づいて、アンテナの指向特性を変化させる方法が提案されている。
ところで、近年の携帯電話端末においては、通話のみならず、例えば、電子メールの作成や送受信、さらには、携帯電話端末に搭載されているカメラを使ったいわゆるテレビ電話等の様々な形態での使用が一般化してきている。
ここで、上述した公報記載の技術では、例えば携帯電話端末が開かれ且つ使用者が筐体を手に持った状態で使用している場合には「通話」、つまり頭部に筐体を近づけた状態での「通話」が行われていると判断し、頭部によるアンテナ効率への影響、及び、人体頭部への電磁波の影響を考慮したアンテナ指向特性へ切り替えるようにしている。
一方で、上述の電子メールの作成,送受信時やテレビ電話による画像付き通話の場合にも、上記音声のみによる「通話」の場合と同様に、携帯電話端末は開かれ且つ使用者が筐体を手に持った状態で使用されることになるが、必ずしも使用者の頭部に近い状態で使用されるわけではない。これに対して、上述した公報記載の技術の場合は、それら電子メールの作成,送受信やテレビ電話による画像付き通話の際にも、通常の音声のみによる「通話」の場合と同様に、頭部の影響を考慮したアンテナ指向特性へ切り替えてしまうことになり、この場合のアンテナ指向特性及びアンテナ効率は最適であるとは言い難い。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、通常の音声による「通話」時の使用状態のみならず、電子メールの作成,送受信やテレビ電話などの使用状態においても、最適なアンテナ効率とアンテナ指向特性を実現可能とする、携帯通信端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯通信端末は、指向特性を変更可能な無線通信用のアンテナと、少なくとも映像を撮影するカメラ部と、カメラ部からの出力に基づいて当該端末と人体との距離を検出する距離検出手段と、少なくとも距離検出手段が検出した距離に応じて、アンテナの指向特性を変更制御する制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち本発明の携帯通信端末によれば、カメラ部からの出力に基づいて人体と端末との間の距離を検出することで、当該端末の使用状態をより正確に判定し、その使用状態に応じてアンテナの指向特性を変化させている。
本発明によれば、カメラ部からの出力に基づいて人体と端末との間の距離を検出することで、当該端末の使用状態を正確に判定し、その使用状態に応じてアンテナの指向特性を変化させているため、例えば、携帯電話端末において、通常の音声による「通話」時の使用状態と、電子メールの作成,送受信やテレビ電話などの使用状態とを明確に区別できるようになり、それら明確に区別した使用状態に応じてアンテナの指向特性を変更することにより、最適なアンテナ効率とアンテナ指向特性を実現可能としている。
以下、図面を参照しながら、本発明の携帯通信端末の一実施形態について説明する。なお、以下の説明では、本発明の一実施形態として、カメラ付き携帯電話端末を挙げている。勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の外観〕
図1〜図3は、本発明実施形態の携帯電話端末1の一例として、上部筐体(本発明にかかる第1の筐体)2と、この上部筐体2に対して折り重なるように二つ折り可能となされる下部筐体(本発明にかかる第2の筐体)3とを有した、いわゆる折り畳み型(クラムシェル型)の携帯電話端末1の外観を示す。
図1〜図3は、本発明実施形態の携帯電話端末1の一例として、上部筐体(本発明にかかる第1の筐体)2と、この上部筐体2に対して折り重なるように二つ折り可能となされる下部筐体(本発明にかかる第2の筐体)3とを有した、いわゆる折り畳み型(クラムシェル型)の携帯電話端末1の外観を示す。
上部筐体2と下部筐体3は、互いの一端側を連結部(ヒンジ部)4を介して互いに回動自在とされており、図1に示す開いた状態(以下、開状態とする)と、図2及び図3に示す折り畳んだ状態(以下、閉状態とする)とを取り得る。すなわちこの折り畳み型の携帯電話端末1は、例えば、一般的な音声による「通話」を行う場合や、電子メールの作成,送信、テレビ電話による画像付き通話を行う場合などには、図1の開状態で使用され、充電時や電話をかけない場合には図2,図3の閉状態となされる。なお、図2は、閉状態の携帯電話端末1をサブディスプレイ12側から見た斜視図であり、図3は、図2に対する背面側から見た斜視図である。
上部筐体2には、液晶等からなるメインディスプレイ7及びサブディスプレイ12や、受話用のスピーカ6、例えばオートフォーカス機構を備えた内側カメラ部9及び外側カメラ部11、通信用のアンテナ8等が設けられている。メインディスプレイ7とスピーカ6及び内側カメラ部9は、当該上部筐体2を構成する二つの主面のうち、閉状態時に下部筐体3と重なり合う内主面側に設けられており、サブディスプレイ12と外側カメラ部11は、閉状態時に外部に露出する外主面側に設けられている。なお、内側カメラ部9は、例えばテレビ電話等の使用状態において、使用者本人を撮影する際などに使用され、第2カメラ部11は、メインディスプレイ7に表示されたカメラ画像を見ながら撮影を行う際などに使用される。
下部筐体3には、携帯電話端末1の主要な回路構成が内蔵されている。また、この下部筐体3の上面(上部筐体2との対向面)には、電話番号等を入力するためのダイヤルボタンであるテンキーや、発話キー、終話/電源キー、モード入力キー、クリアキー、メールキー、その他各種のキーなどからなる操作部5と、送話用のマイクロホン10などが設けられている。これら操作部5やマイクロホン10は、上部筐体2と重なり合う内主面側に設けられている。なお、携帯電話端末1が通常備えているその他の構成についての図示及び構成の説明については省略する。
なお、本実施形態では、内側カメラ部9と外側カメラ部11の二つのカメラ部を備えているが、例えば、内主面側及び外主面側の何れの方向へも向けられる回転機構を備えたカメラ部を一つ備えるようにしても良い。
〔携帯電話端末の内部構成〕
次に、図4には、図1〜図3に示した本発明実施形態の携帯電話端末1の概略的な内部構成を示す。
次に、図4には、図1〜図3に示した本発明実施形態の携帯電話端末1の概略的な内部構成を示す。
アンテナ52は、例えば図1〜図3のアンテナ8であり信号電波の送受信を行う。
アンテナ電流分布制御部54は、制御部51による制御の元、通信時に上記アンテナ52に流れる電流分布を制御する。また、筐体電流分布制御部55は、制御部51による制御の元、通信時に筐体に流れる電流分布を制御する。すなわち本実施形態の携帯電話端末1は、これらアンテナ電流分布制御部54及び筐体電流分布制御部55にて、それぞれ電流分布を制御することにより、アンテナ52の指向特性を変化させることが可能となされている。なお、アンテナ52の指向特性を変化させるための具体的構成については後述する。
通信回路53は、送受信信号の周波数変換、変調と復調、送受信されたデータが通話音声データかそれ以外のデータかの弁別等を行う。なお、通話音声データ以外のデータとは、画像データや電子メール、プログラムデータ、その他の各種データである。
受信された通話音声データは、データラインを介して音声信号処理部62へ送られる。音声信号処理部62は、通話音声データを復号化し、その復号化後の音声データをデータラインを介してスピーカ60へ送る。
スピーカ60は、図1に示した受話用のスピーカ6に相当し、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、音声データをディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声が得られることになる。
一方、マイクロホン61は、図1に示した送話用のマイクロホン10に相当し、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン61を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して音声信号処理部62へ送られて符号化された後、通信回路53へ送られる。
表示部69は、上部筐体2のメインディスプレイ7、サブディスプレイ12、及び、それらディスプレイ7,12に画像を表示するための駆動回路とからなる。
操作部57は、図1に示した下部筐体3の操作部5に相当し、各種のキーと、それらのキー操作に応じた操作信号を発生するキー操作信号発生部を有している。
ROM58は、制御部51が各部を制御するための制御プログラムや、各種の初期設定値、詳細については後述するが、本実施形態における端末1の使用状態に応じたアンテナ指向特性制御等を行うためのプログラムコードや当該端末1の使用状態の検出に用いる各種設定値及び当該端末1の使用状態とアンテナ指向特性との対応テーブル、当該携帯電話端末1の電話番号、フォントデータ、辞書データ、その他、携帯電話端末1に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該携帯電話端末1の識別情報(ID)などを記憶している。このROM58は、EEPROMのような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス、ダウンロードされた写真データや着信音データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。
RAM59は、制御部51が各種のデータ処理を行う際の作業領域や電子メール作成処理やテレビ電話のデータ処理中の作業領域として、随時データを格納する。
カメラ部65は、図1,図2に示した内側カメラ部9、外側カメラ部11に対応し、レンズ系及びそのレンズ系のフォーカス合わせを自動的に行うためのオートフォーカス機構と、撮像素子等などを備えている。カメラ駆動部64は、カメラ部65のオートフォーカス機構を駆動させて撮影時の焦点合わせを行う。カメラ制御部63は、カメラ駆動部64の制御やカメラ部65の制御、カメラ部65にて撮影された映像信号処理などを行う。
角度検出センサ67は、図1〜図3に示した例えばヒンジ部4に内蔵され、上部筐体2と下部筐体3との間の相対的な折り曲げ角度を検出する。角度信号処理部66は、上記角度検出センサ67からの角度検出値をディジタル信号に変換してデータラインへ送出する。なお、角度検出センサ67の具体的構成例については後述する。
使用状態判定部56は、例えば、カメラ制御部63から得られた映像情報やオートフォーカス機構の制御情報と、上部筐体2と下部筐体3との間の相対的な折り曲げ角度の情報とに基づいて、当該携帯電話端末1の使用状態を判別する。なお、当該使用状態判定部56における判定動作の詳細については後述する。
タイマ68は、日時や時間のカウントなどを行う。
制御部51は、制御ラインを介して当該携帯電話端末1の各構成要素の制御を行うと共に、各種の演算処理を行う。
なお、図4には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末1は、各部に電力を供給する電源回路や、音楽の録音や再生を行うための音楽録音再生部、ブラウザ機能、例えば外部メモリ等の外部記憶装置と端末本体とを接続するためのインターフェイス、外部リモートコントローラの接続端子、近距離で様々な情報を無線により通信(赤外線通信等も含む)するための近距離無線通信部、携帯電話端末1の現在位置を検出するための測位デバイスであるGPS(Global Positioning System)部などを備えている。
〔アンテナ指向特性制御のための構成〕
以下、アンテナ52の指向特性を制御するための一概略構成例について説明する。
以下、アンテナ52の指向特性を制御するための一概略構成例について説明する。
図5は、筐体電流分布制御部55の概略構成を示す。
この図5において、金属板31は、例えば筐体やシャーシ、遮蔽板等の金属板であり、当該金属板31は所定の幅L1を有する複数個の短冊状となされており、また、これら複数の各金属板31,31,…間には、所定の間隔L2を有する細い隙間32,32,…が形成されている。これらの隙間32,32,…には、隣接する金属板31,31,…間を電気的に接続するためのスイッチングダイオード33,33,…が所定間隔L3だけ離れて、2次元的に配されている。これらスイッチングダイオード33,33,…の間隔L3はλ/2(λは使用波長)より若干小さく設定されている。そして、当該筐体電流分布制御部55を構成する複数の金属板31,31,…のうち、両端の金属板31,31にはバイアス制御回路34が接続されている。このバイアス制御回路34は、スイッチ35と電源36を備えており、上記スイッチ35を開閉することにより電源36の電源電圧が、バイアス電圧として各スイッチングダイオード33,33,…に切り替え印加される。そして、スイッチ35が閉成されたとき、上記各スイッチングダイオード33,33,…はそれぞれオンとなり、したがって、それらオンとなったスイッチングダイオード33,33,…に接続されている複数の金属板31,31,…はそれぞれ電気的に接続されることになり、その結果、当該筐体電流分布制御部55では、それぞれ電気的に接続された複数の金属板31,31,…の面積に見合った一枚の金属板と同一の電流分布が得られるようになる。一方、スイッチ35が開成されたとき、スイッチングダイオード33,33,…はそれぞれオフとなり、したがって、それらオフとなったスイッチングダイオード33,33,…に接続されている複数の金属板31,31,…はそれぞれ電気的に切断されることになり、その結果、当該筐体電流分布制御部55では、それぞれ分断された各金属板31,31,…に対応した電流分布が得られるようになる。
このように、本実施形態の携帯電話端末1によれば、複数の金属板31,31,…を電気的に接続又は切断して電流分布を制御することにより、アンテナの指向特性を変更可能としている。
上述の説明では、筐体やシャーシに流れる電流分布の制御方法を説明したが、アンテナ52の電流分布を制御するアンテナ電流分布制御部54の場合は、給電点に、例えば電圧で容量が可変される可変容量ダイオード等を取り付けて、それら可変容量ダイオードの容量を制御することにより、アンテナ52の指向特性を変化させるようにしてもよい。
本実施形態の携帯電話端末1は、上記筐体電流分布制御部55とアンテナ電流分布制御部54により、アンテナ52の指向特性を所望の特性に変更可能としている。
〔端末の折り曲げ角度の検出〕
次に、図6には、上部筐体2と下部筐体3との間の相対的な折り曲げ角度を検出する角度検出センサ67の具体的構成例を示す。
次に、図6には、上部筐体2と下部筐体3との間の相対的な折り曲げ角度を検出する角度検出センサ67の具体的構成例を示す。
図6において、角度検出センサ67は、上部筐体2と下部筐体3の間に設けられるヒンジ部4の部分に設けられ、上部筐体3の回動に併せて折り曲げ角度が検出できるようになされている。
具体的に説明すると、角度検出センサ67は、ヒンジ部4の軸40に回動可能に設けられた上部筐体2或いは下部筐体3と一体に回動する可変抵抗器41を備えており、この可変抵抗器41の可動子を回動させることにより、その回動角度に対応した抵抗の変化分の電圧値を、回転角度の検出値として取り出すようになされている。
また、角度検出センサ67は、上部筐体2の側面に埋め込まれているクリック用ボール42等の上部筐体保持手段の円周上に対向して、当該上部筐体2の外枠等の固定部に複数のスイッチ用接片43を備え、クリックボール42が接触した回動位置のスイッチ用切片43が閉じられることにより、回動角度値を離散的に検出するものであっても良い。
そして、上記角度検出センサ67が検出した筐体の折り曲げ角度値は、角度信号処理部66にてディジタル信号に変換され、使用状態判定部56へ送られる。
〔カメラ映像情報と端末の折り曲げ角度に基づく使用状態判定〕
次に、使用状態判定部56における使用状態判定動作について以下に説明する。
次に、使用状態判定部56における使用状態判定動作について以下に説明する。
先ず、使用状態判定部56は、カメラ制御部63から送られてきた映像信号やカメラ駆動部64のオートフォーカス機構の制御情報、折り曲げ角度の情報に基づいて、当該携帯電話端末1がどのような使用状態であるのかを判定する。
すなわち使用状態判定部56は、カメラ制御部63から送られてきた映像信号やカメラ駆動部64のオートフォーカス機構制御情報に基づいて、当該携帯電話端末1の筐体から使用者の頭部までの距離を検出し、その距離検出情報を用いて、当該携帯電話端末1の使用状態を判定する。
また、使用状態判定部56は、上述の折り曲げ角度の情報を用い、例えば図1〜図3、図7,図8に示すように、当該携帯電話端末1がどのような形態で使用されているのかを判別する。具体的に説明すると、使用状態判定部56は、折り曲げ角度の情報から、当該携帯電話端末1が前述の図2や図3のような閉状態で使用されているのか、或いは、図7に示すように、上部筐体2と下部筐体3との間の相対角度が略々直角の開状態で使用されているのか、或いは、前述の図1に示すように、上部筐体2と下部筐体3との間の相対角度が直角よりも広い所定角度範囲の開状態で使用されているのか、さらには、図8に示すように、上部筐体2と下部筐体3との間の相対角度が略々180度に近い角度の開状態で使用されているのか等の使用状態を判定する。なお、当該携帯電話端末1において、例えば音声による「通話」や電子メールの作成、送受信、テレビ電話による画像付き通話が行われる場合には、図1に示したように、上部筐体2と下部筐体3との間の相対角度が直角よりも広い所定角度範囲となされた状態で使用されることが多い。また、例えば机の上等に置かれてパーソナルコンピュータ等と接続される場合(データ通信ポジションの場合)には、図7に示したように、上部筐体2と下部筐体3との間の相対角度が略々直角となされた状態で使用されることが多い。
そして、当該使用状態判定部56により判定された使用状態の情報は、制御部51へ送られる。
〔使用状態に応じたアンテナ指向特性制御〕
上記使用状態判定部56から上記使用状態情報を受け取った制御部51は、当該使用状態情報を元に、アンテナ52(8)の指向特性を例えば図9や図10のような複数の指向特性21,22の何れにするのが最適かを決定し、その決定したアンテナ指向特性が得られるように、アンテナ電流分布制御部54と筐体電流分布制御部55を制御する。なお、図9、図10の例では、2つのアンテナ指向特性21,22のみを例に挙げているが、本発明はそれらに限定されず、より多くのアンテナ指向特性の中から最適なものを選択しても良い。
上記使用状態判定部56から上記使用状態情報を受け取った制御部51は、当該使用状態情報を元に、アンテナ52(8)の指向特性を例えば図9や図10のような複数の指向特性21,22の何れにするのが最適かを決定し、その決定したアンテナ指向特性が得られるように、アンテナ電流分布制御部54と筐体電流分布制御部55を制御する。なお、図9、図10の例では、2つのアンテナ指向特性21,22のみを例に挙げているが、本発明はそれらに限定されず、より多くのアンテナ指向特性の中から最適なものを選択しても良い。
使用状態に応じたアンテナ指向特性制御の具体例について、以下、幾つかの例を挙げて説明する。なお、以下の具体例はあくまでも一例であり、本発明はこれらの例に限定されないことは言うまでもない
先ず第1の具体例として、上記使用状態判定部56は、例えば、折り曲げ角度が図1の角度になっているときに、内側カメラ部9からの映像信号の明るさが所定の閾値よりも暗く、一方外側カメラ部11からの映像信号の明るさが所定の閾値より明るいような場合には、使用者が当該携帯電話端末1を頭部に近づけて「通話」を行っている使用状態であると判定し、このときの制御部51は、図9のアンテナ指向特性21が得られるように、アンテナ電流分布制御部54と筐体電流分布制御部55を制御する。このように、本実施形態の携帯電話端末1は、使用者が当該携帯電話端末1を頭部に近づけて「通話」を行っている使用状態の場合、アンテナ指向特性を図9に示したように上部筐体2の外主面側への指向特性21に切り替えることにより、頭部によるアンテナ効率への影響、及び、人体頭部への電磁波の影響を少なくしたアンテナ指向特性を実現可能となっている。すなわち、使用者の頭部と携帯電話端末1との間の距離が近い使用状態において、アンテナ指向特性を図9の指向特性21に切り替えれば、人体への電波被爆量(Specific Absorption Rate:SAR値)を低減できると同時に、人体による電波吸収によりアンテナ放射効率の低下を少なくすることが可能となる。なお、内側カメラ部9からの映像信号の明るさに対する所定の閾値と、外側カメラ部11からの映像信号の明るさに対する所定の閾値は、同じであっても良く、異なる値であっても良い。当該閾値を異ならせる場合には、内側カメラ部9用の閾値に対し、外側カメラ部11用の閾値を、より明るい値にすることが望ましい。また、これらの閾値は、可変であっても良く、出荷時には最適な閾値が設定されており、その閾値情報はROM58に格納されている。
先ず第1の具体例として、上記使用状態判定部56は、例えば、折り曲げ角度が図1の角度になっているときに、内側カメラ部9からの映像信号の明るさが所定の閾値よりも暗く、一方外側カメラ部11からの映像信号の明るさが所定の閾値より明るいような場合には、使用者が当該携帯電話端末1を頭部に近づけて「通話」を行っている使用状態であると判定し、このときの制御部51は、図9のアンテナ指向特性21が得られるように、アンテナ電流分布制御部54と筐体電流分布制御部55を制御する。このように、本実施形態の携帯電話端末1は、使用者が当該携帯電話端末1を頭部に近づけて「通話」を行っている使用状態の場合、アンテナ指向特性を図9に示したように上部筐体2の外主面側への指向特性21に切り替えることにより、頭部によるアンテナ効率への影響、及び、人体頭部への電磁波の影響を少なくしたアンテナ指向特性を実現可能となっている。すなわち、使用者の頭部と携帯電話端末1との間の距離が近い使用状態において、アンテナ指向特性を図9の指向特性21に切り替えれば、人体への電波被爆量(Specific Absorption Rate:SAR値)を低減できると同時に、人体による電波吸収によりアンテナ放射効率の低下を少なくすることが可能となる。なお、内側カメラ部9からの映像信号の明るさに対する所定の閾値と、外側カメラ部11からの映像信号の明るさに対する所定の閾値は、同じであっても良く、異なる値であっても良い。当該閾値を異ならせる場合には、内側カメラ部9用の閾値に対し、外側カメラ部11用の閾値を、より明るい値にすることが望ましい。また、これらの閾値は、可変であっても良く、出荷時には最適な閾値が設定されており、その閾値情報はROM58に格納されている。
一方、上記使用状態判定部56は、例えば、折り曲げ角度が図1の角度になっているときに、内側カメラ部9と外側カメラ部11からの映像信号の明るさの差が所定閾値範囲内であるような場合には、使用者の頭部と携帯電話端末1を頭部との間の距離が遠く、使用者が例えば電子メールの作成や送受信、テレビ電話による画像付き通話を行っている使用状態であると判定し、このときの制御部51は、図10のアンテナ指向特性22が得られるように、アンテナ電流分布制御部54と筐体電流分布制御部55を制御する。すなわち、本実施形態の携帯電話端末1は、例えば電子メールの作成や送受信、テレビ電話による画像付き通話時のように、使用者の頭部と携帯電話端末1との間が遠い使用状態の場合、アンテナ指向特性を図10に示したように略々360度の無指向性に切り替えることにより、良好な通信が可能となる。なお、上記所定閾値範囲は、可変であっても良く、また、出荷時には最適な閾値範囲が設定されており、その閾値範囲情報はROM58に格納されている。
上述の第1の具体例では、内側カメラ部9と外側カメラ部11からの映像信号の明るさに基づいて、使用者の頭部と携帯電話端末1との間の距離が「近い」か或いは「遠い」使用状態かを判定したが、第2の具体例として、例えば、映像信号から輪郭成分を抽出し、その輪郭成分からカメラ部にて人体頭部の映像が得られているのかを判断すると共に、人体頭部の映像が得られている場合には、その人体頭部の映像の大きさ等から、携帯電話端末1と頭部との間の距離が「近い」か「遠い」かを推定するようにしても良い。この場合、カメラ部のレンズ系が単焦点距離系かズーム系かで、距離判定の処理は異なる。単焦点距離系の場合は、頭部映像の大きさを判定する際の閾値として一つの値が設定されることになり、一方、ズーム系の場合には、各ズーム時の焦点距離毎に頭部映像の大きさ判定の閾値が設定されることになる。なお、上記所定閾値範囲は、可変であっても良く、また、出荷時には最適な閾値範囲が設定されており、その閾値範囲情報はROM58に格納されている。
次に、第3の具体例として、カメラ駆動部64のオートフォーカス機構制御情報から、使用者の頭部と携帯電話端末1との間の距離を計測することにより「近い」又は「遠い」使用状態の何れかを判定するようにしても良い。この場合、上記使用状態判定部56は、オートフォーカス機構制御情報により得られる距離が所定の閾値(一例として5cm)以内である場合には、使用者の頭部と携帯電話端末1との間の距離が近く、一方、オートフォーカス機構制御情報により得られる距離が所定の閾値(一例として20cm)以上である場合には、使用者の頭部と携帯電話端末1との間の距離が遠いと判定する。
なお、上述の具体例では、携帯電話端末1と使用者の頭部との距離を例に挙げているが、例えば使用者が心臓ペースメーカを埋め込んでいるような場合を考慮した距離、つまりアンテナからの電磁波が心臓ペースメーカに影響を与えない距離を上述同様の判定用の閾値に設定し、その距離の検出結果を、アンテナ指向特性の切り替えに反映させるようにしても良い。
また、上述の具体例では、携帯電話端末1の折り曲げ角度が図1の角度になっているときのみを説明したが、例えば図2や図3、図7や図8の折り曲げ角度になっている場合、使用状態判定部56は、電子メールの作成や送受信、テレビ電話による画像付き通話、その他の使用状態であると判定し、このときの制御部51は、図10のアンテナ指向特性22が得られるように、アンテナ電流分布制御部54と筐体電流分布制御部55を制御する。すなわち、図2や図3、図7や図8の折り曲げ角度である場合には、使用者が携帯電話端末1を頭部に近づけて「通話」を行っている使用状態ではないと判断できるため、アンテナ指向特性を図10に示したように略々360度の無指向性に切り替えることにより、良好な通信を行えるようにする。
〔使用状態に応じたアンテナ指向特性制御のフロー〕
以下、図11に示すフローチャートを参照しながら、上述したような使用状態に応じたアンテナ指向特性制御を本実施形態の携帯電話端末1が実行する際の制御部51、使用状態判定部56、角度信号処理部66、アンテナ電流分布制御部54、筐体電流分布制御部55の動作の流れを説明する。
以下、図11に示すフローチャートを参照しながら、上述したような使用状態に応じたアンテナ指向特性制御を本実施形態の携帯電話端末1が実行する際の制御部51、使用状態判定部56、角度信号処理部66、アンテナ電流分布制御部54、筐体電流分布制御部55の動作の流れを説明する。
図11において、制御部51は、タイマ68からの時間情報に基づいて、一定時間間隔(例えば数秒或いは十数秒など)毎に角度信号処理部67とカメラ制御部63にアクセスし、カメラ部65にて撮影された映像信号やカメラ駆動部64のオートフォーカス機構制御情報と、角度検出センサ67が検出した折り曲げ角度の情報を、使用状態判定部56へ送出させる。なお、制御部51がカメラ制御部63や角度信号処理部67にアクセスする一定時間間隔は、可変であっても良く、出荷時には最適な検出時間が設定されている。当該アクセス間隔の設定情報は、例えばROM58に保持されている。
使用状態判定部56は、ステップS1の処理として、角度検出センサ67が検出した上部筐体2と下部筐体3との間の相対角度の情報から折り曲げ角度を検出し、また、ステップS2の処理として、カメラ部65での撮影にて得られた映像情報やオートフォーカス機構制御情報から人体頭部と携帯電話端末1との間の距離を検出(推定)する。なお、ステップS1とステップS2の処理順序は問わない。
次に、ステップS3の処理に進むと、使用状態判定部56は、折り曲げ角度及び頭部と端末間の距離の情報から、前述したように当該携帯電話端末1の使用状態の判定を行う。
そして、当該使用状態判定部56での判定処理により、音声による「通話」、つまり使用者の頭部と携帯電話端末1との間の距離が近い使用状態であると判定された場合、制御部51は、ステップS11の処理として、前述の図9に示したような音声通話用のアンテナ指向特性21が得られるように、アンテナ電流分布制御部54と筐体電流分布制御部55を制御する。一方、音声による「通話」以外、つまり使用者の頭部と携帯電話端末1との間の距離が遠い使用状態であると判定された場合、制御部51は、ステップS13の処理として、前述の図10に示したような無指向性のアンテナ指向特性22が得られるように、アンテナ電流分布制御部54と筐体電流分布制御部55を制御する。
その後、制御部51は、タイマ68からの時間情報に基づく一定時間になるまで処理を休止する。
〔まとめ〕
本実施形態の携帯電話端末によれば、少なくともカメラ部65からの出力信号を元に、携帯電話端末1と使用者頭部との間の距離を推定し、その距離に基づいて、頭部に近接している通常の音声通話時か比較的頭部から離れている電子メール使用時等かの使用状態を判定し、その判定結果に応じてアンテナ8(52)の指向特性を変化させることにより、人体への電磁波の影響を低減すると共に、人体によるアンテナ効率への影響を少なくすることが可能となっている。すなわち本発明実施形態によれば、アンテナの指向特性を最適化することができ、使用状態に適した特性の優位性や、人体頭部に近いときのSAR低減などに効果を発揮することができる。
本実施形態の携帯電話端末によれば、少なくともカメラ部65からの出力信号を元に、携帯電話端末1と使用者頭部との間の距離を推定し、その距離に基づいて、頭部に近接している通常の音声通話時か比較的頭部から離れている電子メール使用時等かの使用状態を判定し、その判定結果に応じてアンテナ8(52)の指向特性を変化させることにより、人体への電磁波の影響を低減すると共に、人体によるアンテナ効率への影響を少なくすることが可能となっている。すなわち本発明実施形態によれば、アンテナの指向特性を最適化することができ、使用状態に適した特性の優位性や、人体頭部に近いときのSAR低減などに効果を発揮することができる。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
例えば、本発明の携帯通信装置は、携帯電話端末だけでなく、音声通話機能とカメラ機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)等にも適用可能である。
また、上述の実施形態では、アンテナの指向特性のみを切り替える例を挙げたが、例えば、使用状態に応じて送信電力を変化させることも可能である。例えば、音声による「通話」の使用状態では、通話のための通信が維持される必要最小限の送信電力に落とすことにより人体への電磁波の影響を低減し、逆に、テレビ電話等の通信時には、送信電力を上げることで通信品質を確保するようにしても良い。
また、上述の実施形態の例において、使用状態判定部56は、カメラ部の映像情報と折り曲げ角度に基づいて使用状態を判定していたが、それらに加えて、携帯電話端末1の動作モード、例えば音声による通話モード、電子メールの作成,送受信等のメールモード、テレビ電話による通信のテレビ電話モードなどの各動作モードを制御部51から取得し、それらのモード情報を使用状態判定の際に利用しても良い。
さらに、本実施形態では、折り畳み型携帯電話端末を例に挙げているが、本発明は、それに限定されず、例えば、主に表示部を備えた上部筐体とその表示部の表示面と同一方向の表面上に操作部を備えた下部筐体とがそれぞれの筐体一端部に設けられた回転連結部を中心として互いに水平方向に回動自在となされた回転オープン型携帯電話端末や、表示部や操作部等の上に蓋部等を水平方向にスライド可能となされたスライド型携帯電話端末など、様々な外観形態の端末にも適用可能である。
1 携帯電話端末、2 上部筐体、3 下部筐体、4 ヒンジ部、5 操作部、6,60 スピーカ、7 メインディスプレイ、8,52 アンテナ、9 内側カメラ部、10,61 マイクロホン、11 外側カメラ部、12 サブディスプレイ、31 金属板、32 隙間、33 スイッチングダイオード、34 バイアス制御回路、35 スイッチ、36 電源、40 軸、41 可変抵抗器、42 クリックボール、43 スイッチ用切片、51 制御部、53 通信回路、54 アンテナ電流分布制御部、55 筐体電流分布制御部、56 使用状態判定部、57 操作部、58 ROM、59 RAM、62 音声信号処理部、63 カメラ制御部、64 カメラ駆動部、65 カメラ部、66 角度信号処理部、67 角度検出センサ、68 タイマ、69 表示部
Claims (3)
- 指向特性を変更可能な無線通信用のアンテナと、
少なくとも映像を撮影するカメラ部と、
上記カメラ部からの出力に基づいて、当該端末と人体との距離を検出する距離検出手段と、
少なくとも上記距離検出手段が検出した距離に応じて、上記アンテナの指向特性を変更制御する制御手段とを有する
ことを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項1記載の携帯通信端末であって、
第1の筐体と、
第2の筐体と、
上記第1の筐体と第2の筐体を回動自在に連結する連結部と、
上記連結部の回動による上記第1の筐体と第2の筐体との間の相対角度を検出する角度検出手段とを有し、
上記制御手段は、上記距離検出手段が検出した距離と上記角度検出手段が検出した角度に応じて、上記アンテナの指向特性を変更制御することを特徴とする携帯通信端末。 - 請求項1記載の携帯通信端末であって、
音声通話用のスピーカ及びマイクロホンと、
上記アンテナの指向特性を、少なくとも上記スピーカが設けられている筐体主面に対して背面側方向となる指向特性と、無指向性との、何れかへ切り替える切り替え手段とを有し、
上記制御手段は、当該端末と人体との距離が所定の閾値よりも近いときには、上記切り替え手段を制御して、上記アンテナの指向特性を上記筐体主面に対して背面側方向となる指向特性に切り替えさせ、一方、当該端末と人体との距離が所定の閾値よりも遠いときには、上記切り替え手段を制御して、上記アンテナの指向特性を上記無指向性に切り替えさせることを特徴とする携帯通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098788A JP2005286741A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 携帯通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098788A JP2005286741A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 携帯通信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005286741A true JP2005286741A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35184655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004098788A Withdrawn JP2005286741A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 携帯通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005286741A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007080760A1 (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-19 | Nec Corporation | 携帯端末装置、アンテナ切り替え方法、及びプログラム |
JP2008177753A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Sharp Corp | 移動体無線通信機 |
JP2008301256A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Toshiba Corp | 情報処理装置および情報処理装置の制御方法 |
JP2012170071A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Samsung Electronics Co Ltd | 通信環境による端末機の制御方法およびこれを支援する携帯端末機 |
JP2012191268A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Advantest Corp | ワイヤレス電力送信機、無線タグおよびワイヤレス給電システム |
WO2013152541A1 (zh) * | 2012-04-11 | 2013-10-17 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种移动终端辐射的调节方法、装置及移动终端 |
WO2014161356A1 (zh) * | 2013-08-19 | 2014-10-09 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种降低sar的方法、移动终端和计算机存储介质 |
JP2015162733A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | シャープ株式会社 | 携帯端末装置 |
JP2015164253A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-10 | シャープ株式会社 | 通信端末、および制御方法 |
US9532322B2 (en) | 2011-02-10 | 2016-12-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile terminal and method for controlling the same in consideration of communication environment |
-
2004
- 2004-03-30 JP JP2004098788A patent/JP2005286741A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007080760A1 (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-19 | Nec Corporation | 携帯端末装置、アンテナ切り替え方法、及びプログラム |
JP2008177753A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Sharp Corp | 移動体無線通信機 |
JP2008301256A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Toshiba Corp | 情報処理装置および情報処理装置の制御方法 |
JP2012170071A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Samsung Electronics Co Ltd | 通信環境による端末機の制御方法およびこれを支援する携帯端末機 |
US9532322B2 (en) | 2011-02-10 | 2016-12-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Mobile terminal and method for controlling the same in consideration of communication environment |
JP2012191268A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Advantest Corp | ワイヤレス電力送信機、無線タグおよびワイヤレス給電システム |
WO2013152541A1 (zh) * | 2012-04-11 | 2013-10-17 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种移动终端辐射的调节方法、装置及移动终端 |
CN103368595A (zh) * | 2012-04-11 | 2013-10-23 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种移动终端辐射的调节方法、装置及移动终端 |
CN103368595B (zh) * | 2012-04-11 | 2017-04-26 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种移动终端辐射的调节方法、装置及移动终端 |
WO2014161356A1 (zh) * | 2013-08-19 | 2014-10-09 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种降低sar的方法、移动终端和计算机存储介质 |
JP2015162733A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | シャープ株式会社 | 携帯端末装置 |
JP2015164253A (ja) * | 2014-02-28 | 2015-09-10 | シャープ株式会社 | 通信端末、および制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4402045B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
US8560020B2 (en) | Apparatus and method for controlling a touchscreen in a wireless terminal | |
US20080112113A1 (en) | Portable electronic device including hinge assembly with user interface element | |
JP4010975B2 (ja) | 携帯通信端末装置 | |
JP5033532B2 (ja) | 通信端末 | |
JP2006109460A (ja) | 環境光センサを有する電子機器 | |
JP4568798B2 (ja) | 携帯電話機 | |
JP2001045124A (ja) | 情報端末 | |
WO2002103442A1 (en) | Electronic appliance | |
KR20040011493A (ko) | 촬영 제어 기능을 구비한 카메라 부착 절첩식 휴대 통신단말 및 해당 단말의 촬영 기능 제어 방법 | |
WO2012108443A1 (ja) | 電子機器、水検知手段の制御方法及び電子機器の動作モード設定方法 | |
US20080108396A1 (en) | Wireless communications terminals that selectively power radio communications components | |
JP2005167455A (ja) | 携帯電話端末 | |
US20050020239A1 (en) | Portable communication device and method of sensing camera operation mode in the portable communication device | |
JP2005286741A (ja) | 携帯通信端末 | |
US20070232325A1 (en) | Mobile communication terminal connectable to wireless LAN, communication control method performed in mobile communication terminal, and communication control program recorded on computer readable recording medium | |
JP4775212B2 (ja) | 携帯端末装置、その表示制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2005072734A (ja) | カメラ付き携帯端末、該携帯端末に用いられる画像表示方法及び表示制御プログラム | |
JP2010039289A (ja) | 携帯型電子機器 | |
JP2007096572A (ja) | 携帯電話機及び携帯用ホルダー | |
KR100594137B1 (ko) | 휴대단말기에서 입력모드를 제어하는 방법 | |
JP2007243762A (ja) | 携帯端末装置及びプログラム | |
JP4231804B2 (ja) | 携帯端末 | |
JP2008072465A (ja) | 携帯端末装置、該携帯端末装置に用いられる撮影モード検出表示装置及び撮影モード検出表示制御プログラム | |
JP2004312631A (ja) | 折畳式携帯電話装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070605 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20071009 |
|
A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20080227 |